JP6113115B2 - シート装置 - Google Patents

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Description

本発明は、上下揺動可能に支持されると共に、着座可能な使用姿勢と着座不能な不使用姿勢とに姿勢を変更可能な座部を具備するシート装置に関する。
従来、シート装置は、例えば、トラクタ等の作業車両を運転する運転者以外の者が着座するために、作業車両のキャビンに設置される。シート装置は、着座可能な使用姿勢と着座不能な不使用姿勢とに姿勢を変更可能な座部を具備する。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載のシート装置は、着座可能な使用姿勢と着座不能な不使用姿勢とに姿勢を変更可能な座部と、前記座部に固定されるガイド板と、前記座部の揺動に伴って揺動するシートサポートと、前記シートサポートに設けられて前記座部を使用姿勢で保持するロック部材とを具備する。前記ガイド板には、前記シートサポートの一部が摺動するガイド溝と、前記ガイド溝の中途部に配置され、前記ロック部材と係合可能な座繰り部と、前記ガイド溝から離間する位置に配置され、前記ロック部材と係合可能な係止孔とが形成される。
前記シート装置は、前記ロック部材を前記座繰り部に挿し込んで係合させることで、前記座部を不使用姿勢で保持する。前記シート装置は、前記ロック部材を前記係止孔に挿し込んで係合させることで、前記座部を使用姿勢で保持する。
このような前記シート装置は、前記座部を使用姿勢から不使用姿勢に変更するときに、前記ロック部材を前記係止孔から抜いた後で前記座部を揺動させ、その後、前記ロック部材を前記座繰り部に差し込む必要がある。
以上のように、前記シート装置は、前記座部を使用姿勢から不使用姿勢に変更するときに、前記ロック部材を前記座繰り部及び前記係止孔に対して抜き差しする必要があり、簡単に姿勢を変更することができなかった。
特開2008−273448号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、座部を使用姿勢から不使用姿勢に簡単に変更することができるシート装置を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、上下揺動可能に支持されると共に、着座可能な使用姿勢と着座不能な不使用姿勢とに姿勢を変更可能な座部と、上下揺動可能に支持されると共に、前記使用姿勢に変更された状態の前記座部を支持する支持部と、前記支持部の所定部分を摺動自在に案内する自在溝部、及び前記座部が前記使用姿勢に変更された状態において前記所定部分の摺動を規制する規制溝部が形成され、前記座部に固定されるガイド部と、前記座部が前記使用姿勢に変更された状態において前記所定部分を前記規制溝部に保持するように、前記支持部を付勢する付勢部材と、前記付勢部材の付勢力に抗して前記支持部を一方向に揺動させることで、前記所定部分を前記規制溝部から前記自在溝部に摺動させる解除部材と、を具備するものである。
請求項2においては、前記規制溝部には、一端部で前記所定部分の摺動を規制し、前記使用姿勢に変更された状態の前記座部の上方への揺動に伴って、前記所定部分を前記一端部から他端部へと摺動するように案内する第一の溝部と、前記解除部材による前記支持部の前記一方向への揺動に伴って、前記所定部分を前記第一の溝部の他端部に接続された端部から前記自在溝部に接続された端部へと摺動するように案内する第二の溝部と、が形成されるものである。
請求項3においては、前記付勢部材は、前記座部が前記不使用姿勢に変更された状態において前記所定部分を前記自在溝部に保持するように、前記支持部を付勢するものである。
請求項4においては、前記解除部材は、前記座部の外縁部近傍に配置され、作業者によって操作される操作部位を備えるものである。
請求項5においては、上下揺動可能に支持されると共に、着座可能な使用姿勢と着座不能な不使用姿勢とに姿勢を変更可能な座部と、上下揺動可能に支持されると共に、前記使用姿勢に変更された状態の前記座部を支持する支持部と、所定方向に伸びるように形成され、前記支持部の所定部分を摺動自在に案内することにより、前記座部を前記使用姿勢と前記不使用姿勢とに変更可能な溝部を有し、前記座部に固定されるガイド部と、前記支持部が前記使用姿勢に変更された状態の前記座部を支持可能な揺動位置に向かうように、前記支持部を付勢する付勢部材と、を具備し、前記座部が前記使用姿勢に変更された状態において、前記付勢部材により前記所定部分に付勢力が働く方向と前記溝部の形成方向とが異なるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、座部を使用姿勢から不使用姿勢に簡単に変更することができる。
