JP6117603B2 - 反力発生装置 - Google Patents
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Description
また、操作部材の操作時、ばねに圧縮→ねじりを順に発生させることにより、発生反力をスムーズに切り替えることが可能となる。
的又は直接的に押されることにより、圧縮及びねじりが発生するトーションばねとを備えることが好ましい。この構成によれば、反力発生装置がストッパ及びトーションばねからなるので、反力発生装置を簡素な構成とすることが可能となる。
前記反力発生装置において、前記操作部材の操作時、前記ストッパの突片によってスライド又は回転の動きをとるホルダを備え、前記ホルダがスライド移動すると、当該ホルダによって前記ばねが圧縮され、前記ホルダが回転すると、当該ホルダによって前記ばねがねじられることが好ましい。この構成によれば、ストッパ及びトーションばねはホルダを介した構造となるので、トーションばねに圧縮及びねじりを発生させるにあたり、ストッパを複雑な形状とせずに済む。
前記問題点を解決する反力発生装置は、操作部材が操作されたとき、当該操作部材に反力を発生する構成において、前記操作部材の操作に応じて伸縮するばねの圧縮及びねじりを利用して、当該操作部材に操作量に応じた複数の反力を発生し、前記操作部材と一体動作可能であり、斜面を有する突片が形成されたストッパと、前記操作部材とともに動作する前記ストッパの突片によって間接的又は直接的に押されることにより、圧縮及びねじりが発生するトーションばねとを備え、前記操作部材の操作時、前記ストッパの突片によってスライド又は回転の動きをとるホルダを備え、前記ホルダがスライド移動すると、当該ホルダによって前記ばねが圧縮され、前記ホルダが回転すると、当該ホルダによって前記ばねがねじられる。
本構成によれば、ばねの圧縮及びねじりを利用して、複数のパターンの反力を発生することが可能となる。よって、操作部材の操作状況に応じて、それぞれ適した反力を操作部材に付与することが可能となる。
また、反力発生装置がストッパ及びトーションばねからなるので、反力発生装置を簡素な構成とすることが可能となる。
さらに、ストッパ及びトーションばねはホルダを介した構造となるので、トーションばねに圧縮及びねじりを発生させるにあたり、ストッパを複雑な形状とせずに済む。
図1に示すように、バイワイヤ式操舵装置1は、ステアリングホイール2の操舵操作によって回転するステアリングシャフト3の回転量(回転力)を検出するセンサ4と、センサ4の検出信号を基にモータ5を回転制御することにより、ステアリング操作に応じた切れ角にタイヤ6を切り替えるコントローラ7とを備える。センサ4は、例えば回転角センサ等の種々のセンサが使用されている。なお、ステアリングホイール2が操作部材の一例であり、センサ4が検出部の一例であり、モータ5がアクチュエータの一例である。
図4に示すように、ステアリングホイール2が中立位置から一方の回転方向(図4の矢印A1方向)に回転操作されたとする。このとき、ストッパ11が矢印A1方向に回転すると、突片16の斜面17がホルダ12の斜面21を押すことにより、ホルダ12が奥の矢印B1方向にスライド移動する。ホルダ12が奥にスライド移動するとき、トーションばね10が圧縮初期位置(図3の状態)から圧縮されて縮む。これにより、ステアリングホイール2には、トーションばね10の圧縮(圧縮ばね荷重K1)に応じた反力F1、つまり弱めの操作荷重が付与される。
(1)ステアリングホイール2が中立位置から回転操作されると、まずは回転するストッパ11の斜面17,18がホルダ12の斜面21,22を押すことにより、ホルダ12がスライド移動され、トーションばね10が圧縮される。このため、ステアリングホイール2には、トーションばね10が圧縮されることによる小さめの反力F1が発生する。ステアリングホイール2が更に回転操作されていき、斜面17,18が斜面21,22を上り切ると、続いてはストッパ11の側壁25,26がホルダ12の当て面27,28を押すことにより、ホルダ12が回転し、トーションばね10がねじられる。このため、ステアリングホイール2には、トーションばね10がねじられることによる大きめの反力F2が発生する。以上のように、ステアリング操作時、ステアリング操作量に応じて、ステアリングホイール2に複数の反力を提示することができる。
