JP5734398B2 - 物体を受け部に固定するための物体固定装置、工作機械、ロボット、および物体を受け部に固定する方法 - Google Patents

物体を受け部に固定するための物体固定装置、工作機械、ロボット、および物体を受け部に固定する方法 Download PDF

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Description

本発明は、物体を受け部に固定するための物体固定装置、工作機械、ロボット、および物体を受け部に固定する方法に関する。
油圧シリンダを用いてワーク等の物体を受け部材との間でクランプし、物体に対して機械加工等の作業を施す装置において、物体が受け部材上に適正に着座されたか否かの確認を行う工程と、物体に対して作業を行う工程との間で、油圧シリンダによって物体をクランプする力を変化させることが知られている(例えば、特許文献1)。
特開平9−201742号公報
従来の装置によれば、油圧シリンダによって物体に加えられる力を微調整することができなかったので、物体を受け部材にクランプしたときに物体と受け部材との間に異物が混入した場合、物体に傷が付いてしまう虞があった。
本発明の一態様において、物体固定装置は、受け部と、物体を受け部に押し付ける押圧部と、物体を受け部に固定するための第1の力を押圧部に生じさせる第1の駆動部と、第1の駆動部とは別の第2の駆動部であって、第1の力よりも小さな第2の力を押圧部に生じさせる第2の駆動部と、第2の駆動部によって生じられる第2の力で、押圧部が物体を受け部に押し付けている間に、物体と受け部との間に介在する異物を検出する異物検出部とを備える。
第2の駆動部は、第2の力を発生させるサーボモータを有してもよい。物体固定装置は、物体を受け部に第1の力で押し付けて固定する第1の押圧部と、第1の押圧部とは別の第2の押圧部であって、第2の力で物体を受け部に押し付ける、第2の押圧部とを備えてもよい。この場合において、第1の駆動部は、第1の押圧部に第1の力を生じさせ、第2の駆動部は、第2の押圧部に第2の力を生じさせてもよい。
第2の駆動部は、第2の力を発生させるバネと、受け部に対して接近および離反する方向へ移動可能な移動機構とを有してもよい。この場合において。第2の押圧部は、移動機構にバネを介して連結されてもよい。第2の駆動部は、第2の力を発生させるサーボモータと、該サーボモータによって受け部に対して接近および離反する方向へ移動可能な移動機構とを有してもよい。この場合において、第2の押圧部は、移動機構に連結されてもよい。
本発明の他の態様において、工作機械は、工具主軸と、上述の物体固定装置とを備える。ここで、第2の押圧部は、工具主軸に取り付けられ、第2の駆動部は、工具主軸を駆動して、第2の押圧部を受け部に対して接近および離反する方向へ移動させる。
本発明のさらに他の態様において、ロボットは、ロボットアームと、上述の物体固定装置とを備える。ここで、第2の押圧部は、ロボットアームに備えられ、第2の駆動部は、ロボットアームを駆動して、第2の押圧部を受け部に対して接近および離反する方向へ移動させる。ロボットは、ロボットアームに取り付けられ、第2の押圧部を解放可能に把持するロボットハンドをさらに備えてもよい。
本発明のさらに他の態様において、上述の物体固定装置を用いて、物体を受け部に対して固定する方法は、物体を受け部に載せるステップと、第2の駆動部によって押圧部を駆動して、物体を受け部に第2の力で押し付けるステップと、第2の力で押し付けるステップの間に、異物検出部によって、物体と受け部との間に異物が介在しているか否かを検出するステップとを備える。
また、この方法は、異物が介在しているか否かを検出するステップにおいて異物が検出された場合に、第2の力を解除して、異物を取り除くステップと、異物が介在しているか否かを検出するステップにおいて異物が検出されなかった場合、または、異物を取り除くステップが完了した場合に、第1の駆動部によって押圧部を駆動して、物体を受け部に第1の力で押し付けて固定するステップとを備える。
