JP6115729B2 - リニアモータ及びリニアモータの製造方法 - Google Patents
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Description
図1乃至図5を用いて、本実施形態に係るリニアモータを構成するのに使用される構成部品を説明する。なお、図1乃至図5の各図において、(a)はリニアモータのストローク方向に直交する断面による構成部品の横断面を示し、(b)はリニアモータのストローク方向に沿う断面による構成部品の縦断面を示す。
本実施形態に係るリニアモータの例を図6乃至図10により説明する。なお、図6〜図10の各図において、(a)はストローク方向に直交する断面によるリニアモータの横断面を示し、(b)はストローク方向に沿うリニアモータの縦断面を示す。本実施形態では、各リニアモータは、界磁部1と、支持部材16と、第1の電機子部6、第2の電機子部10及び第3のヨーク15の中から選択された2つの電機子部又はヨークとを用いて、2つの電機子部又はヨークの一方と界磁部1との間に作用する磁気吸引力と、2つの電機子部又はヨークの他方と界磁部1との間に作用する磁気吸引力とが等しくなるように構成される。なお、ここでいう「等しくなる」とは、厳密な意味ではない。すなわち、磁気吸引力が「等しくなる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に等しくなる」という意味である。
本実施形態に係るリニアモータの第1の例を図6を用いて説明する。図6に示すように、リニアモータ20Aは、複数(この例では4つ)の永久磁石2を備えた界磁部1と、界磁部1のギャップ方向(図6中上下方向)両側に配置された電機子部及びヨークと、支持部材16(図6(b)では図示省略)とを有する。電機子部およびヨークとして、複数(この例では6つ)の空芯型の電機子コイル12を備えた第2の電機子部10と、電機子コイルを備えていない第3のヨーク15とが使用されている。
本実施形態に係るリニアモータの第2の例を図7を用いて説明する。図7に示すように、リニアモータ20Bは、複数(この例では4つ)の永久磁石2を備えた界磁部1と、界磁部1のギャップ方向(図7中上下方向)両側に配置された電機子部及びヨークと、支持部材16(図7(b)では図示省略)とを有する。電機子部およびヨークとして、ティース9にコイル線が巻き回された複数(この例では6つ)の有芯型の電機子コイル8を備えた第1の電機子部6と、電機子コイルを備えていない第3のヨーク15とが使用されている。
本実施形態に係るリニアモータの第3の例を図8を用いて説明する。図8に示すように、リニアモータ20Cは、複数(この例では4つ)の永久磁石2を備えた界磁部1と、界磁部1のギャップ方向(図8中上下方向)両側に配置された2つの電機子部と、支持部材16(図8(b)では図示省略)とを有する。2つの電機子部として、複数(この例では6つ)の空芯型の電機子コイル12が配置された第2の電機子部10が2つ使用されている。
本実施形態に係るリニアモータの第4の例を図9を用いて説明する。図9に示すように、リニアモータ20Dは、複数(この例では4つ)の永久磁石2を備えた界磁部1と、界磁部1のギャップ方向(図9中上下方向)両側に配置された2つの電機子部と、支持部材16(図9(b)では図示省略)とを有する。2つの電機子部として、複数(この例では6つ)の有芯型の電機子コイル8が配置された第1の電機子部6が2つ使用されている。
本実施形態に係るリニアモータの第5の例を図10を用いて説明する。図10に示すように、リニアモータ20Eは、複数(この例では4つ)の永久磁石2を備えた界磁部1と、界磁部1のギャップ方向(図10中上下方向)両側に配置された2つの電機子部と、支持部材16(図10(b)では図示省略)とを有する。2つの電機子部として、複数(この例では6つ)の有芯型の電機子コイル8が配置された第1の電機子部6と、複数(この例では6つ)の空芯型の電機子コイル12が配置された第2の電機子部10とが使用されている。
以上のような構成であるリニアモータ20A〜20Eは、概略次のようにして製造される。すなわち、ティース9にコイル線が巻き回された有芯型の複数の電機子コイル8を備えた第1の電機子部6と、空芯型の複数の電機子コイル12を備えた第2の電機子部10と、電機子コイルを備えていない第3のヨーク15の中から、2つの電機子部又はヨークが選択される。そして、選択された2つの電機子部又はヨークの一方と界磁部1との間に作用する磁気吸引力と、選択された2つの電機子部又はヨークの他方と界磁部1との間に作用する磁気吸引力とが実質的に等しくなるように、界磁部1及び2つの電機子部又はヨークが配置される。
次に、本実施形態による効果を説明する。なお、以下において、リニアモータ20A,20B,20C,20D,20Eを特に区別しない場合には、単に「リニアモータ20」という。
なお、開示の実施形態は、上記に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
2 永久磁石
6 第1の電機子部
7 第1のヨーク
8 電機子コイル(有芯型のコイル)
9 ティース
10 第2の電機子部
11 第2のヨーク
12 電機子コイル(空芯型のコイル)
13 空芯部
15 第3のヨーク
16 支持部材
20A〜20E リニアモータ
Claims (5)
- 複数の永久磁石を備えた界磁部と、
前記界磁部の一方側に配置された電機子部と、
前記界磁部の他方側に配置されたヨークと、
前記電機子部が備える複数の電機子コイルと、を有し、
リニアモータ組立時において、前記電機子部と前記界磁部との間に作用する磁気吸引力と、前記ヨークと前記界磁部との間に作用する磁気吸引力とが等しくなるように、前記電機子部と前記界磁部との間隔と前記ヨークと前記界磁部との間隔が設定されている
ことを特徴とするリニアモータ。 - 前記複数の電機子コイルは、
ティースにコイル線が巻き回された有芯型のコイルである
ことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。 - 前記複数の電機子コイルを備えた前記電機子部と前記界磁部との間隔が、前記ヨークと前記界磁部との間隔よりも小さくなるように、前記界磁部と前記電機子部及びヨークとが配置される
ことを特徴とする請求項2に記載のリニアモータ。 - 複数の永久磁石を備えた界磁部と、
前記界磁部の両側に配置された2つの電機子部と、
前記2つの電機子部の一方が備える複数の有芯型のコイルと、
前記2つの電機子部の他方が備える複数の空芯型のコイルと、を有し、
リニアモータ組立時において、前記2つの電機子部の一方と前記界磁部との間に作用する磁気吸引力と、前記2つの電機子部の他方と前記界磁部との間に作用する磁気吸引力とが等しくなるように、前記一方の電機子部と前記界磁部との間隔と前記他方の電機子部と前記界磁部との間隔が設定されている
ことを特徴とするリニアモータ。 - 複数の永久磁石を備えた界磁部と、前記界磁部の両側に配置された2つの部材と、を有するリニアモータの製造方法であって、
ティースにコイル線が巻き回された有芯型の複数の電機子コイルを備えた第1の電機子部と、空芯型の複数の電機子コイルを備えた第2の電機子部と、前記電機子コイルを備えていない第3のヨークと、の中から、前記2つの部材を選択することと、
リニアモータ組立時において、選択された前記2つの部材の一方と前記界磁部との間に作用する磁気吸引力と、選択された前記2つの部材の他方と前記界磁部との間に作用する磁気吸引力とが等しくなるように、前記一方の部材と前記界磁部との間隔と前記他方の部材と前記界磁部との間隔を設定することと、
前記設定された間隔にしたがって、前記界磁部及び前記2つの部材を配置することと、
を有することを特徴とするリニアモータの製造方法。
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