JP6107611B2 - Egrバルブ装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関より排出される排気ガスの一部をEGRガスとして吸気側に還流させるための排気再循環(EGR)システムに用いられるEGRバルブ装置に関する。
EGRシステムに係る従来技術として特許文献1が公知である。
同文献1に開示されたEGRシステムは、EGRガスを冷却するEGRクーラの下流側(吸気側)と上流側(排気側)とを連通するリターン通路を有し、このリターン通路に逆止弁設けられている。逆止弁は、EGRクーラの下流側に接続されるリターン通路の吸気側からEGRクーラの上流側に接続されるリターン通路の排気側に向かってEGRガスを流すことができる。
これにより、EGRバルブが全閉状態の時に排気脈動により排気圧力(EGRガスの圧力)が上昇すると、逆止弁が開弁してリターン通路の吸気側から排気側へ向かってEGRガスを戻すことができる。よって、EGRガスが露点温度以下に冷却される前にEGRクーラを通過させることができるので、EGRクーラを含む排気ガス循環通路での凝縮水の発生を抑制することが可能である。
特開2012−163082号公報
ところが、上記の従来技術では、EGRバルブの全閉時にEGRクーラを通過したEGRガスの全量がリターン通路を通ってEGRクーラの上流側(排気側)へ流れることはなく、EGRクーラを通過したEGRガスの一部はEGRバルブまで到達する。よって、EGRクーラで冷却されたEGRガスの一部が全閉状態にあるEGRバルブの手前で滞留し、露点温度以下まで冷却されて凝縮水が発生することがある。その結果、EGRハウジングに形成されるEGR通路内に凝縮水が溜まることで腐食が発生し、その腐食によりEGRシステムの性能を損なう恐れがあった。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、その目的は、EGRバルブの全閉時にEGR通路内に凝縮水が溜まることを防止することにより、EGRシステムの性能低下を回避できるEGRバルブ装置を提供することにある。
請求項1に係る本発明は、内燃機関より排出される排気ガスの一部(以下、EGRガスと言う)を内燃機関の吸気側へ還流させるための排ガス還流通路に配設され、排ガス還流通路の一部を形成するEGR通路を有するEGRハウジングと、EGR通路の内部に配設される弁体を有し、この弁体の開度に応じてEGR通路を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブとを備えるEGRバルブ装置であって、EGRハウジングに形成され、弁体より上流側のEGR通路から分岐して内燃機関の吸気側に通じるバイパス通路と、EGRハウジングに組み込まれてバイパス通路を開閉可能に設けられるバイパス弁とを有し、バイパス弁は、弁体がEGR通路を全閉するバルブ全閉時にバイパス通路を開き、弁体がEGR通路を開くバルブ開弁時にバイパス通路を閉じる
また、バイパス弁は、EGR通路から分岐するバイパス通路の上流側端部または内燃機関の吸気側に接続される下流側端部に配設されることを特徴とする。
上記の構成によれば、EGRバルブがEGR通路を全閉するバルブ全閉時にバイパス弁が開弁する、つまりバイパス通路を開くことで、EGR通路へ流入する凝縮水をバイパス通路へ逃がすことができる。これにより、バルブ全閉時において弁体より上流側(排気側)のEGR通路内に凝縮水が溜まることはなく、EGR通路内の腐食を防止できるので、EGRシステムの性能低下を回避できる。
また、EGRバルブがEGR通路を開くバルブ開弁時には、バイパス弁が閉弁する、つまりバイパス通路を閉じるので、EGRガスがバイパス通路を流れることはなく、弁体の開度に応じてEGR通路を流れることができる。
実施例1に係るEGRバルブ装置の断面図である。 図1に示すバイパス弁の断面図である。 図1に示すバイパス弁のIII−III断面図である。 図1に示すバイパス弁(開弁状態)の作動説明図である。 図1に示すバイパス弁(閉弁状態)の作動説明図である。 排気再循環システムの全体図である。 実施例2に係るEGRバルブ装置の断面図である。 図7に示すバイパス弁の断面図である。
