JP6106527B2 - 鋼板の矯正装置及び鋼板の矯正方法 - Google Patents

鋼板の矯正装置及び鋼板の矯正方法 Download PDF

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Description

本発明は、鋼板の矯正装置及び鋼板の矯正方法に関する。
鋼板をはじめとする金属板は、熱間圧延工程や冷間圧延工程など多岐にわたる製造工程を経て製造される。この製造工程の中でも、特に圧延工程や圧延後もしくは熱処理後の冷却工程では形状不良を生じやすく、製品の平坦度を確保するために鋼板の矯正を実施する。
各種の矯正装置の中でもローラレベラは、鋼板を連続的に矯正できるために生産性が高く、大規模な鋼板製造所での矯正工程においては主流な設備となっている。ローラレベラで鋼板の矯正を行う場合は、複数本のレベリングロールを千鳥状に配列し、鋼板噛込側のロール間隔を被加工材板厚より押込み傾向に調整した後、レベリングロールおよび搬送ロールを回転させて被加工材をローラレベラ内に引き込み、被加工材に曲げ加工を付与することによって矯正を行う。
このとき、被加工材内面にはロール間の曲げ加工により引張または圧縮応力による塑性変形領域と弾性変形領域が共存する。弾性変形領域と塑性変形領域の割合(塑性変形率)を決める因子がロール押込量であり、特許文献1によれば、塑性変形率が80〜85%程度の割合で矯正することによって平坦な鋼板を得ることができるとされている。
厚鋼板のなかでも例えば板厚10mm以下の鋼板は、圧延工程での形状不良が生じやすい。こうした鋼板に対する矯正において塑性変形率85%を確保するには、鋼板入側の押込量を大きくとる必要がある。しかし、レベリングロール径およびロール間隔などの機械的な制約により、ロールの最大押込量には上限がある。このため、板厚10mm以下の鋼板では、必要とする塑性変形率を満足する曲げ加工を付与できない場合がある。
また、ロール押込量が増えるにつれて、被加工材が1本目のレベリングロールに噛みこむ際の通過障害も大きくなるため、ロール押込量を増やすだけで矯正効果の改善を図ることには限界が生じる。
一方、鋼板の矯正時には複数のレベリングロールの中で、ある特定のロールに負荷が集中するトルク循環が発生することが知られており、このトルク循環対策として、駆動区分を複数持つローラレベラが開発されている。このローラレベラにおいては、駆動系を分割して負荷を軽減させることが主目的であるため、それぞれの駆動区分におけるレベリングングロールの周速度は、同一になるように制御するのが通常である。
一方、特許文献2〜4には、複数の駆動区分を持つ矯正装置であって、駆動区分毎にレベリングロールの周速度に差を持たせた例が開示されている。
より具体的には、特許文献2には、複数のロールをグループ分けし、材料の進行方向に対して上流側のグループのロールの周速度を、下流側のグループのロールの周速度よりも小さくした例が開示されている。
また、特許文献3には、複数のレベリングロールを2つ以上のグループに分け、各グループ間で発生する軸力を検出し、この検出値が所定の軸力になるようにロールの周速度を調整する方法が開示されている。
更に特許文献4には、複数のレベリングロールを2つ以上のグループに分け、各グループを個別の駆動モータで速度制御する場合において、いずれかの駆動モータの基準にして、この駆動モータの矯正中の動力に対して、残りの駆動モータの総力との差を所定値とするように制御する方法が開示されている。
特開2004−283878号公報 特開昭58−84614号公報 特開昭60−223615号公報 特開平1−317620号公報
しかしながら、特許文献2〜4においては、ロールの周速度に差を持たせる際に、材料の形状については何ら考慮していないし、周速度の差を具体的にどの程度に決定するかについても開示されていない。
また、ローラレベラにおいて各ロールの周速度に差を持たせる場合には、各ロールに対して鋼板がスリップしない程度の周速度差に設定する必要があるが、その設定は、ローラレベラを操作する作業者の経験に基づいて行う場合があるところ、作業者が鋼板のスリップを未然に防止しようとするあまり、各ロール間の周速度差を低めに設定しがちになり、周速度差が適切な値に設定されない場合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、十分な矯正効果を得ることが可能な鋼板の矯正装置及び鋼板の矯正方法を提供することを課題とする。
