JP2008209726A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】標本に対して高コントラストの偏斜照明を行うことができるとともに、この偏斜照明とリング照明とを切換自在に行うことができること。
【解決手段】照明装置101は、標本1の観察軸OA周りに輪帯配列された複数のLED12を有し、この複数のLED12によって標本1をリング照明するリング照明系と、このリング照明系と一体に設けられ、LED12に比して高輝度発光する1以上の高輝度LED13A〜13Dを有し、この1以上の高輝度LED13A〜13Dのうち1つによって標本1を偏斜照明する偏斜照明系と、を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、標本をその観察軸周りから一様に照明するリング照明と、限られた方位から照明する偏斜照明とを切換可能に行う照明装置に関する。
従来、標本をリング照明するリング照明装置として、例えば特許文献1および2に開示されたものがある。特許文献1に開示されたリング照明装置は、標本(照明対象)に対向配置された中央部に孔を有する基板上に、その孔を中心として環状に配列された複数個のLEDからなる発光素子アレイを複数段配設した照明器と、その複数個のLEDを任意の発光パターンで選択的に制御する照明制御手段とを備えている。これによって、このリング照明装置では、標本に対してリング照明と偏斜照明とが切換可能とされている。
一方、特許文献2に開示されたリング照明装置は、光源として複数のLEDを輪帯状に配列して備え、この複数のLEDを周方向にグループ分割するとともに、分割したグループごとに点灯および消灯制御可能とされている。これによって、このリング照明装置では、標本に対してリング照明と、グループ単位の偏斜照明とが切換可能とされている。
特許第2634700号公報 特開平10−54940号公報
ところで、一般にLEDの輝度は低く、単独のLEDによって標本を照明しても十分な照度を得られない。このため、特許文献1に開示されたリング照明装置では、偏斜照明を行う場合、複数のLEDを点灯し、観察軸周りの幅広い角度から標本を照明しなければならず、高コントラストの偏斜照明を行うことができなかった。また、特許文献2に開示されたリング照明装置では、周方向に分割したグループ単位で偏斜照明を行うため、上述と同様に、観察軸周りの幅広い角度から標本を照明することとなり、高コントラストの偏斜照明を行うことができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、標本に対して高コントラストの偏斜照明を行うことができるとともに、この偏斜照明とリング照明とを切換自在に行うことができる照明装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる照明装置は、標本の観察軸周りに輪帯配列された複数の発光素子を有し、該複数の発光素子によって前記標本をリング照明するリング照明系と、前記リング照明系と一体に設けられ、前記発光素子に比して高輝度発光する1以上の高輝度発光素子を有し、該1以上の高輝度発光素子のうち1つの高輝度発光素子によって前記標本を偏斜照明する偏斜照明系と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる照明装置は、上記の発明において、前記リング照明系および前記偏斜照明系を切換自在に点灯制御する点灯制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる照明装置は、上記の発明において、前記点灯制御手段は、前記リング照明系または前記偏斜照明系の少なくとも一方の点灯を指示する指示入力に応じて点灯制御することを特徴とする。
また、本発明にかかる照明装置は、上記の発明において、前記偏斜照明系は、複数の前記高輝度発光素子を前記観察軸周りに配して備え、前記点灯制御手段は、前記偏斜照明系に偏斜照明させる場合、複数の前記高輝度発光素子を択一的に点灯させることを特徴とする。
また、本発明にかかる照明装置は、上記の発明において、前記偏斜照明系は、輪帯配列された複数の前記発光素子の配列内または配列近傍の少なくとも一方に前記高輝度発光素子を配して備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる照明装置は、上記の発明において、前記偏斜照明系は、前記観察軸回りに回転可能に設けられることを特徴とする。
また、本発明にかかる照明装置は、上記の発明において、前記偏斜照明系は、前記リング照明系と一体にまたは別個に回転されることを特徴とする。
また、本発明にかかる照明装置は、上記の発明において、前記偏斜照明系は、前記リング照明系に対して着脱自在に設けられることを特徴とする。
