JP6108772B2 - 顕微鏡及び暗視野対物レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、顕微鏡及び暗視野対物レンズに関し、特に、落射暗視野照明を行う顕微鏡及び暗視野対物レンズに関する。
従来の一般的な顕微鏡による落射暗視野観察で採用される照明方法は、以下の2つに大別される。
第1の方法は、明視野観察で使用される顕微鏡本体の光源からの光を用いて暗視野照明を行う方法である。典型的には、顕微鏡本体の光源からの光が顕微鏡本体に設けられた中空のミラーを反射することで、暗視野対物レンズの暗視野照明光路に入射する円環状の光束が形成される。なお、暗視野対物レンズの暗視野照明光路の入射端は、顕微鏡本体に暗視野対物レンズを取り付けるためのねじ部よりも内側に位置するのが通常である。
第2の方法は、暗視野対物レンズに設けられた光源からの光で暗視野照明を行う方法である。典型的には、暗視野対物レンズのレンズ系の外側に、ファイバー光源の出射端またはLEDを円環状に並べて配置することで、円環状の光束が形成される。
ところで、高開口数化、長作動距離化に対する要求の著しい近年においては、対物レンズを構成するレンズ系の外径は大きくなる傾向にあり、それに伴って、レンズ系の外側に形成される暗視野照明光路の外径も大きくなってきている。
この点に関して、第1の方法を採用する場合には、この対物レンズ内に形成される暗視野照明光路の外径の大型化に合わせて顕微鏡本体内における光束径を太くする対応が考えられる。しかしながら、顕微鏡本体内に太い径の光束を通過させる構成は、顕微鏡本体の光学系の大型化や配置の制約などの面で生じる不利益が少なくない。このため、例えば、特許文献1、2に開示されているような、従来どおりの径の光束を顕微鏡本体から対物レンズに入射させて、対物レンズ内で光束径を拡大させる方法が提案されている。
一方、光源をレンズ系の外側に配置する第2の方法を採用する場合には、対物レンズを構成するレンズ系の大型化に対して特別な対応を要しない。第2の方法は、例えば、特許文献3、4に開示されている。
特開2012−013879号公報 特公平04−048203号公報 特開2009−063856号公報 特開平02−097909号公報
特許文献1及び特許文献2に開示される技術では、対物レンズ内に光束径を拡大させるための構造が必要となる。このため、対物レンズ内の機械的構造が複雑になり、調整作業も複雑になってしまう。また、対物レンズの製造コストも上昇してしまう。
特許文献3及び特許文献4に開示される技術では、対物レンズ毎に専用の光源が必要となる。このため、対物レンズの製造コストが高くなってしまう。
以上のような実情を踏まえ、本発明は、暗視野対物レンズを構成するレンズ系の大型化に対応可能な顕微鏡及び暗視野対物レンズを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、光源部と、対物レンズを取り付けるための本体側嵌合部と、第2の光源部と、を備えた顕微鏡本体と、標本面からの光を取り込むための光学系と、前記本体側嵌合部に嵌合する嵌合部と、を備え、前記光源部からの光が通過する暗視野照明光路が形成された暗視野対物レンズと、標本面からの光を取り込むための第2の光学系と、前記本体側嵌合部に嵌合する第2の嵌合部と、を備え、前記第2の光源部からの光が通過する第2の暗視野照明光路が形成された第2の暗視野対物レンズと、を含み、前記暗視野対物レンズは、前記顕微鏡本体に取り付けられたときに、前記光学系の光軸を中心として前記嵌合部よりも外側に前記暗視野照明光路の入射端を有し、前記第2の暗視野対物レンズは、前記顕微鏡本体に取り付けられたときに、前記第2の光学系の光軸を中心として前記第2の嵌合部よりも内側に前記第2の暗視野照明光路の入射端を有する顕微鏡を提供する。
本発明の第の態様は、光源部と、対物レンズを取り付けるための本体側嵌合部と、第3の光源部と、を備えた顕微鏡本体と、標本面からの光を取り込むための光学系と、前記本体側嵌合部に嵌合する嵌合部と、を備え、前記光源部からの光が通過する暗視野照明光路が形成された暗視野対物レンズと、標本面からの光を取り込むための第3の光学系と、前記本体側嵌合部に嵌合する第3の嵌合部と、を備え、前記光源部からの光が通過する第1の暗視野照明光路と前記第3の光源部からの光が通過する第3の暗視野照明光路とが形成された第3の暗視野対物レンズと、を含み、前記暗視野対物レンズは、前記顕微鏡本体に取り付けられたときに、前記光学系の光軸を中心として前記嵌合部よりも外側に前記暗視野照明光路の入射端を有し、前記第3の暗視野対物レンズは、前記顕微鏡本体に取り付けられたときに、前記第3の光学系の光軸を中心として前記第3の嵌合部よりも外側に前記第1の暗視野照明光路の入射端及び前記第3の暗視野照明光路の入射端を有する顕微鏡を提供する。
本発明の第3の態様は、光源部と、対物レンズを取り付けるための本体側嵌合部と、第3の光源部と、を備えた顕微鏡本体と、標本面からの光を取り込むための光学系と、前記本体側嵌合部に嵌合する嵌合部と、を備え、前記光源部からの光が通過する暗視野照明光路が形成された暗視野対物レンズと、標本面からの光を取り込むための第4の光学系と、前記本体側嵌合部に嵌合する第4の嵌合部と、を備え、前記第3の光源部からの光が通過する第3の暗視野照明光路が形成され第4の暗視野対物レンズと、を含み、前記暗視野対物レンズは、前記顕微鏡本体に取り付けられたときに、前記光学系の光軸を中心として前記嵌合部よりも外側に前記暗視野照明光路の入射端を有し、前記第4の暗視野対物レンズは、前記顕微鏡本体に取り付けられたときに、前記第4の光学系の光軸を中心として前記第4の嵌合部よりも外側に前記第3の暗視野照明光路の入射端を有する顕微鏡を提供する。