本発明者らが上記課題を解決するべく鋭意検討した結果、形状測定器で計測した鋼板の形状プロフィールデータより鋼板の矯正条件を決定するとともに、複数の電動機に連結されているレベリングロールの周速度を駆動単位毎に差を設けることで、レベリングロールと鋼板との間に生じる摩擦力を利用して鋼板に張力を付与しながら矯正を行うことを見出した。すなわち、本発明では形状測定器で計測した鋼板の形状プロフィールデータを元に、ロールユニット内で複数に分割された駆動区分ごとに速度指示を与えて、ロール駆動区分の境目で被加工材に張力を付加した状態での矯正を行うものである。
[1] 矯正前の鋼板の最大急峻度を測定する形状測定器と、
前記鋼板に曲げ戻し加工を行うとともに、周速度を個別に設定することによって前記鋼板に張力を付与可能な複数のレベリングロール群と、
矯正前の前記鋼板の最大急峻度に基づいて、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を設定する制御部と、
を具備してなる鋼板の矯正装置。
[2] 前記制御部は、前記複数のレベリングロール群の周速度を、前記鋼板の搬送方向入り側から出側に向けて増加させるように設定することを特徴とする請求項1に記載の鋼板の矯正装置。
[3] 前記鋼板を前記レベリングロール群に対して複数回に渡って通過させる際に、前記制御部は、少なくとも最初の通過時において、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を、前記鋼板の搬送方向入り側から出側に向けて増加させるように設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鋼板の矯正装置。
[4] 前記制御部は、2回目以降の通過時において、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を、同一に設定することを特徴とする請求項3に記載の鋼板の矯正装置。
[5]前記鋼板を前記レベリングロール群に対して複数回に渡って通過させる際に、前記制御部は、全部の通過時において、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を、前記鋼板の搬送方向入り側から出側に向けて増加させるように設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鋼板の矯正装置。
[6] 周速度を個別に設定することによって鋼板に張力を付与可能な複数のレベリングロール群によって鋼板に曲げ戻し加工を行うことにより鋼板を矯正する方法であって、
矯正前の鋼板の最大急峻度を測定する工程と、
矯正前の前記鋼板の最大急峻度に基づいて、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を設定して、前記鋼板を前記複数のレベリングロール群によって矯正する工程と、
を具備してなることを特徴とする鋼板の矯正方法。
[7] 前記複数のレベリングロール群の周速度を、前記鋼板の搬送方向入り側から出側に向けて増加させるように設定することを特徴とする請求項6に記載の鋼板の矯正方法。
[8] 前記鋼板を前記レベリングロール群に対して複数回に渡って通過させる際に、少なくとも最初の通過時において、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を、前記鋼板の搬送方向入り側から出側に向けて増加させるように設定することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の鋼板の矯正方法。
[9] 2回目以降の通過時において、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を、同一に設定することを特徴とする請求項8に記載の鋼板の矯正方法。
