JP6106871B1 - 混合システム、ミキシングタンク用の洗浄装置、及び、スラリーの製造方法 - Google Patents

混合システム、ミキシングタンク用の洗浄装置、及び、スラリーの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スラリーの濃度を変化させることなくノズルの目詰まりを抑制できる混合システムを提供する。【解決手段】ミキシングタンク20と撹拌装置30とを備えてスラリーを製造する混合システム10は、ミキシングタンク20の内面に向かって水を噴射するようにミキシングタンク20内に設けられたノズル51と、ノズル51へ高圧水を供給する水供給部52と、ノズル51の目詰まりを防止するためにノズル51へ気体を供給する気体供給部53とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、水とセメントとを撹拌することによってスラリーを製造する混合システム等に関する。
従来から、水とセメントなどのスラリー材料を練り混ぜる混合システムが知られている。この種の混合システムでは、ミキシングタンクの内面にスラリーが固化した固化物が付着する。そのため、固化物の除去が必要となり、固化物の除去作業に多大な労力を要している。
特許文献1には、セメントミルク等の混練容器の洗浄装置が記載されている。この洗浄装置は、駆動軸の上部側部に、上下に揺動自在に揺動杆の基部を枢着して同揺動杆にフロートを設け、且つ同揺動杆の上面にノズルを設けたものである。ノズルに連結したホースは、駆動軸の中空部に設けた駆動軸水路に連結される。また、駆動軸水路は、回転部給水機構を介して圧力水源から導出した給水管に連結される。ノズルの噴射水は、液面の上下によるフロートの上下に伴って、略蓋板の中央部から容器側壁の上部に亙って衝突するようにしている。また、この洗浄装置では、ノズル孔にセメントミルクの飛沫がかかってもノズル孔が詰まることがないように少量の水を出すようにしている。
特開平4−161303号公報
ところで、従来技術は、揺動杆をフロートによって浮かせるという複雑な構造を採用している。また、混合システムを使用する工事現場では、ミキシングタンクからスラリーの供給場所へのスラリーの供給を一時的に停止して待機する場合がある。このような場合、少量であっても水をノズルから出すと、スラリーの濃度が変化してしまう。そのため、水をノズルから出すことができない場合があり、ノズルが詰まる虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、スラリーの濃度を変化させることなくノズルの目詰まりを抑制できる混合システムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するべく、第1の発明は、液体を混合するためのミキシングタンクと、ミキシングタンク内の液体を撹拌する撹拌装置とを備え、攪拌装置によってミキシングタンク内の水とセメントを撹拌することによってスラリーを製造する混合システムであって、ミキシングタンクの内面に向かって水を噴射するように、ミキシングタンク内に設けられたノズルと、ノズルへ高圧水を供給する水供給部と、ノズルの目詰まりを防止するためにノズルへ気体を供給する気体供給部とを備えている
第2の発明は、第1の発明において、ミキシングタンクにおいて、ノズルから噴射される高圧水をスラリーの材料として溜める期間が終了してから、スラリーを排出するまでの間、ノズルへ気体が供給されるように気体供給部を制御する制御部をさらに備えている。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、ミキシングタンクは、上側を塞ぐ上面部がドーム状に形成され、ミキシングタンクでは、複数のノズルが設けられ、複数のノズルは、上面部の下端よりも低い位置に配置されたノズルと、上面部の下端よりも高い位置に配置されたノズルとを含む。
第4の発明は、第1又は第2の発明において、ミキシングタンクでは、複数のノズルが設けられ、複数のノズルは、ミキシングタンクの室内空間の下部に配置されたノズルと、室内空間の上部に配置されたノズルとを含む。
第5の発明は、第1乃至第4の何れか1つの発明において、ミキシングタンクに開口する配管を通じて、該ミキシングタンクへスラリーの材料として水を供給する第2の水供給部をさらに備えている。