本発明の第の態様は、第1の態様乃至第の態様のいずれか1つに記載の顕微鏡において、前記光源部は、リング状に並べられたLED光源である顕微鏡を提供する。
本発明の第の態様は、第の態様記載の顕微鏡において、前記光源部は、リング状に2重にして並べられたLED光源である顕微鏡を提供する。
本発明の第の態様は、第1の態様乃至第の態様のいずれか1つに記載の顕微鏡において、前記光源部は、ファイバー光源である顕微鏡を提供する。
本発明の第の態様は、第1の態様乃至第の態様のいずれか1つに記載の顕微鏡において、前記顕微鏡本体は、切り換えて使用する複数の対物レンズが取り付けられるレボルバを備え、前記レボルバは、複数の前記本体側嵌合部を備える顕微鏡を提供する。
本発明の第の態様は、第の態様に記載の顕微鏡において、前記レボルバは、同焦点距離の異なる暗視野対物レンズが取り付けられる顕微鏡を提供する。
本発明の第の態様は、第1の態様乃至第の態様のいずれか1つに記載の顕微鏡において、前記光源部は、紫外線領域の波長の光を出射する顕微鏡を提供する。
本発明の第1の態様は、第1の態様乃至第の態様のいずれか1項に記載の顕微鏡において、前記光源部は、400nmから480nmの領域の波長の光を出射する顕微鏡を提供する。
本発明の第1の態様は、第の態様に記載の顕微鏡において、前記光源部から出射される光の波長と前記第2の光源部から出射される光の波長が異なる顕微鏡を提供する。
本発明の第1の態様は、第の態様または第の態様に記載の顕微鏡において、前記光源部から出射される光の波長と前記第3の光源部から出射される光の波長が異なる顕微鏡を提供する。
本発明によれば、暗視野対物レンズを構成するレンズ系の大型化に対応可能な顕微鏡及び暗視野対物レンズを提供することができる。
本発明の実施例1に係る顕微鏡の構成を示した図である。 図1に示す暗視野光源部の構成を示した図である。 図1に示す暗視野光源部の他の構成を示した図である。 図1に示す暗視野光源部のさらに他の構成を示した図である。 本発明の実施例1に係る顕微鏡の構成の変形例を示した図である。 図5に示す暗視野光源部の構成を示した図である。 本発明の実施例1に係る顕微鏡の構成の他の変形例を示した図である。 本発明の実施例2に係る顕微鏡の構成を示した図である。 図8に示す暗視野光源部の構成を示した図である。 図8に示す暗視野光源部の他の構成を示した図である。 本発明の実施例3に係る顕微鏡の構成を示した図である。 本発明の実施例4に係る顕微鏡の構成を示した図である。 図12に示す暗視野光源部の構成を示した図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の各実施例について説明する。
図1は、本実施例に係る顕微鏡の構成を示した図である。図2は、図1に示す暗視野光源部の構成を示した図である。図1に示す顕微鏡100は、顕微鏡本体10と暗視野対物レンズ60を備える落射暗視野観察に用いられる顕微鏡である。なお、顕微鏡100は、落射明視野観察にも用いることができる。
顕微鏡本体10は、図1に示すように、明視野照明光路と検出光路とを分岐させるためのハーフミラー22を備えた落射照明投光管20と、撮像光路と目視観察光路を分岐させるためのハーフミラープリズム33を備えた鏡筒31と、を備えている。顕微鏡本体10は、さらに、撮像光路上に、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子を備えた撮像部37と、鏡筒31と撮像部37とを接続するカメラアダプタ35を備えている。また、目視観察光路上には、接眼レンズを備えた接眼部39を備えている。
落射照明投光管20は、ハーフミラー22に加えて、明視野観察に用いられる明視野光源部21と、暗視野観察に用いられる暗視野光源部23と、対物レンズを取り付けるための本体側嵌合部24と、を備えている。暗視野光源部23は、例えば、図2に示すように、LED(Light Emitting Diode)23aをリング状に並べたLED光源である。LED23aは、例えば、白色光を出射する白色LEDである。また、LED23aは、より高い解像度を得るために、白色光の代わりに紫外線領域の波長の光(以降、UV光と記す)を出射してもよく、または、目視で観察するために波長の短い可視光、例えば、400nmから480nm程度の波長の光を出射してもよい。
暗視野対物レンズ60は、標本面Sからの光を取り込むためのレンズ系61と、本体側嵌合部24に嵌合する嵌合部62と、暗視野照明光路63上に配置された偏向素子64と、を備えている。
暗視野対物レンズ60では、暗視野光源部23からの光が通過する暗視野照明光路63は、レンズ系61を取り囲みようにレンズ系61の外側に円環状に形成されている。暗視野照明光路63の入射端63aは、落射照明投光管20に接する暗視野対物レンズ60の胴付き面に、暗視野光源部23と向かい合うように形成されている。より詳細には、暗視野対物レンズ60は、暗視野対物レンズ60が顕微鏡本体10に取り付けられたときに、レンズ系61の光軸を中心として嵌合部62よりも外側に、暗視野照明光路63の入射端63aを有している。これに対して、顕微鏡100は、顕微鏡本体10に暗視野対物レンズ60を取り付けたときに、暗視野対物レンズ60の光軸を中心として本体側嵌合部24よりも外側に、暗視野光源部23からの光を暗視野対物レンズ60に導く暗視野照明光路27の出射端27aを有している。
