JP6119275B2 - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置およびそれに関連する技術に関する。
画像形成システムにおいては、画像形成装置と当該画像形成装置にネットワーク介して接続された外部のコンピュータとを備え、当該画像形成装置における画像処理の設定に用いられる設定情報が当該外部のコンピュータにおいて入力され、当該外部のコンピュータの記憶部に記憶される技術が存在する。このような技術においては、画像形成装置からの要求に応じて、外部コンピュータにインストールされた所定のプログラムが実行され、当該外部のコンピュータに格納(記憶)されている設定情報が当該画像形成装置に送信される。
たとえば、特許文献1には、画像処理装置とパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとも称する)とを備え、当該パソコンにインストールされているプログラムが実行されることにより、次述の動作が行われる画像処理システムが記載されている。具体的には、画像処理システムにおいては、画像処理装置における画像処理の設定情報がパソコンにおいて入力され、当該パソコンのハードディスクに記憶される。そして、パソコンにインストールされたプログラムは、画像処理装置からの要求を受け付けると、当該パソコンに格納された設定情報を当該画像処理装置に向けて送信する。
このような特許文献1の技術によれば、操作者は、使い慣れた外部のコンピュータ(パソコン)を用いて、画像形成装置(画像処理装置)で実行される画像処理の設定情報を入力することが可能である。また、画像形成装置(画像処理装置)においては、外部のコンピュータ(パソコン)から送信されてくる設定情報を利用して、画像処理の設定を行うことが可能である。
特開2003−259074号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、外部のコンピュータ(サーバ)に格納されている画像処理(画像処理ジョブ)の設定情報(設定情報ファイル)を画像形成装置に送信するための特別のプログラムを当該外部のコンピュータにインストールしなければならい。
そこで、この発明の課題は、画像処理ジョブの設定項目の設定に用いられる設定情報ファイルを画像形成装置に送信するための特別のプログラムがサーバにインストールされていなくても、当該画像形成装置において当該設定情報ファイルを利用することが可能な技術を提供することに有る。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、画像形成装置であって、前記画像形成装置にネットワークを介して接続されたサーバにおける格納先フォルダであって、前記画像形成装置で実行される画像処理ジョブに関する設定用の設定情報ファイルの格納先のフォルダである格納先フォルダを特定する特定手段と、ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記特定手段により特定された前記格納先フォルダから情報を取得する通信制御手段と、前記通信制御手段によって取得された情報に基づいて、前記画像処理ジョブの設定項目を設定する設定手段と、を備え、前記画像処理ジョブは、原稿を光学的に読み取ることによってスキャン画像を生成するとともに前記スキャン画像を送信するスキャン送信ジョブであり、前記スキャン送信ジョブにおいては、前記スキャン画像の送信先のフォルダである送信先フォルダが指定され、前記特定手段は、前記スキャン送信ジョブにおいて指定される前記送信先フォルダを前記格納先フォルダとして特定し、前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されている場合には、前記通信制御手段は、ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記特定手段により特定された前記送信先フォルダから前記設定情報ファイルを前記ネットワークを介してダウンロードし、前記設定手段は、前記通信制御手段によってダウンロードされた前記設定情報ファイルに基づいて、前記スキャン送信ジョブの設定項目を設定し、前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されていない場合には、前記通信制御手段は、前記ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、過去のスキャン送信ジョブにおいて前記送信先フォルダに格納された複数のスキャン画像のファイル拡張子に関する拡張子情報を前記ネットワークを介して取得し、前記設定手段は、前記拡張子情報に基づいて前記複数のスキャン画像のファイル形式の中から最も多数のファイル形式を最多ファイル形式として特定し、前記最多ファイル形式を、前記スキャン送信ジョブにおいて生成される新たなスキャン画像のファイル形式として設定することを特徴とする。
請求項2の発明は、画像形成装置であって、前記画像形成装置にネットワークを介して接続されたサーバにおける格納先フォルダであって、前記画像形成装置で実行される画像処理ジョブに関する設定用の設定情報ファイルの格納先のフォルダである格納先フォルダを特定する特定手段と、ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記特定手段により特定された前記格納先フォルダから情報を取得する通信制御手段と、前記通信制御手段によって取得された情報に基づいて、前記画像処理ジョブの設定項目を設定する設定手段と、を備え、前記画像処理ジョブは、原稿を光学的に読み取ることによってスキャン画像を生成するとともに前記スキャン画像を送信するスキャン送信ジョブであり、前記スキャン送信ジョブにおいては、前記スキャン画像の送信先のフォルダである送信先フォルダが指定され、前記特定手段は、前記スキャン送信ジョブにおいて指定される前記送信先フォルダを前記格納先フォルダとして特定し、前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されている場合には、前記通信制御手段は、ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記特定手段により特定された前記送信先フォルダから前記設定情報ファイルを前記ネットワークを介してダウンロードし、前記設定手段は、前記通信制御手段によってダウンロードされた前記設定情報ファイルに基づいて、前記スキャン送信ジョブの設定項目を設定し、前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されていない場合には、前記通信制御手段は、前記ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、過去のスキャン送信ジョブにおいて前記送信先フォルダに格納された複数のスキャン画像のファイル作成日時に関する作成日時情報を前記ネットワークを介して取得し、前記設定手段は、前記作成日時情報に基づいて前記複数のスキャン画像の中から最新のスキャン画像を特定し、前記最新のスキャン画像のファイル形式を、前記スキャン送信ジョブにおいて生成される新たなスキャン画像のファイル形式として設定することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る画像形成装置において、前記格納先フォルダに複数の設定情報ファイルが格納されている場合において、前記格納先フォルダからダウンロードする一の設定情報ファイルを前記複数の設定情報ファイルの中から指定するための指定画面を表示部に表示する表示制御手段、をさらに備え、前記通信制御手段は、前記ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記指定画面を介して指定された前記一の設定情報ファイルを、前記ネットワークを介して前記格納先フォルダからダウンロードすることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記設定情報ファイルは、前記送信先フォルダを新たな送信先フォルダに変更すべき旨の変更情報を含み、前記設定手段は、前記変更情報に基づいて、前記スキャン画像の送信先を前記送信先フォルダから前記新たな送信先フォルダへと設定変更することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明に係る画像形成装置において、前記変更情報は、前記スキャン画像のファイル作成日時に応じて前記スキャン画像を各振り分け先フォルダに振り分ける際の振り分け手法に関する情報を含み、前記設定手段は、前記振り分け手法に関する情報に基づいて、前記スキャン画像の送信先を前記送信先フォルダから前記スキャン画像のファイル作成日時に応じた振り分け先フォルダへと設定変更することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5の発明に係る画像形成装置において、前記各振り分け先フォルダは、前記格納先フォルダの下位階層フォルダであることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記ファイル転送用の通信プロトコルは、FTPプロトコル、SMBプロトコルおよびWebDAVプロトコルの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