第6の発明は、水とセメントとを撹拌することによってスラリーが製造されるミキシングタンク内を洗浄するミキシングタンク用の洗浄装置であって、ミキシングタンクの内面に向かって水を噴射するように、ミキシングタンク内に設けられるノズルと、ノズルへ高圧水を供給する水供給部と、ノズルの目詰まりを防止するためにノズルへ気体を供給する気体供給部とを備え、ノズルから噴射される高圧水によって、ミキシングタンク内を洗浄する。
第7の発明は、水とセメントを撹拌することによってスラリーを製造するスラリーの製造方法であって、ミキシングタンク内に設けられたノズルから該ミキシングタンク内面に向かって、スラリーの材料として高圧水を噴射し、噴射された水をミキシングタンク内に溜める水貯留ステップと、ミキシングタンクへ水以外のスラリーの材料を供給する材料供給ステップと、水貯留ステップ及び材料供給ステップの実行後に、ミキシングタンクの液体を撹拌する撹拌ステップとを実行し、撹拌ステップにおいて、ノズルへ気体を供給する
第1の発明では、ノズルの目詰まりを防止するためにノズルへ気体を供給する気体供給部を設けている。そのため、ミキシングタンクにスラリーが溜まった状態の時に、ノズルへ気体を供給することで、スラリーの濃度を変化させることなく、スラリーがノズルの内部に流入(侵入)することを抑制できる。スラリーの濃度を変化させない気体供給部は、ミキシングタンクからスラリーの供給場所へのスラリーの供給を一時的に停止して待機する状態でも用いることができ、ノズルの目詰まりを抑制できる。
第2の発明では、ノズルから噴射される高圧水をスラリーの材料としてミキシングタンクに溜める。つまり、スラリーの製造過程のうち、ミキシングタンクに水を溜める期間に、ミキシングタンク内が洗浄される。そして、ミキシングタンクに水を溜める期間が終了してから、スラリーを排出するまで、ノズルへ気体が供給される。そのため、スラリーがノズルの内部へ流入することを抑制しつつ、スラリーの製造過程を利用してミキシングタンク内を洗浄することができる。
第3の発明では、上面部の下端よりも高い位置にノズルが配置されている。ここで、従来は、ミキシングタンクの上面部が平板状であり、液面上の空間が狭くなっていた。そして、上面部の内面における外周付近に、スラリーが固化した固化物が多く付着する。第3の発明では、上面部をドーム状にして液面上の空間を広くし、液面上にノズルが存在するようにして、上面部の内面における外周付近(多くの固着物が付着する領域)を洗浄しやすくしている。また、上面部の下端よりも低い位置にもノズルを配置しているため、ミキシングタンクの内面を高さ方向に広範囲に洗浄することができる。第3の発明によれば、高さ方向に亘って広範囲にミキシングタンクの内面を洗浄することができ、しかも多くの固着物が付着する領域を確実に洗浄することができる。
第4の発明では、ミキシングタンクの室内空間の上部にも下部にもノズルが存在するようにしている。従って、高さ方向に亘って広範囲にミキシングタンクの内面を洗浄することができる。なお、「上部」とは高さ方向の真ん中よりも上側部分であり、「下部」とは高さ方向の真ん中よりも下側部分である。
第5の発明では、ノズルから噴射される水に加えて、ミキシングタンクに開口する配管からスラリーの材料として水が供給される。そのため、スラリーの製造に必要な量の水を短時間で供給することができる。
第6の発明では、第1の発明と同様に、スラリーの濃度を変化させることなく、スラリーがノズルの内部へ流入することを抑制でき、ノズルの目詰まりを抑制できる。
第7の発明では、撹拌ステップにおいてノズルへ気体を供給する。そのため、第1の発明と同様に、スラリーの濃度を変化させることなく、スラリーがノズルの内部へ流入することを抑制でき、ノズルの目詰まりを抑制できる。
実施の形態に係る混合システムの概略構成図 混合システムの制御系のブロック図 制御部が実行するシステム制御処理のフローチャート システム制御処理について説明するための模式図
以下、図1−図4を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の一例であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
[1.混合システムの構成について]
混合システム10は、例えば、セメントミルク(スラリー)を製造するミキシングプラントである。混合システム10は、図1に示すように、ミキシングタンク20と、撹拌装置30と、貯留タンク(アジテータ)40とを備えている。図1では、ミキシングタンク20の内部が示されている。ミキシングタンク20と撹拌装置30とは、ミキサーを構成している。なお、本実施の形態では、スラリーの材料として、水、セメント、ベントナイト及び混和剤を用いているが、スラリーの材料としては水とセメントだけでもよいし、水とセメントに他の材料を加えてもよい。
