JP6245104B2 - 乗物用シート - Google Patents

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本発明は、乗物用シートに関し、詳しくは、乗物のフロア側に対してシートクッション側が円弧状にスライド可能な円弧スライド機構と、円弧スライド機構の円弧スライドをロック可能なロック機構とを備えた乗物用シートに関する。
従来、車両(自動車)等の乗物において、フロアに対して各種のアレンジを行うことができるシートが既に知られている。ここで、下記特許文献1には、車両のフロア側に対してシートクッション側を円弧状にスライドさせることができる円弧スライド機構を備えた運転席が開示されている。これにより、シートクッション側を直線状にスライドさせることができる直線スライド機構とシートクッション側を昇降させることができるリフトアップ機構との2つの機構を備えている運転席と比較すると、シートクッションのポジション調節を1アクション(円弧スライド機構の調節)のみで行うことができる。したがって、シートクッションが最適なポジションとなるような調節を素早く行うことができる。
特開昭60−67236号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、円弧スライド機構の円弧スライドをロック可能なロック機構を備えている。このロック機構は、フロア側に組み付けられているラッチプレートのラッチ穴にシートクッション側に組み付けられているロック爪を係合させることで、円弧スライド機構の円弧スライドをロックできる構造となっている。このラッチ穴は小さいため、この係合をスムーズに行うことができなかった。したがって、解除したロック機構をロック状態に戻す操作に手間を要することがあった。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、乗物のフロア側に対してシートクッション側が円弧状にスライド可能な円弧スライド機構と、円弧スライド機構の円弧スライドをロック可能なロック機構とを備えている乗物用シートにおいて、解除したロック機構をロック状態に戻す操作をスムーズに行うことである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、乗物のフロア側に対してシートクッション側が円弧状にスライド可能な円弧スライド機構と、円弧スライド機構のスライドをロック可能なロック機構とを備えた乗物用シートである。円弧スライド機構は、ロアレールと、アッパレールとから構成されている。ロアレールには、円弧スライド機構の円弧形状に沿った円弧面を有するロアレール固定板が設けられている。アッパレールには、円弧スライド機構の円弧形状に沿った円弧面を有するアッパレール固定板が設けられている。ロアレール固定板の円弧面には、アッパレール固定板の円弧面に向けて突出した内歯が形成されている。アッパレール固定板の円弧面には、ロアレール固定板の円弧面に向けて突出した内歯が形成されている。ロック機構は、一対のポールと、カムとを備えている。一対のポールは、ロアポールとアッパポールとから構成されている。ロアポールには、ロアレール固定板の円弧面に対向する円弧面が形成されている。アッパポールには、アッパレール固定板の円弧面に対向する円弧面が形成されている。ロアポールの円弧面には、ロアレール固定板の内歯に噛み合い可能な外歯が形成されている。アッパポールの円弧面には、アッパレール固定板の内歯に噛み合い可能な外歯が形成されている。カムは、常時、一対のポールの外歯が一対の固定板の内歯に噛み合うように付勢されている。


この請求項1の発明によれば、ロック機構は、一対の固定板の内歯と一対のポールの外歯を噛み合わせることで、円弧スライド機構の円弧状のスライドをロックできる構造となっている。このロック機構のロック状態から、例えば、カムに固着されたレバーを付勢に抗して引き起こすと、このカムが回転していく。これにより、一対のポールが互いに近づく方向に移動するため、この一対のポールの外歯と一対の固定板の内歯との噛み合いが解消されたロック解除状態となる。なお、このロック解除状態から、レバーの引き起こしを解消すると、付勢によって、このレバーは引き起こし前の状態に戻される。これにより、一対のポールが互いに遠ざかる方向に移動するため、この一対のポールの外歯と一対の固定板の内歯とが噛み合ったロック状態に戻される。このようにロック状態に戻されると、従来技術で説明したように、穴(ラッチ穴)に爪(ロック爪)を係合させる必要がない。したがって、解除したロック機構をロック状態に戻す操作をスムーズに行うことができる。
実施例に係る助手席の側面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のロック機構の拡大図であり、ロック状態を示している。 図1のIV−IV線断面図である。 図3のロック解除状態を示している。 図1の助手席をフロントモーストに調節した状態を示す図である。 図1の助手席をリアモーストに調節した状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜7を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、『乗物』と『乗物用シート』の例として、『自動車等の車両1』と『助手席10』とを説明することとする。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両1のフロア2に組み付けられた状態の助手席10を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、図1〜4を参照して、助手席10を説明する。この助手席10は、主として、公知のシートクッション12と、公知のシートバック14とから構成されている。また、この助手席10には、円弧スライド機構Sと、ロック機構Rとを備えている。以下に、これら円弧スライド機構Sとロック機構Rとを個別に説明していく。
