JP6010092B2 - 回転操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ねじりコイルばねを用いて操作反力を発生させる回転操作装置に関する。
特許文献1には、ステアリングの回転操作を通じてステアリング軸が回転し、そのステアリング軸には、ホルダが固定されるとともに、そのホルダによってステアリング軸の回転方向に押圧されつつ巻締まるねじりコイルばねの外挿された回転操作装置が開示されている。ステアリングを回転操作すると、ねじりコイルばねが巻締まる際に操作反力が発生する。したがって、ユーザは、操作反力を触感として得ることができる。
特開2014−41469号公報
ステアリングの回転角を増やしたとき、エンド付近の操作反力を変化させたいニーズがある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、操作反力を変化させることが可能な回転操作装置を提供することにある。
上記課題を解決する回転操作装置は、操作部材の操作を通じて回転軸が回転し、その回転軸には、ホルダが固定されるとともに、そのホルダによって当該回転軸の回転方向に押圧されつつ巻締まるねじりコイルばねの外挿された回転操作装置において、前記ねじりコイルばねに案内棒を内挿し、その案内棒は、外径が前記ねじりコイルばねの巻締まり内径よりも大きく且つ前記ねじりコイルばねの初期内径よりも小さく設定された係合部を含み、その係合部は、前記ねじりコイルばねの軸方向の長さよりも短い同方向の長さに設定されていることをその要旨としている。
この構成によれば、非操作時には、ねじりコイルばねのコイル内径が初期内径に保たれる。この状態から、操作部材の操作を通じて回転軸が回転すると、ねじりコイルばねが巻締まり、コイル内径が初期内径から減少する。そして、コイル内径が係合部の外径に達すると、以後、ねじりコイルばねのうち、係合部に接触されないコイル部分のみが巻締まり、見かけ上の巻数が減少する。ばね荷重は巻数に反比例するところ、コイル内径が係合部の外径に達して以後、回転角に対する操作反力の増える度合が増加する。したがって、操作反力を変化させることができる。
上記回転操作装置について、前記案内棒は、外径が前記ねじりコイルばねの巻締まり内径よりも小さく設定された心棒部を含むこととしてもよい。
この構成によれば、心棒部との間に適切な隙間が得られる。したがって、ねじりコイルばねの巻締まりを阻害することなく、適切な反力を設定できる。
上記課題を解決する回転操作装置は、操作部材の操作を通じて回転軸が回転し、その回転軸には、ホルダが固定されるとともに、そのホルダによって当該回転軸の回転方向に押圧されつつ巻締まるねじりコイルばねの外挿された回転操作装置において、前記ねじりコイルばねにカラーを外挿し、そのカラーは、内径が前記ねじりコイルばねの巻締まり外径よりも大きく且つ前記ねじりコイルばねの初期外径よりも小さく設定された係合部を含み、その係合部は、前記ねじりコイルばねの軸方向の長さよりも短い同方向の長さに設定されていることをその要旨としている。
この構成によれば、非操作時には、ねじりコイルばねのうち、コイル部分の一部が係合部の内径まで巻締まった状態にあり、係合部に接触されない残りのコイル部分の外径が初期外径に保たれる。この状態から、操作部材の操作を通じて回転軸が回転すると、ねじりコイルばねのうち、係合部に接触されないコイル部分のみが巻締まり、その部分のコイル外径が初期外径から減少する。やがて、コイル外径が係合部の内径に達すると、以後、コイル部分の全体が巻締まり、見かけ上の巻数が増加する。ばね荷重は巻数に反比例するところ、コイル外径が係合部の内径に達して以後、回転角に対する操作反力の増える度合が減少する。したがって、操作反力を変化させることができる。
本発明によれば、操作反力を変化させることができる。
第1の実施の形態のステアリング装置の分解斜視図。 (a)はステアリング軸が基準位置とされたときのホルダ片における断面図、(b)はステアリング軸が基準位置から反時計方向へ回転したときのホルダ片における断面図、(c)はステアリング軸が基準位置とされたときの半円筒段部における断面図。 トーションスプリングの斜視図。 案内棒及びトーションスプリングの寸法図。 回転角と操作反力との関係を示すグラフ。 第2の実施の形態のステアリング装置について、トーションスプリング及びカラーの寸法図。 回転角と操作反力との関係を示すグラフ。
(第1の実施の形態)
以下、回転操作装置の第1の実施の形態について説明する。
