JP6114637B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

この発明は、コネクタに係り、特に、FPC(フレキシブルプリント回路)およびFFC(フレキシブルフラットケーブル)等のシート状または平板状の接続対象物の接続を行うコネクタに関する。
近年の情報機器、電子機器等の小型化、高密度化に伴い、シート状または平板状の接続対象物を利用した複数の信号線の接続が行われているが、このような接続対象物を回路基板に接続するためのコネクタに対しても薄型化が要求されている。
この種のコネクタとして、例えば、特許文献1には、図25に示されるようなコネクタが開示されている。このコネクタは、回路基板1の表面上に固定された金属製の支持部材2と、支持部材2の回転軸部3を中心として回転可能に配置された金属製の押圧部材4を有している。押圧部材4は、折り返されて2重となるようなU字状の断面形状を有することにより弾力性を備えた押圧部5を有し、押圧部材4の回転に伴って押圧部5が接続対象物6を回路基板1に向けて押し付けることで、接続対象物6の下面に形成されている接点部7が回路基板1の接続パッド8に接続される。
特開2007−227036号公報
しかしながら、特許文献1に示されるコネクタでは、押圧部5が、U字状に折り返されて2重となるように屈曲されているため、押圧部材4は、所定以上の厚さDを有することとなり、押圧部材4を回転して接続対象物6を回路基板1に接続したときのコネクタの高さが高くなる、という問題があった。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、シート状または平板状の接続対象物を回路基板に接続しながらも薄型化を図ることができるコネクタを提供することを目的とする。
第1の発明に係るコネクタは、回路基板の方向に向けられた接点部を有するシート状または平板状の接続対象物を前記回路基板に接続するコネクタにおいて、1枚の板部材からなると共に回路基板の表面に固定され且つ湾曲された板部材により形成された軸受け部を有する保持部材と、回路基板の表面に沿うように保持部材に固定されると共に接続対象物と回路基板の表面との間に配置される平坦な接触部材と、1枚の板材からなると共に外力を受けない状態で接触部材の表面との間に接続対象物の厚さより大きい接続対象物挿入間隙を形成するように配置され且つ接触部材との間に接続対象物を挟んで接触部材に向けて押し付けるための弾性変形可能な押し付け部材と、1枚の板材から押し付け部材と一体に形成され、保持部材の軸受け部に嵌め込まれる軸部を有し、押し付け部材と接触部材の表面との間に接続対象物挿入間隙が形成された状態とする開位置と、押し付け部材を接触部材に向けて押し付けることにより押し付け部材と接触部材の表面との間を閉鎖する閉位置との間で回転可能に保持部材に保持されるカム部材とを備え、接触部材は、少なくとも表面が絶縁性を有する基材の表面上に導電層が形成された積層体から形成されると共に、回路基板に固定される実装部と、接続対象物の接点部に接触する接触部とを有し、実装部における導電層が回路基板の方向を向くように配置されて回路基板の導体部に接続されると共に接触部における導電層が回路基板とは反対方向を向くように配置されて接続対象物の接点部に接続されることにより接続対象物の接点部を回路基板の導体部に電気的に接続するものである。
好ましくは、押圧機構は、カム部材を閉位置に保持するためのロック部を有している。この場合、ロック部は、押し付け部材による接続対象物の押し付け方向に関して押し付け部材と重複しない位置に配置されることが好ましい。
第2の発明に係るコネクタは、回路基板の方向に向けられた接点部を有するシート状または平板状の接続対象物を回路基板に接続するコネクタにおいて、1枚の板部材からなると共に回路基板の表面に固定され且つ湾曲された板部材により形成された軸受け部を有する保持部材と、回路基板の表面に沿うように保持部材に固定されると共に接続対象物と回路基板の表面との間に配置される平坦な接触部材と、1枚の板材からなり、一端が保持部材に固定されると共に外力を受けない状態で他端が接触部材に向けて押し付けられるように配置され且つ他端と接触部材との間に接続対象物を挟んで接触部材に向けて押し付けるための弾性変形可能な押し付け部材と、保持部材の軸受け部に嵌め込まれる軸部を有し、押し付け部材に接触することなく押し付け部材の他端を接触部材に向けて押し付けられた状態とする閉位置と、押し付け部材に接触して押し付け部材を弾性変形させることにより押し付け部材の他端と接触部材の表面との間を開放する開位置との間で回転可能に保持部材に保持されるカム部材とを備え、接触部材は、少なくとも表面が絶縁性を有する基材の表面上に導電層が形成された積層体から形成されると共に、回路基板に固定される実装部と、接続対象物の接点部に接触する接触部とを有し、実装部における導電層が回路基板の方向を向くように配置されて回路基板の導体部に接続されると共に接触部における導電層が回路基板とは反対方向を向くように配置されて接続対象物の接点部に接続されることにより接続対象物の接点部を回路基板の導体部に電気的に接続するものである。