本発明によれば、第2の力を微調整することが可能となり、且つ、適切な強さに制御された第2の力でワークを治具に押え付けている間に、ワークと受け部との間に異物が介在しているかを検出する。これにより、異物によってワークに傷が生じてしまうのを確実に防止しつつ、ワークが受け部上に適正に着座しているか否かを確認する作業を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る物体固定装置を概略的に示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る工作機械を概略的に示すブロック図である。 図2に示す押圧工具を説明するための図であって、(a)は押圧工具の側面図を示し、(b)は押圧工具の側方断面図を示す。 本発明の他の実施形態に係る押圧工具を説明するための図であって、(a)は押圧工具の側面図を示し、(b)は押圧工具の側方断面図を示す。 本発明の一実施形態に係るロボット50を概略的に示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る、ワークを治具に対して固定する方法のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る物体固定装置100について説明する。物体固定装置100は、ワークWを治具101の上に固定するための装置である。治具101は、ワークWを下方から支持するための受け部として機能する。
物体固定装置100は、治具101を下方から支持するテーブル部102と、ワークWを治具101に対して押し付けるための押圧部103と、押圧部103に第1の力を生じさせる第1の駆動部104と、押圧部103に第2の力を生じさせる第2の駆動部105とを備える。
治具101は、その上面から上方へ突出する台座部101aを有している。ワークWは、台座部101aの上面と面接触しつつ、台座部101aの上に載置される。治具101の内部には、後述する流体供給路101bが配設されている。流体供給路101bは、台座部101aの上面に開口101cを有している。
第1の駆動部104は、シリンダ106と、シリンダ106を制御するシリンダ制御部107とを有する。シリンダ106は、例えば油圧式のシリンダであって、シリンダシャフト106aを含む。シリンダ制御部107は、流体供給源(図示せず)からシリンダ106内へ供給される加圧流体の流れを制御することによって、シリンダ106内の圧力を制御し、シリンダシャフト106aを軸方向に駆動する。
第2の駆動部105は、サーボモータ110と、サーボモータ110を制御するモータ制御部111とを有する。モータ制御部111は、サーボモータ110へ指令を送り、その回転トルクを制御する。サーボモータ110は、モータ制御部111からの指令に応じて動作し、後述するように押圧部103に対して力を加える。
押圧部103は、動力切換部112を介して、シリンダ106のシリンダシャフト106aへ機械的に接続されている。動力切換部112は、押圧部103とシリンダシャフト106aとを互いに機械的に接続したり、押圧部103とシリンダシャフト106aとの間の接続を解除したりすることができる。
動力切換部112が、押圧部103とシリンダシャフト106aとを互いに接続しているとき、押圧部103は、シリンダシャフト106aを介して、シリンダ106によって駆動される。押圧部103は、シリンダ106から受ける力によって、ワークWを治具101に対して第1の力で押し付けて固定する。
一方、押圧部103は、サーボモータ110の出力シャフト(図示せず)にも機械的に接続されている。動力切換部112が、押圧部103とシリンダシャフト106aとの間の接続を解除しているとき、押圧部103は、サーボモータ110によって駆動される。押圧部103は、サーボモータ110から力を受けて、ワークWを治具101に対して第2の力で押し付ける。
ここで、シリンダ106によって押圧部103に発生される第1の力は、サーボモータ110によって押圧部103に発生される第2の力よりも遥かに大きい。例えば、シリンダ106による第1の力は、2〜15kNに設定される一方、サーボモータ110による第2の力は、0.02〜0.06kNに設定される。
物体固定装置100は、異物検出部113をさらに備える。異物検出部113は、ワークWと治具101との間に介在する切粉や塵埃等の異物を検出する。具体的には、異物検出部113は、外部に設置された流体供給源(図示せず)から、治具101内に配設された流体供給路101bに加圧流体を供給する。そして、異物検出部113は、加圧流体が流体供給路101bの開口101cからワークWと台座部101aとの間を通って漏出した場合に生じる、該加圧流体の圧力変動を検出する。異物検出部113は、加圧流体の圧力が予め定められた閾値を超えて低下した場合に、ワークWと台座部101aとの間に異物が介在しているものと判断する。
