JP6112669B2 - 蝶番装置 - Google Patents
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Description
上記片持ちヒンジ機構として、図32及び図33に示すように、基台側部材Aと原稿読取装置Bの荷重が加わる支持部側部材Cとを軸Dを中心として回動自在に連結し、基台側部材AにカムE及びカム作用部Fを設けると共に、支持部側部材Cにスプリング受け部Gを設け、カムEとスプリング受け部Gの間に圧縮コイルスプリングHを介在したものがある。
・カムEとカム作用部Fとの摺動面に圧接・摺動による荷重が加わり、摺動面の潤滑不良などの耐久性上の問題があった。
・カムEとカム作用部Fとの摺動による異音が発生しやすかった。
・圧縮コイルスプリングHが「へたり」やすく、「へたり」が発生した時に付勢力増強調整を行なうことができないので、ヒンジ機構全体を交換しなければならなかった。
例えば、特許文献1には、下部ユニットケースと上部ユニットケースをヒンジ部を介して上下開閉回動可能に装着し、下部ユニットケース及び上部ユニットケースにヒンジ部側から開放端部側に延びる案内部材を設け、一方の案内部材を凸湾曲状に形成し、上下の案内部材に開閉連結体を移動可能に連結し、下部ユニットケースのヒンジ部近くにぜんまいばねを内蔵したケースを固定し、ぜんまいばねの基端をケースに固定すると共に、自由端に紐体を連結し、紐体を開閉連結体に連結し、ぜんまいばねに巻き締め方向の力を与えて開閉連結体にヒンジ部へ向かう付勢力を付与した開閉装置が記載されている。
しかし、この開閉装置は、紐体の軌道が安定していないため、開閉連結体の移動がスムーズに行なわれず、下部ユニットケースと上部ユニットケースの滑らかな回転が阻害される心配がある。
[第1実施形態]
以下においては、本発明の第1実施形態に係る蝶番装置について説明する。
図1に示すように、本実施形態の蝶番装置100は、第1の筐体1と、第1の筐体1に開閉可能に連結された第2の筐体2とを備えている。第2の筐体2は、第1の筐体1に設けられている第1の軸(シャフト6)を中心として回転可能とされている。
図2及び図3に示すように、第1の筐体1は、底部を形成する長方形状の固定板4と、固定板4の後端部両側縁に立設される互いに平行な一対の起立片5を有する。起立片5の後端縁上部には受け片12が後方へ向けて突設している。図3に示すように、左右一対の起立片5間には、上述した第1の軸(シャフト6)が架設され、起立片5には第1の軸(シャフト6)を中心とする円弧状の第1ガイド孔7が形成されている。
図1に示すように、第2の筐体2は、上板13の両側縁から下方へ向けて互いに平行な側壁14を設けて成る。側壁14の下端には、フランジ14aが直角に張り出している。そして、左右の側壁14の下端の前方部及び後方部はそれぞれ補強棒15で連結されている(図3参照)。
そして、第2のプーリ(ガイドプーリ11)の回転を利用して、より耐久性を向上させ、異音の発生もさらに防止することができる。
以下においては、本発明の第2実施形態に係る蝶番装置について説明する。ここでは、上述した第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
以下においては、本発明の第3実施形態に係る原稿載置装置について説明する。
図16(a)及び(b)に示すように、本実施形態の原稿載置装置300は、原稿台350と、その原稿台350に設けられた第1の軸(シャフト306)を中心として回転可能に固定されている原稿蓋体360とを備えている。
図17に示すように、左右一対の側壁314の後縁下端部にはそれぞれ連結片316が後方へ向けて突設され、左右の連結片316を上述した第1の軸(シャフト306)の両端部が貫通している。これにより、原稿台350(第1の筐体301)と原稿蓋体360(第2の筐体302)とが第1の軸(シャフト306)を中心として開閉可能に連結されている。
以下においては、本発明の第4実施形態に係る原稿載置装置について説明する。ここでは、上述した第3実施形態と異なる点を中心に説明する。
図25及び図26に示すように、本実施形態における原稿蓋体460は、平板状をなす蓋部材462と、その蓋部材462に一体で取り付けられている第3筐体403とから形成されている。
また、図31(a),(b)に示すように、原稿G1よりも厚みが薄い原稿G2を原稿台450上に載置した場合でも、中間体402が開放された状態で位置が固定されたまま、第3の筐体403が第3の軸(他のシャフト429)を中心として回動し、原稿蓋体460と原稿台450とが所定の間隔をおいて並行となった状態で、原稿G2を原稿蓋体460と原稿台450との間に挟むことが可能となる。
