JP2009144669A - 電磁式pcvバルブ - Google Patents
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Abstract
【課題】電磁式手段の高温による駆動効率低下を抑えること。
【解決手段】PCVバルブ1は、弁座2及び弁体3と、弁体3を移動させるステップモータ4と、弁座2、弁体3及びステップモータ4を収納するハウジング5とを備える。ステップモータ4により弁体3を移動させることで、弁座2と弁体3との間におけるブローバイガス通路の大きさ(開度)が変更される。ステップモータ4は、外側を覆うモータケース11を備え、そのケース11の少なくとも一部がハウジング5(7)の外に露出して設けられる。ハウジング5(6,7)よりも熱伝導性の良いカバー部材13が弁室10に露出して設けられ、そのカバー部材13のフランジ13bがモータケース11に熱的に連結される。
【選択図】 図1
【解決手段】PCVバルブ1は、弁座2及び弁体3と、弁体3を移動させるステップモータ4と、弁座2、弁体3及びステップモータ4を収納するハウジング5とを備える。ステップモータ4により弁体3を移動させることで、弁座2と弁体3との間におけるブローバイガス通路の大きさ(開度)が変更される。ステップモータ4は、外側を覆うモータケース11を備え、そのケース11の少なくとも一部がハウジング5(7)の外に露出して設けられる。ハウジング5(6,7)よりも熱伝導性の良いカバー部材13が弁室10に露出して設けられ、そのカバー部材13のフランジ13bがモータケース11に熱的に連結される。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ブローバイガス還元装置に設けられ、電磁式手段により弁体を移動させる電磁式PCVバルブ(ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション・バルブ)に関する。
従来、この種の技術として、例えば、下記の特許文献1には、エンジンの運転状態に応じて弁体の開閉位置を制御するようにした電磁式PCVバルブが記載されている。この電磁式PCVバルブは、円錐形の先端部を有する円柱形の弁体が軸方向位置可変に配設され、弁体の弁座に対する位置に応じてブローバイガス通路の通流面積を可変とするように構成される。この弁体の基端部にはシャフトが設けられ、そのシャフトの端部に、強磁性金属からなる円柱状プランジャーが取り付けられる。このプランジャーの外周部には、空隙を介してコイルが設けられる。このコイルが、エンジンの運転状態に応じて、コントローラにより通電制御されることにより、コイルの電磁力によりプランジャーが移動して弁体が軸方向へ移動し、弁座との間のブローバイガス通流面積が可変となるようになっている。
ところが、特許文献1に記載の電磁式PCVバルブでは、通電によりコイルが発熱することから、コイル及びプランジャーが高温となり、プランジャーの駆動効率が低下するおそれがあった。ここで、高温状態でも弁体を移動させるに必要なトルクを確保するためには、コイルを大きくすることが考えられる。しかし、コイルを大きくした分だけPCVバルブが大型化してしまう問題がある。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、電磁式手段の高温による駆動効率低下を抑えることを可能とした電磁式PCVバルブを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、弁座と、弁座に対応して設けられた弁体と、弁体を移動させるための電磁式手段と、弁座、弁体及び電磁式手段を収納するハウジングとを備え、電磁式手段を通電により動作させて弁体を弁座に対して移動させることにより、弁座と弁体との間におけるブローバイガス通路の大きさを変更するようにした電磁式PCVバルブにおいて、電磁式手段は、外側を覆う金属ケースを備え、金属ケースの少なくとも一部がハウジングの外に露出して設けられたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、弁体を移動させるために電磁式手段を通電により動作させることにより、電磁式手段には通電により熱が生じる。ここで、電磁式手段は、その外側が金属ケースにより覆われてハウジングに収納されるが、金属ケースの少なくとも一部がハウジングの外に露出して設けられる。従って、電磁式手段に生じる熱は、金属ケースの外に露出する部分から外気へ放散される。