JP6117793B2 - デバイスツーデバイス・リンクのためのリソース割り当ておよび確定 - Google Patents

デバイスツーデバイス・リンクのためのリソース割り当ておよび確定 Download PDF

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Description

本開示は、一般に通信システムに関する。より具体的には、本開示は、デバイスツーデバイス・リンクのためのリソース割り当ておよび確定に関する。
ワイヤレス通信デバイスは、消費者ニーズを満たし、可搬性と便利さとを改善するために、より小さく、より強力になった。消費者は、ワイヤレス通信デバイスに依存するようになり、高信頼性のサービス、カバレッジエリアの拡大および機能性の向上を期待するようになった。ワイヤレス通信システムは、多くのワイヤレス通信デバイスに通信を提供し、デバイスのそれぞれが基地局によるサービスを享受する。基地局は、ワイヤレス通信デバイスと通信することができる。
ワイヤレス通信デバイスが進歩するにつれて、通信容量、速度、フレキシビリティおよび/または効率の向上が求められてきた。しかしながら、通信容量、速度、フレキシビリティおよび/または効率の向上は、いくつかの問題を提起することがある。
例えば、ワイヤレス通信デバイスは、通常、基地局を経由して互いに通信する。しかしながら、基地局経由の通信のみでは提供されるフレキシビリティが限られる。この考察によって示されるように、通信のフレキシビリティおよび/または効率を向上させるシステムおよび方法が有益であろう。
本発明の一実施形態は、端末装置(UE:User Equipment)間のデバイスツーデバイス(D2D:device−to−device)リンクのためにリソースを割り当てるためのevolved Node B(eNB)を開示し、eNBは、プロセッサ、プロセッサと電子通信を行うメモリ、メモリに記憶された命令を備え、命令は、少なくとも1つの物理下りリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)を用いることによってD2Dリンクのためにリソースを割り当て、D2Dリンク方向を示すために実行可能である。
本発明の別の実施形態は、デバイスツーデバイス(D2D)リンクのためにリソースを確定するための端末装置(UE)を開示し、UEは、プロセッサ、プロセッサと電子通信を行うメモリ、メモリに記憶された命令を備え、命令は、D2Dリンクに対応する物理下りリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)を確定し、D2Dリンクのためにリソースを確定し、D2Dリンク方向を確定するために実行可能である。
本発明の別の実施形態は、evolved Node B(eNB)によって端末装置(UE)間のデバイスツーデバイス(D2D)リンクのためにリソースを割り当てるための方法を開示し、方法は、少なくとも1つの物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を用いることによってD2Dリンクのためにリソースを割り当てるステップ、およびD2Dリンク方向を示すステップを備える。
本発明の別の実施形態は、端末装置(UE)によってデバイスツーデバイス(D2D)リンクのためにリソースを確定する方法を開示し、方法は、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)がD2Dリンクに対応することを確定するステップ、D2Dリンクのためにリソースを確定するステップ、およびD2Dリンク方向を確定するステップを備える。
デバイスツーデバイス(D2D)リンク130のためにリソースを割り当てかつ確定するシステムおよび方法が実装される1つ以上のevolved Node B(eNB)および1つ以上の端末装置(UE)の一構成を示すブロック・ダイアグラムである。 D2Dリンクのためにリソースを割り当てる方法の一構成を示すフロー・ダイアグラムである。 D2Dリンクのためにリソースを割り当てる方法の別の構成を示すフロー・ダイアグラムである。 D2Dリンクのためにリソースを確定する方法のいくつかの構成を示すフロー・ダイアグラムである。 D2Dリンクの一例を示すダイアグラムである。 D2Dリンクの別の例を示すダイアグラムである。 D2Dリンクのまた別の例を示すダイアグラムである。 周波数分割復信(FDD:Frequency Division Duplexing)構成においてD2Dリンクのために割り当てられるリソースのいくつかの例を示すダイアグラムである。 時分割複信(TDD:Time Division Duplexing)構成においてD2Dリンクのために割り当てられるリソースのいくつかの例を示すダイアグラムである。 本明細書に開示されるシステムおよび方法によるリソース割り当ての第1のアプローチの一例を示すダイアグラムである。 本明細書に開示されるシステムおよび方法によるリソース割り当ての第2のアプローチの一例を示すダイアグラムである。 本明細書に開示されるシステムおよび方法によるリソース割り当ての第3のアプローチの一例を示すダイアグラムである。 本明細書に開示されるシステムおよび方法により下りリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)フォーマットに基づいて物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)の対応を示し、かつ確定するための第1のアプローチの一例を示すダイアグラムである。 本明細書に開示されるシステムおよび方法によりDCIフォーマットに基づいてPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第2のアプローチの一例を示すダイアグラムである。 本明細書に開示されるシステムおよび方法によりDCIフォーマットに基づいてPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第3のアプローチの一例を示すダイアグラムである。 本明細書に開示されるシステムおよび方法により無線ネットワーク一時識別子(RNTI:Radio Network Temporary Identifier)に基づいてPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第1のアプローチの一例を示すダイアグラムである。 本明細書に開示されるシステムおよび方法によりRNTIに基づいてPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第2のアプローチの一例を示すダイアグラムである。 本明細書に開示されるシステムおよび方法によりRNTIに基づいてPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第3のアプローチの一例を示すダイアグラムである。 本明細書に開示されるシステムおよび方法によるD2D通信手順のいくつかの構成の例を示すダイアグラムである。 D2Dリンクを通じて1つのパケット(トランスポートブロック)を送信する手順の例を示すダイアグラムである。 セミパーシステント・スケジューリング(semi−pesistent scheduling)を用いた送信手順の例を示すダイアグラムである。 UEに利用される様々なコンポーネントを示す。 eNBに利用される様々なコンポーネントを示す。 D2Dリンクのためにリソースを確定するシステムおよび方法が実装されるUEの一構成を示すブロック・ダイアグラムである。 D2Dリンクのためにリソースを割り当てるシステムおよび方法が実装されるeNBの一構成を示すブロック・ダイアグラムである。
「3GPP」とも呼ばれる第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project)は、第3および第4世代ワイヤレス通信システムに関する世界的に適用可能な技術仕様および技術レポートを規定することを目指した連携合意である。3GPPは、次世代モバイルネットワーク、システム、およびデバイスに関する仕様を規定する。
3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)は、将来の要求に対処するためにユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイルフォンまたはデバイス規格を改善するプロジェクトに与えられた名称である。一様態において、UMTSは、進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA:Evolved Universal Terrestrial Radio Access)および進化型ユニバーサル地上無線アクセス・ネットワーク(E−UTRAN:Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)に対するサポートおよび仕様を提供するために修正された。
本明細書に開示されるシステムおよび方法の少なくともいくつかの様態は、3GPP LTE、LTEアドバンスト(LTE−A:LTE−Advanced)および他の規格(例えば、3GPPリリース8、9、10および/または11)に関して記載される。しかしながら、本開示の範囲は、この点で限定されるべきではない。本明細書に開示されるシステムおよび方法の少なくともいくつかの様態は、他のタイプのワイヤレス通信システムに利用されてもよい。
ワイヤレス通信デバイスは、音声および/またはデータを基地局へ通信するために用いる電子デバイスであってもよく、次には基地局がデバイスのネットワーク(例えば、公衆交換電話網(PSTN:public switched telephone network)、インターネットなど)と通信することができる。本明細書においてシステムおよび方法を記載するときに、ワイヤレス通信デバイスは、代わりに移動局、UE、アクセス端末、加入者局、移動端末、遠隔局、ユーザ端末、端末、加入者ユニット、モバイルデバイスなどと呼ばれることもある。ワイヤレス通信デバイスの例は、セルラーフォン、スマートフォン、携帯情報端末(PDA:personal digital assistant)、ラップトップコンピュータ、ネットブック、電子書籍リーダ、ワイヤレス・モデムなどを含む。3GPP仕様では、ワイヤレス通信デバイスは、典型的にUEと呼ばれる。しかしながら、本開示の範囲は3GPP規格に限定されるべきではないので、より一般的な用語「ワイヤレス通信デバイス」を意味するために、本明細書では用語「UE」および「ワイヤレス通信デバイス」が同義で用いられる。
3GPP仕様では、基地局は、典型的にNode B、eNB、home eNB(HeNB)、あるいはいくつか他の同様の用語で呼ばれる。本開示の範囲は3GPP規格に限定されるべきではないので、より一般的な用語「基地局」を意味するために、本明細書では、用語「基地局」、「Node B」、「eNB」、および「HeNB」が同義で用いられる。さらに、用語「基地局」は、アクセスポイントを示すために用いてもよい。アクセスポイントは、ワイヤレス通信デバイスのためにネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)、インターネットなど)へのアクセスを提供する電子デバイスである。用語「通信デバイス」は、ワイヤレス通信デバイスおよび/または基地局の両方を示すために用いられる。
留意すべきは、本明細書では、「セル」はインターナショナル・モバイル・テレコミュニケーションズ−アドバンスト(IMT−Advanced:International Mobile Telecommunications−Advanced)に用いるべく規格化または規制団体によって仕様が定められた任意の通信チャネルであり、Node B(例えば、eNodeB)とUEとの間の通信に用いることが認可されたバンド(例えば、周波数バンド)として、そのすべてまたはそのサブセットが3GPPに採用されることである。「構成されたセル(configured cell)」は、UEが認識しており、情報を送信または受信することがNode B(例えば、eNB)によって許可されたセルである。「構成されたセル(単数または複数)」は、在圏セル(単数または複数)であってもよい。UEは、すべての構成されたセル上でシステム情報を受信し、必要な測定を行う。「アクティブ化されたセル(activated cell)」は、UEが送受信を行う構成されたセルである。すなわち、アクティブ化されたセルは、UEがPDCCHまたは強化されたPDCCH(ePDCCH:enhanced PDCCH)をモニターする対象となるセルであり、下りリンク送信の場合には、UEが物理下りリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)または強化された(または拡張された)PDSCH(ePDSCH;enhancedまたはextended PDSCH)を復号する対象となるセルである。「非アクティブ化されたセル(Deactivated cell)」は、UEが送信されたPDCCHまたはePDCCHをモニターしていない構成されたセルである。留意すべきは、「セル」が異なる次元の観点から記載されることである。例えば、「セル」は、時間特性、空間(例えば、幾何形状)特性および周波数特性を有する。
本明細書に開示されるシステムおよび方法は、デバイスツーデバイス通信を可能にする。E−UTRANまたは3GPP−LTEアドバンスト仕様の下で(D2Dと呼ばれる)デバイスツーデバイスは、1つのUE(例えば、UE A)から別のUE(例えば、UE B)へのデータ・トラフィックが、コアネットワークまたは集中基地局を通過しないセルラーネットワーク上で動作する通信モードである。あるいは、このモードではデータ・トラフィックがUE AからUE Bへ直接に送信される。基礎をなすE−UTRANネットワークの関与および制御のレベルに依存して、D2Dパケット送信に関する制御シグナリングは、基礎をなすコアネットワークまたは基地局によってすべてまたはいくらかが管理または生成されるか、あるいは何も管理または生成されない。本明細書に記載されるシステムおよび方法の利益の1つは、認可されたスペクトルのフレキシブルではあるが依然として制御されたリソース割り当てがeNBによって可能になることである。
データパケット送信に関する制御信号の1つは、対応する肯定応答/否定応答(Ack/Nack:acknowledgement/negative−acknowledgement)パケットである。Ack/Nackの一例は、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automated Repeat Request)Ack/Nack(例えば、HARQ−ACKなど)である。(送信デバイスによって送られた)パケットが受信デバイスにおいて首尾よく受信されたかどうかを示すHARQ Ack/Nackは、受信デバイスから送信デバイスへ送信される。
本明細書に開示されるシステムおよび方法は、D2D通信リンク上でのデータ送信に対応するHARQ Ack/Nackの送信を記載する。例えば、本明細書に開示されるシステムおよび方法は、D2D通信リンク上でのデータ送信のためのリソース割り当ておよび関連するシグナリング、ネットワーク制御されたHARQ Ack/Nack送信、ならびにデータおよびHARQ Ack/Nack送信に関する手順を記載する。