6,306,406・・・第1の軸
2,302・・・第2の筐体
22,322,422・・・第1のプーリ(巻き上げプーリ)
25,325,425・・・ロープ
100,200・・・蝶番装置
10,310・・・第2の軸(ガイドプーリ用軸)
11,311・・・第2のプーリ(ガイドプーリ)
29,429・・・第3の軸
3,403・・・第3の筐体
31,431・・・第3のプーリ(テンションプーリ)
11a,311a・・・第2のロープ係合溝
11b,311b・・・第2の鍔部
31a,431a・・・第3のロープ係合溝
31b,431b・・・第3の鍔部
23a,323a・・・第1のプーリの溝
20,320・・・ラチェットギア
21,321・・・ストッパレバー
350,450・・・原稿台
360,460・・・原稿蓋体
300,400・・・原稿載置装置
402・・・中間体
Claims (7)
- 第1の筐体と、
その第1の筐体に対して、前記第1の筐体の第1の軸を中心として回転可能な第2の筐体と、
前記第2の筐体に固定されたぜんまいバネと、
そのぜんまいバネの中心軸に回転可能に固定された第1のプーリと、
その第1のプーリに巻回されたロープと
を備えた蝶番装置において、
前記第1の筐体と前記第2の筐体との間の角度を前記第1の軸を中心として小さくしたときに、前記ロープが前記ぜんまいバネの付勢力に抗して前記第1のプーリを回転させることを特徴とする蝶番装置。 - 前記第1の筐体に、前記第1の軸とは異なる位置の第2の軸を中心として回転可能に固定された第2のプーリを備え、
前記ロープは、前記第1の筐体と前記第2の筐体との間の角度を前記第1の軸を中心として小さくしたときに、前記第2のプーリに係合することによって前記ぜんまいバネの付勢力に抗して前記第1のプーリを回転させることを特徴とする請求項1に記載の蝶番装置。 - 第1の筐体と、
その第1の筐体に対して、前記第1の筐体の第1の軸を中心として回転可能な第2の筐体と、
その第2の筐体に対して、前記第1の軸とは異なる位置の第3の軸を中心として回転能な第3の筐体と、
前記第2の筐体に固定されたぜんまいバネと、
そのぜんまいバネの中心軸に回転可能に固定された第1のプーリと、
その第1のプーリに巻回されたロープと、
前記第3の筐体に回転可能に固定され、前記ロープに係合する第3のプーリと
を備え、
前記第1の筐体と前記第2の筐体との間の角度を前記第1の軸を中心として小さくしたときに、前記ロープが前記ぜんまいバネの付勢力に抗して前記第1のプーリを回転させ、
前記第2の筐体と前記第3の筐体との間の角度を前記第3の軸を中心として小さくしたときに、前記第3のプーリが前記ぜんまいバネの付勢力に抗して前記ロープを引張ることを特徴とする蝶番載置。 - 前記第1の筐体に、前記第1の軸とは異なる位置の第2の軸を中心として回転可能に固定された第2のプーリを備え、
前記ロープは、前記第1の筐体と前記第2の筐体との間の角度を前記第1の軸を中心として小さくしたとき、及び前記第2の筐体と前記第3の筐体との間の角度を前記第3の軸を中心として小さくしたときに、前記第2のプーリに係合することによって前記ぜんまいバネの付勢力に抗して前記第1のプーリを回転させることを特徴とする請求項3に記載の蝶番装置。 - 前記第2のプーリは、前記ロープと係合する第2のロープ係合溝と、その第2のロープ係合溝の両側に形成された第2の鍔部とを有し、
前記第3のプーリは、前記ロープと係合する第3のロープ係合溝と、その第3のロープ係合溝の両側に形成された第3の鍔部とを有し、
前記第2のロープ係合溝及び前記第3の鍔部又は前記第2の鍔部及び前記第3のロープ係合溝は、同一平面内で回転することを特徴とする請求項4に記載の蝶番装置。 - 前記第1のプーリには、前記ロープに係合する螺旋状の溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の蝶番装置。
- 前記ぜんまいバネの前記中心軸において、前記第1のプーリの反対側に固定されたラチェットギアと、
そのラチェットギアの回転を規制するストッパーレバーと
を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の蝶番装置。
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