請求項2においては、座部を使用姿勢で確実に保持できる。
請求項3においては、不使用姿勢の座部を安定して保持できる。
請求項4においては、座部を使用姿勢から不使用姿勢により簡単に変更することができる。
請求項5においては、座部を使用姿勢で確実に保持できる。
シート装置が設置されるキャビンフレームを示した正面図。 シート装置が設置されるキャビンフレームを示した側面図。 シート装置を示した斜視図。 シート装置を示した正面図。 シート装置を示した側面図。 ガイド部材及び摺動部を示した拡大側面図。 座部が持ち上げられた状態のシート装置を示した図。(a)側面図。(b)ガイド部材及び摺動部を示した拡大側面図。 レバーが操作された状態のシート装置を示した図。(a)側面図。(b)ガイド部材及び摺動部を示した拡大側面図。 座部が不使用姿勢に変更された状態のシート装置を示した図。(a)側面図。(b)ガイド部材及び摺動部を示した拡大側面図。 摺動部が規制溝部に引っかかった状態を示した図。(a)シート装置の側面図。(b)拡大側面図。 規制溝部の変形例を示した側面図。
以下では、本実施形態のシート装置10について説明する。
以下の説明においては、図中に記した矢印U方向を上方向、矢印D方向を下方向として上下方向を定義する。また、図中に記した矢印L方向を左方向、矢印R方向を右方向として左右方向を定義する。そして、図中に記した矢印F方向を前方向、矢印B方向を後方向として前後方向を定義する。
シート装置10は、トラクタを運転する運転者以外の者(以下、「作業者」と表記する)が、前記トラクタのキャビン内で着座するためのものである。図1及び図2に示すように、シート装置10は、前記キャビンのキャビンフレーム1に設置される。
まず、キャビンフレーム1について説明する。
キャビンフレーム1は、左右一対の前支柱2と、左右一対の後支柱3と、左右一対の中間支柱4とを具備する。
左右一対の前支柱2は、長手方向を略上下方向に向けて、キャビンフレーム1の前端部に配置される。左右一対の前支柱2の上端部は、長手方向を左右方向に向けた前上枠材2aによって互いに連結される。左右一対の前支柱2の上端部は、長手方向を前後方向に向けた左右一対の側上枠材2bを介して左右一対の後支柱3及び左右一対の中間支柱4とそれぞれ連結される。左右一対の前支柱2の下端部は、下前面枠2cを介して互いに連結される。左右一対の前支柱2の間には、フロントガラスが嵌め込まれる。
左右一対の後支柱3は、長手方向を略上下方向に向けて、キャビンフレーム1の後端部に配置される。左右一対の後支柱3の上端部は、図示せぬ枠材を介して互いに連結される。左右一対の後支柱3の下端部は、左右一対の前支柱2の上下中途部に配置され、長手方向を左右方向に向けた後横枠材3aを介して互いに連結される。左右一対の後支柱3は、後横枠材3aに取り付けられて前下方向に伸びるような左右一対の下後支柱3bと、下前面枠2cに取り付けられて後方向に伸びるような左右一対の側下枠材2dとを介して、左右一対の前支柱2とそれぞれ連結される。左右一対の後支柱3の間には、リヤガラスが嵌め込まれる。
左右一対の中間支柱4は、長手方向を上下方向に向けて、キャビンフレーム1の前後中途部に配置される。左右一対の中間支柱4の下端部は、長手方向を前後方向に向けた左右一対の中間側枠材4aを介して左右一対の後支柱3の下端部とそれぞれ連結される。左右一対の中間支柱4は、その下端部から前下方向に伸びるような左右一対の下中間支柱4b等を介して、左右一対の前支柱2とそれぞれ連結される。
このように構成されるキャビンフレーム1には、左右一対の中間側枠材4a及び左右一対の下中間支柱4bに、前記トラクタの後輪の前方及び上方を覆うフェンダが取り付けられる。キャビンフレーム1には、左右一対の前支柱2と左右一対の中間支柱4との間にドアが開閉自在に嵌め込まれる。キャビンフレーム1には、左右一対の後支柱3と左右一対の中間支柱4との間にサイドガラスが嵌め込まれる。
図2に示すように、このようなキャビンフレーム1には、フロアシート5と左右一対のタイヤハウス形成部材6とが設けられる。
フロアシート5は、前記キャビンの床面を構成するものである。フロアシート5は、キャビンフレーム1の下部に配置される。フロアシート5の前部には、運転者及び作業者が足を置く部分としてステップ5aが形成される。フロアシート5の後部には、ステップ5aよりも一段高く形成された運転席配置部5bが形成される。フロアシート5には、運転席配置部5bに運転者が着座する運転席が設けられる。