請求項8の発明は、画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、a)前記画像形成装置にネットワークを介して接続されたサーバにおける格納先フォルダであって、前記画像形成装置で実行される画像処理ジョブに関する設定用の設定情報ファイルの格納先のフォルダである格納先フォルダを特定するステップと、b)ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記ステップa)において特定された前記格納先フォルダから情報を取得するステップと、c)前記ステップb)において取得された情報に基づいて、前記画像処理ジョブの設定項目を設定するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記画像処理ジョブは、原稿を光学的に読み取ることによってスキャン画像を生成するとともに前記スキャン画像を送信するスキャン送信ジョブであり、前記スキャン送信ジョブにおいては、前記スキャン画像の送信先のフォルダである送信先フォルダが指定され、前記ステップa)においては、前記スキャン送信ジョブにおいて指定される前記送信先フォルダが前記格納先フォルダとして特定され、前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されている場合には、前記ステップb)において、ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記ステップa)にて特定された前記送信先フォルダから前記設定情報ファイルが前記ネットワークを介してダウンロードされ、前記ステップc)において、前記ステップb)にてダウンロードされた前記設定情報ファイルに基づいて、前記スキャン送信ジョブの設定項目が設定され、前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されていない場合には、前記ステップb)において、前記ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、過去のスキャン送信ジョブにて前記送信先フォルダに格納された複数のスキャン画像のファイル拡張子に関する拡張子情報が前記ネットワークを介して取得され、前記ステップc)において、前記拡張子情報に基づいて前記複数のスキャン画像のファイル形式の中から最も多数のファイル形式が最多ファイル形式として特定され、前記最多ファイル形式が、前記スキャン送信ジョブにて生成される新たなスキャン画像のファイル形式として設定されることを特徴とする。
請求項9の発明は、画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、a)前記画像形成装置にネットワークを介して接続されたサーバにおける格納先フォルダであって、前記画像形成装置で実行される画像処理ジョブに関する設定用の設定情報ファイルの格納先のフォルダである格納先フォルダを特定するステップと、b)ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記ステップa)において特定された前記格納先フォルダから情報を取得するステップと、c)前記ステップb)において取得された情報に基づいて、前記画像処理ジョブの設定項目を設定するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記画像処理ジョブは、原稿を光学的に読み取ることによってスキャン画像を生成するとともに前記スキャン画像を送信するスキャン送信ジョブであり、前記スキャン送信ジョブにおいては、前記スキャン画像の送信先のフォルダである送信先フォルダが指定され、前記ステップa)においては、前記スキャン送信ジョブにおいて指定される前記送信先フォルダが前記格納先フォルダとして特定され、前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されている場合には、前記ステップb)において、ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記ステップa)にて特定された前記送信先フォルダから前記設定情報ファイルが前記ネットワークを介してダウンロードされ、前記ステップc)において、前記ステップb)にてダウンロードされた前記設定情報ファイルに基づいて、前記スキャン送信ジョブの設定項目が設定され、前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されていない場合には、前記ステップb)において、前記ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、過去のスキャン送信ジョブにて前記送信先フォルダに格納された複数のスキャン画像のファイル作成日時に関する作成日時情報が前記ネットワークを介して取得され、前記ステップc)において、前記作成日時情報に基づいて前記複数のスキャン画像の中から最新のスキャン画像が特定され、前記最新のスキャン画像のファイル形式が、前記スキャン送信ジョブにて生成される新たなスキャン画像のファイル形式として設定されることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項8または請求項9の発明に係るプログラムにおいて、前記プログラムは、d)前記格納先フォルダに複数の設定情報ファイルが格納されている場合において、前記格納先フォルダからダウンロードする一の設定情報ファイルを前記複数の設定情報ファイルの中から指定するための指定画面を表示部に表示するステップ、を前記コンピュータにさらに実行させ、前記ステップb)においては、前記ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記指定画面を介して指定された前記一の設定情報ファイルが、前記ネットワークを介して前記格納先フォルダからダウンロードされることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項8ないし請求項10のいずれかの発明に係るプログラムにおいて、前記設定情報ファイルは、前記送信先フォルダを新たな送信先フォルダに変更すべき旨の変更情報を含み、前記ステップc)においては、前記変更情報に基づいて、前記スキャン画像の送信先が前記送信先フォルダから前記新たな送信先フォルダへと設定変更されることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項11の発明に係るプログラムにおいて、前記変更情報は、前記スキャン画像のファイル作成日時に応じて前記スキャン画像を各振り分け先フォルダに振り分ける際の振り分け手法に関する情報を含み、前記ステップc)においては、前記振り分け手法に関する情報に基づいて、前記スキャン画像の送信先が、前記送信先フォルダから前記スキャン画像のファイル作成日時に応じた振り分け先フォルダへと設定変更されることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項12の発明に係るプログラムにおいて、前記各振り分け先フォルダは、前記格納先フォルダの下位階層フォルダであることを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項8ないし請求項13のいずれかの発明に係るプログラムにおいて、前記ファイル転送用の通信プロトコルは、FTPプロトコル、SMBプロトコルおよびWebDAVプロトコルの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
請求項1ないし請求項14に記載の発明によれば、画像処理ジョブに関する設定用の設定情報ファイルを画像形成装置に送信するための特別のプログラムがサーバにインストールされていなくても、当該画像形成装置において当該設定情報ファイルを利用することが可能である。
第1実施形態に係る画像形成システムを示す図である。 画像形成装置の機能ブロックを示す図である。 サーバの機能ブロックを示す図である。 短縮宛先登録画面を示す図である。 報知画面を示す図である。 報知画面を示す図である。 選択画面を示す図である。 新規作成画面を示す図である。 指定画面を示す図である。 画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 宛先設定画面を示す図である。 設定画面を示す図である。 指定画面を示す図である。 設定画面を示す図である。 第2実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 フォルダの階層構造を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.システム構成概略>
図1は、マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral)(MFPとも略称する)10とサーバ50とを備える画像形成システム1の構成を示す概略図である。
<1−2.MFP10>
MFP10は、画像形成装置として機能する。より具体的には、MFP10は、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能およびファクシミリ通信機能などを備える装置(複合機とも称する)として構成される。
MFP10は、ネットワークNWを介してサーバ50に接続されており、当該サーバ50との間でデータ(データファイル)を送受信することが可能である。なお、ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)およびインターネットなどの各種のネットワークを含む。
具体的には、図2の機能ブロック図に示すように、MFP10は、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、入出力部6およびコントローラ9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って(すなわちスキャンして)、当該原稿の画像データ(原稿画像ないしスキャン画像とも称する)を生成する処理部である。換言すれば、画像読取部2は、スキャン部であるとも称される。