本明細書に開示されるシステムおよび方法のいくつかの様態は、次のように示される。eNBは、D2Dリンクに関するHARQ手順を制御する。eNBは、送信UEと受信UEとの間のD2Dリンクのための送信UEおよび受信UEへのリソース割り当てを送信または再送信ごとに制御する。加えて、または代わりに、eNBは、受信UEからeNBへのHARQ−ACKの通信をHARQ送信または再送信ごとに制御する。
eNBは、D2D通信リンクに対応する少なくとも1つのPDCCHをHARQ送信または再送信ごとに送信機(単数または複数)および受信機(単数または複数)の両方へ送る。一例では、UEごとに1つのPDCCHが送られる。例として、受信UEに関する情報および送信UEに関する情報は、別々に符号化される。別の例では、D2D送信ごとに1つのPDCCHが送られる。この場合には、1つ以上の受信UEおよび1つ以上の送信UEに関する情報は、一緒に符号化される。さらに別の例では、送信UEグループに対して第1のPDCCHが送られ、受信UEグループに対して第2のPDCCHが送られる。例として、受信UEに関する情報および送信UEに関する情報は、別々に符号化される。
本明細書に開示されるシステムおよび方法に従って、D2D通信リンクおよび通常リンクへのPDCCHの対応が(例えば、eNBによって)示され、かつ(例えば、UEによって)確定される。加えて、または代わりに、D2D通信リンクにおける送信の方向が示され、かつ確定される。加えて、または代わりに、D2D通信リンクに対応するAck/NackがeNBへ送られる。本明細書に開示されるシステムおよび方法の様態に関して、さらなる詳細が以下に示される。
E−UTRANにおけるデータおよび対応するHARQ Ack/Nackの送信に関するさらなる詳細は次のように示される。下りリンク送信がスケジューリングされた任意のサブフレーム(例えば、サブフレームn)において、各UEは、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)をモニターする。これは、TDDおよびFDD通信の両方に当て嵌まることに留意すべきである。下りリンクにおける制御情報は、DCIとして知られる個別のパケットで送信される。各DCIは、いくつかのフォーマットのうちの1つを取る。各DCIフォーマットは、特定のタスクを行うように設計される。例えば、1つのDCIフォーマットは、上りリンク送信のためにリソースを割り当てるように設計され、別のDCIフォーマットは、下りリンク送信のためにリソースを割り当てるように設計される。
下りリンク制御情報は、2つのカテゴリ、すなわち、セル固有の制御情報およびUE固有の制御情報に分けられる。セル固有の制御情報は、PDCCH情報を受信するすべてのアクティブなUEによって復号され、すべてのUEまたはUEのグループに関わるシステム制御情報を含む。対照的に、UE固有の制御情報は、単一のUEによってのみ受信され(例えば、復号され)、特定のUEを対象とする制御情報を含む。PDCCH情報の送信のために割り当てられるリソースは、2つの領域に分割される。1つの領域では、セル固有のDCIが送信される。別の領域では、UE固有のDCIが送信される。留意すべきは、いくつかの例においてDCIがPDCCHとも呼ばれることである。
eNBでは、各DCIの巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)が特定のシーケンスによってスクランブルされる。セル固有のDCIのCRCは、対象とするすべてのUEまたはUEのグループに知られたシーケンスによってスクランブルされ、UE固有のDCIのCRCは、対象とするUEにのみ知られたシーケンスによってスクランブルされる。E−UTRANでは、スクランブル・シーケンスは、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の1つとすることができる。UE固有のDCIのCRCは、セルRNTI(C−RNTI Cell RNTI)によってスクランブルされ、一方で、セル固有のDCIのCRCは、例えば、ページングRNTI(P−RNTI:Paging RNTI)、システム情報RNTI(SI−RNTI:System Information RNTI)、またはランダムアクセスRNTI(RA−RNTI:Random Access RNTI)によってスクランブルされる。UEは、PDCCH候補のセットをモニターする。モニタリングとは、すべてのモニターされたDCIフォーマットに従って、このセットにおけるそれぞれのPDCCHを復号しようと試みることを示唆する。そのセル固有またはUE固有のRNTIをもつPDCCHの候補のCRCをUEが首尾よくチェックした場合には、DCIを見出して復号することができる。
下りリンクHARQ手順に関しては、UEが、PDSCHをアドレスするPDCCHをサブフレームnでモニターする。PDCCHおよびPDSCHは、同じサブフレームnにある。PDSCHがサブフレームnでスケジューリングされる場合には、UEは、HARQ−ACKをサブフレームn+k(例えば、FDDではk=4、およびTDDではk≧4)のPUCCH上で送る。eNBは、(例えば、下りリンクにおける非同期HARQに関して)このデータを再送信するためのPDCCHをサブフレームn+k+4で、またはそれ以降に送る。
上りリンクHARQ手順に関しては、UEが、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)をアドレスするPDCCHをサブフレームnでモニターする。PUSCHは、サブフレームn+k(例えば、FDDではk=4、およびTDDではk≧4)でスケジューリングされる。eNBは、(例えば、上りリンクにおける同期HARQに関して)このデータを再送信するためのPDCCH、または肯定または否定応答のための物理HARQインジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)をサブフレームn+k+4で送る。
(例えば、E−UTRANまたはLTEアドバンストにおける)いくつかの構成において、(PDSCHまたはPUSCH上でアプリケーション・データおよびデータとともに送信されるシステム制御情報を含む下りリンクまたは上りリンク・データのためのリソースは、PDCCHを用いてスケジューリングされるか、または割り当てられる。同様に、D2D通信のためのリソースをスケジューリングして割り当てるために、制御情報が、PDCCHあるいは拡張または強化されたPDCCH(ePDCCHまたはe−PDCCH)上で送信される。eNBは、(eNBから)送信UEおよび受信UEへのD2Dリンクのためのリソースの割り当てを含めて、D2Dリンクに関するHARQ手順を送信または再送信ごとに制御する。eNBは、1つ以上の受信UEからeNBへのハイブリッド自動再送要求肯定応答(HARQ−ACK)情報の送信もHARQ送信または再送信ごとに制御する。
D2Dリソースを割り当てるためのPDCCHのDCIフォーマットに関するさらなる詳細は以下に示される。DCI送信に関する誤り検出は、巡回冗長検査(CRC)によって提供される。CRCパリティビットを算出するためにPDCCHペイロード全体が用いられる。CRCパリティビットは、対応するRNTIを用いてスクランブルされる。
PDCCHは、(例えば、通常リンク、eNBとUEとの間の通信に対応する)通常リンクのPDCCH、または、(例えば、D2Dリンク、デバイス間またはそれらのうちでの通信に対応する)D2DリンクのPDCCHとして示され、かつ確定される。例えば、D2DリンクをもつUEは、通常リンクも有するはずなので、通常リンクとD2Dリンクとの間のスケジューリングは、PDCCHに従って動的に切り換えることができる。
いくつかの構成において、PDCCHは、DCIフォーマットに基づいて、通常リンクのPDCCHまたはD2DリンクのPDCCHとして示され、かつ確定される。言い換えれば、通常リンクとD2Dリンクとの間のPDCCHの対応は、DCIフォーマットに基づいて示され、かつ確定される。いくつかの構成では、D2Dリンクに対応するPDCCHを示し、かつ確定するために、新しいDCIフォーマットが用いられる。この場合、UEは、既存のDCIフォーマットおよび新しいDCIフォーマットの両方をモニターする必要がある。本明細書では、「新しいDCIフォーマット」は、3GPP仕様書のリリース10に示されるDCIフォーマットとは異なるDCIフォーマットである。これは、実行されるブラインド復号の量を増加させる。他の構成では、通常リンクとD2Dリンクとの間の相違がDCIフォーマットに基づいて識別されるので、D2Dリンクに関するPDCCH(例えば、PDCCHのCRC)をスクランブルするために通常のC−RNTIを用いることができる。
いくつかの構成において、PDCCHは、RNTIに基づいて、通常リンクのPDCCHまたはD2DリンクのPDCCHとして識別され、かつ確定される。言い換えれば、通常リンクとD2Dリンクとの間のPDCCHの対応は、RNTIに基づいて示され、かつ確定される。いくつかの構成では、既存のDCIフォーマットが利用される。例えば、D2Dリンクに(例えば、単一アンテナポート・モードのための上りリンク・リソース割り当てを示す)フォーマット0もしくは(例えば、空間多重のための上りリンク・リソース割り当てを示す)フォーマット4である既存のDCIフォーマットが用いられる場合には、UEは、異なるRNTIをもつ既存のDCIフォーマットをD2Dリンクに関してモニターする必要がある。これは、同じDCIフォーマットが用いられるので、ブラインド復号の量が増加することはない。このアプローチは、新しいDCIフォーマットにも適用できる。
本明細書に開示されるシステムおよび方法は、D2Dリンクに関する方向(例えば、どのUEが送信UEであり、どのUEが受信UEであるか)を示し、かつ確定することが可能である。D2Dリンクの方向(例えば、どのUEが送信し、どのUEが受信UEであるか)は、PDCCHに基づいて動的に切り換えることも、あるいは無線リソース管理(RRC:Radio Resource Control)シグナリングに基づいて準静的に切り換えることもできる。
いくつかの構成において、D2Dリンク方向は、RNTIに基づいて示され、かつ確定される。D2Dリンクに含まれる各UEは、それ自体のRNTIおよび/または他のUEに対応する1つ以上のRNTIを(eNBによって)通知される。いくつかの構成において、UEは、それ自体のRNTIを検出した場合には、自らが送信UEであることを確定する。そうでない場合には、UEは、自らが受信UEであることを確定する。
いくつかの構成において、D2Dリンク方向は、DCIのペイロードフィールドにおけるビットに基づいて示され、かつ確定される。例えば、D2Dリンクに関するDCIペイロードフィールドは、D2Dリンク方向を示すビットを含む。(以下に記載される)リソース割り当ての第1のアプローチまたは第3のアプローチを用いる場合には、対応するPDCCHが送信UEまたは受信UEに関するものかどうかを示すために1ビットで十分である。
(以下に記載される)リソース割り当ての第2のアプローチを用いる場合には、ビット数は、送信UEの可能な数に依存する。D2Dリンクに2つのUE(例えば、UE AおよびUE B)があると仮定すると、UE Aのみが送信UEとなりうる場合には、DCIに識別ビットは必要なく、これは本明細書に記載されるようなRRCシグナリングに基づく準静的なスイッチングの一種である。UE AおよびUE Bが送信UEとなりうる場合には、どれが送信UEであるかを示す1ビットが必要である。D2Dリンクに4つのUE(UE A、UE B、UE CおよびUE D)があると仮定すると、UE AおよびUE Bが送信UEとなるうる場合には、1ビットの指標が必要である。UE A、UE B、UE CおよびUE Dが送信機となりうる場合には、どのUEが送信UEであるかに関する2ビットの指標が必要である。
この識別のためのビット数が比較的小さい場合には、既存のDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット0またはDCIフォーマット4)をいくらか修正して用いることができる。そうでない場合には、新しいDCIフォーマット(例えば、3GPP仕様書のリリース10におけるDCIフォーマットとは異なるDCIフォーマット)が利用される。
いくつかの構成において、D2Dリンク方向は、RRCシグナリングに基づいて示され、かつ確定される。D2Dリンクに含まれる各UEは、UEが送信UEまたは受信UEであるかどうかをRRCシグナリングによって通知される。言い換えれば、eNBは、RRCシグナリングを(例えば、準静的に)送ることによってD2Dリンク方向を示す。UEは、RRCシグナリングに基づいてD2Dリンク方向を確定する。UEは、D2Dリンクに関するDCIを検出した場合には、示された方向に従って送信または受信する。
次に図面を参照して様々な構成が記載される。図面中、同様の参照番号は機能的に類似した要素を示す。本明細書において図面に一般的に記載され、説明されるシステムおよび方法は、多種多様に異なった構成に配置され、設計されてもよい。従って、図面に表現される、いくつかの構成の以下のさらに詳細な記載は、特許請求の範囲を限定するものではなく、システムおよび方法を単に代表するに過ぎない。
図1は、D2Dリンク130のためにリソースを割り当てかつ確定するためのシステムおよび方法が実装される1つ以上のevolved Node B(eNB)102および1つ以上の端末装置(UE)118の一構成を示すブロック・ダイアグラムである。1つ以上のeNB102は、1つ以上の通常リンク116a〜bを通じて1つ以上のUE118a〜bと通信する。例えば、eNB102は、通常リンクA116aを通じてUE A118aと通信し、通常リンクB116bを通じてUE B118bと通信する。
eNB102は、eNB操作モジュール104、送信チェーン110、受信チェーン112、および1つ以上のアンテナ114を含む。本明細書では、用語「モジュール」は、特定の要素またはコンポーネントがハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアあるいはそれらの組み合わせで実装されることを示す。例えば、eNB操作モジュール104は、ハードウェア(例えば、回路)、ソフトウェア(例えば、プロセッサによって実行可能な命令)、または両方の組み合わせで実装される。
送信チェーン110は、送信のための信号(例えば、データおよび制御情報)を準備する。例えば、送信チェーン110は、eNB操作モジュール104によって供給された制御情報を準備して、送信のためにそれを1つ以上のアンテナ114へ供給する。送信チェーン110は、eNB102が信号(例えば、データおよび/または制御情報)を送信することを可能にする1つ以上のモジュールを含む。例えば、いくつかの実装において、送信チェーン110は、1つ以上のエンコーダ、1つ以上のスクランブル・モジュール、1つ以上の変調マッパ、1つ以上のインターリーバ、レイヤ・マッパ、プリコーディング・モジュール、1つ以上のリソース要素マッパ、および1つ以上の直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency−Division Multiplexing)信号生成モジュールを含む。
