JP6112841B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザビームプリンタや複写機等の電子写真方式の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、感光体の交換やトナーの供給等を容易にする為、感光体を備えるカートリッジや、トナーを収容するカートリッジを装置本体に対して着脱可能にしている。
特許文献1には、感光ドラムの軸方向両端部でカートリッジが突き当たることで、カートリッジの装置本体内での位置を決める位置決め部材を、装置本体のフレームに設けた構成が開示されている。
特開2009−128506
しかしながら、特許文献1だと、カートリッジの位置を決める専用の位置決め部材を設けているので、装置本体内に専用の位置決め部材を配置するためのスペースを確保する必要がある。このため、そのようなスペースを設けた分、装置が大型化する可能性がある。また、専用の位置決め部材分だけコストが増加したり、製造時に専用の位置決め部材を取り付ける工程が増えたりする可能性がある。
上記の課題に鑑みて、本発明は上記の課題の少なくともいずれか一つを解決することを目的とする。
本発明は、装置本体と、感光体を備える複数のカートリッジと、前記装置本体に着脱可能なベルトユニットであって、前記感光体と当接する無端状のベルトと、前記ベルトを張架する複数のローラと、前記複数のローラを軸支するための第1、第2のサイドフレームと、を備える前記ベルトユニットと、を有する画像形成装置において、前記第1のサイドフレームに対向し前記装置本体を構成する第1の本体側板と、前記第2のサイドフレームに対向し前記装置本体を構成する第2の本体側板と、前記第1の本体側板と前記第2の本体側板の間に位置し、前記装置本体を構成するステーであって、前記前記第1、第2のサイドフレームと係合し前記第1、第2のサイドフレームを下方側から支持し固定するステーと、を有し、
前記第1、第2のサイドフレームは、前記複数のカートリッジが突き当たる複数の位置決め部を備え、前記複数のカートリッジは、前記複数の位置決め部を介して前記ステーによって前記装置本体に対して位置決めされることを特徴とする。
本発明によれば、装置をより小型化可能とする、又は、装置のコストを抑えることができる、又は、製造工程を簡略化することができる。
カートリッジ交換時の画像形成装置の概略断面図。 ベルトユニット交換時の画像形成装置の概略断面図。 画像形成装置のカートリッジ及び中間転写ベルト付近を感光ドラムの軸方向から見た概略断面図。 画像形成装置のカートリッジ及び中間転写ベルト付近を感光ドラムの配列方向から見た図。 画像形成装置のカートリッジ及び中間転写ベルト付近を、感光ドラムの軸方向及び配列方向に直交する方向から見た図。 画像形成装置のカートリッジ及び中間転写ベルト付近を感光ドラムの軸方向から見た概略断面図。 従来のカートリッジの位置決め構成を示す図。 画像形成装置の概略断面図。
<第1実施形態>
本発明の実施形態について説明する。なお、以降の説明において、例えば感光ドラム1a、1b、1c、1dなど、同様の構成を装置が複数有する場合、簡単のため感光ドラム1のように代表して構成及びその動作を説明する。
〔装置全体構成〕
図8は、画像形成装置100の概略断面図である。画像形成装置100は、電子写真方式のタンデム型のレーザビームプリンタであり、中間転写体10を有し、4色カラー画像を紙やOHP等のシート状の記録材に形成可能である。
以下、画像形成装置100の構成を説明する。画像形成装置100は、各色ごとにドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という)1(1a〜1d)を備えている。感光ドラム1は、画像形成装置100によって回転自在に支持されており、駆動手段(不図示)によって矢印R1方向に回転駆動される。感光ドラム1の周囲には、その回転方向に沿って以下の部材が配置される。感光ドラム1を帯電する帯電ローラ2(2a〜2d)、感光ドラム1に画像情報に基づくレーザ光L(La〜Ld)を照射する露光ユニット30、現像ローラ6(6a〜6d)を備える現像ユニット4、感光ドラム1からトナー像が一次転写される中間転写ベルト(中間転写体)10、感光ドラム1表面のトナーを除去するクリーニングブレード3(3a〜3d)を備えるクリーナユニット5(5a〜5d)が配置される。各感光ドラム1及び各帯電ローラ2は各クリーナユニット5にそれぞれ軸支されている。そして、互い対応するクリーナユニット5と現像ユニット4が一体的に装置本体100から着脱可能なユニットであるカートリッジ7(7a〜7d)を構成している。各カートリッジ7はそれぞれ独立して装置本体100に着脱可能である。カートリッジ7a〜7dは互いに異なる色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナーを現像ユニット4内に収容している。このようにカートリッジ7は、感光ドラム1とそれに作用するプロセス手段としての帯電ローラ2、現像ローラ6、クリーニングブレード3とを一体的に備える。