印刷出力部3は、印刷対象に関する画像データに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、通信ネットワークNWを介したネットワーク通信が可能である。このネットワーク通信では、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)、SMB(Server Message Block)およびWebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)等の各種のネットワークプロトコルが利用される。TCP/IPは、インターネットおよびイントラネット等で使用されるプロトコルである。FTPは、TCP/IP用のファイル転送プロトコルである。SMBは、Windows(登録商標)ネットワークにおいて、ファイル共有などの機能を提供するプロトコルである。WebDAVは、Webでファイル(データ)を授受するHTTPを拡張し、クライアントにおけるファイル管理機能を提供するプロトコルである。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の格納装置で構成される。この格納部5には、サーバ50からダウンロードした設定情報ファイルJF(後述)が一時的に格納される。また、格納部5には、各種データの送信先フォルダを短縮宛先として登録するアドレス帳が格納されている。
入出力部6は、MFP10に対する入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。詳細には、MFP10には操作パネルPNが設けられている。この操作パネルPNは、液晶表示パネルに圧電センサ等が埋め込まれて構成されており、表示部6bの一部として機能するとともに、操作入力部6aの一部としても機能する。
コントローラ9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御装置であり、CPUと、各種の半導体メモリ(RAMおよびROM等)とを備えて構成される。コントローラ9の制御下において各種の処理部が動作することによって、MFP10の各種の機能が実現される。たとえば、コントローラ9の制御下において、スキャン送信ジョブSPが実現される。また、コントローラ9は、次述するような各種の処理をも制御する。
コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM等)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)PGを実行することによって、各種の処理部を実現する。
具体的には、コントローラ9は、特定部91、通信制御部93、設定部95および表示制御部97を含む各種の処理部を実現する。
特定部91は、画像処理ジョブに関する設定用の設定情報ファイルJFを格納する格納先フォルダを特定する処理部である。なお、設定情報ファイルJFは、スキャン送信ジョブSPに関する設定項目の設定に用いられるデータファイルである。また、スキャン送信ジョブSPは、原稿のスキャニング(原稿を光学的に読み取ること)によってスキャン画像を生成するとともに当該スキャン画像を送信するジョブである。このスキャン送信ジョブSPは、スキャン画像の生成処理(画像処理)を含むことから、画像処理ジョブであるとも表現される。
通信制御部93は、通信部4と協働して通信動作を制御する処理部である。具体的には、通信制御部91は、ファイル転送用のプロトコルであるFTPを利用して、設定情報ファイルJFを、特定部91により特定された所定のフォルダからダウンロードする。
設定部95は、設定情報ファイルJFに基づいて、MFP10で実行される画像処理に関する設定項目を設定する処理部である。
表示制御部97は、操作パネルPNにおける表示動作を制御する処理部である。
<1−3.サーバ50>
サーバ50は、FTPを利用して他の機器との間でデータを授受することが可能なFTPサーバ機能を有するとともに、設定情報ファイルJF等を格納するファイルサーバ機能を有する。サーバ50は、設定情報ファイルJFをMFP10の外部に格納する装置であり、外部格納装置ないし情報格納装置などとも称される。
図3は、サーバ50の概略構成を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、サーバ50は、通信部54および格納部55等を備えている。
通信部54は、FTP等の通信プロトコルを利用して、MFP10との間でネットワーク通信を行う処理部である。
格納部55は、ハードディスクドライブ(HDD)等の格納装置で構成されている。この格納部55は、フォルダFD(「会議01」)を備えて構成される。
フォルダFD(「会議01」)には、スキャン送信ジョブSPに関する設定項目の設定に用いられる設定情報ファイルJF1(「File1.sjf」),JF2(「File2.sjf」)が格納されている。このフォルダFDは、設定情報ファイルJF1の格納先であることから、格納先フォルダとも称される。
<1−4.動作>
つぎに、この第1実施形態におけるMFP10の動作について説明する。
以下では、大きく2つの動作について説明する。1つ目は、設定情報ファイルJF(JF3)の生成処理に関する動作であり、2つ目は、スキャン送信ジョブSPの実行処理に関する動作である。
<1−4−1.設定情報ファイルJFの生成処理>
まず、1つ目の動作(設定情報ファイルJF(JF3)の生成処理に関する動作)について説明する。
この第1実施形態では、短縮宛先SA1の登録処理において、設定情報ファイルJF(JF3)が生成される。詳細には、短縮宛先SA1としてサーバ50のフォルダFDを登録する登録処理において、設定情報ファイルJF(JF3)が新規に生成される。そして、当該設定情報ファイルJF(JF3)は、サーバ50のフォルダFDに格納される。なお、ここでは、サーバ50のフォルダFDには既に複数の設定情報ファイルJF1(「File1.sjf」),JF2(「File2.sjf」)が格納されているものとし(図3参照)、短縮宛先SA1の登録処理において新規に生成される設定情報ファイルJF3は、追加的に格納されるものとする。
具体的には、MFP10において次述の処理が行われる。
まず、ユーザによる所定の操作に応じて短縮宛先SA1の登録処理が開始されると、MFP10の表示制御部97は、図4に示す画面GA1を操作パネルPNに表示する。画面GA1は、短縮宛先SA1の登録を行うための画面(短縮宛先登録画面とも称する)である。
図4に示すように、画面GA1は、複数のボックスBX1〜BX4と複数のボタンBT1,BT2とを備えて構成される。
複数のボックスBX1〜BX4は、短縮宛先SA1の登録に関する必要事項(「IPアドレス」、「フォルダ名」、「ユーザ名」および「パスワード」)を入力するためのボックスである。
具体的には、ボックスBX1は、短縮宛先SA1として登録される装置のIPアドレスを入力するためのボックスである。ここでは、ボックスBX1には、サーバ50のIPアドレス(「192.168.***.**」)が入力される。
ボックスBX2は、短縮宛先SA1として登録される装置(サーバ50)の所定のフォルダのフォルダ名を入力するためのボックスである。ここでは、ボックスBX2には、サーバ50のフォルダFDのフォルダ名(「会議01」)が入力される。
ボックスBX3は、短縮宛先SA1として登録される装置(サーバ50)のユーザ名を入力するためのボックスである。ここでは、ボックスBX3には、サーバ50のユーザ名(「yamamoto」)が入力される。
ボックスBX4は、短縮宛先SA1として登録される装置(サーバ50)に設定されたパスワードを入力するためのボックスである。ここでは、ボックスBX4には、サーバ50に設定されたパスワード(「*******」)が入力される。
また、ボタンBT1は、直前の画面(不図示)の表示指示を受け付けるためのボタン(「戻る」ボタンとも称する)であり、ボタンBT2は、短縮宛先SA1の登録開始指示を受け付けるためのボタン(「開始」ボタンとも称する)である。
このような画面GA1において上述の内容が入力された後、ボタンBT2が押下されると、MFP10の通信制御部93は、ボックスBX1に入力されたIPアドレスに従って、サーバ50との間の接続を開始する。
また、MFP10の表示制御部97は、図5に示す画面GA2を操作パネルPNに表示する。画面GA2は、MFP10とサーバ50との間で接続処理が行われている旨を報知するための報知画面である。
ここで、MFP10とサーバ50との間で接続が確立できなかった場合には、表示制御部97は、図6に示す画面GA3を操作パネルPNに表示する。画面GA3は、MFP10とサーバ50との間の接続が失敗した旨を報知するための報知画面である。この画面GA3内には短縮宛先SA1の登録処理を終了するためのボタンBT3が設けられており、当該ボタンBT3が押下されると、短縮宛先SA1が登録されることなく、当該短縮宛先SA1の登録処理が終了する。
一方、MFP10とサーバ50との間で接続が確立されると、MFP10は、サーバ50のフォルダFD(「会議01」)を短縮宛先SA1としてアドレス帳に登録する。
そして、MFP10の表示制御部97は、図7に示す画面GA4を操作パネルPNに表示する。
図7に示すように、画面GA4は、設定情報ファイルJF(JF3)の新規作成と、既存の設定情報ファイルJF(JF1,JF2)の更新とのいずれかを選択するための画面である。具体的には、画面GA7は、ラジオボタンRD1,RD2と、複数のボタンBT5,BT6を備えて構成される。
ボタンBT5は、設定情報ファイルJF(JF3)の新規作成を選択するためのボタン(「新規作成」ボタンとも称する)である。
