JP6578855B2 - 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置及びプログラム Download PDF

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本発明は情報処理システム、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来の複合機には、頻繁に使用する配信先が操作パネル上のボタンに割り当てられているものがあった。このような複合機ではユーザがボタンを押下することにより所望の配信先を指定していた。
例えばユーザが操作パネルを操作し、スキャンして得られた画像データを所望の配信先に送信する複合機には、ワンタッチボタンを使用するものがあった。ワンタッチボタンとは操作パネルの液晶表示部などに表示されるボタンであって、それを押下することで、そのワンタッチボタンに対応した宛先に、そのワンタッチボタンに対応した条件で送信を行うためのボタンである(例えば特許文献1参照)。
例えば従来の画像形成装置等の電子機器には、操作パネル上のボタンを押下することでユーザが簡単にサービスの提供を受けられるアプリケーション(以下、ワンタッチアプリケーションという)が搭載されているものがあった。
ワンタッチアプリケーションはクラウドスキャンサービスやクラウドプリントサービス等のサービスを提供するためのジョブの実行に必要な情報の設定(ジョブ設定や宛先設定など)が必要となる。
従来、ジョブの実行に必要な情報の設定は電子機器において、サービスごとに異なるUIにより行われることが多かった。したがって、ジョブの実行に必要な情報の設定を行うユーザはサービスごとに異なるUIの使い方を習得し、電子機器に設定しておかなければならないという問題があった。
本発明の一実施形態は、ジョブの実行に必要な情報の設定を容易に行うことができる情報処理システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本願請求項1は、電子機器と一台以上の情報処理装置とがネットワークを介して接続される情報処理システムであって、ファイル保存のサービスを提供するサービス提供システムに保存されたファイルの階層関係を表す情報から、前記電子機器に搭載されたアプリ毎に、該アプリでのジョブの実行に必要な設定情報のファイルの取得先を特定する特定手段と、ユーザから前記電子機器で実行するアプリのジョブの選択を受け付ける操作手段と、前記ユーザから選択された前記アプリのジョブの実行に必要な設定情報のファイルの取得先から前記設定情報を取得する設定取得手段と、前記設定情報の内容を、前記電子機器で実行されるジョブの内容に反映させる設定反映手段と、を有し、前記特定手段は、指定の名前のフォルダ内の任意の名前のフォルダ内に、指定の名前のファイルが存在する場合に、前記任意の名前のフォルダを、前記電子機器におけるジョブの実行に必要な設定情報のファイルの取得先として特定することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、ジョブの実行に必要な情報の設定を容易に行うことができる。
第1の実施形態に係る情報処理システムの一例のシステム構成図である。 第1の実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の処理ブロック図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の操作フロー図である。 外部サービス提供システムにおけるディレクトリ構造の一例の構成図である。 アプリ一覧設定用シートの一例の構成図である。 アプリ設定用シートの一例の構成図である。 プロファイル一覧取得処理の一例の概略図である。 ディレクトリ情報取得処理の概略図である。 プロファイル情報取得処理の概略図である。 アプリ一覧取得処理の一例の概略図である。 アプリ画面取得処理の一例の概略図である。 認証情報取得処理の一例のシーケンス図である。 プロファイル一覧取得処理の一例のシーケンス図である。 アプリ一覧取得処理の一例のシーケンス図である。 アプリ画面取得処理の一例のシーケンス図である。 第2の実施形態に係る情報処理システムの一例のシステム構成図である。 第2の実施形態に係る情報処理システムの一例の処理ブロック図である。 第2の実施形態に係る情報処理システムの一例の操作フロー図である。 認証情報取得処理の他の例のシーケンス図である。 プロファイル一覧取得処理の他の例のシーケンス図である。 アプリ一覧取得処理の他の例のシーケンス図である。 アプリ画面取得処理の他の例のシーケンス図である。 第3の実施形態に係る情報処理システムの一例の操作フロー図である。 ワンタッチアプリ画面からジョブ設定名が選択されたあとの一例の画面遷移図である。 外部サービス提供システムにおけるディレクトリ構造の一例の構成図である。 アプリ一覧設定用シートの一例の構成図である。 アプリ設定用シートの一例の構成図である。 ワンタッチアプリ画面取得処理の一例のシーケンス図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は第1の実施形態に係る情報処理システムの一例のシステム構成図である。情報処理システム1は、ユーザ環境10、Webサービス提供環境20、外部サービス提供システム30が、インターネットなどのネットワークN2を介して接続されている。
ユーザ環境10は画像形成装置12のユーザ企業等の組織のシステムであって、一台以上の画像形成装置12と端末装置14とが、LAN(Local Area Network)等のネットワークN1を介して接続されている。
画像形成装置12は、電子機器の一例である。第1の実施形態に係る電子機器は、複合機やスキャナ、プリンタ、ファクシミリ、プロジェクタ、電子黒板などの画像処理装置の他、ジョブ設定に従いジョブを実行する様々な電子機器が含まれる。例えば画像形成装置12はスキャン、印刷(出力)やFAXなどの画像形成処理を行う。
端末装置14はユーザ環境10における画像形成装置12の管理者やユーザが操作する装置である。端末装置14は例えばPC(Personal Computer)やタブレット型端末、スマートフォン、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)等である。
Webサービス提供環境20は、ネットワークN2を介してクラウドスキャンサービスやクラウドプリントサービスなどのWebサービスを提供するサービス企業等の組織のシステムであり、Webサービス提供装置22を有する。第1の実施形態はWebサービスを一例として説明するが、例えばASP(Application Service Provider)によって提供されるサービスやクラウドサービスなど、ネットワークN2を介して提供されるサービスに適用が可能である。
Webサービス提供装置22はネットワークN2を介して画像形成装置12にクラウドスキャンサービスやクラウドプリントサービスなどのWebサービスを提供する。例えばクラウドスキャンサービスは、ユーザ環境10の画像形成装置12においてスキャンした画像データを外部サービス提供システム30が提供するオンラインストレージサービスなどの予め設定された格納先(保存領域)に保存するサービスである。また、クラウドプリントサービスは外部サービス提供システム30が提供するオンラインストレージサービスなどの予め設定された格納先に保存されている印刷データを、ユーザ環境10の画像形成装置12において印刷するサービスである。
また、外部サービス提供システム30は、ネットワークN2を介して例えばオンラインストレージサービスなどのサービスを提供するシステムである。第1の実施形態では外部サービス提供システム30が提供するクラウドサービス等のサービスを、Webサービス提供装置22が提供するWebサービスと区別するため、外部サービスと呼ぶ。