本発明を実施するための形態を以下の実施例により詳細に説明する。
〔実施例1〕
EGRバルブ装置1は、図6に示すように、エンジン2の燃焼室より排出される排気ガスの一部(以下、EGRガスと呼ぶ)を吸気側に還流させるためのEGRシステムに用いられる。
EGRシステムは、エンジン2の吸気通路3と排気通路4とを連通する排ガス還流通路5を有し、この排ガス還流通路5にEGRクーラ6と本発明のEGRバルブ装置1とが配設される。EGRクーラ6は、例えば、エンジン冷却水との熱交換によってEGRガスを冷却する水冷式熱交換器である。
EGRバルブ装置1は、排ガス還流通路5においてEGRクーラ6より下流側(EGRガスの流れ方向における下流側)に配設される。
このEGRバルブ装置1は、図1に示すように、EGR通路7を形成するEGRハウジング8と、EGR通路7を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブ9と、後述するバイパス通路10およびバイパス弁11等を備える。
EGRハウジング8は、例えばアルミダイカストにより製造され、図1に示す右側端面(IN側端面と呼ぶ)から左側端面(OUT側端面と呼ぶ)までEGRハウジング8の内部をEGR通路7が貫通して形成される。
EGR通路7が開口するEGRハウジング8のIN側端面には、EGRバルブ装置1より上流側の排ガス還流通路5aが接続され、EGRハウジング8のOUT側端面には、EGRバルブ装置1より下流側の排ガス還流通路5bが接続される。つまり、EGR通路7は、排ガス還流通路5の一部を形成している。また、EGR通路7の一部には、金属製(例えばステンレス製)の円筒ノズル12が挿入されている。
EGRバルブ9は、二つの軸受13、14を介してEGRハウジング8に回転自在に支持されるシャフト9aと、シャフト9aの一方の端部に固定される円板状の弁体9bとを有し、この弁体9bがシャフト9aと一体に回転してEGR通路7の開口面積を可変する。なお、二つの軸受13、14の具体例として、図1では軸受13にボールベアリング、軸受14に滑り軸受が用いられている。
シャフト9aは、他方の端部にバルブギヤ15が取り付けられ、図示しないモータのトルクがギヤトレインを介して伝達される。
ギヤトレインは、バルブギヤ15を含む複数の歯車によって構成される動力伝達手段であり、モータのトルクを増幅してシャフト9aに伝達する。
弁体9bは、円筒ノズル12の内周に配置されてEGR通路7を全閉するバルブ全閉位置と、EGR通路7の開口面積が最大となるバルブ全開位置との間で回動する。弁体9bの外周には、例えばステンレス製のシールリング9cが装着されている。シールリング9cには、バルブ全閉時に円筒ノズル12の内周と弁体9bの外周との間に生じる隙間を塞ぐシール機能を持たせている。
EGRバルブ9の制御は、電子制御装置であるECU(図示せず)によって行われる。
ECUは、アクセル開度やエンジン回転数等から把握されるエンジン2の運転状態に応じてEGRバルブ9の目標開度を演算し、回転角センサによって検出されるEGRバルブ9の実開度が目標開度と一致するようにモータへの供給電力をフィードバック制御する。
回転角センサは、図1に示すように、バルブギヤ15の内周に装着される永久磁石16の内側にホールIC17を配置して構成される。ホールIC17は、バルブギヤ15と共に永久磁石16が回転することで、ホール素子を貫く磁束密度に比例した電気信号(電圧)をECUへ出力する。
次に、本発明に係るバイパス通路10およびバイパス弁11について説明する。
バイパス通路10は、EGRバルブ9の弁体9bより上流側(以下、IN側と呼ぶ)のEGR通路7から分岐してEGRハウジング8のOUT側端面まで形成される。つまり、バイパス通路10の上流端が弁体9bよりIN側のEGR通路7に開口し、バイパス通路10の下流端がEGRハウジング8のOUT側端面に開口している。