図1に示すように、回転操作装置の一例であるステアリング装置1は、図示しない車体に固定されるプレート11を備えている。プレート11には、プレート孔12が貫通して形成されている。プレート11の前面には、円筒ケース13が固定されている。円筒ケース13の軸方向は、前後方向に延びており、プレート孔12の軸方向と一致する。円筒ケース13の前側の端部には前へ向かうにつれて徐々に拡径するフランジ14が形成されている。円筒ケース13の内面には、スプリングストッパ15が突設されている。スプリングストッパ15は、円筒ケース13の軸方向と平行に延びている。また、円筒ケース13の内面には、第1及び第2の回転規制突部18,19が設けられている。なお、円筒ケース13を軸方向前方からみたとき、スプリングストッパ15は12時の位置に、第1の回転規制突部18は10時の位置に、第2の回転規制突部19は2時の位置に、それぞれ設けられている。正確には、第1の回転規制突部18は6時の位置から時計方向に100°回転した位置に、第2の回転規制突部19は6時の位置から反時計方向に100°回転した位置に、それぞれ設けられている。
フランジ14には、カバー16が固定されている。カバー16には、円筒ケース13の軸方向と一致するカバー孔17が貫通して形成されている。これら、プレート11のプレート孔12、円筒ケース13、及びカバー16のカバー孔17には、円柱状のステアリング軸21が貫通されている。ステアリング軸21は、プレート側ベアリング22を介してプレート孔12に、カバー側ベアリング27を介してカバー孔17に、それぞれ回転可能に支持されている。なお、ステアリング軸21の前側の端部には、ユーザにより回転操作されるステアリングホイール20が取り付けられている。ステアリングホイール20は操作部材に相当し、ステアリング軸21は回転軸に相当する。
ステアリング軸21において、カバー側ベアリング27とプレート側ベアリング22との間の部分には、カバー16側から順に、ギア31、ホルダ32、回転ストッパ33、及び止め輪34が外挿されている。ギア31には、円筒ケース13のフランジ14に回転可能に支持されるロータリーダンパ35が噛合されている。ロータリーダンパ35は、ギア31、ひいてはステアリング軸21の回転速度を減衰させる。ホルダ32は、円筒状のホルダ本体32aと、そのホルダ本体32aのプレート11側の面に連続する半円筒段部32bとを備えている。ホルダ本体32aは、ステアリング軸21に外嵌している。すなわち、ホルダ32は、ステアリング軸21とともに一体回転する。半円筒段部32bのプレート11側の面には、円筒ケース13の軸方向と平行に延びるホルダ片36が形成されている。図2(a)に示すように、ホルダ片36は、スプリングストッパ15とステアリング軸21との間に位置する。ホルダ片36の左右方向における長さは、スプリングストッパ15の左右方向における長さと同じ長さに設定されている。なお、ホルダ片36の左右方向における中央部とスプリングストッパ15の左右方向における中央部とが上下方向に重なる位置をステアリング軸21の基準位置とする。
図1に示すように、回転ストッパ33は、円筒状をなすとともに、ステアリング軸21に対して相対回転可能とされている。図2(c)に示すように、回転ストッパ33の外周面には、規制突部37が形成されている。回転ストッパ33は、回転した際、規制突部37の回転軌跡上に第1及び第2の回転規制突部18,19が位置するように配設されている。また、規制突部37は、半円筒段部32bの回転軌跡上に位置する。なお、規制突部37は、第1の回転規制突部18の反時計方向側、且つ第2の回転規制突部19の時計方向側に位置する。ステアリング軸21の回転に伴いホルダ32が回転すると、半円筒段部32bは、規制突部37と当接する。そして、さらにステアリング軸21の回転に伴いホルダ32が回転すると、半円筒段部32bは、規制突部37を押圧して回転ストッパ33を回転させる。このため、ステアリング軸21は、ホルダ32を介して押圧する規制突部37が第1及び第2の回転規制突部18,19と当接する位置まで回転することができる。なお、ギア31、ホルダ32、及び回転ストッパ33は、軸方向において接した状態とされている。止め輪34は、ステアリング軸21に対するギア31、ホルダ32、及び回転ストッパ33の軸方向における位置ずれを規制する。
ステアリング軸21において、止め輪34とプレート側ベアリング22との間の部分には、段付きの案内棒41が外挿されている。さらに、案内棒41には、トーションスプリング42が外挿されている。トーションスプリング42は、金属線材(以下、巻き線)が螺旋状に巻回されることにより形成されている。トーションスプリング42は、ねじりコイルばねに相当する。ステアリング軸21とトーションスプリング42は、これらの間に案内棒41が介在されているので、接触しない。
