JP6102294B2 - 画像形成装置、センシング方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、センシング方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6102294B2
JP6102294B2 JP2013020015A JP2013020015A JP6102294B2 JP 6102294 B2 JP6102294 B2 JP 6102294B2 JP 2013020015 A JP2013020015 A JP 2013020015A JP 2013020015 A JP2013020015 A JP 2013020015A JP 6102294 B2 JP6102294 B2 JP 6102294B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
sensor
output
light emitting
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013020015A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014153373A (ja
Inventor
増田 浩二
浩二 増田
門馬 進
進 門馬
秀昌 鈴木
秀昌 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013020015A priority Critical patent/JP6102294B2/ja
Priority to US14/164,552 priority patent/US9052668B2/en
Publication of JP2014153373A publication Critical patent/JP2014153373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6102294B2 publication Critical patent/JP6102294B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2025Heating belt the fixing nip having a rotating belt support member opposing a pressure member
    • G03G2215/2032Heating belt the fixing nip having a rotating belt support member opposing a pressure member the belt further entrained around additional rotating belt support members

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置、センシング方法、プログラム及び記録媒体に係り、更に詳しくは、移動体を有する画像形成装置、対象物で反射された光を受光するセンサを用いたセンシング方法、対象物で反射された光を受光するセンサを備える装置に用いられるプログラム、及び該プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
画像形成装置は、一般的に、感光体ドラム及びその周囲に配置された帯電装置、露光装置、現像装置などを有している。感光体ドラムの表面は帯電装置により一様に帯電され、その帯電部分が露光装置から射出されたレーザ光によって露光される。これにより感光体ドラム上に静電潜像が形成され、この静電潜像は現像装置により現像され、トナー画像となる。
感光体ドラム上のトナー画像は、搬送ベルトで搬送されてきた用紙に転写される。トナー画像が転写された用紙は、搬送ベルトから剥離されて定着装置に搬送され、ここでトナーが定着され、排紙される。
定着装置は、用紙を加熱及び加圧するための定着ベルトを有している。例えば、A4サイズ用紙及びA3サイズ用紙を使用可能な画像形成装置において、A4サイズ用紙の定着を縦通紙の状態で繰り返すと、定着ベルト表面におけるA4サイズ用紙の用紙幅方向の端部が通過する位置に縦筋状の傷が発生することがある。これは用紙端のバリや紙粉により定着ベルトの表面が荒らされることによって生じる。
このとき、A4サイズ用紙の横通紙あるいはA3サイズ用紙の縦通紙がなされると、上記縦筋状の傷に対応して画像表面にいわゆる光沢スジが現れ、画像品質が劣化する。そこで、定着部材の表面状態を検出することができる画像形成装置が考案された(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
画像形成装置における画像品質に対する要求は、年々高くなってきている。しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示されている画像形成装置では、定着部材の表面状態を安定して精度良く検出することは困難であり、画像品質が低下するおそれがあった。
本発明は、移動体に向けて光を射出する発光部及び受光部を有するセンサと、前記センサから射出され前記移動体で反射された光を前記センサに入射させる第1状態と、前記センサから射出される光の反射光を前記センサに入射させない第2状態を、択一的に選択可能な光入射調整機構と、前記センサから光を射出させ、前記光入射調整機構が前記第2状態のときの前記センサの出力に基づいて、前記光入射調整機構が前記第1状態のときの前記センサの出力を補正し、前記補正された前記センサの出力に基づいて前記移動体の移動方向にのびる筋状の傷情報を求める処理装置と、を備える画像形成装置である。