次に、物体固定装置100の動作について説明する。物体固定装置100を用いて、ワークWを治具101上に固定する場合、まず、ワークWが治具101の台座部101aの上に載置される。次いで、モータ制御部111は、サーボモータ110へ指令を送り、押圧部103に力を加える。このとき、動力切換部112は、押圧部103とシリンダ106のシリンダシャフト106aとの間の機械的な接続を解除している。押圧部103は、サーボモータ110から力を受けて、ワークWを治具101に対して第2の力で押し付ける。
押圧部103がワークWを治具101に第2の力で押し付けている間に、異物検出部113は、流体供給路101bに供給された加圧流体の圧力変動を検出し、ワークWと台座部101aとの間に異物が介在しているか否かを検出する。異物検出部113によって異物が検出された場合、モータ制御部111は、サーボモータ110へ指令を送り、押圧部103に対する力を解除する。そして、ワークWが治具101から取り外され、ワークWと台座部101aとの間に介在している異物が除去される。
一方、異物検出部113によって異物が検出されなかった場合、または、上述のようにワークWと台座部101aとの間の異物が除去された場合、動力切換部112は、押圧部103とシリンダシャフト106aとを互いに機械的に接続する。そして、シリンダ制御部107は、シリンダ106を制御し、シリンダシャフト106aを介して、押圧部103に力を加える。押圧部103は、シリンダシャフト106aから力を受けて、ワークWを治具101に対して第2の力で押し付ける。これにより、ワークWは、押圧部103と治具101との間で強固にクランプされて固定される。
このように、本実施形態においては、物体固定装置100は、ワークWを固定するための第1の力を押圧部103に生じさせる第1の駆動部104、および、第1の力よりも小さな第2の力を押圧部103に生じさせる第2の駆動部の、二つの異なる動力源(シリンダ、モータ)を各々に含む、異なる駆動部を備えている。
この構成によれば、サーボモータにより発生される第2の力を微調整することが可能となり、且つ、適切な強さに制御された第2の力でワークWを治具101に押え付けている間に、ワークWと台座部101aとの間に異物が介在しているかを検出することができる。これにより、異物によってワークWに傷が生じてしまうのを確実に防止しつつ、ワークWが治具101上に適正に着座しているか否かを確認する作業を行うことができる。
次に、図2を参照して、本発明の一実施形態に係る工作機械10について説明する。なお、上述の実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。工作機械10は、工具主軸11と、物体固定装置200とを備える。工具主軸11の先端には、ワークWを切削加工するための切削工具や、後述する押圧工具201が、実行される作業に応じて取り付けられる。主軸制御部12は、工具主軸11の動作を制御する。具体的には、主軸制御部12は、工具主軸11に内蔵されたサーボモータ(図示せず)に指令を送り、工具主軸11を図2中の矢印Dに示すように、工具主軸11の軸方向へ移動させる。
物体固定装置200は、テーブル部102と、ワークWを治具101に対して押し付けて固定する第1の押圧部203と、第1の押圧部203に第1の力を生じさせる第1の駆動部104とを備える。第1の押圧部203は、シリンダ106のシリンダシャフト106aに固定されている。上述の実施形態と同様に、シリンダ106は、シリンダ制御部107からの指令に応じて、シリンダシャフト106aを介して、押圧部103に第1の力を生じさせる。
本実施形態においては、物体固定装置200は、工具主軸11に取り付けられた押圧工具201を備える。次に、図3を参照して、押圧工具201の構成について説明する。押圧工具201は、シャンク210と、第2の押圧部211と、第2の押圧部211をシャンク210に連結するための連結部材212とを有する。
シャンク210は、テーパシャンク部210aと、テーパシャンク部210aの下端部から径方向外側へ拡径するフランジ部210bと、フランジ部210bの下端から軸方向下方へ延在する主シャンク部210cとを含む。主シャンク部210cの下端面210dには、該下端面210dから上方へ凹むように凹部210eが形成されている。
連結部材212は、この凹部210e内に固定されている。連結部材212は、軸方向に延びる円筒状の本体部212aと、本体部212aの下端から径方向内側に向かって突出する爪部212bとを含む。第2の押圧部211は、軸方向に延びる円柱状の本体部211aと、本体部211aの上端から径方向外側へ拡径する爪部211bと、本体部211aの下端から径方向外側へ拡径するフランジ板211cとを含む。
