JP6116649B2 - ワーク有無の判断装置 - Google Patents

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本発明は、ワークの有無を検出することが可能なワーク有無の判断装置に関する。
従来より、棒状のワーク(加工対象物)を加工する旋盤等の工作機械の把持装置は、ワークを挿通させる筒状の可撓性のチャック(コレットチャック)と、このチャックを開閉させる開閉手段とを有し、該開閉手段によって前記チャックを閉じ、該チャックによってワークを把持している。このような把持装置において、チャック内のワークの有無をセンサ等によって検出するものが公知である。例えばチャック内に光を照射してワークの有無を検出する光センサを使用した把持装置がある(特許文献1参照)。チャック内にワークが有る場合に、チャックを閉じ、加工を行うことによって、誤加工等を防止することができる。
特開2010−030782号公報
しかしながら、光センサ等のセンサを使用した把持装置では、ワークの加工時に発生する切粉等による誤検出によって検出精度が低下する場合があるという問題があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、チャック内のワークの有無を高精度で判断することができるワーク有無の判断装置を提供することを目的とする。
本発明のワーク有無の判断装置は、ワークを開閉自在に把持するチャックと、このチャックをシリンダの伸縮駆動により開閉させる開閉手段と、前記チャックの閉状態を検出する検出手段とを有し、前記開閉手段によって前記チャックを閉状態とし、前記ワークを把持する工作機械のワーク有無の判断装置であって、
前記開閉手段により前記チャックを閉作動させる前記シリンダの駆動力を、前記ワークを把持する通常の駆動力と、前記ワークを把持する際に前記チャックが前記ワークから受ける圧力によって前記チャックの閉作動が途中で停止する低い駆動力とに切り替え、前記チャックを前記低い駆動力で閉作動させた際に、前記検出手段による前記チャックの閉状態の検出の有無に基づいて前記チャック内の前記ワークの有無を判断する制御装置を備えることを特徴としている。
また、本発明のワーク有無の判断装置において、制御装置は、チャックを低い駆動力で閉作動させた際に、検出手段によりチャックの閉状態が検出されない場合には、チャック内にワークがあると判断することを特徴としている。
また、本発明のワーク有無の判断装置において、制御装置は、チャックを低い駆動力で閉作動させた際に、検出手段によりチャックの閉状態が検出される場合には、チャック内にワークがないと判断することを特徴としている。
本発明のワーク有無の判断装置では、チャックを閉作動させる駆動力を通常の駆動力と低い駆動力とに切り替えるように構成した。そして、チャックを低い駆動力で閉作動させた際に、チャックの閉状態の検出の有無に基づいてチャック内のワークの有無を判断するようにした。したがって、光センサ等のセンサを使用することなく、チャック内のワークの検出が可能になるので、ワークの加工時に発生する切粉等による悪影響を受けることがない。よって、本発明のワーク有無の判断装置は、チャック内のワークの有無を高精度で判断することができる。
本発明の一実施の形態の自動旋盤の要部の断面図である。 図1の自動旋盤において主軸側の部分の拡大図である。 同実施の形態のワーク有無の判断装置を示すブロック図である。 同実施の形態のワークの検出処理を示すフローチャートである。 同実施の形態のワークの加工方法の説明図である。 図5から続くワークの加工方法の説明図である。 図6から続くワークの加工方法の説明図である。
図1は、本発明のワーク有無の判断装置を適用した自動旋盤1(工作機械)の主軸部分の要部断面図である。この自動旋盤1は、相対向して主軸2と背面主軸3とが設けられている。
