JP6109544B2 - スライド式開閉テントの天部格納案内機構 - Google Patents

スライド式開閉テントの天部格納案内機構 Download PDF

Info

Publication number
JP6109544B2
JP6109544B2 JP2012256904A JP2012256904A JP6109544B2 JP 6109544 B2 JP6109544 B2 JP 6109544B2 JP 2012256904 A JP2012256904 A JP 2012256904A JP 2012256904 A JP2012256904 A JP 2012256904A JP 6109544 B2 JP6109544 B2 JP 6109544B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
tent
auxiliary support
movable
movable frames
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012256904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014104775A (ja
Inventor
任昭 岩崎
任昭 岩崎
Original Assignee
任昭 岩崎
任昭 岩崎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 任昭 岩崎, 任昭 岩崎 filed Critical 任昭 岩崎
Priority to JP2012256904A priority Critical patent/JP6109544B2/ja
Publication of JP2014104775A publication Critical patent/JP2014104775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6109544B2 publication Critical patent/JP6109544B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

本発明は蛇腹状に伸縮し得るスライド式開閉テントに関するものであって、特にテントを収縮した状態においてテント天部の垂れ下がり状態を均整にし、コンパクトな格納ができるようなスライド式開閉テントの天部格納案内機構に係るものである。
この種のスライド式開閉テントは地上における倉庫等の建造物として用いられたり、更にはトラックやトレーラ等の車両や、一時的に特殊走行台車等によって移動自在としたパレット台車の荷台の覆いとして用いられたりしている。このようなスライド式開閉テントは、図8(1)(a)に示すように駆動フレームを含む複数本の例えば門形を成す可動フレーム21′が互いにパンタグラフ状のリンク等から成る中継部材24′を介して接離自在に連係するとともに、この可動フレーム21′にテント本体4を支持させ、前記可動フレーム21′を相互に拡開させた状態で前記テント本体4によって一定の荷物の収納スペースを形成するようにしている。このようなスライド式開閉テントにおいて、このものによって構成される収納スペースを開放する必要があるときには、図8(1)(b)に示すようにテント本体4を収縮させ畳むようにするのであるが、このとき当然ながらテント本体4における天部40は可動フレーム21′の間に垂れ下がるように畳み込まれる。このため例えば収納スペースの利用如何ではテント本体4の天部40の垂れ下がりが収容物に触れたり、その結果テント本体4の破損や、それに起因するテント本体4の格納不能状態が生ずるなど不都合を来す場合もあった。
このような不都合を解消すべく、本発明者は特開平7−62932号「スライド式開閉テントの天部支持機構」を提案し、テントの収縮時にもテント本体における天部の垂れ下がりを少なく抑えることのできるスライド式テントの天部支持機構を提案している(特許文献1)。このものにあっては、テント本体4は、柔軟性やいわゆる良好な折り癖を有している場合には、図8(2)(b)に示すように、テント本体4は、2本の可動フレーム21′の間で、中高状態、即ち断面視W字状の好ましい格納状態が得られ、従来の手法の欠点を解消し得る。
