JP2016188060A - 車両用シートスライド装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用のシートスライド装置10を構成するロック機構11は、アッパレール6とロアレール5との間に挿入されるとともにアッパレール6に揺動可能に支持される操作レバー12と、アッパレール6とロアレール5との間に操作レバー12に連れ動きして両レール5,6の相対移動を規制するロック位置と両レール5,6の相対移動を許容するアンロック位置との間を変位するロック部材14と、ロック部材14がロック位置に保持されるように操作レバー12を付勢するレバースプリング13とを有する。
【選択図】図6
Description
上記構成において、前記ロック部材は、前記付勢部材の付勢力に抗して前記操作レバーが操作されることにより揺動する前記操作レバーに押圧されるアンロック方向被押圧部と、前記付勢部材の付勢力により揺動する前記操作レバーに押圧されるロック方向被押圧部とを有することが好ましい。
図1に示すように、車両用のシート1は、シートクッション2と、このシートクッション2の後端部に対して傾動自在に設けられたシートバック3と、このシートバック3の上端に設けられたヘッドレスト4とを備えている。
底壁部51は、前後方向に延びる平板であって、車両の床部F(図1参照)に固定されている。外壁部52は、前後方向に延びる平板であって、その短手方向が上方向に向かうように底壁部51の車幅方向両側の縁部に連続している。上壁部53は、前後方向に延びる平板であって、その短手方向が対向する外壁部52側に向かうように外壁部52の上側の縁部に連続している。内壁部54は、前後方向に延びる平板であって、その短手方向が下方向(底壁部51側)に向かうように上壁部53同士が対向する縁部に連続している。なお、内壁部54の下側の縁部と底壁部51の上面との間は離間している。また、内壁部54には、車両の前後方向において等間隔で切りかかれることにより複数の係合爪55が形成されている。
図5(a)〜(e)に示すように、本体部15は、前後方向から見たとき車幅方向における中央部15aが両端部15bよりも上方に盛り上がった板状をなす。中央部15aには上下方向に連通する連結孔15cが設けられている。両端部15bには上下方向に連通する3つの係合孔15dが前後方向に並設されている。係合孔15dの内径は係合爪55の外径よりも大きく設定され、係合孔15dの並設間隔は係合爪55が設けられる間隔に対応するように設定されている(図6(a)〜(d)の各図参照)。
次に、車両用のシートスライド装置10の動作について説明する。
図6(a)〜(d)に示すように、操作レバー12は、揺動中心部12aの後方側においてレバースプリング13(板ばね部13b)により上方に付勢されている。したがって、操作レバー12の後方側の端部に押圧されるロック部材14は、操作レバー12に操作が入力されない通常時、ロック位置に保持される。これにより、ロアレール5に対するアッパレール6の前後方向における相対移動が規制される。
(1)ロアレール5とアッパレール6との間に、操作レバー12、レバースプリング13、及びロック部材14を配設した。
(4)ロック部材14は、レバースプリング13の付勢力に抗して操作レバー12の前方側の端部に連続する操作ハンドル8が引き上げ操作されたに、下方向に変位する操作レバー12の後方側の端部に押圧されるガイド片16cを有する。また、ロック部材14は、レバースプリング13の付勢力によって上方向に変位する操作レバー12の後方側の端部に押圧される本体部15を有する。これにより、ユーザは、操作レバー12への操作及び操作の解消を通じて、ロアレール5とアッパレール6との相対移動の規制と許容とを好適に切り替えることができる。
・上記実施形態において、ガイド片16cは省略してもよい。このように構成した場合でも、レバースプリング13の付勢力に抗して操作レバー12を操作すれば、ロック部材14は重力を受けて下方向、すなわちアンロック位置に向かって変位することができる。
・上記実施形態において、レバースプリング13は板ばねであったが、これに限定されるものではない。操作レバー12に付勢力を付与することによりロック部材14をロック位置に保持できるものであれば、種々の構成を適用することができる。
Claims (4)
- ロアレールに相対移動可能に支持されるアッパレールと、
前記ロアレールに対する前記アッパレールの相対移動の規制と許容とを切り替えるロック機構とを備え、
前記ロック機構は、
前記アッパレールと前記ロアレールとの間に挿入されるとともに前記アッパレールに揺動可能に支持される操作レバーと、
前記アッパレールと前記ロアレールとの間に前記操作レバーの揺動方向と同方向に変位可能に設けられ、前記操作レバーに連動することにより前記アッパレール及び前記ロアレールの両レールと係合して前記相対移動を規制するロック位置と前記両レールのどちらか一方との係合が解消されて前記相対移動を許容するアンロック位置との間を変位するロック部材と、
前記ロック部材が前記ロック位置に保持されるように前記操作レバーを付勢する付勢部材とを有する車両用のシートスライド装置。 - 請求項1に記載の車両用のシートスライド装置において、
前記ロアレール及び前記ロック部材の一方に設けられ前記揺動方向に延びる係合爪と、
前記ロアレール及び前記ロック部材の他方に設けられ前記ロック部材が前記ロック位置に位置するときに前記係合爪と係合し前記ロック部材が前記アンロック位置に位置するときに前記係合爪と係合しない係合孔と、
前記アッパレール及び前記ロック部材の一方に固定され前記揺動方向に延びる軸状部材と、
前記アッパレール及び前記ロック部材の他方に設けられ前記軸状部材の軸方向変位を許容する孔部とを備え、
前記軸状部材及び前記孔部の協働により前記孔部に対する前記軸状部材の軸まわりの回転を規制する回転規制部を構成する車両用のシートスライド装置。 - 請求項2に記載の車両用のシートスライド装置において、
前記軸状部材は、軸心から外周までの間の距離を複数有し、
前記孔部は、その内周面において前記軸状部材の外周面と前記軸心からの距離が異なる複数箇所で接触する形状を有し、
これら前記軸状部材及び前記孔部により前記回転規制部を構成する車両用のシートスライド装置。 - 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の車両用のシートスライド装置において、
前記ロック部材は、前記付勢部材の付勢力に抗して前記操作レバーが操作されることにより揺動する前記操作レバーに押圧されるアンロック方向被押圧部と、前記付勢部材の付勢力により揺動する前記操作レバーに押圧されるロック方向被押圧部とを有する車両用のシートスライド装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020526433A (ja) * | 2018-05-25 | 2020-08-31 | マルトゥール・イタリー・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ | 乗り物の座席のための摺動デバイス |
WO2023210210A1 (ja) * | 2022-04-26 | 2023-11-02 | デルタ工業株式会社 | スライド装置 |
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JP2014076790A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-05-01 | Shiroki Corp | 車両用スライドレール装置 |
-
2015
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