[10] 前記鋼板を前記レベリングロール群に対して複数回に渡って通過させる際に、全部の通過時において、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を、前記鋼板の搬送方向入り側から出側に向けて増加させるように設定することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の鋼板の矯正方法。
本発明の鋼板の矯正装置によれば、形状測定器によって矯正前の鋼板の最大急峻度を測定し、制御部によって矯正前の鋼板の最大急峻度に基づき複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を設定するので、最大急峻度に応じて鋼板に付与する張力を適切に設定することができ、複数のレベリングロール群による曲げ戻し変形による鋼板の矯正を確実に実行できる。
また、本発明の鋼板の矯正装置によれば、制御部によって、複数のレベリングロール群の周速度を鋼板の入側から出側に向けて増加させるように設定するので、レベリングロール群によって曲げ戻し変形がなされている鋼板に確実に張力を付与でき、鋼板を確実に矯正できる。
更に、本発明の鋼板の矯正装置によれば、鋼板をレベリングロール群に対して複数回に渡って通過させる際に、制御部が、少なくとも最初の通過時において、複数のレベリングロール群の周速度を鋼板の入側から出側に向けて増加させるように設定するので、最大急峻度を測定した直後であって矯正がなされていない鋼板に対し、適切な張力を付与することができる。
更にまた、本発明の鋼板の矯正装置によれば、2回目以降の通過時において、複数のレベリングロール群の周速度を同一に設定するので、鋼板の最大急峻度が比較的小さい場合に、2回目以降の通過時において曲げ戻し変形のみによって鋼板の矯正を行うことができ、過度に鋼板が矯正されるおそれがない。
また、本発明の鋼板の矯正装置によれば、鋼板の全ての通過時において、複数のレベリングロール群の周速度を、鋼板の入側から出側に向けて増加させるように設定するので、鋼板の最大急峻度が比較的大きい場合に、全部の通過時において曲げ戻し変形中の鋼板に張力を付与することができ、鋼板を確実に矯正できる。
また、本発明の鋼板の矯正方法によれば、矯正前の鋼板の最大急峻度を測定し、矯正前の鋼板の最大急峻度に基づき複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を設定するので、最大急峻度に応じて鋼板に付与する張力を適切に設定することができ、複数のレベリングロール群による曲げ戻し変形による鋼板の矯正を確実に実行できる。
また、本発明の鋼板の矯正方法によれば、複数のレベリングロール群の周速度を鋼板の入側から出側に向けて増加させるように設定するので、レベリングロール群によって曲げ戻し変形がなされている鋼板に確実に張力を付与でき、鋼板を確実に矯正できる。
更に、本発明の鋼板の矯正方法によれば、鋼板をレベリングロール群に対して複数回に渡って通過させる際に、少なくとも最初の通過時において、複数のレベリングロール群の周速度を鋼板の入側から出側に向けて増加させるように設定するので、最大急峻度を測定した直後であって矯正がなされていない鋼板に対し、適切な張力を付与することができる。
更にまた、本発明の鋼板の矯正方法によれば、2回目以降の通過時において、複数のレベリングロール群の周速度を同一に設定するので、鋼板の最大急峻度が比較的小さい場合に、2回目以降の通過時において曲げ戻し変形のみによって鋼板の矯正を行うことができ、過度に鋼板が矯正されるおそれがない。
また、本発明の鋼板の矯正方法によれば、鋼板の全ての通過時において、複数のレベリングロール群の周速度を、鋼板の入側から出側に向けて増加させるように設定するので、鋼板の最大急峻度が比較的大きい場合に、全ての通過時において曲げ戻し変形中の鋼板に張力を付与することができ、鋼板を確実に矯正できる。
図1は本発明の実施形態である矯正装置を示す側面模式図である。 図2は、鋼板の急峻度を説明する模式図である。 図3は本発明の実施形態である鋼板の矯正方法を説明するフローチャートである。 図4は、矯正装置の制御部に備えられたレベリングロール群の周速度の設定テーブルを示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる図面は特徴を分かりやすくするために便宜上特徴となる部分を模式的に示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