図3に示すように、トーションスプリング42のコイル部43から延びる巻き線の両端部のうちステアリングホイール20側の端部を第1の端部44、プレート11側の端部を第2の端部45とする。第1及び第2の端部44,45は、それぞれ上側に向かって折り曲げられている。図2(a)に示すように、第1の端部44は、ホルダ片36及びスプリングストッパ15の反時計方向側に位置し、これらホルダ片36及びスプリングストッパ15の左面に当接されている。一方、第2の端部45は、ホルダ片36及びスプリングストッパ15の時計方向側に位置し、これらホルダ片36及びスプリングストッパ15の右面に当接されている。
図4に示すように、案内棒41は、ステアリングホイール20側の心棒部41aと、プレート11側の係合部41bとを含む。心棒部41aの軸方向の長さはAであり、係合部41bの軸方向の長さはBである。そして、コイル部43の軸方向の長さはA+Bである。また、心棒部41aの外径はD1であり、係合部41bの外径はD2である。D1は、コイル部43の巻締まり内径の約0.9倍に設定されている。D2は、コイル部43の巻締まり内径よりも大きく且つコイル部43の初期内径よりも小さく設定されている。なお、コイル部43の初期内径は、ステアリング軸21が基準位置にあるときのコイル部43の内径であり、コイル部43の巻締まり内径は、規制突部37が第1又は第2の回転規制突部18,19と当接する位置までステアリング軸21が回転したときのコイル部43の内径である。
次に、ステアリング装置1の作用について説明する。ここでは、基準位置に保持されたステアリング軸21がステアリングホイール20の操作を通じて反時計方向に回転するときについて説明する。
図2(b)に示すように、ステアリング軸21が反時計方向に回転するとき、当該ステアリング軸21と一体でホルダ32も反時計方向へ回転する。すなわち、ホルダ片36も反時計方向へ回転する。このとき、ホルダ片36の左面は、第1の端部44と当接している。従って、第1の端部44は、ホルダ片36に押されて反時計方向へ移動する。トーションスプリング42は、ホルダ片36の反時計方向への回転に連れ弾性力を蓄積する。すなわち、トーションスプリング42も反時計方向へ回転する。これによりコイル部43が巻締まる。コイル部43が巻締まる際に操作反力が発生し、その操作反力が触感として得られる。
その過程において、まずステアリングホイール20の非操作時には、コイル部43の内径が初期内径に保たれる。この状態から、ステアリングホイール20の操作を通じてステアリング軸21が回転すると、コイル部43が巻締まり、コイル部43の内径が初期内径から減少する。そして、コイル部43の内径が係合部41bの外径D2に達すると、以後、コイル部43のうち、係合部41bに接触されない部分のみが巻締まり、見かけ上の巻数が減少する。ばね荷重は巻数に反比例するところ、コイル部43の内径が係合部41bの外径D2に達して以後、回転角に対する操作反力の増える度合が増加する(図5参照)。
なお、係合部41bの軸方向の長さBを本例よりも長くしつつ、心棒部41aの軸方向の長さAを本例よりも短くした場合には、コイル部43の内径が係合部41bの外径D2に達して以後の巻数がより少なくなる。この場合、変化点以後の傾きがより大きくなる。また、係合部41bの外径D2を本例よりも大きくした場合には、コイル部43の内径が係合部41bの外径D2により早く到達する。この場合、変化点の現れる回転角がより小さくなる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)トーションスプリング42の巻締まる過程で、コイル部43の巻数が減少する。ばね荷重は巻数に反比例するところ、巻数の減少に伴い、操作反力の傾きが大きくなる。したがって、操作反力を変化させることができる。
(2)トーションスプリング42に内挿する案内棒41の形状に工夫を凝らしつつ、1つのスプリングで、エンド付近の操作反力を変更できる。
(3)コイル部43の軸方向の全体に亘り案内棒41が内挿されるとともに、その案内棒41のうち、操作反力に変化をもたらす係合部41b以外の部分、つまり心棒部41aの外径D1は、コイル部43の巻締まり内径よりも小さく設定されている。これにより、心棒部41aとの間に適切な隙間が得られる。したがって、コイル部43の巻締まりを阻害することなく、適切な反力を設定できる。
尚、上記第1の実施の形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・係合部41bの外径D2は、コイル部43の巻締まり内径よりも大きく且つコイル部43の初期内径よりも小さな範囲で任意に変更されてもよい。
