JP6103627B2 - コンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、複数のコンテナ構成部品を直方体状に組み付けてなりかつ、ラベルを貼着するためのラベル貼着面を備えたコンテナに関する。
従来、この種のコンテナとしての折畳コンテナにおける底部ベースと回動側壁の各外面に、相互に面一となるようにラベル貼着面を備えて、それら底部ベースのラベル貼着面と回動側壁のラベル貼着面とに跨ってラベルを貼着可能としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4755858号公報(段落[0023],図1,図4参照)
しかしながら、上記した従来の構成では、例えばコンテナを搬送路上で滑らせてその搬送路の側方のラインガイドに摺接させたときや、コンテナ同士を横に並べてトラック等で搬送したときに、コンテナに貼着されたラベルがラインガイドや他のコンテナ等と摺接して損傷するという問題が生じていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、貼着されたラベルが搬送時に損傷することを防ぐことが可能なコンテナの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るコンテナは、複数のコンテナ構成部品を直方体状に組み付けてなり、隣り合った第1と第2のコンテナ構成部品の両外面に第1と第2のラベル貼着面を分けて設けて相互に面一となるように配置し、それら第1と第2のラベル貼着面に跨ってラベルを貼着可能としたコンテナにおいて、第1及び第2のラベル貼着面、第1及び第2のコンテナ構成部品の両外面における凹凸のうち最も外側の面より内側にずれた位置に配置され、第1のコンテナ構成部品の外面から、ラベル貼着台と、ラベル貼着台を包囲する枠状補強突壁と、が突出し、ラベル貼着台の先端面が第1のラベル貼着面をなして枠状補強突壁の先端面より外側に位置し、ラベル貼着台から枠状補強突壁側に突出して枠状補強突壁の先端面に重なる拡張突部が設けられて、第1のラベル貼着面が枠状補強突壁側に拡張されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のコンテナにおいて、コンテナの底部を構成する第2のコンテナ構成部品としての底部ベースの外縁部に、コンテナの側壁を構成する第1のコンテナ構成部品としての下端回動側壁の下端部が回動可能に連結されて折り畳み可能に構成され、底部ベースの外側面に外面陥没部を形成して、その奥面を第2のラベル貼着面としたところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載のコンテナにおいて、コンテナの上部を構成するコンテナ構成部品としての上部枠と、上部枠と底部ベースとに上下の両端部が回動可能に連結されかつ、上下方向の中間部で2つ折り可能になったコンテナ構成部品としての1対の折曲側壁と、上部枠に上端部が回動可能に連結され、下端部を底部ベースの外縁部に当接して起立状態になるコンテナ構成部品としての1対の跳上側壁とを備えて、1対の折曲側壁の間に1対の跳上側壁を起立させた組立状態と、1対の跳上側壁を上部枠内に折り畳んでから1対の折畳側壁を2つ折りにして折畳状態とに変更可能に構成され、折曲側壁の上下方向の中間部のヒンジ部より下側部分が、下端回動側壁である下側折曲側壁で構成される一方、ヒンジ部より上側部分が、四角形の主板部の外面における外縁部から枠状補強突壁を突出させた構造のコンテナ構成部品としての上側折曲側壁で構成され、折畳状態にしたときにラベル貼着台の先端部が、上側折曲側壁の枠状補強突壁の内側に受容されると共に、上側折曲側壁の枠状補強突壁における下辺部分の中間部を下方側に屈曲又は陥没させるか、或いは、枠状補強突壁における上辺部分の中間部を上方側に屈曲又は陥没させて、上側折曲側壁の枠状補強突壁内におけるラベル貼着台の受容空間を広げたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のコンテナにおいて、ラベル貼着台の先端面には、両側縁部に沿って上下方向に延びた保護突条が備えられ、それら保護突条に左右から挟まれた部分に第1のラベル貼着面が配置されたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1のコンテナでは、第1と第2のコンテナ構成部品の両外面に設けられた第1と第2のラベル貼着面に跨ってラベルを貼着することができる。即ち、ラベル貼着面を第1と第2のコンテナ構成部品に跨る広範囲に確保することができ、大きなラベルを貼着することが可能になる。