主軸2は、図示しない自動旋盤のベッド上に、Z軸方向(軸線方向)にスライド移動自在に支持されている。背面主軸3は、前記ベッド上に、X軸方向(左右方向)及び前記Z軸方向にスライド移動自在に支持されている。主軸2及び背面主軸3は各々主軸台2a及び背面主軸台3aに回転自在に支持されており、主軸台2a及び背面主軸台3aの基端側に設けられた駆動部(ビルトインモータ)により回転駆動される。
自動旋盤1は、ワーク101を主軸2の後方から主軸2内に挿入して、主軸2の先端から突出させて主軸2に把持させることにより、ワーク101を主軸2において工具6等で加工することができる。
主軸2での加工が終了したワーク101を突っ切り、主軸2から背面主軸3に受け渡すことによって、ワーク101から突っ切られたワークを背面主軸3において図示しない背面加工用の工具で加工することができる。
図2を用いて主軸2の構成を説明する。主軸2には、ワーク101を把持する把持手段4が設けられている。この把持手段4は、ワーク101を挿通させる筒状の可撓性のチャック40(コレットチャック)と、このチャック40を開閉させる開閉手段とを有している。開閉手段は、筒状の第1スリーブ41、筒状の第2スリーブ42、押圧爪51、駆動レバー53、シリンダ54とを有する。この開閉手段でチャック40を閉作動させ、チャック40を閉状態とすることによりワーク101を把持することができる。
主軸2は筒状に形成されている。主軸2の先端(前端)に、第1スリーブ41がZ軸方向(MN方向)に摺動自在に挿入されている。主軸2内の第1スリーブ41の後方に第2スリーブ42がZ軸方向に摺動自在に挿入されている。第1スリーブ41の後端と第2スリーブ42の前端とは当接している。
第1スリーブ41内に、チャック40が挿入されている。チャック40と第1スリーブ41との間には、圧縮バネ(図示せず)が介設されている。チャック40は、前記圧縮バネによって前方に付勢され、前端側が主軸2に設けられたキャップ2bと当接して位置決めされている。
チャック40の外周面の前端部にはテーパ40aが前方へ広がるように形成されている。第1スリーブ41の内周面の前端部にはテーパ41aが前方へ広がるように形成されている。このテーパ41aは、チャック40のテーパ40aに面接している。
前記主軸2には、第2スリーブ42の後方に、ホルダ43が装着されている。ホルダ43には、複数の押圧爪51が軸55を介して主軸2の径方向に揺動自在に支持されている。各押圧爪51は、主軸2の軸線周りに配置されている。各押圧爪51は、第2スリーブ42の後端に当接する第1端部51aと、主軸2の外周面と対向する第2端部51bとを備えている。押圧爪51の前方には、摺動部材52が主軸2に対してZ軸方向に摺動自在に外嵌されている。
主軸台2aには、シリンダ54が設けられている。シリンダ54は、ハウジング54aと、ハウジング54a内に嵌めこまれたシリンダ軸54bとを備えている。シリンダ軸54bは、シリンダ駆動手段(図示せず)によってZ軸方向に沿って伸縮駆動される。
また、主軸台2aには、駆動レバー53が前後揺動自在に支持されている。駆動レバー53は一端側が主軸台2aに回動自在に軸支され、他端側がシリンダ軸54bに連結され、両端の中間位置で摺動部材52に係合している。
シリンダ軸54bを後方に縮駆動することによって、駆動レバー53が後方に揺動して摺動部材52は後方(矢印N方向)へスライド移動し、各押圧爪51の第2端部51bが摺動部材52に乗り上げ、摺動部材52の外周面に当接する。これにより押圧爪51が図2において時計回り(押圧側)に回転して押圧爪51の第1端部51aが第2スリーブ42を前方(矢印M方向)に向かって押圧する。
押圧爪51によって第2スリーブ42が押圧されると、第1スリーブ41が前方へ移動し、第1スリーブ41のテーパ41aがチャック40のテーパ40aを押圧し、チャック40が内部方向に撓む。チャック40は内部方向に撓むように閉作動する。
シリンダ軸54bを前方に伸駆動することによって、駆動レバー53が前方に揺動して摺動部材52は前方へスライド移動し、各押圧爪51の第2端部51bが摺動部材52から下り、主軸2の外周面に当接する。これにより押圧爪51が図2において反時計回り(解除側)に回転して、第1端部51aによる第2スリーブ42の押圧が解除される。