ミキシングタンク20は、円筒状の本体部21と、本体部21の上側を塞ぐ上面部22と、本体部21の下側を塞ぐ底面部23とを備えている。上面部22の外周は、本体部21の上端の外周に接続されている。上面部22は、上側に膨らむドーム状に形成されている。上面部22では、中心部に撹拌装置30のシャフト31を挿通させる挿通孔24が形成され、挿通孔24の外側にセメント投入口25が形成されている。セメント投入口25には、ホッパー28(図2参照)が接続されている。また、上面部22には、給水ポンプ81が設けられた給水管82が開口している。ミキシングタンク20には、給水管82を介して清水タンク80の水が給水ポンプ81によって供給される。また、底面部23には、排出弁29が設けられた排出管26の上端が接続されている。排出管26の下端は、貯留タンク40の上部空間に開口している。また、底面部23は、セメントミルクが排出管26側へ流れるよう勾配が付けられている。なお、図示は省略するが、ミキシングタンク20には、ベントナイトをミキシングタンク20へ供給するベントナイト供給部と、混和剤をミキシングタンク20へ供給する混和剤供給部とが接続されている。
ミキシングタンク20は、セメントミルクの量が最大となる状態(セメントミルクの材料の投入が終了した投入済み状態)で、液面が本体部21の略上端(上面部22の略下端)以下となるように使用される。本体部21は、高さ方向に亘って直径が一定である。ミキシングタンク20では、直径が小さくなり始める高さが、本体部21と上面部22との境界である。
撹拌装置30は、円筒状のシャフト31と、シャフト31の下端部に取り付けられた複数のブレード32と、シャフト31を回転させる駆動装置33とを備えている。シャフト31は、鉛直方向に延び、ミキシングタンク20の中心部に配置されている。シャフト31は、ミキシングタンク20の底面部23の近傍から挿通孔24を通って、ミキシングタンク20の上面部22よりも上方へ突出している。シャフト31には、複数のノズル51a,51b,51cが取り付けられている。また、シャフト31の内部には、軸心に沿ってシャフト内流路31aが形成されている。また、複数のブレード32は、シャフト31の下端部から放射状に外側に延びている。
駆動装置33は、ミキシングタンク20の上側に形成された収容箱15内に配置されている。駆動装置33は、モータ33a等を有し、モータ33aの駆動力をシャフト31の上部に伝達させるように構成されている。
貯留タンク40には、ミキシングタンク20とは別に撹拌装置41が設けられている。撹拌装置41は、貯留タンク40の天板上に設けられたモータと、モータにより回転するシャフトと、シャフトの下部に設けられた複数のブレードとを備えている。
[2.洗浄装置について]
混合システム10は、図1に示すように、ミキシングタンク用の洗浄装置50をさらに備えている。洗浄装置50は、水を噴射する複数のノズル51a,51b,51cと、各ノズル51a〜51cへ高圧水を供給する第1ポンプ52と、各ノズル51a〜51cへ空気(気体)を供給する第2ポンプ53と、第1ポンプ52及び第2ポンプ53をそれぞれ各ノズル51a〜51cに接続する接続流路54と、洗浄動作等の制御を行う制御部55(図2参照)とを備えている。なお、制御部55は、洗浄装置50だけでなく、混合システム10全体を制御する。
接続流路54は、シャフト内流路31aと、シャフト外流路を形成する接続配管60とを備えている。接続配管60は、シャフト31の上部に取り付けられたスイベルジョイント56を介して、シャフト内流路31aに接続されている。接続配管60は、途中に接続された高圧インラインチェック弁57で、第1分岐管61及び第2分岐管62の2手に分岐している。第1分岐管61は第1ポンプ52の吐出口に接続され、第2分岐管62は第2ポンプ53の吐出口に接続されている。第1分岐管61には第1電磁弁71が設けられ、第2分岐管62には第2電磁弁72が設けられている。また、第1ポンプ52の吸入口は、清水タンク70から水を吸い込むための吸水管73が接続されている。なお、清水タンク70と清水タンク80とは1つにまとめてもよい。