また、本発明にかかる照明装置は、上記の発明において、前記偏斜照明系は、前記高輝度発光素子に電力供給する電源部を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる照明装置は、上記の発明において、前記高輝度発光素子は、高輝度LEDであることを特徴とする。
また、本発明にかかる照明装置は、上記の発明において、前記リング照明系および前記偏斜照明系は、前記観察軸と共通の光軸を有した対物レンズに設けられることを特徴とする。
本発明にかかる照明装置によれば、標本に対して高コントラストの偏斜照明を行うことができるとともに、この偏斜照明とリング照明とを切換自在に行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明にかかる照明装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一符号を付して示している。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1にかかる照明装置について説明する。図1は、本実施の形態1にかかる照明装置101を備えた実体顕微鏡100の外観構成を示す図である。この図に示すように、実体顕微鏡100は、標本1が載置される架台2と、一体に設けられた対物レンズ3、ズーム部4および鏡筒5と、架台2上に立設された支柱部2aに設けられ、ズーム部4を支持する焦準部6と、照明装置101としての照明ユニット7、制御ユニット8およびケーブル9と、を備える。
対物レンズ3は、ズーム部4の底部に取り付けられ、鏡筒5は、ズーム部4上に搭載されている。これによって対物レンズ3、ズーム部4および鏡筒5が内部に備える図示しないレンズ系は光学的に接続され、協働して標本1の観察像を結像する。検鏡者は、この観察像を、鏡筒5に設けられた1対の接眼レンズ5aを介して目視観察することができる。対物レンズ3は、ズーム部4が焦準部6によって支持されることで、その光軸を標本1の観察軸OAに一致させて配置される。焦準部6は、支柱部2aに凸設された焦準ハンドル6aの回動操作に応じ、支柱部2aに沿って自在に上下動される。これにともなって対物レンズ3、ズーム部4および鏡筒5は昇降移動され、標本1に対して焦点合わせ(ピント合わせ)される。
照明ユニット7は、後述のように全体が輪帯状に形成され、対物レンズ3の下端部に環装されている。照明ユニット7は、内部に複数の発光素子およびこの発光素子に比して高輝度発光する高輝度発光素子としてのLEDおよび高輝度LEDを備え、この各LEDおよび高輝度LEDは、ケーブル9を介して制御ユニット8と電気的に接続されている。点灯制御手段としての制御ユニット8は、その筐体表面部に点灯制御ボタン8a,8bが隣接して設けられており、この点灯制御ボタン8a,8bのそれぞれに対応付けられた所定の指示入力に応じて、照明ユニット7が備えるLEDおよび高輝度LEDを切換自在に点灯制御する。
つづいて、照明ユニット7の構成について詳細に説明する。図2および図3は、照明ユニット7の要部構成を示す図である。図2は、照明ユニット7の縦断面であって図3におけるAA矢視断面を示す図であり、図3は、底面部を示す図である。これらの図に示すように、照明ユニット7は、大別して、輪帯状に形成された照明ケース11と、その内部で輪帯配列されたリング照明系としての複数のLED12および偏斜照明系としての高輝度LED13A〜13Dと、これらのLED群から発せられる照明光を拡散して透過させる拡散部材14とを用いて構成されている。
照明ケース11は、同心円筒状の内壁部11aおよび外壁部11bと、この内壁部11aと外壁部11bとによって挟まれた輪帯空間11dの上部を塞ぐ天板部11cとが一体形成されている。天板部11cの上部には、内壁部11aに沿って突起部11eが形成され、突起部11eの一部には、その外周面と内周面とを連通させるタップ孔11fが設けられている。照明ケース11は、対物レンズ3の下端部に環装された状態でタップ孔11fに螺挿された固定ネジ15によって対物レンズ3に固定されている。
複数のLED12は、輪帯空間11d内で内壁部11aおよび天板部11cに沿って輪帯状に配列して設けられている。また、高輝度LED13A〜13Dは、LED12の配列内であって、その配列を周方向に4等分する位置にそれぞれ配置されている。このため、各LED12および高輝度LED13A〜13Dは、照明ケース11が対物レンズ3に取り付けられた場合、観察軸OAを中心にして輪帯配列される。図3では、高輝度LED13A〜13Dは、一例として実体顕微鏡100の左右方向および前後方向に相当するX軸およびY軸上に配置されている。
各LED12および高輝度LED13A〜13Dは、図示しない輪帯状のプリント基板を介して照明ケース11に固定され、このプリント基板とケーブル9とを介して制御ユニット8に電気的に接続されている。また、各LED12および高輝度LED13A〜13Dは、照明ケース11が対物レンズ3に取り付けられた場合、各々の発光軸が標本1に指向するように設けられている。