なお、図1の情報処理システム1のネットワークN1は有線通信ネットワークであっても無線通信ネットワークであってもよい。また、図1の情報処理システム1はシステム構成の一例であって、例えばWebサービス提供環境20のWebサービス提供装置22を複数のコンピュータに分散して構成してもよい。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
端末装置14、Webサービス提供装置22、外部サービス提供システム30は例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図2は、第1の実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2のコンピュータ500は入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507及びHDD508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータ500を各種ネットワークに接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)などがある。なお、コンピュータ500はHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはコンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
端末装置14、Webサービス提供装置22、外部サービス提供システム30は例えば図2に示すコンピュータ500のハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
《画像形成装置》
図1の画像形成装置12は、例えば図3に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図3は第1の実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。図3の画像形成装置12は、コントローラ601、操作パネル602、外部I/F603、通信I/F604、プリンタ605及びスキャナ606などを備える。
コントローラ601はCPU611、RAM612、ROM613、NVRAM614及びHDD615などを備える。ROM613は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM612はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM614は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD615は各種プログラムやデータが格納されている。
CPU611は、ROM613やNVRAM614、HDD615などからプログラムやデータ、設定情報等をRAM612上に読み出し、処理を実行することで、画像形成装置12全体の制御や機能を実現する。
操作パネル602はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F603は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体603aなどがある。これにより、画像形成装置12は外部I/F603を介して記録媒体603aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体603aにはICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
通信I/F604は、画像形成装置12をネットワークN1に接続させるためのインタフェースである。これにより、画像形成装置12は通信I/F604を介してデータ通信を行うことができる。プリンタ605は印刷データを被搬送物に印刷するための印刷装置である。例えば被搬送物は紙、コート紙、厚紙、OHP、プラスチックフィルム、プリプレグ、銅箔など、紙に限定されない。また、スキャナ606は原稿から画像データ(電子データ)を読み取るための読取装置である。
<ソフトウェア構成>
第1の実施形態に係る画像形成装置12、Webサービス提供装置22及び外部サービス提供システム30は、例えば図4に示す処理ブロックで実現される。図4は第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の処理ブロック図である。
情報処理システム1に含まれる図4の画像形成装置12は、プログラムを実行することにより、操作部50、設定描画部52、設定反映部54及びジョブ実行部56を実現している。
また、情報処理システム1に含まれる図4のWebサービス提供装置22はプログラムを実行することにより、Webページ管理部60、認証情報取得部62、設定取得部64及びプロファイル情報取得部66を実現している。
また、情報処理システム1に含まれる図4の外部サービス提供システム30は、認証管理部70を実現している。また、外部サービス提供システム30は後述のディレクトリ情報72、アプリ一覧設定用シート74及びアプリ設定用シート76を実現している。
画像形成装置12の操作部50はユーザ操作により各種指示を受け付ける。操作部50はWebサービス提供装置22から各種画面データを取得し、画面を表示する。設定描画部52はユーザに設定を選択させるための描画を各種画面に対して行う。設定反映部54はジョブ設定をジョブ実行のパラメータに反映させる。ジョブ実行部56はジョブ設定が反映されたジョブ実行のパラメータに基づいてジョブを実行する。
Webサービス提供装置22のWebページ管理部60は各種画面データを画像形成装置12に提供する。例えばWebページ管理部60は例えばJavaScript(登録商標)などのスクリプトを含むHTMLで生成された画面データを画像形成装置12に提供する。
認証情報取得部62は外部サービス提供システム30から認証情報を取得する。設定取得部64は外部サービス提供システム30から後述のディレクトリ情報72、アプリ一覧設定用シート74及びアプリ設定用シート76を取得する。プロファイル情報取得部66はディレクトリ情報72から後述のプロファイル情報を取得する。
また、外部サービス提供システム30の認証管理部70は、ユーザ情報による認証処理を管理し、ユーザ情報による認証に成功すると、認証情報を返す。また、外部サービス提供システム30は後述のディレクトリ情報72、アプリ一覧設定用シート74及びアプリ設定用シート76をWebサービス提供装置22に提供する。
<処理の詳細>
以下では、第1の実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。
《操作フロー》
例えばユーザは図5に示す手順で操作を行い、ジョブを実行させる。図5は第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の操作フロー図である。ユーザにより起動された画像形成装置12のアプリケーションは、認証画面1000を表示する。なお、起動されたアプリケーションで使用するディレクトリ情報72、アプリ一覧設定用シート74及びアプリ設定用シート76に認証無しでアクセスできる設定の場合は、認証画面1000が表示されない。
ユーザは認証画面1000にユーザ情報の一例であるユーザ名、パスワードを入力してログイン要求を行う。ここで使用するユーザ名、パスワードは、画像形成装置12を操作するユーザのものであっても、画像形成装置12を操作するユーザ間で共有して利用するものであってもよい。また、認証画面1000に入力するユーザ情報には、メールアドレスなど、ユーザ名、パスワード以外の認証に利用する情報が含まれていてもよい。