第2の押圧部211は、連結部材212の内部に摺動可能に配置される。図3に示すように、第2の押圧部211が連結部材212の内部に配置された場合、第2の押圧部211の爪部211bと、連結部材212の爪部212bとが互いに係合することによって、第2の押圧部211が連結部材212から軸方向下方へ脱落してしまうのが防止される。
第2の押圧部211と、凹部210eの底面210fとの間には、バネ213が介挿されている。バネ213は、第2の押圧部211が連結部材212内で軸方向上方へ相対移動するのに伴って変位し、該変位に応じた弾性力を、第2の押圧部211へ与える。
次に、図2および図3を参照して、工作機械10の動作について説明する。工作機械10を用いてワークWに加工を行う場合、物体固定装置200によって、ワークWを治具101上に固定する。この場合、まず、ワークWが治具101の台座部101aの上に載置される。
次いで、主軸制御部12は、工具主軸11を動作させ、押圧工具201を、予め定められた位置へ配置すべく、軸方向下方へ移動させる。押圧工具201が、該予め定められた位置に配置されたとき、第2の押圧部211のフランジ板211cは、ワークWの上面と接触し、且つ、第2の押圧部211は、ワークWによって押されて、連結部材212内で軸方向上方へ相対移動されている。これに伴って、バネ213が変位し、第2の押圧部211に弾性力を与える。第2の押圧部211は、このバネ213からの弾性力を受けて、ワークWを治具101に対して第2の力で押し付ける。
このように、本実施形態においては、主軸制御部12によって制御される工具主軸11の動作と、押圧工具201に設けられたバネ213の作用によって、第2の力を第2の押圧部211に発生させている。したがって、サーボモータを含む工具主軸11と、主軸制御部12と、バネ213は、第2の力を第2の押圧部211に生じさせる第2の駆動部として機能する。このように発生される第2の力は、バネ213の変位量、すなわち、ワークWに対する押圧工具201の位置によって決定される。
したがって、主軸制御部12は、工具主軸11の動作を高精度に制御することによって、第2の力を所望の大きさに設定することができる。また、工具主軸11は、主軸制御部12の制御の下、該工具主軸11に内蔵されたサーボモータによって、ワークW(または治具101)に接近および離反するように、軸方向へ移動する。したがって、本実施形態においては、工具主軸11は、ワークW(または治具101)に対して接近および離反する方向へ移動可能な移動機構として機能する。
バネ213の作用によって、第2の押圧部211がワークWを治具101に第2の力で押し付けている間に、異物検出部113は、流体供給路101bに供給された加圧流体の圧力変動を検出し、ワークWと台座部101aとの間に異物が介在しているか否かを検出する。
異物検出部113によって、異物が検出された場合、主軸制御部12は、押圧工具201を軸方向上方へ移動させるように工具主軸11を動作させ、ワークWに対して加えられている第2の力を解除する。そして、ワークWが治具101から取り外され、ワークWと台座部101aとの間に介在している異物が除去される。
一方、異物検出部113によって異物が検出されなかった場合、または、ワークWと台座部101aとの間の異物が除去された場合、シリンダ制御部107は、シリンダ106を制御し、シリンダシャフト106aを介して、押圧部103に力を加える。押圧部103は、シリンダシャフト106aから力を受けて、ワークWを治具101に対して第1の力で押し付ける。これにより、ワークWは、押圧部103と治具101との間で強固にクランプされて固定される。
本実施形態によれば、物体固定装置200は、第1の力を発生する第1の駆動部104、および、第1の力よりも小さな第2の力を発生させる第2の駆動部の、異なる動力源(シリンダ、バネ、サーボモータ)を各々に含む、二つの異なる駆動部を備え、且つ、第1の駆動部104によって駆動される第1の押圧部203、および、第2の駆動部によって駆動される第2の押圧部211の二つの異なる押圧部を備えている。
この構成によれば、工具主軸11の移動を制御することによって、第2の力の大きさを簡単且つ高精度に調整することができ、且つ、適正に制御された第2の力でワークWを治具101に押え付けている間に、ワークWと台座部101aとの間に異物が介在しているかを検出することができる。これにより、異物によってワークWに傷が生じてしまうのを確実に防止しつつ、ワークWが治具101上に適正に着座しているか否かを確認する作業を行うことができる。