左右一対のタイヤハウス形成部材6は、前記後輪のタイヤハウス(収容空間)を形成するためものである。左右一対のタイヤハウス形成部材6は、キャビンフレーム1の左部及び右部にそれぞれ配置される。左右一対のタイヤハウス形成部材6は、板材によって構成される。左右一対のタイヤハウス形成部材6は、立壁部6aと、上傾斜壁部6bと、前傾斜壁部6cを備える。左右一対のタイヤハウス形成部材6は、左右対称に構成されるため、以下においては、左側のタイヤハウス形成部材6について説明を行い、右側のタイヤハウス形成部材6の説明については省略する。
立壁部6aは、左側の側下枠材2dから上方に伸びる部分である。立壁部6aは、左側の中間側枠材4a及び左側の下中間支柱4bよりもキャビンフレーム1の左右方向内側に配置される。
上傾斜壁部6bは、立壁部6aと左側の中間側枠材4aとの間に配置される。上傾斜壁部6bは上方に向かうにつれて左右方向外側に伸びるような傾斜状に形成され、立壁部6aと左側の中間側枠材4aとを接続する。
前傾斜壁部6cは、立壁部6aと左側の下中間支柱4bとの間に配置される。前傾斜壁部6cは、立壁部6aから左側の下中間支柱4bに向かうにつれて左右方向外側に伸びるような傾斜状に形成され、立壁部6aと左側の下中間支柱4bとを接続する。
シート装置10は、このような左側のタイヤハウス形成部材6の前傾斜壁部6cに取り付けられる。すなわち、シート装置10は、キャビンフレーム1の左部に設置される。
次に、シート装置10の構成について説明する。
図3及び図4に示すように、シート装置10は、フレーム20と、座部30と、シートサポート40と、ガイド部材50と、バネ60と、レバー70とを具備する。
フレーム20は、板面が前上方向を向くように配置される。フレーム20は、ボルト20aを介して前傾斜壁部6c(図2参照)に固定される。フレーム20は、上部の左右両側端部並びに下部の左右両側端部が前上方向に折り曲げられたような形状に形成される。フレーム20の前記折り曲げられた部分は、折り曲げ部20bとして形成される。フレーム20の右上側の折り曲げ部20bには、左右方向に貫通する孔部20cが形成される。このようなフレーム20は、ゴム22を備える。
ゴム22は、フレーム20の下部の左右中途部に取り付けられ、フレーム20の板面より前上方向に突出する。
座部30は、作業者が着座する部分である。座部30は、基板32とクッション34と回動軸36とを備える。
基板32は、平面視略多角形状の板状の部材であり、座部30の下部に配置される。基板32は、回動軸36を介してフレーム20に支持される。図3及び図5に示すように、基板32は、第一当接部材32aと第二当接部材32bとを有する。
第一当接部材32aは、板状の部材の前部及び後部を上方に折り曲げたような側面視略U字状に形成される。第一当接部材32aは、基板32の下面に取り付けられ、基板32の後部の左右中途部に配置される。
第二当接部材32bは、板状の部材の前部を下方向に折り曲げたような側面視略L字状に形成される。第二当接部材32bは、基板32の下面に取り付けられ、基板32の前部の左右中途部に配置される。
クッション34は、平面視略多角形状に形成される。クッション34は、ナット34a及び図示せぬ芯材を介して基板32の上面に取り付けられる。
回動軸36は、座部30の後端部に配置される。回動軸36は、軸方向を左右方向に向けて、上側の折り曲げ部20bの左右両部及び基板32に固定されるブラケットに取り付けられる。回動軸36は、基板32をフレーム20に対して回動可能に連結する。
このように構成される座部30は、後端部が回動軸36を中心として回動することで、前端部が上下揺動する。座部30は、下方に揺動したときに、第一当接部材32aとフレーム20のゴム22とが当接するように、第一当接部材32aを配置している。
座部30は、上方に揺動することで、クッション34の上面が上方向を向き、作業者が着座可能な姿勢となる。以下では、このような着座可能な姿勢を「使用姿勢」と表記する。
また、座部30は、下方に揺動することで、クッション34の前端部がフレーム20に対して接近し、作業者が着座不能な姿勢となる(図9(a)参照)。以下では、このような着座不能な姿勢を「不使用姿勢」と表記する。
図3から図6は、座部30が使用姿勢に変更された状態を示すものである。以下では、説明の便宜上、座部30が使用姿勢に変更された状態であるものとして説明を行う。
シートサポート40は、使用姿勢に変更された状態の座部30を支持するものである。図4及び図5に示すように、シートサポート40は、後端部がフレーム20の左部及び右部から前上方向にそれぞれ伸びると共に、前記左部の前上端部がフレーム20から右方向に突出するように伸びたような形状に形成される。
座部30が使用姿勢に変更された状態において、シートサポート40は、前上端部の左右中途部が座部30の第二当接部材32bの下方に折り曲げられた部分と当接する。これにより、シートサポート40は、使用姿勢に変更された状態の座部30を下方に揺動不能に支持する。このようなシートサポート40には、摺動部40aが形成される。