偏向素子64は、暗視野光源部23から出射されて入射端63aから光軸と平行に暗視野照明光路63へ入射した光を、標本に向けて斜めに出射させるための光学素子である。偏向素子64は、例えば、暗視野照明光路63に並べられた円環状のミラー、レンズの中心部分がくり貫かれた円環状のレンズなどである。
本体側嵌合部24、嵌合部62は、代表的には、雌ねじ、雄ねじが形成されたねじ嵌合部である。ただし、本体側嵌合部24と嵌合部62は、顕微鏡本体10と暗視野対物レンズ60が互いに着脱可能に固定されるかぎり、ねじ嵌合部に限られない。例えば、それぞれ異なる磁極を有する永久磁石を備えた磁石嵌合部であってもよい。
以上のように構成された顕微鏡100では、円環状に並べたLED23aからの光は、嵌合部62よりも外側に位置する入射端63aから暗視野対物レンズ60の光軸と平行に暗視野対物レンズ60に形成された暗視野照明光路63へ入射する。そして、暗視野照明光路63に配置された偏向素子64で偏向することで、標本面Sに対して斜めに照射される。ここで、光の照射角度は、その正反射光がレンズ系61に入射することがない角度に設定されているため、標本面Sで散乱した光(以降、検出光と記す)のみがレンズ系61に入射する。レンズ系61に入射した検出光は、ハーフミラー22を透過してハーフミラープリズム33に入射する。ハーフミラープリズム33を透過した検出光は、撮像部37に入射し画像信号に変換される。一方、ハーフミラープリズム33を反射した検出光は、接眼部39に入射し目視で観察される。
本実施例では、レンズ系の大型化を見越して、JIS等において規格化されている嵌合部62の位置よりも外側に入射端63aを設け、その入射端63aの位置に合わせて、暗視野対物レンズ60に暗視野照明光路63を形成し且つ顕微鏡本体10に暗視野光源部23を設けている。このため、本実施例に係る顕微鏡100及び暗視野対物レンズ60によれば、暗視野対物レンズ60に暗視野光源や光束径を拡張するための素子を設けることなく、比較的簡単な構成で暗視野対物レンズを構成するレンズ系の大型化に対応することができる。
また、対物レンズ内の機械的構造が複雑になることがないため、対物レンズの調整作業が複雑化する虞もなく、対物レンズの製造コストが従来の暗視野対物レンズに比べて極端に上昇してしまうこともない。また、顕微鏡本体に暗視野観察のための暗視野光源部が必要であるが、用途に応じて切り換えて使用される暗視野対物レンズ毎に暗視野光源部を設ける場合に比べて、顕微鏡による観察に要する全体のコストを抑えることができる。
また、顕微鏡100では、顕微鏡本体10内に形成された暗視野照明光路(暗視野光源部23と暗視野対物レンズ60の間の光路)と検出光路(暗視野対物レンズ60の光軸上の光路)とを、完全に分離することができる。このため、明視野光源部21を暗視野光源部として流用する場合に比べて、照明光が光源と標本と間の光学素子を反射し検出光路に入射することによって生じる迷光を抑制することができる。
なお、以上では、顕微鏡100が、明視野照明光路と検出光路とを分岐させるためのハーフミラー22と、撮像光路と目視観察光路を分岐させるためのハーフミラープリズム33と、を備える例を示したが、ハーフミラー22は、暗視野観察を行う場合には、取り外してもよい。これにより、さらに明るい暗視野観察が可能となる。また、ハーフミラープリズム33も、撮像のみが行われる場合には取り外してもよい。また、目視観察のみが行われる場合にはハーフミラープリズム33の代わりにミラーを配置しても良い。また、必要に応じて、異なる比率で撮像光路と目視観察光路とに検出光を導く光路分割素子をハーフミラープリズム33の代わりに配置しても良い。
また、図2では、暗視野光源部として、LED23aを円環状に並べたLED光源である暗視野光源部23を例示したが、顕微鏡100は、暗視野光源部23の代わりに、図3に示すような、赤色LED25a、緑色LED25b、青色LED25cを順番に円環状に並べたLED光源である暗視野光源部25を備えても良く、また、図4に示すような、LED26aを円環状に2重にして並べたLED光源である暗視野光源部26を備えてもよい。また、赤色LED、緑色LED、青色LEDを円環状に2重にして並べたLED光源である暗視野光源部を備えても良い。
図3に示す暗視野光源部25を備えることで、より高い解像を得たい場合には青色LED25cを使用し、より深い焦点深度を得たい場合には赤色LED25aを使用し、白色光で照明した場合にはすべてのLEDを使用するなど、用途に応じて光源を使い分けることができる。また、図4に示す暗視野光源部26を備えることで、暗視野光源部に含まれる発光素子の数を増やすことができる。このため、より明るい照明が可能となり、暗視野観察に好適である。
図5は、本実施例に係る顕微鏡の構成の変形例を示した図である。図6は、図5に示す暗視野光源部の構成を示した図である。図5及び図6に示すように、顕微鏡は、LED光源である暗視野光源部23の代わりに、ファイバー光源を備えても良い。
図5に示す顕微鏡101は、顕微鏡本体10の代わりに顕微鏡本体40を備える点が、図1に示す顕微鏡100と異なっている。顕微鏡本体40は、落射照明投光管20の代わりに落射照明投光管50を備えていて、落射照明投光管50は、LED光源である暗視野光源部23の代わりに、光源52と暗視野照明光路を構成する光ファイバー53とからなるファイバー光源である暗視野光源部51を備えている。図5に示すように、光ファイバー53の出射端53aは、暗視野対物レンズ60の暗視野照明光路63の入射端63aに接続されている。つまり、図6に示すように、光ファイバー53の出射端53aは、円環状をなしている。図5に示す顕微鏡101によっても、顕微鏡100と同様の効果を得ることができる。