感光ドラム1は、アルミニウムシリンダの外周面にOPC(有機光半導体)等の光導電層を設けて構成したものである。帯電ローラ2は、芯金とその周囲を囲繞する導電性の弾性部材によって構成されており、感光ドラム1の表面に接触配置されて従動回転するとともに、電源(不図示)によって帯電バイアスが印加される。露光ユニット30は、レーザ光La〜Ldを発光するレーザ光源(不図示)、レーザ光原から発せられたレーザ光を反射するポリゴンミラー31、ミラー32、及び、レーザ光が透過するレンズ(不図示)を備える。露光ユニット30は、画像情報に基づくレーザ光を帯電された感光ドラム1表面へ照射し、静電潜像を形成する。現像ユニット4は、感光ドラム1表面の静電潜像にトナーを付着させて静電潜像を現像すべく、感光ドラム1表面に当接する現像位置に現像ローラ6を配置する。そして感光ドラム1を現像して、感光ドラム1の表面にトナー画像を形成する。
中間転写ベルト10は、輪を作るよう無端状に形成されたベルトであり、互いに平行な3本の張架ローラとしての、駆動ローラ13、テンションローラ14、及び、補助ローラ15に架け渡されている。中間転写ベルト10を張架している。駆動ローラ13が駆動手段(不図示)により回転することにより、中間転写ベルト10はその表面が矢印R10方向に移動するよう駆動(走行)される。この時、テンションローラ14、及び、補助ローラは中間転写ベルト10に従動回転する。
また、中間転写ベルト10の輪の内側には、一次転写ローラ11(11a〜11d)が配置されており、中間転写ベルト10を感光ドラム1表面に押圧して、感光ドラム1と中間転写ベルト10との間に一次転写ニップ部N1(N1a〜N1d)を形成している。一次転写ローラ11には電源(不図示)によって一次転写バイアスが印加される。また、中間転写ベルト10の外周面の駆動ローラ13に対向する位置には、二次転写ローラ12が配置されており、中間転写ベルト10との間に二次転写ニップ部N2を形成している。二次転写ローラ12には、電源(不図示)によって二次転写バイアスが印加される。
更に、中間転写ベルト10の表面の移動方向に関して、二次転写ニップ部N2の下流側で、一次転写ニップ部N1aの上流側には、中間転写ベルト10の外周面に対向するローラ帯電器51を備えるベルトクリーナ50が設けられている。
給紙ユニット40は、二次転写ニップ部N2へ記録材Pを給送するものであり、複数枚の記録材Pを収納した給紙カセット41、供給ローラ42、レジストレーションローラ43等を備えている。
記録材Pの搬送方向(矢印K方向)に関して、二次転写ニップ部N2の下流側には、記録材Pを加熱、及び、加圧して記録材P上にトナーを定着させる定着器20が設けられている。
〔画像形成動作〕
次に、画像形成装置100の画像形成動作について説明する。感光ドラム1は矢印R1方向に回転駆動されながら以下の工程を経てその表面にトナー像が形成される。まず、帯電バイアスが印加された帯電ローラ2と当接して感光ドラム1の表面が帯電され所定の電位となる。その後、露光ユニット30によって画像情報に基づいたレーザ光Lを照射され、表面に静電潜像が形成される。感光ドラム表面の静電潜像は、現像ローラ6と対向する位置(当接する位置)でレーザ光を照射された部分にトナーが付着することにより、静電潜像が現像されたトナー像が現れる。各感光ドラム1に対してこのような動作を行うことにより、各感光ドラム上にそれぞれ異なる色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される。
そして、一次転写ローラ11に印加された一次転写バイアスの作用により一次転写ニップN1で感光ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト10上に転写される。また、各感光ドラム1上のトナー像は、中間転写ベルト10上に転写された際に互いに重なるようなタイミングで形成される。このため、中間転写ベルト10上には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像が重なった4色のトナー像が形成されことになる。なお、一次転写ニップN1を通過した後に感光ドラム1上に残ったトナーはクリーナユニット5のクリーニングブレード3によって掻き取られる。