本実施形態の鋼板の矯正装置1は、被加工材である鋼板2に繰り返し曲げ加工を付与することで、鋼板2の形状を矯正するとともに、鋼板2の内部残留応力を低減するものである。
具体的に、図1に示す矯正装置1には、鋼板2の最大急峻度を計測する形状測定器3と、複数のレベリングロール群4、5、6と、最大急峻度に基づき各レベリングロール群4、5、6の周速度を設定する制御部7と、が備えられている。複数のレベリングロール群4〜6によりロールユニット8が構成されている。ロールユニット8には鋼板2を上下から圧下して鋼板2に曲げ戻し加工を行う複数のレベリングロール11〜19が備えられており、隣接するレベリングロール11〜19同士が一群になってレベリングロール群4〜6が構成されている。
また、図1に示す矯正装置1には、各レベリングロール11〜19の押し込み量を調整する圧下装置21と、圧下装置21を制御する圧下制御部22と、レベリングロール11〜19を駆動する駆動部23と、駆動部23を制御する駆動制御部24と、ロールユニット8に鋼板2を搬送する搬送ロール25、26と、が備えられている。駆動部23には、複数の電動機31〜35と複数の減速機41〜45が備えられており、各電動機31〜35によってレベリングロール11〜19をレベリングロール群4〜6毎に駆動できるようになっている。
形状測定器3は、ロールユニット8手前の鋼板2の搬送路上に設置されている。図1においては、形状測定器3はロールユニット8の図中左側に設置されている。形状測定器3は、鋼板2に存在する波高さや反り高さを計測する。また、形状測定器3は、計測データを解析して、鋼板2における波高さと波ピッチから急峻度を算出し、更には鋼板2の最大急峻度を算出する。また、形状測定器3は制御部7に接続されており、形状測定器3において測定された計測データ、急峻度及び最大周俊度を制御部7に出力できるように構成されている。
制御部7は、矯正前の鋼板2の最大急峻度に基づいて、複数のレベリングロール群4〜6のそれぞれの周速度を設定するものである。制御部7には、最大急峻度に応じたレベリングロール群の周速度の設定条件が複数記憶されており、形状測定器3から最大急峻度が入力されると、複数の設定条件の中から最適な条件が選ばれ、その設定情報が駆動制御部24に出力される。また、制御部7は、中央演算装置、記憶装置、入出力装置などを備えたコンピュータで構成されている。周速度の設定条件は、設定テーブルという形態で記憶装置に保存されており、また、複数の設定条件から最適条件を選択する動作は、中央演算装置の機能として実現される。また、本実施形態では、周速度の設定条件を選択するにあたり、最大急峻度とともに、鋼板の板厚及び鋼種をパラメータとして最適条件を設定してもよい。この場合、鋼板の板厚及び鋼種は、制御部7の上位コンピュータから制御部7に伝達される。
駆動制御部24は、制御部7から出力されたレベリングロール群4〜6の周速度の設定条件に基づき、各レベリングロール群4〜6をそれぞれ駆動する電動機31〜35に制御信号を出力するものである。また、駆動制御部24は、搬送路上にある搬送ロール25、26の駆動も制御する。
駆動部23には、複数の電動機31〜35と、各電動機31〜35に接続される減速機41〜45と、各減速機41〜45に接続される分配機51〜55とが備えられている。各電動機31〜35はそれぞれ、駆動制御部24からの制御信号を受けて回転速度を個別に設定可能とされている。また、各減速機41〜45に接続された分配機51〜55は、電動機31〜35による回転動力を単数または複数のレベリングロール11〜19に分配する機能を有する。
ロールユニット8は、複数のレベリングロール群4〜6から構成されている。図1に示す例では、ロールユニット8は、第1レベリングロール群4と、第2レベリングロール群5と、第3レベリングロール群6とから構成されている。また、第1レベリングロール群4の隣には、各レベリングロール群4〜6に含まれないレベリングロール11が配置され、第3レベリングロール群6の隣にも、各レベリングロール群4〜6に含まれないレベリングロール19が配置される。これらのレベリングロール11、19は、分配機51、55及び変速機41、45を介して電動機31、35にそれぞれ接続される。