(3)反力発生装置8は、回転操作される部材(ステアリングホイール2)に設けられている。よって、回転操作式の部材において、複数の反力を発生させることができる。
・図7に示すように、反力発生装置8は、ホルダ12が省略された構造でもよい。この場合、例えばストッパ11の突片16にスリット41を設け、スリット41の一方側の面に斜面17及び側壁25を設け、他方の面に斜面18及び側壁26を設ける。ストッパ11が中立位置から回転をし始めたとき、斜面17,18がトーションばね10の係止端15を奥に押すことにより、トーションばね10が圧縮され、ストッパ11が更に回転したとき、側壁25,26がトーションばね10の係止端15を側方に押すことにより、トーションばね10がねじられる。この構造にすれば、反力発生装置8に必要な部品点数を削減することができる。
・ばね位置決め部13は、ケース9に形成されることに限定されず、他の箇所に形成されてもよい。
・トーションばね10に圧縮及びねじりを同時に発生させてもよい。この場合、例えば最初はトーションばね10に圧縮のみ発生させ、途中で圧縮及びねじりを同時発生させることにより、異なる反力を発生させてもよい。
・操作部材は、ステアリングホイール2に限定されず、種々の部材に変更可能である。
・反力発生装置8は、少なくともストッパ11及びトーションばね10を備えた構造に限定されず、種々の構造が採用可能である。
・反力発生装置8は、車載用に限らず、車両以外の機器に適用可能である。
Claims (6)
- 操作部材が操作されたとき、当該操作部材に反力を発生する反力発生装置において、
前記操作部材の操作に応じて伸縮するばねの圧縮及びねじりを利用して、当該操作部材に操作量に応じた複数の反力を発生し、
前記操作部材の操作時、まず前記ばねが圧縮されることにより、当該圧縮に基づく反力が発生され、続いて前記ばねがねじられることにより、当該ねじりに基づく反力が発生される
ことを特徴とする反力発生装置。 - 前記操作部材と一体動作可能であり、斜面を有する突片が形成されたストッパと、
前記操作部材とともに動作する前記ストッパの突片によって間接的又は直接的に押されることにより、圧縮及びねじりが発生するトーションばねとを備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の反力発生装置。 - 前記操作部材の操作時、前記ストッパの突片によってスライド又は回転の動きをとるホルダを備え、
前記ホルダがスライド移動すると、当該ホルダによって前記ばねが圧縮され、前記ホルダが回転すると、当該ホルダによって前記ばねがねじられる
ことを特徴とする請求項2に記載の反力発生装置。 - 操作部材が操作されたとき、当該操作部材に反力を発生する反力発生装置において、
前記操作部材の操作に応じて伸縮するばねの圧縮及びねじりを利用して、当該操作部材に操作量に応じた複数の反力を発生し、
前記操作部材と一体動作可能であり、斜面を有する突片が形成されたストッパと、
前記操作部材とともに動作する前記ストッパの突片によって間接的又は直接的に押されることにより、圧縮及びねじりが発生するトーションばねとを備え、
前記操作部材の操作時、前記ストッパの突片によってスライド又は回転の動きをとるホルダを備え、
前記ホルダがスライド移動すると、当該ホルダによって前記ばねが圧縮され、前記ホルダが回転すると、当該ホルダによって前記ばねがねじられる
ことを特徴とする反力発生装置。 - 前記操作部材は、回転操作される部材であって、回転操作時、前記ばねの圧縮及びねじりが利用されて、回転量に応じた複数の反力が発生する
ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の反力発生装置。 - 前記操作部材としてのステアリングホイールの操作を検出部によって検出し、当該検出部の検出信号を基にアクチュエータを制御してタイヤの切り角を設定するバイワイヤ式操舵装置に使用し、前記ステアリングホイールに回転操作時において反力を付与する
ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の反力発生装置。
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Family Applications (1)
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