本発明の画像形成装置によれば、画像品質の低下を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンタの概略構成を説明するための図である。 定着装置を説明するための図である。 定着ベルトにおける傷の発生部位を説明するための図である。 反射型光学センサの配置位置を説明するための図である。 反射型光学センサを説明するための図(その1)である。 反射型光学センサを説明するための図(その2)である。 反射型光学センサを説明するための図(その3)である。 反射型光学センサを説明するための図(その4)である。 反射型光学センサを説明するための図(その5)である。 図10(A)〜図10(D)は、それぞれ定着ベルトの表面に形成される光スポットを説明するための図である。 組pにおける、y軸方向に関する発光部の並び順と光スポットの形成位置の並び順とを説明するための図である。 光照射位置を説明するための図である。 反射型光学センサの検出範囲を説明するための図である。 反射光の光路を説明するための図(その1)である。 反射光の光路を説明するための図(その2)である。 図16(A)及び図16(B)は、それぞれ遮光機構を説明するための図である。 遮光部材を「閉状態」とし、発光部E41、発光部E42、発光部E43、発光部E44を個別に点灯させたときの各受光部の出力値を説明するための図である。 遮光部材が「閉状態」のときに、受光部の出力値が0とならない理由を説明するための図である。 遮光部材が「開状態」のときの受光部出力から遮光部材が「閉状態」のときの受光部出力を差し引いたときの各受光部の出力値を説明するための図である。 遮光部材を「閉状態」とし、各発光部を個別に点灯させたときの各受光部の出力値の和を説明するための図である。 遮光部材を「開状態」とし、各発光部を個別に点灯させたときの光パワーメータの出力値を説明するための図である。 表面状態チェック処理を説明するためのフローチャート(その1)である。 表面状態チェック処理を説明するためのフローチャート(その2)である。 表面状態チェック処理を説明するためのフローチャート(その3)である。 第3検出値と点灯発光部との関係を説明するための図である。 第3検出値と光照射位置との関係を説明するための図である。 微分値を求める方法を説明するための図である。 微分値と光照射位置との関係を説明するための図である。 ゼロクロス位置を説明するための図である。 傷の深さパラメータを求める方法を説明するための図(その1)である。 傷の深さパラメータを求める方法を説明するための図(その2)である。 傷の幅を求める方法を説明するための図である。 表面状態チェック処理の変形例1を説明するためのフローチャートである。 表面状態チェック処理の変形例2を説明するためのフローチャートである。 図35(A)及び図35(B)は、それぞれ遮光機構の変形例を説明するための図である。 反射型光学センサの取り付け姿勢の変形例を説明するための図である。 2つの反射型光学センサが設けられる場合を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図32に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係るカラープリンタ2000の概略構成が示されている。
このカラープリンタ2000は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、光走査装置2010、4つの感光体ドラム(2030a、2030b、2030c、2030d)、4つのクリーニングユニット(2031a、2031b、2031c、2031d)、4つの帯電装置(2032a、2032b、2032c、2032d)、4つの現像ローラ(2033a、2033b、2033c、2033d)、4つの転写ローラ(2034a、2034b、2034c、2034d)、中間転写ベルト2040、2次転写ローラ2042、定着装置2050、給紙コロ2054、排紙ローラ2058、給紙トレイ2060、排紙トレイ2070、通信制御装置2080、反射型光学センサ2245、遮光機構100、操作パネル(図示省略)及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置2090などを備えている。
通信制御装置2080は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信を制御する。
プリンタ制御装置2090は、CPU、該CPUにて解読可能なコードで記述されたプログラム及び該プログラムを実行する際に用いられる各種データが格納されているROM、作業用のメモリであるRAM、増幅回路、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路などを有している。そして、プリンタ制御装置2090は、通信制御装置2080を介して受信した上位装置からの多色の画像情報(ブラック画像情報、シアン画像情報、マゼンタ画像情報、イエロー画像情報)を光走査装置2010に通知する。
操作パネルは、作業者が各種設定を行うための複数のキー、及び各種情報を表示するための表示器を有している。