押圧爪51による第2スリーブ42の押圧が解除されると、前記圧縮バネの付勢力により、第1スリーブ41が後方に移動し、第1スリーブ41のテーパ41aによるチャック40のテーパ40aの押圧が解除され、チャック40が弾力的に復元して開作動する。チャック40の開作動によりワーク101の把持が解除される。
背面主軸3は主軸2と前後対称で同様の構成である。このため、背面主軸3は、シリンダ軸54bの前方への縮駆動によって、摺動部材52により押圧爪51を押圧側に回転させ、第2スリーブ42を押圧してチャック40を閉作動させる。また、シリンダ軸54bの後方への伸駆動によって各押圧爪51を解除側に回転させ、第2スリーブ42の押圧を解除してチャック40を開作動させる。
また、図1に示すように背面主軸3には、Z軸方向に進退移動自在にノックアウト棒201が挿入されている。ノックアウト棒201を背面主軸3の先端側に向かって移動させることによって、加工が終了したワーク101を背面主軸3から押し出して排出することができる。なお背面主軸3の主軸2と同一部分の詳細な説明は割愛する。
背面主軸3のシリンダ54側には、チャック40が閉状態となるまでシリンダ軸54bが縮作動することを検出するセンサ12(図3参照)が設けられている。このセンサ12は、チャック40が閉状態となるまでシリンダ軸54bが縮作動したときに信号を発生し、検出手段として、チャック40の閉状態を検出することができる。
図3に、本実施の形態のワーク有無の判断装置10のブロック図を示す。この判断装置10において、センサ12は、制御装置11の入力側に接続されている。制御装置11の出力側には、背面主軸3側のシリンダ54のシリンダ軸54bを駆動するシリンダ駆動手段13と、背面主軸3のワーク101の把持状態をオペレータに報知する通知手段14とが接続されている。通知手段14としては、スピーカやモニタ等が挙げられる。
チャック40によってワーク101を把持する際は、チャック40がワーク101から受ける反力に抗する作動力でチャック40を閉状態とする必要がある。このため、シリンダ軸54bを縮駆動する際のシリンダ54の駆動圧力は、チャック40内にワーク101が挿通された状態でチャック40を閉状態とすることができるような作動力を発生させる程度の大きさに設定される。
制御装置11は、ワーク101を把持する際に、シリンダ駆動手段13の駆動力を低駆動力と通常駆動力とに切り替えてシリンダ駆動手段13を作動させ、背面主軸3側のシリンダ54を駆動させることができるように構成されている。
低駆動力は、ワーク101を把持する際に、ワーク101から受ける反力によってチャック40を閉状態とすることができない程度の小さい駆動圧力のことである。通常駆動力は、ワーク101を把持させることができる程度に大きい通常駆動圧力のことである。
言い換えると、制御装置11は、切り替え手段として、背面主軸3のチャック40を閉作動させる駆動力を、ワーク101を把持する際にチャック40の閉作動が途中で停止するような低い駆動力と、ワーク101を把持するようにチャックを閉じる通常の駆動力とに切り替えるように構成されている。
このため、背面主軸3のチャック40内にワーク101が存在する状態で、背面主軸3側のシリンダ54を通常駆動圧力で駆動すると、シリンダ軸54bの縮作動が完了し、チャック40が閉状態となり、センサ12が作動し、センサ12によってチャック40の閉状態が検出される。
一方、背面主軸3のチャック40内にワーク101が存在する状態で、背面主軸3側のシリンダ54を低駆動圧力で駆動すると、押圧爪51の第2端部51bは摺動部材52に乗り上げることができず、シリンダ軸54bの縮作動が途中で停止する。このため、チャック40は閉状態となることができず、したがってセンサ12は作動せず、センサ12によるチャック40の閉状態の検出が行われない。