認証に成功すると、画像形成装置12は認証情報を利用してプロファイル一覧情報をWebサービス提供装置22から取得し、プロファイル一覧画面1010を表示する。ここでプロファイルとは複数のアプリ設定をグループ化したものである。例えばプロファイル一覧画面1010には「プロファイル1」「プロファイル2」又は「プロファイル3」などのプロファイル名が一覧で表示されている。
なお、プロファイル一覧画面1010に表示されるプロファイル一覧は外部サービス提供システム30のディレクトリ構造によりユーザが定義したものである。プロファイル一覧情報にはプロファイル名と、プロファイル名に対応するアプリ一覧用スプレッドシート情報とが含まれる。
ユーザがプロファイル一覧画面1010から一つのプロファイル名を選択すると画像形成装置12はユーザが選択したプロファイル名に対応するアプリ一覧用スプレッドシート情報を指定して、アプリ一覧設定用シート74を取得する。そして、画像形成装置12はアプリ一覧画面1020を表示する。なお、アプリ一覧画面1020に表示されるアプリ一覧はアプリ一覧設定用シート74によりユーザが定義したものである。
ユーザがアプリ一覧画面1020から一つのアプリ名を選択すると、画像形成装置12はユーザが選択したアプリ名に対応するアプリ設定用シート76を取得し、アプリ画面1040を表示する。なお、アプリ画面1040に表示される見積書、注文書又は契約書などのジョブ設定名はアプリ設定用シート76によりユーザが定義したものである。
ユーザがアプリ画面1040から一つのジョブ設定名を選択すると、画像形成装置12はユーザが選択したジョブ設定名に対応するジョブ設定情報をアプリ設定用シート76から読み出し、そのジョブ設定情報によってジョブを実行する。このように、ユーザはアプリ画面1040から選択したジョブ設定情報によりジョブを実行できる。
なお、図5に示した操作フローは毎回、最初から行う必要はなく、例えば認証情報やプロファイル名の選択結果を画像形成装置12に保存しておくことで、認証画面1000及びプロファイル一覧画面1010の表示を省略してもよい。この場合、画像形成装置12はユーザによりアプリケーションが起動されると、認証画面1000及びプロファイル一覧画面1010の表示を省略して、アプリ一覧画面1020から表示する。
《外部サービス提供システムにおけるディレクトリ構造》
外部サービス提供システム30が提供する外部ストレージは例えば図6に示すディレクトリ構造を有する。図6は外部サービス提供システムにおけるディレクトリ構造の一例の構成図である。
図6のディレクトリ構造は、外部サービス提供システム30が提供する外部ストレージのルート直下に指定の名前のアプリ用のフォルダ「アプリ用フォルダ」がある。また、図6のディレクトリ構造では、アプリ用のフォルダ内の任意の名前のフォルダ内に、指定の名前のスプレッドシート「アプリ一覧用スプレッドシート」が存在する場合、その任意の名前のフォルダがプロファイルのフォルダとなる。また、任意の名前のフォルダのフォルダ名がプロファイル名となる。
したがって、図6では「アプリ一覧用スプレッドシート」が存在するフォルダ名「プロファイル1」「プロファイル2」「プロファイル3」のフォルダがプロファイルのフォルダとなる。そして、プロファイルのフォルダ名「プロファイル1」「プロファイル2」「プロファイル3」が、プロファイル一覧画面1010に表示されるプロファイルのラベル(プロファイル名)となる。
また、図6のようなディレクトリ構造を用いることで、第1の実施形態の情報処理システム1はフォルダやスプレッドシートの公開範囲を制御し、プロファイルやアプリ設定の利用制限を容易に行うことができる。
《アプリ一覧設定用シート》
図7はアプリ一覧設定用シートの一例の構成図である。例えば図7のアプリ一覧設定用シート74の一例であるアプリ一覧用スプレッドシートは一行が一アプリのアプリ設定となる。図7のアプリ一覧用スプレッドシートでは、ラベル列の値が、アプリ一覧画面1020に表示されるアプリ一覧のラベル(アプリ名)となる。また、アプリURLは、アプリ名に対応するアプリ設定用シート76のURLを示している。
《アプリ設定用シート》
図8はアプリ設定用シートの一例の構成図である。図8のアプリ設定用シート76の一例であるアプリ設定用スプレッドシートは一行が一ジョブのジョブ設定となる。図8のアプリ設定用スプレッドシートでは、ラベル列の値が、アプリ画面1040に表示されるジョブ設定のラベル(ジョブ設定名)となる。
図8のアプリ設定用スプレッドシートはスキャンした画像データを予め設定された格納先に保存するスキャンtoアップロードサービス(クラウドスキャンサービス)のジョブ設定情報を一例として表している。図8のアプリ設定用スプレッドシートはジョブ設定情報の項目として、ラベル、フォーマット、読み取りカラー、解像度、OCR、格納先を表している。
フォーマット、読み取りカラー、解像度は、画像形成装置12がスキャンを行うために必要な設定の一例である。OCRは原稿から読み取った画像データに対してOCR(光学文字読取)処理を行うか否かの設定である。格納先は、原稿から読み取った画像データの格納先の設定である。
《プロファイル一覧取得処理の概略》
例えば画像形成装置12は図9に示すような手順でプロファイル一覧画面1010を表示する。図9はプロファイル一覧取得処理の一例の概略図である。まず、ユーザは画像形成装置12を操作し、Webサービスを利用する為のアプリケーションを起動する。
ステップS11において、画像形成装置12はWebサービス提供装置22に対してプロファイル一覧画面取得要求を行う。ステップS12に進み、画像形成装置12はWebサービス提供装置22からプロファイル一覧画面1010aの画面データを取得する。プロファイル一覧画面1010aの画面データを取得した画像形成装置12はプロファイル一覧画面1010aを表示する。
ステップS13に進み、画像形成装置12は認証情報を指定してWebサービス提供装置22に対してプロファイル一覧情報取得要求を行う。Webサービス提供装置22はステップS14に進み、認証情報を指定して外部サービス提供システム30に対してディレクトリ情報取得要求を行う。ステップS15に進み、外部サービス提供システム30はWebサービス提供装置22にディレクトリ情報を送信する。
なお、ステップS14、S15に示したディレクトリ情報取得処理は例えば図10に示すように行われる。図10はディレクトリ情報取得処理の概略図である。
ステップS14において、Webサービス提供装置22はプロファイル判別に必要な階層分のディレクトリ情報取得要求を行う。例えば図6のディレクトリ構造の場合は3階層分のディレクトリ情報取得要求を行う。ステップS15において、Webサービス提供装置22はプロファイル判別に必要な階層分のディレクトリ情報を外部サービス提供システム30から取得する。
なお、外部サービス提供システム30によっては複数階層のディレクトリ情報を一度に取得できない場合がある。この場合、Webサービス提供装置22は外部サービス提供システム30から1階層分ずつディレクトリ情報を取得してもよい。
Webサービス提供装置22は、例えば図11に示すようにディレクトリ情報からプロファイル情報を取得する。図11はプロファイル情報取得処理の概略図である。
Webサービス提供装置22は、例えば図11(A)に示すようなディレクトリ情報を外部サービス提供システム30から取得する。Webサービス提供装置22は、図6を用いて説明したディレクトリ構造の定義により、図11(A)のディレクトリ情報から図11(B)に示すようなプロファイル情報を取得する。
なお、図11(A)に示したディレクトリ情報及び図11(B)に示したプロファイル情報は内容の一部を省略して表している。図11に示すように、Webサービス提供装置22は外部サービス提供システム30のディレクトリ構造を表すディレクトリ情報からプロファイル情報を取得することができる。