ラジオボタンRD1,RD2は、既存の設定情報ファイルJFを更新する場合において、更新対象の設定情報ファイルJF(JF1,JF2)を指定するためのボタンである。
ボタンBT6は、ラジオボタンRD1,RD2を介して指定された一の設定情報ファイルJFの更新を選択するためのボタン(「更新」ボタンとも称する)である。
ここでは、新規作成ボタンBT5が選択され、設定情報ファイルJF(JF3)が新規に作成されたものとして、説明を続ける。
具体的には、新規作成ボタンBT5が選択されると、MFP10の表示制御部97は、図8に示す画面GA5を操作パネルPNに表示する。画面GA5は、スキャン送信ジョブSに関する設定項目の設定に用いられる設定情報ファイルJF(JF3)の新規作成画面である。
図8に示すように、画面GA5は、ラジオボタン群RB1,RB2,RB3と、チェックボックスCB1,CB2と、呼出ボタンBT7と、ボックスBX5と、作成開始ボタンBT8を備えて構成される。
ラジオボタン群RB1は、スキャン送信ジョブSPにおいて生成されるスキャン画像のファイル形式を選択するためのボタンである。ここでは、ファイル形式「PDF」に対応するラジオボタンが選択される。
ラジオボタン群RB2は、スキャン送信ジョブSPにおいて生成されるスキャン画像の解像度を選択するためのボタンである。ここでは、解像度「200dpi」に対応するラジオボタンが選択される。
ラジオボタン群RB3は、スキャン画像のファイル作成日時に応じて当該スキャン画像を各振り分け先フォルダに振り分ける際の振り分け手法(「年」、「月」、「年/月」)を選択するためのラジオボタンである。このラジオボタン群RB3は、振り分け手法に関するチェックボックスCB1にチェックが入力されている場合に、選択可能となる。なお、チェックボックスCB1にチェックが入力されていない場合には、このラジオボタン群RB3は、グレーアウトされた状態(すなわち、選択不可能な状態)で表示される。ここでは、チェックボックスCB1にチェックが入力されておらず、振り分け手法が選択されないものとする。なお、チェックボックスCB1にチェックが入力された場合の動作については、後述する。
呼出ボタンBT7は、フォルダ選択ダイアログ(不図示)を呼び出すためのボタンである。フォルダ選択ダイアログは、スキャン送信ジョブSPにおいて生成されるスキャン画像の保存先フォルダを選択するためのダイアログである。呼出ボタンBT7は、保存先フォルダに関するチェックボックスCB2にチェックが入力されている場合に、選択可能となる。なお、チェックボックスCB2にチェックが入力されていない場合には、ボタンBT7は、グレーアウトされた状態(すなわち、選択不可能な状態)で表示される。ここでは、チェックボックスCB2にチェックが入力されておらず、保存先フォルダが選択されないものとする。なお、チェックボックスCB2にチェックが入力された場合の動作については、後述する。
なお、チェックボックスCB1,CB2は、互いに排他制御されており、当該チェックボックスCB1,CB2の両者にチェックを入力することはできない。
また、ボックスBX5は、スキャン画像に付与されるファイル名を入力するためのボックスである。ここでは、ボックスBX5にファイル名「議事録」が入力される。なお、ファイル名としては、このボックスBX5に入力された文字列(「議事録」等)と連番(「01」、「02」等)とを組み合わせた文字列(「議事録01」等)が付与される。
作成開始ボタンBT8は、設定情報ファイルJF(JF3)の作成開始を受け付けるためのボタンである。
このような画面GA5において上述の内容が入力された上で、作成開始ボタンBT8が押下されると、MFP10は、設定情報ファイルJF3(「File3.sjf」)を新規に作成(生成)する。具体的には、MFP10は、画面GA5(図8参照)における入力内容に従って、スキャン画像のファイル形式(「PDF」形式)と、読み取りの解像度(「200dpi」)と、当該スキャン画像のファイル名(「議事録01」)とを含むこの設定情報ファイルJF3を新規に作成する。この設定情報ファイルJF3には、既存の設定情報ファイルJF1,JF2と同様に、専用の拡張子(「.sjf」)が用いられる。これにより、設定情報ファイルJFと当該設定情報ファイルJF以外のファイル(画像ファイル等)とを容易に区別することが可能である。
設定情報ファイルJF3(「File3.sjf」)が生成されると、MFP10は、設定情報ファイルJF3を、短縮宛先SA1として登録されたサーバ50のフォルダFD(「会議01」)に向けて送信する。これにより、サーバ50のフォルダFDには、既存の設定情報ファイルJF1,JF2に加え、新規に作成された設定情報ファイルJF3が格納(登録)される。換言すれば、サーバ50のフォルダFDは、設定情報ファイルJF1〜JF3の格納先フォルダとして機能する。
この後、MFP10の表示制御部97は、図9に示す画面GA6を操作パネルPNに表示する。画面GA6は、スキャン送信ジョブSPに関する設定項目の設定に利用する設定情報ファイルJFを指定するための指定画面である。
図9に示すように、画面GA6は、チェックボックスCB61,CB62と、ラジオボタンRD61〜RD63と、ボタンBT10とを備えて構成される。
画面GA6においてチェックボックスCB61にチェックが入力されると、設定情報ファイルJFは、後述の指定画面GA9(図13参照)を介してスキャン送信ジョブSPの実行時にその都度指定される。
一方、画面GA6においてチェックボックスCB62にチェックが入力されると、設定情報ファイルJFは、ラジオボタンRD61〜RD63を介して予め指定される。ラジオボタンRD61,RD62,RD63は、設定情報ファイルJF3,JF2,JF1にそれぞれ対応する。
ここでは、チェックボックスCB61にチェックが入力され、ボタンBT10が押下される状況を想定し、設定情報ファイルJFは、後述の指定画面GA9(図13参照)を介してスキャン送信ジョブSPの実行時にその都度選択されるものとする。
<1−4−2.スキャン送信ジョブSPの実行処理>
続いて、2つ目の動作(スキャン送信ジョブSPの実行処理に関する動作)について説明する。
図10は、スキャン送信ジョブSPの実行処理に関する動作を示すフローチャートである。以下では、図10に示すフローチャートを参照しつつ、スキャン送信ジョブSPの実行処理に関する動作について詳細に説明する。
スキャン送信ジョブSPの開始指示が受け付けられると、MFP10の表示制御部97は、図11に示す宛先設定画面GA7を操作パネルPNに表示する(図10のステップS11)。宛先設定画面GA7は、スキャン送信ジョブSPにおいて生成される新たなスキャン画像の送信先フォルダを設定するための画面である。
図11に示すように、宛先設定画面GA7は、宛先ボタンBT11,BT12,...と、設定ボタンBT20とを備えて構成される。
宛先ボタンBT11,BT12,...は、MFP10のアドレス帳に登録されている短縮宛先SA1,SA2,...にそれぞれ対応するボタンである。設定ボタンBT20は、宛先選択用ボタンBT11,BT12,...を介して選択された一の短縮宛先SAを、スキャン送信ジョブSPにおいて生成される新たなスキャン画像の送信先フォルダとして設定(指定)するためのボタンである。
ここでは、上述の短縮宛先の登録処理で登録された短縮宛先SA1(サーバ50のフォルダFD)に対応する宛先ボタンBT11が選択され、設定ボタンBT20が押下されたものとする。これに伴い、MFP10は、短縮宛先SA1として登録されたサーバ50のフォルダFDを、スキャン送信ジョブSPにおいて生成される新たなスキャン画像の送信先フォルダに設定(指定)する(ステップS12)。すなわち、MFP10は、フォルダFDを送信先フォルダとして指定する。
次に、ステップS13において、MFP10の特定部91は、設定情報ファイルJFの格納先フォルダを特定する。具体的には、特定部91は、ステップS12において指定された「送信先フォルダ」を、設定情報ファイルJFの「格納先フォルダ」として特定する。「送信先フォルダ」を「格納先フォルダ」としても利用することによれば、複数のスキャン送信ジョブのそれぞれにおいて、「送信先フォルダ」の指定操作によって「格納先フォルダ」をも同時に指定することができる。換言すれば、複数のスキャン送信ジョブのそれぞれにおいて、「格納先フォルダ」の独自の指定操作を省略することが可能である。したがって、操作者は、高い操作性を得ることができる。
この後、MFP10は、設定情報ファイルJFがサーバ50のフォルダFDに格納されているか否かを判定し(ステップS14)、その判定結果に基づく分岐処理を行う。設定情報ファイルJFがフォルダFDに格納されていると判定されると、当該設定情報ファイルJFに基づきスキャン送信ジョブSPの設定項目が自動で設定された上で(後述のステップS15〜S17)、設定画面GA10(図14参照)(後述)が操作パネルPNに表示される(後述のステップS18)。一方、設定情報ファイルJFがフォルダFDに格納されていないと判定されると、スキャン送信ジョブSPの設定項目が自動で設定されることなく、設定画面GA8(図12参照)(後述)が操作パネルPNに表示される(後述のステップS18)。
まず、ステップS14において、設定情報ファイルJFがサーバ50のフォルダFDに格納されていると判定される場合について説明する。この場合、処理はステップS14からステップS15に進む。ここでは、サーバ50のフォルダFDには、3つの設定情報ファイルJF1,JF2,JF3が格納されているため、設定情報ファイルJFがスキャン画像の宛先に格納されていると判定され、処理はステップS15に進む。
ステップS15においては、MFP10の表示制御部97は、図13に示す指定画面GGA9を操作パネルPNに表示する。指定画面GA9は、スキャン送信ジョブSPに関する設定項目の設定に利用する一の設定情報ファイルJF(利用対象ファイルとも称する)を、複数の設定情報ファイルJFの中から指定するための画面である。