しかしながら、実際には補助支承フレーム27′の支承部27′aとテント本体4との間は、互いに固定されていないことから、所望の格納状態が得られず、結果的にテント本体の垂れ下がりが大きくなったり、格納時のコンパクトさが得られない状態となる場合もあった。
特開平7−62932号公報
本発明は、このような背景を考慮してなされたものであって、テント本体の格納時の折り畳み状態を正確に案内し、テント本体の垂れ下がり寸法を少なくし、且つコンパクトな格納を可能にした新規なスライド式開閉テントの天部格納案内機構の開発を試みたものである。
請求項1記載のスライド式開閉テントの天部格納案内機構は、複数本の門型の可動フレームが互いにその側柱部において中継部材を介して接離自在に連係するとともに、この可動フレームにテント本体を支持させ、前記可動フレームを相互に拡開させた状態で前記テント本体によって一定の収納スペースを覆って閉鎖すると共に可動フレームを相互に接近させた状態でテント本体の格納状態を得るようにしたスライド式開閉テントにおいて、前記可動フレームの間には前記テント本体における天部を支持する門型の補助支承フレームが設けられ、この補助支承フレームは、互いに隣り合う可動フレームの側柱部上方において、両可動フレームの中間に位置するように支承案内リンクロッドにより支持され、且つこの補助支承フレームにおける補助支承ビームは、その上方においてテント本体を保持状態としていると共に格納状態において可動フレームにおける支承ビームの最接近を妨げないようにその下方に位置するように設けられる構成であり、前記支承案内リンクロッドは、上部ピボットを可動フレーム及び補助支承フレームに対し、固定位置で回動させると共に、下部ピボットは、少なくとも可動フレームと補助支承フレームのいずれか一方又は双方に対し、上下スライド回動自在に接続されることにより、補助支承ビームが可動フレームにおける支承ビームの最接近を妨げない下方位置に案内されることを特徴として成るものである。
請求項記載のスライド式開閉テントの天部格納案内機構は、前記請求項記載の要件に加え、前記支承案内リンクロッドについては、X状の交差リンクであり、それぞれ補助支承フレームの両隣の可動フレームの間に対称的に配置されることを特徴として成るものである。
請求項記載の発明によれば、補助支承フレームがまずテント本体と接続されていることから、テント本体が折り畳まれてゆくに従い、補助支承フレームの両側に均整が取れた状態で折り畳まれるようになり、可動フレームの格納寸法を大きくしたりすることがない。加えて、可動フレームの最接近を妨げないように支承フレームが可動フレームの下方に位置するから、更にコンパクトな格納状態が実現する。
また請求項記載の発明によれば、前記効果と共に補助支承フレームは常にその上面高さを一定にするものであり、安定した作動が期待できると共に、可動フレームを連結させる中継部材と干渉しない部位にコンパクトに機構配置ができる。
本発明を適用したスライド式開閉テントの一例を示す斜視図である。 同上スライド式開閉テントを展開した状態を示す側面図である。 同上スライド式開閉テントを収縮させて開放した状態を示す側面図である。 同上スライド式開閉テントの正面図である。 本発明を示す一部拡大側面図である。 同上機構の格納状態へ変化する過程を示す側面図である。 本発明の他の実施例を示す側面図である。 従来機構を示す側面図である。
本発明を実施するための形態は、以下述べる実施例をその一つとするものであると共に、この技術思想に基づく種々の改良した実施例も含むものである。
以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する。本発明が適用されるスライド式開閉テントTは、ベースフレーム1に対しテントフレーム2を駆動機構3によって開閉自在に設け、このテントフレーム2に対しテント本体4を覆い被せるようにして構成されている。