押し付け部材は、他端の近傍に配置された係止部を有し、カム部材は、閉位置に位置するときに、押し付け部材の係止部に接触せず、開位置に位置するときに、押し付け部材の係止部に接触して係止部を接触部材の表面から遠ざけるように押し付け部材を弾性変形させることが好ましい。
また、カム部材は、押し付け部材による接続対象物の押し付け方向に関して押し付け部材と重複しない位置および形状を有することが好ましい。
導電層は、互いに間隔を隔てて絶縁層の上に形成された複数の端子部からなり、回路基板の導体部は、複数の実装パッドからなり、接続対象物の接点部は、複数の接続パッドからなり、実装部における複数の端子部は、それぞれ回路基板の対応する実装パッドに接続され、接触部における複数の端子部は、それぞれ接続対象物の対応する接続パッドに接続されるように構成することができる。
好ましくは、基材は、複数の貫通孔を有し、基材の一方の面上に形成された接触部における複数の端子部は、それぞれ対応する貫通孔を通して基材の他方の面側に導かれ、実装部における複数の端子部に接続される、あるいは、基材の一方の面上に形成された接触部における複数の端子部は、それぞれ基材の端部の外側を回って基材の他方の面側に導かれ、実装部における複数の端子部に接続される。
押し付け部材は、1以上の端子部毎に形成された切り欠きを有することが好ましい。
また、接触部材の基材は、絶縁材からなる、あるいは、金属板と、金属板の一対の面のうち少なくとも一方の面上に形成された絶縁層とを含むように構成することができる。
お、この明細書において、「載置」は載せて置くこと、「係止」は係わり合わせて止めること、をそれぞれ意味するものとする。
この発明によれば、接続対象物と回路基板の表面との間に配置される接触部材が、少なくとも表面が絶縁性を有する基材の表面上に導電層が形成された積層体から形成され、回路基板に固定される実装部と、接続対象物の接点部に接触する接触部とを有し、実装部における導電層が回路基板の導体部に接続されると共に接触部における導電層が接続対象物の接点部に接続され、弾性変形可能な平板構成の押し付け部材により接続対象物が接触部材に向けて押し付けられるので、シート状または平板状の接続対象物を回路基板に接続しながらも薄型化を図ることが可能となる。
この発明の実施の形態1に係るコネクタを示す斜視図である。 回路基板と接続対象物を示す斜視図である。 実施の形態1のコネクタに用いられた保持部材と接触部材を斜め上方から見た斜視図である。 実施の形態1のコネクタに用いられた保持部材と接触部材を斜め下方から見た斜視図である。 接触部材の部分断面図である。 接触部材の実装部を示す断面図である。 実施の形態1のコネクタに用いられた押し付け部材を斜め上方から見た斜視図である。 実施の形態1のコネクタに用いられた押し付け部材を斜め下方から見た斜視図である。 カム部材を開位置に位置させた状態の実施の形態1のコネクタを示す断面図である。 カム部材を閉位置に位置させた状態の実施の形態1のコネクタを示す断面図である。 実施の形態1のコネクタに接続対象物を挿入した状態を示す斜視図である。 実施の形態1のコネクタに接続対象物を挿入した状態を示す断面図である。 実施の形態1のコネクタにより回路基板に接続対象物が接続された状態を示す斜視図である。 実施の形態1のコネクタにより回路基板に接続対象物が接続された状態を示す断面図である。 実施の形態1の変形例に係るコネクタに用いられた接触部材の部分断面図である。 実施の形態1の他の変形例に係るコネクタに用いられた接触部材の部分断面図である。 実施の形態2に係るコネクタを示す斜視図である。 カム部材を閉位置に位置させた状態の実施の形態2のコネクタを示す断面図である。 カム部材を開位置に位置させた状態の実施の形態2のコネクタを示す断面図である。 実施の形態3に係るコネクタを示す断面図である。 実施の形態4のコネクタに用いられた接触部材の実装部を示す断面図である。 実施の形態5のコネクタに用いられた接触部材を示す部分断面図である。 実施の形態5の変形例に係るコネクタに用いられた接触部材を示す部分断面図である。 実施の形態6のコネクタに用いられた押し付け部材を示す部分斜視図である。 従来のコネクタを示す断面図である。
実施の形態1
以下、この発明の実施の形態1を添付図面に基づいて説明する。