感光体ドラム2030a、帯電装置2032a、現像ローラ2033a、転写ローラ2034a、及びクリーニングユニット2031aは、組として使用され、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Kステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030b、帯電装置2032b、現像ローラ2033b、転写ローラ2034b、及びクリーニングユニット2031bは、組として使用され、シアンの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Cステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030c、帯電装置2032c、現像ローラ2033c、転写ローラ2034c、及びクリーニングユニット2031cは、組として使用され、マゼンタの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Mステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030d、帯電装置2032d、現像ローラ2033d、転写ローラ2034d、及びクリーニングユニット2031dは、組として使用され、イエローの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Yステーション」ともいう)を構成する。
各感光体ドラムはいずれも、その表面に感光層が形成されている。ここでは、各感光体ドラムの表面がそれぞれ被走査面である。各感光体ドラムは、不図示の回転機構により、図1における面内で矢印方向に回転する。
各帯電装置は、対応する感光体ドラムの表面をそれぞれ均一に帯電させる。
光走査装置2010は、プリンタ制御装置2090からの多色の画像情報に基づいて色毎に変調された光で、対応する帯電された感光体ドラムの表面を走査する。これにより、画像情報に対応した潜像が各感光体ドラムの表面にそれぞれ形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラムの回転に伴って対応する現像ローラの方向に移動する。
各現像ローラは、回転に伴って、対応するトナーカートリッジ(図示省略)からのトナーが、その表面に薄く均一に塗布される。そして、各現像ローラの表面のトナーは、対応する感光体ドラムの表面に接すると、該表面における光が照射された部分にだけ移行し、そこに付着する。すなわち、各現像ローラは、対応する感光体ドラムの表面に形成された潜像にトナーを付着させて顕像化させる。ここでトナーが付着した像(トナー画像)は、感光体ドラムの回転に伴って中間転写ベルト2040の方向に移動する。
各転写ローラは、トナー画像を中間転写ベルト2040に転写する。
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー画像は、所定のタイミングで中間転写ベルト2040上に順次転写され、重ね合わされてカラー画像が形成される。
給紙トレイ2060には記録紙が格納されている。この給紙トレイ2060の近傍には給紙コロ2054が配置されており、該給紙コロ2054は、記録紙を給紙トレイ2060から1枚ずつ取り出す。該記録紙は、所定のタイミングで中間転写ベルト2040と2次転写ローラ2042との間隙に向けて送り出される。これにより、中間転写ベルト2040上のトナー画像が記録紙に転写される。トナー画像が転写された記録紙は、定着装置2050に送られる。
定着装置2050では、熱と圧力とが記録紙に加えられ、これによってトナーが記録紙上に定着される。トナーが定着された記録紙は、排紙ローラ2058を介して排紙トレイ2070に送られ、排紙トレイ2070上に順次積み重ねられる。
各クリーニングユニットは、対応する感光体ドラムの表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラムの表面は、再度対応する帯電装置に対向する位置に戻る。
反射型光学センサ2245は、定着装置2050の近傍に配置されている。この反射型光学センサ2245の詳細については後述する。
上記定着装置2050は、一例として図2に示されるように、加圧ローラ501、定着ベルト502、定着ローラ503、加熱ローラ504、テンションローラ505、分離爪506、及び温度センサ(図示省略)などを有している。
ここでは、xyz3次元直交座標系において、定着装置2050に搬送される記録紙の紙面に直交する方向をz軸方向とする。また、記録紙の搬送方向を+x方向とする。
加圧ローラ501は、アルミニウム又は鉄などの金属の芯金をシリコーンゴムなどの弾性部材で被覆し、表面をフッ素樹脂でコーティングしたものである。
定着ベルト502は、ニッケルやポリイミドなどを基材とし、表面をフッ素樹脂でコーティングしたものである。なお、基材とフッ素樹脂との間に、シリコーンゴムなどの弾性部材が付加されていても良い。
定着ベルト502は、定着ローラ503と加熱ローラ504とに掛けまわされており、テンションローラ505によって適切な張力に保たれている。
定着ローラ503は、アルミニウム又は鉄などの金属の芯金をシリコーンゴムで被覆したものである。
加熱ローラ504は、アルミニウム又は鉄の中空ローラ、及び該中空ローラの内部に設けられたハロゲンヒータなどの熱源を有している。
テンションローラ505は、アルミニウム又は鉄などの金属の芯金をシリコーンゴムで被覆したものである。
分離爪506は、定着ローラ503の回転軸に平行な方向(ここでは、y軸方向)に沿って複数個設けられている。そして、各分離爪506の先端は、定着ローラ503の表面に接している。
温度センサは、加熱ローラ504上の定着ベルト502の温度を非接触で検出する。なお、温度センサとして、接触型の温度センサを用いても良い。
この定着装置2050では、定着ローラ503と加圧ローラ501とにより形成されるニップ部に記録紙が進入すると、該ニップ部において所定の圧力と熱とが記録紙に付与され、記録紙上のトナー画像が定着される。
この定着装置2050で、A4サイズの記録紙の定着を縦通紙の状態で繰り返すと、定着ベルト502の表面における記録紙の幅方向の端部が通過する位置に縦筋状の傷が発生することがある(図3参照)。これは記録紙端部のバリや紙粉により定着ベルト502の表面が荒らされることによって生じる。表面硬度が高い定着ベルトは、特に傷つき易い。