そして、それら第1と第2のラベル貼着面が第1及び第2のコンテナ構成部品の両外面における凹凸のうち最も外側の面より内側にずれた位置に配置されているので、第1と第2のラベル貼着面に貼着されたラベルに対して従来のように、ラインガイドや他のコンテナ等が摺接し難くなり、コンテナの搬送時におけるラベルの損傷が防がれる。また、第1のコンテナ構成部品の外面から突出するラベル貼着台を備え、そのラベル貼着台に拡張突部を設けたことにより、第1のラベル貼着面を拡張することができる。また、第1のラベル貼着面のうち拡張突部によって拡張された部分にラベルの縁部を重ねて貼着すれば、ラベルを剥がす際にそのラベルの縁部に容易に指をかけることができ、ラベルの剥離作業の効率が向上する。
[請求項2の発明]
請求項2の構成によれば、第1と第2のラベル貼着面が、底部ベースの外側面より内側にずれた配置となる。これにより、コンテナの搬送時には、ラインガイドや他のコンテナ等は、主として底部ベースの外面に摺接し、第1と第2のラベル貼着面に貼着されたラベルに摺接し難くなり、ラベルの損傷が防がれる。
なお、ラベル貼着台は、下端回動側壁に一体形成されていてもよいし、下端回動側壁とは別部品にして、下端回動側壁の外面に装着されるようにしてもよい。
[請求項の発明]
請求項のコンテナには、上部枠と底部ベースとの間で2つ折りにすることが可能な折曲側壁が備えられ、その折曲側壁の上下方向の中間部のヒンジ部より下側の下側折曲側壁にラベル貼着台が設けられている。そして、折曲側壁を2つ折りにしたときに、ラベル貼着台の先端部が、折曲側壁におけるヒンジ部より上側の上側折曲側壁の枠状補強突壁の内側に受容されるので、ラベル貼着台を設けながらも、コンテナの折畳状態における高さを抑えることができる。
また、コンテナが折畳状態になったときに、底部ベースの外面陥没部に、上部枠の下面が上方から臨んだ状態になるように構成しておけば、外面陥没部に指を挿入して上部枠の下面に容易に指を引っ掛けることができ、折畳状態のコンテナを組立状態にする作業が容易になる。
[請求項4の発明]
請求項4の構成によれば、第1のラベル貼着面に貼着したラベルがその両横の保護突条によってラインガイドや他のコンテナ等との摺接から保護され、ラベルの損傷を防ぐことができる。
本発明の第1実施形態に係るコンテナの斜視図 折曲側壁の斜視図 ラベル貼着台の斜視図 ラベルとコンテナの一部の斜視図 ラベルが貼着されたコンテナの一部の斜視図 ラベルとコンテナの一部の側断面図 ラベルが貼着されたコンテナの一部の側断面図 折り畳み過程のコンテナの斜視図 折畳状態のコンテナの斜視図 折畳状態のコンテナの側断面図 第2実施形態のコンテナの斜視図 ラベル貼着台が固定されたコンテナの斜視図 コンテナのうちラベル貼着台の近傍部分の斜視図 (A)ラベル貼着台の表側の斜視図,(B)ラベル貼着台の裏側の斜視図 第3実施形態のコンテナの斜視図 コンテナの分解斜視図 コンテナの部分拡大斜視図 コンテナの部分拡大斜視図
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のコンテナ10は、全体が直方体形状をなした、所謂、折畳コンテナであって、その底部を構成する長方形の底部ベース11と上部を構成する長方形の上部枠20との間に1対の折曲側壁30,30と1対の跳上側壁33,33とを組み付けてなる。また、上部枠20における1対の長辺部分の上面には、1対の回動蓋34,34が回動可能に連結されて、コンテナ10の上面開口を開閉することができるようになっている。
なお、本実施形態では、これら底部ベース11,折曲側壁30,跳上側壁33,上部枠20及び回動蓋34が、本発明の「コンテナ構成部品」に相当し、それらのうちの各折曲側壁30の後述する上側折曲側壁31及び下側折曲側壁32(本発明の「下端回動側壁」に相当する)も本発明の「コンテナ構成部品」に相当する。また、本実施形態のコンテナ10の「コンテナ構成部品」は、全て樹脂の射出成形品になっている。
各跳上側壁33は、上端部が上部枠20の短辺部分に回動可能に連結されている。また、跳上側壁33の下端部は、底部ベース11の外縁部の短辺部分から起立した底部ストッパ壁11Sに内側から当接している。その底部ストッパ壁11Sの内面からは、図示しない係止爪が水平に突出していて跳上側壁33の下縁部に係止している。そして、跳上側壁33の下端部を内側に押圧することで係止爪の係止が解除されて跳上側壁33が跳ね上げられるように回動し、上部枠20の下端部に収まった折畳状態になる。