また、本実施形態によれば、第2の押圧部211に第2の力を発生させるためのメカニズムとして、バネ213を用いている。これにより、第2の力を発生させるための装置を簡単化することができるので、製造コストを低減することができる。
図3に示す押圧工具201において、バネ213に代えてサーボモータを適用し、サーボモータによって第2の力を発生させてもよい。以下、図4を参照して、そのようなサーボモータを適用した他の実施形態に係る押圧工具251について説明する。なお、上述の実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
押圧工具251は、上述の実施形態と同様のシャンク210と、主シャンク部210cに形成された凹部210e内に収容されたサーボモータ252と、サーボモータ252の出力シャフト(図示せず)に連結された運動変換部253と、運動変換部253に固定された第2の押圧部254とを有する。
サーボモータ252は、モータ制御部255の指令に応じて、出力シャフトを回転させる。運動変換部253は、例えばボール螺子機構から構成され、出力シャフトの回転運動を、軸方向の運動へ変換する。第2の押圧部254は、サーボモータ252によって駆動される運動変換部253を介して、軸方向に駆動される。
次に、本実施形態に係る押圧工具251を、図2に示す工作機械10に適用した場合において、第2の押圧部254に第2の力を発生させるメカニズムについて説明する。第2の押圧部254によって、ワークWを治具101に対して第2の力で押え付ける場合、主軸制御部12は、工具主軸11を動作させ、押圧工具251を、予め定められた位置へ配置させる。押圧工具251が予め定められた位置に配置されたとき、第2の押圧部254は、ワークWの上面と軽く接触する。
この状態で、モータ制御部255は、サーボモータ252に指令を送り、第2の押圧部254を軸方向下方へ駆動する。ここで、モータ制御部255は、サーボモータ252の出力トルクが予め定められたトルクリミッタを超えるまで、サーボモータ252を駆動する。このトルクリミッタは、第2の押圧部254に発生させるべき第2の力の大きさに応じて、適宜設定される。これにより、第2の押圧部254は、ワークWを治具101に対して、適切に調整された強さの第2の力で押え付けることができる。
このように、本実施形態においては、サーボモータ252をワークWに対して適切に位置決めする工具主軸11の動作と、サーボモータ252の動作とによって、第2の力を第2の押圧部254に発生させている。したがって、サーボモータを含む工具主軸11と、主軸制御部12と、サーボモータ252は、第2の力を押圧部254に生じさせる第2の駆動部として機能する。
また、工具主軸11は、主軸制御部12の制御の下、該工具主軸11に内蔵されたサーボモータによって、ワークW(または治具101)に対して接近および離反するように、軸方向へ移動する。したがって、本実施形態においては、工具主軸11は、ワークW(または治具101)に対して接近および離反する方向へ移動可能な移動機構として機能する。
本実施形態によれば、第2の押圧部254に第2の力を発生させるためのメカニズムとして、サーボモータ252を用いている。したがって、サーボモータ252の出力トルクを制御することによって、第2の力の大きさを簡単且つ高精度に調整することができる。また、第2の力を発生させるための装置を簡単化することができるので、製造コストを低減することもできる。
次に、図5を参照して、本発明の一実施形態に係るロボット50について説明する。なお、上述の実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。ロボット50は、ロボットアーム51と、ロボットアーム51の動作を制御するロボットアーム制御部52と、ロボットアーム51の先端に設けられたロボットハンド54と、物体固定装置300とを備える。
ロボットアーム51は、鉛直軸周りに回転可能な旋回胴(図示せず)に連結されており、旋回胴に取付けられた下腕部(図示せず)、および下腕部に取り付けられた前腕部51aを含む。前腕部51aの先端には、手首部53が取り付けられており、ロボットハンド54は、この手首部53を介して、ロボットアーム51に連結されている。ロボットアーム制御部52は、ロボットアーム51の関節軸に設けられたサーボモータを駆動することによって、ロボットアーム51を動作させる。また、ロボットハンド54は、ロボットアーム制御部52からの指令に応じて、物体を把持したり、解放したりすることができる。