中間転写ベルト10上のトナー像は、中間転写ベルト10の回転により二次転写ニップ部N2まで搬送される。中間転写ベルト10上のトナー像は、二次転写ローラ12に印加された二次転写バイアスの作用により、二次転写ニップ部N2でタイミングを合わせて二次転写ニップ部N2に搬送される記録材P上に転写される。
トナー像が転写された記録材Pは定着器20へ搬送され、ここで加熱、及び、加圧をされ、トナー像が記録材Pに定着(溶融固着)される。これにより記録材P上に4色のカラー画像が形成される。そして定着器20を通過した記録材Pは排出ローラ61によって装置本体100外に排出される。
二次転写ニップN2通過後の中間転写ベルト10の表面に残ったトナーは、ベルトクリーナ50のローラ帯電器51によって極性を反転させられ、一次転写ニップN1で感光ドラム1上に転写され、クリーナユニット5によって掻き取られる。
〔装置内の枠体構成〕
次に、装置内の枠体構成について図3〜6を用いて説明する。図3は、画像形成装置のカートリッジ及び中間転写ベルト10付近を感光ドラム1の軸方向から見た概略断面図である。図4は、画像形成装置のカートリッジ及び中間転写ベルト10付近を感光ドラム1の配列方向(B方向)から見た図である。図5は、画像形成装置のカートリッジ及び中間転写ベルト10付近を、感光ドラム1の軸方向(A方向)及び配列方向(B方向)に直交する方向(下側)から見た図である。
図4に示すように、装置本体100は、その枠体としての右側板(本体側板)83、左側板(本体側板)84、及び、右側板83と左側板84との間に固定されたステー85を備えている。右側板83と左側板84は、感光ドラム1の軸方向(A方向)に関して、装置本体100内にあるカートリッジ7a〜7d、及び、中間転写ベルト10を間に挟んで対向して配置されている。また、カートリッジ7a〜7dを支持して移動可能な移動部材としてのカートリッジトレイ82が右側板83、左側板84の間を感光ドラム1の配列方向(図3B方向)に移動可能に設けられている。後に詳しく説明するが、カートリッジ7a〜7dを交換する際は、カートリッジトレイ82がカートリッジ7a〜7dを支持して装置本体100の外側へ移動させる。
〔ベルトユニット〕
次に中間転写ベルト10を備えるベルトユニット90について説明する。ベルトユニット90は、感光ドラム1の軸方向(A方向)に関して中間転写ベルト10の両端に、ベルトユニット90のフレームとして設けられた一対の2つのベルトユニット側板(フレーム側板)91を備える。2つのベルトユニット側板91は、それぞれ駆動ローラ13、テンションローラ14、及び、補助ローラ15の不図示の軸受部材を支持する軸受部13a、14a、15aを備え、駆動ローラ13、テンションローラ14、及び、補助ローラ15を回転可能に軸支する。また、2つのベルトユニット側板91は、不図示の軸受を介して一次転写ローラ11a〜dを軸支する。なお、駆動ローラ13、テンションローラ14、及び、補助ローラ15の回転軸は感光ドラム1の軸方向(A方向)に平行である。
2つのベルトユニット側板91は、同金型を用いて成形された金属部材であり、同一形状である。
後に詳しく説明するが、ベルトユニット90は装置本体100に対して着脱可能であり、ベルトユニット90を装置本体100の後側からB方向へ挿入することにより、ベルトユニット90を装置本体100へ取り付けることができる。2つのベルトユニット側板91には凸部91aが設けられ、これをステー85に設けられた4つの位置決め穴85a(図5参照)に差し込んで位置決め穴85aの縁部にB方向で突き当てることにより、ベルトユニット90のB方向の位置が決まる。また、その他の方向についても不図示の位置決め部にベルトユニット90を突き当てることにより位置が決まる。そして、ベルトユニット側板91とステー85とをビス86で締結することにより、ベルトユニット90がステー85上に固定される。
ここで、画像形成動作を行う為に感光ドラム1a〜1dを回転させる際、一次転写ニップ部N1a〜N1dにおいて、中間転写ベルト10は、感光ドラム1a〜1dとの間の摩擦や吸着によってR10方向に力を受ける。しかしながら、ベルトユニット90をステー85に突き当てる方向が、R10方向と略平行なB方向であるため、このようなR10方向の力を受けてもベルトユニット90の位置を精度良く保つことができる。また、ベルトユニット90が感光ドラム1a〜1dから受けたR10方向の力は比較的強度のある位置決め穴85aの縁部からステー85へと伝わる。このため、ベルトユニット90が感光ドラム1a〜1dから受けたR10方向の力を、ベルトユニット90をステー85に固定するビス等を介してステー85に伝達する構成と比べ、ベルトユニット90をステー85に固定する力(この場合はビス86の締結力)を弱めることができる。