なお、ここでは、サーバ50のフォルダFDに3つの設定情報ファイルJF1〜JF3が格納されていることから、次に詳述するように、指定画面GA9において一の設定情報ファイルJFが操作者の選択操作に応じて(手動で)指定される。ただし、サーバ50のフォルダFDに設定情報ファイルJF(たとえば、(最新の)設定情報ファイルJF3)が単独で格納されている場合には、(指定画面GA9を介さずに)当該設定情報ファイルJF(JF3)が利用対象ファイルとして自動で指定されればよい。
図13に示すように、指定画面GA9は、複数のラジオボタンRD81,RD82,RD83と、開始ボタンBT30とを備えて構成される。
ラジオボタンRD81,RD82,RD83は、サーバ50のフォルダFD(「会議01」)に格納されている設定情報ファイルJF3,JF2,JF1にそれぞれ対応するボタンである。このラジオボタンRD81,RD82,RD83を介して、スキャン送信ジョブSPに関する設定項目の設定に利用する一の設定情報ファイルJFが操作者により指定される。
開始ボタンBT30は、ラジオボタンRD81,RD82,RD83を介して指定された一の設定情報ファイルJFのダウンロードの開始指示を受け付けるボタンである。
ここでは、最新の設定情報ファイルJF3(「File.sjf」)に対応するラジオボタンRD81が選択され、開始ボタンBT30が押下されたものして、説明を続ける。
ラジオボタンRD81が選択され、開始ボタンBT30が押下されると、MFP10の通信制御部91は、FTPを利用して、設定情報ファイルJF3をサーバ50のフォルダFD(「会議01」)からダウンロードする(ステップS16)。
そして、MFP10の設定部95は、設定情報ファイルJF3に基づいて、スキャン送信ジョブSPに関する設定項目の設定を自動で行う(ステップS17)。
具体的には、設定部95は、設定情報ファイルJF3に基づいて、設定項目「ファイル形式」、設定項目「解像度」および設定項目「ファイル名」の設定を自動で行う。詳細には、設定部95は、設定項目「ファイル形式」を「PDF形式」に設定し、設定項目「解像度」を「200dpi」に設定し、設定項目「ファイル名」を「議事録01.pdf」に設定する。
この後、ステップS18において、MFP10の表示制御部97は、図14に示す設定画面GA10を操作パネルPNに表示する。設定画面GA10は、スキャン送信ジョブSPの設定を手動で行うための画面である。設定画面GA10によれば、自動で設定された設定内容を修正(変更)することが可能である。
図14に示すように、設定画面GA10は、呼出ボタンBN1〜BN6を備えて構成される。呼出ボタンBN1〜BN6は、スキャン送信ジョブSPに関する各設定項目(「原稿画質」、「カラー」、「解像度」、「ファイル(形式)」、「OCR」、「合成」)の各詳細設定画面(不図示)を呼び出すためのボタンである。当該呼出ボタンBN1〜BN6の内部には、各設定項目の設定内容(「文字」、「フルカラー」、「200dpi」、「PDF(形式)」、「なし」、「スタンプ」)が表示される。詳細には、ボタンBN1,BN2,BN5,BN6の内部には、各設定項目(「原稿画質」、「カラー」、「OCR」、「合成」)のデフォルトの設定内容(「文字」、「フルカラー」、「なし」、「スタンプ」)が表示される。これに対して、ボタンBN3,BN4の内部には、各設定項目(「ファイル」、「OCR」)の自動設定(ステップS17)後の設定内容(「200dpi」、「PDF(形式)」)が表示される。このように、設定画面GA10においては、スキャン送信ジョブSPの各設定項目に関し、設定情報ファイルJF3に基づいて自動で設定された設定内容が反映される。
この設定画面GA10において操作者による設定操作が受け付けられると、MFP10の設定部95は、当該設定操作に応じてスキャン送信ジョブSPの設定項目を適宜設定(設定変更)する。
この後、スキャン送信ジョブSPの実行開始を指示する所定の操作(MFP10に設けられたスタートキーの押下操作)が受け付けられると、MFP10は、上述の設定内容に基づいて当該スキャン送信ジョブSPの実行を開始する。
次に、ステップS14において、設定情報ファイルJFがサーバ50のフォルダFDに格納されていないと判定される場合について説明する。この場合、スキャン送信ジョブSPの設定項目が自動で設定されることなく、処理はステップS14からステップS18に進む。
ステップS18においては、MFP10の表示制御部97は、図12に示す設定画面GA8を操作パネルPNに表示する。設定画面GA8は、スキャン送信ジョブSPの設定を手動で行うための画面である。
図12に示すように、設定画面GA8は、画面GA10と同様に、呼出ボタンBN1〜BN6を備えて構成されている。ただし、設定画面GA8の呼出ボタンBN1〜BN6の内部には、各設定項目のデフォルトの設定内容(「文字」、「フルカラー」、「400dpi」、「JPEG」、「なし」、「スタンプ」)が表示される。特に、設定画面GA8の呼出ボタンBN3,BN4の内部の表示内容(デフォルトの設定内容)と設定画面GA10の呼出ボタンBN3,BN4の内部の表示内容(自動設定後の設定内容)とは、異なっている。
この設定画面GA8において操作者による設定操作が受け付けられると、MFP10の設定部95は、当該設定操作に応じてスキャン送信ジョブSPの設定項目を適宜設定する。
以上の動作においては、FTPを利用して、スキャン送信ジョブSPに関する設定項目の設定に用いられる設定情報ファイルJF3が、サーバ50のフォルダFDからMFP10にダウンロードされる(図10のステップS16)。換言すれば、設定情報ファイルJF3をMFP10に送信する特別のプログラムがサーバ50にインストールされていなくても、一般的なファイル転送用のプロトコルであるFTPを利用して、当該設定情報ファイルJFが当該サーバ50からMFP10にダウンロードされる。したがって、設定情報ファイルJF3をMFP10に送信するための特別のプログラムがサーバ50にインストールされていなくても、当該設定情報ファイルJF3をMFP10において利用すること(より詳細には、スキャン送信ジョブSPの設定を自動で行うこと)が可能である。
また、設定情報ファイルJFがMFP10側ではなくサーバ50側に格納(記憶)されるので、同様のスキャン送信ジョブSP(画像処理ジョブ)を複数のMFP10で行う場合において、サーバ50内の設定情報ファイルJFを当該複数のMFPで共用することが可能である。換言すれば、設定情報ファイルJFを複数のMFPのそれぞれに格納するための手間を削減することが可能である。
たとえば、複数のMFP10(10A,10B,10C(いずれも不図示))とサーバ50とを備える画像形成システムにおいて、共用対象の設定情報ファイルJFがサーバ50内の所定のフォルダに格納されればよい。そして、スキャン送信ジョブSPにおいて、各MFP10A,10B,10Cは、FTPを利用して、設定情報ファイルJFをサーバ50の所定のフォルダからダウンロードする。換言すれば、各MFP10A,10B,10Cは、スキャン送信ジョブSPにおいて、サーバ50の所定のフォルダに格納された設定情報ファイルJFを共用する。これによれば、同様の設定情報ファイルJFを各MFP10A,10B,10Cにそれぞれ格納するための手間を抑制することが可能である。
また、設定情報ファイルJFがMFP10側でなくサーバ50側に格納されるので、既存のMFPを新たなMFPに置き換えたとしても、当該新たなMFPに当該設定情報ファイルJFを格納せずに済む。
また、上述の動作においては、設定情報ファイルJF3に基づいてスキャン送信ジョブSPの一部の設定項目が自動で設定された後(図10のステップS17)、図14に示す設定画面GA10が操作パネルPNに表示される(ステップS18)。したがって、操作者は、設定画面GA10(図14参照)を通じて、設定情報ファイルJF3に基づいて自動で設定された設定項目(「ファイル形式」、「解像度」)の設定内容(「PDF(形式)」、「200dpi」)を確認することが可能である。さらに、操作者は、この設定画面GA10(図14参照)を通じて、スキャン送信ジョブSPの設定項目に関する設定を手動で変更することも可能である。
また、サーバ50のフォルダFDに複数の設定情報ファイルJF1〜JF3が格納されている場合であっても、上述のステップS15においては指定画面GA9(図13参照)が操作パネルPNに表示されるので、操作者は、当該フォルダFDからダウンロードすべき所望の一の設定情報ファイルJF(JF3)を確実に指定することが可能である。
<2.第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
第2実施形態では、スキャン画像の宛先として設定されたサーバ50のフォルダFDに設定情報ファイルJFが格納されていない場合に、スキャン送信ジョブSPに関する種々の設定項目のうち設定項目「ファイル形式」が自動で設定される場合を例示する。
図15は、この第2実施形態に係るMFP10の動作を示すフローチャートである。
図15のステップS11〜S18においては、図10のステップS11〜ステップS18とそれぞれ同様の処理が実行される。ただし、図10のフローチャートにおいては、ステップS14でNOと判定された場合に、ステップS18に直接進む一方で、図15のフローチャートにおいては、ステップS31,S32を経由して、ステップS18に進む。この点において、図15のフローチャートの処理は、図10のフローチャートの処理と相違する。
以下、図15のステップS31,S32の処理について説明する。
図15のステップS31においては、MFP10の通信制御部93は、過去のスキャン送信ジョブSPにおいて送信先フォルダ(サーバ50のフォルダFD)に格納された複数のスキャン画像のファイル拡張子に関する情報(以下、拡張子情報とも称する)をネットワークを介して取得する。