図9のステップS16に戻り、Webサービス提供装置22は取得したプロファイル情報に基づき、プロファイル一覧情報を画像形成装置12に返す。プロファイル一覧情報にはプロファイル名と、プロファイル名に対応するアプリ一覧用スプレッドシート情報とが含まれる。画像形成装置12はプロファイル一覧情報に基づき、プロファイル一覧画面1010を表示する。
《アプリ一覧取得処理の概略》
例えば画像形成装置12は、図12に示すような手順でアプリ一覧画面1020を表示する。図12はアプリ一覧取得処理の一例の概略図である。
まず、ユーザはステップS21において画像形成装置12を操作し、プロファイル一覧画面1010から一つのプロファイル名を選択する。ステップS22に進み、画像形成装置12はWebサービス提供装置22に対してアプリ一覧画面取得要求を行う。ステップS23に進み、画像形成装置12はWebサービス提供装置22からアプリ一覧画面1020aの画面データを取得する。アプリ一覧画面1020aの画面データを取得した画像形成装置12はアプリ一覧画面1020aを表示する。
ステップS24に進み、画像形成装置12は認証情報と、ユーザが選択したプロファイル名に対応するアプリ一覧用スプレッドシート情報とを指定して、Webサービス提供装置22にアプリ一覧情報取得要求を行う。Webサービス提供装置22はステップS25に進み、認証情報と、アプリ一覧用スプレッドシート情報とを指定して外部サービス提供システム30に対してアプリ一覧情報取得要求を行う。
ステップS26に進み、外部サービス提供システム30はWebサービス提供装置22にアプリ一覧情報を提供する。アプリ一覧情報にはアプリ設定用スプレッドシート情報が含まれる。ステップS27に進み、Webサービス提供装置22は取得したアプリ一覧情報を画像形成装置12に返す。画像形成装置12はアプリ一覧情報に基づき、アプリ一覧画面1020を表示する。
《アプリ画面取得処理の概略》
例えば画像形成装置12は、例えば図13に示すような手順でアプリ画面1040を表示する。図13はアプリ画面取得処理の一例の概略図である。
まず、ユーザはステップS31において画像形成装置12を操作し、アプリ一覧画面1020から一つのアプリ名を選択する。ステップS32に進み、画像形成装置12はWebサービス提供装置22に対してアプリ画面取得要求を行う。ステップS33に進み画像形成装置12はWebサービス提供装置22からアプリ画面1040aの画面データを取得する。アプリ画面1040aの画面データを取得した画像形成装置12はアプリ画面1040aを表示する。
ステップS34に進み、画像形成装置12は認証情報と、ユーザが選択したアプリ名に対応するアプリ設定用スプレッドシート情報とを指定して、Webサービス提供装置22にアプリ設定情報取得要求を行う。ステップS35に進み、Webサービス提供装置22は認証情報と、アプリ設定用スプレッドシート情報とを指定して外部サービス提供システム30に対してアプリ設定情報取得要求を行う。
ステップS36に進み、外部サービス提供システム30はWebサービス提供装置22にアプリ設定情報を提供する。アプリ設定情報にはアプリ設定用スプレッドシートが含まれる。ステップS37に進み、Webサービス提供装置22は取得したアプリ設定情報を画像形成装置12に返す。画像形成装置12はアプリ設定情報に基づき、アプリ画面1040を表示する。
《認証情報取得処理》
例えば画像形成装置12は図14に示すような手順で外部サービス提供システム30の認証情報を取得する。図14は認証情報取得処理の一例のシーケンス図である。
ステップS51において、ユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、認証画面1000を表示させるための認証画面取得要求を行う。ステップS52において操作部50はWebサービス提供装置22のWebページ管理部60に対して認証画面取得要求を行い、認証画面1000の画面データを取得する。操作部50は認証画面1000を表示する。
ステップS53に進み、ユーザは認証画面1000にユーザ名、パスワード等のユーザ情報を入力してログイン要求を行う。ステップS54に進み、操作部50はユーザから入力されたユーザ情報を指定して、Webサービス提供装置22の認証情報取得部62に認証情報取得要求を行う。
そして、ステップS55に進み、Webサービス提供装置22の認証情報取得部62はユーザ情報を指定して外部サービス提供システム30の認証管理部70に認証情報取得要求を行う。認証管理部70は指定されたユーザ情報による認証に成功すると、認証情報をWebサービス提供装置22の認証情報取得部62に返す。ステップS56に進み、認証情報取得部62は画像形成装置12の操作部50に認証情報を返す。
図14に示す認証情報取得処理により、画像形成装置12は外部サービス提供システム30の認証情報を取得できる。
《プロファイル一覧取得処理》
例えば画像形成装置12は図15に示すような手順でプロファイル一覧画面1010を取得して表示する。図15はプロファイル一覧取得処理の一例のシーケンス図である。
ステップS61においてユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、プロファイル一覧画面1010を表示するためのプロファイル一覧画面取得要求を行う。ステップS62において操作部50はWebサービス提供装置22のWebページ管理部60に対してプロファイル一覧画面取得要求を行い、プロファイル一覧画面1010aの画面データを取得する。操作部50はプロファイル一覧画面1010aを表示する。
ステップS63に進み、操作部50は認証情報を指定してWebサービス提供装置22の設定取得部64に対してプロファイル一覧情報取得要求を行う。Webサービス提供装置22の設定取得部64はステップS64に進み、認証情報を指定して外部サービス提供システム30に対してディレクトリ情報72の取得要求を行う。外部サービス提供システム30はWebサービス提供装置22の設定取得部64に、例えば図11(A)に示したディレクトリ情報を送信する。
ステップS65に進み、設定取得部64はプロファイル情報取得部66にプロファイル情報取得要求を行う。プロファイル情報取得部66は例えば図11(A)に示したディレクトリ情報から図11(B)に示したプロファイル情報を取得する。プロファイル情報取得部66は取得したプロファイル情報を設定取得部64に返す。
ステップS66に進み、Webサービス提供装置22の設定取得部64はプロファイル情報取得部66から取得したプロファイル情報に基づき、プロファイル一覧情報を画像形成装置12の操作部50に返す。なお、プロファイル一覧情報にはプロファイル名と、プロファイル名に対応するアプリ一覧用スプレッドシート情報とが含まれる。ステップS67に進み、画像形成装置12の操作部50はプロファイル一覧情報に基づき、設定描画部52にプロファイル設定描画要求を行い、プロファイル一覧画面1010を表示する。
《アプリ一覧取得処理》
例えば画像形成装置12は、図16に示すような手順でアプリ一覧画面1020を取得して表示する。図16はアプリ一覧取得処理の一例のシーケンス図である。
ステップS71においてユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、プロファイル一覧画面1010から一つのプロファイル名を選択することで、アプリ一覧画面取得要求を行う。ステップS72に進み、操作部50はWebサービス提供装置22のWebページ管理部60に対してアプリ一覧画面取得要求を行い、アプリ一覧画面1020aの画面データを取得する。操作部50はアプリ一覧画面1020aを表示する。
ステップS73に進み、操作部50は認証情報と、ユーザが選択したプロファイル名に対応するアプリ一覧用スプレッドシート情報とを指定して、Webサービス提供装置22の設定取得部64に対してアプリ一覧情報取得要求を行う。Webサービス提供装置22の設定取得部64はステップS74に進み、認証情報と、アプリ一覧用スプレッドシート情報とを指定して外部サービス提供システム30に対してアプリ一覧設定用シート74の取得要求を行う。外部サービス提供システム30はWebサービス提供装置22の設定取得部64に、アプリ一覧設定用シート74を送信する。