複数のノズル51a〜51cは、シャフト31に直接取り付けられている。本実施の形態では、上側から順番に、第1ノズル51a、第2ノズル51b、及び、第3ノズル51cの3つが取り付けられている。なお、ノズル51a〜51cの個数は3つに限定されず、1つであってもよいし、2つ又は4つ以上であってもよい。また、本実施の形態では、扇形に水を噴射するノズル51a〜51cを用いており、扇形の水噴射面が鉛直になるように各ノズル51a〜51cが設けられている(図4参照)。但し、円錐状に水を噴射するノズルなど他のタイプのノズルを用いてもよい。
複数のノズル51a〜51cは、高さ方向に略等間隔に配置されている。複数のノズル51a〜51cは、シャフト31のうちミキシングタンク20内の範囲の上部と、中央部と、下部とにそれぞれ設けられている。各ノズル51a〜51cの入口は、シャフト内流路31aに接続されている。シャフト内流路31aは、シャフト31の上端近傍から下方へ、第3ノズル51c高さまで少なくとも延びている。
第1ノズル51aは、上述の投入済み状態でもセメントミルクに浸からないように(つまり、液面上に位置するように)、ミキシングタンク20の本体部21の上端の高さよりも上方に位置している。第2ノズル51b及び第3ノズル51cは、本体部21の上端の高さよりも下方に位置している。また、第1ノズル51a及び第2ノズル51bは、略水平方向に水を噴射するように、先端部が略水平を向いている。第3ノズル51cは、斜め下方に水を噴射するように、先端部が斜め下を向いている。第3ノズル51cは、底面部23に水が当たるように、シャフト31の周方向の位置が何れのブレード32とも互いにずれている。なお、各ノズル51a〜51cの向きは本実施の形態に限定されない。例えば、全てのノズル51a〜51cの先端部が略水平を向いていてもよいし、第1ノズル51aの先端部が斜め上方(例えば45度)を向き、他のノズル51b,51cの先端部が略水平を向いていてもよい。また、各ノズル51a〜51cは、手動で向きを調節できるようにしてもよい。
制御部55は、ミキシングタンク20でセメントミルクを製造して貯留タンク40に排出する主動作と、洗浄装置50によりミキシングタンク20の内面を洗浄する洗浄動作とを制御する。具体的に、制御部55は、制御基盤により構成されている。制御基盤には、混合システム10の電源スイッチと、セメントミルクの各材料の設定重量をそれぞれ入力可能な重量入力部とが設けられている(図示省略)。制御部55は、図2に示すように、駆動装置33、ホッパー28、排出弁29、第1ポンプ52、第2ポンプ53、第1電磁弁71、及び、第2電磁弁72などの混合システム10の部品に接続され、これらの部品の各々を制御する。
また、制御部55は、ミキシングタンク20の荷重を検出する荷重センサ58(ロードセル)に接続されている。荷重センサ58は、ミキシングタンク20の荷重の変化量を検出し、セメントミルクの各材料の計量に用いられる。荷重センサ58によって、なお、各材料の計量は、荷重センサ58を用いる方法に限定されず、例えば水の計量に流量計を用いることもできる。
なお、洗浄装置50は、新規の混合システム10に用いられるだけでなく、既存の混合システムに後付けすることもできる。その場合は、既存の混合システムのミキシングタンク20にもともと用いられていたシャフトを、ノズル51a〜51c付きのシャフト31に交換し、シャフト31のシャフト内流路31aに接続配管60を接続する等の作業を行うことで、既存の混合システムに取り付けられる。
[3.制御部による制御動作について]
図3及び図4を参照して、セメントミルクの製造方法を含めて、制御部55が実行するシステム制御処理について説明する。なお、システム制御処理は、プロセッサがメモリに記憶したプログラムを読み出して実行及び解釈することにより行われる。但し、システム制御処理の一部又は全部の機能は、FPGA等の専用LSIで実現してもよい。なお、図4(c)及び(d)では、給水ポンプ81、給水管82及び清水タンク80の記載は省略している。
電源スイッチがOFFの初期状態では、図4(a)に示すように、ミキシングタンク20が空になっている。また、ホッパー28、排出弁29、第1電磁弁71、及び、第2電磁弁72は何れも閉状態になっている。初期状態において作業者が電源スイッチをONに切り替えると、制御部55は、ステップST1において、駆動装置33のモータ33aを起動させる。続いて、ステップST2において、制御部55は、給水ポンプ81及び第1ポンプ52を起動して給水を開始させる。具体的に、制御部55は、給水ポンプ81を起動させると共に、洗浄動作として、第1電磁弁71を開状態へ切り替え、その直後に第1ポンプ52を起動させる。ステップST1及びステップST2は、ほぼ同時に行われる。