具体的には、通信制御部93は、サーバ50のフォルダFDに格納されている複数のスキャン画像のファイル名に関するファイル名情報を取得する。ここでは、サーバ50のフォルダFDには5つのスキャン画像SG1〜SG5が格納されており、通信制御部91は、当該スキャン画像SG1〜SG5のファイル名に関するファイル名情報(詳細には、「image01.pdf」、「image02.pdf」、「image03.pdf」、「image04.jpg」、「image05.tif」)を取得する。このファイル名情報には、スキャン画像SG1〜SG5のファイル拡張子に関する拡張子情報(「.pdf」、「.pdf」、「.pdf」、「.jpg」、「.tif」)が含まれている。なお、スキャン画像SG1〜SG3はPDF(Portable Document Format)形式のファイルであり、スキャン画像SG4はJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式のファイルであり、スキャン画像SG5はTIFF(Tagged Image File Format)形式のファイルである。
この後、ステップS32において、MFP10の設定部95は、ファイル名情報に含まれている拡張子情報(「.pdf」、「.pdf」、「.pdf」、「.jpg」、「.tif」)に基づいて、スキャン送信ジョブSPにおいて生成される新たなスキャン画像のファイル形式を設定する。
具体的には、設定部95は、拡張子情報に基づいて、5つのスキャン画像SG1〜SG5のファイル形式の中から最も多数のファイル形式を最多ファイル形式として特定する。ここでは、設定部95は、5つのスキャン画像SG1〜SG5のうち3つのスキャン画像SG1〜SG3のファイル形式である「PDF形式」を最多ファイル形式として特定する。そして、設定部93は、当該最多ファイル形式(PDF形式)をスキャン送信ジョブSPにおいて生成される新たなスキャン画像のファイル形式として設定する。換言すれば、設定部93は、スキャン送信ジョブSPの設定項目「ファイル形式」を「PDF(形式)」に設定する。
以上の動作によれば、スキャン画像の宛先として設定されたサーバ50のフォルダFDに設定情報ファイルJFが格納されていない場合であっても、スキャン送信ジョブSPに関する複数の設定項目のうち設定項目「ファイル形式」を自動で設定することが可能である。
なお、上記第2実施形態においては、送信先フォルダにスキャン画像SG1〜SG5が格納されていることを前提として、図15のステップS31,S32の処理が実行される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、送信先フォルダにスキャン画像が全く格納されていない場合には、図15のステップS31,S32の処理が実行されることなく、上述のステップS18の処理が実行されるようにしてもよい。
<3.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記各実施形態においては、設定情報ファイルJF3がFTP(File Transfer Protocol)を利用してサーバ50のフォルダFDからダウンロードされる場合を例示したが、これに限定されず、当該FTP以外のプロトコルを利用してダウンロードされるようにしてもよい。具体的には、設定情報ファイルJF3がSMB(Server Message Block)を利用してダウンロードされるようにしてもよく、あるいは、設定情報ファイルJF3がWebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)を利用してダウンロードされるようにしてもよい。
また、上記第1実施形態においては、図8に示す画面GA5において、振り分け手法に関するチェックボックスCB1にチェックが入力されず、振り分け手法が選択されない場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、図8に示す画面GA5において、チェックボックスCB1にチェックが入力され、ラジオボタン群RB3を介して振り分け手法が選択されるようにしてもよい。
ラジオボタン群RB3は、スキャン画像のファイル作成日時に応じて当該スキャン画像を各振り分け先フォルダに振り分ける際の振り分け手法(「年」、「月」、「年/月」)を選択するための複数のラジオボタンを有する。ラジオボタン群RB3は、振り分け手法にそれぞれ対応する3つのラジオボタン(「年」、「月」、「年/月」)を有する。
振り分け手法「年」は、スキャン画像のファイル作成年(「2013年」等)に応じた「年」フォルダ(「2013」等)を格納先フォルダ(「会議01」)の下位階層に生成し、スキャン画像を当該「年」フォルダに振り分ける手法である。
振り分け手法「月」は、スキャン画像のファイル作成年月(「2013年1月」等)に応じた「年月」フォルダ(「201301」等)を格納先フォルダ(「会議01」)の下位階層に生成し、スキャン画像を当該「年月」フォルダに振り分ける手法である。
振り分け手法「年/月」は、スキャン画像のファイル作成年(「2013年」等)に応じた「年」フォルダ(「2013」等)を格納フォルダ(「会議01」)の下位階層に生成し且つ当該スキャン画像のファイル作成月(「1月」等)に応じた「月」フォルダ(「01」等)を「年フォルダ」の下位階層に生成し、スキャン画像を当該「月」フォルダに振り分ける手法である。
図8に示す画面GA5において、たとえば、チェックボックスCB1にチェックが入力され、振り分け手法「年/月」に対応するラジオボタンが選択された場合には、MFP10は、振り分け手法「年/月」を示す情報(振り分け手法「年/月」に関する情報とも称する)を含む設定情報ファイルJFを生成する。なお、振り分け手法「年/月」に関する情報は、スキャン画像の送信先フォルダを振り分け先フォルダに変更すべき情報であることから、変更情報であるとも表現される。
また、画面GA5において振り分け手法「年/月」に対応するラジオボタンが選択されると、スキャン送信ジョブSPの実行時には、MFP10において次述の動作が行われる。
具体的には、図16に示すように、MFP10は、スキャン画像のファイル作成年に応じた「年」フォルダ(たとえば「2013」)を、図12のステップS11において指定された送信先フォルダ(「会議01」)の下位階層フォルダ(「子フォルダ」)として生成する。さらに、MFP10は、スキャン画像のファイル作成月に応じた「月」フォルダ(たとえば「01」)を、「年」フォルダの下位階層フォルダ(「孫フォルダ」)として生成する。そして、MFP10の設定部95は、「月」フォルダ(「孫」フォルダ)を新たな送信先フォルダとして設定する。換言すれば、MFP10は、振り分け手法「年/月」に関する情報に基づいて、スキャン画像の送信先を、図12のステップS11において指定された送信先フォルダ(「会議01」)から新たな送信先フォルダ(「01」)へと設定変更する。
なお、振り分け手法「年」に対応するラジオボタンが選択された場合、あるいは、振り分け手法「月」に対応するラジオボタンが選択された場合も、上記と同様に、設定情報ファイルJFにおける「振り分け手法」に関する情報に基づいて、スキャン画像の送信先が適宜設定変更される。
また、図8に示す画面GA5において、チェックボックスCB1ではなく、保存先フォルダに関するチェックボックスCB2にチェックが入力され、呼出ボタンBT7により呼び出されるフォルダ選択ダイアログ(不図示)を介して特定のフォルダが選択されるようにしてもよい。
詳細には、チェックボックスCB2にチェックが入力され、呼出ボタンBT7が操作者により押下されると、MFP10の表示制御部97は、フォルダ選択ダイアログ(不図示)を操作パネルPNに表示する。そして、当該フォルダ選択ダイアログを介して特定のフォルダが操作者により選択されると、MFP10は、スキャン画像の送信先を当該特定のフォルダに変更すべき変更情報を含む設定情報ファイルJFを生成する。
また、画面GA5においてフォルダ選択ダイアログ(不図示)を介して特定のフォルダが選択されると、スキャン送信ジョブSPの実行時には、MFP10において次述の動作が行われる。具体的には、MFP10の設定部95は、設定情報ファイルJFに基づいて、スキャン画像の送信先を、図12のステップS11において指定された送信先フォルダからフォルダ選択ダイアログ(不図示)を介して予め選択された特定のフォルダへと設定変更する。
また、上記第1実施形態では、スキャン送信ジョブSPの設定項目の設定に用いられる一の設定情報ファイルJFが図13に示す指定画面GA9を介して当該スキャン送信ジョブSPの実行時にその都度指定される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、スキャン送信ジョブSPの設定項目の設定に用いられる一の設定情報ファイルJFが図9に示す画面GA6を介して短縮宛先SA1の登録時に予め指定されるようにしてもよい。具体的には、図9に示す画面GA6において、チェックボックスCB62にチェックが入力され、ラジオボタンRD61が選択された上で、ボタンBT10が押下されると、設定情報ファイルJF3(「File3.sjf」)がスキャン送信ジョブSPの設定項目の設定に用いられるようにしてもよい。
また、上記第2実施形態では、送信先フォルダに格納されている複数のスキャン画像のファイル名情報を取得し、当該ファイル名情報に含まれる拡張子情報に基づいてスキャン送信ジョブSPの設定項目「ファイル形式」が自動で設定される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、送信先フォルダに格納されている複数のスキャン画像の作成日時情報を取得し、当該作成日時情報に基づいてスキャン送信ジョブSPの設定項目「ファイル形式」が自動で設定されるようにしてもよい。
