JP2010024998A - 排気ガス再循環制御弁及びその取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジン構成部品に直付けされる排気ガス再循環制御弁につき、軽量化とコストダウンを図ること。
【解決手段】EGR弁1は、排気ガス流路5、弁座6、弁体7及び弁軸8を設けたハウジング9と、ハウジング9に固定され、弁体7と共に弁軸8を軸線方向へ駆動するステップモータ4を備え、エンジンヘッド2に直付けされる。ハウジング9はステンレス薄板によりカップ状にプレス成形され、このハウジング9の底部に形成された弁孔9dの周囲を弁座6とした。ハウジング9には、弁軸8を軸線方向へ案内する樹脂製の弁軸受部材10が設けられ、弁座6と弁軸受部材10との間には、断熱カバー11が設けられる。ステップモータ4は、ハウジング9のフランジ9aに固定される。
【選択図】 図2
【解決手段】EGR弁1は、排気ガス流路5、弁座6、弁体7及び弁軸8を設けたハウジング9と、ハウジング9に固定され、弁体7と共に弁軸8を軸線方向へ駆動するステップモータ4を備え、エンジンヘッド2に直付けされる。ハウジング9はステンレス薄板によりカップ状にプレス成形され、このハウジング9の底部に形成された弁孔9dの周囲を弁座6とした。ハウジング9には、弁軸8を軸線方向へ案内する樹脂製の弁軸受部材10が設けられ、弁座6と弁軸受部材10との間には、断熱カバー11が設けられる。ステップモータ4は、ハウジング9のフランジ9aに固定される。
【選択図】 図2
Description
この発明は、エンジンの排気ガスの一部を吸気系に戻して再循環させる排気ガス再循環装置に設けられ、排気ガス流量を制御するために使用される排気ガス再循環制御弁及びその取付構造に関する。
従来、この種の技術して、下記の特許文献1〜3に記載される装置が知られている。特に、特許文献1には、エンジンブロックに直付けされるタイプの排気ガス還流弁が記載されている。この還流弁は、排気ガスの流路、弁座、弁体及び弁軸等が設けられたハウジングと、弁体と共に弁軸を駆動するステップモータとを備える。ここで、ハウジングは、略筒状をなし、上端部にフランジが一体形成される。ハウジングは、エンジンブロックに密着した状態で取付穴に嵌め込まれ、埋設される。これにより還流弁がエンジンブロックに対して直付けされる。弁座はハウジングと別部材で構成されてハウジングに組み付けられる。ハウジングの中心には、弁軸の軸受を保持する保持部が一体形成される。ステップモータは、ハウジング上端のフランジにスペーサを介して固定される。ステップモータの出力軸が弁軸を軸線方向へ移動させることにより、弁体と弁座との間の隙間(開度)が可変となっている。
ところで、特許文献1では、ハウジングの材質や成形方法について記載や示唆はないが、図面からは、軸受の保持部及びフランジと共にダイカスト成形されたものと考えられる。また、弁座は、ハウジングの成形後にハウジングに組み付けられたものと考えられる。しかし、このようなハウジングの構成では、現状以上の軽量化とコストダウンを図ることが難しいものとなっていた。また、ハウジングがアルミニウムで構成された場合、肉厚は比較的大きく、質量が比較的大きいことから、ステップモータへの排気ガス熱の伝達量が多くなる傾向があり、ステップモータに対する熱的影響が問題となる。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、エンジン構成部品に直付けされるタイプであって、軽量化とコストダウンを図ることを可能とした排気ガス再循環制御弁及びその取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、排気ガス流路、弁座、弁体及び弁軸を設けたハウジングと、ハウジングに固定され、弁体と共に弁軸を軸線方向へ駆動する駆動手段とを備え、エンジン構成部品に直付けされる排気ガス再循環制御弁であって、ハウジングをステンレス薄板によりカップ状にプレス成形し、このカップ状をなすハウジングの底部に孔を形成し、その孔の周囲を弁座としたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、カップ状をなすハウジングがステンレス薄板によりプレス成形されるので、ダイカストで成形されるよりもハウジングが軽量化される。