第1レベリングロール群4は、上側のレベリングロール12と、下側のレベリングロール13とから構成されている。第1レベリングロール群4は、分配機52及び減速機42を介して電動機32に接続されている。
また、第2レベリングロール群5は、上側の2つのレベリングロール14、16と、下側のレベリングロール15とから構成されている。第2レベリングロール群5は、分配機53及び減速機43を介して電動機33に接続されている。
更に、第3レベリングロール群6は、上側のレベリングロール18と、下側のレベリングロール17とから構成されている。第3レベリングロール群6は、分配機54及び減速機44を介して電動機34に接続されている。
ロールユニット8に内蔵される各レベリングロール11〜19は、側方から見たときに所定の間隔で千鳥状に並べられて配置されており、搬送ロール25、26と同一方向に回転することで、鋼板2を搬送しながら矯正を行うようになっている。
以上の構成により、駆動部7、駆動制御部24及びロールユニット8は、矯正に必要なトルクや搬送速度等の仕様に応じてレベリングロール群4〜6を分割して制御可能とされている。そして、各レベリングロール群4〜6につき1台の電動機32〜34が配置され、制御部7からの指令を受けた駆動制御部24が各電動機32〜34に対して速度指令を与えるようになっている。また、各分配機52〜54を介して各電動機32〜34に連結されたレベリングロール12〜18の各まとまりを一つの駆動区分(レベリングロール群)とし、それぞれの駆動区分に対して周速指令を与えるようになっている。
また、本実施形態の矯正装置1では、鋼板2に張力を発生させながら矯正を行うために、隣り合うレベリングロール群4〜6に対して異なる速度指令を与えて周速度差を発生させる。具体的には、鋼板搬送方向の入り側のレベリングロール群に対する速度指令を、出側のレベリングロール群の速度指令に対して大きくすることで、レベリングロールの表面と鋼板2との間で生じる摩擦力を利用して鋼板2に張力を発生させるようにしている。
また、制御部7には圧下制御部22が接続されており、圧下制御部22には圧下装置21が接続されている。圧下装置21は、圧下制御部22からの制御信号に基づき、上側のレベリングロール12、14、16、18と下側のレベリングロール11、13、15、17、19とのギャップを調整する。圧下装置21は、各レベリングロール11〜19の押し込み量を鋼板2の通板方向に沿って段階的に小さくまたは大きくできるように構成されている。
次に、上記の鋼板の矯正機1による鋼板2の矯正方法について説明する。
まず、矯正前の鋼板2を搬送路に沿って搬送し、形状測定器3の下を通過させる。その際、形状測定器3によって鋼板の最大急峻度を測定する。ここで急峻度とは、図2に示すように、鋼板表面における波のピッチPと波高さHとの比(H/P×100)である。鋼板表面には、圧延加工等によって生じた形状不良の原因となる波が多数存在しており、形状測定器3は各波における急峻度を測定可能だが、本実施形態では各急峻度のうち最大急峻度を用いる。本実施形態において最大急峻度を周速度差の設定の基礎とする理由は、最大急峻度に応じた周速度差を設定することで、鋼板の形状を確実に矯正できるためであり、仮に、最大急峻度に代えて平均急峻度や最小急峻度を用いると、レベリングロール群の周速度差が小さくなり、鋼板に十分な張力を与えることができず、形状の矯正が不十分になるためである。
最大急峻度を測定するには、鋼板の全長に渡って急峻度を計測する必要がある。ところが急峻度の測定中に鋼板の先端がロールユニットに到達してしまうと、最大急峻度が未確定のまま矯正を開始することになってしまう。そのため、形状測定器3は、ロールユニット8に対して鋼板の全長よりも離れた位置に設置する必要がある。また、形状測定器3を鋼板の全長よりもロールユニット8から離すことが設備の設置場所の制約上困難であるときには、形状測定器3をロールユニット8の近くに配置して、形状測定器3によって鋼板の急峻度の測定する間は、ロールユニット8のレベリングロール11〜19のギャップを最大にして鋼板2を素通りさせ、ロールユニット8において矯正を行わずに鋼板の形状測定を鋼板の全長に渡って行うとよい。そして、ロールユニット8の形状測定器3が設置された側とは反対側に鋼板2が搬送された後に、圧下装置21を作動させて各レベリングロール11〜19のロール間ギャップを適正なギャップに設定し、更に鋼板2の搬送方向を逆転させて鋼板2をロールユニット8に通板させて矯正を開始すればよい。