〔カートリッジの位置決め構成〕
次に、本実施形態の最も特徴的な構成である、カートリッジ7の位置決め構成について説明する。ベルトユニット側板91は、カートリッジ7a〜7dがそれぞれ下方向(配列方向(B方向)に交差する方向)で突き当たるV字溝形状の位置決め部91bを備える。カートリッジ7の枠体に設けられた感光ドラム1の軸受け部が、位置決め部91bに突き当たることにより、上下方向及び前後方向(カートリッジ7の配列方向)でカートリッジ7の位置が決まる。
本実施形態では、上述したように、ベルトユニット90でカートリッジ7の位置を決めている構成である。このため、感光ドラム1に現像ローラ6が当接する際の衝撃がベルトユニット90にも伝達される。次にこのことについて説明する。図6は画像形成装置のカートリッジ及び中間転写ベルト10付近を感光ドラム1の軸方向から見た概略断面図である。感光ドラム1上の潜像を現像する際、現像ローラ6は感光ドラム1に当接する現像位置にある。ここで、常に現像ローラ6が感光ドラム1に当接し続けることにより、感光ドラム1や現像ローラ6が傷ついたり変形したりしないよう、感光ドラム1上の潜像を現像する期間以外は、現像ローラ6を感光ドラム1から退避して離間した退避位置に保持している。現像ローラ6は回転支点4A(4Aa〜4Ad)を中心に回動することにより、現像位置と退避位置との間を移動可能となっている。そのため、感光ドラム1上の潜像を現像する際には、逆に現像ローラ6を退避位置から回転支点4Aを中心に回動させて現像位置へ移動させる。
この時、現像ローラ6が感光ドラム1に当接する際の衝撃力Fが、感光ドラム1からカートリッジ7の枠体を介してベルトユニット90のベルトユニット側板91に伝達される。しかしながら、現像ローラ6が感光ドラム1に当接する際の衝撃力Fの方向は、ベルトユニット90をステー85に突き当てる方向(B方向)と略平行で、この方向の成分を含んでいる。このため、このようなF方向の力を受けてもベルトユニット90の位置を精度良く保つことができる。また、同様に、ベルトユニット90がカートリッジ7a〜7dから受けたF方向の力は、比較的強度のある位置決め穴85aの縁部からステー85へと伝わる。このため、ベルトユニット90がカートリッジ7a〜7dから受けたF方向の力を、ベルトユニット90をステー85に固定するビス等を介してステー85に伝達する構成と比べ、ベルトユニット90をステー85に固定する力(この場合ビス86の締結力)を弱めることができる。
このように、本実施形態ではカートリッジ7をベルトユニット90のベルトユニット側板91に位置決めしつつ、ベルトユニット90がカートリッジ7から受ける力をステー85へ直接伝える構成となっている。このため、カートリッジ7を強固に位置決めすることができる。
〔カートリッジの着脱〕
次に、カートリッジ7交換について説明する。まず、カートリッジ7が装置本体100に装着された状態では図8に示すような位置にある。この時トレイはカートリッジ7を装置本体100内で位置決めするための位置決め位置にある。
図1は、カートリッジ7交換時の画像形成装置100の概略断面図である。画像形成装置100の前面には装置本体100内を開放する開閉部材としてのドア81が設けられており、ドア81を開けると、前ドア81に連動する不図示のトレイ昇降部材によりカートリッジトレイ82を本体上側へ移動させる。これにより、カートリッジ7a〜7dがカートリッジトレイ82に支持され本体上側へ移動し、ベルトユニット側板91の位置決め部91bから退避する。
そして、カートリッジトレイ82を装置本体100の前側(B方向)へ引き出して第2位置へと移動させる。このため、カートリッジ7a〜7dが装置本体100内から前方へ移動して装置本体100の外部へ引き出される。この時、カートリッジトレイ82は、カートリッジ7a〜7dをカートリッジトレイ82から略上方へ取り外すことができる第2位置にある。このようにして、カートリッジトレイ82を装置本体100内から引き出した状態(第2位置)でカートリッジ7a〜7dを装置本体100に対して取り外し、又は、取り付けることができる。
カートリッジ7a〜7dを装置本体100へ装着する際は、カートリッジトレイ82を装置本体100から引き出した状態で、カートリッジトレイ82にカートリッジ7a〜7dを載せ(装着し)、装置本体100内へカートリッジトレイ82を挿入する。そして、ドア81を閉じることにより、不図示のトレイ昇降部材がカートリッジトレイ82を本体下側へ移動させ、カートリッジ7a〜7dもそれぞれ本体下側へ移動し、それぞれベルトユニット側板91の位置決め部91bに突き当たって位置が決まる。これにより、カートリッジ7a〜7dの装置本体100へ装着が完了する。