例として、送信チェーン110は、データおよび制御情報を含む信号をフォーマットして送信する。送信チェーン110は、RNTI(例えば、セルRNTI(C−RNTI)、ページングRNTI(P−RNTI)、システム情報RNTI(SI−RNTI)、ランダムアクセスRNTI(RA−RNTI)など)に基づいて制御情報をスクランブルする。加えて、または代わりに、送信チェーン110は、送信のためのデータおよび制御情報を符号化、インタリーブ、変調、(空間的ストリームまたはレイヤへ)マッピング、プリコーディング、アップコンバート、フィルタおよび増幅する(または、別の状況ではフォーマットする)。
受信チェーン112は、1つ以上のアンテナ114から信号を受信する。例えば、受信チェーン112は、1つ以上のアンテナ114からデータおよび制御情報を受信し、検出してデフォーマットする。受信チェーン112は、eNB102が信号(例えば、データおよび/または制御情報)を受信することを可能にする1つ以上のモジュールを含む。例えば、いくつかの実装において、受信チェーン112は、受信信号検出器、1つ以上の復調器、1つ以上のデコーダ、1つ以上のデインターリ−バおよび1つ以上のデスクランブラを含む。
例として、受信チェーン112は、データおよび制御情報を含む信号を受信してデフォーマットする。受信チェーン112は、受信データおよび信号情報を生成するために、受信した信号を増幅、ダウンコンバート、検出、復調、フィルタして、スクランブルを解除する(または、別の状況ではデフォーマットする)。受信した制御情報は、eNB操作モジュール104へ供給される。
eNB操作モジュール104は、eNB102が、D2D通信のためのリソースをUE118の間に割り当てることを可能にする。例えば、eNB操作モジュール104は、D2Dリンク・リソース割り当てモジュール106を含む。D2Dリンク・リソース割り当てモジュール106は、D2Dリンクのためのリソースを上りリンク時間および周波数リソースからUE118の間に割り当てる。例えば、D2Dリンク・リソース割り当てモジュール106は、D2Dリンク130のためのリソースをUE118に割り当てる1つ以上のPDCCHを生成する。例として、1つ以上のPDCCHは、D2Dリンク130上でデータを通信する(例えば、送受信する)ためのスケジュールを示す制御情報を含む。D2Dリンク130のためのリソースの割り当てに関するさらなる詳細は以下に示される。
D2Dリンク・リソース割り当てモジュール106は、PDCCHが通常リンク116またはD2Dリンク130に対応するのかどうかも示す。いくつかの構成において、これは、DCIフォーマットに基づいて示される。他の構成では、これは、1つ以上のRNTIに基づいて示される。PDCCHが通常リンク116またはD2Dリンク130に対応するのかどうか示すステップに関するさらなる詳細は以下に示される。
D2Dリンク・リソース割り当てモジュール106は、D2Dリンク方向も示す。例えば、D2Dリンク・リソース割り当てモジュール106は、どのUE118が送信UEであり、どのUE118が受信UEであるかを示す1つ以上のアプローチを用いる。いくつかの構成において、D2Dリンク方向は、1つ以上のRNTIに基づいて示される。他の構成では、D2Dリンク方向は、DCI(例えば、DCIのペイロードフィールドにおける1つ以上の識別ビット)に基づいて示される。さらに他の構成では、D2Dリンク方向は、RRCシグナリングに基づいて示される。D2Dリンク方向を示すステップに関するさらなる詳細は上記および以下に示される。
いくつかの構成において、eNB操作モジュール104は、eNB102がD2Dリンク130に対応するHARQ手順を管理することを可能にする。例えば、eNB操作モジュール104は、eNB D2D HARQモジュール108を含む。eNB D2D HARQモジュール108は、D2Dリンク130に対応するAck/Nack情報をUE118から受信する。例えば、UE118は、eNB102へAck/Nack情報を送信し、eNB102は、PUCCH、ePUCCH、PUSCHまたはePUSCH上でAck/Nack情報を受信する。いくつかの構成において、Ack/Nack情報は、D2Dリンク130上で(例えば、再送信のための)さらなるリソース割り当てが必要とされるどうかを判定するために利用される。eNB102(例えば、eNB D2D HARQモジュール108)は、このAck/Nack情報を別のUE118へ転送してもしなくてもよい。
例えば、UE A118aは送信UE(例えば、D2Dリンク130上でデータを送信するUE)であり、UE B118bは受信UE(例えば、D2Dリンク130上でデータを受信するUE)であると仮定する。UE A118aは、D2Dリンク130上でUE B118bへデータを送信する。首尾よく受信したデータに関して、UE B118bは、1つ以上の肯定応答(Ack)を生成する。受信に失敗した(または受信されなかった)データに関しては、UE B118bは、1つ以上の否定応答(Nack)を生成する。UE B118bは、次に、Ack/Nack情報をeNB102へ送る。eNB102(例えば、eNB D2D HARQモジュール108)は、Ack/Nack情報を受信して、D2Dリンク130における追加のリソースをUE A118aに割り当てる。eNB102は、Ack/Nack情報をUE A118aへ転送してもしなくてもよい。UE A118aは、受信に失敗した(または受信されなかった)任意のデータをUE B118bへ再送信することができる。
いくつかの構成においては、eNB102は、Ack/Nack情報を送信UE(例えば、UE A118a)へ転送しない。この場合には、D2D通信のためのリソースを許可する(例えば、割り当てる、スケジューリングするなどの)ためにeNB102から送信UE(例えば、UE A118a)へ送信されるPDCCHが、新しいデータを送るか、または前に送信したデータを再送信するように、送信UEにシグナリングすることができる。この構成において、送信UE(例えば、UE A118a)は、前に送信したデータ(例えば、パケット)が受信UE(例えば、UE B118b)によって首尾よく受信されたかどうかを、暗黙的に、推測することができる。
例えば、データ送信のためのリソース割り当てに関係するPDCCHには、新しいデータまたは(例えば、再送信に用いるべきリダンダンシーバージョン(redundancy version)のような他のパラメータにともに)前のデータの再送信を示すフィールドが存在する。この新しいデータ・インジケータの値は、eNB102によって受信UE(例えば、UE B118b)から受信したAck/Nack情報に基づいて確定される。しかしながら、Ack/Nack情報(例えば、ビット)が送信UE(例えば、UE A118a)へ送られる場合には、それらのビットを送信UE(例えば、UE A118a)へ明示的に送信するために追加のビットが必要とされる。
このように、いくつかの構成において、eNB102は、送信UE(例えば、UE A118a)に対するD2Dリンク130上での新しいデータの送信または再送信を確定する。他の構成では、eNB102は、送信UE(例えば、UE A118a)へAck/Nack情報を送る。
各UE118a〜bは、それぞれ1つ以上のアンテナ132a〜b、送信チェーン126a〜b、受信チェーン128a〜b、およびUE操作モジュール120a〜bを含む。各UE操作モジュール120a〜bは、それぞれD2Dリンク・リソース確定モジュール122a〜bを含む。UE操作モジュール120a〜bの1つ以上は、随意的にUE D2D HARQモジュール124a〜bを含む。
それぞれのUE118a〜bにおいて、各送信チェーン126a〜bは、送信のための信号(例えば、データおよび制御情報)を準備する。例えば、各送信チェーン126a〜bは、それぞれのUE操作モジュール120a〜bによって供給された制御情報を準備して、送信のためにそれを1つ以上のそれぞれのアンテナ132a〜bに供給する。各送信チェーン126a〜bは、UE118a〜bが信号(例えば、データおよび/または制御情報)を送信することを可能にする1つ以上のモジュールを含む。例えば、いくつかの実装において、各送信チェーン126a〜bは、1つ以上のエンコーダ、1つ以上のスクランブル・モジュール、1つ以上の変調マッパ、1つ以上のインターリーバ、レイヤ・マッパ、プリコーディング・モジュール、1つ以上のリソース要素マッパ、および1つ以上の直交周波数分割多重(OFDM)信号生成モジュールを含む。
例として、各送信チェーン126a〜bは、データおよび制御情報を含む信号をフォーマットして送信する。送信チェーン126a〜bは、RNTI(例えば、セルRNTI(C−RNTI)、ページングRNTI(P−RNTI)、ランダムアクセスRNTI(RA−RNTIなど)に基づいて制御情報をスクランブルする。加えて、または代わりに、送信チェーン126a〜bは、送信のためのデータおよび制御情報を符号化、インタリーブ、変調、(空間的ストリームまたはレイヤへ)マッピング、プリコーディング、アップコンバート、フィルタおよび増幅する(または、別の状況ではフォーマットする)。
各受信チェーン128a〜bは、1つ以上のそれぞれのアンテナ132a〜bから信号を受信する。例えば、各受信チェーン128a〜bは、1つ以上のそれぞれのアンテナ132a〜bからデータおよび制御情報を受信し、検出してデフォーマットする。各受信チェーン128a〜bは、それぞれのUE118a〜bが信号(例えば、データおよび/または制御情報)を受信することを可能にする1つ以上のモジュールを含む。例えば、いくつかの実装において、各受信チェーン128a〜bは、受信信号検出器、1つ以上の復調器、1つ以上のデコーダ、1つ以上のデインターリ−バおよび1つ以上のデスクランブラを含む。
例として、各受信チェーン128a〜bは、データおよび制御情報を含む信号を受信してデフォーマットする。各受信チェーン128a〜bは、受信データおよび制御情報を生成するために、受信した信号を増幅、ダウンコンバート、検出、復調、フィルタしてスクランブルを解除する(または、別の状況ではデフォーマットする)。受信した制御情報は、それぞれのUE操作モジュール120a〜bへ供給される。
各UE操作モジュール120a〜bは、それぞれD2Dリンク・リソース確定モジュール122a〜bを含む。各D2Dリンク・リソース確定モジュール122a〜bは、D2Dリンク130のために割り当てられるリソースを確定する。例えば、各UE118a〜bは、1つ以上のPDCCHを受信する。各D2Dリンク・リソース確定モジュール122a〜bは、D2Dリンク130に関して1つ以上の確定を行う。例として、D2Dリンク・リソース確定モジュール122a〜bは、どの時間および周波数リソースがD2Dリンク130のために割り当てられるかを確定することができる。
各D2Dリンク・リソース確定モジュール122a〜bは、受信したPDCCHが通常リンク116またはD2Dリンク130に対応するかどうかを判定する。いくつかの構成において、この確定は、DCIフォーマットに基づく。他の構成では、この確定は、1つ以上のRNTIに基づく。PDCCHが通常リンク116またはD2Dリンク130に対応するかどうかを判定するステップに関するさらなる詳細は以下に示される。
各D2Dリンク・リソース確定モジュール122a〜bは、D2Dリンク方向も確定する。例えば、各D2Dリンク・リソース確定モジュール122a〜bは、対応するUE118a〜bが送信UEまたは受信UEであるかどうかを判定するために、1つ以上のアプローチを用いる。例として、各D2Dリンク・リソース確定モジュールA122aは、UE A118aがD2Dリンク130に関して送信UEまたは受信UEであるかどうかを判定する。いくつかの構成において、D2Dリンク方向は、1つ以上のRNTIに基づいて確定される。他の構成では、D2Dリンク方向は、DCI(例えば、DCIのペイロードフィールドにおける1つ以上の識別ビット)に基づいて確定される。さらに他の構成では、D2Dリンク方向は、RRCシグナリングに基づいて確定される。D2Dリンク方向を確定するステップに関するさらなる詳細は上記および以下に示される。
UE操作モジュール120の1つ以上は、随意的にUE D2D HARQモジュール124を含む。UE D2D HARQモジュール124a〜bは、D2Dリンク130に対応するHARQ動作を行う。例えば、UE A118aは送信UEであり、UE B118bは受信UEであると仮定する。UE D2D HARQモジュールB124bは、D2Dリンク130上のデータに対応するAck/Nack情報を生成して、それを通常リンクB116b上でeNB102へ送る。例として、UE D2D HARQモジュールB124bは、D2Dリンク130上で首尾よく受信したデータに関してAckを生成する。UE D2D HARQモジュールB124bは、D2Dリンク130上で受信に失敗した(または受信されなかった)データに関してはNackを生成する。このAck/Nack情報は、次に、通常リンクB116b上でeNB102へ送られる。
いくつかの構成において、eNB102は、(通常リンクB116b上で)UE B118bから受信したAck/Nack情報を、通常リンクA116a上でUE A118aへ送る(例えば、転送する)。UE A118aは、Ack/Nack情報を通常リンクA116a上で受信する。UE D2D HARQモジュールA124aは、Ack/Nack情報に基づいてデータをD2Dリンク130上で再送信する。例えば、D2Dリンク130に対応する否定応答(Nack)を通常リンクA116a上で受信した場合、UE D2D HARQモジュールA124は、対応するデータをD2Dリンク130上で再送信する。この再送信は、eNB102によってD2Dリンク130のために割り当てられたリソースに基づいて実行される。しかしながら、肯定応答(Ack)のみを受信して、Nackを受信しなかった場合には、UE D2D HARQモジュールA124aは、対応するデータを何も再送信することはない。
留意すべきは、eNB102およびUE118に含まれる要素またはその部分の1つ以上がハードウェアで実装されてもよいことである。例えば、これらの要素またはその部分の1つ以上は、チップ、回路またはハードウェア・コンポーネントなどとして実装されてもよい。同様に留意すべきは、本明細書に記載される機能または方法の1つ以上がハードウェアで実装されてもよく、および/またはハードウェアを用いて行われてもよいことである。例えば、本明細書に記載される方法の1つ以上は、チップセット、特定用途向け集積回路(ASIC:application−specific integrated circuit)、大規模集積回路(LSI:large−scale integrated circuit)または集積回路などで実装されてもよく、および/またはそれらを用いて実現されてもよい。
図2は、D2Dリンクのためにリソースを割り当てる方法200の一構成を示すフロー・ダイアグラムである。eNB102は、少なくとも1つのPDCCHを用いることによって、D2Dリンク130のためにリソースを割り当てる(ステップ202)。言い換えれば、リソース割り当てに関するメッセージは、少なくとも1つのPDCCHで運ばれる。割り当てられた(ステップ202)リソースは、PUSCHに対応する。留意すべきは、用語「PDCCH」がPDCCH、強化されたPDCCH(ePDCCH)および/またはDCIを指すことである。