EGRハウジング8のOUT側端面には、図6に示すように、エンジン2の吸気通路3に通じる連通管18が接続される。すなわち、バイパス通路10の下流端は、連通管18を介してエンジン2の吸気通路3に連通している。
EGR通路7から分岐するバイパス通路10の分岐口には、図2に示すように、バイパス弁11を組み付けるための組み付け穴が形成される。
組み付け穴は、バイパス通路10の上流端に形成されてEGR通路7に開口するプレート固定穴19と、このプレート固定穴19の下流側(図示下側)に穿設される弁可動室20と、この弁可動室20より下流側に形成されるスプリング保持穴21とを有する。
バイパス弁11は、プレート固定穴19に嵌合して圧入等により固定される固定プレート22と、弁可動室20に配設される弁プレート23と、この弁プレート23を閉弁方向(図示上方向)へ付勢するスプリング24とを有する。
固定プレート22は、スプリング24により閉弁方向へ付勢される弁プレート23を閉位置に保持するストッパ機能を有する。また、固定プレート22の中央部には、板厚方向に貫通してEGR通路7と弁可動室20とを連通するが開口している。
弁プレート23は、例えば円板形状を有し、その外径が固定プレート22に形成される連通孔22aの内径より大きく、且つ、弁可動室20の内径より小さく形成される。この弁プレート23は、固定プレート22に当接して連通孔22aを閉じる閉位置(図5に示す位置)と、固定プレート22から離れて連通孔22aを開く開位置(図4に示す位置)との間で弁可動室20の内部を可動する。
弁プレート23の反固定プレート側の表面(図2の下側表面)には、弁プレート23の周方向に等間隔に配置される複数の脚部23aが設けられる。この脚部23aは、図3に示すように、弁プレート23の外周縁に沿って円弧状に形成され、周方向に隣り合う脚部23a同士の間に所定の空間が確保されている。この脚部23aを有する弁プレート23は、EGRガスの圧力を受けて開弁方向へ押し下げられた時に、脚部23aの下端面が弁可動室20の底面に当接することで開位置に保持される。
スプリング24は、複数の脚部23aの内周に配置され、図2に示す上側の端部が弁プレート23の反固定プレート側の表面に当接し、下側の端部がスプリング保持穴21の段差面に当接して、弁プレート23を閉弁方向へ付勢している。
〔実施例1の作用および効果〕
EGRバルブ9がEGR通路7を全閉するバルブ全閉時には、弁プレート23に掛かるEGRガスの圧力がスプリング24の付勢力に打ち勝つことで、図4に示すように、弁プレート23が開弁方向へ移動して開位置に保持される。弁プレート23が開位置に保持されると、固定プレート22の連通孔22aを通じてEGR通路7と弁可動室20とが連通する。すなわち、バイパス弁11がバイパス通路10を開くことにより、弁体9bよりIN側のEGR通路7へ流入する凝縮水をバイパス通路10へ逃がすことができる。
また、EGRバルブ9がEGR通路7を開くバルブ開弁時において、弁プレート23に掛かるEGRガスの圧力がスプリング24の付勢力より小さくなると、図5に示すように、弁プレート23が固定プレート22に当接して閉位置に保持される。この閉位置では、弁プレート23が固定プレート22の連通孔22aを閉じることにより、EGR通路7と弁可動室20との間が遮断される。すなわち、バイパス弁11がバイパス通路10を閉じることにより、EGRガスがバイパス通路10を通ってエンジン2の吸気側へ流れることを防止できる。
上記のように、EGRバルブ9がEGR通路7を全閉するバルブ全閉時には、バイパス弁11がバイパス通路10を開くことで凝縮水をバイパス通路10へ逃がすことができるので、弁体9bよりIN側のEGR通路7内に凝縮水が溜まることを防止できる。その結果、EGR通路7内の腐食を防止できるため、EGRシステムの性能低下を回避できる。
また、EGRバルブ9がEGR通路7を開くバルブ開弁時において、弁プレート23に係るEGRガスの圧力がスプリング24の付勢力より小さい時は、バイパス弁11がバイパス通路10を閉じるので、EGRガスがバイパス通路10を流れることを防止できる。