摺動部40aは、フレーム20から右方向に突出する部分である。摺動部40aは、軸線を左右に向けた略円柱状に形成される。摺動部40aは、座部30が使用姿勢に変更された状態において、後述するガイド部材50の規制溝部54に挿通される。
このように構成されるシートサポート40は、ブラケット42及び回動軸44を備える。
ブラケット42は、板状の部材の右部を前下方向に折り曲げたような略L字状の部材である。ブラケット42は、左部がシートサポート40の右側の上下中途部に取り付けられる。ブラケット42の前下部には、側面視略U字状の切欠部42aが形成される。
回動軸44は、フレーム20の前下部に配置される。回動軸44は、軸方向を左右方向に向けて、下側の折り曲げ部20bの左右両部及びシートサポート40の後端部に取り付けられる。回動軸44は、シートサポート40をフレーム20に対して回動可能に連結する。
このように構成されるシートサポート40は、後端部が回動軸44を中心として回動することで、前上端部が上下揺動する。
ガイド部材50は、その長手方向を前後方向に向けると共に、その短手方向を上下方向に向けた略板状の部材である。ガイド部材50は、座部30の下面に固定される。ガイド部材50は、座部30の右部に配置される。このようなガイド部材50には、自在溝部52と規制溝部54とが形成される。
図6に示すように、自在溝部52は、ガイド部材50の前部から後部まで略前後方向に伸びるように形成される部分である。自在溝部52は、ガイド部材50を左右方向に貫通する。自在溝部52は、シートサポート40の揺動に伴って摺動部40aが摺動自在な形状に形成される。自在溝部52は、側面視において第二当接部材32bよりも低い位置に配置される(図9(b)参照)。座部30が不使用姿勢に変更された状態において、自在溝部52の前部には、摺動部40aが配置される(図9(a)参照)。
規制溝部54は、座部30が使用姿勢に変更された状態において、摺動部40aの摺動を規制するものである。規制溝部54は、ガイド部材50を左右方向に貫通する。規制溝部54には、第一の溝部54aと第二の溝部54bとが形成される。
第一の溝部54aは、自在溝部52の後端部上方に形成される部分である。第一の溝部54aは、自在溝部52の上方に配置される。第一の溝部54aの一端部(前端部)は、摺動部40aの外形に沿った半円状に形成される。第一の溝部54aは、座部30が使用姿勢に変更された状態において、一端部が摺動部40aと係合する。第一の溝部54aの一端部の左方には、第二当接部材32bが配置される(図9(b)参照)。第一の溝部54aは、一端部から後下方向に伸びるように形成され、当該後下方向に伸びた他端部(図6に示す点P1参照)が第二の溝部54bと接続される。
第二の溝部54bは、自在溝部52と第一の溝部54aとを接続するものである。第二の溝部54bは、第一の溝部54aの他端部から略下方向に伸びるように形成される。第二の溝部54bは、シートサポート40の揺動に伴って摺動部40aが摺動自在な形状に形成される。第二の溝部54bは、前記略下方向に伸びた端部(図6に示す点P2参照)が自在溝部52の後端部と接続される。
ガイド部材50は、座部30及びシートサポート40の上下揺動に伴って、摺動部40aを自在溝部52又は規制溝部54に案内する。
図3及び図5に示すように、バネ60は、シートサポート40を引っ張るバネである。バネ60の後端部は、フレーム20の孔部20cに取り付けられる。バネ60の前端部は、シートサポート40のブラケット42の切欠部42aに取り付けられる。バネ60は、座部30が使用姿勢に変更された状態において、長手方向を前方向に対して上方向にやや傾斜する方向に向けた状態となる。このとき、バネ60の前後中途部は、側面視において回動軸44の上方に配置される。
このようなバネ60は、座部30が使用姿勢に変更された状態においてシートサポート40を引っ張って略後方向に付勢する。こうして、バネ60は、座部30が使用姿勢に変更された状態において、シートサポート40を上方に揺動するように付勢する。
バネ60は、シートサポート40が下方に揺動することで、前後中途部が下方に移動することとなる。バネ60は、座部30を不使用姿勢に変更するとき(より詳細には、摺動部40aが自在溝部52の前後中途部を摺動するとき)に、側面視において前後中途部が回動軸44の上方から下方に移動する(デッドポイントを越える)。従って、バネ60は、座部30が不使用姿勢に変更された状態において、シートサポート40を引っ張ってシートサポート40が下方に揺動するように付勢する(図9(a)参照)。