まずベースフレーム1は、図1に示す実施例にあってはパレット台車10の荷台11とほぼ一体化したものであって、パレット台車10自体は、例えば製鉄プラントの近くの港湾荷役施設近くにほぼ定置され、その内部にスチールコイル等の金属素材製品を一例とした被収納物Aを保管する。因みにこの実施例におけるスライド式開閉テントTが適用されるパレット台車10は、図1から図4に示すように前後に操縦キャビンを具え、横走行もできるような大型特殊トラック状の走行台車Vをあたかも潜り込ませるように組み合わせ、この走行台車V により、パレット台車10が幾分か浮揚するように支持され、生産工場と搬出港湾近くの定置場所との間を移動するような使い方がされる。
もちろん本発明の適用されるスライド式開閉テントTは、このような特殊な用途のほか、一般の公道走行を行うトラック、トレーラの荷台用幌装置として利用したり、テント倉庫として利用したりすることが可能である。
更に前記ベースフレーム1の長手方向両側部にはレール12が並設されるものであって、このレール12は前記テントフレーム2を支持する。このテントフレーム2は荷台11の一方の端部に端部フレーム20を設けるとともに、このものより前方寄りに多数の可動フレーム21を設ける。なお説明の便宜上、端部フレーム20が設けられている側を後側又は後方とし、反対側を前側又は前方とする。これら可動フレーム21は、正面視で門型であり、上方部位はテント本体4を支承する支承ビーム21aとすると共に、その両側部下方を側柱部21bとする。更に側柱部21bは、その下端に前記レール12上を転動する車輪22を具える。
これら多数の可動フレーム21の更に前方には、可動フレーム21の拡開収縮を行わせ、テント本体4の展開状態、格納状態を現出させる駆動フレーム23を具える。なおこの駆動フレーム23の駆動機構は、原理的にはトロリーチェーンの移動によりなされるものを一要素とするが、これら駆動機構等については、前記先行技術特開平7−62932号や更に他の公知乃至は既存の機構が存在するものであり、その具体的構成についての説明は省略する。
そして前記各可動フレーム21の間に一例としてX形のパンタグラフ状の中継リンクロッド24を設けるものであり、このものは固定ピボット25を前記可動フレーム21における側柱部21b下方に位置させるとともに、上方をスライドピボット26として上下方向のずれが許容されるような構成をとる。なお符号24aは中継リンクロッド24の交点ピボットである。またこの中継リンクロッド24は、可動フレーム21相互の間だけではなく、これと端部フレーム20、及び駆動フレーム23との間にも設けられている。
更にこの可動フレーム21に対し本発明に係るスライド式開閉テントTの天部支持機構の一例である補助支承フレーム27を支持させる。この補助支承フレーム27は、上方形状を前記可動フレーム21とほぼ同様の形状とするものであり、一例として金属パイプにより構成される。更に詳しくは、テント本体4を支承案内する補助支承ビーム27aと、その両端から下方に延長される補助支承支柱27bとにより構成される。この補助支承フレーム27が設けられる位置は、互いに隣り合う可動フレーム21の側柱部21bの上方であり、且つ両可動フレーム21の中間である。これら補助支承フレーム27は、支承案内リンクロッド28を介して可動フレーム21の上方に支持されるものであり、補助支承フレーム27は、その補助支承支柱27bの下端をレール12に至らせておらず、いわば浮き上がり状に支持されている。
更に具体的には、前記支承案内リンクロッド28は、側面視X字形状のパンタグラフタイプのものであって、各ロッド要素は、その交点を交差ピボット28aとすると共に上方に位置する各上部ピボット28bについては、その一方を可動フレーム21に、他方を補助支承フレーム27に、それぞれ回動位置を固定した状態で接続されている。更に支承案内リンクロッド28の下部ピボット28cは、その一方を可動フレーム21に、他方を補助支承フレーム27とに、それぞれ上下スライド並びに回動自在に接続されている。詳細な図示は省略するが例えば可動フレーム21側における形成されたスライド案内枠に下部ピボット28cを留めたスライド駒が案内され、一方補助支承フレーム27にあっては、一例として補助支承支柱27bに外嵌されるスリーブ状のスライド枠が下部ピボット28cを支持した状態で昇降できるように構成されている。
そして、補助支承フレーム27の補助支承ビーム27aは、図6に拡大して示すようにその高さ位置を、可動フレーム21における補助支承ビーム27a相互の最接近を妨げることがないように、下方にやや下がってずれた位置とする。また補助支承フレーム27における補助支承ビーム27aは、その上方におけるテント本体4を保持した状態とする。具体的には、テント本体4の内側に後述する結束ストラップ42を設けることにより、補助支承ビーム27aにこれを結び付けて相互の保持状態を得る。