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ハウジングよりも熱伝導性の良い伝熱部材がブローバイガス通路に露出して設けられ、伝熱部材の一部が電磁式手段の金属ケースに熱的に連結されたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、ハウジングよりも熱伝導性の良い伝熱部材がブローバイガス通路に露出して設けられ、伝熱部材の一部が電磁式手段の金属ケースに熱的に連結されるので、電磁式手段に生じる熱は、伝熱部材から、ブローバイガス通路を流れるガスへ放散される。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、電磁式手段は通電を受けるための外部端子を含み、外部端子の一部が樹脂で被覆されてコネクタが形成されると共に、そのコネクタを形成する樹脂により金属ケースの一部が被覆されたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、電磁式手段の外部端子の一部が樹脂で被覆されてコネクタが形成されるので、金属ケースに対して外部端子がコネクタにより固定される。また、金属ケースの一部が、コネクタを形成する樹脂により被覆されるだけなので、金属ケースからの熱の放散を確保できる。
請求項1に記載の発明によれば、電磁式手段の放熱を促進することができ、電磁式手段の温度上昇を抑えることができ、電磁式手段の高温による駆動効率低下を抑えることができ、電磁式手段の小型化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に対し、電磁式手段の放熱を更に促進することができ、電磁式手段の温度上昇を更に抑えることができ、電磁式手段の高温による駆動効率低下を更に抑えることができ、電磁式手段を更に小型化することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、外部端子の固定と金属ケースからの熱の放散との両立を図ることができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の電磁式PCVバルブを具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
以下、本発明の電磁式PCVバルブを具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、この実施形態における電磁式PCVバルブ(以下、単に「PCVバルブ」と言う。)1を断面図により示す。周知のように、このPCVバルブ1は、エンジンの燃焼室からクランクケースへ漏れ出たブローバイガスを再びエンジンの吸気通路へ戻して燃焼室へ還元させるように構成したブローバイガス還元装置の構成要素としてエンジンに設けられる。図1に示すように、PCVバルブ1は、概略的には、弁座2と、弁座2に対応して設けられた弁体3と、弁体3を移動させるための本発明の電磁式手段としてのステップモータ4と、弁座2、弁体3及びステップモータ4を収納するハウジング5とを備える。そして、ステップモータ4を通電により動作させて弁体3を弁座2に対して移動させることにより、弁座2と弁体3との間におけるブローバイガス通路の大きさ、すなわち「開度」を変更し、PCVバルブ1で計量されるブローバイガス流量を調整するようになっている。
この実施形態で、ハウジング5は中空形状をなし、3分割された第1ハウジング6、第2ハウジング7及び第3ハウジング8から構成される。第1〜第3のハウジング6〜8は、それぞれ樹脂より成形される。第1ハウジング6は、その内部に形成された中空部6aと、その下部に形成された入口側管継手6bとを含む。入口側管継手6bは、中空部6aに通じる入口通路6cを含み、その外周にシールリング9が装着される。中空部6aの大部分により弁室10が構成され、その弁室10の中に弁体3が配置され、弁室10の出口側に弁座2が取り付けられる。
第2ハウジング7には、ステップモータ4が一体成形され、上部にコネクタ7aが形成される。ステップモータ4は、第2ハウジング7に対しインサート成形される。ステップモータ4は、本発明の金属ケースに相当する金属製のモータケース11に覆われて第2ハウジング7の中に一体成形される。モータケース11は、略カップ形状をなす本体部11aと、その本体部11aの開口端を塞ぐ蓋部11bとから構成される。この実施形態では、モータケース11の一部、すなわち、蓋部11bが第2ハウジング7の外に露出して設けられる。
第3ハウジング8は、その基端外周部8aが、第1ハウジング6の先端開口6dに圧入されて超音波溶着されることで、第1ハウジング6に組み付けられる。第3ハウジング8の先端部は、出口側管継手8bとなっている。第3ハウジング8は、内部に中空部8cを含む。第1ハウジング6の入口側管継手6bは、エンジン本体等の取付孔に取り付けられる。第3ハウジング8の出口側管継手8bには、エンジンの吸気通路に通じるブローバイガス還元通路(パイプ)の一端部が接続される。この実施形態で、第1ハウジング6の入口通路6c及び弁室10と、第3ハウジング8の中空部8cにより、ブローバイガスが流れるブローバイガス通路が構成される。