各折曲側壁30は、上下方向の中央で上側折曲側壁31と下側折曲側壁32とに2分割されている。また、それら上側と下側の折曲側壁31,32は、相互に回動可能に連結されている。さらに、折曲側壁30の上端部が上部枠20の長辺部分に回動可能に連結される一方、下端部が底部ベース11の外縁部の長辺部分に回動可能に連結されている。そして、コンテナ10は、起立状態の両折曲側壁30,30の間に跳上側壁33,33が起立状態で収まって組立状態になる。また、そのコンテナ10の組立状態から跳上側壁33,33を内側に折り畳み、次いで、図8に示すように、折曲側壁30,30を内側に2つに折り畳んで、コンテナ10全体を図9に示した折畳状態にすることができる。なお、コンテナ10が折畳状態になると、図9に示すように、上部枠20の下面が底部ベース11の上面に当接する。
詳細には、図2に示すように、上側折曲側壁31は、横長の四角形の主板部31Bの外面における外縁部から枠状補強突壁31Zを突出させた構造をなしている。枠状補強突壁31Zの左右の両辺は、主板部31Bの両側縁部を段付き状に外側に膨出させたサイド補強膨出部31A,31Aで構成されている。枠状補強突壁31Zの上辺は、主板部31Bの上縁部から突出した上縁補強リブ31Cで構成されている。その上縁補強リブ31Cの下面には、後述する下側拡張突部43,43に対応した2位置を陥没させて干渉回避凹部31X,31Xが形成されている。枠状補強突壁31Zの下辺は、主板部31Bの下縁部から突出した下縁補強リブ31Dで構成されている。また、下縁補強リブ31Dは、左右の両端寄り位置に屈曲部31E,31Eを有して中間部31Fが下方にずれるようにクランク状に屈曲している。
上記した上側折曲側壁31と同様に、下側折曲側壁32も、横長の四角形の主板部32Bの外面における外縁部から枠状補強突壁32Zを突出させた構造をなし、枠状補強突壁32Zの左右の両辺がサイド補強膨出部32A,32Aで構成されると共に、枠状補強突壁32Zの下辺が下縁補強リブ32Cで構成されている。また、枠状補強突壁32Zの上辺は、下側折曲側壁32の上縁部を膨出させてなる上縁補強膨出部32Dで構成され、その上縁補強膨出部32Dの下面のうち長手方向における中間部は、両端部に比べて段付き状に下方に下がった形状になっている。さらに、下縁補強リブ32Cは、折曲側壁30の外面に向かって右寄り位置には、段付き状に下方に陥没した中間陥没部32Pが備えられている。なお、中間陥没部32Pには、図示しないカードホルダの下端部を取り付けることができる。
上側折曲側壁31の全体の上面(即ち、1対のサイド補強膨出部31A,31A及び上縁補強リブ31Cの上面)からは、上端ヒンジ構成突部31Nが上方に突出していて、その上端ヒンジ構成突部31Nが上部枠20(図1参照)に回動可能に連結されている。また、下側折曲側壁32の全体の下面(即ち、1対のサイド補強膨出部32A,32A及び下縁補強リブ32Cの下面)からは、下端ヒンジ構成突部32Nが下方に突出していて、その下端ヒンジ構成突部32Nが底部ベース11(図1参照)に回動可能に連結されている。
さらに、上側折曲側壁31の全体の下面(即ち、1対のサイド補強膨出部31A,31A及び下縁補強リブ31Dの下面)と、下側折曲側壁32の全体の上面(即ち、1対のサイド補強膨出部32A,32A及び上縁補強膨出部32Dの上面)とからは、中間ヒンジ構成突部31H,32Hが突出していて、それら中間ヒンジ構成突部31H,32Hが互いに連結して中間ヒンジ部30Hを構成している。また、その中間ヒンジ部30Hは、図6に示すように、外側に円弧状に膨出した形状をなしている。
下側折曲側壁32の外面のうち枠状補強突壁32Zに包囲された部分には、ラベル貼着台40が設けられている。本実施形態のラベル貼着台40は、下側折曲側壁32に一体成形され、下側折曲側壁32の外面の左側に寄せて配置される。また、ラベル貼着台40を先端面側から見た形状は、横長の長方形の両辺の中間部に内側に湾曲した1対の湾曲凹部40B,40Bを有した形状をなしている。さらに、ラベル貼着台40は、下側折曲側壁32の左右方向においては、下側折曲側壁32の左側のサイド補強膨出部32Aより離れた位置から左右方向の中央を僅かに超えた位置に亘る大きさをなしている。また、ラベル貼着台40の先端部は、枠状補強突壁32Zより外側に突出している。
ラベル貼着台40の上辺部は、枠状補強突壁32Zの外面より外側に突出した部分が上縁補強膨出部32Dの先端面に僅かに重なっていて、その上縁補強膨出部32Dの先端面に重なった部分の上面には、左右方向に間隔をあけて複数の上側拡張リブ42(本発明の「拡張突部」に相当する)が突出形成されている。それら上側拡張リブ42群は、図6に示すように、中間ヒンジ部30Hに対し、隙間をあけて下方から突き合わされ、さらに、上側拡張リブ42群のうちラベル貼着台40の突出方向における一端部は上縁補強膨出部32Dの前面と一体になり、他端部はラベル貼着台40の先端面と面一になっている。なお、上側拡張リブ42の上面42Aは、ラベル貼着台40の先端側から基端側に向かって中間ヒンジ部30Hに徐々に接近するように傾斜している。