図1に、実施の形態1に係るコネクタの構成を示す。このコネクタは、FPC(フレキシブルプリント回路)およびFFC(フレキシブルフラットケーブル)等のシート状の接続対象物Sを回路基板Pに接続するコネクタであり、回路基板Pの表面上に固定された保持部材11と、回路基板Pの表面に沿うように保持部材11に固定されると共に回路基板Pの表面上に実装された平坦な接触部材12と、接触部材12との間に接続対象物Sを挟んで接触部材12に向けて押し付けるための押し付け部材13と、押し付け部材13と一体に形成されると共に保持部材11に移動可能に保持されたカム部材14を備えている。
なお、図2に示されるように、回路基板Pの表面上に、直線状に配列された複数の実装パッド15からなる導体部が形成されると共に、接続対象物Sには、回路基板Pの方向に向けられた表面上に複数の接続パッド16からなる接点部が形成されている。接続対象物Sの複数の接続パッド16は、回路基板Pの複数の実装パッド15に対応しており、実装パッド15と同様に、直線状に配列されている。また、接続対象物Sの前端近傍の両側部に、それぞれ張出部Jが突出形成されている。
図3および図4に示されるように、保持部材11は、1枚の金属製または樹脂製の板部材からなり、接触部材12を搭載して固定するための平板状の搭載部17と、搭載部17の後端に搭載部17に対して垂直に屈曲されて立てられた突き当たり部18と、突き当たり部18の背部に配置された一対の軸受け部19を有している。また、搭載部17の両側部には、それぞれ、平板状のロック受け部20が形成されている。
接触部材12は、基材として平板状の絶縁材21を有し、絶縁材21の表面上に複数の端子部22からなる導電層が配列形成されている。すなわち、図5に示されるように、接触部材12は、絶縁材21と端子部22とが2層に積層された積層体から形成されている。また、図3に示されるように、接触部材12の前端部分を除いたほとんどの部分が保持部材11の搭載部17上に搭載されて固定されており、この保持部材11の搭載部17上に位置する接触部材12の部分においては、搭載部17とは反対方向を向いた絶縁材21の表面21a上に端子部22が形成されているが、図4に示されるように、接触部材12の前端部分においては、絶縁材21の裏面21b上に端子部22が形成されている。
そして、図6に示されるように、接触部材12の基材となる絶縁材21に複数の貫通孔23が形成され、絶縁材21の表面21a上に形成された複数の端子部22が、それぞれ対応する貫通孔23を通して絶縁材21の裏面21b側に導かれ、絶縁材21の裏面21b上に形成された複数の端子部22に接続されている。絶縁材21の表面21a上に形成された端子部22により、接続対象物Sの接続パッド16に接触する接触部24が形成され、絶縁材21の前端部分の裏面21b上に形成された端子部22により、回路基板Pの実装パッド15に接続される実装部25が形成されている。
図7および図8に示されるように、押し付け部材13は、弾性変形可能な平板構成を有している。カム部材14は、押し付け部材13と一体に形成され、1枚の金属製または樹脂製の板材からなり、押し付け部材13の後端に形成された軸部26と、押し付け部材13の両側端からそれぞれ前端方向へ延びると共に先端が屈曲された一対のロック部27を有している。これらのロック部27は、保持部材11のロック受け部20に係止されることにより、カム部材14の位置をロックするものであり、押し付け部材13による接続対象物Sの押し付け方向に関して押し付け部材13と重複しない位置に配置されている。
カム部材14の軸部26を保持部材11の軸受け部19に嵌め込むことにより、カム部材14は、軸部26を中心として回転可能に保持部材11に保持される。
なお、保持部材11とカム部材14により、押し付け部材13を弾性変形させて接続対象物Sを接触部材12に向けて押し付ける押圧機構が構成されている。
このような構成のコネクタは、まず、接触部材12の実装部25における端子部22を回路基板Pの実装パッド15にハンダ接合して接触部材12を回路基板Pの表面上に実装すると共に、保持部材11を回路基板Pの表面に固定することにより、回路基板Pに取り付けられる。次に、保持部材11の軸受け部19にカム部材14の軸部26を嵌め込むことで、カム部材14が、軸部26を中心として回転可能に保持部材11に保持される。
図9に示されるように、カム部材14を押し込まずに、押し付け部材13が外力を受けない自然の状態においては、カム部材14と一体に形成された押し付け部材13の下端と接触部材12の表面との間に、接続対象物Sの厚さよりも大きな値の接続対象物挿入間隙Hが形成されている。このため、接続対象物Sに負荷をかけることなく、接続対象物Sを接触部材12の表面に沿って接触部材12と押し付け部材13との間に挿入することができる。このときのカム部材14の回転位置を「開位置」と呼ぶこととする。