次にこのようなテントフレーム2に支持されるテント本体4について述べる。このものは上方を覆う天部40と、そこから下方に垂れ下がるように設けられた側部41とを具え、その内側に適宜の結束ストラップ42を具える。この結束ストラップ42によって前記テントフレーム2を構成する端部フレーム20、可動フレーム21、補助支承フレーム27における補助支承ビーム27a等に固定される。
もちろん結束ストラップ42は、単なる組紐状のもの、バックルを用いたバンドタイプのもの、面ファスナーによる固定を行うもの等、どのような形態であってもよい。
本発明は、以上述べたような構成を有するものであり、以下本発明の作動態様を説明しながら、テント本体4の格納案内作用を説明する。
<1.閉鎖状態(始発状態)>
まず図1に示すテントの閉鎖状態を始発状態とする。この始発状態では駆動フレーム23が、端部フレーム20から最も前方の隔たった位置に移動しており、これに伴い可動フレームの相互の間隔も最も拡開した状態となっている。
これによりテント本体4も充分に拡開案内された状態であり、その内部に収納スペースを設け、例えば被収納物Aを収容している。このとき、前記補助支承フレーム27は、前記支承案内リンクロッド28がその交差ピボット28aを中心にして側面寸法を最も大きく開いた状態となっている。このとき、補助支承フレーム27には、支承案内リンクロッド28の一方の上部ピボット28bが固定されると共に、他の上部ピボット28bは可動フレーム21においても固定位置で回動自在とされていることから、後述する可動フレーム21の移動(伸縮、収縮動作)があっても高さ寸法は変わらず、補助支承フレーム27の上端位置は常に一定の状態となっている。この実施例では、幾分か可動フレーム21の高さより低くなるような設定を採る。従って、テント本体4の天部40を見ると、側面視で幾分か凹凸が繰り返されるような形態を採っている。
<2.収縮途中の状態>
前述した閉鎖状態からテント本体4を開放する状態を説明する。適宜の駆動機構3により駆動フレーム23が端部フレーム20に向かって後方に走行を開始すると、この走行の開始により各可動フレーム21と補助支承フレーム27との間が接近してゆく。具体的には、中継リンクロッド24と、支承案内リンクロッド28が側面視で幅狭状に折り畳まれながら格納されていく。このとき支承案内リンクロッド28は、その上部ピボット28bの位置は変わらずに、下部ピボット28cが回動しながら下方にずれるような移動を行い、その折り畳みを許容している。もちろん交差ピボット28aも幾分か下方に下がって行く。因みに中継リンクロッド24については、上方のスライドピボット26が上方に移動してゆく。
このとき、補助支承フレーム27の補助支承ビーム27aは、そのテント本体4の天部40と結束ストラップ42により適宜固定されているから、隣り合う二基の可動フレーム21で視ると、それらの間に張られたテント本体4の天部40の伸縮方向の中心位置は、常に保持された状態となっている。このような状態であるから、可動フレーム21の相互の接近に従い、テント本体4の天部40は、図6に示すように正確に補助支承ビーム27aと可動フレーム21の支承ビーム21aとの間に、均等に折り畳まれるように垂れ下がってゆく。
<3.テント完全開放(格納)状態>
このような可動フレーム21の動きが進行すると、最終的に駆動フレーム23が端部フレーム20が最接近した状態、すなわち多くの場合、可動フレーム21の下端に設けられた車輪22がほぼ接する限界まで最接近した状態となる。このとき補助支承フレーム27の補助支承ビーム27aは、端部フレーム20の支承ビーム21aより、幾分か下がった位置に格納されており、可動フレーム21の最接近状態を妨げることがない状態を出現させている。即ち図1、図3、図6等にこの部分の拡大図に示すとおり、まず可動フレーム21同士の最接近状態における間隙G1は、補助支承ビーム27aの直径Dの寸法よりも充分狭くなっている。また支承ビーム21aと補助支承ビーム27aとの最接近間隙G2は、テント本体4の2枚重ねの厚みを通すことができる寸法設定となっている。