図7は、本実施例に係る顕微鏡の構成の他の変形例を示した図である。図7に示すように、顕微鏡は、LED光源である暗視野光源部23の代わりに、明視野照明に使用される明視野光源部を暗視野光源部として使用してもよい。
図7に示す顕微鏡102は、顕微鏡本体10の代わりに顕微鏡本体110を備える点が、図1に示す顕微鏡100と異なっている。顕微鏡本体110は、落射照明投光管20の代わりに落射照明投光管120を備えている。落射照明投光管120は、明視野光源部としても使用可能な高圧水銀ランプなどのランプ光源である暗視野光源部121と、コリメートレンズ122と、コリメートレンズ122の標本側に配置されて円形の平行光束の中心部分を遮光する絞り123と、ハーフミラー124と、本体側嵌合部125と、を備えている。落射照明投光管120では、絞り123で円形の平行光の中心部分が遮光されることで、暗視野対物レンズ60の暗視野照明光路63に入射する円環状の光束が形成される。
顕微鏡102でも、レンズ系の大型化を見越して、JIS等で規格化されている嵌合部62の位置よりも外側に入射端63aを設け、その入射端63aの位置に合わせて、暗視野対物レンズ60と落射照明投光管120に暗視野照明光路を形成している。このため、本実施例に係る顕微鏡102によれば、顕微鏡100と同様に、暗視野対物レンズ60に暗視野光源や光束径を拡張するための素子を設けることなく、比較的簡単な構成で暗視野対物レンズを構成するレンズ系の大型化に対応することができる。
また、顕微鏡102によれば、暗視野観察と明視野観察で光源を共通化することができるため、顕微鏡100よりも顕微鏡による観察に要する全体のコストを抑えることができる。
図8は、本実施例に係る顕微鏡の構成を示した図である。図9は、図8に示す暗視野光源部の構成を示した図である。図8に示す顕微鏡103は、顕微鏡本体130と複数の暗視野対物レンズ(暗視野対物レンズ60、暗視野対物レンズ70)を備える落射暗視野観察に用いられる顕微鏡である。なお、顕微鏡103は、落射明視野観察にも用いることができる。
顕微鏡103は、顕微鏡本体10の代わりに顕微鏡本体130を備える点と、顕微鏡本体に第1の暗視野対物レンズである暗視野対物レンズ60に加えて第2の暗視野対物レンズである暗視野対物レンズ70が取り付けられている点が、図1に示す顕微鏡100と異なっている。以下、顕微鏡100との相違点を中心に、本実施例に係る顕微鏡103について説明する。
暗視野対物レンズ70は、従来から使用されている一般的な暗視野対物レンズと同様の構成を有している。具体的には、暗視野対物レンズ70は、標本面Sからの光を取り込むための第2のレンズ系であるレンズ系71と、本体側嵌合部24に嵌合する第2の嵌合部である嵌合部72と、第2の暗視野照明光路である暗視野照明光路73上に配置された偏向素子74を備えている。暗視野対物レンズ70は、顕微鏡本体130に取り付けられたときに、レンズ系71の光軸を中心として嵌合部72よりも内側に暗視野照明光路73の入射端73aを有する点が、レンズ系61の光軸を中心として嵌合部62よりも外側に暗視野照明光路63の入射端63aを有する暗視野対物レンズ60と異なっている。
顕微鏡本体130に備えられている落射照明投光管140は、暗視野対物レンズ60とともに使用される第1の光源部である暗視野光源部23に加えて暗視野対物レンズ70とともに使用される第2の光源部である暗視野光源部141を備える点と、複数の対物レンズ(暗視野対物レンズ60、暗視野対物レンズ70)が取り付けられるレボルバ142を備える点が、図1に示す落射照明投光管20と異なっている。
暗視野光源部141は、暗視野対物レンズ70を使用するときに暗視野光源部141からの光が暗視野対物レンズ70に形成された暗視野照明光路73を通過するように、入射端73aと向かい合う位置に設けられている。つまり、図9に示すように、暗視野光源部141を構成するLED141aは、落射照明投光管140内において、円環状に並べられた暗視野光源部23を構成するLED23aよりも内側に、円環状に並べられている。なお、暗視野光源部23から出射される光の波長と暗視野光源部141から出射される光の波長は異なっていてもよい。
レボルバ142には、複数の対物レンズを取り付けるための複数の本体側嵌合部24が設けられていて、ここでは、同焦点距離が異なる暗視野対物レンズ60と暗視野対物レンズ70が取り付けられている例が示されている。レボルバ142は、手動または電動で回転するように構成されていて、レボルバ142の回転により、レボルバ142に取り付けられた対物レンズのいずれかが検出光路上に配置される。また、レボルバ142には、本体側嵌合部24毎に円環状の暗視野照明光路144及び暗視野照明光路145が形成されている。暗視野照明光路144は、暗視野対物レンズ60が検出光路上に配置された状態にあるときに、暗視野光源部23から出射した光を入射端63aに導くための光路であり、暗視野照明光路145は、暗視野対物レンズ70が検出光路上に配置された状態にあるときに、暗視野光源部141から出射した光を入射端73aに導くための光路である。従って、暗視野照明光路144、暗視野照明光路145は、暗視野光源部23、暗視野光源部141の位置に合わせて形成されている。即ち、顕微鏡103は、暗視野対物レンズ60の光軸を中心として本体側嵌合部24よりも外側に、暗視野光源部23からの光を暗視野対物レンズ60に導く暗視野光路144の出射端を有し、暗視野対物レンズ70の光軸を中心として本体側嵌合部24よりも内側に、暗視野光源部141からの光を暗視野対物レンズ70に導く暗視野光路145の出射端を有している。