これにより、給水ポンプ81が清水タンク80から水を吸入して水を吐出することで、給水管82を介して水がミキシングタンク20に供給される。また、第1ポンプ52が清水タンク70から水を吸入して高圧水を吐出する。吐出された高圧水は、図4(b)に示すように、第1分岐管61、接続配管60の分岐箇所の下流部分、及び、シャフト内流路31aを順番に流れ、各ノズル51a〜51cに分配される。各ノズル51a〜51cは、シャフト31と共に回転しながら、高圧水を噴射する。本実施の形態では、第1ポンプ52、第1分岐管61、接続配管60の分岐箇所の下流部分、及び、シャフト内流路31aにより、各ノズル51a〜51cへ高圧水を供給する水供給部が構成されている。また、給水ポンプ81及び給水管82により、ミキシングタンク20に開口する配管を通じてミキシングタンク20へスラリーの材料として水を供給する第2の水供給部が構成されている。
上面部22の内面及び本体部21の内面には、周方向に亘って、第1ノズル51a又は第2ノズル51bから噴射された高圧水が当たり、固着物が剥がされる。また、底面部23には、第3ノズル51cから噴射された高圧水が当たり、固着物が剥がされる。このように、ミキシングタンク20内は、固着物が剥がされて洗浄される。また、各ノズル51a〜51cから噴射された高圧水は、洗浄に利用された後に、給水ポンプ81によって供給される水と共にミキシングタンク20内に溜まってゆき、水位が徐々に上昇してゆく(水貯留ステップ)。液面上では、ミキシングタンク20内の洗浄が続けられる。なお、液面下でもノズル51から高圧水が噴射され続ける。本実施の形態では、セメントミルクの製造に用いる水をミキシングタンク20に供給しながら、ミキシングタンク20の内面を洗浄している。
制御部55は、ステップST3において、荷重センサ58の出力信号に基づいて、ミキシングタンク20内の水を計量し、水の重量が設定重量に到達したか否か(液面が所定水位に到達したか否か)を判定する。ステップST3は、水の重量が設定重量に到達したと判定されるまで繰り返し行われる。そして、水の重量が設定重量に到達したと判定されると、制御部55は、ステップST4において、給水ポンプ81及び第1ポンプ52を停止し、その直後に第1電磁弁71を閉状態へ切り替える。これにより、給水管82からの水の供給と、各ノズル51a〜51cによる高圧水の噴射(つまり、洗浄動作)とが停止し、ミキシングタンク20への水の供給が終了する。ミキシングタンク20では、図4(c)に示すように、本体部21の上端まで水が溜まった状態となっている。
また、制御部55は、ステップST4の直後にステップST5を行い、第2電磁弁72を開状態へ切り替え、その直後に第2ポンプ53を起動させる。これにより、第2ポンプ53は、周囲から吸入した空気を吐出する。吐出された空気は、図4(c)に示すように、第2分岐管62、接続配管60の分岐箇所の下流部分、及び、シャフト内流路31aを順番に流れ、各ノズル51a〜51cに分配される。各ノズル51a〜51cは、空気を噴射する。そのため、ミキシングタンク20に溜まる水は、各ノズル51a〜51cの内部に流入しない。本実施の形態では、第2ポンプ53、第2分岐管62、接続配管60の分岐箇所の下流部分、及び、シャフト内流路31aにより、各ノズル51a〜51cへ気体を供給する気体供給部が構成されている。
続いて、制御部55は、ステップST6において、水以外のセメントミルクの材料として、ミキシングタンク20へ混和材、ベントナイト、セメントの投入が順番に行われる。これらの材料の各々は、荷重センサ58の出力信号に基づいて設定重量だけ投入される(材料供給ステップ)。材料供給ステップでは、制御部55が、混和剤供給部、ベントナイト供給部、ホッパー28を順次制御する。モータ33aによってシャフト31と共にブレード32が回転しているため、ブレード32によって水とセメントとベントナイトと混和材とが攪拌される(撹拌ステップ)。撹拌ステップでは、各ノズル51a〜51cへ空気が供給される。なお、制御部55は、全てのセメントを投入した後にホッパー28を閉状態へ切り替える。また、制御部55は、全ての材料の投入終了後に、撹拌時間を計測するタイマーが起動させる。