このとき、A4記録紙を横通紙あるいはA3記録紙を縦通紙させると、上記傷に対応して画像表面にいわゆる光沢スジが現れ、画像品質が劣化する。
そこで、定着ベルト502における上記傷の位置及び傷の状態(傷の深さ、傷の幅)を検出するために、定着装置2050の近傍に反射型光学センサ2245が配置されている。
ここでは、反射型光学センサ2245は、定着装置2050の+z側に配置されている。そして、y軸方向に関しては、反射型光学センサ2245は、定着ベルト502における上記傷が発生する部位(以下では、「傷発生部位」と略述する)の1つに対向する位置に配置されている(図4参照)。なお、図4では、2つの傷発生部位のうち、−y側の傷発生部位に対向する位置に反射型光学センサ2245が配置されているが、+y側の傷発生部位に対向する位置に反射型光学センサ2245が配置されても良い。
反射型光学センサ2245の構成について、図5〜図9を用いて説明する。図6は、図5のA−A断面図であり、図7は、図5のB−B断面図であり、図8は、図5のC−C断面図である。また、図9は、図5においてレンズ部材を取り外したときの図である。
反射型光学センサ2245は、y軸方向を長手方向とする四角柱状の外形を有し、28個の発光部、7個の照明用レンズ(EL1〜EL7)、1個の受光用レンズDL、28個の受光部(D1〜D28)、基板45、枠部材46、及び開口部材47などを備えている。7個の照明用レンズ及び1個の受光用レンズDLは、いずれも樹脂製であり、それらを一体化したものが上記レンズ部材である。
28個の発光部は、4個ずつ7つの組(組1〜組7)に分けられている。各組の4個の発光部は、y軸方向に関して、近接して配置されている。そして、組p(p=1〜7)の4個の発光部を、+y方向に向かって、「発光部Ep1」、「発光部Ep2」、「発光部Ep3」、「発光部Ep4」と表記する。また、y軸方向に関して、組と組との間隔は等しい。各発光部は、プリンタ制御装置2090によって個々に点灯及び消灯される。なお、以下では、便宜上、点灯される発光部を「点灯発光部」ともいう。
7個の照明用レンズは、組に対応して設けられている。各照明用レンズは、対応する組の発光部から射出された光を定着ベルト502の表面に向けて集光的に導く。以下では、組pに対応する照明用レンズを「照明用レンズELp」と表記する。
組pにおいて、発光部Ep1から射出された光は、照明用レンズELpで集光され、定着ベルト502表面に光スポットSp1を形成する(図10(A)参照)。発光部Ep2から射出された光は、照明用レンズELpで集光され、定着ベルト502表面に光スポットSp2を形成する(図10(B)参照)。発光部Ep3から射出された光は、照明用レンズELpで集光され、定着ベルト502表面に光スポットSp3を形成する(図10(C)参照)。発光部Ep4から射出された光は、照明用レンズELpで集光され、定着ベルト502表面に光スポットSp4を形成する(図10(D)参照)。
各光スポットは、y軸方向に関して、定着ベルト502表面の異なる位置に形成される。y軸方向に関して、4個の発光部の並ぶ向きと4個の光スポットの並ぶ向きとは逆である(図11参照)。ここでは、y軸方向に関する複数の光スポットの形成ピッチ(中心間距離)は1mmである。なお、y軸方向に関して、定着ベルト502表面における光スポットが形成される位置を「光照射位置」ともいう(図12参照)。ここでは、一例として、光スポットS13が形成される位置を、光照射位置の原点(0mm)としている。
本実施形態では、組2〜組6の20個の発光部を用いて定着ベルト502における傷の位置及び傷の状態(傷の深さ、傷の幅)を検出する。そこで、一例として図13に示されるように、組2の発光部E24から射出された光による光スポットS24の形成位置と、組6の発光部E61から射出された光による光スポットS61の形成位置との間がy軸方向に関する検出領域(以下では、単に「検出領域」ともいう。)である。ここでは、19mmが検出領域である。
ところで、定着ベルト502において、A4サイズの記録紙を縦通紙させる場合、該記録紙のy軸方向に関する位置は、わずかながら変動する。また、定着ベルト502に、いわゆる「ベルトの寄り」が発生すると、定着ベルト502に対する該記録紙のy軸方向に関する相対的な位置が変化する。さらに、記録紙毎に意図的にy軸方向に関する位置を異ならせることもある。そこで、該記録紙のy軸方向の端部位置も変動する。この変動領域の大きさ(変動幅)は、10mm以下である。上記傷発生部位は、該変動領域内のどこかに存在するため、反射型光学センサ2245の検出領域は、変動幅よりも大きくなるように設定する必要がある。
本実施形態では、反射型光学センサ2245の検出領域は19mmであり、変動幅よりも大きいため、傷発生部位を確実に検出することが可能である。また、反射型光学センサ2245の検出領域は、変動幅よりもかなり大きいため、反射型光学センサ2245のy軸方向に関する配置位置は有る程度ラフで良い。
28個の受光部は、y軸方向に沿って等間隔に配置されている(図9参照)。ここでは、28個の受光部の配列ピッチは1mmである。各受光部は、受光量に応じたレベルの信号(光電変換信号)をプリンタ制御装置2090に出力する。
受光用レンズDLは、28個の受光部の+z側に配置された単一のシリンドリカルレンズであり、x軸方向にのみ正の光学的パワーを有している(図7及び図8参照)。
定着ベルト502で反射された光は、受光用レンズDLでx軸方向に関してのみ集光され受光部に入射する(図14及び図15参照)。
枠部材46は、基板45とレンズ部材との間隔が所望の間隔となるように、基板45とレンズ部材との間に配置されている。そこで、28個の発光部及び28個の受光部は、基板45とレンズ部材と枠部材46とによって形成される空間内に封止されることとなり、発光部及び受光部の汚染を防止することができる。なお、枠部材46を樹脂製とし、枠部材46がレンズ部材と一体的に成形されていても良い。