以上のように構成された顕微鏡103では、大きなレンズ系61を有する暗視野対物レンズ60が検出光路上に配置されているときには、暗視野光源部23を発光させて、暗視野光源部23からの光を嵌合部62よりも外側に位置する入射端63aから暗視野照明光路63を通過させることで、良好な暗視野照明を実現することができる。また、従来から使用されている暗視野対物レンズ70が検出光路上に配置されているときには、暗視野光源部141を発光させて、暗視野光源部141からの光を嵌合部72よりも内側に位置する入射端73aから暗視野照明光路73を通過させることで、良好な暗視野照明を実現することができる。
従って、本実施例に係る顕微鏡103によれば、実施例1に係る顕微鏡100と同様の効果を得ることができる。つまり、暗視野対物レンズに暗視野光源や光束径を拡張するための素子を設けることなく比較的簡単な構成で暗視野対物レンズを構成するレンズ系の大型化に対応することができる。また、顕微鏡による観察に要する全体のコストを抑えることが可能である点、迷光を抑制することができる点も同様である。さらに、本実施例に係る顕微鏡103では、嵌合部よりも内側に暗視野照明光路が形成された従来の暗視野対物レンズも使用することが可能である。
なお、本実施例に係る顕微鏡103も、実施例1に係る顕微鏡100と同様に、種々の変形が可能である。例えば、LED光源である暗視野光源部23、暗視野光源部141を、それぞれ光ファイバー53を備えたファイバー光源、光ファイバー54を備えたファイバー光源に置き換えてもよい。この場合、光ファイバー53、光ファイバー54の出射端は、図10に示すように、それぞれ円環状をなし、光ファイバー53が光ファイバー54を取り囲むように形成される。また、光ファイバー53と光ファイバー54は同じ光源に接続されていても良い。
図11は、本実施例に係る顕微鏡の構成を示した図である。図11に示す顕微鏡104は、顕微鏡本体150と複数の暗視野対物レンズ(暗視野対物レンズ60、暗視野対物レンズ80、暗視野対物レンズ90)を備える落射暗視野観察に用いられる顕微鏡である。なお、顕微鏡104は、落射明視野観察にも用いることができる。
顕微鏡104は、顕微鏡本体10の代わりに顕微鏡本体150を備える点と、顕微鏡本体に第1の暗視野対物レンズである暗視野対物レンズ60と第3の暗視野対物レンズである暗視野対物レンズ80と第4の暗視野対物レンズである暗視野対物レンズ90が取り付けられている点が、図1に示す顕微鏡100と異なっている。以下、顕微鏡100との相違点を中心に、本実施例に係る顕微鏡104について説明する。
暗視野対物レンズ80は、標本面Sからの光を取り込むための第3のレンズ系であるレンズ系81と、本体側嵌合部24に嵌合する第3の嵌合部である嵌合部82と、第1の暗視野照明光路である暗視野照明光路83と第3の暗視野照明光路である暗視野照明光路84の上に配置された偏向素子85を備えている。暗視野対物レンズ80は、顕微鏡本体150に取り付けられたときに、レンズ系81の光軸を中心として嵌合部82よりも外側に、2つの入射端(暗視野照明光路83の入射端83aと暗視野照明光路84の入射端84a)を有する点が、レンズ系61の光軸を中心として嵌合部62よりも外側に1つの入射端(暗視野照明光路63の入射端63a)を有する暗視野対物レンズ60と異なっている。なお、暗視野対物レンズ80の暗視野照明光路83及び入射端83aは、暗視野対物レンズ60の暗視野照明光路63及び入射端63aに対応するものであり、暗視野照明光路84及び入射端84aよりも内側に形成されている。
暗視野対物レンズ90は、標本面Sからの光を取り込むための第4のレンズ系であるレンズ系91と、本体側嵌合部24に嵌合する第4の嵌合部である嵌合部92と、第3の暗視野照明光路である暗視野照明光路93上に配置された偏向素子94を備えている。暗視野対物レンズ90は、顕微鏡本体150に取り付けられたときに、レンズ系91の光軸を中心として嵌合部92よりも外側に1つの入射端(暗視野照明光路93の入射端93a)を有する点は、レンズ系61の光軸を中心として嵌合部62よりも外側に1つの入射端(暗視野照明光路63の入射端63a)を有する暗視野対物レンズ60と同様である。ただし、入射端93aは、入射端63aに比べて、レンズ系の光軸から離れた位置に形成されている点が異なっている。なお、暗視野対物レンズ90の暗視野照明光路93及び入射端93aは、暗視野対物レンズ80の暗視野照明光路84及び入射端84aに対応するものである。
顕微鏡本体150に備えられている落射照明投光管160は、第1の光源部である暗視野光源部23に加えて第3の光源部である暗視野光源部161を備える点と、複数の対物レンズ(暗視野対物レンズ60、暗視野対物レンズ80、暗視野対物レンズ90)が取り付けられるレボルバ162を備える点が、図1に示す落射照明投光管20と異なっている。
暗視野光源部161は、暗視野対物レンズ80を使用するときに暗視野光源部161からの光が暗視野対物レンズ80に形成された暗視野照明光路84を通過するように、入射端84aと向かい合う位置に設けられている。つまり、暗視野光源部161は、暗視野対物レンズ90を使用するときに暗視野光源部161からの光が暗視野対物レンズ90に形成された暗視野照明光路93を通過するように、入射端93aと向かい合う位置に設けられている。