リソースを割り当てる(ステップ202)第1のアプローチでは、eNB102は、UE118ごとに1つのPDCCHを送る。例えば、各PDCCHは、UE118ごとに別々に符号化される。リソースを割り当てる(ステップ202)第2のアプローチでは、eNB102は、(例えば、D2D送信ごとに)すべてのUE118に対して1つのPDCCHを送る。例として、送信UEに関する(PDCCHにおける)制御情報および受信UEに関する(PDCCHにおける)制御情報は、一緒に符号化される。リソースを割り当てる(ステップ202)第3のアプローチでは、eNB102は、(例えば、D2D送信ごとに)2つのPDCCHを送る。PDCCHの一方は、1つ以上の送信UEに対応し、他方のPDCCHは、1つ以上の受信UEに対応する。例えば、送信UEに関する(PDCCHにおける)制御情報および受信UEに関する(PDCCHにおける)制御情報は、別々に符号化される。リソース割り当てのこれらのアプローチに関するさらなる詳細は以下に示される。
eNB102は、少なくとも1つのPDCCHがD2Dリンク130に対応するかどうかを示す(ステップ204)。例えば、eNB102は、PDCCHが通常リンク116ではなくD2Dリンク130に対応するかどうかに関する指標を提供する。いくつかの構成において、eNB102は、DCIフォーマットに基づいてこれを示す(ステップ204)。他の構成では、eNB102は、1つ以上のRNTIに基づいて(例えば、1つ以上のRNTIに基づいてDCIのCRCをスクランブルして)これを示す(ステップ204)。PDCCHが通常リンク116またはD2Dリンク130に対応するかどうかを示すステップ204に関するさらなる詳細は以下に示される。
eNB102は、D2Dリンク方向を示す(ステップ206)。例えば、eNB102は、どのUE118が送信UEであり、どのUE118が受信UEであるかを示す1つ以上のアプローチを用いる。いくつかの構成において、eNB102は、1つ以上のRNTIに基づいてD2Dリンク方向を示す(ステップ206)。他の構成では、eNB102は、DCI(例えば、DCIのペイロードフィールドにおける1つ以上の識別ビット)に基づいてD2Dリンク方向を指示する(ステップ206)。さらに他の構成では、eNB102は、RRCシグナリングに基づいてD2Dリンク方向を示す(ステップ206)。D2Dリンク方向を示すステップ206に関するさらなる詳細は上記に示される。
いくつかの構成において、eNB102は、D2Dリンク130に対応するAck/Nack情報を受信する(ステップ208)。例えば、eNB102は、D2Dリンク130に対応するAck/Nack情報を受信UE(例えば、D2Dリンク130経由でデータを受信するように指定されたUE118)から受信する(ステップ208)。例として、受信UE118は、Ack/Nack情報をeNB102へ送信し、eNB102は、PUCCH、ePUCCH、PUSCHまたはePUSCH上でAck/Nack情報を受信する。留意すべきは、eNB102が、受信した(ステップ208)Ack/Nack情報を通常リンク116上で送信UEへ送っても送らなくてもよい(例えば、転送してもしなくてもよい)ことである。D2Dリンク130に対応するAck/Nack情報を受信するステップ208に関するさらなる詳細は上記および以下に示される。
eNB102は、D2Dリンク130を遮断すべきかどうかを判定する(ステップ210)。いくつかの構成において、この判定(ステップ210)は、受信した(ステップ208)Ack/Nack情報に基づく。例えば、Ack/Nack情報がNack(例えば、D2Dリンク130におけるいくつかのデータの再送信が必要であること)を示す場合には、eNB102は、D2Dリンク130を遮断しないと判定する(ステップ210)。eNB102は、次に、D2Dリンクのためのリソースを(再送信のために)割り当てる(ステップ202)ために元に戻る。
別の例では、eNB102は、Ackを受信した(そして、D2Dリンク130上で送られるべきさらなるデータが残っている)場合には、D2Dリンク130を遮断しないと判定する(ステップ210)。例えば、eNB102は、D2D送信が首尾よく受信されたことを示すAckを受信する。加えて、または代わりに、eNB102は、リソースを割り当てる(ステップ202)ために、D2Dリンク130上で送られるべきデータ量の指標を受信する。従って、例として、D2Dリンク130上で送られるべきさらなるデータが残っている場合には、eNB102は、D2Dリンク130を遮断しないと判定して(ステップ210)、リソースを割り当てる(ステップ202)ために元に戻る。
eNB102は、Ackを受信して、D2Dリンク130上で送られるべきデータがもはや残っていない場合には、D2Dリンク130を遮断すると判定する(ステップ210)。例えば、すべてのデータが首尾よく受信されて、D2Dリンク130上で送られるべきデータがもはや残っていない場合には、操作を終了する(ステップ212)。
図3は、D2Dリンクのためにリソースを割り当てる方法300の別の構成を示すフロー・ダイアグラムである。eNB102は、少なくとも1つのPDCCHを用いることによってD2Dリンク130のためにリソースを割り当てる(ステップ302)。言い換えれば、リソース割り当てに関するメッセージは、少なくとも1つのPDCCHで運ばれる。例えば、eNB102は、セミパーシステント・リソースをアクティブ化する少なくとも1つのPDCCHを1つ以上のUE118へ送る。代わりに、eNB102は、RRCシグナリングを1つ以上のUE118へ送ることによってセミパーシステント・リソースを割り当てる(ステップ302)。割り当てられた(ステップ302)リソースは、PUSCHに対応する。
リソースを割り当てる(ステップ302)第1のアプローチでは、eNB102は、UE118ごとに1つのPDCCHを送る。例えば、各PDCCHは、UE118ごとに別々に符号化される。リソースを割り当てる(ステップ302)第2のアプローチでは、eNB102は、(例えば、D2D送信ごとに)すべてのUE118に対して1つのPDCCHを送る。例として、送信UEに関する(PDCCHにおける)制御情報および受信UEに関する(PDCCHにおける)制御情報は、一緒に符号化される。リソースを割り当てる(ステップ302)第3のアプローチでは、eNB102は、(例えば、D2D送信ごとに)2つのPDCCHを送る。PDCCHの一方は、1つ以上の送信UEに対応し、他方のPDCCHは、1つ以上の受信UEに対応する。例えば、送信UEに関する(PDCCHにおける)制御情報および受信UEに関する(PDCCHにおける)制御情報は、別々に符号化される。リソース割り当てのこれらのアプローチに関するさらなる詳細は以下に示される。
eNB102は、少なくとも1つのPDCCHがD2Dリンク130に対応するかどうかを示す(ステップ304)。例えば、eNB102は、PDCCHが通常リンク116ではなくD2Dリンク130に対応するかどうかに関する指標を提供する。いくつかの構成において、eNB102は、DCIフォーマットに基づいてこれを示す(ステップ304)。他の構成では、eNB102は、1つ以上のRNTIに基づいて(例えば、1つ以上のRNTIに基づいてDCIのCRCをスクランブルして)これを示す(ステップ304)。PDCCHが通常リンク116またはD2Dリンク130に対応するかどうかを示すステップ304に関するさらなる詳細は以下に示される。
eNB102は、D2Dリンク方向を示す(ステップ306)。例えば、eNB102は、どのUE118が送信UEであり、どのUE118が受信UEであるかを示す1つ以上のアプローチを用いる。いくつかの構成において、eNB102は、1つ以上のRNTIに基づいてD2Dリンク方向を示す(ステップ306)。他の構成では、eNB102は、DCI(例えば、DCIのペイロードフィールドにおける1つ以上の識別ビット)に基づいてD2Dリンク方向を示す(ステップ306)。さらに他の構成では、eNB102は、RRCシグナリングに基づいてD2Dリンク方向を示す(ステップ306)。D2Dリンク方向を示すステップ306に関するさらなる詳細は上記および以下に示される。
いくつかの構成において、eNB102は、セミパーシステント・リソースを解放する(ステップ308)。例えば、eNB102が一旦リソースを割り当て(ステップ302)、PDCCHがD2Dリンクに対応することを示し(ステップ304)、D2Dリンク方向を示す(ステップ306)と、送信UE(例えば、UE A118a)および受信UE(例えば、UE B118b)は、eNB102がセミパーシステント・リソースを解放する(ステップ308)まで、D2Dリンク130上で通信することができる。いくつかの構成において、eNB102は、セミパーシステント・リソースを非アクティブ化する少なくとも1つのPDCCHを1つ以上のUE118へ送ることによってセミパーシステント・リソースを解放する(ステップ308)。他の構成では、eNB102は、セミパーシステント・リソースを解放するRRCシグナリングを1つ以上のUE118へ送ることによってセミパーシステント・リソースを解放する(ステップ308)。
図4は、D2Dリンクのためにリソースを確定する方法400のいくつかの構成を示すフロー・ダイアグラムである。UE118は、PDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する(ステップ402)。例えば、UE118は、PDCCHを受信して、PDCCHがD2Dリンク130に対応することを確定する(ステップ402)。より具体的には、例として、図4に示される方法400は、PDCCHが通常リンク116ではなくD2Dリンク130に対応することをUE118が確定する(ステップ402)ときに、UE118によって行われる。いくつかの構成において、UE118は、DCIフォーマットに基づいてこの確定(ステップ402)を行う。他の構成では、UE118は、1つ以上のRNTIに基づいてこの確定(ステップ402)を行う。PDCCHが通常リンク116またはD2Dリンク130に対応することを確定するステップ402のさらなる詳細は以下に示される。
UE118は、D2Dリンクのためにリソースを確定する(ステップ404)。例えば、UE118は、D2D送信のために割り当てられる時間および周波数リソースを確定する(ステップ404)。
リソースを確定する(ステップ404)第1のアプローチでは、UE118は、UE118に固有のPDCCHを受信して復号する。例えば、各PDCCHは、UE118ごとに別々に符号化される。リソースを確定する(ステップ404)第2のアプローチでは、UE118は、(例えば、D2D送信ごとに)すべてのUE118に対するPDCCHを受信して復号する。例として、送信UEに関する制御情報および受信UEに関する制御情報は、同じPDCCHに含まれる。リソースを確定する(ステップ404)第3のアプローチでは、UE118は、受信または送信UEに特有のPDCCHを受信して復号する。ある場合には、例として、受信したPDCCHは、1つ以上の送信UEに対応する。別の場合には、受信したPDCCHは、1つ以上の受信UEに対応する。例えば、PDCCHにおける制御情報は、送信UEか、または受信UEにのみ対応する。リソースを確定する(ステップ404)これらのアプローチに関するさらなる詳細は以下に示される。
UE118は、D2Dリンク方向を確定する(ステップ406)。例えば、UE118は、UE118が送信UEまたは受信UEであるかどうかを判定する(ステップ406)。いくつかの構成において、UE118は、1つ以上のRNTIに基づいてD2Dリンク方向を確定する(ステップ406)。他の構成では、UE118は、DCI(例えば、DCIのペイロードフィールドにおける1つ以上の識別ビット)に基づいてD2Dリンク方向を確定する(ステップ406)。さらに他の構成では、UE118は、RRCシグナリングに基づいてD2Dリンク方向を確定する(ステップ406)。D2Dリンク方向を確定するステップ406に関するさらなる詳細は上記に示される。
UE118が送信UEである場合には、UE118は、リソース上でデータを送信する(ステップ408)。例えば、UE118は、D2Dリンク130のために確定された(ステップ404)時間および周波数リソース上でデータを送信する(ステップ408)。いくつかの構成において、UE118は、eNB102がセミパーシステント・リソースを解放するまで、D2Dリンク130上でデータを送信し(ステップ408)続けることができる。
UE118は、D2Dリンク130に対応するAck/Nack情報を通常リンク116上で随意的に受信する。いくつかの構成において、UE118は、任意のNackを受信した場合には、Nackに対応するデータをD2Dリンク130上で再送信する。代わりに、再送信は、D2Dリンク130のためにリソースを確定するステップ404に基づいてもよい。例えば、UE118は、(リソース割り当てに関する)PDCCHが上記のように再送信を示した場合には、前に送信したデータを再送信する。
UE118が受信UEである場合には、UE118は、リソース上のデータを受信する(ステップ412)。例えば、UE118は、D2Dリンク130のために確定された(ステップ404)時間および周波数リソース上でデータを受信する(ステップ412)。いくつかの構成において、UE118は、eNB102がセミパーシステント・リソースを解放するまで、D2Dリンク130上でデータを受信し(ステップ412)続けることができる。
UE118は、D2Dリンク130に対応するAck/Nack情報を通常リンク116上で随意的に送信する(ステップ414)。例えば、UE118は、PUCCH、ePUCCH、PUSCHまたはePUSCH上でeNB102へAck/Nack情報を送信する。いくつかの構成において、UE118は、任意のNackを送信した場合には、Nackに対応する再送信データをD2Dリンク130上で受信する。再送信を受信するステップは、D2Dリンク130のためにリソースをさらに確定するステップ404に基づく。
図5は、D2Dリンク530の一例を示すダイアグラムである。特に、図5は、次のようにD2Dリンクおよびバンド割り当てに関するさらなる詳細を提供する。(ピアツーピア、近接サービスなどとも呼ばれる)D2D通信は、E UTRANまたは3GPP LTEアドバンストへの追加のサービスとして、2つ以上のUE518a〜bの間の直接リンクを提供する。D2D通信によって、UE518a〜bは、E−UTRANコアネットワークおよびeNB502のようなインフラストラクチャを通してデータ・トラフィックを伝えることなしに、データを交換することが可能である。D2Dリンク530を作ることが可能なUE518は、D2Dケイパビリティを用いてeNB502および他のUE(単数または複数)518へリンクすることができる。通常リンク516およびD2Dリンク530は、D2D通信サービスを伴うE−UTRANまたはLTEアドバンスト・システムにおいて同時に存在しうる可能な通信リンクである。本明細書では、用語「同時の(concurrent)」およびその変形は、少なくとも2つの事象の時間が互いに重複することを示す。しかしながら、用語「同時の(concurrent)」およびその変形は、2つ以上の事象が正確に同時に始まり、および/または終わることを示しても示さなくてもよい。