開口部材47は、複数の発光部と複数の照明用レンズとの間に設けられ、発光部から射出された光が、隣接する組に対応する照明用レンズに入射するのを防止するとともに、対象物からの反射光以外の光が受光部に入射するのを防止する。なお、開口部材47を樹脂製とし、開口部材47がレンズ部材及び枠部材46の少なくとも一方と一体的に成形されていても良い。ここでは、開口部材47は、7つの組に対応して7つの開口(貫通孔)を有している。開口部材47は、ブロック状の部材に穴を開けて作成されても良いし、複数の板状部材を組み合わせて作成されても良い。
遮光機構100は、反射型光学センサ2245と定着ベルト502との間に設けられている。この遮光機構100は、遮光部材100a及び駆動装置100bを有し、一例として図16(A)及び図16(B)に示されるように、駆動装置100bによって遮光部材100aがx軸方向に関して移動可能となっている。以下では、遮光部材100aが図16(A)に示される位置にあるときを「閉状態」ともいい、図16(B)に示される位置にあるときを「開状態」ともいう。駆動装置100bは、プリンタ制御装置2090によって制御される。
遮光部材100aは、高温に対する耐熱性を有する不透明なエンジニアリングプラスチックを主部材とし、−z側の面に黒色の低反射部材が貼り付けられている。エンジニアリングプラスチックは、通称エンプラと呼ばれている。また、遮光部材100aに、特に耐熱性の高いスーパーエンプラを用いても良い。
黒色の低反射部材としては、薄い光吸収フィルムなどがあり、遮光部材100aが「閉状態」のとき、反射型光学センサ2245から射出された光を吸収し、反射型光学センサ2245の受光部に受光されないようにする機能を有している。なお、遮光部材100aに用いられているエンジニアリングプラスチックが低反射機能を有していれば、黒色の低反射部材は不要である。
また、遮光部材100aは、y軸方向に関する長さが、定着ベルト502の幅(y軸方向に関する長さ)と同じ、もしくは若干長くなるように設定されており、定着ベルト502からの熱が反射型光学センサ2245に直接伝わらないようにする熱遮蔽の機能も有している。
遮光部材100aが「開状態」のときは、反射型光学センサ2245から射出された光は、定着ベルト502に照射され、定着ベルト502表面で反射された光が反射型光学センサ2245に入射する。一方、遮光部材100aが「閉状態」のときは、反射型光学センサ2245から射出された光は、遮光部材100aに吸収され、反射型光学センサ2245に入射しない。
図17は、遮光部材100aが「閉状態」、すなわち、反射型光学センサ2245から射出された光を反射する対象物がない状態で、発光部E41、発光部E42、発光部E43、発光部E44を個別に点灯させたときの各受光部の相対的な出力値が示されている。光を反射する対象物がなければ、本来であれば各受光部の出力値はいずれもゼロとなるはずであるが、図17に示されるように、受光部D14及び受光部D15の出力値をピークとする出力分布が得られている。発明者らは、この出力分布の発生要因を詳細に調査したところ、図18に示されるように、発光部から射出された光の一部が開口部材47の前面(−z側の面)で反射され、受光部で受光されたためであることを突き止めた。
図19には、遮光部材100aが「開状態」、すなわち、反射型光学センサ2245から射出された光が定着ベルト502で反射され、該反射光が反射型光学センサ2245に入射する状態で、発光部E41、発光部E42、発光部E43、発光部E44を個別に点灯させたときの各受光部の出力値から、遮光部材100aが「閉状態」、すなわち、反射型光学センサ2245から射出された光を反射する対象物がない状態で、発光部E41、発光部E42、発光部E43、発光部E44を個別に点灯させたときの各受光部の出力値を差し引いた結果が示されている。これにより、定着ベルト502で反射された光のみを受光したときの各受光部の出力値を得ることができる。
図19における出力値のピークに着目してみると、点灯発光部がE44→E43→E42→E41のように変化すると、出力値がピークとなる受光部はD10→D15→D16→D18のように番号が小さいほうから大きいほうへシフトしている。これは、点灯発光部が−y方向に変化すると、定着ベルト502表面上の光スポットの形成位置が+y方向に変化することに対応している。
ところで、遮光部材100aが「閉状態」のとき、一の発光部を点灯させると、該発光部から射出された光が開口部材47で直接反射されて受光部で受光されることから、各発光部からみたときの開口部材47の形状が同じであれば、発光部の発光光量に比例した信号が反射型光学センサ2245から出力されると考えられる。ここでは、開口部材47における一の組に対応する開口部分の大きさが、該一の組の4個の発光部の配置領域の大きさに比べて十分に大きいため、どの発光部からみても開口部材47の形状は同じであるとみなすことができる。そこで、遮光部材100aを「閉状態」とし、複数の発光部を個別に点灯させて発光部毎に反射型光学センサ2245の出力を求めると、発光部と反射型光学センサ2245の出力との関係は、その時点での複数の発光部の発光光量のばらつきに対応していると考えられる。
また、図20には、遮光部材100aが「閉状態」で、組2〜組6までの20個の発光部を個別に点灯させたときの28個の受光部の出力の和(相対値)が示されている。なお、出力の和を求める受光部として、28個すべての受光部であっても良いし、出力が最大となる発光部と該発光部に近い複数の発光部とからなる28個よりも少ない個数の発光部を選択しても良い。これは反射型光学センサ2245の光学系に依存するため、実験等により予め定めておけば良い。