一方、暗視野光源部23は、暗視野対物レンズ60を使用するときに暗視野光源部23からの光が暗視野対物レンズ60に形成された暗視野照明光路63を通過するように、入射端63aと向かい合う位置に設けられている。つまり、暗視野光源部23は、暗視野対物レンズ80を使用するときに暗視野光源部23からの光が暗視野対物レンズ80に形成された暗視野照明光路83を通過するように、入射端83aと向かい合う位置に設けられている。なお、暗視野光源部23から出射される光の波長と暗視野光源部161から出射される光の波長は、異なっていてもよい。
レボルバ162には、複数の対物レンズを取り付けるための複数の本体側嵌合部24が設けられていて、ここでは、同焦点距離が異なる暗視野対物レンズ60と暗視野対物レンズ80と暗視野対物レンズ90が取り付けられている例が示されている。レボルバ162は、手動または電動でスライドするように構成されていて、レボルバ162のスライドにより、レボルバ162に取り付けられた対物レンズのいずれかが検出光路上に配置される。また、レボルバ162には、本体側嵌合部24毎に円環状の暗視野照明光路144及び暗視野照明光路163が形成されている。暗視野照明光路144は、暗視野対物レンズ60が検出光路上に配置された状態にあるときに、暗視野光源部23から出射した光を入射端63aに導くための光路であり、且つ、暗視野対物レンズ80が検出光路上に配置された状態にあるときに、暗視野光源部23から出射した光を入射端83aに導くための光路である。暗視野照明光路163は、暗視野対物レンズ80が検出光路上に配置された状態にあるときに、暗視野光源部161から出射した光を入射端84aに導くための光路であり、且つ、暗視野対物レンズ90が検出光路上に配置された状態にあるときに、暗視野光源部161から出射した光を入射端93aに導くための光路である。従って、暗視野照明光路144、暗視野照明光路163は、暗視野光源部23、暗視野光源部161の位置に合わせて形成されている。即ち、顕微鏡104は、暗視野対物レンズの光軸を中心として本体側嵌合部24よりも外側に、暗視野光源部23からの光を暗視野対物レンズに導く暗視野光路144の出射端と暗視野光源部161からの光を暗視野対物レンズに導く暗視野光路163の出射端とを有している。
以上のように構成された顕微鏡104では、大きなレンズ系61を有する暗視野対物レンズ60が検出光路上に配置されているときには、暗視野光源部23を発光させて、暗視野光源部23からの光を嵌合部62よりも外側に位置する入射端63aから暗視野照明光路63を通過させることで、良好な暗視野照明を実現することができる。また、さらに大きなレンズ系91を有する暗視野対物レンズ90が検出光路上に配置されているときには、暗視野光源部161を発光させて、暗視野光源部161からの光を嵌合部92よりも外側に位置する入射端93aから暗視野照明光路93を通過させることで、良好な暗視野照明を実現することができる。また、レンズ系61と同程度の大きさのレンズ系81を有する暗視野対物レンズ80が検出光路上に配置されているときには、暗視野光源部23または暗視野光源部161の少なくとも一方を発光させて、良好な暗視野照明を実現することができる。
従って、本実施例に係る顕微鏡104によれば、実施例1に係る顕微鏡100と同様の効果を得ることができる。つまり、暗視野対物レンズに暗視野光源や光束径を拡張するための素子を設けることなく比較的簡単な構成で暗視野対物レンズを構成するレンズ系の大型化に対応することができる。また、顕微鏡による観察に要する全体のコストを抑えることが可能である点、迷光を抑制することができる点も同様である。さらに、本実施例に係る顕微鏡104では、暗視野光源部23からの光が通過する暗視野照明光路83と暗視野光源部161からの光が通過する暗視野照明光路84とが形成された暗視野対物レンズ80を使用する場合には、暗視野光源部23と暗視野光源部161の両方を発光させることで、さらに明るい良好な暗視野照明を実現することができる。
なお、本実施例に係る顕微鏡104も、実施例1に係る顕微鏡100と同様に、種々の変形が可能である。
図12は、本実施例に係る顕微鏡の構成を示した図である。図13は、図12に示す暗視野光源部の構成を示した図である。図12に示す顕微鏡105は、顕微鏡本体170と複数の暗視野対物レンズ(暗視野対物レンズ60、暗視野対物レンズ70、暗視野対物レンズ90)を備える落射暗視野観察に用いられる顕微鏡である。なお、顕微鏡105は、落射明視野観察にも用いることができる。
顕微鏡105は、顕微鏡本体10の代わりに顕微鏡本体170を備える点と、顕微鏡本体に第1の暗視野対物レンズである暗視野対物レンズ60と第2の暗視野対物レンズである暗視野対物レンズ70と第4の暗視野対物レンズである暗視野対物レンズ90が取り付けられている点が、図1に示す顕微鏡100と異なっている。以下、顕微鏡100との相違点を中心に、本実施例に係る顕微鏡105について説明する。
なお、暗視野対物レンズ60、暗視野対物レンズ70、及び、暗視野対物レンズ90は、実施例1から実施例3において既に上述したものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
顕微鏡本体170に備えられている落射照明投光管180は、第1の光源部である暗視野光源部23に加えて第2の光源部である暗視野光源部141及び第3の光源部である暗視野光源部161を備える点と、複数の対物レンズ(暗視野対物レンズ60、暗視野対物レンズ70、暗視野対物レンズ90)が取り付けられるレボルバ182を備える点が、図1に示す落射照明投光管20と異なっている。