物体固定装置300は、図2に示す実施形態と同様のテーブル部102、第1の押圧部203、第1の駆動部104、異物検出部113、および押圧工具201を備える。ここで、本実施形態においては、押圧工具201は、ロボットハンド54によって解放可能に把持されている。
次に、図5を参照して、本実施形態に係るロボット50の動作について説明する。ロボット50を用いてワークWに加工を行う場合、物体固定装置300によって、ワークWを治具101上に固定する。この場合、まず、ワークWが治具101の台座部101aの上に載置される。
次いで、ロボットアーム制御部52は、ロボットアーム51を動作させ、押圧工具201を、予め定められた位置へ配置すべく、ワークWへ向かって移動させる。押圧工具201が、予め定められた位置に配置されたとき、押圧工具201の第2の押圧部211は、ワークWの上面と接触し、且つ、ワークWから押されて、押圧工具201の連結部材212内で軸方向上方へ相対移動される。これに伴って、押圧工具201に設けられたバネ213が変位し、第2の押圧部211は、このバネ213の作用によって、ワークWを治具101に対して第2の力で押し付ける。
このように、本実施形態においては、ロボットアーム制御部52によるロボットアーム51の動作と、押圧工具201に設けられたバネ213の作用によって、第2の力を第2の押圧部211に発生させている。したがって、サーボモータを含むロボットアーム51と、ロボットアーム制御部52と、バネ213は、第2の力を第2の押圧部211に生じさせる第2の駆動部として機能する。
ロボットアーム制御部52は、ロボットアーム51の動作を高精度に制御することによって、第2の力を所望の大きさに設定することができる。また、ロボットアーム51は、ワークW(または治具101)に接近および離反するように、軸方向へ移動する。したがって、本実施形態においては、ロボットアーム51は、ワークW(または治具101)に対して接近および離反する方向へ移動可能な移動機構として機能する。
バネ213の作用によって、第2の押圧部211がワークWを治具101に第2の力で押し付けている間に、異物検出部113は、流体供給路101bに供給された加圧流体の圧力変動を検出し、ワークWと台座部101aとの間に異物が介在しているか否かを検出する。
異物検出部113によって、異物が検出された場合、ロボットアーム制御部52は、押圧工具201を軸方向上方へ移動させるようにロボットアーム51を動作させ、ワークWに対して加えられている第2の力を解除する。そして、ワークWが治具101から取り外され、ワークWと台座部101aとの間に介在している異物が除去される。
一方、異物検出部113によって異物が検出されなかった場合、または、ワークWと台座部101aとの間の異物が除去された場合、シリンダ制御部107は、シリンダ106を制御し、シリンダシャフト106aを介して、押圧部103に力を加える。押圧部103は、シリンダシャフト106aから力を受けて、ワークWを治具101に対して第2の力で押し付ける。これにより、ワークWは、押圧部103と治具101との間で強固にクランプされて固定される。
本実施形態によれば、ロボットアーム51の移動を制御することによって、押圧工具201のワークWに対する位置(すなわち、バネ213の変位量)を、高精度に制御することができる。したがって、第2の力の大きさを簡単且つ高精度に調整することができる。
次に、図6を参照して、本発明の一実施形態に係る、ワークWを治具101に対して固定する方法について説明する。ステップS1において、ワークWを治具101の上へ載置する。ステップS2において、ワークWを治具101に対して第2の力で押し付ける。例えば、図1に示す実施形態においては、このステップS2において、モータ制御部111は、サーボモータ110に指令を送り、押圧部103を軸方向下方へ駆動して、ワークWを治具101に対して第2の力で押し付ける。
また、図2に示す実施形態においては、このステップS2において、主軸制御部12は、工具主軸11を動作させ、押圧工具201を予め定められた位置へ配置する。これに伴って、バネ213が変位し、第2の押圧部211は、このバネ213からの弾性力を受けて、ワークWを治具101に対して第2の力で押し付ける。