この実施形態では、第1ハウジング6の先端開口6bと第3ハウジング8の基端部との間に逆止弁21が設けられる。この逆止弁21は、板状の弁体22と、弁体22の押さえ板23と、弁体22を開弁方向へ付勢するスプリング24とから構成される。弁体22は、第1ハウジング6の先端開口6bの中にて、ブローバイガス通路を構成する中空部6aを開閉するようになっている。押さえ板23には、多数のスリット(図示略)が形成され、ガスの通過が許容されるようになっている。この逆止弁21は、ブローバイガス還元通路の下流側から、第3ハウジング8の中空部8cに高圧ガスが逆流してきた場合に、そのガスの逆流を阻止するために閉じられるようになっている。この逆止弁21が閉じられることで、高圧ガスがPCVバルブ1からエンジンのクランク室へ逆流することを防止することができる。
ステップモータ4は、外周部を構成するステータ4aと、ステータ4aの内部に設けられたロータ4bと、ロータ4bの中心に設けられた出力軸4cとを含む。ステータ4aはコイル4dを含み、ステータ4aには、外部端子12が設けられる。外部端子12は、ステップモータ4への通電を受ける部分であり、外部端子12の先端部は、コネクタ7aの中に突出して配置される。外部端子12の基端部はコネクタ7aを構成する樹脂で被覆される。ステータ4aの外周は、モータケース11の内壁に接して設けられる。弁体3には、ステップモータ4から突出する出力軸4cが組み入れられる。すなわち、弁体3に形成されたネジ穴3aに対し、出力軸4cの外周に形成されたネジ4eが螺合することで、両者3,4cが駆動連結される。この状態で出力軸4cが回転することにより、ネジ4eとネジ穴3aとの関係により弁体3がその軸線方向へ移動する。弁体3の移動方向は、出力軸4cの回転方向(正転・逆転)の違いにより決定される。
弁体3は、先端へ丸く収束した略円筒形をなす。弁座2は、円環状をなし、中央に弁孔2aを含む。弁体3の先端部は、弁座2の弁孔2aを貫通可能に設けられる。この実施形態では、ステップモータ4の出力軸4c及び弁体3はアルミ等の金属より構成される。従って、ステップモータ4と弁体3が、ハウジング5よりも熱伝導性の良い部材である出力軸4cにより熱的に連結される。これにより、ステップモータ4に生じた熱が、出力軸4cを介して弁体3へ伝わるようになっている。
この実施形態では、弁室10の中にて弁体3を内包するようにカバー部材13が設けられる。カバー部材13は、略円筒形をなし、先端に形成された孔13aと、基端に形成されたフランジ13bとを含む。孔13aには、弁体3が貫通可能に設けられる。カバー部材13は、ハウジング5よりも熱伝導性の良い部材としてのアルミ等の金属により形成される。カバー部材13は、そのフランジ13bがステップモータ4のモータケース11の端面に接するように設けられる。この実施形態では、モータケース11の端面にカバー部材13のフランジ13bがかしめられて固定される。これにより、カバー部材13とモータケース11とが一体的に設けられる。弁体3の基端にはフランジ3bが形成される。カバー部材13の中には、その先端内壁と弁体3のフランジ3bとの間に圧縮スプリング14が介装される。弁体3は、このスプリング14により弁座2から離間する方向へ付勢される。この実施形態で、カバー部材13は、ハウジング5よりも熱伝導性の良い本発明の伝熱部材に相当し、そのカバー部材13がブローバイガス通路を構成する弁室10に露出して設けられる。また、カバー部材13のフランジ13bがモータケース11に接することで、両者13,11が熱的に連結される。
この実施形態では、第2ハウジング7と一体成形されたステップモータ4の出力軸4cに弁体3が組み付けられ、その外周にスプリング14とカバー部材13が配置された状態で、カバー部材13のフランジ3bがモータケース11の端面にかしめられて固定される。この状態で、弁体3、ステップモータ4、第2ハウジング7、カバー部材及びスプリング14は一つのアッセンブリを構成する。このアッセンブリは、そのカバー部材13を第1ハウジング6の中空部6aに圧入し、第1ハウジング6と第2ハウジング7との接合面を超音波溶着することにより、第1ハウジング6に組み付けられる。
第2ハウジング7のコネクタ7aには、外部コネクタ(図示略)が接続される。外部コネクタは、外部端子12に対し電気的に接続される。外部コネクタは、ステップモータ4に対する通電を制御するために外部配線(図示略)を介してコントローラ(図示略)に接続される。