鋼板2の矯正は、ロールユニット8に鋼板2を1回または複数回通過させることで行えばよく、好ましくは複数回に渡って通過させることで矯正を行う。ロールユニット8に対して複数回に渡って鋼板2を通過させるためには、ロールユニット8に対し鋼板2を往復搬送させればよい。以下の説明は、鋼板2をロールユニット8に対して複数回に渡って通過させる場合を前提にして説明する。
図1及び図3に示すように、形状測定器3において計測された鋼板2の最大急峻度は、制御部7に入力される。制御部7には、矯正対象の鋼板2の鋼種及び板厚が上位コンピュータから入力されている。そして、図3のステップS1に示すように、複数回のパスにおける各レベリングロール群4〜6の周速度を、制御部7において決定する。
具体的には、初回の通過時におけるレベリングロール群4〜6の周速度は、制御部7の記憶装置に保存された複数の設定テーブルの中から、鋼板2の最大急峻度に対応する設定テーブルを選択することで決定する。また、2回目以降の通過時においては、1回目の通過時の場合と同じ設定テーブルを選択するか、または、レベリングロール群4〜6の周速度を全て同じにした設定テーブルを選択する。
図4には、設定テーブルの一例を示す。この設定テーブルは、ロールユニット入側のレベリングロール群の周速度と、ロールユニット中央のレベリングロール群の周速度と、ロールユニット出側のレベリングロール群の周速度との組み合わせが設定されており、ロールユニット8の入側から出側に向けて周速度を増加させる設定になっている。すなわち、図4に示す設定テーブルにおいては、周速度の設定値が例えばa<b<cとなっている。a、b、cの大小関係はこれに限らずa=b<cでもよく、a<b=cでもよい。また、他の設定テーブルには、ロールユニット入側から出側に向けて周速度が一定な設定もあり、このような設定テーブルでは、a=b=cとなっている。ここで、ロールユニット入側のレベリングロール群とは、ロールユニット8において鋼板2の搬送方向入側にあるレベリングロール群を指し、同様にロールユニット出側のレベリングロール群とは、ロールユニット8において鋼板2の搬送方向出側にあるレベリングロール群を指す。
また、本実施形態では、設定テーブルを選択するあたり、最大急峻度とともに、鋼板の板厚及び鋼種をパラメータとして設定してもよい。この場合、鋼板の板厚及び鋼種は、制御部7の上位コンピュータから制御部7に伝達された情報を用いる。
次に、図3のステップS2に示すように、駆動制御部24に設定テーブルの情報を出力する。また、駆動制御部24には、ロールユニット8に対する鋼板2の通過回数も出力する。そして、ステップS3に示すように、駆動制御部24において、入力された設定テーブルの情報及び通過回数の情報に基づき、各電動機31〜35の周速度を調整し、その制御信号を各電動機31〜35に出力する。
ここで、ロールユニット8に対する鋼板2の搬送方向は通過時毎に逆転するため、2回目以降の通過時において1回目の通過時の場合と同じ設定テーブルを選択する場合は、その2回目以降の通過時において、入側と出側の各レベリングロール群の周速度の設定を、鋼板2の通過時毎に変更する必要がある。例えば、図1において鋼板2の初回通過時の入側が第3レベリングロール群6側である場合は、第3レベリングロール群6の周速度を設定テーブルの入側のレベリングロール群の周速度に合わせる。続く2回目の通過時では、入側が第1レベリングロール群4側になるので、第1レベリングロール群4の周速度を設定テーブルの入側のレベリングロール群の周速度に合わせる。
一方、2回目以降の通過時において、レベリングロール群4〜6の周速度を全て同じにするには、図4に示す周速度a、b、cが全て同じ値の設定テーブルを選択すればよい。
設定テーブルにおいて、周速度の設定値が例えばa<b<cとなっている場合は、入側よりも出側のレベリングロール群の周速度が大きくなるため、鋼板2には曲げ戻し変形とともに張力が付与される。最大急峻度が大きい鋼板2であるほど、各レベリングロール群4〜6の周速度の差を大きく取ることで、形状の矯正が確実に行える。一方で、周速度の差が大きすぎると、鋼板2とレベリングロール11〜19との間でスリップが発生し、鋼板2に張力を効率よく付与できなくなり、また、レベリングロール11〜19も摩耗するおそれがある。従って,設定テーブルにおける各レベリングロール11〜19の周速度の設定は、鋼板2の最大急峻度毎に最適な周速度差となり、かつスリップが起きない程度に実験的に決めればよい。