開位置にあるカム部材14を回路基板Pに向けて押し込むと、図10に示されるように、押し付け部材13が接触部材12の表面に押し付けられて弾性変形し、押し付け部材13の下端と接触部材12の表面との間に隙間がなくなる。このときのカム部材14の回転位置を「閉位置」と呼ぶこととする。また、カム部材14を回路基板Pに向けて押し込んだことにより、カム部材14のロック部27が保持部材11のロック受け部20に係止されてカム部材14が閉位置にロックされ、カム部材14と一体に形成された押し付け部材13が接触部材12の表面に押し付けられる状態が維持される。
また、接続対象物Sの前端が保持部材11の突き当たり部18に突き当たるまで接続対象物Sを接触部材12の表面に沿って挿入したとき、接続対象物Sの複数の接続パッド16が、それぞれ、接触部材12の接触部24における複数の端子部22の直上に位置するように、保持部材11と接触部材12と接続対象物Sが予め設定されている。
次に、実施の形態1に係るコネクタにより接続対象物Sを回路基板Pに接続する動作について説明する。
まず、図11に示されるように、軸部26を中心としてカム部材14を回転させて開位置に位置させた状態で、FPCおよびFFC等のシート状の接続対象物Sを接触部材12の表面に沿わせつつ、接触部材12と押し付け部材13の間に挿入する。このとき、カム部材14は開位置にあるので、接続対象物Sは、押し付け部材13に接触することなく、接触部材12の後端に向かって挿入される。
そして、図12に示されるように、接続対象物Sの前端が保持部材11の突き当たり部18に突き当たるまで挿入されると、接続対象物Sの複数の接続パッド16は、それぞれ、接触部材12の接触部24における複数の端子部22の直上に位置することとなる。
次に、図13に示されるように、軸部26を中心としてカム部材14を閉位置まで回転させると、図14に示されるように、カム部材14と一体に形成された押し付け部材13が、接触部材12の表面上に載置された接続対象物Sに押し付けられて弾性変形し、接続対象物Sが接触部材12の表面に向けて押し付けられる。これにより、回路基板Pの方向に向けて配置されている接続対象物Sの複数の接続パッド16が、それぞれ、接触部材12の接触部24における複数の端子部22に導電接続される。その結果、接続対象物Sのそれぞれの接続パッド16は、接触部材12の対応する端子部22を介して回路基板Pの対応する実装パッド15に電気的に接続されることとなる。
また、カム部材14を回路基板Pに向けて押し込んだことにより、カム部材14のロック部27が保持部材11のロック受け部20に係止され、カム部材14が閉位置にロックされる。その結果、カム部材14と一体に形成された押し付け部材13により、接続対象物Sが接触部材12の表面に押し付けられ、接触部材12の端子部22を介した接続対象物Sの接続パッド16と回路基板Pの実装パッド15との間の電気的接続が維持される。
また、カム部材14を閉位置まで回転させたことで、図14に示されるように、カム部材14のロック部27が、接続対象物Sの張出部Jの後端側において、回路基板Pの表面に接近し、接触部材12の側方に位置する。このため、何らかの原因でコネクタから接続対象物Sを引き抜こうとする外力が作用しても、接続対象物Sの張出部Jがカム部材14のロック部27に衝突し、接続対象物Sを引き抜くことができない。すなわち、カム部材14が閉位置にあって接続対象物Sが回路基板Pに電気的に接続された状態にあるときに、接続対象物Sがコネクタから強制的に引き抜かれることが防止される。
なお、接続対象物Sと回路基板Pとの接続を解除して接続対象物Sを取り外す際には、カム部材14のロック部27を保持部材11のロック受け部20から外した後、カム部材14を閉位置から開位置まで回転させて、押し付け部材13を接続対象物Sから離した状態で、接触部材12の表面上から接続対象物Sを引き抜けばよい。
このように、実施の形態1のコネクタによれば、押し付け部材13が弾性変形可能な平板構成を有すると共に、回路基板Pの表面に沿うように配置された平坦な接触部材12が絶縁材21と端子部22との積層体から形成されているので、図25に示した従来のコネクタのように、折り返すように屈曲させた接触部材を使用する必要がなく、薄型のコネクタを実現することができる。
また、ロック部27は、押し付け部材13による接続対象物Sの押し付け方向に関して押し付け部材13と重複しない位置に配置されているため、ロック部27を用いてカム部材14を閉位置にロックする構成としても、コネクタの薄型化を図ることができる。