図3に示すように、ラベル貼着台40のうち枠状補強突壁32Zの外面より外側に突出した部分の下面は、左右方向において凹部と突部とが交互に繰り返されて1対ずつ設けられた凹凸形状をなし、ラベル貼着台40の下面のうち前記凹凸形状の1対の凹部に相当する部分が下縁補強リブ32Cの上面と略同一位置に配置され、1対の突部に相当する部分が、本発明の「拡張突部」に相当する下側拡張突部43,43をなし、それら下側拡張突部43,43が下縁補強リブ32Cの先端面に重なっている。
ラベル貼着台40の先端面のうち湾曲凹部40B,40Bを除く直線状の両側縁部には、上下方向の全体に保護突条41T,41Tが突出形成されている。各保護突条41Tのうちラベル貼着台40の先端面からの突出量は、後述するラベル100の厚さに対して十分大きくなっている(図6参照)。また、各保護突条41Tの内向きの側面は、ラベル貼着台40の先端面に対して直立している。
ラベル貼着台40の先端面のうち保護突条41T,41Tを除いた部分は、本発明に係る第1のラベル貼着面41になっている。また、第1のラベル貼着面41の中央には、中央凹部40Aが陥没形成されている。さらに、第1のラベル貼着面41には、その外縁部を除く全体が、細かい凹凸を有するシボ面41S(図2のハッチング部分参照)になっている。
図4に示すように、底部ベース11の長辺部分の外縁部には、側壁支持突壁11Wが突出形成されていて、折曲側壁30の下端部の上記した下端ヒンジ構成突部32Nが、側壁支持突壁11Wの内面に回動可能に連結されている。一方、側壁支持突壁11Wの外面(即ち、底部ベース11の外側面)には、外面陥没部12が形成されている。その外面陥没部12は、側壁支持突壁11Wの左右方向の一端寄り位置から他端寄り位置に亘りかつ、側壁支持突壁11Wの上端から上下方向の中間位置に亘る範囲に形成されている。そして、外面陥没部12の奥面が、本発明に係る第2のラベル貼着面12Aになっていて、第1のラベル貼着面41と面一に配置され、外面陥没部12の上下方向における中間部から上端に亘る範囲に備えられている。また、外面陥没部12のうち第2のラベル貼着面12Aより下側部分と両側方部分は、傾斜面12Bになっている。
本実施形態のコンテナ10の構成に関する説明は以上である。次に、コンテナ10の作用効果について説明する。コンテナ10は、組立状態にして回動蓋34,34を開き、内部に荷物を収容することができる。そして、コンテナ10に収容した荷物の内容、製品番号、搬送先又は搬送元、或いは、コンテナ10の所有者を特定する等のために、それらの情報を印字したラベル100をコンテナ10に貼着することができる(図5参照)。
図4には、コンテナ10に貼着することが可能な最大サイズのラベル100が示されている。このラベル100は、裏側面に接着剤が塗布された、所謂、ラベルシールであって、例えば、全体が横長の長方形になっている。そして、ラベル100は、台紙99の剥離面に貼着された状態で上記した情報が表側面に印字され、台紙99から剥がして第1と第2のラベル貼着面41,12Aに跨るように貼着することができる。具体的には、ラベル100が、第1のラベル貼着面41の両横の保護突条41T,41Tの内側に収まるように横方向の位置を定めると共に、ラベル100の下端部が外面陥没部12における第2のラベル貼着面12Aとその下側の傾斜面12Bとの境界線に重なるように上下方向の位置を定めて、ラベル100を第1と第2のラベル貼着面41,12Aに貼着すればよい。
このように本実施形態のコンテナ10では、ラベル100を貼着する面を下側折曲側壁32と底部ベース11の2つのコンテナ構成部品に跨る広範囲に確保することができ、大きなラベル100を貼着することが可能になる。そして、図6に示すように、それら第1と第2のラベル貼着面41,12Aが下側折曲側壁32及び底部ベース11の両外面における凹凸のうち最も外側の面(下側折曲側壁32においては保護突条41Tの先端面、底部ベース11においては、側壁支持突壁11Wの外面)より内側にずれた位置に配置されているので、第1と第2のラベル貼着面41,12Aに貼着されたラベル100に対して従来のようには、ラインガイドや他のコンテナ10等が摺接し難くなり、コンテナ10の搬送時におけるラベル100の損傷が防がれる。