以下、本発明に係る他の実施例について説明する。
なお、実施例1と共通する部品および構成を示すものは、実施例1と同一の符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
〔実施例2〕
この実施例2は、バイパス弁11をサブアッセンブリとして一体的に構成した事例である。具体的には、図8に示すように、プレート固定穴19、弁可動室20、およびスプリング保持穴21を形成する弁ハウジング25を有し、この弁ハウジング25に固定プレート22、弁プレート23、およびスプリング24が一体的に組み付けられてサブアッセンブリとして構成される。
このサブアッセンブリ化されたバイパス弁11は、図7に示すように、EGR通路7から分岐するバイパス通路10の上流側端部(バイパス通路10の分岐口)に形成される取付け孔26に嵌合してEGRハウジング8に組み付けられる。
この実施例2の事例では、バイパス弁11をサブアッセンブリ化することでEGRハウジング8へのバイパス弁11の組み付けが容易になる。
〔変形例〕
実施例1、2では、バイパス弁11をバイパス通路10の上流側端部(分岐口)に配設した事例を記載したが、EGRハウジング8のOUT側端面に開口するバイパス通路10の下流側端部に配設することも可能である。但し、バイパス弁11をバイパス通路10の下流側端部に配設する場合は、弁プレート23に対して複数の脚部23aおよびスプリング24の配置を実施例1、2の場合と反対側(固定プレート22側)に設定する。
実施例1、2に記載したバイパス弁11において、弁プレート23の反固定プレート側の表面にスプリング24の内周側をガイドするガイド壁を設けることもできる。この場合、スプリング24の外周側が複数の脚部23aによって保持され、スプリング24の内周側がガイド壁によって保持されるので、スプリング24の姿勢を常に安定した状態で保持できる。
実施例1では、バイパス通路10の下流端が連通管18を介してエンジン2の吸気通路3に連通する構成を記載している。つまり、連通管18の下流端がエンジン2の吸気通路3に接続されるが、EGRハウジング8のOUT側端面に接続される排ガス還流通路5bに連通管18の下流端を接続する構成でもよい。
1 EGRバルブ装置
2 エンジン(内燃機関)
5 排ガス還流通路
7 EGR通路
8 EGRハウジング
9 EGRバルブ
9a シャフト(EGRバルブ)
9b 弁体(EGRバルブ)
10 バイパス通路
11 バイパス弁
22 固定プレート
23 弁プレート
24 スプリング
25 弁ハウジング
26 取付け孔

Claims (5)

  1. 内燃機関(2)より排出される排気ガスの一部(以下、EGRガスと言う)を前記内燃機関(2)の吸気側へ還流させるための排ガス還流通路(5)に配設され、前記排ガス還流通路(5)の一部を形成するEGR通路(7)を有するEGRハウジング(8)と、
    前記EGR通路(7)の内部に配設される弁体(9b)を有し、この弁体(9b)の開度に応じて前記EGR通路(7)を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブ(9)とを備えるEGRバルブ装置(1)であって、
    前記EGRハウジング(8)に形成され、前記弁体(9b)より上流側の前記EGR通路(7)から分岐して前記内燃機関(2)の吸気側に通じるバイパス通路(10)と、
    前記EGRハウジング(8)に組み込まれて前記バイパス通路(10)を開閉可能に設けられるバイパス弁(11)とを有し、
    前記バイパス弁(11)は、前記弁体(9b)が前記EGR通路(7)を全閉するバルブ全閉時に前記バイパス通路(10)を開き、前記弁体(9b)が前記EGR通路(7)を開くバルブ開弁時に前記バイパス通路(10)を閉じ
    前記バイパス弁(11)は、前記EGR通路(7)から分岐する前記バイパス通路(10)の上流側端部または前記内燃機関(2)の吸気側に接続される下流側端部に配設されることを特徴とするEGRバルブ装置。