拡散部材14は、輪帯空間11dに沿って輪帯状かつ平板状に形成された光透過性部材であって、照明ケース11の底面側から内壁部11aと外壁部11bとの間に嵌設されている。また、拡散部材14は、その周囲の3ヶ所に設けられた切欠き部14aが、外壁部11bに設けられた3ヶ所のネジ孔11gに対して固定ネジ16によってネジ止めされることで、照明ケース11に固定されている。拡散部材14は、例えばフロストガラスや、オパールグラスなどの拡散板またはフレネルレンズや、シリンドリカルレンズが用いられる。
以上のように構成された照明装置101では、制御ユニット8は、ケーブル9を介して各LED12および高輝度LED13A〜13Dに対して電力供給するとともに、その供給電力のON/OFF制御をすることによって、各LED12および高輝度LED13A〜13Dの点灯制御つまり点灯/消灯の制御をする。具体的には、制御ユニット8は、点灯制御ボタン8aが押下され、リング照明系の点灯を指示する指示入力がされた場合、各LED12を点灯させ、高輝度LED13A〜13Dを消灯させる。また、点灯制御ボタン8bが押下され、偏斜照明系の点灯を指示する指示入力がされた場合には、LED12をすべて消灯させ、高輝度LED13A〜13Dを択一的に点灯させる。
このとき、制御ユニット8は、点灯制御ボタン8bが押下されるごとに点灯させる高輝度LED13A〜13Dを順次切り換える。例えば、点灯制御ボタン8bが一度押下された場合、高輝度LED13Aのみ点灯させ、つぎに点灯制御ボタン8bが押下された場合には、高輝度LED13Aを消灯し、高輝度LED13Bを点灯させる。同様に、点灯制御ボタン8bが押下されるごとに、高輝度LED13A〜13Dの点灯を順次切り換える。
このように照明装置101では、標本1に対し、複数のLED12を点灯させることでリング照明を行うことができ、高輝度LED13A〜13Dを択一的に点灯させることで高コントラストの偏斜照明を行うことができる。また、制御ユニット8が各LED12および高輝度LED13A〜13Dを点灯制御することで、リング照明と偏斜照明とを切換自在に行うことができる。
ここで、偏斜照明におけるコントラストについて説明する。図4−1および図4−2は、LEDの点灯数とコントラストとの関係を模式的に示す図である。図4−1に示すように、標本1を、例えばその周囲に配列された複数のLED12−1〜12−3によって照明する場合、その点灯数に応じた幅広い照明角φによって偏斜照明することになる。この場合、例えばLED12−1からの照明による影に別のLED12−3等からの照明光が照射されるため、その影のコントラスト、つまり偏斜照明におけるコントラストが低下する。
これに対して図4−2に示すように、標本1を、例えば単一の高輝度LED13Aによって照明する場合、照明角φよりも小さく限られた照明角によって偏斜照明することができる。この場合、高輝度LED13Aからの照明による影に他から照明光が照射されないため、その影について高いコントラストを得ることができ、高コントラストの偏斜照明を実現することができる。
すなわち、照明装置101では、高輝度LED13A〜13Dを択一的に点灯して偏斜照明を行うことで、例えば特許文献1および2に記載された従来技術にかかる照明装置による偏斜照明のように複数もしくはグループ化されたLED群によって偏斜照明を行う場合に比して、高コントラストの偏斜照明を実現することができる。また、照明装置101では、高輝度LED13A〜13Dとして、通常のLEDであるLED12に比して十分に高輝度発光する高輝度LEDを用いているため、この高輝度LED13A〜13Dの択一点灯による照明でも十分に高い照度で標本1を照明することが可能とされている。
なお、上述した制御ユニット8による点灯制御では、点灯制御ボタン8aが押下され、リング照明系の点灯を指示する指示入力がされた場合、各LED12を点灯させ、高輝度LED13A〜13Dを消灯させることとしたが、各LED12と高輝度LED13A〜13Dとをすべて点灯させてもよい。この場合、例えば高輝度LED13A〜13Dへの供給電力を制御し、その輝度をLED12と同等に抑制することで、より一様なリング照明を行うことができる。
また、上述した制御ユニット8による点灯制御では、点灯制御ボタン8bが押下されるごとに高輝度LED13A〜13Dの点灯を順次切り換えることとしたが、高輝度LED13A〜13Dのそれぞれに対応付けられた点灯制御ボタンを設け、押下された点灯制御ボタンに応じて高輝度LED13A〜13Dを択一的に点灯させてもよい。これによって、所望する高輝度LED13A〜13Dをより迅速に点灯させることができる。
また、上述した照明ユニット7では、高輝度LED13A〜13Dを、輪帯配列させたLED12の配列内に配置するものとしたが、LED12の配列内に限定されず、その配列近傍に配置してもよい。具体的には、例えば図5−1および図5−2に示すように、LED12の輪帯配列の外側または内側のいずれかで配列近傍に配置することができる。さらには、配列内、配列内側近傍または配列外側近傍のいずれかに限定して配置する必要はなく、これらを適宜組み合わせて配置して構わない。