具体的には、ラインガイドは、通常、コンテナ10がスライド移動する搬送路の側縁部から起立している。よって、コンテナ10を搬送路上でスライド移動させたときには、ラインガイドがコンテナ10の側面の下端部に摺接する。また、コンテナ10の側面の下端部では、底部ベース11における側壁支持突壁11Wの外面が最も外側に位置しているので、ラインガイドは、側壁支持突壁11Wの外面に摺接する。そして、下側折曲側壁32の第1のラベル貼着面41が、側壁支持突壁11Wの外面より内側にずらして配置されると共に、その側壁支持突壁11Wの外面に形成された外面陥没部12の奥面を第2のラベル貼着面12Aとしたので、コンテナ10の搬送時に、ラインガイドが第1と第2のラベル貼着面41,12Aに貼着されたラベル100に対して摺接することが防がれる。また、コンテナを横並びにした場合も、同様に、各コンテナ10の側壁支持突壁11Wの外面同士が摺接して、第1と第2のラベル貼着面41,12Aに貼着されたラベル100に対する他のコンテナ10の摺接が防がれる。
しかも、第1のラベル貼着面41の両横には保護突条41T,41Tが設けられ、それら保護突条41T,41Tが、図7に示すように、ラベル100より外側に突出しているので、ラベル100がラインガイドや他のコンテナ10等との摺接から保護される。また、下側折曲側壁32の主板部32Bの外面のうち枠状補強突壁32Zに包囲された部分にラベル貼着台40が設けられて、その先端面にラベル100が貼着されるので、主板部32Bの外面に直にラベル100を貼着する場合に比べて、ラベル100の表示内容が読み取り易くなる。
また、ラベル貼着台40に上側拡張リブ42と下側拡張突部43とを設けたことにより、第1のラベル貼着面41を上方及び下方に拡張することができる。また、第1のラベル貼着面41のうち上側拡張リブ42及び下側拡張突部43によって拡張された部分にラベル100の縁部を重ねて貼着すれば、ラベル100を剥がす際にそのラベル100の縁部に容易に指をかけることができ、ラベル100の剥離作業の効率が向上する。
さらに、コンテナ10を折畳状態にしたときに、図10に示すように、ラベル貼着台40が2つ折りにされた折曲側壁30の上側折曲側壁31と下側折曲側壁32の間に位置して、ラベル貼着台40の先端部が、上側折曲側壁31における枠状補強突壁31Zの内側に受容されるので、ラベル貼着台40を設けながらも、コンテナ10の折畳状態における高さを抑えることができる。
また、図2に示すように、上側折曲側壁31の下縁補強リブ31Dの中間部31Fを中間ヒンジ部30Hに接近する側に屈曲させたので、折曲側壁30を折り畳んだ際には、図10に示すように、その下縁補強リブ31Dの中間部31Fがラベル貼着台40と中間ヒンジ部30Hとの間のうち中間ヒンジ部30H側によって配置される。その分、ラベル貼着台40の上側拡張リブ42群を中間ヒンジ部30Hに近づけるように突出させることができ、これにより、第1のラベル貼着面41が広くすることができる。また、折曲側壁30を折り畳んだ際には、図10に示すように、上縁補強リブ31Cに設けた干渉回避凹部31Xにラベル貼着台40の下側拡張突部43が受容される。即ち、上縁補強リブ31Cに干渉回避凹部31Xを陥没形成した分、ラベル貼着台40の一部を突出させて下側拡張突部43を設けることができ、第1のラベル貼着面41を広くすることが可能になる。
しかも、コンテナ10が折畳状態になったときには、図9に示すように、底部ベース11の外面陥没部12に、上部枠20の下面が上方から臨んだ状態になるので、外面陥没部12に指を挿入して上部枠20の下面に容易に指を引っ掛けることができ、折畳状態のコンテナ10を組立状態にする作業が容易になる。
[第2実施形態]
次に、図11〜図14に基づいて本発明の第2本実施形態のコンテナ10Vについて説明する。コンテナ10Vは、前記第1実施形態のコンテナ10と同じ機構の折畳コンテナであって、コンテナ10Vの平面形状における縦横比が、前記第1実施形態のコンテナ10のそれと異なり、折曲側壁30V、回動蓋34V等が、第1実施形態の折曲側壁30、34に比べて横長になっている。
また、前記第1実施形態では、下側折曲側壁32にラベル貼着台40が一体成形されていたが、本実施形態では、下側折曲側壁32Vとは別個に成形したラベル貼着台50(図14参照)を、下側折曲側壁32の外面に固着させて、下側折曲側壁32Vがラベル貼着台50を備えた構造になっている。
図14(A)に示すように、ラベル貼着台50は、先端面側から見た形状が、横長の長方形になっていて、その両側辺の中間部に第1湾曲凹部50Cを有する一方、下辺の中間部とに第2湾曲凹部50Dを有している。また、第1と第2の湾曲凹部50C,50Dが形成された部分の後端部は、固定プレート51によって閉塞されている。