具体的には、MFP10は、送信フォルダから取得した作成日時情報に基づいて、当該送信先フォルダに格納されている複数のスキャン画像の中から最新のスキャン画像を特定するようにすればよい。そして、MFP10は、当該最新のスキャン画像のファイル形式を、スキャン送信ジョブSPにおいて生成される新たなスキャン画像のファイル形式として設定するようにすればよい。
また、上記第1実施形態では、設定情報ファイルJF(JF3)が短縮宛先SA(SA1)の登録処理において生成される場合を例示したが、これに限定されず、短縮宛先SA(SA1)の登録処理とは別のタイミングにおいて当該設定情報ファイルJF(JF3)が生成されるようにしてもよい。たとえば、短縮宛先SAの登録処理の完了後からスキャン送信ジョブSPの実行が開始されるまでの期間内において、設定情報ファイルJFが生成されるようにしてよい。
また、上記各実施形態では、図8に示す新規作成画面GA5において、スキャン送信ジョブSPに関する設定項目「ファイル形式」、「解像度」、「振り分け先フォルダ」、「保存先フォルダ」および「ファイル名」が設定される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、図8に示す新規作成画面GA5において、スキャン送信ジョブSPに関するその他の設定項目(「カラー」、「文字認識(OCR)」、「濃度」、「原稿画質」および「合成」等)も設定されるようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、送信先フォルダ(サーバ50のフォルダFD)が設定情報ファイルJFの格納先フォルダとして特定される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、送信先フォルダ(サーバ50のフォルダFD1)とは異なるフォルダ(サーバ50のフォルダFD2)に設定情報ファイルJFが格納されており、操作者による格納先フォルダの指定操作に応じて、当該フォルダFD2が設定情報ファイルJFの格納先フォルダとして特定されるようにしてもよい。換言すれば、スキャン画像の送信先フォルダと設定情報ファイルJFの格納先フォルダとが異なるようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、サーバ50のフォルダFDがスキャン画像の送信先フォルダとして設定される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、MFP10内の所定の格納先(以下、格納ボックスとも称する)BXが当該送信先フォルダとして設定されるようにしてもよい。この場合、送信先フォルダとして設定されたMFP10の格納ボックスBXではなく、(操作者による指定操作に応じて、)サーバ50のフォルダFDが、設定情報ファイルJFの格納先フォルダとして特定されるようにすればよい。
また、上記第1実施形態では、画像処理ジョブがスキャン送信ジョブSPである場合を例示したが、これに限定されず、当該スキャン送信ジョブSP以外の画像処理ジョブ(コピージョブCPおよびファクシミリ送信ジョブFP)においても、上記第1実施形態の思想を適用することが可能である。
具体的には、コピージョブCPにおいては、当該コピージョブCPに関する設定用の設定情報ファイルJF10がサーバ50のフォルダFD10に格納されるようにすればよい。そして、コピージョブCPの実行時において、設定情報ファイルJF10がサーバ50のフォルダFD10からダウンロードされ、コピージョブCPに関する設定項目がMFP10において自動で設定されるようにすればよい。
また、ファクシミリ送信ジョブFPにおいては、当該ファクシミリ送信ジョブFPに関する設定用の設定情報ファイルJF20がサーバ50のフォルダFD20に格納されるようにすればよい。そして、ファクシミリ送信ジョブFPの実行時において、設定情報ファイルJF20がサーバ50のフォルダFD20からダウンロードされ、ファクシミリ送信ジョブFPに関する設定項目がMFP10において自動で設定されるようにすればよい。
JF 設定情報ファイル
PN 操作パネル
RB1,RB2,RB3 ラジオボタン群
RD61〜RD63 ラジオボタン
RD81,RD82,RD83 ラジオボタン
SA1,SA2 短縮宛先
SP スキャン送信ジョブ

Claims (14)

  1. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置にネットワークを介して接続されたサーバにおける格納先フォルダであって、前記画像形成装置で実行される画像処理ジョブに関する設定用の設定情報ファイルの格納先のフォルダである格納先フォルダを特定する特定手段と、
    ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記特定手段により特定された前記格納先フォルダから情報を取得する通信制御手段と、
    前記通信制御手段によって取得された情報に基づいて、前記画像処理ジョブの設定項目を設定する設定手段と、
    を備え
    前記画像処理ジョブは、原稿を光学的に読み取ることによってスキャン画像を生成するとともに前記スキャン画像を送信するスキャン送信ジョブであり、
    前記スキャン送信ジョブにおいては、前記スキャン画像の送信先のフォルダである送信先フォルダが指定され、
    前記特定手段は、前記スキャン送信ジョブにおいて指定される前記送信先フォルダを前記格納先フォルダとして特定し、
    前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されている場合には、
    前記通信制御手段は、ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記特定手段により特定された前記送信先フォルダから前記設定情報ファイルを前記ネットワークを介してダウンロードし、
    前記設定手段は、前記通信制御手段によってダウンロードされた前記設定情報ファイルに基づいて、前記スキャン送信ジョブの設定項目を設定し、
    前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されていない場合には、
    前記通信制御手段は、前記ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、過去のスキャン送信ジョブにおいて前記送信先フォルダに格納された複数のスキャン画像のファイル拡張子に関する拡張子情報を前記ネットワークを介して取得し、
    前記設定手段は、前記拡張子情報に基づいて前記複数のスキャン画像のファイル形式の中から最も多数のファイル形式を最多ファイル形式として特定し、前記最多ファイル形式を、前記スキャン送信ジョブにおいて生成される新たなスキャン画像のファイル形式として設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置にネットワークを介して接続されたサーバにおける格納先フォルダであって、前記画像形成装置で実行される画像処理ジョブに関する設定用の設定情報ファイルの格納先のフォルダである格納先フォルダを特定する特定手段と、
    ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記特定手段により特定された前記格納先フォルダから情報を取得する通信制御手段と、
    前記通信制御手段によって取得された情報に基づいて、前記画像処理ジョブの設定項目を設定する設定手段と、
    を備え
    前記画像処理ジョブは、原稿を光学的に読み取ることによってスキャン画像を生成するとともに前記スキャン画像を送信するスキャン送信ジョブであり、
    前記スキャン送信ジョブにおいては、前記スキャン画像の送信先のフォルダである送信先フォルダが指定され、
    前記特定手段は、前記スキャン送信ジョブにおいて指定される前記送信先フォルダを前記格納先フォルダとして特定し、
    前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されている場合には、
    前記通信制御手段は、ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記特定手段により特定された前記送信先フォルダから前記設定情報ファイルを前記ネットワークを介してダウンロードし、
    前記設定手段は、前記通信制御手段によってダウンロードされた前記設定情報ファイルに基づいて、前記スキャン送信ジョブの設定項目を設定し、
    前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されていない場合には、
    前記通信制御手段は、前記ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、過去のスキャン送信ジョブにおいて前記送信先フォルダに格納された複数のスキャン画像のファイル作成日時に関する作成日時情報を前記ネットワークを介して取得し、
    前記設定手段は、前記作成日時情報に基づいて前記複数のスキャン画像の中から最新のスキャン画像を特定し、前記最新のスキャン画像のファイル形式を、前記スキャン送信ジョブにおいて生成される新たなスキャン画像のファイル形式として設定することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記格納先フォルダに複数の設定情報ファイルが格納されている場合において、前記格納先フォルダからダウンロードする一の設定情報ファイルを前記複数の設定情報ファイルの中から指定するための指定画面を表示部に表示する表示制御手段、