以上の周速度の設定変更は、全て駆動制御部24において行えばよい。
また、制御部7から駆動制御部24に設定テーブル情報等を出力することに平行して、制御部7から圧下制御部22に、鋼板2の鋼種、板厚及びロールユニットに対する鋼板の通過回数等の情報を出力する。圧下制御部22は、鋼種、板厚及び通過回数等の情報に基づき、鋼板の通過時毎の圧下条件を決定し、決定した圧下条件に基づき圧下装置21を制御して、上側のレベリングロール12、14、16、18と下側のレベリングロール11、13、15、17、19とのギャップを調整する。圧下装置21は、各レベリングロール11〜19の押し込み量を鋼板2の通板方向に沿って段階的に小さくまたは大きくなるように設定する。
そして、図3のステップS4に示すように、各制御部22、24において決定された条件の通りに、各レベリングロール群4〜6の周速度及び各レベリングロールの押し込み量を設定し、ロールユニット8に対して鋼板を往復移動させつつ鋼板を通過させて矯正を行う。
なお、形状測定器3による形状の測定は、矯正前の鋼板に対して行えばよく、矯正中の鋼板の形状測定は行わなくてよい。また、ロールユニット8に対する最終通過前または最終通過後の時点において、鋼板の形状を測定して矯正状態を確認してもよい。
本実施形態の鋼板の矯正装置及び矯正方法によれば、形状測定器3によって矯正前の鋼板2の最大急峻度を測定し、制御部7によって矯正前の鋼板2の最大急峻度に基づき複数のレベリングロール群4〜6のそれぞれの周速度を設定するので、最大急峻度に応じて鋼板2に付与する張力を適切に設定することができ、複数のレベリングロール群4〜6による曲げ戻し変形による鋼板6の矯正を確実に実行できる。
また、本実施形態によれば、制御部7によって、複数のレベリングロール群4〜6の周速度を鋼板2の入側から出側に向けて増加させるように設定するので、レベリングロール群4〜6によって曲げ戻し変形がなされている鋼板2に確実に張力を付与でき、鋼板2を確実に矯正できる。
更に、本実施形態によれば、鋼板2をレベリングロール群4〜6に対して複数回に渡って通過させる際に、制御部7が、少なくとも最初の通過時において、複数のレベリングロール群4〜6の周速度を鋼板2の入側から出側に向けて増加させるように設定するので、最大急峻度を測定した直後であって矯正がなされていない鋼板2に対し、適切な張力を付与することができる。
更にまた、本実施形態によれば、2回目以降の通過時において、複数のレベリングロール群4〜6の周速度を同一に設定するので、鋼板2の最大急峻度が比較的小さい場合に、2回目以降の通過時において曲げ戻し変形のみによって鋼板2の矯正を行うことができ、過度に鋼板2が矯正されるおそれがない。
また、本実施形態によれば、鋼板2の全ての通過時において、複数のレベリングロール群4〜6の周速度を、鋼板2の入側から出側に向けて増加させるように設定するので、鋼板2の最大急峻度が比較的大きい場合に、全部の通過時において曲げ戻し変形中の鋼板2に張力を付与することができ、鋼板2を確実に矯正できる。
以上の様に、本実施形態によれば、鋼板の張力矯正を形状測定器3の計測結果に基づいて、定量的に指示することにより、従来に比べて形状矯正効果や生産性も格段に向上する等の効果を有する。
まず、図1に示すような9本のレベリングロールを使用して、0.2%耐力が500MPaであり、板厚が9mmであり、最大急峻度5%のステンレス鋼板に対し、張力を全く付与しない条件とし、入側の塑性変形率を80%に設定した条件で1パスの矯正を行ったが、形状改善には至らず、矯正後のステンレス鋼板に急峻度4%程度の形状不良が残存した。
同様の矯正機とステンレス鋼板を用いて、特許文献2および特許文献3を参考にして、入側と中間と出側の駆動区分におけるレベリングロールの周速度をそれぞれ設定し、周速に差が生じる条件で1パス矯正を行ったが、ステンレス鋼板の形状改善には至らず、矯正後の鋼板に急峻度3%程度の形状不良が残存した。