なお実線で示す状態では補助支承ビーム27aの上端高さレベルL2は、可動フレーム21の支承ビーム21aの上端高さレベルL1より高くなっており、あたかも隣り合う支承ビーム21aの下方に形成されたスペースに補助支承ビーム27aが半ば潜り込んだ状態となっており、これを補助支承ビーム27aが、支承ビーム21aより幾分下がった状態あるいはやや下がった状態と表現している。しかしながら、設計如何では仮想線で示すように補助支承ビーム27aの上端高さL3を支承ビーム21aの上端高さレベルL1より下方となるような形態とすることももとより差し支えない。
この状態では、テント本体4の天部40は、図6(b)に示すように均整に、且つ可動フレーム21の最接近状態を妨げることがない状態で折り畳まれている。結果的に格納状態で長さ方向寸法が約80%少なくすることができた。
なおこのような状態で、例えば適宜の荷役装置により被収納物Aの荷役が行われる。パレット台車10に積貨する場合には、外部から被収納物Aを搭載し、また出荷等によりパレット台車10に積貨した被収納物Aを取り出す場合には、適宜の荷役装置クレーン等で取り出しがなされる。
〔他の実施の形態〕
≪支承案内リンクロッドの変形例≫
本発明は以上述べた実施の形態を一つの基本的な技術思想とするものであり、可動フレーム21によって支持されるテント本体4の特に天部40の折り畳み状態を均整にするものである。そのために主要な果たす部材である補助支承フレーム27と支承案内リンクロッド28については、更に次のような改変が考えられる。
即ち既に述べた実施例では、二基の可動フレーム21の間に設けられる補助支承フレーム27の両側部においてそれぞれX字状の交差した支承案内リンクロッド28を設けていたが、これに代えて図7に示すようにそれぞれ上下に分断されたような支承案内リンクロッド28が適用し得る。
即ち上部リンク281は側面視でV字状を成し、その上部ピボット28bについては、可動フレーム21との接続部位を上方に採り、補助支承フレーム27との回動位置を下方に採ったものである。これら三点のピボットは、それぞれ上部ピボット28bとして定義する。一方下部リンク282は、逆V字状の山型に形成されており、補助支承フレーム27における補助支承支柱27bをスライドタイプとし、下部ピボット28cを可動フレーム21に対して位置を固定したピボットとして構成したものである。このような構成によっても、図7(1)に示すように拡開状態、収縮状態とにおいて既に述べた実施例と同様の作用がなしうる。この実施例の場合には、可動フレーム21の接近・離反に伴い、補助支承フレーム27は幾分か上下に移動するものであるが、少なくとも可動フレーム21が最接近した場合には、補助支承フレーム27の補助支承ビーム27aは、下方に幾分か下がり、可動フレーム21の最接近状態の妨げにならないように位置している。なおこの図7(1)に示す実施例における下部リンク282は、必ずしも逆V字状とせずに図7(2)に示すようにV字状とし、上部リンク281と並行に近いような形態であってももとより差し支えない。なおこの上部リンク281と下部リンク282とを完全に平行に配置した場合、下部リンク282においてもスライドピボットを必要とせず、固定的なピボットでも差し支えない。
≪テント開放形態の変形例≫
なお以上述べた実施例では、スライド式開閉テントTにおいて、一方の端部に端部フレーム20を固定的に配し、他端側に駆動フレーム23を移動可能に設けたものであるが、本発明のスライド式開閉テントTの開閉状態はこのようなタイプに限られない。即ち図示を省略するが、荷台の両端部に端部フレームを固定的に配し、その中間から外側に向かってテント本体が分割されて駆動フレームが両端に向かって開放されるようにしてもよい。なおこの分割装置は、荷台の長手方向中心であってもよいし、いずれかに寄って前後不均等にスライド式開閉テントが開放されるようにしてもよい。
また駆動フレームを荷台の両端に配して、荷台上をテントがアコーディオン状に自在に開閉できるようにしてもよい。この場合には駆動フレームの端面にシャッタやシート等の閉鎖手段を具えるようにする。
T スライド式開閉テント
A 被収納物
V 走行台車
G1 間隙(稼動フレーム同士の間)
G2 間隙(支承ビームと補助支承ビームとの間)