レバー70は、座部30の使用姿勢を解除するためのものである。図3及び図4に示すように、レバー70は、座部30の左前部の下方に配置される。レバー70は、グリップ72と、連結部材74と、当接部材76と、回動軸78とを備える。
グリップ72は、作業者等がレバー70を操作するために握るものである。グリップ72は、座部30の前端部近傍(左前端部近傍)に配置され、連結部材74の前部を覆う。グリップ72は、連結部材74及び当接部材76を介して回動軸78に上下揺動可能に支持される。
連結部材74は、グリップ72と当接部材76とを連結する略U字状の部材である。連結部材74は、後部に当接部材76が取り付けられる。
当接部材76は、連結部材74からシートサポート40に向けて伸びる板状の部材である。当接部材76は、後端部がシートサポート40の前上端部の上方に配置される。当接部材76は、前部が回動軸78に取り付けられる。当接部材76は、グリップ72が上方に揺動されることで、後端部が下方に揺動される。こうして、当接部材76は、シートサポート40の前上端部と当接し、シートサポート40を下方に揺動可能に構成される。
回動軸78は、軸方向を左後方向に向けた状態で、座部30の基板32に固定されるブラケットを介して基板32に取り付けられる。回動軸78には、バネ78aが設けられる。回動軸78のバネ78aは、当接部材76の前部を常時下方に向かって付勢する。
次に、シート装置10の座部30の姿勢を変更する際の動作について説明する。なお、以下においては、作業者が座部30の姿勢を変更するものとして説明する。
まず、使用姿勢に変更された状態の座部30を不使用姿勢に変更する際の動作について説明する。
前述したように、座部30が使用姿勢に変更された状態において、摺動部40aは、規制溝部54の第一の溝部54aと係合している。また、シートサポート40の前上端部は、第二当接部材32bと当接している。
図5及び図7に示すように、作業者は、座部30を不使用姿勢に変更するとき、座部30を持ち上げて座部30を上方に揺動させる。これにより、作業者は、摺動部40aを第一の溝部54aの一端部から他端部に摺動させる。こうして、作業者は、摺動部40aと第一の溝部54aとの係合状態を解除すると共に、第二当接部材32bとシートサポート40の前上端部との当接状態を解除する(図7(b)に示す摺動部40a及び図9参照)。
そして、図7及び図8に示すように、作業者は、座部30を持ち上げたままの状態で、レバー70のグリップ72を上方に揺動させる。これにより、作業者は、レバー70の当接部材76(図3及び図4参照)をシートサポート40の前右端部に当接させ、バネ60の付勢力(図7(b)に黒塗りで示す矢印参照)に抗してシートサポート40を下方に揺動させる。作業者は、このようなレバー70の操作によってシートサポート40を座部30に対して相対的に下方に揺動させる。
こうして、作業者は、摺動部40aを第一の溝部54aの他端部から、第二の溝部54bを介して自在溝部52に摺動させる(図8(b)に示す摺動部40a参照)。
その後、作業者は、座部30の持ち上げ動作及びレバー70の操作を解除する。これにより、図8及び図9に示すように、作業者は、座部30をその自重によって下方に揺動させる。このとき、シートサポート40の前上端部は、座部30の第二当接部材32bの下方を通って第二当接部材32bの前方に移動する。こうして、作業者は、自在溝部52に沿って摺動部40aを摺動させ、シートサポート40を下方に揺動させる(図9(b)の自在溝部52の内側に示す矢印参照)。
作業者は、摺動部40aを自在溝部52の前部まで摺動させることで、座部30を不使用姿勢に変更する。
以上のように、シート装置10は、作業者がレバー70を一回操作するだけで、座部30を簡単に不使用姿勢に変更することができる。
また、シート装置10は、作業者が座部30の持ち上げ動作とレバー70の操作とを行って座部30を不使用姿勢に変更する構成とすることで、作業者が意図しないタイミングで座部30が不使用姿勢となってしまうことを確実に防止できる。このため、シート装置10は、座部30を使用姿勢で確実に保持できる。例えば、座部30が振動等によって持ち上げられたとしても、レバー70が操作されない限り、座部30は、不使用姿勢に変更されることはない。また、レバー70を不意に操作しても、座部30を持ち上げない限り、座部30は、不使用姿勢に変更されることはない。
前述したように、シート装置10は、摺動部40aが自在溝部52の前後中途部を摺動するときにデッドポイントを超え、バネ60の引っ張りによってシートサポート40を下方に揺動するように付勢する構成としている(図9(b)に示す黒塗り矢印参照)。