ハウジングの底部に形成される孔の周囲を弁座としたので、別部材の弁座を組み付ける必要がない。熱伝導率の小さいステンレスがハウジングに使用されるので、ハウジングから駆動手段へ熱が伝わり難い。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、カップ状をなすハウジングに、弁軸を軸線方向へ案内する弁軸受部材を設け、弁座と弁軸受部材との間に断熱カバーを設けたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、弁軸受部材の案内により弁軸の動きが安定する。弁座を通過する排気ガスの熱が断熱カバーにより遮断されるので、弁軸受部材及び駆動手段への熱の伝わりが少なくなる。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、弁軸受部材を樹脂より構成したことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項2に記載の発明の作用に加え、弁軸受部材が樹脂により軽量化される。断熱カバーにより弁軸受部材への熱の伝わりが少なくなるので、樹脂製の弁軸受部材であっても熱的影響を受け難い。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の発明において、カップ状をなすハウジングの開口端部にフランジを一体成形し、このフランジに駆動手段を固定したことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1乃至3の何れか一つに記載の発明の作用に加え、弁座から離れたフランジに駆動手段が固定されるので、ハウジングの熱が駆動手段へ伝わり難い。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一つに記載の排気ガス再循環制御弁をエンジン構成部品に直付けする排気ガス再循環制御弁の取付構造であって、エンジン構成部品には取付穴が形成され、カップ状をなすハウジングが、取付穴に挿入されて自由状態で取り付けられたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、ハウジングが取付穴に自由状態で挿入され、ハウジングと取付穴の内壁との間に隙間が設けられるので、ハウジングの熱膨張が取付穴の内壁で制限を受けてハウジングがいびつに変形するようなことがなく、弁座と弁体との間の相対位置の変化が少なくなる。
上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、カップ状をなすハウジングの底部と取付穴の段部との間に略筒形をなすシール部材が設けられ、ハウジングの底部と取付穴の段部が、ほぼ同一半径位置にてシール部材と接することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項5に記載の発明の作用に加え、シール部材の各部位にかかる荷重が等しくなりシール部材の各部位で変形が均一化する。
請求項1に記載の発明によれば、エンジン構成部品に直付けされるタイプの排気ガス再循環制御弁につき軽量化とコストダウンを図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、弁軸受部材と駆動手段への熱的悪影響を低減することができ、その分だけ排気ガス再循環制御弁の耐久性を高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、弁軸受部材が軽量化した分だけ排気ガス再循環制御弁を更に軽量化することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れか一つに記載の発明の効果に加え、駆動手段への熱的悪影響を低減することができ、その分だけ排気ガス再循環制御弁の耐久性を高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、弁座と弁体との間で計量される排気ガス流量のばらつきを低減することができ、その分だけ排気ガス再循環制御弁の性能を向上させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明の効果に加え、シール部材による排気ガスのシール性を向上させることができる。