絶縁材21の上に複数の端子部22が形成された積層体により接触部材12が構成されているため、複数の端子部22間の絶縁性が得られると共に、複数の端子部22が1枚の絶縁材21によって一体化されており、このため、複数の個別のコンタクトを用いる従来のコネクタのように、ハウジング等の絶縁性部材により個々のコンタクトを保持する保持機構を有する必要がなく、コネクタの構造が簡単になる。
なお、従来のコネクタにおいても、複数のコンタクトを絶縁性のハウジングにインサート成形すれば、個別の保持機構が不要となるが、この場合、インサート成形に伴う金型形状から、コネクタの寸法および形状が制限され、自由度が損なわれることとなる。これに対し、積層体からなる接触部材12を用いることで、寸法および形状に関する自由度が極めて高くなる。
さらに、従来のコネクタでは、基板に形成されているレジストにより、基板に実装された複数のコンタクト間の短絡防止がなされることが多く、コンタクト間の間隔が小さくなるほどレジストの形成が難しくなるために、コンタクトの実装性の低下を招いて狭ピッチ化の妨げとなっていたが、上述した実施の形態1では、絶縁材21を基材とする積層体からなる接触部材12を用いることで、複数の端子部22間の絶縁性が確保されるので、狭ピッチ化が可能となる。
なお、上記の実施の形態1で用いられた接触部材12では、図5に示したように、端子部22の表面と絶縁材21の表面とが互いに同一面を形成するように端子部22が絶縁材21の表面部分に埋設されていたが、これに限るものではない。例えば、図15に示されるように、絶縁材21の平坦な表面の上に端子部22が積層されて、端子部22の表面が絶縁材21の表面から突出していてもよく、あるいは、図16に示されるように、端子部22の表面が絶縁材21の表面より引っ込んで端子部22の表面上に凹部を形成するように、端子部22が絶縁材21の表面部分に埋設されていてもよい。
実施の形態2
上記の実施の形態1では、図9に示したように、カム部材14が開位置に位置して、押し付け部材13が外力を受けないときに、押し付け部材13の下端と接触部材12の表面との間に、接続対象物Sの厚さよりも大きな値の接続対象物挿入間隙Hが形成されていたが、これに限るものではなく、押し付け部材13が外力を受けない状態で、押し付け部材13の弾性により押し付け部材13の下端が接触部材12に向けて押し付けられているようなコネクタとすることもできる。
図17に実施の形態2に係るコネクタの構成を示す。このコネクタは、回路基板Pの表面上に固定された保持部材31と、回路基板Pの表面に沿うように保持部材31に固定されると共に回路基板Pの表面上に実装された平坦な接触部材12と、接触部材12との間に接続対象物Sを挟んで接触部材12に向けて押し付けるための押し付け部材33と、保持部材31に移動可能に保持されたカム部材34を備えている。なお、接触部材12は、実施の形態1において用いられた接触部材12と同様のものである。
図18に示されるように、保持部材31は、1枚の金属製または樹脂製の板部材からなり、接触部材12を搭載して固定するための平板状の搭載部35と、搭載部35の後端に配置されると共に搭載部35に対して垂直に屈曲されて立てられた突き当たり部36と、搭載部35の前端の両側部に配置された一対の軸受け部37を有している。
押し付け部材33は、弾性変形可能な平板構成を有し、一端が保持部材31に溶接、接着、圧入等により固定されて固定部38を形成している。固定部38とは反対側の押し付け部材33の他端側に、保持部材31の搭載部35に搭載された接触部材12との間に接続対象物Sを挟んで接触部材12に向けて押し付ける押圧部39が形成されている。さらに、押し付け部材33は、押圧部39の近傍で且つ押圧部39よりも他端の先端側に位置する係止部40を有している。
図17に示されるように、カム部材34は、中央に開口が形成された矩形の枠形状を有し、前端の両側部にそれぞれ保持部材31の軸受け部37に嵌め込まれる軸部41が形成され、これら軸部41の間を連結するように直線状に延びる作用部42が形成されている。このカム部材34の軸部41を保持部材31の対応する軸受け部37に嵌め込むことにより、カム部材34は、軸部41を中心として回転可能に保持部材31に保持される。
図18に示されるように、カム部材34を回路基板Pの表面と平行にすると、カム部材34の作用部42が押し付け部材33の係止部40から離れ、押し付け部材33は、カム部材34から外力を受けない状態となる。このときの接触部材12の表面から押し付け部材33の押圧部39の下端までの高さは、接続対象物Sの厚さよりも小さな値に設定されている。このため、接触部材12の表面上に接続対象物Sが載置されていると、接続対象物Sは、押し付け部材33の押圧部39により接触部材12の表面に向けて押し付けられることとなる。このように、カム部材34の作用部42が押し付け部材33の係止部40に接触しないときのカム部材34の回転位置を「閉位置」と呼ぶこととする。