・係合部41bの軸方向の長さBは、コイル部43の軸方向の長さよりも短い長さとして任意に変更されてもよい。
・係合部41bは、外径がコイル部43の巻締まり内径よりも大きく且つコイル部43の初期内径よりも小さな範囲で複数段階設定されてもよい。この構成によれば、操作反力を多段階に亘って変化させることができる。
・係合部41bは、コイル部43の軸方向に沿って断片的に設けられてもよい。この場合、断片毎に外径或いは軸方向の長さが異なっていてもよい。ただし、いずれの外径も、コイル部43の巻締まり内径よりも大きく且つコイル部43の初期内径よりも小さな範囲にあることとする。また、断片毎の軸方向の長さの合計が、コイル部43の軸方向の長さよりも短い長さであることとする。
・心棒部41aの外径D1は、コイル部43の巻締まり内径よりも小さな外径として任意に変更されてもよい。この場合、心棒部41aは、外径が複数段階設定されてもよいし、コイル部43の軸方向に沿って断片的に設けられてもよい。
・係合部41bの軸方向の長さBが長く、適切な位置にトーションスプリング42を保持できる場合等には、心棒部41aが割愛されてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、回転操作装置の第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態の案内棒41に代えて、外径が上記D1で一律の案内棒(図示略)がステアリング軸21に外挿され、その案内棒に上記トーションスプリング42が外挿されている。
図6に示すように、トーションスプリング42には、円筒状のカラー46が外挿されている。カラー46の軸方向の長さはFである。そして、コイル部43の軸方向の長さは、カラー46の軸方向の長さFよりも長い。詳述すると、コイル部43は軸方向に沿って、カラー46に接触されるコイル部分43fと、カラー46に接触されないコイル部分43eとに細分化される。コイル部分43fの軸方向の長さはFであり、コイル部分43eの軸方向の長さはEである。つまり、コイル部43の軸方向の長さはE+Fである。また、カラー46の内径はD3である。D3は、コイル部43の巻締まり外径よりも大きく且つコイル部43の初期外径よりも小さく設定されている。なお、コイル部43の初期外径は、ステアリング軸21が基準位置にあるときのコイル部分43eの外径であり、コイル部43の巻締まり外径は、規制突部37が第1又は第2の回転規制突部18,19と当接する位置までステアリング軸21が回転したときのコイル部分43e,43fに共通の外径である。カラー46の全体が、本発明の「カラーの係合部」に相当する。
次に、ステアリング装置1の作用について説明する。
ステアリングホイール20の非操作時には、コイル部43のうち、コイル部分43fがカラー46の内径D3まで巻締まった状態にあり、カラー46に接触されないコイル部分43eの外径が初期外径に保たれる。この状態から、ステアリングホイール20の操作を通じてステアリング軸21が回転すると、コイル部43のうち、カラー46に接触されないコイル部分43eのみが巻締まり、そのコイル部分43eの外径が初期外径から減少する。やがて、コイル部分43eの外径がカラー46の内径D3に達すると、以後、コイル部43の全体が巻締まり、見かけ上の巻数が増加する。ばね荷重は巻数に反比例するところ、コイル部分43eの外径がカラー46の内径D3に達して以後、回転角に対する操作反力の増える度合が減少する(図7参照)。
なお、カラー46の軸方向の長さFを本例よりも長くしつつ、カラー46に接触されないコイル部分43eの軸方向の長さEを本例よりも短くした場合には、操作初期の巻数がより少なくなる。この場合、操作初期の傾きがより大きくなる。また、カラー46の内径D3を本例よりも大きくした場合には、カラー46に接触されないコイル部分43eの外径がカラー46の内径D3により早く到達する。この場合、変化点の現れる回転角がより小さくなる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(4)トーションスプリング42の巻締まる過程で、コイル部43の巻数が増加する。ばね荷重は巻数に反比例するところ、巻数の増加に伴い、操作反力の傾きが小さくなる。したがって、操作反力を変化させることができる。
(5)トーションスプリング42に外挿するカラー46の形状に工夫を凝らしつつ、1つのスプリングで、エンド付近の操作反力を変更できる。