ステップS75に進み、Webサービス提供装置22の設定取得部64は取得したアプリ一覧設定用シート74を画像形成装置12の操作部50に返す。画像形成装置12の操作部50は取得したアプリ一覧設定用シート74に基づき、設定描画部52にアプリ一覧描画要求を行い、アプリ一覧画面1020を表示する。
《アプリ画面取得処理》
例えば画像形成装置12は図17に示すような手順でアプリ画面1040を取得して表示する。図17はアプリ画面取得処理の一例のシーケンス図である。
ステップS81においてユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、アプリ一覧画面1020から一つのアプリ名を選択することで、アプリ画面取得要求を行う。操作部50はステップS82に進み、Webサービス提供装置22のWebページ管理部60に対してアプリ画面取得要求を行い、アプリ画面1040aの画面データを取得する。操作部50はアプリ画面1040aを表示する。
ステップS83に進み、操作部50は認証情報と、ユーザが選択したアプリ名に対応するアプリ設定用スプレッドシート情報とを指定して、Webサービス提供装置22の設定取得部64に対してアプリ設定情報取得要求を行う。Webサービス提供装置22の設定取得部64はステップS84に進み、認証情報と、アプリ設定用スプレッドシート情報とを指定して外部サービス提供システム30に対してアプリ設定用シート76の取得要求を行う。外部サービス提供システム30はWebサービス提供装置22の設定取得部64にアプリ設定情報を提供する。
ステップS85に進み、Webサービス提供装置22の設定取得部64は取得したアプリ設定情報を画像形成装置12の操作部50に返す。ステップS86において画像形成装置12の操作部50はアプリ設定情報に基づき、アプリ画面1040を表示する。
ステップS87においてユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、アプリ画面1040から一つのジョブ設定名を選択することで、選択ジョブ実行指示を行う。操作部50はステップS88に進み、ユーザが選択したジョブ設定名に対応するジョブ設定情報をアプリ設定用シート76から読み出す。そして、操作部50は設定反映部54にジョブ設定反映要求を行い、アプリ設定用シート76から読み出したジョブ設定情報をジョブ実行のパラメータに反映させる。ステップS89において操作部50はジョブ実行部56にジョブ実行要求を行い、ジョブ設定情報が反映されたジョブ実行のパラメータに基づいてジョブを実行させる。
<まとめ>
第1の実施形態では、外部サービス提供システム30のディレクトリ構造から特定されるプロファイル情報を利用することで、外部サービス提供システム30からアプリ一覧情報及びアプリ設定情報を取得できる。
したがって、第1の実施形態によれば、画像形成装置12のアプリケーション毎に異なるUIを用いてアプリ一覧情報及びアプリ設定情報の取得先を設定しておかなくても、図6のような構成で設定しておけばよい。また、第1の実施形態によれば、外部サービス提供システム30のアプリ用フォルダの下に、複数のプロファイルのフォルダを設けて、プロファイル毎に複数のアプリ設定を行うことができる。
また、第1の実施形態の情報処理システム1によればユーザが普段利用している外部サービス提供システム30の使い慣れたUIからプロファイル情報、アプリ一覧情報及びアプリ設定情報の設定を容易に行うことができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態は外部サービス提供システム30が単一の例である。第2の実施形態では複数の外部サービス提供システム30を利用する。なお、第2の実施形態は一部を除いて第1の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
<システム構成>
図18は第2の実施形態に係る情報処理システムの一例のシステム構成図である。図18の情報処理システム1Aは、複数の外部サービス提供システム30がネットワークN2に接続されている点が、図1の情報処理システム1と異なる。図18の情報処理システム1Aは画像形成装置12から複数の外部サービス提供システム30を利用できる。
<ソフトウェア構成>
図19は第2の実施形態に係る情報処理システムの一例の処理ブロック図である。図19の処理ブロック図は、図4の処理ブロック図に利用サービス管理部58及び外部サービス情報管理部68を追加した構成である。
画像形成装置12の利用サービス管理部58はユーザにより選択された外部サービス提供システム30の情報を、利用する外部サービス提供システム30の情報(利用サービス情報)として保存する。外部サービス情報管理部68は利用サービス情報に対応する外部サービス情報を保存している。
<処理の詳細>
以下では第2の実施形態に係る情報処理システム1Aの処理の詳細について説明する。
《操作フロー》
例えばユーザは図20に示す手順で操作を行い、ジョブを実行させる。図20は第2の実施形態に係る情報処理システムの一例の操作フロー図である。第2の実施形態に係る情報処理システム1Aでは画像形成装置12のアプリケーションが複数の外部サービス提供システム30を利用可能である。
ユーザにより起動された画像形成装置12のアプリケーションは、利用サービス選択画面990を表示する。利用サービス選択画面990では、起動されたアプリケーションが対応している外部サービスの一覧が示されている。ユーザが利用サービス選択画面990において、外部サービスを選択すると、起動されたアプリケーションはユーザにより選択された外部サービスの認証画面1000を表示する。認証画面1000が表示されたあとの操作は図5と同様である。
第2の実施形態に係る情報処理システム1Aでは、ユーザが利用サービス選択画面990から選択した外部サービスから、ディレクトリ情報、アプリ一覧情報及びアプリ設定情報の取得が行われる。
《認証情報取得処理》
例えば画像形成装置12は図21に示すような手順で外部サービス提供システム30の認証情報を取得する。図21は認証情報取得処理の他の例のシーケンス図である。
ステップS101において、ユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、認証画面1000を表示させるための認証画面取得要求を行う。ステップS102において操作部50はWebサービス提供装置22のWebページ管理部60に対して利用サービス選択画面取得要求を行い、利用サービス選択画面990の画面データを取得する。操作部50は利用サービス選択画面990を表示する。
ステップS103に進み、ユーザは利用サービス選択画面990から外部サービスを選択する。ユーザが外部サービスを選択すると、操作部50はユーザにより選択された外部サービスの認証画面取得要求を、Webサービス提供装置22のWebページ管理部60に対して行い、認証画面1000の画面データを取得する。操作部50は認証画面1000を表示する。
ステップS105に進みユーザは認証画面1000にユーザ名、パスワード等のユーザ情報を入力してログイン要求を行う。ステップS106に進み、操作部50はユーザから入力されたユーザ情報を指定して、Webサービス提供装置22の認証情報取得部62に認証情報取得要求を行う。
そして、ステップS107に進み、Webサービス提供装置22の認証情報取得部62はユーザ情報を指定して外部サービス提供システム30の認証管理部70に認証情報取得要求を行う。認証管理部70は指定されたユーザ情報による認証に成功すると、認証情報をWebサービス提供装置22の認証情報取得部62に返す。