これによれば、シート装置10は、座部30を不使用姿勢に変更したときに、バネ60によって座部30を下方に揺動するように付勢することができる。このため、シート装置10は、座部30が不使用姿勢に変更された状態において、トラクタの走行時の振動等で座部30が上方に揺動することを防止できる。従って、シート装置10は、座部30を不使用姿勢で安定して保持することができる。
このように、バネ60は、座部30が不使用姿勢に変更された状態において、摺動部40aを自在溝部52に保持するように、すなわち、摺動部40aを自在溝部52の前部に向かうように、シートサポート40を付勢している。
前述したように、レバー70のグリップ72は、座部30の前端部近傍、すなわち、作業者が握りやすい座部の外縁部近傍に配置されている。これによれば、シート装置10は、座部30を不使用姿勢に変更するときに、作業者が楽な姿勢でレバー70を揺動させることができる。このため、シート装置10は、作業者がレバー70の操作と共に座部30の持ち上げ(揺動)操作を行い易い構成とすることができる。
また、シート装置10は、座部30が下方に揺動したときにゴム22と当接する位置に、第一当接部材32aを配置している。これにより、シート装置10は、フレーム20と座部30とをゴム22を介して当接させ、不使用姿勢に変更したときに発生する衝撃を抑えることができる。
さらに、シート装置10は、座部30が不使用姿勢に変更された状態において、シートサポート40とフレーム20及び座部30等の他の部品との間に所定の隙間を形成している。こうして、シート装置10は、レバー70を操作するときにシートサポート40が邪魔にならないようにして、レバー70をより操作しやすい構成としている。
次に、不使用姿勢に変更された状態の座部30を使用姿勢に変更する際の動作について説明する。
前述したように、座部30の不使用姿勢において、摺動部40aは、自在溝部52の前部に配置されている。
作業者は、座部30を使用姿勢に変更するとき、座部30を持ち上げて座部30を上方に揺動させる。これにより、作業者は、シートサポート40を上方に揺動させ、自在溝部52の前部から自在溝部52の後端部に摺動部40aを摺動させる(図8参照)。
そして、作業者は、図8に示す状態から座部30をさらに持ち上げる。これにより、作業者は、自在溝部52の後端部から第二の溝部54bに摺動部40aを摺動させる。その後、作業者は、座部30の持ち上げ動作を解除する。
前述したように、バネ60は、摺動部40aが自在溝部52の前後中途部を摺動するときにデッドポイントを超える。このため、摺動部40aが第二の溝部54bを摺動するとき、バネ60は、シートサポート40を上方に揺動するように付勢することとなる(図7(b)に示す黒塗り矢印参照)。
これにより、シート装置10は、作業者が座部30の持ち上げ動作を解除したときに、摺動部40aが自在溝部52に戻らないように(座部30の下方への揺動で摺動部40aを第二の溝部54bから第一の溝部54aに向かうように)摺動させる。こうして、図3及び図5に示すように、シート装置10は、摺動部40aと規制溝部54の第一の溝部54aとを係合させると共に、シートサポート40の前上端部と座部30の第二当接部材32bとを当接させ、座部30を使用姿勢に変更した状態で保持する。このように、シート装置10は、作業者が座部30を持ち上げるだけで、不使用姿勢から使用姿勢に変更することができる。
シート装置10は、このようなバネ60によってシートサポート40を付勢することにより、トラクタの走行時の振動等で座部30が上方に揺動して摺動部40aが第二の溝部54bまで摺動した場合でも、摺動部40aを第一の溝部54aの一端部に戻すことができる(図7(b)に示す黒塗り矢印参照)。このように、シート装置10は、作業者が座部30を持ち上げるだけで座部30を使用姿勢に変更できると共に、安定した使用姿勢を保つことができる。
以上のように、バネ60は、座部30が使用姿勢に変更された状態において、摺動部40aを規制溝部54に保持するように、すなわち、摺動部40aを規制溝部54の第一の溝部54aに戻すように(座部30の上方への揺動によって摺動部40aが自在溝部52に摺動しないように)、シートサポート40を付勢している。
こうして、バネ60は、座部30が使用姿勢に変更された状態において、座部30を支持可能な揺動位置(図5に示す摺動部40aの位置)に向かうように、シートサポート40を付勢している。また、バネ60は、座部30が使用姿勢に変更された状態において、自在溝部52及び規制溝部54の形成方向(より詳細には、摺動部40aを案内している部分における形成方向)とは異なる方向に摺動部40aを付勢している。
これにより、シート装置10は、使用姿勢に変更された座部30を確実に保持できる構成としている。