〔ベルトユニットの着脱〕
次に、中間転写ベルト10備えたベルトユニット90の装置本体100からの取り外し、について説明する。図2はベルトユニット90交換時の画像形成装置100の概略断面図である。装置本体100の背面(後側)には、装置本体100に対して開閉可能な背面ドア70が設けられている。なお、背面ドア70は、二次転写ローラ12を保持している。ベルトユニット90は、背面ドア70を開いてできた開口から、装置本体100の後側(図2 左側)へ引き抜くことにより取り外せる。取り付けの際はその逆で、ベルトユニット90を装置本体100の後側から前側に向かってB方向に挿入すればよい。
但し、ベルトユニット90を装置本体100に対して着脱する際は、ベルトユニット90との干渉を避けるため、図2のように、前ドア81を開いて、カートリッジ7a〜7dが載ったカートリッジトレイ82を装置本体100の前側へ引き出しておくか、カートリッジ7a〜7dをカートリッジトレイ82上から全て取り外しておく必要がある。
〔従来構成との比較〕
次に、本実施形態と従来構成との比較を行う。図7は従来のカートリッジ7の位置決め構成を示す図であり、図4のように、従来構成の画像形成装置のカートリッジ7及び中間転写ベルト10付近を、感光ドラム1の配列方向から見た図である。装置本体は、その枠体として、右側板83、左側板84、及び、右側板83と左側板84との間に固定されたステー87を備えている。中間転写ベルト10を張架する駆動ローラ96と、テンションローラ97、補助ローラ98は、感光ドラム1の軸方向(A方向)に関して両端部をベルトユニット側板93に支持されており、ベルトユニット側板93は、右側板83と左側板84の間でステー87にビス86により固定されている。
また、従来構成では、カートリッジ7の感光ドラムの軸方向(A方向)両端部を支持し、位置決めするための位置決め板92を、感光ドラムの軸方向(A方向)に関して、右側板83と左側板84の間であってベルトユニット側板93よりも外側に配置している。この位置決め板92は、ビス86によりステー87に固定された、カートリッジ7の位置を決める為の専用の位置決め部材である。
このように従来構成では、感光ドラムの軸方向(A方向)に関して、ベルトユニット側板93よりも外側に、位置決め板92を設けるため、その分、右側板83と左側板84の間の間隔W1を広く取る必要がある。つまり、図4における本実施形態における右側板83と左側板84の間の間隔W2と比べると、W1>W2であり、本実施形態の方が、感光ドラムの軸方向(A方向)2つの本体側板間の間隔を小さくすることができ、装置を小型化することができる。
また、従来構成では、2枚の位置決め板92自体のコストや、それをステー87へ取り付けるための工程も必要となるが、先に示した本実施形態であれば、ベルトユニット90を取り付けるだけで良く、位置決め板92自体のコストが不要で、その製造時における取り付け工程も省略することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、カートリッジの位置決め部をベルトユニットに設けることで、専用の位置決め部材を設ける構成と比べ、感光ドラムの軸方向で装置を小型化しつつ、装置を低コスト化し、製造工程を簡略化することができる。
<他の実施形態>
第1実施形態では、中間転写ベルト10を用いた画像形成装置で説明したが、中間転写ベルト10に代えて静電搬送ベルト(ETB)としてもよい。この場合、ベルトユニット90は静電搬送ベルトと、静電搬送ベルトを張架した複数のローラと、その複数のローラを軸支するフレームとを有し、このフレームがカートリッジ7の装置本体内での位置を決める位置決め部を備えていればよい。また、ベルトユニット90のフレームがカートリッジ7の装置本体内での位置を決める位置決め部を備えてさえいれば、カートリッジ7は1つであってもよい。また、カートリッジ7の着脱は、カートリッジトレイ82を用いず、直接使用者や管理者が装置本体100内にアクセスすることにより行うものであってもよい。
また、第1実施形態では、カートリッジ7が感光ドラム1とそれに作用するプロセス手段を備えるものであったが、カートリッジ7が現像ユニット4のみを備え、カートリッジトレイ82に感光ドラム1を備えるような構成であってもよい。この場合は、ベルトユニット90のフレームに、感光ドラム1の装置本体内での位置を決める位置決め部、及び又は、カートリッジ7の装置本体内での位置を決める位置決め部を備えていればよい。
1 感光体
7 カートリッジ
10 中間転写ベルト
82 カートリッジトレイ
90 ベルトユニット
91 ベルトユニット側板
91b 位置決め部