ステップS108に進み、認証情報取得部62は画像形成装置12の操作部50に認証情報を返す。ステップS109に進み、操作部50はステップS103でユーザにより選択された外部サービスを利用サービス情報として利用サービス管理部58に保存する。
《プロファイル一覧取得処理》
例えば画像形成装置12は図22に示すような手順でプロファイル一覧画面1010を表示する。図22はプロファイル一覧取得処理の他の例のシーケンス図である。ステップS111においてユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、プロファイル一覧画面1010を表示するためのプロファイル一覧画面取得要求を行う。ステップS112において操作部50はWebサービス提供装置22のWebページ管理部60に対してプロファイル一覧画面取得要求を行い、プロファイル一覧画面1010aの画面データを取得する。操作部50はプロファイル一覧画面1010aを表示する。
ステップS113に進み、操作部50は利用サービス管理部58に利用サービス情報取得要求を行い、利用サービス情報を利用サービス管理部58から取得する。ステップS114に進み、操作部50は認証情報、利用サービス情報を指定してWebサービス提供装置22の設定取得部64に対してプロファイル一覧情報取得要求を行う。Webサービス提供装置22の設定取得部64はステップS115に進み、外部サービス情報管理部68から利用サービス情報に対応する外部サービス情報を取得する。
設定取得部64はステップS116に進み、取得した外部サービス情報により特定される外部サービス提供システム30に、認証情報を指定してディレクトリ情報72の取得要求を行う。外部サービス提供システム30はWebサービス提供装置22の設定取得部64に、例えば図11(A)に示したディレクトリ情報を送信する。
ステップS117に進み、設定取得部64はプロファイル情報取得部66にプロファイル情報取得要求を行う。プロファイル情報取得部66は例えば図11(A)に示したディレクトリ情報から図11(B)に示したプロファイル情報を取得する。プロファイル情報取得部66は取得したプロファイル情報を設定取得部64に返す。
ステップS118に進み、Webサービス提供装置22の設定取得部64はプロファイル情報取得部66から取得したプロファイル情報に基づき、プロファイル一覧情報を画像形成装置12の操作部50に返す。
ステップS119に進み、画像形成装置12の操作部50はプロファイル一覧情報に基づき、設定描画部52にプロファイル設定描画要求を行い、プロファイル一覧画面1010を表示する。
《アプリ一覧取得処理》
例えば画像形成装置12は、図23に示すような手順でアプリ一覧画面1020を取得して表示する。図23はアプリ一覧取得処理の他の例のシーケンス図である。ステップS121においてユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、プロファイル一覧画面1010から一つのプロファイル名を選択することでアプリ一覧画面取得要求を行う。
ステップS122に進み、操作部50はWebサービス提供装置22のWebページ管理部60に対してアプリ一覧画面取得要求を行うことで、アプリ一覧画面1020aの画面データを取得する。操作部50はアプリ一覧画面1020aを表示する。
ステップS123に進み、操作部50は利用サービス管理部58に利用サービス情報取得要求を行い、利用サービス情報を利用サービス管理部58から取得する。ステップS124に進み、操作部50は認証情報、利用サービス情報、ユーザが選択したプロファイル名に対応するアプリ一覧用スプレッドシート情報を指定して、Webサービス提供装置22の設定取得部64に対してアプリ一覧情報取得要求を行う。Webサービス提供装置22の設定取得部64はステップS125に進み、外部サービス情報管理部68から利用サービス情報に対応する外部サービス情報を取得する。
設定取得部64はステップS126に進み、取得した外部サービス情報により特定される外部サービス提供システム30に、認証情報と、アプリ一覧用スプレッドシート情報とを指定してアプリ一覧設定用シート74の取得要求を行う。外部サービス提供システム30はWebサービス提供装置22の設定取得部64に、アプリ一覧設定用シート74を送信する。
ステップS127に進み、Webサービス提供装置22の設定取得部64は取得したアプリ一覧設定用シート74を画像形成装置12の操作部50に返す。画像形成装置12の操作部50は取得したアプリ一覧設定用シート74に基づき、設定描画部52にアプリ一覧描画要求を行い、アプリ一覧画面1020を表示する。
《アプリ画面取得処理》
例えば画像形成装置12は図24に示すような手順でアプリ画面1040を取得して表示する。図24はアプリ画面取得処理の他の例のシーケンス図である。ステップS131においてユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、アプリ一覧画面1020から一つのアプリ名を選択することで、アプリ画面取得要求を行う。
操作部50はステップS132に進み、Webサービス提供装置22のWebページ管理部60に対してアプリ画面取得要求を行い、アプリ画面1040aの画面データを取得する。操作部50はアプリ画面1040aを表示する。ステップS133に進み、操作部50は利用サービス管理部58に利用サービス情報取得要求を行い、利用サービス情報を利用サービス管理部58から取得する。
ステップS134に進み、操作部50は認証情報、利用サービス情報、ユーザが選択したアプリ名に対応するアプリ設定用スプレッドシート情報を指定して、Webサービス提供装置22の設定取得部64に対してアプリ設定情報取得要求を行う。Webサービス提供装置22の設定取得部64はステップS135に進み、外部サービス情報管理部68から利用サービス情報に対応する外部サービス情報を取得する。
設定取得部64はステップS136に進み、取得した外部サービス情報により特定される外部サービス提供システム30に、認証情報と、アプリ設定用スプレッドシート情報とを指定してアプリ設定用シート76の取得要求を行う。外部サービス提供システム30はWebサービス提供装置22の設定取得部64にアプリ設定情報を提供する。
ステップS137に進み、Webサービス提供装置22の設定取得部64は取得したアプリ設定情報を画像形成装置12の操作部50に返す。ステップS138において画像形成装置12の操作部50はアプリ設定情報に基づき、アプリ画面1040を表示する。
ステップS139においてユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、アプリ画面1040から一つのジョブ設定名を選択することで、選択ジョブ実行指示を行う。操作部50はステップS140に進み、ユーザが選択したジョブ設定名に対応するジョブ設定情報をアプリ設定用シート76から読み出す。そして、操作部50は設定反映部54にジョブ設定反映要求を行い、アプリ設定用シート76から読み出したジョブ設定情報をジョブ実行のパラメータに反映させる。ステップS141において操作部50はジョブ実行部56にジョブ実行要求を行い、ジョブ設定情報が反映されたジョブ実行のパラメータに基づいてジョブを実行させる。
<まとめ>
第2の実施形態では、複数の外部サービス提供システム30のディレクトリ構造から特定されるプロファイル情報を利用することで、複数の外部サービス提供システム30からアプリ一覧情報及びアプリ設定情報を取得できる。
したがって、第2の実施形態によれば、複数の外部サービス提供システム30を利用しても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は外部サービス提供システム30のディレクトリ構造から特定されるプロファイル情報を利用することで、ワンタッチアプリケーションによるジョブの実行に必要な情報の設定を行うものである。なお、第3の実施形態は一部を除いて第1の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