続いて、制御部55は、ステップST7において、ミキシングタンク20からセメントミルクを排出する排出条件として、上述のタイマーがタイムアップしているという条件と、貯留タンク40がセメントミルクを投入可能な水位以下という条件との両方が成立するか否かを判定する。制御部55には、貯留タンク40の水位センサの出力信号が入力されている。ステップST7は、排出条件が成立すると判定されるまで繰り返し行われる。そして、排出条件が成立したと判定されると、制御部55は、ステップST8において、排出弁29を開状態へ切り替えて、図4(d)に示すように、ミキシングタンク20から貯留タンク40へセメントミルクを排出する。また、駆動装置33のモータ33aを停止させる。
続いて、制御部55は、ステップST8の実行から所定時間(全てのセメントミルクがミキシングタンク20から排出されるのに必要な時間)を待って、ステップST9を行い、第2ポンプ53を停止させ、その直後に第2電磁弁72を閉状態へ切り替え、また排出弁29も閉状態へ切り替える。
続いて、制御部55は、ステップST10において、混合システム10を停止させる停止操作が有るか否かを判定する。停止操作有りと判定されると、制御部55は、システム制御処理を終了させる。一方、停止操作無しと判定されると、制御部55は、ステップST1に戻る。システム制御処理は、ステップST10において停止操作有りと判定されるまで、ステップST1からステップST10が繰り返し行われる。これにより、ミキシングタンク20でセメントミルクが繰り返し製造される。混合システム10によれば、セメントミルクの製造及びミキシングタンク20の洗浄とを全自動で行うことができる。また、本実施の形態では、第1ポンプ52と第2ポンプ53との運転が、時間を空けることなく交互に行われる。そして、
[4.実施の形態の効果等]
本実施の形態では、各ノズル51a〜51cの目詰まりを防止するために各ノズル51a〜51cへ空気を供給する気体供給部を設けている。そして、制御部55は、ミキシングタンク20において、各ノズル51a〜51cから噴射される高圧水をセメントミルクの材料として溜める期間の終了時点から、セメントミルクの排出完了時点までの間に亘って、各ノズル51a〜51cへ空気が供給されるように第2ポンプ53を制御する。そのため、ミキシングタンク20にセメントミルクが溜まる状態で、セメントミルクの濃度を変化させることなく、セメントミルクが各ノズル51a〜51cの内部へ流入することを抑制できる。セメントミルクの濃度を変化させない気体供給部は、ミキシングタンク20からセメントミルクの供給場所へのセメントミルクの供給を一時的に停止して待機する状態でも用いることができ、各ノズル51a〜51cの目詰まりを抑制できる。
また、本実施の形態では、ノズル51a〜51cから噴射される高圧水をセメントミルクの材料としてミキシングタンク20に溜める。そのため、セメントミルクが各ノズル51a〜51cの内部へ流入することを抑制しつつ、セメントミルクの製造過程を利用してミキシングタンク20内を洗浄することができる。
また、本実施の形態では、上面部22をドーム状にして液面上の空間を広くし、液面上に第1ノズル51aが存在するようにして、上面部22の内面における外周付近(多くの固着物が付着する領域)を洗浄しやすくしている。また、上面部22の下端よりも低い位置にも第2及び第3ノズル51b,51cを配置しているため、ミキシングタンク20の内面を高さ方向に広範囲に洗浄することができる。本実施の形態によれば、高さ方向に亘って広範囲にミキシングタンク20の内面を洗浄することができ、しかも多くの固着物が付着する領域を確実に洗浄することができる。
また、本実施の形態では、ノズル51a〜51cから噴射される水に加えて、ミキシングタンク20に接続された給水管82からセメントミルクの材料として水が供給される。そのため、セメントミルクの製造に必要な量の水を短時間で供給することができる。
[5.その他の変形例]
上述の実施の形態では、ミキシングタンク20への水の供給が終了した後にセメント等を投入したが、水よりも先に、又は、水を投入している期間に、セメント等を投入してもよい。つまり、水貯留ステップの前に材料供給ステップを行ってもよいし、水貯留ステップ中に材料供給ステップを行ってもよい。