尚、上記第2の実施の形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・カラー46の内径D3は、コイル部43の巻締まり外径よりも大きく且つコイル部43の初期外径よりも小さな範囲で任意に変更されてもよい。
・カラー46の軸方向の長さFは、コイル部43の軸方向の長さよりも短い長さとして任意に変更されてもよい。
・カラー46は、内径がコイル部43の巻締まり外径よりも大きく且つコイル部43の初期外径よりも小さな範囲で複数段階設定されてもよい。この構成によれば、操作反力を多段階に亘って変化させることができる。
・カラー46は、コイル部43の軸方向に沿って断片的に設けられてもよい。この場合、断片毎に内径或いは軸方向の長さが異なっていてもよい。ただし、いずれの内径も、コイル部43の巻締まり外径よりも大きく且つコイル部43の初期外径よりも小さな範囲にあることとする。また、断片毎の軸方向の長さの合計が、コイル部43の軸方向の長さよりも短い長さであることとする。
・カラー46は、内径がコイル部43の初期外径よりも大きく設定された覆い部を含んでいてもよい。この場合、覆い部は、内径が複数段階設定されてもよいし、コイル部43の軸方向に沿って断片的に設けられてもよい。カラー46のうち、覆い部以外の部分が本発明の「カラーの係合部」に相当する。また、コイル部43のうち、覆い部で覆われた部分は、カラー46に接触されないコイル部分43eに相当する。
尚、上記各実施の形態に共通して、次のように変更して具体化することも可能である。
・本発明をロータリースイッチ等に適用してもよい。例えば、照明、温度、音量を調節するべく、つまみ部分を回転操作すると、ねじりコイルばねが巻締まる際に操作反力が発生する。
次に、上記各実施の形態及び別例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)回転操作装置において、前記案内棒の係合部は、外径が前記ねじりコイルばねの巻締まり内径よりも大きく且つ前記ねじりコイルばねの初期内径よりも小さな範囲で複数段階設定されること。この構成によれば、操作反力を多段階に亘って変化させることができる。
(ロ)回転操作装置において、前記カラーの係合部は、内径が前記ねじりコイルばねの巻締まり外径よりも大きく且つ前記ねじりコイルばねの初期外径よりも小さな範囲で複数段階設定されること。この構成によれば、操作反力を多段階に亘って変化させることができる。
1…ステアリング装置(回転操作装置)、11…プレート、12…プレート孔、13…円筒ケース、14…フランジ、15…スプリングストッパ、16…カバー、17…カバー孔、18…第1の回転規制突部、19…第2の回転規制突部、20…ステアリングホイール(操作部材)、21…ステアリング軸(回転軸)、22…プレート側ベアリング、27…カバー側ベアリング、31…ギア、32…ホルダ、32a…ホルダ本体、32b…半円筒段部、33…回転ストッパ、34…止め輪、35…ロータリーダンパ、36…ホルダ片、37…規制突部、41…案内棒、41a…心棒部、41b…係合部、42…トーションスプリング(ねじりコイルばね)、43…コイル部、43e…コイル部分、43f…コイル部分、44…第1の端部、45…第2の端部、46…カラー(係合部)。

Claims (3)

  1. 操作部材の操作を通じて回転軸が回転し、その回転軸には、ホルダが固定されるとともに、そのホルダによって当該回転軸の回転方向に押圧されつつ巻締まるねじりコイルばねの外挿された回転操作装置において、
    前記ねじりコイルばねに案内棒を内挿し、その案内棒は、外径が前記ねじりコイルばねの巻締まり内径よりも大きく且つ前記ねじりコイルばねの初期内径よりも小さく設定された係合部を含み、その係合部は、前記ねじりコイルばねの軸方向の長さよりも短い同方向の長さに設定されている
    ことを特徴とする回転操作装置。
  2. 前記案内棒は、外径が前記ねじりコイルばねの巻締まり内径よりも小さく設定された心棒部を含む
    請求項1に記載の回転操作装置。
  3. 操作部材の操作を通じて回転軸が回転し、その回転軸には、ホルダが固定されるとともに、そのホルダによって当該回転軸の回転方向に押圧されつつ巻締まるねじりコイルばねの外挿された回転操作装置において、
    前記ねじりコイルばねにカラーを外挿し、そのカラーは、内径が前記ねじりコイルばねの巻締まり外径よりも大きく且つ前記ねじりコイルばねの初期外径よりも小さく設定された係合部を含み、その係合部は、前記ねじりコイルばねの軸方向の長さよりも短い同方向の長さに設定されている
    ことを特徴とする回転操作装置。
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