以下、本発明の排気ガス再循環制御弁及びその取付構造を具体化した一実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、この実施形態の排気ガス再循環制御弁(以下「EGR弁」と言う。)1を断面図により示す。図2に、EGR弁1をエンジン構成部品としてのエンジンヘッド2に取り付けた状態を断面図により示す。このEGR弁1は、エンジンヘッド2等のエンジン構成部品に直付けするタイプであり、下側の排気ガス計量部3と、上側のステップモータ4とから構成される。
排気ガス計量部3は、排気ガス流路5、弁座6、弁体7及び弁軸8等を設けたハウジング9から構成される。ハウジング9は、ステンレス薄板によりカップ状にプレス成形されている。このカップ状をなすハウジング9の上端には、フランジ9aが一体に形成される。プレス成形されたハウジング9の肉厚は「約0.8 mm」程度である。ハウジング9は、外周に段部9bが形成され、その段部9bより下側に横孔9cが形成される。また、ハウジング9の底部中央には、弁孔9dが形成される。この弁孔9dの周囲が弁体7に対応する弁座6となっている。つまり、弁座6はハウジング9と一体形成される。弁軸8は、ハウジング9の中心に沿って配置され、弁孔9dを貫通している。弁体7は円錐台形状をなし、弁軸8の下端部に固定される。
ハウジング9の上部には、弁軸8を軸線方向へ案内する弁軸受部材10が設けられる。弁軸受部材10は、耐熱樹脂より構成される。弁軸受部材10は、弁軸8を案内する孔10aを有し、略円錐形をなす本体部10bと、本体部10bの上端に一体形成されたフランジ10cとを含む。ハウジング9において、弁座6と弁軸受部材10との間には、略漏斗形状をなす一つの断熱カバー11が設けられる。断熱カバー11は、その上端部がハウジング9の段部9bに係合して固定される。断熱カバー11の下端部には、弁軸8を挿通させる孔11aが形成される。従って、ハウジング9の底部には、断熱カバー11で区画された空間により弁孔9dから横孔9cへ抜ける排気ガス流路5が構成される。断熱カバー11と弁軸受部材10との間において弁軸8上には、括れ部8aが形成される。
ステップモータ4は、弁体7と共に弁軸8を軸線方向へ駆動する本発明の駆動手段に相当する。ステップモータ4は、コイル21を含むステータ22と、ステータ22の内側にて回転可能に支持されたマグネット製のロータ23と、ロータ23の中心にて、ネジによりロータ23と螺合した出力軸24とを備える。これらの構成部品21〜24が、耐熱樹脂より構成されるケーシング25により覆われてステップモータ4が構成される。このステップモータ4は、ハウジング9の上端にてフランジ9a及び弁軸受部材10の上に固定される。ケーシング25には、横方向へ突出したコネクタ25aが一体形成される。このコネクタ25aの内部には、ステータ22から延びる接続端子26が配置される。ケーシング25は、その下端にフランジ25bを含み、そのフランジ25bがハウジング9のフランジ9aに熱かしめにより固定されている。この固定状態において、ケーシング25とハウジング9の両フランジ25b,9aには、このEGR弁1をエンジンヘッド2に取り付けるためのボルト孔12が形成される。弁軸受部材10とステップモータ4との間には、ボール軸受14が設けられる。ボール軸受14と弁軸受部材10との間には、ボール軸受14をロータ23へ向けて付勢するワッシャ15が設けられる。弁軸受部材10を貫通した弁軸8の上端は、ステップモータ4の出力軸24に連結される。弁軸8の上端と弁軸受部材10との間には、弁軸8を出力軸24へ向けて付勢するスプリング16が設けられる。