詳細には、第1湾曲凹部50Cは、ラベル貼着台50の両側縁部の上端寄り位置にそれぞれ形成されると共に、第2湾曲凹部50Dは、ラベル貼着台50の下縁部の両端寄り位置の2箇所に形成されている。また、ラベル貼着台50の先端面の中央には、メイン凹部50Aが形成され、さらに、そのメイン凹部50Aに対する両斜め上方位置には、1対のサブ凹部50B,50Bが形成されている。そして、これらメイン凹部50A及びサブ凹部50B,50Bの奥側後端部も固定プレート51によってそれぞれ閉塞されている。
図14(B)に示すように、固定プレート51群は同一平面内に配置され、固定プレート51群の後面は面一になっている。また、サブ凹部50Bおよび第2湾曲凹部50Dの固定プレート51には、それぞれ貫通孔54が貫通形成されている。さらに、ラベル貼着台50の外縁部全体には、ラベル貼着台50の先端面と固定プレート51との間の段差を埋めるように側壁50Sが形成され、その側壁50Sの後面は固定プレート51群の後面と面一になっている。また、ラベル貼着台50の上辺の側壁50Sは、ラベル貼着台50の上端部より若干下方に位置し、その上辺の側壁50Sの前端部から延長突片57が上方に突出した構造になっている。
ラベル貼着台50の先端面のうち両側縁部には、前記第1実施形態のラベル貼着台40と同様に保護突条55が突出形成され、ラベル貼着台50の先端面のうち保護突条55,55に挟まれた部分が、本発明に係る第1のラベル貼着面56になっている。
また、本実施形態では、図12に示すように、底部ベース11Vの側壁支持突壁11Wのうち長手方向の両端寄り位置の2箇所に、ラベル貼着台50の横幅と同じ長さをなして横方向に延びた外面陥没部12V,12Vが設けられている。これら外面陥没部12Vは、第1実施形態の外面陥没部12と同様に、奥面が本発明に係る第2のラベル貼着面12Aをなし、その第2のラベル貼着面12Aの両側方と下方とに傾斜面12Bを備えている。
ラベル貼着台50は、図12に示すように、固定プレート51群の後面が下側折曲側壁32のうち枠状補強突壁32Zに囲まれた主板部32Bの外面に宛われ、何れかの外面陥没部12Vの真上となる位置に配置されて、例えば、振動溶着にて下側折曲側壁32に固定されている。
なお、ラベル貼着台50は、接着剤にて下側折曲側壁32に固定してもよく、或いは、下側折曲側壁32の外面に貫通孔54群に対応した突起を設けておき、それら突起を貫通孔54に貫通させて熱溶着することで、下側折曲側壁32に固定してもよい。
ラベル貼着台50が下側折曲側壁32に固定されると、図13に示すように、延長突片57は、上縁補強膨出部32Dの先端面に重ねられた状態になる。また、ラベル貼着台50の先端部は、枠状補強突壁32Zの外面より外側に突出すると共に、底部ベース11Vにおける側壁支持突壁11Wの外面より内側にずれた配置となる。さらに、第1のラベル貼着面56と第2のラベル貼着面12Aとが面一に配置される。これらにより、本実施形態のコンテナ10Vによって、前記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
[第3実施形態]
以下、図15〜図18に基づいて本発明に係る第3実施形態を説明する。本実施形態のコンテナ10Wは、図15に示すように、全体が上面開放の直方体状をなし、図16に示した本発明に係る「コンテナ構成部品」としての底部ベース70、1対の第1側壁60,60及び1対の第2側壁65,65を組み付けてなる。
底部ベース70は、上下方向に扁平な上面開放の直方体構造をなし、その平面形状は、長方形になっている。また、底部ベース70の上端部からは上面フランジ70Fが側方に張り出し、下端部からは下面フランジ70Eが側方に張り出している。そして、外側面から突出した複数の縦リブ70Lが、上面フランジ70Fと下面フランジ70Eとの間を連絡している。
また、縦リブ70Lは、底部ベース70の平面形状における1対の長辺部分に配置された1対の第1底部側壁71,71と、1対の短辺部分に配置された1対の第2底部側壁72,72との各底部側壁にそれぞれ4つずつ配置され、各縦リブ70Lの横隣にはソケット部70Uが備えられている。また、各ソケット部70Uは、上面フランジ70Fの上面に開口した受容口を有している。
各第1側壁60は、下端部に下面フランジ60Fを備えて、その下面フランジ60Fの下面からは4つの結合突部60Tが突出している。また、各第1側壁60は、左右方向の両端部から第2側壁65,65側に向かって直角に屈曲した1対のアングル壁62,62を備えている。それらアングル壁62,62のうち第2側壁65,65側を向いた端面には、複数の係合凹部60Uが上下方向に並べて設けられている。