なお、カム部材34は、押し付け部材33による接続対象物Sの押し付け方向に関して押し付け部材33と重複しない位置および形状を有している。すなわち、押し付け部材33は、枠形状のカム部材34の中央に形成された開口内に位置し、カム部材34が閉位置にあるときには、カム部材34から影響を受けることなく、接続対象物Sを接触部材12に向けて押し付けることができる。
ここで、図19に示されるように、カム部材34を回転させて起こすと、カム部材34の作用部42が押し付け部材33の係止部40に接触し、さらにカム部材34を回転させると、押し付け部材33の係止部40が持ち上げられて押し付け部材33が弾性変形する。その結果、接触部材12の表面から押し付け部材33の押圧部39の下端までの高さは、接続対象物Sの厚さよりも大きな値まで拡大される。このときのカム部材34の回転位置を「開位置」と呼ぶこととする。
接続対象物Sを回路基板Pに接続する際には、図19に示したように、軸部41を中心としてカム部材34を回転させて開位置に位置させた状態で、FPCおよびFFC等のシート状の接続対象物Sを接触部材12の表面に沿わせつつ、接続対象物Sの前端が保持部材31の突き当たり部36に突き当たるまで接触部材12と押し付け部材33の間に挿入する。このとき、カム部材34は開位置にあるので、押し付け部材33の係止部40がカム部材34の作用部42により持ち上げられて押し付け部材33が弾性変形し、接続対象物Sは、押し付け部材33の押圧部39に接触することなく挿入される。
次に、図18に示したように、軸部41を中心としてカム部材34を閉位置まで回転させると、カム部材34の作用部42が押し付け部材33の係止部40から離れ、弾性変形していた押し付け部材33が外力の作用しない自然の状態に復帰しようとする。これにより、接触部材12の表面上に載置されている接続対象物Sが、押し付け部材33の押圧部39により接触部材12の表面に向けて押し付けられ、回路基板Pの方向に向けて配置されている接続対象物Sの複数の接続パッド16が、それぞれ、接触部材12の接触部24における複数の端子部22に導電接続される。その結果、接続対象物Sのそれぞれの接続パッド16は、接触部材12の対応する端子部22を介して回路基板Pの対応する実装パッド15に電気的に接続されることとなる。
この実施の形態2のコネクタにおいても、押し付け部材33が弾性変形可能な平板構成を有すると共に、回路基板Pの表面に沿うように配置された平坦な接触部材12が絶縁材21と端子部22との積層体から形成されているので、従来のコネクタのように、折り返すように屈曲させた接触部材を使用する必要がなく、薄型のコネクタを実現することができると共に狭ピッチ化が可能となる。
また、カム部材34は、押し付け部材33による接続対象物Sの押し付け方向に関して押し付け部材33と重複しない位置および形状を有しているため、カム部材34を有していても、コネクタの薄型化を図ることができる。
実施の形態3
上記の実施の形態2では、保持部材31に回転可能に保持されたカム部材34を開位置に位置させて押し付け部材33を弾性変形させることで、接触部材12の表面と押し付け部材33の押圧部39の下端との間に、接続対象物Sを挿入するための間隙を形成したが、カム部材34を用いずに、押し付け部材33の係止部40に操作者の指を直接引っ掛けて、押し付け部材33を弾性変形させることもできる。
図20に実施の形態3に係るコネクタの構成を示す。このコネクタは、実施の形態2のコネクタにおいて、カム部材34を省略すると共に、保持部材31の代わりに一対の軸受け部37を省略した保持部材31aを使用し、さらに、押し付け部材33の係止部40に把持部43を取り付けたものである。
把持部43を接触部材12から遠ざけるように持ち上げて押し付け部材33を弾性変形させることにより、接触部材12の表面と押し付け部材33の押圧部39の下端との間に間隙を形成した状態で、接触部材12の表面上に接続対象物Sを挿入することができる。把持部43から操作者の指を離せば、押し付け部材33の弾性に起因して押し付け部材33の押圧部39により接続対象物Sが接触部材12の表面に向けて押し付けられ、接続対象物Sの接続パッド16が接触部材12の接触部24における端子部22に導電接続される。
また、押し付け部材33の係止部40に把持部43を取り付けることなく、押し付け部材33の係止部40を操作者の指で直接操作することもできる。
実施の形態4
上記の実施の形態1では、図6に示したように、接触部材12の実装部25に絶縁材21を貫通する複数の貫通孔23が形成され、絶縁材21の表面21a上に形成された複数の端子部22と絶縁材21の裏面21b上に形成された複数の端子部22とが、それぞれ対応する貫通孔23を通して互いに接続されていたが、これに限るものではない。