本実施形態に係るシート装置10は、バネ60だけで座部30を使用姿勢及び不使用姿勢で保持することができる。このため、シート装置10は、座部30を保持するための操作を別途行うことなく、座部30を上下揺動させるだけで座部30の姿勢を簡単に変更することができる。
また、本実施形態に係るシート装置10においては、規制溝部54は、自在溝部52に対して折り返すような形状に形成されている。すなわち、自在溝部52は、前部から後端部(規制溝部54に接続された端部)に向かうにつれてシートサポート40の揺動支点(すなわち、回動軸44)に近づくように形成されているのに対し、規制溝部54は、第二の溝部54bの略下方向に伸びた端部(自在溝部52に接続された端部)から第一の溝部54aの他端部に向かうにつれて回動軸44から遠ざかるように形成されている。
このため、本実施形態に係るシート装置10においては、座部30を使用姿勢又は不使用姿勢に変更する際に、一旦座部30が使用姿勢から上方に持ち上げられた姿勢(図10参照)になる。従って、座部30の姿勢を変更する際に、摺動部40aが自在溝部52又は規制溝部54に引っかかってしまった場合(摺動部40aの摺動が止まってしまった場合)、座部30が上方に持ち上げられた姿勢になる。このため、作業者は、座部30が傾いている(上方に持ち上げられた姿勢になっている)場合には、摺動部40aが引っかかっていることを容易に把握することができ、座部30の姿勢を確実に変更することができる。
このように、本実施形態に係るシート装置10は、上下揺動可能に支持されると共に、着座可能な使用姿勢と着座不能な不使用姿勢とに姿勢を変更可能な座部30と、上下揺動可能に支持されると共に、前記使用姿勢に変更された状態の前記座部30を支持するシートサポート40(支持部)と、前記シートサポート40の摺動部40a(所定部分)を摺動自在に案内する自在溝部52、及び前記座部30が前記使用姿勢に変更された状態において前記摺動部40aの摺動を規制する規制溝部54が形成され、前記座部30に固定されるガイド部材50(ガイド部)と、前記座部30が前記使用姿勢に変更された状態において前記摺動部40aを前記規制溝部54に保持するように、前記シートサポート40を付勢するバネ60(付勢部材)と、前記バネ60の付勢力に抗して前記シートサポート40を下方(一方向)に揺動させることで、前記摺動部40aを前記規制溝部54から前記自在溝部52に摺動させるレバー70(解除部材)と、を具備する。
このように構成することにより、座部30を使用姿勢から不使用姿勢に簡単に変更することができる。
前記規制溝部54には、一端部で前記摺動部40aの摺動を規制し、前記使用姿勢に変更された状態の前記座部30の上方への揺動に伴って、前記摺動部40aを前記一端部から他端部(図6に示す点P1参照)へと摺動するように案内する第一の溝部54aと、前記レバー70による前記シートサポート40の前記下方への揺動に伴って、前記摺動部40aを前記第一の溝部54aの他端部に接続された端部から前記自在溝部52に接続された端部(図6に示す点P2参照)へと摺動するように案内する第二の溝部54bと、が形成される。
このように構成することにより、座部30を使用姿勢で確実に保持できる。
前記バネ60は、前記座部30が前記不使用姿勢に変更された状態において前記摺動部40aを前記自在溝部52に保持するように、前記シートサポート40を付勢する。
このように構成することにより、座部30を不使用姿勢で安定して保持できる。
前記レバー70は、前記座部30の外縁部近傍に配置され、作業者によって操作されるグリップ72(操作部位)を備える。
このように構成することにより、座部30を使用姿勢から不使用姿勢により簡単に変更することができる。
また、シート装置10は、上下揺動可能に支持されると共に、着座可能な使用姿勢と着座不能な不使用姿勢とに姿勢を変更可能な座部30と、上下揺動可能に支持されると共に、前記使用姿勢に変更された状態の前記座部30を支持するシートサポート40(支持部)と、所定方向に伸びるように形成され、前記シートサポート40の摺動部40a(所定部分)を摺動自在に案内することにより、前記座部30を前記使用姿勢と前記不使用姿勢とに変更可能な自在溝部52及び規制溝部54(溝部)を有し、前記座部30に固定されるガイド部材50(ガイド部)と、前記シートサポート40が前記使用姿勢に変更された状態の前記座部30を支持可能な揺動位置に向かうように、前記シートサポート40を付勢するバネ60(付勢部材)と、を具備し、前記座部30が前記使用姿勢に変更された状態において、前記バネ60により前記摺動部40aに付勢力が働く方向と前記自在溝部52及び規制溝部54の形成方向とが異なる。
このように構成することにより、座部30を使用姿勢で確実に保持できる。
以上のように、本実施形態に係るシートサポート40は、本発明に係る支持部の実施の一形態である。