ただし、背面主軸3のチャック40内にワーク101が存在しない状態で、背面主軸3側のシリンダ54を低駆動圧力で駆動すると、チャック40がワーク101から受ける反力がないため、押圧爪51の第2端部51bが摺動部材52に乗り上げ、チャック40が空状態(ワーク101がない状態)で閉状態となる。これによりセンサ12が作動し、センサ12によってチャック40の閉状態が検出される。
制御装置11は、把持制御手段として、図4のフローチャートに示されるように、背面主軸3でワーク101を把持する際に、まず背面主軸3側のシリンダ54を低駆動圧力で駆動する(ステップS1)。続いてセンサ12から信号が発生しているか否かを判断する(ステップS2)。センサ12から信号が発生していなければ(ステップS2でNO)、チャック40内にワーク101が存在し、チャック40が閉状態ではないと判断され、次に、背面主軸3側のシリンダ54を通常駆動圧力で駆動する(ステップS3)。
続いて、センサ12から信号が発生しているか否かを判断し(ステップS4)、信号が発生していれば(ステップS4でYES)、チャック40が閉状態でワーク101を把持し、正常に把持が行われていると判断し、加工の継続を許容する。この際、ワーク101の把持が正常に行われていることをオペレータに通知手段14を介して知らせてもよい。
なお、ステップS2において信号が発生した場合は(ステップS2でYES)、チャック40が空状態で閉状態となり、正常に把持が行われていないと判断し、ワーク101の把持エラーとして、加工の継続を規制する。この際、把持の異常(チャック40にワーク101が挿入されていない)をオペレータに通知手段14を介して報知する(ステップS6)。
また、ステップS4において信号が発生しない場合は(ステップS4でNO)、チャック40によるワーク101のチャックミス等、正常に把持が行われていないと判断して、加工の継続を規制し、把持の異常をオペレータに通知手段14を介して報知する(ステップS6)。
制御装置11は、以上のように、背面主軸3によるワーク101の把持動作の際に、センサ12からの信号に基づき、背面主軸3側のチャック40内のワーク101の有無や、チャックミス等の把持の異常を判断するように構成されている。
以上のように構成されている自動旋盤1において、図5〜図7を用いてワーク101の加工方法を説明する。最初に、図5に示すように、ワーク101を主軸2の後端側から主軸2内に通してチャック40により把持させ、その後、主軸2を回転させながら、Z軸方向に移動させてワーク101の先端側の部分101aを工具6で加工する。
次に、図6に示すように、主軸2を前方側に移動させ、ワーク101の加工端側101aが背面主軸3側のチャック40内に挿入される。その際、制御装置11によって背面主軸3側のチャック40により、ワーク101を把持させる。本実施形態においては、センサ12からの信号に基づき、背面主軸3側のチャックミス等が判断され、判断の結果、加工の継続が許容されると、図7の(a)に示すようにワーク101が突切りバイト7によって突っ切られる。突っ切られたワーク101aは背面主軸3に受け渡される。
その後、図7の(b)に示すように、背面主軸3に受け渡されたワーク101aが背面加工用の工具8で加工される。このときに、主軸2側においてもワーク101bを工具6で加工することができる。背面主軸3における加工が完了したら、図7の(c)に示すようにワーク101aの把持状態を解除し、ノックアウト棒201でワーク101aを押し出し、製品として回収する。図7の(a)〜(c)の工程を繰り返すことでワーク101の加工が順次連続的に行われる。
以上説明したように本実施の形態のワーク有無の判断装置10では、チャック40を閉作動させる駆動力を、通常の駆動力と低い駆動力とに切り替えるようにした。そして、低い駆動力でチャック40を閉じたときにチャック40の閉状態が検出されない場合は、チャック40内にワーク101が存在していると判断し、チャック40を通常の駆動力で閉作動させるようにした。
したがって、光センサ等のセンサを使用することなく、チャック40内のワーク101の検出が可能になるので、ワーク101の加工時に発生する切粉等による悪影響を受けることがない。よって、本実施の形態のワーク有無の判断装置10は、チャック40内のワーク101の有無を高精度で判断することができる。
