JPH09150664A - 荷受台昇降装置の荷受台昇降機構 - Google Patents
荷受台昇降装置の荷受台昇降機構Info
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- JPH09150664A JPH09150664A JP31230395A JP31230395A JPH09150664A JP H09150664 A JPH09150664 A JP H09150664A JP 31230395 A JP31230395 A JP 31230395A JP 31230395 A JP31230395 A JP 31230395A JP H09150664 A JPH09150664 A JP H09150664A
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Abstract
保持でき、安全が確保できるとともに、部材の損傷を招
くことがなく、また、積卸しを円滑に行うことができる
荷受台昇降装置の荷受台昇降機構を提供する。 【解決手段】車輌の荷台後端の左右にポストが立設さ
れ、該ポスト内にスライダ2が摺動自在に設けられると
ともに、該スライダ2の下端に荷受台が連設され、一端
が前記ポストに他端が前記スライダ2に連結された油圧
シリンダにより荷受台がスライダ2を介して昇降自在に
構成された荷受台昇降装置において、前記一方のスライ
ダ2もしくは油圧シリンダの伸縮部にワイヤ5の一端が
連結され、該ワイヤ5が一方のポスト内を上方に導かれ
該一方のポストの上部から他方のポストの上部に導かれ
た後、他方のポストを垂下してポストの下部で上方に折
り返された後に該他方のポストのスライダ2に連結され
ている。
Description
荷受台昇降機構に関するものである。
立設され、該ポスト内にスライダが摺動自在に設けられ
るとともに、該スライダの下端に荷受台が連設され、一
端が前記ポストに他端が前記スライダに連結された左右
の油圧シリンダにより荷受台がスライダを介して昇降自
在に構成された荷受台昇降装置が提供されている。
装置は、左右の油圧シリンダを油圧機構によってその伸
縮動作を同調させ、これにより荷受台を水平に保持しな
がら円滑に昇降するように構成していた。
来のものでは、左右の油圧シリンダのうち一方の油圧シ
リンダの伸縮動作が障害物等によって阻害された場合、
他方の油圧シリンダは引き続き伸縮動作を行うため、左
右間で荷受台が傾斜する状態が生じ、作業に危険をきた
すとともに、この状態で無理に伸縮動作を続けようとす
ると、油圧シリンダなどの油圧系統の故障や、スライ
ダ、ポスト、荷受台など各部材の損傷を招くという問題
があった。
荷受台昇降装置の荷受台昇降機構は、車輌の荷台後端の
左右にポストが立設され、該ポスト内にスライダが摺動
自在に設けられるとともに、該スライダの下端に荷受台
が連設され、一端が前記ポストに他端が前記スライダに
連結された油圧シリンダにより荷受台がスライダを介し
て昇降自在に構成された荷受台昇降装置において、前記
一方のスライダもしくは油圧シリンダの伸縮部にワイヤ
の一端が連結され、該ワイヤが一方のポスト内を上方に
導かれ該一方のポストの上部から他方のポストの上部に
導かれた後、他方のポストを垂下してポストの下部で上
方に折り返された後に該他方のポストのスライダに連結
されたものである。
荷受台昇降機構は、前記ワイヤが2本用いられ、一方の
ワイヤが一方のスライダから他方のスライダに配設され
るとともに、他方のワイヤが他方のスライダから一方の
スライダに配設されている。
荷受台昇降機構は、前記左右のポストの下部にはクロス
メンバーが架設され、前記2本のワイヤが該クロスメン
バーの両端部に配設されたシーブを経て、且つクロスメ
ンバー内を通して左右のスライダ間に配設されている。
荷受台昇降機構は、前記ワイヤが前記スライダの前側で
且つ前記油圧シリンダと平行に配設されている。
を参照して説明する。
している。
の後端の左右に立設されたポストで、該ポスト1は、図
1に示すように車輌に対して前側になる前側室11と後
側になる後側室12とに前後に仕切られている。
イダ2がそれぞれ上下に摺動自在に挿入配置されてい
る。
が上下に配設されており、後側室12内においてスライ
ダ2が円滑に摺動するように構成されている。
ット31がそれぞれ設けられており、これら左右のブラ
ケット31に荷受台3の左右両側が支持されている。
より水平状態に保持されるとともに、水平状態を保持し
たまま前後方向に摺動自在に構成されており、荷箱Aの
後部底面下方に格納自在に構成されている。
油圧シリンダ4の伸縮ロッド41がブラケット43を介
してそれぞれ連結されている。
11内にそのシリンダ本体42を上方にして上下に配置
され、該シリンダ本体42の上端部が前側室11に連設
されている。
り、該伸縮ロッド41が連結されたスライダ2がポスト
1内を上下方向に摺動することで、このスライダ2に支
持された荷受台3が地上位置と荷箱Aの底面と略同一平
面となる上昇位置との間で昇降する。
は、左右の油圧シリンダ4、4を同調させるための同調
ワイヤ5が配設されている。
が前記一方のスライダ2のブラケット43に連結され、
当該一方のポスト1の前側室11内を上方に導かれ各シ
ーブ51、51を介して一方のポスト1の上部から他方
のポスト1の上部に導かれた後、他方のポスト1を垂下
して該ポスト1の下部でシーブ52を介して上方に折り
返された後、該他方のポスト1のスライダ2に連結され
ている。
ダ2へも上述と同様にして同調ワイヤ5が配設されてい
る。
1、1間で左右を逆にして2本配設されている。
ように、前記スライダ2の前側で且つ前記油圧シリンダ
4と平行な状態で、前記ポスト1の前側室11内を上下
に配設されている。
荷箱Aの底面下方に格納した荷受台3を後方に引き出
し、この後方に引き出した状態で左右の油圧シリンダ
4、4を適宜な油圧系統により同調させながら伸縮作動
させることで、荷受台を地上と荷箱Aの底面との間で昇
降させ、荷箱Aへの荷物の積卸しを行う。
圧シリンダ4に故障が生じ作動しなくなった場合や、一
方の油圧シリンダ側で荷物等が噛み込んで荷受台3の一
方側が上昇できなくなった場合、荷受台3の一方側のス
ライダ2が作動しなくなれば、同調ワイヤ5により他方
側のスライダ2も上下移動できないため、荷受台3の他
方側だけが上下に移動することがない。これにより荷受
台3を常時水平保持でき、安全が確保できるとともに、
部材の損傷を招くこともない。
スライダ2の前側に油圧シリンダ4と平行に配設されて
いるため、荷受台3により荷物を積卸す際に同調ワイヤ
5が邪魔になることなく、積卸しを円滑に行うことがで