また、上述の実施の形態では、シャフト31にノズル51を直接取り付けたが、取付用部材を介してシャフト31にノズル51を取り付けてもよいし、シャフト31以外の場所にノズル51を取り付けてもよい。例えば、ノズル51は、ミキシングタンク20の本体部21に取り付けてもよいし、上面部22に取り付けてもよい。この場合に、ノズル51の向きが自動で変わるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、セメントミルクの製造過程でミキシングタンク20の内面を洗浄する洗浄動作を行ったが、セメントミルクを製造しない時に洗浄動作を行ってもよい。
また、上述の実施の形態では、ミキシングタンク20の上面部22はドーム状であったが、上面部22は平板状であってもよい。
本発明は、水とセメントとを撹拌することによってセメントミルクを製造する混合システム等に適用可能である。
10 混合システム
20 ミキシングタンク
30 攪拌装置
31 シャフト
31a シャフト内流路(水供給部、気体供給部)
51 ノズル
51a 第1ノズル
51b 第2ノズル
51c 第3ノズル
52 第1ポンプ(水供給部)
53 第2ポンプ(気体供給部)
55 制御部
60 接続配管(水供給部、気体供給部)
61 第1分岐管(水供給部)
62 第2分岐管(気体供給部)

Claims (7)

  1. 液体を混合するためのミキシングタンクと、
    前記ミキシングタンク内の液体を撹拌する撹拌装置とを備え、
    前記攪拌装置によって前記ミキシングタンク内の水とセメントを撹拌することによってスラリーを製造する混合システムであって、
    前記ミキシングタンクの内面に向かって水を噴射するように、前記ミキシングタンクの室内空間の下部に配置されたノズルと、
    前記ノズルへ高圧水を供給する水供給部と、
    前記ノズルの目詰まりを防止するために前記ノズルへ気体を供給する気体供給部とを備えていることを特徴とする、混合システム。
  2. 前記ミキシングタンクにおいて、前記ノズルから噴射される高圧水を前記スラリーの材料として溜める期間が終了してから、前記スラリーを排出するまでの間、前記ノズルへ気体が供給されるように前記気体供給部を制御する制御部をさらに備えていることを特徴とする、請求項1に記載の混合システム。
  3. 前記ミキシングタンクは、上側を塞ぐ上面部がドーム状に形成され、
    前記ミキシングタンクでは、複数のノズルが設けられ、
    前記複数のノズルは、前記上面部の下端よりも低い位置に配置された前記ノズルに加えて、前記上面部の下端よりも高い位置に配置されたノズルを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の混合システム。
  4. 前記ミキシングタンクでは、複数のノズルが設けられ、
    前記複数のノズルは、前記ミキシングタンクの室内空間の下部に配置された前記ノズルに加えて、前記室内空間の上部に配置されたノズルを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の混合システム。
  5. 前記ミキシングタンクに開口する配管を通じて、該ミキシングタンクへ前記スラリーの材料として水を供給する第2の水供給部をさらに備えていることを特徴とする、請求項1乃至4の何れか1つに記載の混合システム。
  6. 水とセメントとを撹拌することによってスラリーが製造されるミキシングタンク内を洗浄するミキシングタンク用の洗浄装置であって、
    前記ミキシングタンクの内面に向かって水を噴射するように、前記ミキシングタンクの室内空間の下部に配置されたノズルと、
    前記ノズルへ高圧水を供給する水供給部と、
    前記ノズルの目詰まりを防止するために前記ノズルへ気体を供給する気体供給部とを備え、
    前記ノズルから噴射される高圧水によって、前記ミキシングタンク内を洗浄することを特徴とする、ミキシングタンク用の洗浄装置。
  7. 水とセメントを撹拌することによってスラリーを製造するスラリーの製造方法であって、
    前記ミキシングタンクの室内空間の下部に配置されたノズルから該ミキシングタンク内面に向かって、スラリーの材料として高圧水を噴射し、噴射された水を前記ミキシングタンク内に溜める水貯留ステップと、
    前記ミキシングタンクへ水以外のスラリーの材料を供給する材料供給ステップと、
    前記水貯留ステップ及び前記材料供給ステップの実行後に、前記ミキシングタンクの液体を撹拌する撹拌ステップとを実行し、
    前記撹拌ステップにおいて、前記ノズルへ気体を供給することを特徴とする、スラリーの製造方法。
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