また、本実施の形態のワーク有無の判断装置10では、既存の自動旋盤1に制御装置11、センサ12、通知手段14を接続することで構成されるので、装置を容易に構成することができる。
また、本実施の形態のワーク有無の判断装置10では、低い駆動力でチャック40を閉作動させた際に、チャックの閉状態が検出される場合には、チャック40内にワーク101がないと判断し、ワーク101の把持エラーを出力するようにした。これにより、ワーク101の把持が異常であることを容易に判断することが可能になる。よって、本実施の形態のワーク有無の判断装置10は、使い勝手を向上させることができる。
また、本実施の形態のワーク有無の判断装置10では、低い駆動力でチャック40を閉作動させ、チャック40の閉状態が検出されない場合に、次に通常の駆動力でチャック40を閉作動させ、チャック40の閉状態が検出されることにより、ワーク101が把持されたと判断するようにした。これにより、ワーク101の把持が正常であることを容易に判断することが可能になる。よって、本実施の形態のワーク有無の判断装置10では、使い勝手をさらに向上させることができる。
以上、本発明に係る実施の形態を例示したが、この実施の形態は本発明の内容を限定するものではない。また、本発明の請求項の範囲を逸脱しない範囲であれば、各種の変更等は可能である。
例えば、本実施の形態では、ワーク有無の判断装置10を、背面主軸3側のチャック40内のワーク101の検出に使用したが、主軸2側のチャック40内のワーク101の検出に使用しても良い。また、双方のチャック40,40内のワーク101の検出に使用しても良い。また低い駆動力でチャック40を閉じ、チャック40が途中で停止した後、いったんシリンダ軸54bを伸作動させ、次にシリンダ54を通常駆動圧力で駆動して、シリンダ軸54bを伸作動させることによって、チャック40を通常の駆動力で閉作動させてもよい。
1 自動旋盤
10 ワーク有無の判断装置
11 制御装置
12 センサ(検出手段)
40 チャック
41 第1スリーブ(開閉手段)
42 第2スリーブ(開閉手段)
51 押圧爪(開閉手段)
53 駆動レバー(開閉手段)
54 シリンダ(開閉手段)
101 ワーク

Claims (3)

  1. ワークを開閉自在に把持するチャックと、このチャックをシリンダの伸縮駆動により開閉させる開閉手段と、前記チャックの閉状態を検出する検出手段とを有し、前記開閉手段によって前記チャックを閉状態とし、前記ワークを把持する工作機械のワーク有無の判断装置であって、
    前記開閉手段により前記チャックを閉作動させる前記シリンダの駆動力を、前記ワークを把持する通常の駆動力と、前記ワークを把持する際に前記チャックが前記ワークから受ける圧力によって前記チャックの閉作動が途中で停止する低い駆動力とに切り替え、前記チャックを前記低い駆動力で閉作動させた際に、前記検出手段による前記チャックの閉状態を前記シリンダのシリンダ軸の伸縮作動のときの位置に応じて検出し、前記閉状態の検出の有無に基づいて前記チャック内の前記ワークの有無を判断する制御装置を備えることを特徴とするワーク有無の判断装置。
  2. 請求項1に記載のワーク有無の判断装置において、
    前記制御装置は、前記チャックを前記低い駆動力で閉作動させた際に、前記検出手段により前記チャックの閉状態が検出されない場合には、前記チャック内に前記ワークがあると判断することを特徴とするワーク有無の判断装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のワーク有無の判断装置において、
    前記制御装置は、前記チャックを前記低い駆動力で閉作動させた際に、前記検出手段により前記チャックの閉状態が検出される場合には、前記チャック内に前記ワークがないと判断することを特徴とするワーク有無の判断装置。
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