例えば、図21に示されるように、絶縁材21の表面21a上に形成された接触部24における複数の端子部22が、それぞれ、絶縁材21の端部の外側を回って絶縁材21の裏面21b側に導かれ、絶縁材21の裏面21b上に形成された実装部25における複数の端子部22に接続されていてもよい。
実施の形態5
また、上記の実施の形態1では、図5に示したように、接触部材12が、絶縁材21を基材として使用し、絶縁材21の上に端子部22が積層形成された積層体から形成されていたが、これに限るものではなく、図22に示されるように、金属板44の表面上に絶縁層45が形成されたものを基材として用いることもできる。そして、金属板44とは反対方向を向いた絶縁層45の表面上に端子部22を積層形成することで、3層構造の接触部材が形成される。
さらに、図23に示されるように、金属板44の一対の面上にそれぞれ絶縁層45が形成されたものを基材とすることもできる。このような基材を用いれば、図21に示したように、基材の表面と裏面にそれぞれ端子部22を形成しやすくなる。
また、図22および図23に示したような金属板44を含む接触部材12を用いれば、金属板44を回路基板Pの接地ラインに接続することで、金属板44による電磁シールド効果を奏することも可能となる。
実施の形態6
図24に、実施の形態6のコネクタに用いられた押し付け部材53の構成を示す。この押し付け部材53は、実施の形態1における押し付け部材13または実施の形態2における押し付け部材33において、複数の切り欠き54を形成することにより、接続対象物Sに接触して接続対象物Sを押圧する部分を複数の押圧部55に分割したものである。
このような押し付け部材53を用いることにより、分割されたそれぞれの押圧部55が独立して弾性変形しつつ、接続対象物Sを接触部材12に向けて押し付けるようになるため、接続対象物Sに形成された複数の接続パッド16により均一な押圧力を付与することができ、電気的接続の信頼性を向上させることが可能となる。
なお、切り欠き54の本数は、適宜選択することができるが、例えば、接触部材12の端子部22に合わせて、1以上の端子部22毎に1つの押圧部55が対応するように複数の切り欠き54を形成することができる。
なお、上記の実施の形態1〜6では、接続対象物Sとして、シート状のフレキシブルなFPCおよびFFC等を用いたが、これに限るものではなく、平板状のリジッドな接続対象物に対しても、同様にして、回路基板Pに接続することができる。
1 回路基板、2 支持部材、3 回転軸部、4 押圧部材、5 押圧部、6 接続対象物、7 接点部、8 接続パッド、11,31,31a 保持部材、12 接触部材、13,33,53 押し付け部材、14,34 カム部材、15 実装パッド、16 接続パッド、17,35 搭載部、18,36 突き当たり部、19,37 軸受け部、20 ロック受け部、21 絶縁材、21a 絶縁材の表面、21b 絶縁材の裏面、22 端子部、23 貫通孔、24 接触部、25 実装部、26,41 軸部、27 ロック部、38 固定部、39,55 押圧部、40 係止部、42 作用部、43 把持部、44 金属板、45 絶縁層、54 切り欠き、D 押圧部材の厚さ、P 回路基板、S 接続対象物、J 張出部。

Claims (12)

  1. 回路基板の方向に向けられた接点部を有するシート状または平板状の接続対象物を前記回路基板に接続するコネクタにおいて、
    1枚の板部材からなると共に前記回路基板の表面に固定され且つ湾曲された前記板部材により形成された軸受け部を有する保持部材と、
    前記回路基板の表面に沿うように前記保持部材に固定されると共に前記接続対象物と前記回路基板の表面との間に配置される平坦な接触部材と、
    1枚の板材からなると共に外力を受けない状態で前記接触部材の表面との間に前記接続対象物の厚さより大きい接続対象物挿入間隙を形成するように配置され且つ前記接触部材との間に前記接続対象物を挟んで前記接触部材に向けて押し付けるための弾性変形可能な押し付け部材と
    前記1枚の板材から前記押し付け部材と一体に形成され、前記保持部材の前記軸受け部に嵌め込まれる軸部を有し、前記押し付け部材と前記接触部材の表面との間に前記接続対象物挿入間隙が形成された状態とする開位置と、前記押し付け部材を前記接触部材に向けて押し付けることにより前記押し付け部材と前記接触部材の表面との間を閉鎖する閉位置との間で回転可能に前記保持部材に保持されるカム部材と
    を備え、
    前記接触部材は、少なくとも表面が絶縁性を有する基材の表面上に導電層が形成された積層体から形成されると共に、前記回路基板に固定される実装部と、前記接続対象物の接点部に接触する接触部とを有し、