また、上述した照明ユニット7では、高輝度LED13A〜13Dを、LED12の輪帯配列をその周方向に4等分する位置にそれぞれ配置するものとしたが、4等分する位置に限定されず、周方向の任意の位置に配置して構わない。また、偏斜照明系として備える高輝度LEDの数は、4つに限定されず、1以上であればいくつであってもよい。
また、上述した照明ユニット7では、LED12を一重に輪帯配列して備えるものとしたが、一重に限定されず、例えば二重以上に輪帯配列してもよい。その際、高輝度LED13A〜13Dは、その二重以上の輪帯配列内、配列内側近傍または配列外側近傍のいずれに配置しても構わない。図6は、一例としてLED12を二重に輪帯配列し、その配列の外側近傍に高輝度LED13A〜13Dを配置した場合を示している。この場合、例えば標本1のキズ検査のとき、まず図7−1に示すように各LED12と高輝度LED13A〜13Dとを全点灯した均一な照明のもとで簡易的な観察を行い、その後図7−2に示すようにLED12によるエリア照明によってコントラストの高い観察を行うか、もしくはより高コントラストの観察が要求される標本に対しては、図7−3に示すように高輝度LED13A〜13Dの択一点灯による観察を行うようにすることで、効率のよい作業ができるという利点がある。
なお、上述した照明ユニット7では、LED12と高輝度LED13A〜13Dとの輝度が異なるものとしたが、さらに発光色を異ならせてもよく、異なる発光色の高輝度LEDを複数備えるようにしてもよい。また、LED12と高輝度LED13A〜13Dとの発光軸を適宜変更できるように構成しても構わない。
以上説明したように、本実施の形態1にかかる照明装置101では、標本1の観察軸OA周りに輪帯配列された複数のLED12を有し、この複数のLED12によって標本1をリング照明するリング照明系と、このリング照明系と一体に設けられ、LED12に比して高輝度発光する高輝度LED13A〜13Dを有し、この高輝度LED13A〜13Dのうち1つによって標本1を偏斜照明する偏斜照明系と、点灯制御ボタン8a,8bの操作に応じてリング照明系および偏斜照明系を切換自在に点灯制御し、偏斜照明させる場合、高輝度LED13A〜13Dを択一的に点灯させる制御ユニット8と、を備えている。このため、照明装置101では、標本1に対して高コントラストの偏斜照明を行うことができるとともに、この偏斜照明とリング照明とを切換自在に行うことができる。また、隣接して設けられた点灯制御ボタン8a,8bを押下するだけの簡易な操作によってリング照明と偏斜照明とを容易に切り換えることができる。
(実施の形態2)
つぎに、本発明の実施の形態2にかかる照明装置について説明する。上述した実施の形態1では、リング照明系としての複数のLED12と、偏斜照明系としての高輝度LED13A〜13Dとが対物レンズ3に対して固定して設けられるものとしたが、本実施の形態2では、各LED12および高輝度LED13A〜13Dが対物レンズ3回り、つまり観察軸OA回りに回転可能に設けられている。
図8〜図10は、本実施の形態2にかかる照明装置が備える照明ユニット27の構成を示す図である。図8は、照明ユニット27の縦断面であって図9および図10におけるBB矢視断面を示す図である。また、図9は、後述する固定部20の上面部を示す図であり、図10は、底面部を示す図である。本実施の形態2にかかる照明装置は、上述した照明装置101の構成をもとに、照明ユニット7に替えて照明ユニット27を備えるものであり、照明ユニット27は、照明ユニット7に替えて実体顕微鏡100の対物レンズ3に取り付けられるものである。
図8〜図10に示すように、照明ユニット27は、固定部20、可動部21および押さえリング22を用いて全体として輪帯状に構成されている。固定部20は、円筒状の側壁部20aと、側壁部20aから外周方向に突起された突縁部20bとが一体形成されている。側壁部20aには、その外周面と内周面とを連通させるタップ孔20cが設けられている。固定部20は、対物レンズ3の下端部に環装され、タップ孔20cに螺挿された固定ネジ15によって対物レンズ3に固定されている。
可動部21は、同心円筒状の内壁部21aおよび外壁部21bと、この内壁部21aと外壁部21bとによって挟まれた輪帯空間21dの上部を塞ぐ天板部21cとが一体形成されている。天板部21cの内壁部21a側の縁端には、内壁部21aからその内周方向に突起された突縁部21eが設けられている。可動部21は、固定部20に対してその上部から環装され、突縁部21eが固定部20の突縁部20b上に支持されることで、固定部20と一体に対物レンズ3の下端部に設けられるとともに、対物レンズ3および固定部20に対して観察軸OA回りに回転可能とされている。また、固定部20に対して着脱自在とされている。さらに、可動部21では、実施の形態1における照明ユニット7と同様に、輪帯空間21d内に、リング照明系としての複数のLED12と偏斜照明系としての高輝度LED13A〜13Dとが輪帯配列され、底面部には、拡散部材14が嵌設されてネジ止めされている。