きる。
ヤ5を左右を逆にした状態で配設したが、軽量物などを
積卸す簡単な昇降装置では、1本の同調ワイヤ5でも同
調機能を発揮することができる。
態を示している。なお、前述した装置の構成と同様の部
材には同符号を付し説明は省略する。
部に架設されたクロスメンバー6内を通して左右のスラ
イダ2、2間に2本が配設されている。
2個一組のシーブ55a、55b、56a、56b(図
5参照)が配設され、これら各シーブ55a、55b、
56a、56bはそれぞれ独立して回転可能に支持され
ている。
のスライダ2の上部に連結された後、一方のポスト1側
のシーブ55aに下方から巻回されてクロスメンバー6
内を通って他方のポスト1側のシーブ56aに上方から
巻回されて下方に導かれ、他方のスライダ2の下部に連
結されている。
ダ2へも上述と同様にしてシーブ56b、55bを経て
同調ワイヤ5が配設されている。
も、前述と同様な効果を得ることができる。
クロスメンバー6内に同調ワイヤ5を通すことで、前述
した荷箱Aを搭載したいわゆるバン型車輌に限らず(こ
の場合には、同調ワイヤは左右のポスト1、1の上端間
を通して配設されている。)、通常の貨物トラックにも
適用することができる。
台昇降装置の荷受台昇降機構によれば、荷受台の昇降時
において、一方の油圧シリンダに故障が生じ作動しなく
なった場合や、一方の油圧シリンダ側で荷物等が噛み込
んた場合などにより、荷受台の一方側が作動しなくなれ
ば、同調ワイヤによって他方側のスライダも上下移動で
きないため、荷受台の他方側だけが上下に移動すること
がない。これにより荷受台を常時水平保持でき、安全が
確保できるとともに、部材の損傷を招くこともない。
降機構によれば、2本のワイヤにより左右のスライダ間
にそれぞれ逆の状態で配設することで、さらに安全な荷
受台の昇降を図ることができる。
降機構によれば、左右のポストの下部に架設されたクロ
スメンバー内を通してワイヤを左右のスライダ間に配設
することで、通常の貨物トラックにも適用することがで
き、適用できる車種の拡大を図り、汎用性に優れたもの
を提供することができる。
降機構によれば、同調ワイヤを荷受台とは逆側のスライ
ダの前側に油圧シリンダと平行に配設しているため、荷
受台により荷物を積卸す際に同調ワイヤが邪魔になるこ
となく、積卸しを円滑に行うことができる。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 車輌の荷台後端の左右にポストが立設さ
れ、該ポスト内にスライダが摺動自在に設けられるとと
もに、該スライダの下端に荷受台が連設され、一端が前
記ポストに他端が前記スライダに連結された油圧シリン
ダにより荷受台がスライダを介して昇降自在に構成され
た荷受台昇降装置において、 前記一方のスライダもしくは油圧シリンダの伸縮部にワ
イヤの一端が連結され、該ワイヤが一方のポスト内を上
方に導かれ該一方のポストの上部から他方のポストの上
部に導かれた後、他方のポストを垂下してポストの下部
で上方に折り返された後に該他方のポストのスライダに
連結されたことを特徴とする荷受台昇降装置の荷受台昇
降機構。 - 【請求項2】 前記ワイヤが2本用いられ、一方のワイ
ヤが一方のスライダから他方のスライダに配設されると
ともに、他方のワイヤが他方のスライダから一方のスラ
イダに配設された請求項1記載の荷受台昇降装置の荷受
台昇降機構。 - 【請求項3】 前記左右のポストの下部にはクロスメン
バーが架設され、前記2本のワイヤが該クロスメンバー
の両端部に配設されたシーブを経て、且つクロスメンバ
ー内を通して左右のスライダ間に配設された請求項1又
は2記載の荷受台昇降装置の荷受台昇降機構。 - 【請求項4】 前記ワイヤが前記スライダの前側で且つ
前記油圧シリンダと平行に配設された請求項1、2又は
3記載の荷受台昇降装置の荷受台昇降機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31230395A JPH09150664A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 荷受台昇降装置の荷受台昇降機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31230395A JPH09150664A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 荷受台昇降装置の荷受台昇降機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09150664A true JPH09150664A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18027633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31230395A Pending JPH09150664A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 荷受台昇降装置の荷受台昇降機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09150664A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007126862A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Fuji Shoji Kk | 建築物用の水害・雪害および土砂災害対策構造 |
JP2007331631A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 荷受台昇降装置 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP31230395A patent/JPH09150664A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007126862A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Fuji Shoji Kk | 建築物用の水害・雪害および土砂災害対策構造 |
JP2007331631A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 荷受台昇降装置 |
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