図5は、特に、D2D通信ケイパビリティをもつUE518a〜bが作りうる可能な通信リンクの一例(例えば、通常リンクA516a、通常リンクB516b、およびD2Dリンク530)を示す。留意すべきは、2つのUE518a〜b(例えば、UE A518aおよびUE B518b)が同じeNB502へリンクしてもしなくてもよいことである。そのうえ、eNB502へのリンクは、例えば、リモート・レディオ・ヘッドによって実装されるリレーまたは受信ポイントを通して提供されてもよい。
図6は、D2Dリンク630の別の例を示すダイアグラムである。特に、図6は、eNB602、リモート・レディオ・ヘッド(RRH:remote radio head)638、UE A618aおよびUE B618bを示す。eNB602およびRRH638は、E−UTRAN内に含まれる。この例では、eNB602は、通常リンクA616a経由(例えば、RRC接続)でUE A618aと通信する。加えて、eNB602は、高速バックホール634、RRH638および物理リンク676を通じてUE B618bと通信する。RRH638経由の高速バックホール634および物理リンク676は、eNB602とUE B618bとの間の論理通常リンクB616b(例えば、RRC接続)を構成する。eNB602は、UE A618aとUE B618bとの間のD2Dリンク630にリソースを割り当てるために、本明細書に開示されるシステムおよび方法を適用する。加えて、UE A618aおよびUE B618bの1つ以上は、D2Dリンク630のためのリソースを確定するために、本明細書に開示されるシステムおよび方法を適用する。
図7は、D2Dリンク730の別の例を示すダイアグラムである。例として、図7は、D2Dリンク730をもつ2つのUE718a〜bが2つの異なるeNB702a〜bに接続されたD2Dサービスを伴うE−UTRANを示す。特に、図7は、eNB A702a、eNB B702b、リモート・レディオ・ヘッド(RRH)738、UE A718aおよびUE B718bを示す。eNB A702a、eNB B702bおよびRRH738は、E−UTRAN内に含まれる。
この例では、eNB702は、通常リンクA716a経由(例えば、RRC接続)でUE A718aと通信する。eNB A702aは、X2リンク740を通じてeNB B702bと通信する。加えて、eNB B702bは、高速バックホール734、RRH738および物理リンク776を通じてUE B718bと通信する。RRH738経由の高速バックホール734および物理リンク776は、eNB B702bとUE B718bとの間の論理通常リンクB716b(例えば、RRC接続)を構成する。eNB702a〜bは、UE A718aとUE B718bとの間のD2Dリンク730にリソースを割り当てるために、本明細書に開示されるシステムおよび方法を適用する(および/または適用するために協力する)。例として、eNB B702bは、D2Dリンク730のためにリソースをeNB A702a経由で割り当てるステップ、D2Dリンク方向をeNB A702a経由で示すステップ、セミパーシステント・リソースをeNB A702a経由で解放するステップ、および受信したAck/Nack情報をeNB A702a経由で転送するステップのうちの1つ以上を行う。加えて、UE A718aおよびUE B718bの1つ以上は、D2Dリンク730のためのリソースを確定するために、本明細書に開示されるシステムおよび方法を適用する。
図7においてUE B718bとeNB B702bとの間に示される破線は、UE B718bをコアネットワーク(例えば、E−UTRAN)に接続する論理通常リンクB716b(例えば、RRC接続)を示す。そのうえ、UE B718bとRRH738との間の物理リンク776は、かかる接続を容易にする。留意すべきは、物理リンク776(または図6に示される物理リンク676)が3GPP LTEアドバンストおよび以降のリリースによって規格化された操作をなにも必要としないことである。
いくつかの構成において、UE118への、またはUE118からのD2Dリンク130を確立するためには、UE118は、E−UTRANコアネットワークにRRC接続されている必要があり、アクティブ・モードになければならない。従って、UE118がアイドル・モードにあり、かつ基地局(例えば、eNB102、アクセスポイントまたは集中型スケジューラ)によって(例えば、データ・トラフィックを生成する)ソースに設定されるか、または(例えば、データ・トラフィックを受信する)シンクに設定されている場合には、UE118は、当分野における最新または既存のページングもしくは初期アクセス手順を用いてアクティブ・モードに切り替えられる。
本明細書に開示されるシステムおよび方法によるバンド割り当てに関するさらなる詳細は次のように示される。通信に用いる周波数スペクトルは、バンドに分割される。それゆえに、各周波数バンドは、切れ目なく連続したスペクトル間隔である。セルラー通信のために、各周波数バンド内には1つまたはいくつかのキャリアがある。例えば、E−UTRANでは、各キャリアは、1.5、3、5、10または20メガヘルツ(MHz)のバンド幅を有する。E−UTRANでは各キャリアがサブキャリアに分割される。D2Dリンクのための専用リソースの割り当ては、D2D通信にのみ用いうるキャリアを割り当てることによって実装される。図8および9は、D2Dリンクが専用キャリアを有さず、時間および周波数リソースを既存のE−UTRANセルラーサービスと共有する例を提供する。
時間および周波数リソースをD2Dリンクのために割り当てる2つのアプローチがある。第1のアプローチでは、時間および周波数リソースは、キャリア、拡張キャリアまたはサブキャリアをD2Dリンクに専用することによって割り当てられる。第2のアプローチでは、時間および周波数リソースは、他のE−UTRANサービスと共用の時間および周波数リソースから割り当てられる。そのうえ、共用の時間および周波数リソースを割り当てる2つのアプローチがある。例えば、共用の時間および周波数リソースは、動的な割り当てまたはセミパーシステントな割り当てによって割り当てられる。動的な割り当てでは、時間および周波数リソース割り当てがサブフレームごとに変化する。セミパーシステントなリソース割り当てでは、ある期間にわたってリソースがD2Dリンクのために割り当てられる。セミパーシステントにリソースが割り当てられる期間は、eNBによって構成される。セミパーシステントな割り当てでは、リソースは、RRCシグナリングを送ることによって、または1つ以上のPDCCHを送ることによって割り当てられるか、またはアクティブ化される。しかしながら、動的なリソース割り当ては、1つ以上のPDCCHを送ることによってのみ行うことができる。
図8は、FDD構成においてD2Dリンクのために割り当てられるリソースのいくつかの例842を示すダイアグラムである。(例えば、eNBを含む)E−UTRANは、D2D送信のために特に予約された専用の時間および周波数リソースを利用してもよく、あるいはD2Dトラフィックの送信のために、E UTRANまたは(例えば、3GPPリリース11以降の規格によって仕様が定められた)LTEアドバンストにも共用されるいくつかの時間および周波数リソースを割り当ててもよい。例えば、いくつかの構成では、認可されたバンド内のリソースがD2Dリンクのために割り当てられる。図8に示されるように、D2D通信バンドは、FDD構成における上りリンク・スペクトルのすべてまたはサブセットを用いることができる。
特に、図8は3つの例842a〜cを示す。例A842aは、FDD構成での周波数844aおよび時間850aにわたる上りリンク(UL:uplink)リソース846aおよび下りリンク(DL:downlink)リソース848aを示す。例として、FDD構成ではULおよびDL通信のために周波数844aスペクトルが例A842aに示されるように割り当てられる。いくつかの構成において、例A842aは、FDD E−UTRANを示す。特に、例A842aは、E−UTRANの1つのキャリアに利用可能な時間および周波数リソースを表す。
例B842bは、D2Dリンク852のために周波数844bおよび時間850bにわたってULリソース846bから割り当てられたリソースを示す。例B842bには、周波数844bおよび時間850bにわたるDLリソース848bも示される。特に、例B842bは、UL周波数を共用するD2D通信サービスのために専用の時間および周波数リソース割り当てをもつ、FDD構成におけるULおよびDL通信のためのリソース割り当てを示す。いくつかの構成において、例B842bは、専用のD2Dリソース割り当てをもつFDD E−UTRANを示す。例B842bは、D2Dリンクのためのセミパーシステント・リソース割り当ての一例を示す。
例C842cは、D2Dリンク852のために周波数844cおよび時間850cにわたってULリソース846cから割り当てられたリソースを示す。例C842cには、周波数844cおよび時間850cにわたるDLリソース848cも示される。特に、例C842cは、UL周波数を共用するD2D通信サービスのために動的な時間および周波数割り当てをもつ、FDD構成におけるULおよびDL通信のためのリソース割り当てを示す。いくつかの構成において、例C842cは、動的なD2Dリソース割り当てをもつFDD E−UTRANを示す。
図9は、TDD構成においてD2Dリンクのために割り当てられるリソースのいくつかの例954を示すダイアグラムである。(例えば、eNBを含む)E−UTRANは、D2D送信のために特に予約された専用のバンドを利用してもよく、あるいはD2Dトラフィックの送信のために、E UTRANまたは(例えば、3GPPリリース11以降の規格によって仕様が定められた)LTEアドバンストにも共用されるいくつかのバンド幅を割り当ててもよい。TDD構成では、図9に示されるように、D2D通信は、上りリンクまたはスペシャル・サブフレームにおいてスケジューリングされ、スペクトルのすべてまたは部分を用いることができる。
特に、図9は3つの例954a〜cを示す。例A954aは、TDD構成での周波数944aおよび時間950aにわたるULリソース946およびDLリソース948を示す。例として、TDD構成ではULおよびDL通信のために時間リソース950aおよび周波数リソース944aが例A954aに示されるように割り当てられる。いくつかの構成において、例A954aは、TDD E−UTRANを示す。
例B954bは、D2Dリンク952のために周波数944bおよび時間950bにわたってULリソース946から割り当てられたリソースを示す。例B954bには、周波数944bおよび時間950bにわたるDLリソース948も示される。特に、例B954bは、ULリソース946を共用するD2D通信サービスのために専用のリソース割り当てをもつ、TDD構成におけるULおよびDL通信のための時間および周波数割り当てを示す。いくつかの構成において、例B954bは、専用のまたはセミパーシステントなD2D時間および周波数割り当てをもつTDD E−UTRANを示す。
例C954cは、D2Dリンク952のために周波数944cおよび時間950cにわたってULリソース946から割り当てられたリソースを示す。例C954cには、周波数944cおよび時間950cにわたるDLリソース948も示される。特に、例C954cは、ULリソース946を共用するD2D通信サービスのために動的なリソース割り当てをもつ、TDD構成におけるULおよびDL通信のための時間および周波数割り当てを示す。いくつかの構成において、例C954cは、動的なD2Dリソース割り当てをもつTDD E−UTRANを示す。
D2Dリソース割り当ておよび確定に関するさらなる詳細は図10〜12に関連して示される。特に、図10〜12は、D2Dリンクに関してUEをスケジューリングするために1つ以上のPDCCHを送受信するための代わりのアプローチを次のように示す。
図10は、本明細書に開示されるシステムおよび方法によるリソース割り当ての第1のアプローチの一例を示すダイアグラムである。図10は、リソース割り当ての第1のアプローチの一例を示す。第1のアプローチでは、基地局またはeNBは、D2Dリンクに関して各UEをスケジューリングするために1つの(別個の)PDCCHを送信する。例えば、UE1018が送信UEまたは受信UEであるかどうかに係わらず、各UE1018a〜cは、その対応するPDCCH1056a〜cをモニターし、eNBは、UEごとに別個のPDCCH1056a〜cを送る。すなわち、各PDCCH1056a〜cは、UE1018a〜cごとに別々に符号化される。各UE1018a〜cのPDCCH1056a〜c(またはePDCCH)を分離する利益は、リンクアダプテーションによってUE1018a〜cごとに内容が改善され(例えば、最適化され)、UE1018a〜cごとにPDCCH1056a〜cの品質が向上する(例えば、最適化される)ことである。
図11は、本明細書に開示されるシステムおよび方法によるリソース割り当ての第2のアプローチの一例を示すダイアグラムである。リソース割り当ての第2のアプローチでは、基地局またはeNBは、D2Dリンクに関してすべてのUEをスケジューリングするために1つだけのPDCCHを送信する。例えば、UE1118a〜cが送信UEまたは受信UEであるかどうかに係わらず、各UE1118a〜cは、1つのPDCCH1156をモニターし、eNBは、すべてのUE1118a〜cに対してPDCCH1156を送る。すなわち、PDCCH1156は、D2D通信に含まれるすべてのUE1118a〜cのために一緒に符号化される。すべてのUE1118a〜cに対する1つのPDCCH1156(またはePDCCH)の利益は、PDCCHのオーバーヘッドが削減され(例えば、最小限に抑えられ)、1つの送信UEが複数の受信UEへ同時に情報を送るマルチキャストが可能になることである。
図12は、本明細書に開示されるシステムおよび方法によるリソース割り当ての第3のアプローチの一例を示すダイアグラムである。リソース割り当ての第3のアプローチでは、基地局またはeNBは、D2Dリンクをスケジューリングするために2つのPDCCH(例えば、2つのDCI)を送信する。例えば、1つのPDCCH(またはePDCCH)あるいはDCI(例えば、PDCCH A1256a)は、送信UE(例えば、UE A1218a)あるいは送信UEのグループ(協調送信のための送信UEのグループ)を示す。別のPDCCH(またはePDCCH)あるいはDCI(例えば、PDCCH B1256b)は、受信UEまたは受信UEのグループ(例えば、UE B1218bおよびUE C1218c)を示す。受信UEのグループは、例えば、マルチキャストのための受信UEのグループであってもよい。送信UEおよび受信UEのためのPDCCH(またはePDCCH)を分離する利益は、送信UEおよび受信UEに関して内容が改善され(例えば、最適化され)、1つの送信UEが複数の受信UEへ同時に情報を送るマルチキャストが可能になることである。
DCIフォーマットに基づく(通常リンク(例えば、通常のE−UTRANリンク)への対応ではなく)D2DリンクへのPDCCHの対応の指示および確定に関するさらなる詳細は図13〜15に関連して示される。特に、図13〜15は、図10〜12に関連して記載したリソース割り当ての第1、第2および第3のアプローチにそれぞれ対応する、D2DリンクへのPDCCHの対応の指示および確定のための代わりのアプローチを示す。