各第2側壁65は、下端部に下面フランジ65Fを備えて、その下面フランジ65Fの下面からは4つの結合突部60Tが突出している。また、第2側壁65の両側面には、複数のフック突部65Tが備えられている。各フック突部65Tは、第2側壁65の側面から水平側方に突出してから上方に直角に曲がったL字形状をなしている。そして、第1側壁60の係合凹部60Uに、第2側壁65のフック突部65Tを挿入して第1側壁60を第2側壁65に対して下げることで、各フック突部65Tが係合凹部60U内で抜け止め状態に係合して第1側壁60と第2側壁65とが連結され、第1と第2の側壁60,65の上面同士及び下面同士が面一になる。また、各第1側壁60と各第2側壁65とが連結された状態で、各第1側壁60の結合突部60Tを各第1底部側壁71のソケット部70Uに凹凸係合すると共に、各第2側壁65の結合突部60Tを各第2底部側壁72のソケット部70Uに凹凸係合させて、第1及び第2の側壁60,65の下面フランジ60F,65Fを底部ベース70の上面フランジ70Fに重ね合わせて、図15に示したコンテナ10Wになる。
さて、図17に示すように、第2底部側壁72における左右方向の中央側の2つの縦リブ70L,70Lにおいては、それら縦リブ70L,70Lのうち互いに反対側を向いた面側にソケット部70U,70Uが配置され、縦リブ70L,70Lの対向面間に、外部保護壁73が差し渡されて第2底部側壁72に外側から対向している。その外部保護壁73は、上端寄り位置に段差部73Bを有し、その段差部73Bより上側の陥没壁74が、段差部73Bより下側部分に比べて第2底部側壁72側に接近した構造をなしている。そして、陥没壁74の外面が本発明に係る第2のラベル貼着面74Aになっている。また、上面フランジ70Fのうち、外部保護壁73の両側の縦リブ70L,70Lによって挟まれた部分は、第2のラベル貼着面74Aより外側に張り出さないように切除されて幅狭フランジ部70Gになっている。なお、幅狭フランジ部70Gの両端部とその両側の1対の縦リブ70L,70Lとは、三角リブ70Jによって連絡されている。
第2側壁65の外面では、外部保護壁73の両側の縦リブ70L,70Lの延長線上に1対の縦リブ65Yが延び、それら縦リブ65Y,65Yを上下方向の複数位置で横切るように複数の横リブ65Lが水平方向に延びている。また、第2側壁65の下面フランジ65Fのうち縦リブ65Y,65Yに挟まれた部分は、底部ベース70の幅狭フランジ部70Gと同じ幅の幅狭フランジ部65Gになっている。さらに、その幅狭フランジ部65Gの下面からは、1対の位置決突起69A,69Aが突出していて、底部ベース70の幅狭フランジ部70Gに貫通形成された1対の位置決孔69B,69Bに凹凸係合するようになっている。
第2側壁65のうち幅狭フランジ部65Gとその上側の横リブ65Lと1対の縦リブ65Y,65Yとに四方を囲まれた領域には、第2側壁65とは別部品のラベル貼着台80が装着されて振動溶着にて固定されている。ラベル貼着台80は、前記第2実施形態のラベル貼着台50と同様に、正面形状が横長の長方形をなし、左右の両側部に湾曲凹部80C,80Cを有すると共に中央に中央凹部80Aを備えている。また、それら湾曲凹部80C及び中央凹部80Aの奥部は固定プレート81によって閉塞されている。さらに、ラベル貼着台80の上面からは複数の拡張突部82が突出していて、ラベル貼着台80の先端面における両側縁部からは保護突条85,85が突出している。そして、ラベル貼着台80の先端面のうち保護突条85,85に挟まれた部分が第1のラベル貼着面86になっている。また、底部ベース70に第2側壁65が組み付けられて、図18に示すように、第1のラベル貼着面86と第2のラベル貼着面74Aとが面一に配置される。なお、本実施形態では、底部ベース70の外側面のうち段差部73Bより上側の陥没部分が本発明に係る外面陥没壁74Kになっている。
本実施形態の構成によっても、第1と第2のラベル貼着面86,74Aに跨がるように貼着したラベルが、ラインガイド等に摺接し難くなり、ラベルが搬送時に損傷することを防ぐことができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1〜第3の実施形態の各コンテナは、側壁と底部ベースとに第1と第2のラベル貼着面が分けて備えていたが、側壁と上部枠とに、第1と第2のラベル貼着面が分けて備えた構成にしてもよいし、回動蓋と上部枠とに、第1と第2のラベル貼着面が分けて備えた構成にしてもよい。