押さえリング22は、固定部20の側壁部20aと同心円筒状の側壁部22aと、その外周方向に突起された突縁部22bとが一体形成されている。押さえリング22は、可動部21の上部から固定部20に環装され、側壁部22aの周囲の3ヶ所に設けられた貫通孔22cが、側壁部20aの外周部の3ヶ所に設けられたネジ孔20dに対して固定ネジ17によってネジ止めされることで、固定部20の外周部に固定される。この状態で押さえリング22は、突縁部22bによって可動部21の上面部を押止し、可動部21が固定部20から脱離されないように規制する。なお、押さえリング22の側壁部22aには、固定部20のタップ孔20cに対向する位置に貫通孔22dが設けられており、この貫通孔22dを介して固定ネジ15がタップ孔20cに対して螺挿および螺脱可能とされている。
つづいて、固定部20に対して可動部21を回転させる機構について説明する。可動部21は、固定部20に環装され、押さえリング22によって規制された状態で、突縁部21eの底面部21fを突縁部20bの上面部20eに当接させるとともに、突縁部21eの底面部21fに凸設された規制ピン21gの先端面を突縁部20b上に設けられた凹部20fの上面に当接させる。そして、可動部21は、外部からその周方向に回転操作された場合、底面部21fを上面部20eに対して摺動させるとともに規制ピン21gの先端面を凹部20fの上面に対して摺動させる。
可動部21の突縁部21eには、その一部に形成された貫通孔21h内にプランジャ機構23が挿設されている。プランジャ機構23は、ボール23a、スプリング23bおよびネジ23cをこの順に貫通孔21h内に挿入して構成されており、貫通孔21hに対するネジ23cの螺入量とスプリング23bのバネ力とに応じてボール23aの一部を、貫通孔21hの下端に設けられた狭窄部21iから一定圧力で突出させている。これに対して固定部20の上面部20eには、その径方向に切削されたV溝20g〜20iが周方向の3ヶ所に設けられている。V溝20gは、X軸上に設けられ、V溝20hおよび20iは、V溝20gに対して互いに反対側の周方向へ45度回転した位置に設けられている。
プランジャ機構23は、可動部21をその周方向に回転させることでV溝20g〜20iのいずれかの上部に移動された場合、ボール23aがそのV溝20g〜20iのいずれかに係入されることによって移動が規制される。これに応じて、可動部21は、その周方向の回転が規制される。また、このように可動部21の回転が規制されることで、高輝度LED13A〜13Dの周方向の配置がV溝20g〜20iの位置に応じて位置決めされる。
具体的には、可動部21を回転させてプランジャ機構23をX軸上に移動させた場合、ボール23aは、図9に示すようにV溝20gに係入され、高輝度LED13A〜13Dは、図10に示すように各々X軸上またはY軸上に位置決めされる。この状態から可動部21をさらに回転させてプランジャ機構23をV溝20h上に移動させた場合、ボール23aは、図11−1に示すようにV溝20hに係入され、高輝度LED13A〜13Dは、図12−1に示すように図10の状態から図中反時計回りに45度回転した位置に位置決めされる。これとは逆に可動部21を回転させてプランジャ機構23をV溝20i上に移動させた場合には、ボール23aは、図11−2に示すようにV溝20iに係入され、高輝度LED13A〜13Dは、図12−2に示すように図10の状態から図中時計回りに45度回転した位置に位置決めされる。なお、ボール23aは、可動部21をやや強めに回転させることでV溝20g〜20iから容易に係脱され、これにともない可動部21は再び回転可能とされる。
ここで、可動部21の回転範囲は、固定部20に設けられた凹部20fと、可動部21に凸設された規制ピン21gとによって規定されている。具体的には、可動部21を一方に回転させた場合、図11−1に示すように規制ピン21gが凹部20fの周方向の一方の側壁面20jに当接されることで、この方向の回転が規制される。また、可動部21を他方に回転させた場合には、図11−2に示すように規制ピン21gが凹部20fの周方向の他方の側壁面20kに当接されることで、この方向の回転が規制される。なお、図11−1および図11−2では、側壁面20j,20kは、一例として、ボール23aがそれぞれV溝20h,20iに係入された状態で規制ピン21gが当接される位置に設けられている。
なお、凹部20f、V溝20g〜20i、規制ピン21gおよびプランジャ機構23の配置は、図8、図9、図11−1および図11−2に示した配置に限定されず、それぞれ突縁部20b,21eの周方向の所望位置に移して構わない。また、照明ユニット27と制御ユニット8とを電気的に接続するケーブル9は、例えば実体顕微鏡100のフレーム等に保持させることで、可動部21の回転の妨げにならないようにしておくことが好ましい。