本実施形態に係る摺動部40aは、本発明に係る支持部の所定部分の実施の一形態である。
本実施形態に係るガイド部材50は、本発明に係るガイド部の実施の一形態である。
本実施形態に係るバネ60は、本発明に係る付勢部材の実施の一形態である。
本実施形態に係るレバー70は、本発明に係る解除部材の実施の一形態である。
本実施形態に係るグリップ72は、本発明に係る操作部位の実施の一形態である。
本実施形態に係るシートサポート40が下方に揺動する方向は、本発明に係る付勢部材の付勢力に抗して前記支持部を揺動させる一方向に対応する。
規制溝部54の形状は、本実施形態に限定されるものでない。規制溝部は、例えば、図11に示す規制溝部154のような、自在溝部152の後端部から上方向に伸びるような形状であっても構わない。
摺動部40aの構成は、本実施形態に限定されるものでなく、例えば、シートサポート40の左方及び右方に突出する左右一対の突出部により構成されていても構わない。この場合、前記突出部は、シートサポート40の左方及び右方に配置される左右一対のガイド部材の自在溝部及び規制溝部を摺動する。
摺動部40aは、ガイド部材50を左右方向に貫通する必要はない。
シート装置10は、必ずしもバネ60によってシートサポート40を付勢する必要はない。
レバー70は、座部30の右部や、その他の作業者から操作し易い位置に配置されていても構わない。
シート装置10は、シートサポート40の摺動部40aにローラを取り付けても構わない。これにより、シート装置10は、摺動部40aを滑らかに摺動させることができる。
シート装置10は、トラクタのキャビンフレーム1の右部に設置されていても構わない。また、シート装置10は、トラクタに設けられる必要はなく、他の作業車両等に設けられていても構わない。
10 シート装置
30 座部
40 シートサポート(支持部)
40a 摺動部(所定部分)
50 ガイド部材(ガイド部)
52 自在溝部
54 規制溝部

Claims (5)

  1. 上下揺動可能に支持されると共に、着座可能な使用姿勢と着座不能な不使用姿勢とに姿勢を変更可能な座部と、
    上下揺動可能に支持されると共に、前記使用姿勢に変更された状態の前記座部を支持する支持部と、
    前記支持部の所定部分を摺動自在に案内する自在溝部、及び前記座部が前記使用姿勢に変更された状態において前記所定部分の摺動を規制する規制溝部が形成され、前記座部に固定されるガイド部と、
    前記座部が前記使用姿勢に変更された状態において前記所定部分を前記規制溝部に保持するように、前記支持部を付勢する付勢部材と、
    前記付勢部材の付勢力に抗して前記支持部を一方向に揺動させることで、前記所定部分を前記規制溝部から前記自在溝部に摺動させる解除部材と、
    を具備するシート装置。
  2. 前記規制溝部には、
    一端部で前記所定部分の摺動を規制し、前記使用姿勢に変更された状態の前記座部の上方への揺動に伴って、前記所定部分を前記一端部から他端部へと摺動するように案内する第一の溝部と、
    前記解除部材による前記支持部の前記一方向への揺動に伴って、前記所定部分を前記第一の溝部の他端部に接続された端部から前記自在溝部に接続された端部へと摺動するように案内する第二の溝部と、
    が形成される、
    請求項1に記載のシート装置。
  3. 前記付勢部材は、
    前記座部が前記不使用姿勢に変更された状態において前記所定部分を前記自在溝部に保持するように、前記支持部を付勢する、
    請求項1又は請求項2に記載のシート装置。
  4. 前記解除部材は、
    前記座部の外縁部近傍に配置され、作業者によって操作される操作部位を備える、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のシート装置。
  5. 上下揺動可能に支持されると共に、着座可能な使用姿勢と着座不能な不使用姿勢とに姿勢を変更可能な座部と、
    上下揺動可能に支持されると共に、前記使用姿勢に変更された状態の前記座部を支持する支持部と、
    所定方向に伸びるように形成され、前記支持部の所定部分を摺動自在に案内することにより、前記座部を前記使用姿勢と前記不使用姿勢とに変更可能な溝部を有し、前記座部に固定されるガイド部と、
    前記支持部が前記使用姿勢に変更された状態の前記座部を支持可能な揺動位置に向かうように、前記支持部を付勢する付勢部材と、
    を具備し、
    前記座部が前記使用姿勢に変更された状態において、前記付勢部材により前記所定部分に付勢力が働く方向と前記溝部の形成方向とが異なるシート装置。
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