次に、上記したEGR弁1のエンジンヘッド2に対する取付構造を説明する。図2に示すように、EGR弁1はエンジンヘッド2に直付けされる。エンジンヘッド2には、取付穴31が形成される。この取付穴31にカップ状をなすハウジング9が挿入され、両フランジ9a,25bのボルト孔12に付けたボルト17をエンジンヘッド2に締め付けることにより、EGR弁1がエンジンヘッド2に固定される。EGR弁1のハウジング9とエンジンヘッド2との間には、シール部材18が設けられる。この固定状態において、ハウジング9は、取付穴31に対し自由状態で取り付けられる。自由状態とは、ハウジング9が取付穴31に圧入されることなく、ハウジング9と取付穴31の内壁との間に若干の隙間を有する状態を意味する。この隙間は「約0.1〜0.15 mm」程度に設定される。
この取付状態において、図2に示すように、ハウジング9の底部(弁座6の近傍)と取付穴31の段部31aとの間には、略筒形をなすシール部材32が設けられる。図3に、図2の鎖線楕円S1の部分を拡大断面図により示す。ハウジング9の底部と取付穴31の段部31aは、それらの中心からほぼ同一半径位置P1,P2にてシール部材32と接する。すなわち、図3において、ハウジング9の底部と取付穴31の段部31aの、シール部材32と接触する部分が上下に対向した位置P1,P2となっている。
図2に示すように、エンジンヘッド2には、取付穴31に通じる排気ガス通路33が形成される。取付穴31は下方へ延び、エンジンの排気通路(図示略)に通じる。また、エンジンヘッド2には、冷却水が流れる冷却水通路34が形成される。EGR弁1の取付状態において、ハウジング9の横孔9cが、エンジンヘッド2の排気ガス通路33に連通する。従って、EGR弁1を動作させ、その弁座6と弁体7との開度を調整することにより、取付穴31からハウジング9の排気ガス流路5を経由してエンジンヘッド2の排気ガス通路33へ流れる排気ガス流量が計量される。
以上説明したこの実施形態のEGR弁1によれば、カップ状をなすハウジング9がステンレス薄板によりプレス成形されるので、ダイカストで成形されるよりもハウジング9が軽量化される。また、ハウジング9の底部に形成される弁孔9dの周囲を弁座6としたので、別部材の弁座を組み付ける必要がない。このため、エンジン構成部品であるエンジンヘッド2に直付けされるタイプのEGR弁1につき、軽量化とコストダウンを図ることができる。更に、熱伝導率の小さいステンレスがハウジング9に使用されるので、ハウジング9からステップモータ4へ排気ガスの熱が伝わり難い。このため、ステップモータ4への熱的悪影響を低減することができ、EGR弁1として耐久性を高めることができる。
この実施形態のEGR弁1によれば、ハウジング9に設けられる弁軸受部材10の案内により弁軸8の動きが安定する。ハウジング9の弁座6と弁体7との間を排気ガスが通過するが、その排気ガスの熱が断熱カバー11により遮断されるので、弁軸受部材10及びステップモータ4への排気ガス熱の伝わりが少なくなる。また、弁軸8の途中に括れ部8aが形成されるので、弁軸8を通じて弁軸受部材10へ伝わる排気ガス熱が少なくなる。このため、弁軸受部材10とステップモータ4への熱的悪影響を低減することができ、その分だけEGR弁1の耐久性を高めることができる。
この実施形態のEGR弁1によれば、弁軸受部材10が樹脂により軽量化されるので、その分だけEGR弁1を更に軽量化することができる。ここで、断熱カバー11により弁軸受部材10への排気ガス熱の伝わりが少なくなるので、弁軸受部材10が樹脂製であっても熱的悪影響を受け難くなる。
この実施形態のEGR弁1によれば、弁座6から離れたフランジ9aにステップモータ4が固定されるので、ハウジング9の熱がステップモータ4へ伝わり難くなる。この意味でも、ステップモータ4への熱的悪影響を低減することができ、その分だけEGR弁1の耐久性を高めることができる。
また、この実施形態のEGR弁1の取付構造によれば、EGR弁1のハウジング9がエンジンヘッド2の取付穴31に自由状態で挿入され、ハウジング9と取付穴31の内壁との間に隙間が設けられるので、排気ガス熱によりハウジング9が熱膨張しても、ハウジング9の熱膨張が取付穴31の内壁で制限を受けてハウジング9がいびつに変形するようなことがなく、弁座6と弁体7との間の相対位置の変化が少なくなる。このため、弁座6と弁体7との間で計量される排気ガス流量のばらつきを低減することができ、その分だけEGR弁1の性能を向上させることができる。