<処理の詳細>
以下では、第3の実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。
《操作フロー》
例えばユーザは図25に示す手順で操作を行い、ワンタッチアプリケーションの一例であるワンタッチスキャンアプリにジョブを実行させる。図25は第3の実施形態に係る情報処理システムの一例の操作フロー図である。なお、ワンタッチスキャンアプリは画像形成装置12においてスキャンした画像データを、設定されている配信先に配信するサービスである。
ユーザにより起動された画像形成装置12のアプリケーションは、認証画面1000を表示する。ユーザは認証画面1000にユーザ情報の一例であるユーザ名、パスワードを入力してログイン要求を行う。認証に成功すると、画像形成装置12は認証情報を利用してプロファイル一覧情報をWebサービス提供装置22から取得し、プロファイル一覧画面1010を表示する。
ユーザがプロファイル一覧画面1010から一つのプロファイル名を選択すると画像形成装置12はユーザが選択したプロファイル名に対応するアプリ一覧用スプレッドシート情報を指定して、アプリ一覧設定用シート74を取得する。そして、画像形成装置12はアプリ一覧画面1020を表示する。なお、アプリ一覧画面1020に表示されるアプリ一覧はアプリ一覧設定用シート74によりユーザが定義したものである。ここではユーザがアプリ一覧画面1020からアプリ名「ワンタッチスキャン」を選択したものとして説明する。
画像形成装置12はユーザが選択したアプリ名「ワンタッチスキャン」に対応するアプリ設定用シート76を取得し、ワンタッチアプリ画面1060を表示する。なお、図25のワンタッチアプリ画面1060に表示される田中(フルカラー)と田中(白黒)と田中専用フォルダとはジョブ設定名であり、アプリ設定用シート76によりユーザが定義したものである。なお、ワンタッチアプリ画面1060に表示されるジョブ設定名は無効な設定である場合に、表示されないか、又は、選択できない状態で表示される。
例えばユーザがワンタッチアプリ画面1060から田中(フルカラー)のジョブ設定名を選択すると、画像形成装置12は図26に示すように画面を遷移させる。図26はワンタッチアプリ画面からジョブ設定名が選択されたあとの一例の画面遷移図である。
ユーザがワンタッチアプリ画面1060から田中(フルカラー)のジョブ設定名を選択すると、画像形成装置12はユーザが選択したジョブ設定名に対応するジョブ設定情報をアプリ設定用シート76から読み出す。ここで読み出されるジョブ設定情報は例えばワンタッチスキャンアプリの場合、配信先の指定情報、読取り設定の指定情報などである。
そして、画像形成装置12は配信先の指定情報と読取り設定の指定情報とをユーザに確認させる確認画面1070を表示する。確認画面1070には省略されてもよい。画像形成装置12は例えば設定確認ボタンが押下されると、配信先の指定情報と読取り設定の指定情報との修正を受け付ける画面に遷移してもよい。
画像形成装置12はスタートボタンが押下されると、確認画面1070からジョブ実行画面1080に遷移させる。画像形成装置12は配信先の指定情報と読取り設定の指定情報とによってジョブを実行する。このように、ユーザはワンタッチアプリ画面1060から選択したジョブ設定情報によりワンタッチスキャンアプリのジョブを実行できる。
《外部サービス提供システムにおけるディレクトリ構造》
外部サービス提供システム30が提供する外部ストレージは例えば図27に示すディレクトリ構造を有する。図27は外部サービス提供システムにおけるディレクトリ構造の一例の構成図である。
図27のディレクトリ構造は、図26のディレクトリ構造にワンタッチスキャン用スプレッドシートが追加されたものである。図27のディレクトリ構造ではフォルダ名「プロファイル1」のプロファイルのフォルダに、ワンタッチスキャン用スプレッドシートが追加されている。
《アプリ一覧設定用シート》
例えば図27のディレクトリ構造の場合、フォルダ名「プロファイル1」のプロファイルのフォルダ内のアプリ一覧用スプレッドシートは図28のような構成となる。図28はアプリ一覧設定用シートの一例の構成図である。図28のアプリ一覧用スプレッドシートは図7のスプレッドシートにワンタッチスキャンアプリのアプリ設定が追加されたものである。
《アプリ設定用シート》
ワンタッチスキャン用スプレッドシートは例えば図29に示す構成となる。図29はアプリ設定用シートの一例の構成図である。アプリ設定用シート76の一例である図29のアプリ設定用スプレッドシートは一行が一ジョブのジョブ設定となる。図29のアプリ設定用スプレッドシートでは、ラベル列の値が、ワンタッチアプリ画面1060に表示されるジョブ設定のラベル(ジョブ設定名)となる。
図29のアプリ設定用スプレッドシートはワンタッチスキャンアプリのジョブ設定情報を一例として表している。図29のアプリ設定用スプレッドシートはジョブ設定情報の項目として、配信先の指定情報と、読取り設定の指定情報とを表している。
図29の配信先の指定情報には、メール配信の種別、メールアドレス、フォルダ配信のON/OFF、配信先のフォルダが含まれる。メール配信の種別には、ファイル添付やURLメールなどが含まれる。ファイル添付は読み取り結果をファイル添付してメールで送信するものである。URLメールは読み取り結果を一旦フォルダにアップロードし、そのフォルダの置き場であるURLをメールで送信するものである。また、メール配信の種別には、メール配信を行わないことを示すOFFを指定できる。
フォルダ配信のON/OFFはフォルダ配信を行うか否かを指定できる。フォルダIDは配信先のフォルダを一意に識別できる情報であり、URLやユニークIDにより指定される。
また、図29の読取り設定の指定情報は読み取りカラーモード、読み取り解像度、原稿セット方向、原稿面、OCRを一例として表している。図29の読取り設定の指定情報は画像形成装置12がスキャンを行うために必要な設定の一例である。
《アプリ画面取得処理》
例えば画像形成装置12は図30に示す手順でワンタッチアプリ画面1060を取得して表示する。図30はワンタッチアプリ画面取得処理の一例のシーケンス図である。
ステップS201においてユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、図25のアプリ一覧画面1020からワンタッチスキャンアプリ名を選択することで、ワンタッチアプリ画面取得要求を行う。操作部50はステップS202に進み、Webサービス提供装置22のWebページ管理部60に対してワンタッチアプリ画面取得要求を行い、ワンタッチアプリ画面1060の画面データを取得する。
ステップS203に進み、操作部50は認証情報と、ワンタッチスキャンアプリ名に対応するアプリ設定用スプレッドシート情報とを指定して、Webサービス提供装置22の設定取得部64に対してアプリ設定情報取得要求を行う。Webサービス提供装置22の設定取得部64はステップS204に進み、認証情報と、ワンタッチスキャンアプリ名に対応するアプリ設定用スプレッドシート情報とを指定して外部サービス提供システム30に対してアプリ設定用シート76の取得要求を行う。外部サービス提供システム30はWebサービス提供装置22の設定取得部64にアプリ設定情報を提供する。
ステップS205に進み、Webサービス提供装置22の設定取得部64は取得した図29に示すようなアプリ設定情報を画像形成装置12の操作部50に返す。ステップS206において画像形成装置12の操作部50はアプリ設定情報に基づき、ワンタッチアプリ画面1060を表示する。ステップS207においてユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、ワンタッチアプリ画面1060から一つのジョブ設定名を選択する。