はじめに、円弧スライド機構Sから説明していく。この円弧スライド機構Sは、主として、左右のロアレール20、20と、左右のアッパレール30、30とから構成されている(図1参照)。なお、これら左右のロアレール20、20と、左右のアッパレール30、30とは、対を成すものであるため、一方側(左のロアレール20と左のアッパレール30)を説明することで、他方側(右のロアレール20と、右のアッパレール30)の説明を省略することとする。
左のロアレール20は、車両1の前後方向に延びる長尺状に形成されている。この左のロアレール20の前後の端部には、上方に向かって張り出すアーム22、22が形成されている。このアーム22には、後述する段付ピン40を挿し込み可能な貫通孔22aが形成されている。また、この左のロアレール20の前後の略中央には、固定板24が固着されている。
この固定板24には、後述する歯車50の外歯52に噛み合い可能な第1の内歯24aと、後述する下ポール92の外歯92aに噛み合い可能な第2の内歯24cとが形成されている。なお、図3からも明らかなように、これら第1の内歯24aと第2の内歯24cとは、後述する左のアッパレール30の長孔32の円弧に沿うように形成されている。
また、図4からも明らかなように、第2の内歯24cは、段差24bを介して第1の内歯24aより外側に位置するように形成されている。この左のロアレール20の前後の端部は、レッグ2a、2aを介してフロア2に固着されている。左のロアレール20は、このように構成されている。
一方、図1に戻って、左のアッパレール30も、上述した左のロアレール20と同様に、車両1の前後方向に延びる長尺状に形成されている。この左のアッパレール30の前後には、上側に突を成す円弧状の長孔32、32が形成されている。また、この左のアッパレール30の前後の略中央には、左のロアレール20の固定板24に対向して対を成すように固定板34が固着されている。
この固定板34には、固定板24と同様に、後述する歯車50の外歯52に噛み合い可能な第1の内歯34aと、後述する上ポール94の外歯94aに噛み合い可能な第2の内歯34cとが形成されている。なお、図3からも明らかなように、これら第1の内歯34aと第2の内歯34cとは、上述した長孔32の円弧に沿うように形成されている。
また、図4からも明らかなように、第2の内歯34cは、段差34bを介して第1の内歯34aより外側に位置するように形成されている。この左のアッパレール30は、シートクッション12のクッションフレーム(図示しない)に固着されている。アッパレール30は、このように構成されている。
このように構成されている左のロアレール20と左のアッパレール30とは、2本の段付ピン40、40と、歯車50とを介して連結されている。以下に、これらの連結の構造について説明する。
図2に示すように、左のロアレール20のアーム22、22の貫通孔22a、22aと左のアッパレール30の長孔32、32には、段付ピン40、40が挿し込まれている。そして、この挿し込まれた段付ピン40は、その先端がカシメられている。このカシメられている部位を「カシメ部40a」と記すこととする。これにより、挿し込まれた段付ピン40の抜け防止を図ることができる。なお、この段付ピン40の外周には、ベアリング42が固着されている。これにより、長孔32に対して段付ピン40を相対的にスムーズに動かすことができる。
また、左のロアレール20の固定板24の第1の内歯24aと、左のアッパレール30の固定板34の第1の内歯34aとの間には、これら両内歯24a、34aに対して噛み合い可能な外歯52を有する歯車50が組み付けられている。この歯車50には、回転可能にロッド60が組み付けられている(図4参照)。このロッド60は、パイプ66に挿し込まれている。
このパイプ66の端部には、略円板状のプレート68が溶接によって固着されている。このプレート68の径は、固定板24、34に干渉する程度となっている。そのため、歯車50が内側に脱落することを防止できる。これら2本の段付ピン40、40と、歯車50とを介して、左のロアレール20と左のアッパレール30とは連結されている。円弧スライド機構Sは、このように構成されている。この円弧スライド機構Sにより、車両1のフロア2側に対してシートクッション12側を円弧状にスライドさせることができる。
次に、ロック機構Rを説明する。このロック機構Rは、主として、レバー64と、左右のカム70、70と、左右のガイドプレート80、80と、左右のポール群90、90とから構成されている(図1、3参照)。なお、これら左右のカム70、70と、左右のガイドプレート80、80と、左右のポール群90、90とは、対を成すものであるため、一方側(左のカム70と左のガイドプレート80と左のポール群90)を説明することで、他方側(右のカム70と右のガイドプレート80と右のポール群90)の説明を省略することとする。
レバー64は、車両1の前後方向に延びる長尺状に形成されている。このレバー64の基端は、ロッド60の左端に固着されている(図4参照)。レバー64は、このように構成されている。