暗視野光源部23は、暗視野対物レンズ60を使用するときに暗視野光源部23からの光が暗視野対物レンズ60に形成された暗視野照明光路63を通過するように、入射端63aと向かい合う位置に設けられている。
暗視野光源部141は、暗視野対物レンズ70を使用するときに暗視野光源部141からの光が暗視野対物レンズ70に形成された暗視野照明光路73を通過するように、入射端73aと向かい合う位置に設けられている。
暗視野光源部161は、暗視野対物レンズ90を使用するときに暗視野光源部161からの光が暗視野対物レンズ90に形成された暗視野照明光路93を通過するように、入射端93aと向かい合う位置に設けられている。
つまり、図13に示すように、暗視野光源部141を構成するLED141aは、落射照明投光管180内において、円環状に並べられた暗視野光源部23を構成するLED23aよりも内側に円環状に並べられていて、暗視野光源部161を構成するLED161aは、落射照明投光管180内において、円環状に並べられた暗視野光源部23を構成するLED23aよりも外側に円環状に並べられている。
レボルバ182には、複数の対物レンズを取り付けるための複数の本体側嵌合部24が設けられていて、ここでは、同焦点距離が異なる暗視野対物レンズ60と暗視野対物レンズ70と暗視野対物レンズ90が取り付けられている例が示されている。レボルバ182は、手動または電動でスライドするように構成されていて、レボルバ182のスライドにより、レボルバ182に取り付けられた対物レンズのいずれかが検出光路上に配置される。また、レボルバ182には、本体側嵌合部24毎に円環状の暗視野照明光路144、暗視野照明光路145及び暗視野照明光路163が形成されている。暗視野照明光路144は、暗視野対物レンズ60が検出光路上に配置された状態にあるときに、暗視野光源部23から出射した光を入射端63aに導くための光路である。暗視野照明光路145は、暗視野対物レンズ70が検出光路上に配置された状態にあるときに、暗視野光源部141から出射した光を入射端73aに導くための光路である。暗視野照明光路163は、暗視野対物レンズ90が検出光路上に配置された状態にあるときに、暗視野光源部161から出射した光を入射端93aに導くための光路である。従って、暗視野照明光路144、暗視野照明光路145、暗視野照明光路163は、暗視野光源部23、暗視野光源部141、暗視野光源部161の位置に合わせて形成されている。即ち、顕微鏡105は、暗視野対物レンズの光軸を中心として本体側嵌合部24よりも外側に、暗視野光源部23からの光を暗視野対物レンズに導く暗視野光路144の出射端と暗視野光源部161からの光を暗視野対物レンズに導く暗視野光路163の出射端とを有し、暗視野対物レンズの光軸を中心として本体側嵌合部24よりも内側に、暗視野光源部141からの光を暗視野対物レンズに導く暗視野光路145の出射端を有している。
以上のように構成された顕微鏡105では、大きなレンズ系61を有する暗視野対物レンズ60が検出光路上に配置されているときには、暗視野光源部23を発光させて、暗視野光源部23からの光を嵌合部62よりも外側に位置する入射端63aから暗視野照明光路63を通過させることで、良好な暗視野照明を実現することができる。また、さらに大きなレンズ系91を有する暗視野対物レンズ90が検出光路上に配置されているときには、暗視野光源部161を発光させて、暗視野光源部161からの光を嵌合部92よりも外側に位置する入射端93aから暗視野照明光路93を通過させることで、良好な暗視野照明を実現することができる。また、従来から使用されている暗視野対物レンズ70が検出光路上に配置されているときには、暗視野光源部141を発光させて、暗視野光源部141からの光を嵌合部72よりも内側に位置する入射端73aから暗視野照明光路73を通過させることで、良好な暗視野照明を実現することができる。
従って、本実施例に係る顕微鏡105によれば、実施例1に係る顕微鏡100と同様の効果を得ることができる。つまり、暗視野対物レンズに暗視野光源や光束径を拡張するための素子を設けることなく比較的簡単な構成で暗視野対物レンズを構成するレンズ系の大型化に対応することができる。また、顕微鏡による観察に要する全体のコストを抑えることが可能である点、迷光を抑制することができる点も同様である。さらに、本実施例に係る顕微鏡105では、嵌合部よりも内側に暗視野照明光路が形成された従来の暗視野対物レンズも使用することが可能である。
上述した各実施例は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。各実施例に係る顕微鏡及び暗視野対物レンズは、特許請求の範囲により規定される本発明の思想を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
10、40、110、130、150、170 顕微鏡本体
20、50、120、140、160、180 落射照明投光管
21 明視野光源部
22、33、124 ハーフミラー
23、25、26、51、121、141、161 暗視野光源部
23a、26a、141a、161a LED
24、125 本体側嵌合部
25a 赤色LED
25b 緑色LED
25c 青色LED
27、63、73、83、84、93、144、145、163 暗視野照明光路
27a、53a 出射端
31 鏡筒
35 カメラアダプタ
37 撮像部
39 接眼部
52 光源
53、54 光ファイバー
60、70、80、90 暗視野対物レンズ