L1 (支承ビームの)上端高さレベル
L2 (補助支承ビームの)上端高さレベル
L3 (補助支承ビームの)上端高さレベル

1 ベースフレーム
2 テントフレーム
3 駆動機構
4 テント本体

10 パレット台車
11 荷台
12 レール

20 端部フレーム
21 可動フレーム
21a 支承ビーム
21b 側柱部
22 車輪
23 駆動フレーム
24 中継リンクロッド
24a 交点ピボット

25 固定ピボット
26 スライドピボット
27 補助支承フレーム
27a 補助支承ビーム
27b 補助支承支柱

28 支承案内リンクロッド
28a 交差ピボット
28b 上部ピボット
28c 下部ピボット
281 上部リンク
282 下部リンク

40 天部
41 側部
42 結束ストラップ

Claims (2)

  1. 複数本の門型の可動フレームが互いにその側柱部において中継部材を介して接離自在に連係するとともに、この可動フレームにテント本体を支持させ、前記可動フレームを相互に拡開させた状態で前記テント本体によって一定の収納スペースを覆って閉鎖すると共に可動フレームを相互に接近させた状態でテント本体の格納状態を得るようにしたスライド式開閉テントにおいて、前記可動フレームの間には前記テント本体における天部を支持する門型の補助支承フレームが設けられ、この補助支承フレームは、互いに隣り合う可動フレームの側柱部上方において、両可動フレームの中間に位置するように支承案内リンクロッドにより支持され、且つこの補助支承フレームにおける補助支承ビームは、その上方においてテント本体を保持状態としていると共に格納状態において可動フレームにおける支承ビームの最接近を妨げないようにその下方に位置するように設けられる構成であり、前記支承案内リンクロッドは、上部ピボットを可動フレーム及び補助支承フレームに対し、固定位置で回動させると共に、下部ピボットは、少なくとも可動フレームと補助支承フレームのいずれか一方又は双方に対し、上下スライド回動自在に接続されることにより、補助支承ビームが可動フレームにおける支承ビームの最接近を妨げない下方位置に案内されることを特徴とするスライド式開閉テントの天部格納案内機構。
  2. 前記支承案内リンクロッドは、X状の交差リンクであり、それぞれ補助支承フレームの両隣の可動フレームの間に対称的に配置されることを特徴とする請求項1記載のスライド式開閉テントの天部格納案内機構。
JP2012256904A 2012-11-22 2012-11-22 スライド式開閉テントの天部格納案内機構 Active JP6109544B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012256904A JP6109544B2 (ja) 2012-11-22 2012-11-22 スライド式開閉テントの天部格納案内機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012256904A JP6109544B2 (ja) 2012-11-22 2012-11-22 スライド式開閉テントの天部格納案内機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014104775A JP2014104775A (ja) 2014-06-09
JP6109544B2 true JP6109544B2 (ja) 2017-04-05

Family

ID=51026640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012256904A Active JP6109544B2 (ja) 2012-11-22 2012-11-22 スライド式開閉テントの天部格納案内機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6109544B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6368821B1 (ja) * 2017-05-10 2018-08-01 株式会社ジャバラ 誘導通路

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51109102U (ja) * 1975-02-24 1976-09-01
JPS5238911U (ja) * 1975-09-12 1977-03-18
JPS52152640A (en) * 1976-06-14 1977-12-19 Yashima Giken Kk Foldable garage
JPH08238939A (ja) * 1995-03-03 1996-09-17 Shinko Electric Co Ltd 分離型保護カバー装置
JP3940976B2 (ja) * 1997-06-05 2007-07-04 任昭 岩崎 収納テントにおける密閉機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014104775A (ja) 2014-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI388478B (zh) Overhead handling system
CN107667049A (zh) 可提升的承载设备
JP2018537603A (ja) 荷物運搬用プラットフォーム
KR101299671B1 (ko) 화물적재함 덮개장치
JP6109544B2 (ja) スライド式開閉テントの天部格納案内機構
JP5869962B2 (ja) 荷受台および荷受台昇降装置
JP6526482B2 (ja) テールゲートリフタ
JP6321606B2 (ja) 荷台用幌張枠装置
JP5856251B2 (ja) テールゲートリフタ装置
JP2013103712A (ja) 線材コイル等積載用可動ラック装置、及びトラック又はトレーラー
JP6349289B2 (ja) 幌付荷台のガイドレール取付構造
JP5318999B1 (ja) 荷台の幌装置
JP6335034B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP3179299U (ja) ガス容器の移動式貯留施設
KR200476662Y1 (ko) 트럭 적재함용 이동식 펜스 장치
JP2003312270A (ja) 貨物自動車用荷箱
KR101155086B1 (ko) 카 캐리어 차량의 리어 게이트 접철구조
JP2000225847A (ja) 荷 室
JP2003252107A (ja) 格納式荷受台昇降装置における荷受台のスライド同調機構
JPS6235950B2 (ja)
JP5975499B1 (ja) 運搬用車両の箱形荷台および箱形荷台を備えた運搬用車両
JPH09150664A (ja) 荷受台昇降装置の荷受台昇降機構
CZ293811B6 (cs) Plachtová střecha pro železniční vozy nebo jiná dopravní nebo skladovací zařízení
JP4861071B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP2012154070A (ja) 駐車装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6109544

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250