そして、ステップS208において操作部50はユーザが選択したジョブ設定名に対応するジョブ設定情報の確認画面1070を表示する。ステップS209において、ユーザは画像形成装置12の操作部50を操作し、確認画面1070のスタートボタンを押下することで、選択ジョブ実行指示を行う。
操作部50はステップS210に進み、ユーザにより選択されたジョブ設定名に対応するジョブ設定情報を、ジョブ実行のパラメータに反映させる。ステップS211において操作部50はジョブ実行部56にジョブ実行要求を行い、ジョブ設定情報が反映されたジョブ実行のパラメータに基づいてジョブを実行させる。
<まとめ>
第3の実施形態では、外部サービス提供システム30のディレクトリ構造から特定されるプロファイル情報を利用することで、外部サービス提供システム30からワンタッチアプリケーションによるジョブの実行に必要な情報を取得できる。
このように第3の実施形態ではアプリ一覧情報及びアプリ設定情報の設定を画像形成装置12のワンタッチアプリケーション毎に異なるUIを用いて行う必要がない。第3の実施形態の情報処理システム1によれば、ユーザが普段利用している外部サービス提供システム30の使い慣れたUIから、ワンタッチアプリケーションによるジョブの実行に必要な情報の設定を容易に行うことができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば画像形成装置12は特許請求の範囲に記載した電子機器の一例である。Webサービス提供装置22は情報処理装置の一例である。
プロファイル情報取得部66は特定手段の一例である。設定取得部64は設定取得手段の一例である。設定反映部54は設定反映手段の一例である。操作部50は操作手段の一例である。
1 情報処理システム
10 ユーザ環境
12 画像形成装置
14 端末装置
20 Webサービス提供環境
22 Webサービス提供装置
30 外部サービス提供システム
50 操作部
52 設定描画部
54 設定反映部
56 ジョブ実行部
58 利用サービス管理部
60 Webページ管理部
62 認証情報取得部
64 設定取得部
66 プロファイル情報取得部
68 外部サービス情報管理部
70 認証管理部
72 ディレクトリ情報
74 アプリ一覧設定用シート
76 アプリ設定用シート
500 コンピュータ
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
601 コントローラ
602 操作パネル
603 外部I/F
603a 記録媒体
604 通信I/F
605 プリンタ
606 スキャナ
611 CPU
612 RAM
613 ROM
614 NVRAM
615 HDD
990 利用サービス選択画面
1000 認証画面
1010 プロファイル一覧画面
1020 アプリ一覧画面
1040 アプリ画面
1060 ワンタッチアプリ画面
1070 確認画面
1080 ジョブ実行画面
B バス
N1〜N2 ネットワーク
特開2005−328182号公報

Claims (7)

  1. 電子機器と一台以上の情報処理装置とがネットワークを介して接続される情報処理システムであって、
    ファイル保存のサービスを提供するサービス提供システムに保存されたファイルの階層関係を表す情報から、前記電子機器に搭載されたアプリ毎に、該アプリでのジョブの実行に必要な設定情報のファイルの取得先を特定する特定手段と、
    ユーザから前記電子機器で実行するアプリのジョブの選択を受け付ける操作手段と、
    前記ユーザから選択された前記アプリのジョブの実行に必要な設定情報のファイルの取得先から前記設定情報を取得する設定取得手段と、
    前記設定情報の内容を、前記電子機器で実行されるジョブの内容に反映させる設定反映手段と、
    を有し、
    前記特定手段は、指定の名前のフォルダ内の任意の名前のフォルダ内に、指定の名前のファイルが存在する場合に、前記任意の名前のフォルダを、前記電子機器におけるジョブの実行に必要な設定情報のファイルの取得先として特定すること
    を特徴とする情報処理システム。
  2. 前記操作手段は、前記アプリの複数のジョブを表示するアプリ画面から前記ユーザに一のジョブを選択させること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記設定取得手段は、指定の名前のフォルダ内の任意の名前のフォルダ内に存在していた前記指定の名前のファイルに基づき、前記電子機器におけるジョブの実行に必要な設定情報を、前記任意の名前のフォルダ内に存在する前記指定の名前のファイル以外のファイルから取得すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理システム。
  4. 前記特定手段は、指定の名前のフォルダ内の任意の名前のフォルダ内に、アプリ一覧を表示するための情報が記載されたスプレッドシートのファイルが存在する場合に、前記任意の名前のフォルダを、前記電子機器におけるジョブの実行に必要な設定情報が記載されたスプレッドシートのファイルの取得先として特定すること
    を特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理システム。
  5. 前記設定取得手段は、ユーザから選択された前記アプリが、前記電子機器において読み取った画像データを配信先に配信する処理を行うものである場合、前記アプリのジョブの実行に必要な設定情報として、配信先の指定情報と読み取り設定の指定情報とを取得すること
    を特徴とする請求項1乃至何れか一項記載の情報処理システム。
  6. 一台以上の電子機器とネットワークを介して接続される情報処理装置であって、
    ファイル保存のサービスを提供するサービス提供システムに保存されたファイルの階層関係を表す情報から、前記電子機器に搭載されたアプリ毎に、該アプリでのジョブの実行に必要な設定情報のファイルの取得先を特定する特定手段と、
    ユーザから前記電子機器で実行するアプリのジョブの選択を受け付ける前記電子機器の操作部において、前記ユーザから選択された前記アプリのジョブの実行に必要な設定情報のファイルの取得先から前記設定情報を取得して、前記設定情報の内容を実行するジョブの内容に反映させる前記電子機器に提供する設定取得手段と、
    を有し、
    前記特定手段は、指定の名前のフォルダ内の任意の名前のフォルダ内に、指定の名前のファイルが存在する場合に、前記任意の名前のフォルダを、前記電子機器におけるジョブの実行に必要な設定情報のファイルの取得先として特定すること
    を特徴とする情報処理装置。
  7. 一台以上の電子機器とネットワークを介して接続される情報処理装置を、
    ファイル保存のサービスを提供するサービス提供システムに保存されたファイルの階層関係を表す情報から、前記電子機器に搭載されたアプリ毎に、該アプリでのジョブの実行に必要な設定情報のファイルの取得先を特定する特定手段、
    ユーザから前記電子機器で実行するアプリのジョブの選択を受け付ける前記電子機器の操作部において、前記ユーザから選択された前記アプリのジョブの実行に必要な設定情報のファイルの取得先から前記設定情報を取得して、前記設定情報の内容を実行するジョブの内容に反映させる前記電子機器に提供する設定取得手段、
    として機能させ
    前記特定手段は、指定の名前のフォルダ内の任意の名前のフォルダ内に、指定の名前のファイルが存在する場合に、前記任意の名前のフォルダを、前記電子機器におけるジョブの実行に必要な設定情報のファイルの取得先として特定すること
    を特徴とするプログラム。
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