以上説明したように、本実施の形態2にかかる照明装置では、上述した照明ユニット7と同様に、リング照明系としての複数のLED12と、偏斜照明系として高輝度LED13A〜13Dと、このリング照明系および偏斜照明系を切換自在に点灯制御する制御ユニット8とを備えるとともに、さらに高輝度LED13A〜13Dが観察軸OA回りに回転可能とされている。このため、本実施の形態2にかかる照明装置では、実施の形態1にかかる照明装置101と同様の効果を奏するばかりでなく、対物レンズ3に対して照明ユニット27を装着しなおすことなく観察軸OA回りの任意の方位から高コントラストの偏斜照明を行うことができるとともに、照射方位の異なる偏斜照明を容易に切換自在に行うことができる。また、V溝20g〜20iとプランジャ機構23とを設けたことで、これらによって位置決めされる高輝度LED13A〜13Dによって安定的に、かつ再現性よく偏斜照明を行うことができる。
なお、照明ユニット27では、高輝度LED13A〜13DをLED12の輪帯配列内に設け、これらを一体に観察軸OA回りに回転させるものとしたが、例えば図5−1、図5−2または図6に示したように高輝度LED13A〜13DをLED12の配列内側近傍または配列外側近傍に配し、高輝度LED13A〜13Dのみ観察軸OA回りに回転可能な構成としてもよい。また、照明ユニット27では、可動部21を手動で回転させるものとして説明したが、モータ等の駆動機構をさらに設け、可動部21を電動で回転させるようにしてもよい。
(実施の形態3)
つぎに、本発明の実施の形態3にかかる照明装置について説明する。上述した実施の形態1および2では、照明ユニット7および27は、偏斜照明系として複数の高輝度LED13A〜13Dを備えるものとしたが、本実施の形態3では、偏斜照明系として高輝度LEDを1つだけ備えるようにしている。
図13および図14は、本実施の形態3にかかる照明装置が備える照明ユニット37の構成を示す図である。図13は、照明ユニット37の縦断面であって図14におけるCC矢視断面を示す図であり、図14は、底面部を示す図である。本実施の形態3にかかる照明装置は、上述した照明装置101の構成をもとに、照明ユニット7に替えて照明ユニット37を備えるものであり、照明ユニット37は、照明ユニット7に替えて実体顕微鏡100の対物レンズ3に取り付けられるものである。
図13および図14に示すように、照明ユニット37は、固定部30、可動部31および押さえリング22を用いて全体として輪帯状に構成されている。固定部30は、実施の形態1における照明ケース11の構成をもとに、突起部11eに替えて突起部30eが設けられている。突起部30eには、突起部11eにおけるタップ孔11fと同様にタップ孔30fが設けられているほか、外周部の周囲の3ヶ所にネジ孔30gが設けられている。固定部30は、対物レンズ3の下端部に環装され、タップ孔30fに螺挿された固定ネジ15によって対物レンズ3に固定されている。
また、固定部30は、照明ケース11と同様に、輪帯空間11d内にリング照明系としての複数のLED12が輪帯配列されているほか、底面部には、拡散部材14が嵌設されてネジ止めされている。ただし、固定部30におけるLED12の輪帯配列では、照明ケース11におけるLED12の配列内に高輝度LED13A〜13Dが配置されていたのと異なり、LED12だけが輪帯配列されている。
可動部31は、固定部30と同心の輪帯平板状の摺動部31aと、その外周端の一部に凸設された照明ケース部31bとが一体形成されている。この可動部31は、摺動部31aが固定部30に対してその上部から環装されるとともに天板部11c上に支持されることで、固定部30と一体に対物レンズ3の下端部に設けられるとともに、対物レンズ3および固定部30に対して観察軸OA回りに回転可能とされている。また、固定部30に対して着脱自在とされている。
押さえリング22は、固定部30に環装された可動部31の上部から固定部30に環装され、周囲の3ヶ所に設けられた貫通孔22cがそれぞれ3ヶ所のネジ孔30gに対して固定ネジ17によってネジ止めされることで、固定部30の外周部に固定される。この状態で押さえリング22は、可動部31の上面部を押止し、可動部31が固定部30から脱離されないように規制する。なお、押さえリング22の貫通孔22dは、押さえリング22が固定部30に取り付けられた状態でそのタップ孔30fに対向する位置に設けられ、固定ネジ15は、貫通孔22dを介し、タップ孔30fに対して螺挿および螺脱可能とされている。