図13は、本明細書に開示されるシステムおよび方法によりDCIフォーマットに基づいてPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第1のアプローチの一例を示すダイアグラムである。特に、図13に示されるPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第1のアプローチは、上掲の図10に関連して記載したリソース割り当ての第1のアプローチに対応する。
この例では、eNBは、DCIフォーマットに基づいて、PDCCHがD2Dリンクに(または通常リンクに)対応することを示す。例えば、PDCCHが通常リンクに対応する場合には、eNBは、既存のDCIフォーマット(例えば、3GPPリリース10の仕様書によればDCIフォーマット0、1、1A、1B、1C、1D、2、2A、2B、2C、3、3Aおよび4のうちの1つ)をもつPDCCHを生成して送る。しかしながら、PDCCHがD2Dリンクに対応する場合には、eNBは、新しいDCIフォーマット(例えば、「DCIフォーマットX」)をもつPDCCHを生成して送る。従って、各UEは、PDCCHが通常リンクまたはD2Dリンクに対応するかどうかを判定するために、既存のフォーマットおよび新しいフォーマットに関してPDCCHをモニターする。
図13に示される例では、各UE1318a〜cは、各対応するUE1318a〜cにそれぞれ固有のC−RNTIをもつ既存のDCIフォーマットをモニターする。各UE1318a〜cは、各対応するUE1318a〜cにそれぞれ固有のC−RNTIをもつDCIフォーマットXもモニターする。例として、UE A1318aは、(UE A1318aに固有の)C−RNTI A1358をもつ既存のフォーマットをモニターし、UE A1318aは、(UE A1318aに固有の)C−RNTI A1360をもつDCIフォーマットXをモニターする。
この例では、UE A1318aは、通常リンクの指標1366を提供する既存のDCIフォーマット1358とともにC−RNTI AをもつPDCCHをeNBから受信する。UE A1318aは、既存のDCIフォーマットに基づいて、このPDCCHが通常リンクに対応することを確定する。UE A1318aは、D2Dリンクの指標1368aを提供するDCIフォーマットX1360とともにC−RNTI AをもつPDCCHもeNBから受信する。UE A1318aは、DCIフォーマットXに基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。
加えて、UE B1318bは、D2Dリンクの指標1368bを提供するDCIフォーマットX1362とともにC−RNTI BをもつPDCCHをeNBから受信する。UE B1318bは、DCIフォーマットXに基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。そのうえ、UE C1318cは、D2Dリンクの指標1368cを提供するDCIフォーマットX1364とともにC RNTI CをもつPDCCHをeNBから受信する。UE C1318cは、DCIフォーマットXに基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。
図14は、本明細書に開示されるシステムおよび方法によりDCIフォーマットに基づいてPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第2のアプローチの一例を示すダイアグラムである。特に、図14に示されるPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第2のアプローチは、上掲の図11に関連して記載したリソース割り当ての第2のアプローチに対応する。
この例では、eNBは、DCIフォーマットに基づいて、PDCCHがD2Dリンクに(または通常リンクに)対応することを示す。例えば、PDCCHが通常リンクに対応する場合には、eNBは、既存のDCIフォーマットをもつPDCCHを生成して送る。しかしながら、PDCCHがD2Dリンクに対応する場合には、eNBは、新しいDCIフォーマット(例えば、「DCIフォーマットX」)をもつPDCCHを生成して送る。従って、各UEは、PDCCHが通常リンクまたはD2Dリンクに対応するかどうかを判定するために、既存のフォーマットおよび新しいフォーマットに関してPDCCHをモニターする。
図14に示される例では、各UE1418a〜cは、各対応するUE1418a〜cに固有のC−RNTIをもつ既存のDCIフォーマットをモニターする。各UE1418a〜cは、UE A1418a(例えば、送信UE)に固有のC−RNTIをもつDCIフォーマットXもモニターする。例として、UE A1418aは、(UE A1418aに固有の)C−RNTI A1458をもつ既存のフォーマットをモニターし、UE A1418aは、(UE A1418aに固有の)C−RNTI A1460をもつDCIフォーマットXをモニターする。加えて、UE B1418bは、(UE B1418bに固有の)C−RNTIをもつ既存のフォーマットをモニターし、UE B1418bは、(UE A1418aに固有の)C−RNTI A1460をもつDCIフォーマットXをモニターする。eNBは、D2Dリンクにおける各送信UEまたは各UEにその固有のC−RNTIを通知するために、専用のRRCシグナリングを利用することができる。
図14に示される例では、UE A1418a、UE B1418b、およびUE C1418cのそれぞれは、(各UE1418a〜cにそれぞれ固有の)C−RNTIをもつ既存のDCIフォーマットを、そして(UE A1418aに固有の)C−RNTIをもつ新しいDCIフォーマットXをモニターする。この例では、UE A1418aは、通常リンクの指標1466を提供する既存のDCIフォーマット1458とともにC−RNTI AをもつPDCCHをeNBから受信する。UE A1418aは、既存のDCIフォーマットに基づいて、このPDCCHが通常リンクに対応することを確定する。UE A1418aは、D2Dリンクの指標1468aを提供するDCIフォーマットX1460とともにC−RNTI AをもつPDCCHもeNBから受信する。UE A1418aは、DCIフォーマットXに基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。
加えて、UE B1418bは、D2Dリンクの指標1468bを提供するDCIフォーマットX1460とともにC−RNTI AをもつPDCCHをeNBから受信する。UE B1418bは、DCIフォーマットXに基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。そのうえ、UE C1418cは、D2Dリンクの指標1468cを提供するDCIフォーマットX1460とともにC RNTI AをもつPDCCHをeNBから受信する。UE C1418cは、DCIフォーマットXに基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。
図15は、本明細書に開示されるシステムおよび方法によりDCIフォーマットに基づいてPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第3のアプローチの一例を示すダイアグラムである。特に、図15に示されるPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第3のアプローチは、上掲の図12に関連して記載したリソース割り当ての第3のアプローチに対応する。
この例では、eNBは、DCIフォーマットに基づいて、PDCCHがD2Dリンクに(または通常リンクに)対応することを示す。例えば、PDCCHが通常リンクに対応する場合には、eNBは、既存のDCIフォーマットをもつPDCCHを生成して送る。しかしながら、PDCCHがD2Dリンクに対応する場合には、eNBは、新しいDCIフォーマット(例えば、「DCIフォーマットX」または「DCIフォーマットY」)をもつPDCCHを生成して送る。従って、各UEは、PDCCHが通常リンクまたはD2Dリンクに対応するかどうかを判定するために、既存のフォーマットおよび新しいフォーマットに関してPDCCHをモニターする。
図15に示される例では、各UE1518a〜cは、各対応するUE1518a〜cにそれぞれ固有のC−RNTIをもつ既存のDCIフォーマットをモニターする。UE A1518aは、UE A1518aに(例えば、送信UEに)固有のC−RNTIをもつDCIフォーマットXもモニターする。例として、UE A1518aは、(UE A1518aに固有の)C−RNTI A1558をもつ既存のフォーマットをモニターし、UE A1518aは、(UE A1518a(例えば、送信UE)に固有の)C−RNTI A1560をもつDCIフォーマットXをモニターする。加えて、UE B1518bおよびUE C1518cは、(UE B1518bまたは受信UEに固有の)C−RNTI B1570をもつDCIフォーマットYをモニターする。eNBは、D2Dリンクにおける各送信UEまたは各UEにその固有のC−RNTIを通知するために、専用のRRCシグナリングを利用することができる。
図15に示される例では、UE A1518a、UE B1518b、およびUE C1518cのそれぞれは、(各UE1518a〜cにそれぞれ固有の)C−RNTIをもつ既存のDCIフォーマットをモニターする。UE A1518aは、(送信UE(例えば、UE A1518a)に固有の)C−RNTIをもつ新しいDCIフォーマットXをモニターする。この例では、UE A1518aは、通常リンクの指標1566を提供する既存のDCIフォーマット1558とともにC−RNTI AをもつPDCCHをeNBから受信する。UE A1518aは、既存のDCIフォーマットに基づいて、このPDCCHが通常リンクに対応することを確定する。UE A1518aは、D2Dリンクの指標1568aを提供するDCIフォーマットX1560とともにC−RNTI AをもつPDCCHもeNBから受信する。UE A1518aは、DCIフォーマットXに基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。
加えて、UE B1518bは、D2Dリンクの指標1568bを提供するDCIフォーマットY1570とともにC−RNTI BをもつPDCCHをeNBから受信する。UE B1518bは、DCIフォーマットYに基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。そのうえ、UE C1518cは、D2Dリンクの指標1568cを提供するDCIフォーマットY1570とともにC RNTI BをもつPDCCHをeNBから受信する。UE C1518cは、DCIフォーマットYに基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。
スクランブル・シーケンス(例えば、RNTI)に基づく通常リンク(例えば、通常のE−UTRANリンク)とD2Dリンクとの間のPDCCHの対応の指示および確定に関するさらなる詳細は図16〜18に関連して以下に示される。図16 18に関連して記載されるアプローチは、図10〜12に関連して記載したリソース割り当てのアプローチにそれぞれ対応する。
図16は、本明細書に開示されるシステムおよび方法によりRNTIに基づいてPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第1のアプローチの一例を示すダイアグラムである。特に、図16に示されるPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第1のアプローチは、上掲の図10に関連して記載したリソース割り当ての第1のアプローチに対応する。
この例では、eNBは、RNTIに基づいて、PDCCHがD2Dリンクに(または通常リンクに)対応することを示す。例えば、PDCCHが通常リンクに対応する場合には、eNBは、特定のスクランブル・シーケンス(例えば、C−RNTI)をもつPDCCHを生成して送る。しかしながら、PDCCHがD2Dリンクに対応する場合には、eNBは、異なるスクランブル・シーケンス(例えば、RNTI)をもつPDCCHを生成して送る。従って、各UEは、PDCCHが通常リンクまたはD2Dリンクに対応するかどうかを判定するために、特定のスクランブル・シーケンスに関してPDCCHをモニターする。
図16に示される例では、各UE1618a〜cは、各対応するUE1618a〜cにそれぞれ固有のC−RNTIをもつPDCCHをモニターする。各UE1618a〜cは、また、各対応するUE1618a〜cにそれぞれ固有のRNTI A1672、RNTI B1674、およびRNTI C1676をもつPDCCHをモニターする。例として、UE A1618aは、(UE A1618aに固有の)C−RNTI A1658をもつPDCCHをモニターし、UE A1618aは、(UE A1618aに固有の)RNTI A1672をもつPDCCHをモニターする。eNBは、各UE1618a〜cにそれぞれRNTI A1672、RNTI B1674およびRNTI C1676を通知するために、専用のRRCシグナリングを利用することができる。
この例では、UE A1618aは、通常リンクの指標1666を提供するC−RNTI A1658をもつPDCCHをeNBから受信する。UE A1618aは、C−RNTI A1658に基づいて、このPDCCHが通常リンクに対応することを確定する。UE A1618aは、D2Dリンクの指標1668aを提供するRNTI A1672をもつPDCCHもeNBから受信する。UE A1618aは、RNTI A1672に基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。
加えて、UE B1618bは、D2Dリンクの指標1668bを提供するRNTI B1674をもつPDCCHをeNBから受信する。UE B1618bは、RNTI B1674に基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。そのうえ、UE C1618cは、D2Dリンクの指標1668cを提供するRNTI C1676をもつPDCCHをeNBから受信する。UE C1618cは、RNTI C1676に基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。
図17は、本明細書に開示されるシステムおよび方法によりRNTIに基づいてPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第2のアプローチの一例を示すダイアグラムである。特に、図17に示されるPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第2のアプローチは、上掲の図11に関連して記載したリソース割り当ての第2のアプローチに対応する。
この例では、eNBは、RNTIに基づいて、PDCCHがD2Dリンクに(または通常リンクに)対応することを示す 例えば、PDCCHが通常リンクに対応する場合には、eNBは、特定のスクランブル・シーケンス(例えば、C−RNTI)をもつPDCCHを生成して送る。しかしながら、PDCCHがD2Dリンクに対応する場合には、eNBは、異なるスクランブル・シーケンス(例えば、RNTI)をもつPDCCHを生成して送る。従って、各UEは、PDCCHが通常リンクまたはD2Dリンクに対応するかどうかを判定するために、特定のスクランブル・シーケンスに関してPDCCHをモニターする。