    をさらに備え、
    前記通信制御手段は、前記ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記指定画面を介して指定された前記一の設定情報ファイルを、前記ネットワークを介して前記格納先フォルダからダウンロードすることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記設定情報ファイルは、前記送信先フォルダを新たな送信先フォルダに変更すべき旨の変更情報を含み、
    前記設定手段は、前記変更情報に基づいて、前記スキャン画像の送信先を前記送信先フォルダから前記新たな送信先フォルダへと設定変更することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記変更情報は、前記スキャン画像のファイル作成日時に応じて前記スキャン画像を各振り分け先フォルダに振り分ける際の振り分け手法に関する情報を含み、
    前記設定手段は、前記振り分け手法に関する情報に基づいて、前記スキャン画像の送信先を前記送信先フォルダから前記スキャン画像のファイル作成日時に応じた振り分け先フォルダへと設定変更することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記各振り分け先フォルダは、前記格納先フォルダの下位階層フォルダであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記ファイル転送用の通信プロトコルは、FTPプロトコル、SMBプロトコルおよびWebDAVプロトコルの少なくとも1つを含むことを特徴とする画像形成装置。
  8. 画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)前記画像形成装置にネットワークを介して接続されたサーバにおける格納先フォルダであって、前記画像形成装置で実行される画像処理ジョブに関する設定用の設定情報ファイルの格納先のフォルダである格納先フォルダを特定するステップと、
    b)ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記ステップa)において特定された前記格納先フォルダから情報を取得するステップと、
    c)前記ステップb)において取得された情報に基づいて、前記画像処理ジョブの設定項目を設定するステップと、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記画像処理ジョブは、原稿を光学的に読み取ることによってスキャン画像を生成するとともに前記スキャン画像を送信するスキャン送信ジョブであり、
    前記スキャン送信ジョブにおいては、前記スキャン画像の送信先のフォルダである送信先フォルダが指定され、
    前記ステップa)においては、前記スキャン送信ジョブにおいて指定される前記送信先フォルダが前記格納先フォルダとして特定され、
    前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されている場合には、
    前記ステップb)において、ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記ステップa)にて特定された前記送信先フォルダから前記設定情報ファイルが前記ネットワークを介してダウンロードされ、
    前記ステップc)において、前記ステップb)にてダウンロードされた前記設定情報ファイルに基づいて、前記スキャン送信ジョブの設定項目が設定され、
    前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されていない場合には、
    前記ステップb)において、前記ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、過去のスキャン送信ジョブにて前記送信先フォルダに格納された複数のスキャン画像のファイル拡張子に関する拡張子情報が前記ネットワークを介して取得され、
    前記ステップc)において、前記拡張子情報に基づいて前記複数のスキャン画像のファイル形式の中から最も多数のファイル形式が最多ファイル形式として特定され、前記最多ファイル形式が、前記スキャン送信ジョブにて生成される新たなスキャン画像のファイル形式として設定されることを特徴とするプログラム。
  9. 画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)前記画像形成装置にネットワークを介して接続されたサーバにおける格納先フォルダであって、前記画像形成装置で実行される画像処理ジョブに関する設定用の設定情報ファイルの格納先のフォルダである格納先フォルダを特定するステップと、
    b)ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記ステップa)において特定された前記格納先フォルダから情報を取得するステップと、
    c)前記ステップb)において取得された情報に基づいて、前記画像処理ジョブの設定項目を設定するステップと、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記画像処理ジョブは、原稿を光学的に読み取ることによってスキャン画像を生成するとともに前記スキャン画像を送信するスキャン送信ジョブであり、
    前記スキャン送信ジョブにおいては、前記スキャン画像の送信先のフォルダである送信先フォルダが指定され、
    前記ステップa)においては、前記スキャン送信ジョブにおいて指定される前記送信先フォルダが前記格納先フォルダとして特定され、
    前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されている場合には、
    前記ステップb)において、ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記ステップa)にて特定された前記送信先フォルダから前記設定情報ファイルが前記ネットワークを介してダウンロードされ、
    前記ステップc)において、前記ステップb)にてダウンロードされた前記設定情報ファイルに基づいて、前記スキャン送信ジョブの設定項目が設定され、
    前記スキャン送信ジョブに関する設定用の前記設定情報ファイルが前記送信先フォルダに格納されていない場合には、
    前記ステップb)において、前記ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、過去のスキャン送信ジョブにて前記送信先フォルダに格納された複数のスキャン画像のファイル作成日時に関する作成日時情報が前記ネットワークを介して取得され、
    前記ステップc)において、前記作成日時情報に基づいて前記複数のスキャン画像の中から最新のスキャン画像が特定され、前記最新のスキャン画像のファイル形式が、前記スキャン送信ジョブにて生成される新たなスキャン画像のファイル形式として設定されることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項8または請求項9に記載のプログラムにおいて、
    前記プログラムは、
    d)前記格納先フォルダに複数の設定情報ファイルが格納されている場合において、前記格納先フォルダからダウンロードする一の設定情報ファイルを前記複数の設定情報ファイルの中から指定するための指定画面を表示部に表示するステップ、
    を前記コンピュータにさらに実行させ、
    前記ステップb)においては、前記ファイル転送用の通信プロトコルを利用して、前記指定画面を介して指定された前記一の設定情報ファイルが、前記ネットワークを介して前記格納先フォルダからダウンロードされることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項8ないし請求項10のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記設定情報ファイルは、前記送信先フォルダを新たな送信先フォルダに変更すべき旨の変更情報を含み、
    前記ステップc)においては、前記変更情報に基づいて、前記スキャン画像の送信先が前記送信先フォルダから前記新たな送信先フォルダへと設定変更されることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムにおいて、
    前記変更情報は、前記スキャン画像のファイル作成日時に応じて前記スキャン画像を各振り分け先フォルダに振り分ける際の振り分け手法に関する情報を含み、
    前記ステップc)においては、前記振り分け手法に関する情報に基づいて、前記スキャン画像の送信先が、前記送信先フォルダから前記スキャン画像のファイル作成日時に応じた振り分け先フォルダへと設定変更されることを特徴とするプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムにおいて、
    前記各振り分け先フォルダは、前記格納先フォルダの下位階層フォルダであることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項8ないし請求項13のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記ファイル転送用の通信プロトコルは、FTPプロトコル、SMBプロトコルおよびWebDAVプロトコルの少なくとも1つを含むことを特徴とするプログラム。
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