また、図4に示す実施形態においては、このステップS2において、主軸制御部12は、工具主軸11を動作させ、押圧工具201を予め定められた位置へ配置する。そして、モータ制御部255は、サーボモータ252に指令を送り、第2の押圧部254を軸方向下方へ駆動して、ワークWを治具101に対して第2の力で押し付ける。
また、図5に示す実施形態においては、このステップS2において、ロボットアーム制御部52は、ロボットアーム51を動作させ、押圧工具201を予め定められた位置へ配置する。これに伴って、バネ213が変位し、第2の押圧部211は、このバネ213の作用によって、ワークWを治具101に対して第2の力で押し付ける。
ステップS3において、異物検出部113によって、ワークWと治具101との間に介在する異物を検出する。具体的には、異物検出部113は、流体供給源から、治具101内に配設された流体供給路101bに加圧流体を供給する。そして、異物検出部113は、加圧流体の圧力変動に係るデータを取得する。
ステップS4において、ワークWと治具101との間に異物が介在しているか否かを判断する。具体的には、異物検出部113は、ステップS3にて取得されたデータを参照して、加圧流体の圧力が予め定められた閾値を超えて低下したか否かを判断する。異物検出部113は、加圧流体の圧力が予め定められた閾値よりも低くなった場合にYESと判断し、ステップS8へ進む。一方、異物検出部113は、加圧流体の圧力が予め定められた閾値よりも高かった場合にNOと判断し、ステップS5へ進む。
ステップS5において、ワークWに対して加えられている第2の力を解除する。例えば、図1に示す実施形態においては、このステップS5において、モータ制御部111は、サーボモータ110に指令を送り、押圧部103を軸方向上方へ駆動して、第2の力を解除する。また、図2に示す実施形態においては、このステップS5において、主軸制御部12は、工具主軸11を動作させ、第2の押圧部211を軸方向上方へ移動させる。これにより、第2の押圧部211によってワークWに加えられている第2の力を解除する。
また、図4に示す実施形態においては、このステップS5において、モータ制御部255は、サーボモータ252に指令を送り、第2の押圧部254を軸方向上方へ駆動して、第2の力を解除する。また、図5に示す実施形態においては、このステップS5において、ロボットアーム制御部52は、ロボットアーム51を動作させ、押圧工具201を軸方向上方へ移動させて、第2の力を解除する。
ステップS6において、ワークWを治具101に対して第1の力で押し付ける。具体的には、シリンダ制御部107は、シリンダ106を制御し、シリンダシャフト106aを介して押圧部103に対して力を加える。押圧部103は、シリンダ106から受ける力によって、ワークWを治具101に対して第1の力で押し付けて固定する。
ステップS7において、ワークWに対して作業を行う。例えば、図2に示す実施形態においては、このステップS7において、使用者は、押圧工具201を切削工具(図示せず)に取り換える。そして、主軸制御部12は、工具主軸11を動作させ、切削工具をワークWに対して位置決めし、切削工具によってワークWを切削加工する。ステップS7が完了すると、図6に示すフローは終了する。
一方、ステップS4にてYESと判断された場合、ステップS8において、ステップS5と同様に、ワークWに対して加えられている第2の力を解除する。そして、ステップS9において、ワークWと治具101との間に介在している異物が除去される。例えば、治具101から離反されたワークWの表面に対して、加圧気体を吹き付けることによって、ワークWと治具101との間に介在している異物が除去される。ステップS9が完了した後、ステップS2へ戻る。
なお、図6に示すフローにおいては、ステップS5にて第2の力を解除した後に、ステップS6にてワークWを治具101に対して第1の力で押え付けている。しかしながら、これに限らず、ワークWに第2の力を与えている間に、ワークWに第1の力を重複して負荷し、その後に、第2の力を解除してもよい。また、図6に示すフローにおいては、ステップS9の後にステップS2に戻る場合について述べたが、これに限らず、ステップS9の後にステップS6へ進んでもよい。
また、図2〜図5に示す実施形態においては、第2の力をバネ213やサーボモータ252によって発生させる場合について述べた。しかしながら、これに限らず、バネ213やサーボモータ252を用いることなく、工具主軸11またはロボットアーム51の動作によって、第2の力を発生させてもよい。この場合、工具主軸11またはロボットアーム51に内蔵されたサーボモータは、第2の力を発生させる第2の駆動部の一部として機能する。