図17に示される例では、各UE1718a〜cは、各対応するUE1718a〜cに固有のC−RNTIをもつ既存のDCIフォーマットをモニターする。各UE1718a〜cは、RNTI D1778もモニターする。例として、UE A1718aは、(UE A1718aに固有の)C−RNTI A1758をもつPDCCHをモニターし、UE A1718aは、RNTI D1778をもつPDCCHをモニターする。加えて、UE B1718bは、例えば、(UE B1718bに固有の)C−RNTI BをもつPDCCHをモニターし、UE B1718bは、RNTI D1778をもつPDCCHをモニターする。eNBは、各UEにRNTI D1778を通知するために、専用のRRCシグナリングを利用することができる。
図17に示される例では、UE A1718a、UE B1718b、およびUE C1718cのそれぞれは、(各UE1718a〜cにそれぞれ固有の)C−RNTIおよびRNTI D1778をもつPDCCHをモニターする。この例では、UE A1718aは、通常リンクの指標1766を提供するC−RNTI A1758をもつPDCCHをeNBから受信する。UE A1718aは、C−RNTI A1758に基づいて、このPDCCHが通常リンクに対応することを確定する。UE A1718aは、D2Dリンクの指標1768aを提供するRNTI D1778をもつPDCCHもeNBから受信する。UE A1718aは、RNTI D1778に基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。
加えて、UE B1718bは、D2Dリンクの指標1768bを提供するRNTI D1778をもつPDCCHをeNBから受信する。UE B1718bは、RNTI D1778に基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。そのうえ、UE C1718cは、D2Dリンクの指標1768cを提供するRNTI D1778をもつPDCCHをeNBから受信する。UE C1718cは、RNTI D1778に基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。
図18は、本明細書に開示されるシステムおよび方法によりRNTIに基づいてPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第3のアプローチの一例を示すダイアグラムである。特に、図18に示されるPDCCHの対応を示し、かつ確定するための第3のアプローチは、上掲の図12に関連して記載したリソース割り当ての第3のアプローチに対応する。
この例では、eNBは、RNTIに基づいて、PDCCHがD2Dリンクに(または通常リンクに)対応することを示す。例えば、PDCCHが通常リンクに対応する場合には、eNBは、特定のスクランブル・シーケンス(例えば、C−RNTI)をもつPDCCHを生成して送る。しかしながら、PDCCHがD2Dリンクに対応する場合には、eNBは、異なるスクランブル・シーケンス(例えば、RNTI)をもつPDCCHを生成して送る。従って、各UEは、PDCCHが通常リンクまたはD2Dリンクに対応するかどうかを判定するために、特定のスクランブル・シーケンスに関してPDCCHをモニターする。
図18に示される例では、各UE1818a〜cは、各対応するUE1818a〜cにそれぞれ固有のC−RNTIをもつPDCCHをモニターする。UE A1818aは、RNTI D1880もモニターする。例として、UE A1818a(例えば、送信UE)は、(UE A1818aに固有の)C−RNTI A1858をモニターし、UE A1818aは、(特定のD2Dリンクの送信UEに固有の)RNTI D1880をモニターする。加えて、UE B1818bおよびUE C1818c(例えば、受信UE)は、(特定のD2Dリンクの受信UEに固有の)RNTI E1882をモニターする。eNBは、各UE18181a〜cにRNTI D1880および/またはRNTIE1882を通知するために、専用のRRCシグナリングを利用することができる。
図18示される例では、UE A1818a、UE B1818b、およびUE C1818cのそれぞれは、(各UE1818a〜cにそれぞれ固有の)C−RNTIをもつPDCCHをモニターする。UE A1818aは、(送信UE(例えば、UE A1818a)に固有の)RNTI D1880をもつPDCCHもモニターする。この例では、UE A1818aは、通常リンクの指標1866を提供するC−RNTI A1858をもつPDCCHをeNBから受信する。UE A1818aは、C−RNTI A1858に基づいて、このPDCCHが通常リンクに対応することを確定する。UE A1818aは、D2Dリンクの指標1868aを提供するRNTI D1880をもつPDCCHも受信する。UE A1818aは、RNTI D1880に基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。
加えて、UE B1818b(例えば、受信UE)は、D2Dリンクの指標1868bを提供するRNTI E1882をもつPDCCHをeNBから受信する。UE B1818bは、RNTI E1882に基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。そのうえ、UE C1818c(例えば、受信UE)は、D2Dリンクの指標1868cを提供するRNTI E1882をもつPDCCHをeNBから受信する。UE C1818cは、RNTI E1882に基づいて、このPDCCHがD2Dリンクに対応することを確定する。
図19は、本明細書に開示されるシステムおよび方法によるD2D通信手順のいくつかの構成の例を示すダイアグラムである。特に、図19〜20は、D2D通信手段のいくつかの構成に関するさらなる詳細を提供する。動的なリソース割り当ての場合には、D2D通信手段は、以下のステップに従って生じる。
eNB1902は、1つ以上のPDCCH1956a〜bを用いて上記のアプローチの1つ以上によりD2D通信のためのリソースをスケジューリングして割り当てる。スケジューリング手順は、リソースを割り当て、送信UE(単数または複数)(例えば、UE A1918a)および受信UE(単数または複数)(例えば、UE B1918b)を識別する。例えば、UE A1918aは送信UEであり、UE B1918bは受信UEであると仮定する。
送信UE(例えば、UE A1918a)は、割り当てられたリソースを利用して、データ(および随意的にいくつかの制御情報)を受信UE(例えば、UE B1918b)へ送信する。例えば、UE A1918aは、割り当てられたリソースを用いて、PUSCH1984上でデータ(および場合によってはいくつかの制御情報)をUE B1918bへ送信する。
受信UEは、PUSCH1984上でデータ(および随意的にいくつかの制御情報)を受信する。例えば、UE B1918bは、PUSCH1984上でUE A1918aからの送信を受信する。パケットが首尾よく受信された場合には、受信UE(例えば、UE B1918b)によって肯定応答(Ack)が生成される。パケットの受信に失敗した場合、パケットが失われた場合、あるいは、リンク障害のためにパケットが受信されないか、または受信UE(例えば、UE B1918b)がパケットを復号できなかった場合には、受信UE(例えば、UE B1918b)によって否定応答(Nack)が生成される。UE B1918bにおいて生成されたAck/Nackは、PUCCH1986またはPUSCH1957上でeNB1902へ送信される。いくつかの構成において、UE A1918aとUE B1918bとの間のPUSCH1984は、UE B1918bとeNB1902の間のPUSCH1957とは異なってもよい。
eNB(例えば、eNB1902)は、Ack/Nackを受信する。Ackの場合には、eNB(例えば、eNB1902)は、新しいデータパケットの送信をスケジューリングする。次に手順が再スタートされる。例えば、eNB1902は、(例として、新しいデータパケットのために)上記のようにD2D通信のためのリソースをスケジューリングして割り当てる。Nackの場合には、eNB(例えば、eNB1902)は、再送信をスケジューリングする。次に手順が再スタートされる。例えば、eNB1902は、(例として、再送信のために)上記のようにD2D通信のためのリソースをスケジューリングして割り当てる。このように、図19は、必要な制御シグナリングだけでなく、D2Dデータ・トラフィックを送信するための手順も示す。
図20は、D2Dリンクを通じて1つのパケット(トランスポートブロック)を送信するための手順の例を示すダイアグラムである。この手順は、eNB2002によるリソースの割り当て(ステップ2088)、送信UE(例えば、D2D送信機)による送信または再送信(ステップ2090)、および受信UE(例えば、D2D受信機)によるeNB2002へのAck/Nack送信(ステップ2092)を含む。
例えば、eNB2002は、D2Dリンクのためにリソースを割り当てる(ステップ2088)。例として、eNB2002は、上記のように1つ以上のPDCCHをUE A2018a(送信UE)およびUE B2018b(受信UE)へ送信する。次に、UE A2018aは、割り当てられたリソース上で(例えば、D2Dリンク上で)データを送信する(ステップ2090)。UE B2018bは、D2Dリンクに対応するAck/Nack情報をeNB2002へ送信する(ステップ2092)。
図21は、セミパーシステント・スケジューリングを用いた送信手順の例を示すダイアグラムである。セミパーシステント・リソース割り当ての場合には、D2D通信手順は、次のように生じる。
eNB2102は、1つ以上のPDCCH2156a〜bを用いて上記のアプローチの1つ以上に記載されるようにD2D通信のためにセミパーシステント・リソースをスケジューリングして割り当てる。例えば、UE A2118aは送信UEであり、UE B2118bは受信UEであると仮定する。
送信UE(例えば、UE A2118a)および受信UE(例えば、UE B2118b)は、セミパーシステント・リソースが開放されるまで、PUSCHおよび/またはPUCCHを用いて互いに通信し始めることができる。例えば、UE A2118aおよびUE B2118bは、セミパーシステント・リソース2194でD2D通信を行うことができる。例として、UE A2118aおよびUE B2118bは、(例えば、eNB2102によって示されるように)セミパーシステント・リソースが開放されるまで、PUSCHおよび/またはPUCCHを用いて互いに通信を開始する。
図22は、UE2218において利用される様々なコンポーネントを示す。本明細書に記載されるUE118、518、618、718、1018、1118、1218、1318、1418、1518、1618、1718、1818、1918、2018、2118の1つ以上は、図22に関連して記載されるUE2218に従って実装される。UE2218は、UE2218の動作を制御するプロセッサ2201を含む。プロセッサ2201は、中央処理装置(CPU:central proccessing unit)とも呼ばれる。メモリ2215は、リードオンリーメモリ(ROM:read−only memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)、これら2つの組み合わせ、あるいは情報を記憶する任意のタイプのデバイスを含み、プロセッサ2201に命令2203aおよびデータ2205aを与える。メモリ2215の一部分は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM:non−volatile random access memory)も含んでもよい。命令2203bおよびデータ2205bは、プロセッサ2201にも存在する。プロセッサ2201に読み込まれた命令2203bおよび/またはデータ2205bは、プロセッサ2201による実行または処理のために読み込まれた、メモリ2215からの命令2203aおよび/またはデータ2205aを含んでもよい。命令2203bは、上記の方法400およびアプローチの1つ以上を実装するためにプロセッサ2201によって実行される。
UE2218は、データの送受信を可能にするために1つ以上の送信機2209および1つ以上の受信機2211が入った筺体も含む。送信機(単数または複数)2209および受信機(単数または複数)2211は、1つ以上のトランシーバ2207に組み合わされてもよい。1つ以上のアンテナ2213a〜nは、筺体に取り付けられて、トランシーバ2207に電気的に結合される。
UE2218の様々なコンポーネントは、データバスに加えて、電力バス、制御信号バスおよびステータス信号バスを含むバスシステム2221によって一緒に結合される。しかしながら、明確さのために、図22では様々なバスがバスシステム2221として示される。UE2218は、信号処理用のデジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)2217を含むこともできる。UE2218は、UE2218の機能へのユーザ・アクセスを提供する通信インタフェース2219を含むこともできる。図22に示されるUE2218は、具体的なコンポーネントのリスティングではなく、機能ブロック・ダイアグラムである。
図23は、eNB2302において利用される様々なコンポーネントを示す。本明細書に記載されるeNB102、502、602、702、1902、2002、2102の1つ以上は、図23に関連して記載されるeNB2302に従って実装される。eNB2302は、eNB2302の動作を制御するプロセッサ2323を含む。プロセッサ2323は、中央処理装置(CPU)とも呼ばれる。メモリ2337は、リードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、これら2つの組み合わせ、あるいは情報を記憶する任意のタイプのデバイスを含み、プロセッサ2323に命令2325aおよびデータ2327aを与える。メモリ2337の一部分は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含んでもよい。命令2325bおよびデータ2327bは、プロセッサ2323にも存在する。プロセッサ2323に読み込まれた命令2325bおよび/またはデータ2327bは、プロセッサ2323による実行または処理のために読み込まれた、メモリ2337からの命令2325aおよび/またはデータ2327aも含む。命令2325bは、上記の方法200、300およびアプローチの1つ以上を実装するためにプロセッサ2323によって実行される。
eNB2302は、データの送受信を可能にするために1つ以上の送信機2331および1つ以上の受信機2333が入った筺体も含む。送信機(単数または複数)2331および受信機(単数または複数)2333は、1つ以上のトランシーバ2329に組み合わされてもよい。1つ以上のアンテナ2335a〜nは、筺体に取り付けられて、トランシーバ2329に電気的に結合される。