100 画像形成装置(装置本体)

Claims (14)

  1. 装置本体と、
    感光体を備える複数のカートリッジと、
    前記装置本体に着脱可能なベルトユニットであって、前記感光体と当接する無端状のベルトと、前記ベルトを張架する複数のローラと、前記複数のローラを軸支するための第1、第2のサイドフレームと、を備える前記ベルトユニットと、
    を有する画像形成装置において、
    前記第1のサイドフレームに対向し前記装置本体を構成する第1の本体側板と、前記第2のサイドフレームに対向し前記装置本体を構成する第2の本体側板と、
    前記第1の本体側板と前記第2の本体側板の間に位置し、前記装置本体を構成するステーであって、前記前記第1、第2のサイドフレームと係合し前記第1、第2のサイドフレームを下方側から支持し固定するステーと、を有し、
    前記第1、第2のサイドフレームは、前記複数のカートリッジが突き当たる複数の位置決め部を備え、
    前記複数のカートリッジは、前記複数の位置決め部を介して前記ステーによって前記装置本体に対して位置決めされることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ステーは、前記第1の本体側板と前記第2の本体側板に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ステーは複数の位置決め穴を備え、前記第1、第2のサイドフレームは、それぞれが、前記位置決め穴に挿入可能な凸部を備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ベルトユニットは、前記複数の位置決め穴に前記第1、第2のサイドフレームが備える前記凸部を挿入した状態で、前記ステーに固定されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ベルトユニットは、ビスによって前記第1、第2のサイドフレームが前記ステーに締結されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記複数のカートリッジは、前記ベルトユニットの上方に配置されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記ベルトユニットは、前記装置本体に対して所定方向に着脱可能であることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記ベルトユニットは、前記所定方向に関して前記ステーに突き当てることで、前記所定方向に関する位置決めが行われることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記複数のカートリッジを支持しながら移動可能な移動部材を有し、前記移動部材は、前記複数のカートリッジが前記装置本体内にある第1位置と、前記装置本体外に引き出された第2位置との間を移動可能であり、前記移動部材は、少なくとも前記複数のカートリッジの配列方向への移動により、前記第1位置と前記第2位置との間を移動すること特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記カートリッジが前記位置決め部に突き当たる方向は、前記配列方向と交差する方向であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  11. 前記装置本体に対して開き、前記装置本体内を開放する開閉部材を有し、前記開閉部材を開くことにより前記移動部材を前記装置本体外に引き出すことが可能となることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記開閉部材を閉じることにより前記移動部材は前記カートリッジが前記位置決め部に突き当たる方向へ移動することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記複数のカートリッジの各々は、それぞれの前記感光体に突き当たる現像ローラを備え、前記現像ローラが対応する前記感光体に突き当たる方向は、前記ベルトユニットを前記装置本体内で位置決めする為に前記装置本体に突き当てる方向の成分を含むことを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記第1、第2のサイドフレームは同一形状の部材であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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