また、この取付構造によれば、カップ状をなすハウジング9が取付穴31に挿入され、ハウジング9のフランジ9aがエンジンヘッド2に接して固定される。そして、エンジンヘッド2が冷却水通路34を流れる冷却水により冷却されるので、ハウジング9に伝わる排気ガス熱は、ステップモータ4へ伝わるよりも多く冷却水へ奪われることとなる。このため、ステップモータ4への熱的悪影響を低減することができ、その分だけEGR弁1の耐久性を向上させることができる。
この実施形態のEGR弁1の取付構造によれば、ハウジング9の底部と取付穴31の段部31aとの間に設けられたシール部材32につき、各部位にかかる荷重が等しくなり、シール部材32の各部位で変形が均一化する。このため、シール部材32による排気ガスのシール性を向上させることができる。
なお、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更して実施することもできる。
(1)例えば、前記実施形態では、図1,2に示すように、ハウジング9において、弁座6と弁軸受部材10との間に一つの断熱カバー11を設けたが、図4に示すように、弁座6と弁軸受部材10との間に二つの断熱カバー11,19を設けてもよい。この場合、二つの断熱カバー11,19により排気ガス熱が遮断されるので、弁軸受部材10及びステップモータ4への熱の伝わりが少なくなる。このため、弁軸受部材10とステップモータ4への熱的悪影響をより一層低減することができ、その分だけEGR弁1の耐久性を一層高めることができる。
(2)前記実施形態では、ステップモータ4を駆動手段として設けたが、直流モータや、その他のアクチュエータを駆動手段として設けることもできる。
1 EGR弁(排気ガス再循環制御弁)
2 エンジンヘッド(エンジン構成部材)
4 ステップモータ(駆動手段)
5 排気ガス流路
6 弁座
7 弁体
8 弁軸
9 ハウジング
9a フランジ
9d 弁孔
10 弁軸受部材
11 断熱カバー
19 断熱カバー
31 取付穴
32 シール部材
33 排気ガス通路
2 エンジンヘッド(エンジン構成部材)
4 ステップモータ(駆動手段)
5 排気ガス流路
6 弁座
7 弁体
8 弁軸
9 ハウジング
9a フランジ
9d 弁孔
10 弁軸受部材
11 断熱カバー
19 断熱カバー
31 取付穴
32 シール部材
33 排気ガス通路
Claims (6)
- 排気ガス流路、弁座、弁体及び弁軸を設けたハウジングと、前記ハウジングに固定され、前記弁体と共に前記弁軸を軸線方向へ駆動する駆動手段とを備え、エンジン構成部品に直付けされる排気ガス再循環制御弁であって、
前記ハウジングをステンレス薄板によりカップ状にプレス成形し、このカップ状をなすハウジングの底部に孔を形成し、その孔の周囲を前記弁座としたことを特徴とする排気ガス再循環制御弁。 - 前記カップ状をなすハウジングに、前記弁軸を軸線方向へ案内する弁軸受部材を設け、前記弁座と前記弁軸受部材との間に断熱カバーを設けたことを特徴とする請求項1に記載の排気ガス再循環制御弁。
- 前記弁軸受部材を樹脂より構成したことを特徴とする請求項2に記載の排気ガス再循環制御弁。
- 前記カップ状をなすハウジングの開口端部にフランジを一体成形し、このフランジに前記駆動手段を固定したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の排気ガス再循環制御弁。
- 請求項1乃至4の何れか一つに記載の排気ガス再循環制御弁を前記エンジン構成部品に直付けする排気ガス再循環制御弁の取付構造であって、
前記エンジン構成部品には取付穴が形成され、前記カップ状をなすハウジングが、前記取付穴に挿入されて自由状態で取り付けられたことを特徴とする排気ガス再循環制御弁の取付構造。 - 前記カップ状をなすハウジングの底部と前記取付穴の段部との間に略筒形をなすシール部材が設けられ、前記ハウジングの底部と前記取付穴の段部が、ほぼ同一半径位置にて前記シール部材と接することを特徴とする請求項5に記載の排気ガス再循環制御弁の取付構造。
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2008
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20111004 |