つづいて、照明ケース部31bの構成について詳細に説明する。照明ケース部31bは、摺動部31aの径方向の側壁部31c,31dにおける外側端面が固定部30の外壁部11bと同心円弧状に形成されている。照明ケース部31bの内部には上下方向の貫通孔によって筒状空間31eが形成されており、この筒状空間31e内には、偏斜照明系としての高輝度LED13Aと、この高輝度LED13Aの点灯駆動回路が形成された基板32と、基板32を介して高輝度LED13Aに電力供給をするボタン電池等の電源33とが設けられている。また、外周側の側壁部31dには、高輝度LED13Aの点灯/消灯および調光を行う操作部34が外部から操作可能に装設されている。一方、筒状空間31eの下端開口部には拡散部材14と同等機能を有する拡散部材35が嵌設され、上端開口部には蓋部材36が開閉自在に設けられている。筒状空間31e内の高輝度LED13A、基板32および電源33は、蓋部材36を開蓋することで外部から交換可能とされている。
以上のように構成された照明ユニット37を備える本実施の形態2にかかる照明装置では、制御ユニット8は、ケーブル9を介して各LED12に電力供給を行い、その点灯制御をする。具体的には、制御ユニット8は、点灯制御ボタン8aが押下された場合、各LED12を点灯させ、点灯制御ボタン8bが押下された場合には、LED12をすべて消灯させる。一方、高輝度LED13Aは、例えば操作部34が押下されるごとに点灯および消灯を繰り返す。これによって、この照明装置では、標本1に対し、点灯制御ボタン8aが押下することでLED12によってリング照明を行うことができるとともに、点灯制御ボタン8bを押下し、かつ操作部34を点灯のため押下することで、高輝度LED13Aによって高コントラストの偏斜照明を行うことができる。また、この点灯制御ボタン8a,8bと操作部34との押下操作を適宜繰り返すことで、リング照明と偏斜照明とを容易に切換自在に行うことができる。
なお、照明ユニット37では、高輝度LED13Aに電力供給をする電源33を照明ケース部31b内に備えるものとしたが、照明ユニット7と同様に、ケーブル9等を介して制御ユニット8から電力供給をしてもよい。その場合、制御ユニット8は、実施の形態1と同様に、点灯制御ボタン8aが押下された場合、各LED12を点灯させ、高輝度LED13Aを消灯させるとよい。また、点灯制御ボタン8bが押下された場合には、各LED12を消灯させ、高輝度LED13Aを点灯させるとよい。これによって、隣接配置された点灯制御ボタン8a,8bを押下するだけの簡易な操作でリング照明と偏斜照明とを容易に切り換えることができる。なお、このように制御ユニット8から電力供給を行う場合には、可動部31の回転を妨げないために、ケーブル9等の電力供給用ケーブルにカールコードを用いるか、リール機構等によって電力供給用ケーブルを巻き取り収納するとよい。
以上説明したように、本実施の形態3にかかる照明装置では、リング照明系としての複数のLED12と、偏斜照明系として高輝度LED13Aと、これらのLEDを点灯/消灯させるための制御ユニット8および操作部34とを備えるとともに、高輝度LED13Aが観察軸OA回りに回転可能とされている。このため、本実施の形態3にかかる照明装置では、標本1に対して高コントラストの偏斜照明を行うことができるとともに、この偏斜照明とリング照明とを切換自在に行うことができる。また、対物レンズ3に対して照明ユニット37を装着しなおすことなく観察軸OA回りの任意の方位から高コントラストの偏斜照明を行うことができるとともに、照射方位の異なる偏斜照明を容易に切換自在に行うことができる。なお、この照明装置が備える照明ユニット37は、偏斜照明系として備える高輝度LEDの数が1つとされているため、実施の形態1および2における照明ユニット7,27に比して低コスト化が促進される。
ここまで、本発明を実施する最良の形態を実施の形態1〜3として説明したが、本発明は、上述した実施の形態1〜3に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変形が可能である。
例えば、上述した実施の形態1〜3では、複数のLED12および高輝度LED13A〜13Dに対し、制御ユニット8または電源33から有線で電力供給をするものとしたが、有線に限定されず、無線によって電力供給を行ってもよい。この場合、電力供給元に送信機構を設け、LED12および高輝度LED13A〜13D側に受信機構を設けるとよい。
なお、上述した実施の形態1〜3では、照明ユニット7,27,37が実体顕微鏡100の対物レンズ3に設けられるものとしたが、実体顕微鏡100に限定されず、生物顕微鏡や工業顕微鏡等、種々の顕微鏡や測定装置に対して装着させることができる。