図21には、遮光部材100aが「開状態」で、組2〜組6までの20個の発光部を個別に点灯させたときの光量を光パワーメータで測定した結果(相対値)が示されている。
図20と図21を比較すると、同じ傾向を示していることがわかる。すなわち、各発光部の発光光量を直接測定するのに代えて、遮光部材100aを「閉状態」にしたときの各受光部の出力の和を用いて、複数の発光部における発光光量のばらつきを知ることができる。
プリンタ制御装置2090は、A4の記録紙を縦状態で所定の枚数(例えば、500枚)印刷した後に、A4の記録紙を横状態で印刷する際、あるいはA3の記録紙を印刷する際などに、反射型光学センサ2245を用いて、定着ベルト502の表面状態をチェックする。この表面状態チェック処理について、図22〜図24を用いて説明する。図22〜図24のフローチャートは、表面状態チェック処理の際に、プリンタ制御装置2090のCPUによって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
最初のステップ401では、駆動装置100bを介して遮光部材100aを「閉状態」にする。なお、すでに遮光部材100aが「閉状態」であれば、このステップ401での処理はスキップされる。
次のステップS403では、繰り返し回数を示す変数mに初期値1をセットする。
次のステップS405では、組を示す変数pに初期値2をセットする。
次のステップS407では、組pにおける発光部を示す変数qに初期値4をセットする。
次のステップS409では、発光部Epqを点灯させる。すなわち、発光部Epqが点灯発光部である。
次のステップS411では、発光部Epqに対応する受光部の出力信号を取得する。本実施形態では、一例として、一の発光部から光が射出されたときに、出力が最大となる受光部と該受光部の+y側及び−y側にそれぞれ位置する2個の受光部の合計5個の受光部を、一の発光部に対応する受光部としている。
次のステップS413では、発光部Epqを消灯させる。
次のステップS415では、発光部Epqに対応する受光部の出力信号を、発光部Epqに対応させてプリンタ制御装置2090のRAMに保存する。
次のステップS417では、qの値が1を超えているか否かを判断する。qの値が1を超えていれば、ここでの判断は肯定され、ステップS419に移行する。
このステップS419では、qの値を−1して上記ステップS409に戻る。
以下、ステップS417での判断が否定されるまで、ステップS409〜ステップS419の処理を繰り返す。
qの値が1になると、ステップS417での判断は否定され、ステップS421に移行する。
このステップS421では、pの値が6未満であるか否かを判断する。pの値が6未満であれば、ここでの判断は肯定され、ステップS423に移行する。
このステップS423では、pの値を+1して上記ステップS407に戻る。
以下、ステップS421での判断が否定されるまで、ステップS407〜ステップS423の処理を繰り返す。
pの値が6になると、ステップS421での判断は否定され、ステップS425に移行する。
このステップS425では、mの値が予め設定されている整数M(M≧2)未満であるか否かを判断する。mの値がM未満であれば、ここでの判断は肯定され、ステップS427に移行する。
このステップS427では、mの値を+1して上記ステップS405に戻る。
以下、ステップS425での判断が否定されるまで、ステップS405〜ステップS427の処理を繰り返す。
mの値がMになると、ステップS425での判断は否定され、ステップS501に移行する。
このステップS501では、駆動装置100bを介して遮光部材100aを「開状態」にする。
次のステップS503では、繰り返し回数を示す変数mに初期値1をセットする。
次のステップS505では、組を示す変数pに初期値2をセットする。
次のステップS507では、組pにおける発光部を示す変数qに初期値4をセットする。
次のステップS509では、発光部Epqを点灯させる。すなわち、発光部Epqが点灯発光部である。
次のステップS511では、発光部Epqに対応する受光部の出力信号を取得する。
次のステップS513では、発光部Epqを消灯させる。
次のステップS515では、発光部Epqに対応する受光部の出力信号を、発光部Epqに対応させてプリンタ制御装置2090のRAMに保存する。
次のステップS517では、qの値が1を超えているか否かを判断する。qの値が1を超えていれば、ここでの判断は肯定され、ステップS519に移行する。
このステップS519では、qの値を−1して上記ステップS509に戻る。
以下、ステップS517での判断が否定されるまで、ステップS509〜ステップS519の処理を繰り返す。
qの値が1になると、ステップS517での判断は否定され、ステップS521に移行する。
このステップS521では、pの値が6未満であるか否かを判断する。pの値が6未満であれば、ここでの判断は肯定され、ステップS523に移行する。
このステップS523では、pの値を+1して上記ステップS507に戻る。
以下、ステップS521での判断が否定されるまで、ステップS507〜ステップS523の処理を繰り返す。
pの値が6になると、ステップS521での判断は否定され、ステップS525に移行する。
このステップS525では、mの値が予め設定されている整数M(M≧2)未満であるか否かを判断する。mの値がM未満であれば、ここでの判断は肯定され、ステップS527に移行する。
このステップS527では、mの値を+1して上記ステップS505に戻る。
以下、ステップS525での判断が否定されるまで、ステップS505〜ステップS527の処理を繰り返す。
mの値がMになると、ステップS525での判断は否定され、ステップS529に移行する。