(2)前記第1及び第2の実施形態のコンテナと異なる機構で折畳可能としたコンテナに本発明を適用してもよい。具体的には、底部ベースに4つの全ての側壁の下端部を回動可能に連結し、それら側壁を内側に倒して重ね合わせることで折り畳み可能なコンテナに本発明を適用してもよい。
(3)前記第1実施形態のコンテナ10のような折畳コンテナにおいて、折曲側壁を構成する上側折曲側壁と下側折曲側壁とに、第1と第2のラベル貼着面を分けて備えてもよい。
(4)また、折畳コンテナの底部ベースと側壁との間に連結パーツを介在させて、側壁と連結パーツとに第1と第2のラベル貼着面を分けて備えてもよいし、底部ベースと連結パーツとに第1と第2のラベル貼着面を分けて備えてもよい。
10,10V,10W コンテナ
11,11V,70 底部ベース
12,12V,74K 外面陥没部
12A,74A 第2のラベル貼着面
20 上部枠
30,30V 折曲側壁
30H 中間ヒンジ部
31,31V 上側折曲側壁
31Z,32Z 枠状補強突壁
32,32V 下側折曲側壁
32B 主板部
33 跳上側壁
40,50,80 ラベル貼着台
41,56,86 第1のラベル貼着面
41T,55,85 保護突条
42 上側拡張リブ(拡張突部)
43 下側拡張突部(拡張突部)
82 拡張突部
100 ラベル

Claims (4)

  1. 複数のコンテナ構成部品を直方体状に組み付けてなり、隣り合った第1と第2の前記コンテナ構成部品の両外面に第1と第2のラベル貼着面を分けて設けて相互に面一となるように配置し、それら第1と第2のラベル貼着面に跨ってラベルを貼着可能としたコンテナにおいて、
    前記第1及び第2のラベル貼着面、前記第1及び第2のコンテナ構成部品の両外面における凹凸のうち最も外側の面より内側にずれた位置に配置され、
    前記第1のコンテナ構成部品の外面から、ラベル貼着台と、前記ラベル貼着台を包囲する枠状補強突壁と、が突出し、
    前記ラベル貼着台の先端面が前記第1のラベル貼着面をなして前記枠状補強突壁の先端面より外側に位置し、
    前記ラベル貼着台から前記枠状補強突壁側に突出して前記枠状補強突壁の先端面に重なる拡張突部が設けられて、前記第1のラベル貼着面が前記枠状補強突壁側に拡張されていることを特徴とするコンテナ。
  2. 前記コンテナの底部を構成する前記第2のコンテナ構成部品としての底部ベースの外縁部に、前記コンテナの側壁を構成する前記第1のコンテナ構成部品としての下端回動側壁の下端部が回動可能に連結されて折り畳み可能に構成され、
    記底部ベースの外側面に外面陥没部を形成して、その奥面を前記第2のラベル貼着面としたことを特徴とする請求項1に記載のコンテナ。
  3. 前記コンテナの上部を構成する前記コンテナ構成部品としての上部枠と、
    前記上部枠と前記底部ベースとに上下の両端部が回動可能に連結されかつ、上下方向の中間部で2つ折り可能になった前記コンテナ構成部品としての1対の折曲側壁と、
    前記上部枠に上端部が回動可能に連結され、下端部を前記底部ベースの外縁部に当接して起立状態になる前記コンテナ構成部品としての1対の跳上側壁とを備えて、
    前記1対の折曲側壁の間に前記1対の跳上側壁を起立させた組立状態と、前記1対の跳上側壁を前記上部枠内に折り畳んでから前記1対の折畳側壁を2つ折りにして折畳状態とに変更可能に構成され、
    前記折曲側壁の上下方向の中間部のヒンジ部より下側部分が、前記下端回動側壁である下側折曲側壁で構成される一方、前記ヒンジ部より上側部分が、四角形の主板部の外面における外縁部から前記枠状補強突壁を突出させた構造の前記コンテナ構成部品としての上側折曲側壁で構成され、
    前記折畳状態にしたときに前記ラベル貼着台の先端部が、前記上側折曲側壁の前記枠状補強突壁の内側に受容されると共に、前記上側折曲側壁の前記枠状補強突壁における下辺部分の中間部を下方側に屈曲又は陥没させるか、或いは、前記枠状補強突壁における上辺部分の中間部を上方側に屈曲又は陥没させて、前記上側折曲側壁の前記枠状補強突壁内における前記ラベル貼着台の受容空間を広げたことを特徴とする請求項2に記載のコンテナ。
  4. 前記ラベル貼着台の先端面には、両側縁部に沿って上下方向に延びた保護突条が備えられ、それら保護突条に左右から挟まれた部分に前記第1のラベル貼着面が配置されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のコンテナ。
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