一方、同様の矯正機とステンレス鋼板を用い、さらに矯正前に形状測定器を使用してステンレス鋼板の急峻度を測定し、その急峻度に見合った周速条件を制御部から駆動制御部に出力して1パス矯正を行ったところ、矯正後の被加工材の急峻度は0.8%以下まで改善した。
1…鋼板の矯正装置、2…鋼板、3…形状測定器、4、5、6…レベリングロール群、7…制御部。

Claims (10)

  1. 矯正前の鋼板の最大急峻度を測定する形状測定器と、
    前記鋼板に曲げ戻し加工を行うとともに、周速度を個別に設定することによって前記鋼板に張力を付与可能な複数のレベリングロール群と、
    矯正前の前記鋼板の最大急峻度に基づいて、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を設定する制御部と、
    を具備してなる鋼板の矯正装置。
  2. 前記制御部は、前記複数のレベリングロール群の周速度を、前記鋼板の搬送方向入り側から出側に向けて増加させるように設定することを特徴とする請求項1に記載の鋼板の矯正装置。
  3. 前記鋼板を前記レベリングロール群に対して複数回に渡って通過させる際に、前記制御部は、少なくとも最初の通過時において、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を、前記鋼板の搬送方向入り側から出側に向けて増加させるように設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鋼板の矯正装置。
  4. 前記制御部は、2回目以降の通過時において、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を、同一に設定することを特徴とする請求項3に記載の鋼板の矯正装置。
  5. 前記鋼板を前記レベリングロール群に対して複数回に渡って通過させる際に、前記制御部は、全部の通過時において、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を、前記鋼板の搬送方向入り側から出側に向けて増加させるように設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鋼板の矯正装置。
  6. 周速度を個別に設定することによって鋼板に張力を付与可能な複数のレベリングロール群によって鋼板に曲げ戻し加工を行うことにより鋼板を矯正する方法であって、
    矯正前の鋼板の最大急峻度を測定する工程と、
    矯正前の前記鋼板の最大急峻度に基づいて、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を設定して、前記鋼板を前記複数のレベリングロール群によって矯正する工程と、
    を具備してなることを特徴とする鋼板の矯正方法。
  7. 前記複数のレベリングロール群の周速度を、前記鋼板の搬送方向入り側から出側に向けて増加させるように設定することを特徴とする請求項6に記載の鋼板の矯正方法。
  8. 前記鋼板を前記レベリングロール群に対して複数回に渡って通過させる際に、少なくとも最初の通過時において、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を、前記鋼板の搬送方向入り側から出側に向けて増加させるように設定することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の鋼板の矯正方法。
  9. 2回目以降の通過時において、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を、同一に設定することを特徴とする請求項8に記載の鋼板の矯正方法。
  10. 前記鋼板を前記レベリングロール群に対して複数回に渡って通過させる際に、全部の通過時において、前記複数のレベリングロール群のそれぞれの周速度を、前記鋼板の搬送方向入り側から出側に向けて増加させるように設定することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の鋼板の矯正方法。
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