以上、発明の実施形態を通じて本発明を説明したが、上述の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが、発明の解決手段に必須であるとは限らない。さらに、上述の実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
また、特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 工作機械
11 工具主軸
50 ロボット
51 ロボットアーム
100,200,300 物体固定装置
101 治具
103 押圧部
104 第1の駆動部
105 第2の駆動部
113 異物検出部
203 第1の押圧部
211,254 第2の押圧部

Claims (9)

  1. 受け部と、
    物体を前記受け部に押し付ける押圧部と、
    前記物体を前記受け部に固定するための第1の力を前記押圧部に生じさせる第1の駆動部と、
    前記第1の駆動部とは別の第2の駆動部であって、前記第1の力よりも小さな第2の力を前記押圧部に生じさせる第2の駆動部と、
    前記第2の駆動部によって生じられる前記第2の力で、前記押圧部が前記物体を前記受け部に押し付けている間に、前記物体と前記受け部との間に介在する異物を検出する異物検出部と、を備える、物体固定装置。
  2. 前記第2の駆動部は、前記第2の力を発生させるサーボモータを有する、請求項1に記載の物体固定装置。
  3. 前記物体を前記受け部に前記第1の力で押し付けて固定する第1の前記押圧部と、
    前記第1の押圧部とは別の第2の前記押圧部であって、前記第2の力で前記物体を前記受け部に押し付ける、第2の前記押圧部と、を備え、
    前記第1の駆動部は、前記第1の押圧部に前記第1の力を生じさせ、
    前記第2の駆動部は、前記第2の押圧部に前記第2の力を生じさせる、請求項1または2に記載の物体固定装置。
  4. 前記第2の駆動部は、前記第2の力を発生させるバネと、前記受け部に対して接近および離反する方向へ移動可能な移動機構とを有し、
    前記第2の押圧部は、前記移動機構に前記バネを介して連結される、請求項3に記載の物体固定装置。
  5. 前記第2の駆動部は、前記第2の力を発生させるサーボモータと、該サーボモータによって前記受け部に対して接近および離反する方向へ移動可能な移動機構とを有し、
    前記第2の押圧部は、前記移動機構に連結される、請求項3または4に記載の物体固定装置。
  6. 工具主軸と、
    請求項3〜5のいずれか1項に記載の物体固定装置と、を備え、
    前記第2の押圧部は、前記工具主軸に取り付けられ、
    前記第2の駆動部は、前記工具主軸を駆動して、前記第2の押圧部を前記受け部に対して接近および離反する方向へ移動させる、工作機械。
  7. ロボットアームと、
    請求項3〜5のいずれか1項に記載の物体固定装置と、を備え、
    前記第2の押圧部は、前記ロボットアームに備えられ、
    前記第2の駆動部は、前記ロボットアームを駆動して、前記第2の押圧部を前記受け部に対して接近および離反する方向へ移動させる、ロボット。
  8. 前記ロボットアームに取り付けられ、前記第2の押圧部を解放可能に把持するロボットハンドをさらに備える、請求項7に記載のロボット。
  9. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の物体固定装置を用いて、前記物体を前記受け部に対して固定する方法であって、
    前記物体を前記受け部に載せるステップと、
    前記第2の駆動部によって前記押圧部を駆動して、前記物体を前記受け部に前記第2の力で押し付けるステップと、
    前記第2の力で押し付けるステップの間に、前記異物検出部によって、前記物体と前記受け部との間に前記異物が介在しているか否かを検出するステップと、
    前記異物が介在しているか否かを検出するステップにおいて前記異物が検出された場合に、前記第2の力を解除して、前記異物を取り除くステップと、
    前記異物が介在しているか否かを検出するステップにおいて前記異物が検出されなかった場合、または、前記異物を取り除くステップが完了した場合に、前記第1の駆動部によって前記押圧部を駆動して、前記物体を前記受け部に前記第1の力で押し付けて固定するステップと、を備える、方法。
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