左のカム70は、車両1の上下方向に延びる長尺状に形成されている。この左のカム70の外周面の上下には、後述する上下のポール92、94の押当面92b、94bを押し当て可能なカム面70a、70aが形成されている。また、この左のカム70には、軸方向に突出する格好を成す軸部72が形成されている。この左のカム70は、ロッド60に固着されている。左のカム70は、このように構成されている。
左のガイドプレート80は、その両端に対を成すガイド82、82を有するプレート部材から構成されている。このガイド82、82により、後述する上下のポール92、94の動きを上下のみに規制することができる。また、この左のガイドプレート80には、その厚み方向を貫通する貫通孔80aが形成されている。この貫通孔80aには、カム70の軸部72が回転可能に組み付けられている。左のガイドプレート80は、このように構成されている。
左のポール群90は、上下に対を成す下ポール92と上ポール94とから構成されている。この下ポール92の外周面には、ロアレール20の固定板24の第2の内歯24cに噛み合い可能な外歯92aが形成されている。また、この下ポール92の内周面には、カム70のカム面70aに押し当てられる押当面92bが形成されている。これと同様に、この上ポール94の外周面には、アッパレール30の固定板34の第2の内歯34cに噛み合い可能な外歯94aが形成されている。
また、この上ポール94の内周面には、カム70のカム面70aに押し当てられる押当面94bが形成されている。なお、これら上下のポール92、94は、ガイド82、82に挟み込まれるようにガイドプレート80の表面に組み付けられている。このように組み付けられた上下のポール92、94は、固定板24、34に固着されるカバー26、36によって覆われている。これにより、上下のポール92、94が外側に脱落することを防止できる。
なお、常時、カム70の長手方向が略上下方向を向くことで、上下のポール92、94の外歯92a、94aとロアレール20とアッパレール30の固定板24、34の第2の内歯24c、34cとが噛み合うように、カバー36とロッド60との間にはトーションばね62が掛け留めされている。左のポール群90は、このように構成されている。
このように、常時、上下のポール92、94の外歯92a、94aとロアレール20とアッパレール30の固定板24、34の第2の内歯24c、34cとが噛み合っていると、上下のポール92、94を介して固定板24に対する固定板34の動きが規制された状態となる。この状態が、ロック機構Rのロック状態となる(図3参照)。
このロック機構Rのロック状態から、トーションばね62の付勢力に抗してレバー64を引き起こすと、左側面視において、カム70が時計回りに回転していく。これにより、上下のポール92、94が互いに近づく方向に移動するため、この上下のポール92、94の外歯92a、94aとロアレール20とアッパレール30の固定板24、34の第2の内歯24c、34cとの噛み合いが解消された状態となる。この状態が、ロック機構Rのロック解除状態となる(図5参照)。
なお、このロック機構Rのロック解除状態から、レバー64の引き起こしを解消すると、トーションばね62の付勢力によって、レバー64は引き起こし前の状態に戻される。これにより、上下のポール92、94が互いに遠ざかる方向に移動するため、上下のポール92、94の外歯92a、94aとロアレール20とアッパレール30の固定板24、34の第2の内歯24c、34cとが噛み合った状態に戻される(図3参照)。すなわち、ロック機構Rをロック解除状態からロック状態へ戻すことができる。ロック機構Rは、このように構成されている。
このように助手席10は、上述した円弧スライド機構Sと、ロック機構Rとを備えている。これらを備えていると、ロック機構Rのロック解除を行って、円弧スライド機構Sを介して助手席10を、例えば、フロントモーストに調節(円弧状にスライド)できる(図6参照)。また、これとは逆に、これらを備えていると、ロック機構Rのロック解除を行って、円弧スライド機構Sを介して助手席10を、例えば、フロントモーストにも調節(円弧状にスライド)できる(図7参照)。もちろん、これらフロントモーストやリアモーストに限ることなく、これらフロントモーストやリアモーストの間の任意の位置にも調節できる。
本発明の実施例に係る助手席10は、上述したように構成されている。この構成によれば、助手席10には、円弧スライド機構Sと、ロック機構Rとを備えている。この円弧スライド機構Sは、主として、左右のロアレール20、20と、左右のアッパレール30、30とから構成されている。
このロック機構Rは、主として、レバー64と、左右のカム70、70と、左右のガイドプレート80、80と、左右のポール群90、90とから構成されている。この左右のカム70、70は、車両1の上下方向に延びる長尺状に形成されている。この左右のカム70、70の外周面の上下には、上下のポール92、94の押当面92b、94bを押し当て可能なカム面70a、70aがそれぞれ形成されている。
この左右のポール群90、90は、上下に対を成す下ポール92と上ポール94とからそれぞれ構成されている。この下ポール92の外周面には、ロアレール20の固定板24の第2の内歯24cに噛み合い可能な外歯92aが形成されている。また、この上ポール94の外周面には、アッパレール30の固定板34の第2の内歯34cに噛み合い可能な外歯94aが形成されている。