本発明の実施の形態1にかかる照明装置を用いた実体顕微鏡の構成を示す図である。 図1に示した照明ユニットの構成を示す図である。 図1に示した照明ユニットの底面部を示す図である。 偏斜照明のコントラストを説明する図である。 偏斜照明のコントラストを説明する図である。 照明ユニットの変形構成を示す図である。 照明ユニットの変形構成を示す図である。 照明ユニットの変形構成を示す図である。 標本のキズ検査における照明手順例を示す図である。 標本のキズ検査における照明手順例を示す図である。 標本のキズ検査における照明手順例を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる照明装置が備える照明ユニットの構成を示す図である。 図8に示した固定部の上面部を示す図である。 図8に示した照明ユニットの底面部を示す図である。 固定部の上面部を示す図である。 固定部の上面部を示す図である。 照明ユニットの底面部を示す図である。 照明ユニットの底面部を示す図である。 本発明の実施の形態3にかかる照明装置が備える照明ユニットの構成を示す図である。 図13に示した照明ユニットの底面部を示す図である。
符号の説明
1 標本
2 架台
2a 支柱部
3 対物レンズ
4 ズーム部
5 鏡筒
5a 接眼レンズ
6 焦準部
6a 焦準ハンドル
7 照明ユニット
8 制御ユニット
8a,8b 点灯制御ボタン
9 ケーブル
11 照明ケース
11a 内壁部
11b 外壁部
11c 天板部
11d 輪帯空間
11e 突起部
11f タップ孔
11g ネジ孔
12 LED
13A〜13D 高輝度LED
14 拡散部材
14a 切欠き部
15〜17 固定ネジ
20 固定部
20a 側壁部
20b 突縁部
20c タップ孔
20d ネジ孔
20e 上面部
20f 凹部
20g〜20i V溝
20j,20k 側壁面
21 可動部
21a 内壁部
21b 外壁部
21c 天板部
21d 輪帯空間
21e 突縁部
21f 底面部
21g 規制ピン
21h 貫通孔
21i 狭窄部
22 押さえリング
22a 側壁部
22b 突縁部
22c,22d 貫通孔
23 プランジャ機構
23a ボール
23b スプリング
23c ネジ
27 照明ユニット
30 固定部
30e 突起部
30f タップ孔
30g ネジ孔
31 可動部
31a 摺動部
31b 照明ケース部
31c,31d 側壁部
31e 筒状空間
32 基板
33 電源
34 操作部
35 拡散部材
36 蓋部材
37 照明ユニット
100 実体顕微鏡
101 照明装置
OA 観察軸

Claims (11)

  1. 標本の観察軸周りに輪帯配列された複数の発光素子を有し、該複数の発光素子によって前記標本をリング照明するリング照明系と、
    前記リング照明系と一体に設けられ、前記発光素子に比して高輝度発光する1以上の高輝度発光素子を有し、該1以上の高輝度発光素子のうち1つの高輝度発光素子によって前記標本を偏斜照明する偏斜照明系と、
    を備えたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記リング照明系および前記偏斜照明系を切換自在に点灯制御する点灯制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記点灯制御手段は、前記リング照明系または前記偏斜照明系の少なくとも一方の点灯を指示する指示入力に応じて点灯制御することを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記偏斜照明系は、複数の前記高輝度発光素子を前記観察軸周りに配して備え、
    前記点灯制御手段は、前記偏斜照明系に偏斜照明させる場合、複数の前記高輝度発光素子を択一的に点灯させることを特徴とする請求項2または3に記載の照明装置。
  5. 前記偏斜照明系は、輪帯配列された複数の前記発光素子の配列内または配列近傍の少なくとも一方に前記高輝度発光素子を配して備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の照明装置。
  6. 前記偏斜照明系は、前記観察軸回りに回転可能に設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の照明装置。
  7. 前記偏斜照明系は、前記リング照明系と一体にまたは別個に回転されることを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記偏斜照明系は、前記リング照明系に対して着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の照明装置。
  9. 前記偏斜照明系は、前記高輝度発光素子に電力供給する電源部を有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  10. 前記高輝度発光素子は、高輝度LEDであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の照明装置。
  11. 前記リング照明系および前記偏斜照明系は、前記観察軸と共通の光軸を有した対物レンズに設けられることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の照明装置。
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