以上説明したこの実施形態のPCVバルブ1によれば、弁体3を移動させるためにステップモータ4を通電により動作させることにより、ステップモータ4のコイル4dには通電により熱が生じる。この熱は、最大で「70〜80℃」の温度に達することが知られている。ここで、ステップモータ4は、その外側がモータケース11により覆われて第2ハウジング7に収納されるが、モータケース11の一部である蓋部11bが第2ハウジング7の外に露出して設けられる。従って、ステップモータ4に生じる熱は、外に露出するモータケース11の蓋部11bから外気へ放散される。このため、ステップモータ4の放熱を促進することができ、コイル4dの温度上昇を抑えることができ、熱によるコイル4dの抵抗値増加を抑えることができ、コイル4dの高温によるトルク低下、モータ効率低下を抑えることができ、蓋部11bが外に露出しない場合に比べ、所要トルクを得るためにステップモータ4の小型化を図ることができる。また、ステップモータ4の耐久性を向上させることもできる。
この実施形態では、ハウジング5を構成する第1ハウジング6及び第2ハウジング7よりも熱伝導性の良いカバー部材13が弁室10に露出して設けられ、そのカバー部材13のフランジ13bがステップモータ4のモータケース11に熱的に連結される。従って、ステップモータ4のコイル4dに生じる熱は、カバー部材13を介して、弁室10を流れるブローバイガスへ放散される。すなわち、カバー部材13がステップモータ4の放熱器として機能することとなる。この意味で、ステップモータ4の放熱を更に促進することができ、コイル4dの高温によるトルク低下、モータ効率低下を更に抑えることができ、カバー部材13がない場合に比べ、所要トルクを得るためにステップモータ4の小型化を図ることができる。
また、この実施形態では、弁体3がカバー部材13により内包されるので、カバー部材3から放散される熱により弁体3が加熱される。また、ステップモータ4に生じた熱が出力軸4cを介して弁体3にも伝わり、弁体3が加熱される。このため、冷間時には、専用の電気ヒータ等を使用することなく弁体3を加熱することができ、弁体3と弁座2との間の凍結を防止したり、弁体3と弁座2との間の凍結を解除したりすることができる。
加えて、この実施形態では、弁体3の先端部分を除く部分がカバー部材13で覆われるので、ブローバイガス中のデポジットが弁体3に付着する量を低減することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の電磁式PCVバルブを具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
次に、本発明の電磁式PCVバルブを具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の実施形態において、第1実施形態と同等の構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、以下には異なった点について説明する。
図2に、この実施形態のPCVバルブ31を断面図により示す。この実施形態では、ハウジング5の点で、第1実施形態のPCVバルブ1と構成が異なる。すなわち、この実施形態のPCVバルブ31は、第1実施形態の第2ハウジング7がコネクタ7aの部分を除いて省略される点で、第1実施形態と構成が異なる。つまり、この実施形態では、ステップモータ4の外部端子12の一部が樹脂で被覆されてコネクタ7aが形成されると共に、そのコネクタ7aを形成する樹脂によりモータケース11の一部が被覆される。
従って、この実施形態では、モータケース11の大部分が外に露出して設けられるので、ステップモータ4に生じる熱が、第1実施形態と比べて、モータケース11の外に露出する部分から外気へ放散し易くなる。このため、第1実施形態に比べて、ステップモータ4の放熱を更に促進することができ、コイル4dの温度上昇を抑えることができ、熱によるコイル4dの抵抗値増加を更に抑えることができ、コイル4dの高温によるトルク低下、モータ効率低下を更に抑えることができ、所要トルクを得るためにステップモータ4を更に小型化することができる。また、ステップモータ4の耐久性を更に向上させることもできる。この実施形態のその他の作用効果は、第1実施形態のそれと同じである。
また、この実施形態では、ステップモータ4の外部端子12の一部が樹脂で被覆されてコネクタ7aが形成されるので、モータケース11に対して外部端子12がコネクタ7aにより固定される。また、モータケース11の一部が、コネクタ7aを形成する樹脂により被覆されるだけなので、モータケース11からの熱の放散を確保することができる。この意味で、外部端子12の固定とモータケース11からの熱の放散との両立を図ることができる。