このステップ529では、駆動装置100bを介して遮光部材100aを「閉状態」にする。このように、必要な時以外は遮光部材100aを「閉状態」にしておくことにより、定着装置2050からの熱によって反射型光学センサ2245の温度が上昇するのを抑制することができる。
次のステップS601では、遮光部材100aが「開状態」のときに取得された点灯タイミング毎の点灯発光部に対応する受光部の出力信号をRAMから読み出し、発光部毎に、各受光部のM個の出力値の平均値、中央値、異常値を除いた平均値、異常値を除いた中央値のいずれかを第1検出値として求める。なお、Mが5以上であれば、最大値と最小値とを除いた3個以上の出力値の平均値、中央値、異常値を除いた平均値、異常値を除いた中央値のいずれかを第1検出値として求めても良い。
次のステップS603では、遮光部材100aが「閉状態」のときに取得された点灯タイミング毎の点灯発光部に対応する受光部の出力信号をRAMから読み出し、発光部毎に、各受光部のM個の出力値の平均値、中央値、異常値を除いた平均値、異常値を除いた中央値のいずれかを第2検出値として求める。なお、Mが5以上であれば、最大値と最小値とを除いた3個以上の出力値の平均値、中央値、異常値を除いた平均値、異常値を除いた中央値のいずれかを第2検出値として求めても良い。
次のステップS605では、発光部毎に、各受光部について、第1検出値−第2検出値を演算し、第3検出値とする。これにより、定着ベルト502で反射された光のみを受光したときの各受光部の出力値を得ることができる。
次のステップS607では、発光部毎に、各受光部の第3検出値を合算し、第4検出値とする。
次のステップS609では、発光部毎に、各受光部の第2検出値を合算し、第5検出値とする。
次のステップS611では、発光部毎に、第4検出値÷第5検出値を演算し、第6検出値とする。これによって、各発光部から等しい光量の光が射出されたときと同等の受光部出力を得ることができる。すなわち、発光部間の発光特性のばらつき、各発光部の発光特性の経時変化などが補正されている。第6検出値の一例が図25に示されている。
次のステップS613では、図25における点灯発光部を光照射位置に変換し、光照射位置と第6検出値との関係を求める(図26参照)。
次のステップS615では、第6検出値について、y軸方向に関して互いに隣接する2つの光照射位置での値を直線で結び(図27参照)、その傾きを該2つの光照射位置の中点での微分値とする。そして、光照射位置と微分値との関係を求める(図28参照)。なお、微分値の求め方はこれに限定されるものではない。例えば、連続する3つの光照射位置の両端での値を直線で結び、その傾きを3つのうちの中央の光照射位置での微分値としても良い。
次のステップS617では、傷があるか否かを判断する。ここでは、絶対値が20(a.u.)を越える微分値があれば、傷ありと判断され、次のステップS619に移行する。
このステップS619では、傷のある位置を求める。ここでは、微分値が−20(a.u.)よりも小さい値から+20(a.u.)よりも大きな値に変化する際に、微分値が0(a.u.)となる位置、いわゆるゼロクロス位置を求める(図29参照)。このゼロクロス位置に対応する光照射位置が傷のある位置である。図29では、12.5mmの位置に傷があると判定される。
次のステップS621では、傷の深さに関するパラメータ(以下では、「深さパラメータ」と略述する。)を求める。ところで、傷の深さが深いほど、受光部で受光される反射光の強度の低下は大きいと考えられる。すなわち、反射光強度の低下量は、傷の深さと対応している。
そこで、傷のある位置での検出値から深さパラメータを求めても良いが、反射型光学センサ2245の取り付け誤差や定着ベルト502の傾きなどに起因して、光照射位置と検出値との関係に傾き成分が重畳されている場合がある。
この場合、先ず、光照射位置と微分値との関係を参照し、傷のある位置の−y側及び+y側において、傷のないことが明確な光照射位置を求める(図30参照)。図30では、光照射位置が6mmのところと15mmのところは、微分値が0に近く、傷のないことが明確である。
次に、光照射位置と第6検出値との関係において、傷のないことが明確な2つの光照射位置での第6検出値を直線Lで結ぶ(図31参照)。この直線Lの傾きが上記傾き成分である。
次に、傷のある位置を挟む2つの第6検出値の平均値、あるいは小さいほうの値を、傷のある位置での検出値とする。
次に、傷のある位置での直線Lの値と傷のある位置での検出値との差k(図31参照)を算出する。図31では、kは63.1(a.u.)であり、反射光強度の低下率として約16%に対応している。ここで算出されたkが、深さパラメータであり、kの値が大きいほど傷が深いことを意味している。ここでは、kの値と画像品質との関係が予め実験などで取得され、ROMに格納されている。
次のステップS623では、傷の幅を求める。ここでは、k/2に対応する光照射位置の幅を傷の幅wとする(図32参照)。図32では、傷の幅wは約3mmである。そして、表面状態チェック処理を終了する。
なお、上記ステップS617において、全ての微分値の絶対値が20(a.u.)以下であれば、傷なしと判断され、表面状態チェック処理を終了する。
本実施形態では、定着ベルト502で反射された光を受光したときの受光部出力に対して、開口部材47での反射の影響を除去するとともに、発光部間の発光光量のばらつきを補正しているため、定着ベルト502における傷のある位置、傷の深さパラメータ、及び傷の幅を精度良く求めることができる。
そして、プリンタ制御装置2090は、傷の深さパラメータ及び傷の幅の少なくとも一方が、予め設定されているそれらの閾値を越えていると、操作パネルの表示器に、定着ベルト502の表面に傷がある旨のメッセージとともに、傷のある位置、傷の深さパラメータ、及び傷の幅を表示する。作業者は、表示器の表示内容をメンテナンス業者に通知する。なお、この情報は、カラープリンタ2000から自動的に公衆回線を介してメンテナンス業者に通知されても良い。