61、71、81、91 レンズ系
62、72、82、92 嵌合部
63a、73a、83a、84a、93a 入射端
64、74、85、94 偏向素子
100、101、102、103、104、105 顕微鏡
122 コリメートレンズ
123 絞り
142、162、182 レボルバ

Claims (12)

  1. 光源部と、対物レンズを取り付けるための本体側嵌合部と、第2の光源部と、を備えた顕微鏡本体と、
    標本面からの光を取り込むための光学系と、前記本体側嵌合部に嵌合する嵌合部と、を備え、前記光源部からの光が通過する暗視野照明光路が形成された暗視野対物レンズと、
    標本面からの光を取り込むための第2の光学系と、前記本体側嵌合部に嵌合する第2の嵌合部と、を備え、前記第2の光源部からの光が通過する第2の暗視野照明光路が形成された第2の暗視野対物レンズと、を含み、
    前記暗視野対物レンズは、前記顕微鏡本体に取り付けられたときに、前記光学系の光軸を中心として前記嵌合部よりも外側に前記暗視野照明光路の入射端を有し、
    前記第2の暗視野対物レンズは、前記顕微鏡本体に取り付けられたときに、前記第2の光学系の光軸を中心として前記第2の嵌合部よりも内側に前記第2の暗視野照明光路の入射端を有する
    ことを特徴とする顕微鏡。
  2. 光源部と、対物レンズを取り付けるための本体側嵌合部と、第3の光源部と、を備えた顕微鏡本体と、
    標本面からの光を取り込むための光学系と、前記本体側嵌合部に嵌合する嵌合部と、を備え、前記光源部からの光が通過する暗視野照明光路が形成された暗視野対物レンズと、
    標本面からの光を取り込むための第3の光学系と、前記本体側嵌合部に嵌合する第3の嵌合部と、を備え、前記光源部からの光が通過する第1の暗視野照明光路と前記第3の光源部からの光が通過する第3の暗視野照明光路とが形成された第3の暗視野対物レンズと、を含み、
    前記暗視野対物レンズは、前記顕微鏡本体に取り付けられたときに、前記光学系の光軸を中心として前記嵌合部よりも外側に前記暗視野照明光路の入射端を有し、
    前記第3の暗視野対物レンズは、前記顕微鏡本体に取り付けられたときに、前記第3の光学系の光軸を中心として前記第3の嵌合部よりも外側に前記第1の暗視野照明光路の入射端及び前記第3の暗視野照明光路の入射端を有する
    ことを特徴とする顕微鏡。
  3. 光源部と、対物レンズを取り付けるための本体側嵌合部と、第3の光源部と、を備えた顕微鏡本体と、
    標本面からの光を取り込むための光学系と、前記本体側嵌合部に嵌合する嵌合部と、を備え、前記光源部からの光が通過する暗視野照明光路が形成された暗視野対物レンズと、
    標本面からの光を取り込むための第4の光学系と、前記本体側嵌合部に嵌合する第4の嵌合部と、を備え、前記第3の光源部からの光が通過する第3の暗視野照明光路が形成され第4の暗視野対物レンズと、を含み、
    前記暗視野対物レンズは、前記顕微鏡本体に取り付けられたときに、前記光学系の光軸を中心として前記嵌合部よりも外側に前記暗視野照明光路の入射端を有し、
    前記第4の暗視野対物レンズは、前記顕微鏡本体に取り付けられたときに、前記第4の光学系の光軸を中心として前記第4の嵌合部よりも外側に前記第3の暗視野照明光路の入射端を有する
    ことを特徴とする顕微鏡。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の顕微鏡において、
    前記光源部は、リング状に並べられたLED光源である
    ことを特徴とする顕微鏡。
  5. 請求項4に記載の顕微鏡において、
    前記光源部は、リング状に2重にして並べられたLED光源である
    ことを特徴とする顕微鏡。
  6. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の顕微鏡において、
    前記光源部は、ファイバー光源である
    ことを特徴とする顕微鏡。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の顕微鏡において、
    前記顕微鏡本体は、切り換えて使用する複数の対物レンズが取り付けられるレボルバを備え、
    前記レボルバは、複数の前記本体側嵌合部を備える
    ことを特徴とする顕微鏡。
  8. 請求項7に記載の顕微鏡において、
    前記レボルバは、同焦点距離の異なる暗視野対物レンズが取り付けられる
    ことを特徴とする顕微鏡。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の顕微鏡において、
    前記光源部は、紫外線領域の波長の光を出射する
    ことを特徴とする顕微鏡。
  10. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の顕微鏡において、
    前記光源部は、400nmから480nmの領域の波長の光を出射する
    ことを特徴とする顕微鏡。
  11. 請求項1に記載の顕微鏡において、
    前記光源部から出射される光の波長と前記第2の光源部から出射される光の波長が異なる
    ことを特徴とする顕微鏡。
  12. 請求項2または請求項3に記載の顕微鏡において、
    前記光源部から出射される光の波長と前記第3の光源部から出射される光の波長が異なる
    ことを特徴とする顕微鏡。
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