    前記実装部における前記導電層が前記回路基板の方向を向くように配置されて前記回路基板の導体部に接続されると共に前記接触部における前記導電層が前記回路基板とは反対方向を向くように配置されて前記接続対象物の接点部に接続されることにより前記接続対象物の接点部を前記回路基板の導体部に電気的に接続することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記押圧機構は、前記カム部材を前記閉位置に保持するためのロック部を有する請求項に記載のコネクタ。
  3. 前記ロック部は、前記押し付け部材による前記接続対象物の押し付け方向に関して前記押し付け部材と重複しない位置に配置されている請求項に記載のコネクタ。
  4. 回路基板の方向に向けられた接点部を有するシート状または平板状の接続対象物を前記回路基板に接続するコネクタにおいて、
    1枚の板部材からなると共に前記回路基板の表面に固定され且つ湾曲された前記板部材により形成された軸受け部を有する保持部材と、
    前記回路基板の表面に沿うように前記保持部材に固定されると共に前記接続対象物と前記回路基板の表面との間に配置される平坦な接触部材と、
    1枚の板材からなり、一端が前記保持部材に固定されると共に外力を受けない状態で他端が前記接触部材に向けて押し付けられるように配置され且つ前記他端と前記接触部材との間に前記接続対象物を挟んで前記接触部材に向けて押し付けるための弾性変形可能な押し付け部材と、
    前記保持部材の前記軸受け部に嵌め込まれる軸部を有し、前記押し付け部材に接触することなく前記押し付け部材の前記他端を前記接触部材に向けて押し付けられた状態とする閉位置と、前記押し付け部材に接触して前記押し付け部材を弾性変形させることにより前記押し付け部材の前記他端と前記接触部材の表面との間を開放する開位置との間で回転可能に前記保持部材に保持されるカム部材と
    を備え、
    前記接触部材は、少なくとも表面が絶縁性を有する基材の表面上に導電層が形成された積層体から形成されると共に、前記回路基板に固定される実装部と、前記接続対象物の接点部に接触する接触部とを有し、
    前記実装部における前記導電層が前記回路基板の方向を向くように配置されて前記回路基板の導体部に接続されると共に前記接触部における前記導電層が前記回路基板とは反対方向を向くように配置されて前記接続対象物の接点部に接続されることにより前記接続対象物の接点部を前記回路基板の導体部に電気的に接続することを特徴とするコネクタ。
  5. 前記押し付け部材は、前記他端の近傍に配置された係止部を有し、
    前記カム部材は、前記閉位置に位置するときに、前記押し付け部材の前記係止部に接触せず、前記開位置に位置するときに、前記押し付け部材の前記係止部に接触して前記係止部を前記接触部材の表面から遠ざけるように前記押し付け部材を弾性変形させる請求項に記載のコネクタ。
  6. 前記カム部材は、前記押し付け部材による前記接続対象物の押し付け方向に関して前記押し付け部材と重複しない位置および形状を有している請求項に記載のコネクタ。
  7. 前記導電層は、互いに間隔を隔てて前記絶縁層の上に形成された複数の端子部からなり、
    前記回路基板の導体部は、複数の実装パッドからなり、
    前記接続対象物の接点部は、複数の接続パッドからなり、
    前記実装部における前記複数の端子部は、それぞれ前記回路基板の対応する前記実装パッドに接続され、
    前記接触部における前記複数の端子部は、それぞれ前記接続対象物の対応する前記接続パッドに接続される請求項1〜6のいずれか一項に記載のコネクタ。
  8. 前記基材は、複数の貫通孔を有し、
    前記基材の一方の面上に形成された前記接触部における前記複数の端子部は、それぞれ対応する前記貫通孔を通して前記基材の他方の面側に導かれ、前記実装部における前記複数の端子部に接続される請求項に記載のコネクタ。
  9. 前記基材の一方の面上に形成された前記接触部における前記複数の端子部は、それぞれ前記基材の端部の外側を回って前記基材の他方の面側に導かれ、前記実装部における前記複数の端子部に接続される請求項に記載のコネクタ。
  10. 前記押し付け部材は、1以上の前記端子部毎に形成された切り欠きを有する請求項のいずれか一項に記載のコネクタ。
  11. 前記接触部材の前記基材は、絶縁材からなる請求項1〜10のいずれか一項に記載のコネクタ。
  12. 前記接触部材の前記基材は、金属板と、前記金属板の一対の面のうち少なくとも一方の面上に形成された絶縁層とを含む請求項1〜10のいずれか一項に記載のコネクタ。
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