なお、この発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更することにより以下のように実施することもできる。
(1)前記第1実施形態では、モータケース11の一部を第2ハウジング7から外に露出して設けたが、ハウジングよりも熱伝導性の良い伝熱部材を外に露出して設けると共に、その伝熱部材の一部をモータケースに熱的に連結して設けてもよい。例えば、複数のフィンを有する放熱板を伝熱部材として設けることができる。
(2)前記第1実施形態では、ハウジング5を3つに分割して構成したが、分割することなくハウジングを一体に構成することもできる。
(3)前記各実施形態では、電磁式手段をステップモータ4により構成したが、電磁式手段をリニアソレノイド等の電磁式アクチュエータにより構成してもよい。
(4)前記各実施形態では、PCVバルブ1,31に逆止弁21を設けたが、この逆止弁21を省略することもできる。
1 PCVバルブ
2 弁座
3 弁体
4 ステップモータ(電磁式手段)
5 ハウジング
6 第1ハウジング
7 第2ハウジング
7a コネクタ
8 第3ハウジング
8c 中空部(ブローバイガス通路)
10 弁室(ブローバイガス通路)
11 モータケース(金属ケース)
12 外部端子
13 カバー部材(伝熱手段)
31 PCVバルブ
2 弁座
3 弁体
4 ステップモータ(電磁式手段)
5 ハウジング
6 第1ハウジング
7 第2ハウジング
7a コネクタ
8 第3ハウジング
8c 中空部(ブローバイガス通路)
10 弁室(ブローバイガス通路)
11 モータケース(金属ケース)
12 外部端子
13 カバー部材(伝熱手段)
31 PCVバルブ
Claims (3)
- 弁座と、前記弁座に対応して設けられた弁体と、前記弁体を移動させるための電磁式手段と、前記弁座、前記弁体及び前記電磁式手段を収納するハウジングとを備え、前記電磁式手段を通電により動作させて前記弁体を前記弁座に対して移動させることにより、前記弁座と前記弁体との間におけるブローバイガス通路の大きさを変更するようにした電磁式PCVバルブにおいて、
前記電磁式手段は、外側を覆う金属ケースを備え、前記金属ケースの少なくとも一部が前記ハウジングの外に露出して設けられたことを特徴とする電磁式PCVバルブ。 - 前記ハウジングよりも熱伝導性の良い伝熱部材が前記ブローバイガス通路に露出して設けられ、前記伝熱部材の一部が前記電磁式手段の前記金属ケースに熱的に連結されたことを特徴とする請求項1に記載の電磁式PCVバルブ。
- 前記電磁式手段は通電を受けるための外部端子を含み、前記外部端子の一部が樹脂で被覆されてコネクタが形成されると共に、そのコネクタを形成する樹脂により前記金属ケースの一部が被覆されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁式PCVバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007325401A JP2009144669A (ja) | 2007-12-18 | 2007-12-18 | 電磁式pcvバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007325401A JP2009144669A (ja) | 2007-12-18 | 2007-12-18 | 電磁式pcvバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009144669A true JP2009144669A (ja) | 2009-07-02 |
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ID=40915533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007325401A Withdrawn JP2009144669A (ja) | 2007-12-18 | 2007-12-18 | 電磁式pcvバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009144669A (ja) |
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2007
- 2007-12-18 JP JP2007325401A patent/JP2009144669A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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