eNB2302の様々なコンポーネントは、データバスに加えて電力バス、制御信号バスおよびステータス信号バスを含むバスシステム2343によって一緒に結合される。しかしながら、明確さのために、図23では様々なバスがバスシステム2343として示される。eNB2302は、信号処理用のデジタル信号プロセッサ(DSP)2339を含むこともできる。eNB2302は、eNB2302の機能へのユーザ・アクセスを提供する通信インタフェース2341を含むこともできる。図23に示されるeNB2302は、具体的なコンポーネントのリスティングではなく、機能ブロック・ダイアグラムである。
図24は、D2Dリンクのためのリソースを確定するためのシステムおよび方法が実装されるUE2418の一構成を示すブロック・ダイアグラムである。UE2418は、送信手段2447、受信手段2449および制御手段2445を含む。送信手段2447、受信手段2449および制御手段2445は、上掲の図4および図22に関連して記載される機能の1つ以上を行うように構成される。上掲の図22は、図24の具体的な装置構造の一例を示す。図4および図22の機能の1つ以上を実現するために、他の様々な構造が実装されてもよい。例えば、DSPは、ソフトウェアで実現されてもよい。
図25は、D2Dリンクのためにリソースを割り当てるためのシステムおよび方法が実装されるeNB2502の一構成を示すブロック・ダイアグラムである。eNB2502は、送信手段2551、受信手段2553および制御手段2555を含む。送信手段2551、受信手段2553および制御手段2555は、上掲の図2〜3および23に関連して記載される機能の1つ以上を行うように構成される。上掲の図23は、図25の具体的な装置構造の一例を示す。図2〜3および23の機能の1つ以上を実現するために、他の様々な構造が実装されてもよい。例えば、DSPは、ソフトウェアで実現されてもよい。
用語「コンピュータ可読媒体」は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスできる任意の利用可能な媒体を指す。用語「コンピュータ可読媒体」は、本明細書では、非一時的かつ有形のコンピュータおよび/またはプロセッサ可読媒体を示す。限定ではなく、例として、コンピュータ可読またはプロセッサ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶、磁気ディスク記憶もしくは他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令の形態の所望のプログラムコードまたはデータ構造を載せるか、または記憶するために用いることができ、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスできる任意の他の媒体を備える。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書では、コンパクトディスク(CD:compact disc)、レーザディスク(laser disc)、光ディスク(optical disc)、デジタルバーサタイルディスク(DVD:digital versatile disc)、フロッピーディスク(floppy disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、一方でディスク(disc)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。
本明細書に開示されるそれぞれの方法は、記載される方法を達成するための1つ以上のステップまたは動作を備える。本方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱することなく、相互に交換されても、および/または単一のステップに組み合わされてもよい。言い換えれば、記載される方法の適切な操作のためにステップまたは動作の特定の順序が必要とされない限り、特許請求の範囲から逸脱することなく、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、修正されてもよい。
理解すべきは、特許請求の範囲が上記に説明された通りの構成およびコンポーネントには限定されないことである。特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書に記載される配置、操作、ならびにシステム、方法、および装置の詳細に様々な修正、変更および変形がなされてもよい。
付記
UE間のD2Dリンクのためにリソースを割り当てるためのeNBが記載される。eNBは、プロセッサと、プロセッサと電子通信を行うメモリにおける命令とを含む。eNBは、少なくとも1つのPDCCHを用いることによって、D2Dリンクのためのリソースを割り当てる。eNBは、また、D2Dリンク方向を示す。リソースは、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)に対応する。D2Dリンク方向を示すステップは、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)、下りリンク制御情報(DCI)のペイロードフィールドにおけるビット、および無線リソース管理(RRC)シグナリングの少なくとも1つに基づく。eNBは、また、D2Dリンクに対応する肯定応答/否定応答(Ack/Nack)情報を受信する。
UEごとに1つのPDCCHが送られてもよい。1つ以上の送信UEおよび1つ以上の受信UEに対して1つのPDCCHが送られてもよい。1つ以上の送信UEに対して1つのPDCCHが送られ、1つ以上の受信UEに対して別個のPDCCHが送られてもよい。
eNBは、また、少なくとも1つのPDCCHがD2Dリンクに対応するかどうかを示す。少なくとも1つのPDCCHがD2Dリンクに対応するかどうかを示すステップは、下りリンク制御情報(DCI)フォーマットおよび無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の少なくとも1つに基づく。
D2Dリンクのためにリソースを確定するためのUEも記載される。UEは、プロセッサと、プロセッサと電子通信を行うメモリにおける命令とを含む。UEは、D2Dリンクに対応するPDCCHを確定する。UEは、D2Dリンクのためのリソースも確定する。UEは、さらに、D2Dリンク方向を確定する。リソースは、PUSCHに対応する。UEは、また、UEが受信UEである場合には、D2Dリンクに対応するAck/Nack情報を送信する。Ack/Nack情報は、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)、強化された(または拡張された)PUCCH(ePUCCH)、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)、または強化された(または拡張された)PUSCH(ePUSCH)上で送信される。
PDCCHは、UEに固有であってもよい。PDCCHは、D2Dリンクに含まれるすべてのUEに対応してもよい。PDCCHは、1つ以上の送信UEに対応するか、または1つ以上の受信UEに対応してもよい。
PDCCHがD2Dリンクに対応することを確定するステップは、DCIフォーマットおよびRNTIのうちの少なくとも1つに基づく。D2Dリンク方向を確定するステップは、RNTI DCIのペイロードフィールドにおけるビット、およびRRCシグナリングのうちの少なくとも1つに基づく。
eNBによってUEの間にD2Dリンクのためのリソースを割り当てる方法も記載される。方法は、少なくとも1つのPDCCHを用いることによって、D2Dリンクのためにリソースを割り当てるステップを含む。方法は、D2Dリンク方向を示すステップも含む。
UEによってデバイスツーデバイス(D2D)リンクのためにリソースを確定する方法も記載される。方法は、PDCCHがD2Dリンクに対応することを確定するステップを含む。方法は、D2Dリンクのためにリソースを確定するステップも含む。方法は、D2Dリンク方向を確定するステップをさらに含む。

Claims (18)

  1. 端末装置(UE)間のデバイスツーデバイス(D2D)送信または受信のためにリソースを割り当てるためのevolved Node B(eNB)であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信を行うメモリと、
    前記メモリに記憶された命令と
    を備え、
    前記命令は、
    物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の下りリンク制御情報(DCI)によってD2D信号のためにリソースを割り当て、
    前記DCIの巡回冗長検査(CRC)が、通常リンクのための無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)とは異なる、D2Dリンクのためのシーケンスによってスクランブルされ、
    前記D2D信号が、前記UEによって、送信または受信され、
    前記D2D信号のための前記リソースが、特定の期間において、前記DCIによって割り当てられ、
    前記特定の期間が、準静的に形成される
    ために実行可能であることを特徴とする前記eNB。
  2. 前記D2D信号が、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)上において、送信または受信されることを特徴とする請求項1に記載のeNB。
  3. 前記UEは、前記eNBと通信する他のUEに前記D2D信号を送信する、または、前記eNBと通信する他のUEから前記D2D信号を受信することを特徴とする請求項1に記載のeNB。
  4. 前記UEは、他のeNBと通信する他のUEに前記D2D信号を送信する、または、他のeNBと通信する他のUEから前記D2D信号を受信することを特徴とする請求項1に記載のeNB。
  5. デバイスツーデバイス(D2D)送信のためにリソースを確定するための端末装置(UE)であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信を行うメモリと、
    前記メモリに記憶された命令と
    を備え、
    前記命令は、
    物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の下りリンク制御情報(DCI)による、D2D信号のためのリソースの割り当てを受信し、
    前記DCIの巡回冗長検査(CRC)が、通常リンクのための無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)とは異なる、D2Dリンクのためのシーケンスによってスクランブルされ、
    前記D2D信号のための前記リソースが、特定の期間において、前記DCIによって割り当てられ、
    前記特定の期間が、準静的に形成される
    ために実行可能であることを特徴とする前記UE。
  6. 前記D2D信号が、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)上において、送信されることを特徴とする請求項5に記載のUE。
  7. 前記命令は、さらに、evolved Node B(eNB)との通信が実行可能であることを特徴とする請求項5に記載のUE。
  8. 前記UEは、前記eNBと同じeNBと通信する他のUEに、前記D2D信号を送信することを特徴とする請求項7に記載のUE。
  9. 前記UEは、他のeNBと通信する他のUEに前記D2D信号を送信することを特徴とする請求項7に記載のUE。
  10. evolved Node B(eNB)によって端末装置(UE)間のデバイスツーデバイス(D2D)送信または受信のためにリソースを割り当てるための方法であって、
    物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の下りリンク制御情報(DCI)によってD2D信号のためにリソースを割り当てるステップを含み、
    前記DCIの巡回冗長検査(CRC)は、通常リンクのための無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)とは異なる、D2Dリンクのためのシーケンスによってスクランブルされ、
    前記D2D信号のための前記リソースは、特定の期間において、前記DCIによって割り当てられ、
    前記特定の期間は、準静的に形成されることを特徴とする前記方法。
  11. 前記D2D信号が、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)上において、送信または受信される
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記UEは、前記eNBと通信する他のUEに前記D2D信号を送信する、または、前記eNBと通信する他のUEから前記D2D信号を受信する
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法
  13. 前記UEは、他のeNBと通信する他のUEに前記D2D信号を送信する、または、他のeNBと通信する他のUEから前記D2D信号を受信することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 端末装置(UE)によってデバイスツーデバイス(D2D)送信のためにリソースを確定する方法であって、
    物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)上の下りリンク制御情報(DCI)による、D2D信号のためのリソースの割り当てを受信する、ステップを含み、
    前記DCIの巡回冗長検査(CRC)は、通常リンクのための無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)とは異なる、D2Dリンクのためのシーケンスによってスクランブルされ、
    前記D2D信号のための前記リソースは、特定の期間において、前記DCIによって割り当てられ、
    前記特定の期間は、準静的に形成されることを特徴とする前記方法。
  15. 前記D2D信号が、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)上において、送信されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. さらに、evolved Node B(eNB)と通信するステップを含む、ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 前記UEは、前記eNBと同じeNBと通信する他のUEに、前記D2D信号を送信することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記UEは、他のeNBと通信する他のUEに前記D2D信号を送信することを特徴とする請求項16に記載の方法。
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