  2. 内燃機関(2)より排出される排気ガスの一部(以下、EGRガスと言う)を前記内燃機関(2)の吸気側へ還流させるための排ガス還流通路(5)に配設され、前記排ガス還流通路(5)の一部を形成するEGR通路(7)を有するEGRハウジング(8)と、
    前記EGR通路(7)の内部に配設される弁体(9b)を有し、この弁体(9b)の開度に応じて前記EGR通路(7)を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブ(9)とを備えるEGRバルブ装置(1)であって、
    前記EGRハウジング(8)に形成され、前記弁体(9b)より上流側の前記EGR通路(7)から分岐して前記内燃機関(2)の吸気側に通じるバイパス通路(10)と、
    前記EGRハウジング(8)に組み込まれて前記バイパス通路(10)を開閉可能に設けられるバイパス弁(11)とを有し、
    前記バイパス弁(11)は、前記弁体(9b)が前記EGR通路(7)を全閉するバルブ全閉時に前記バイパス通路(10)を開き、前記弁体(9b)が前記EGR通路(7)を開くバルブ開弁時に前記バイパス通路(10)を閉じ、
    前記バイパス弁(11)は、前記バイパス通路(10)を閉じる閉位置と前記バイパス通路(10)を開く開位置との間で可動する弁プレート(23)と、この弁プレート(23)を閉弁方向へ付勢するスプリング(24)と、このスプリング(24)に付勢される前記弁プレート(23)を前記閉位置に保持する固定プレート(22)とを有し、
    前記バルブ全閉時には、前記弁プレート(23)に掛かるEGRガスの圧力が前記スプリング(24)の付勢力に打ち勝つことで前記弁プレート(23)が前記開位置へ移動し、前記バルブ開弁時には、前記弁プレート(23)に掛かるEGRガスの圧力が前記スプリング(24)の付勢力より小さくなると、前記弁プレート(23)が前記スプリング(24)に付勢されて前記閉位置へ移動し、
    前記バイパス弁(11)は、弁ハウジング(25)を有し、この弁ハウジング(25)に前記弁プレート(23)、前記スプリング(24)、および前記固定プレート(22)が組み付けられてサブアッセンブリとして一体的に構成されていることを特徴とするEGRバルブ装置。
  3. 請求項1に記載したEGRバルブ装置(1)において、
    前記バイパス弁(11)は、前記バイパス通路(10)を閉じる閉位置と前記バイパス通路(10)を開く開位置との間で可動する弁プレート(23)と、この弁プレート(23)を閉弁方向へ付勢するスプリング(24)と、このスプリング(24)に付勢される前記弁プレート(23)を前記閉位置に保持する固定プレート(22)とを有し、
    前記バルブ全閉時には、前記弁プレート(23)に掛かるEGRガスの圧力が前記スプリング(24)の付勢力に打ち勝つことで前記弁プレート(23)が前記開位置へ移動し、前記バルブ開弁時には、前記弁プレート(23)に掛かるEGRガスの圧力が前記スプリング(24)の付勢力より小さくなると、前記弁プレート(23)が前記スプリング(24)に付勢されて前記閉位置へ移動することを特徴とするEGRバルブ装置。
  4. 請求項3に記載したEGRバルブ装置(1)において、
    前記バイパス弁(11)は、弁ハウジング(25)を有し、この弁ハウジング(25)に前記弁プレート(23)、前記スプリング(24)、および前記固定プレート(22)が組み付けられてサブアッセンブリとして一体的に構成されていることを特徴とするEGRバルブ装置。
  5. 請求項2または請求項4に記載したEGRバルブ装置(1)において、
    前記EGRハウジング(8)は、前記EGR通路(7)から分岐する前記バイパス通路(10)の上流側端部に取付け孔(26)が形成され、
    サブアッセンブリとして一体的に構成された前記バイパス弁(11)は、前記弁ハウジング(25)を前記取付け孔(26)に嵌合して前記EGRハウジング(8)に装着されることを特徴とするEGRバルブ装置。
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