そして、常時、左右のカム70の長手方向が略上下方向を向くことで、上下のポール92、94の外歯92a、94aと左右のロアレール20、20と左右のアッパレール30の固定板24、34の第2の内歯24c、34cとがそれぞれ噛み合うように、固定板34に固着されたカバー36とロッド60との間にはトーションばね62が掛け留めされている。
そのため、ロック機構Rは、左右のロアレール20、20の固定板24の第2の内歯24cと下ポール92の外周面の外歯92aとを噛み合わせ、且つ、左右のアッパレール30、30の固定板34の第2の内歯34cと上ポール94の外周面の外歯94aとをそれぞれ噛み合わせることで、円弧スライド機構Sの円弧スライドをロックできる構造となっている。
このロック機構Rのロック状態から、トーションばね62の付勢力に抗してレバー64を引き起こすと、左側面視において、左右のカム70、70が時計回りに回転していく。これにより、上下のポール92、94が互いに近づく方向に移動するため、この上下のポール92、94の外歯92a、94aと左右のロアレール20と左右のアッパレール30の固定板24、34の第2の内歯24c、34cとの噛み合いが解消されたロック解除状態となる。
なお、このロック解除状態から、レバー64の引き起こしを解消すると、トーションばね62の付勢力によって、このレバー64は引き起こし前の状態に戻される。これにより、上下のポール92、94が互いに遠ざかる方向に移動するため、上下のポール92、94の外歯92a、94aと左右のロアレール20、20と左右のアッパレール30、30の固定板24、34の第2の内歯24c、34cとが噛み合ったロック状態に戻される。このようにロック状態に戻されると、従来技術で説明したように、穴(ラッチ穴)に爪(ロック爪)を係合させる必要がない。したがって、解除したロック機構Rをロック状態に戻す操作をスムーズに行うことができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、『乗物』の例として、『自動車等の車両1』を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、各種の乗物、例えば、『船舶』、『飛行機』、『鉄道』等であっても構わない。また、実施例では、『乗物用シート』の例として、『助手席10』を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、各種のシート、例えば、『運転席』、『後部座席』等であっても構わない。
また、実施例では、円弧スライド機構Sを構成する部材が左右に対を成している形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、左右のいずれか一方であっても構わない。その場合、この円弧スライド機構Sを構成する部材は、例えば、幅方向の略中央に設けられることとなる。このことは、ロック機構Rについても同様である。
また、実施例では、長孔32、32は、上側に突を成す円弧状に形成されている形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、長孔32、32は、下側に突を成す円弧状に形成されている形態でも構わない。また、実施例では、ロアレール20に貫通孔22a、22aが形成され、アッパレール30に長孔32、32が形成されている形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、ロアレール20に長孔が形成され、アッパレール30に貫通孔が形成されている形態でも構わない。
1 車両(乗物)
2 フロア
10 助手席(乗物用シート)
12 シートクッション
14 シートバック
24 固定板
24c 第2の内歯
34 固定板
34c 第2の内歯
70 カム
92 下ポール
92a 外歯
94 上ポール
94a 外歯
S 円弧スライド機構
R ロック機構

Claims (1)

  1. 乗物のフロア側に対してシートクッション側が円弧状にスライド可能な円弧スライド機構と、
    円弧スライド機構のスライドをロック可能なロック機構と、を備えた乗物用シートであって、
    円弧スライド機構は、ロアレールと、アッパレールとから構成されており、
    ロアレールには、円弧スライド機構の円弧形状に沿った円弧面を有するロアレール固定板と、
    アッパレールには、円弧スライド機構の円弧形状に沿った円弧面を有するアッパレール固定板と、が設けられており、
    ロアレール固定板の円弧面には、アッパレール固定板の円弧面に向けて突出した内歯が形成されており、
    アッパレール固定板の円弧面には、ロアレール固定板の円弧面に向けて突出した内歯が形成されており、
    ロック機構は、一対のポールと、カムと、を備えており、
    一対のポールは、ロアポールとアッパポールとから構成されており、
    ロアポールには、ロアレール固定板の円弧面に対向する円弧面が形成されており、
    アッパポールには、アッパレール固定板の円弧面に対向する円弧面が形成されており、
    ロアポールの円弧面には、ロアレール固定板の内歯に噛み合い可能な外歯が形成されており、
    アッパポールの円弧面には、アッパレール固定板の内歯に噛み合い可能な外歯が形成されており、
    カムは、常時、一対のポールの外歯が一対の固定板の内歯に噛み合うように付勢されている乗物用シート。
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