メンテナンス業者は、傷のある位置、傷の深さパラメータ、及び傷の幅に応じて、定着ベルト502の表面を削る。この場合、傷のある位置、傷の深さパラメータ、及び傷の幅が高い精度で得られているため、削り不足や削り過ぎを防止することができる。すなわち、定着ベルト502のメンテナンスを適切に行うことができる。そこで、プリンタ制御装置2090は、画像品質の低下が抑制され、安定して良好な画像を形成することができる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では、遮光機構100によって本発明の光入射調整機構が構成されている。ここでは、「開状態」が第1状態であり、「閉状態」が第2状態である。また、プリンタ制御装置2090によって本発明の処理装置が構成されている。そして、上記表面状態チェック処理において、本発明のセンシング方法が実施されている。ここでは、前記第1検出値が第1出力値であり、前記第2検出値が第2出力値である。
また、本実施形態では、プリンタ制御装置2090のCPUによって行われる図22〜図24のフローチャートで示される処理がプログラムとしてプリンタ制御装置2090のROM(記録媒体)に格納されている。
以上説明したように、本実施形態に係るカラープリンタ2000によると、光走査装置2010、4つの画像形成ステーション、中間転写ベルト2040、2次転写ローラ2042、定着装置2050、反射型光学センサ2245、遮光機構100、操作パネル及びプリンタ制御装置2090などを備えている。
反射型光学センサ2245は、基板45、枠部材46、y軸方向に沿って配置され、定着ベルト502に向けて光を射出する28個の発光部(E11〜E74)、7個の照明用レンズ(EL1〜EL7)、1個の受光用レンズDL、y軸方向に沿って等間隔に配置され、定着ベルト502で反射された光を受光する28個の受光部(D1〜D28)及び開口部材47などを有している。
そして、1個の照明用レンズに複数個の発光部が対応しているため、レンズ部材の構造を簡単化することができる。
遮光機構100は、遮光部材100a及び該遮光部材100aをx軸方向に移動させる駆動装置100bを有し、遮光部材100aの「開状態」及び「閉状態」を択一的に選択可能である。
プリンタ制御装置2090は、遮光部材100aが「開状態」のときに得られた反射型光学センサ2245の出力信号に対して、遮光部材100aが「閉状態」のときに得られた反射型光学センサ2245の出力信号に基づいて、開口部材47での反射の影響を除去するとともに、複数の発光部間の発光光量のばらつきを補正しているため、定着ベルト502における傷のある位置、傷の深さパラメータ、及び傷の幅を従来よりも精度良く求めることができる。
その結果、定着ベルト502のメンテナンスを適切に行うことが可能となり、カラープリンタ2000は、画像品質の低下が抑制され、良好な画像を安定して形成することができる。
また、遮光部材100aが耐熱性を有し、「閉状態」のときは定着ベルト502からの熱が反射型光学センサ2245に直接伝わるのを阻止しているため、反射型光学センサ2245が耐熱性を有する必要はない。そこで、反射型光学センサ2245の高コスト化を抑制することができる。
なお、上記実施形態では、組の数が7つの場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、1つの組に含まれる発光部の数が4個の場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、発光部の数と受光部の数とが等しい場合について説明したが、これに限定されるものではない。受光部の数が発光部の数よりも少なくても良い。この場合、オペアンプ等の電子部品も削減でき、低コスト化を図ることができる。また、受光部として、単一の受光面をもつものを用いても良い。
要するに、反射型光学センサ2245は、1方向に配列されたN(≧1)個の発光部と、定着ベルト502からの反射光を受光するK(K≧1)個の受光部とを有していれば良い。
また、上記実施形態において、照明用レンズを大きくして、受光用レンズと兼用しても良い。
また、上記実施形態では、表面状態チェック処理において、遮光部材100aが「閉状態」のときの反射型光学センサ2245の出力信号を取得した後に、遮光部材100aが「開状態」のときの反射型光学センサ2245の出力信号を取得する場合について説明したが、これに限定されるものではない。遮光部材100aが「開状態」のときの反射型光学センサ2245の出力信号を取得した後に、遮光部材100aが「閉状態」のときの反射型光学センサ2245の出力信号を取得しても良い。
また、上記実施形態では、表面状態チェック処理において、組2〜組6の20個の発光部を用いる場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態の表面状態チェック処理では、遮光部材100aが「閉状態」のときに、M回の繰り返しを行う場合について説明したが、該繰り返しを行わなくても良い(図33参照)。この場合は、各受光部の出力値が前記第2検出値となる。
また、上記実施形態の表面状態チェック処理では、遮光部材100aが「開状態」のときに、M回の繰り返しを行う場合について説明したが、該繰り返しを行わなくても良い(図34参照)。この場合は、各受光部の出力値が前記第1検出値となる。なお、当然ながら、図33のフローチャートと図34のフローチャートを組み合わせても良い。
また、上記実施形態の表面状態チェック処理において、複数の発光部間の発光光量のばらつきが小さい場合は、第4検出値をそのまま第6検出値としても良い。この場合は、ステップS609及びステップS611の処理は不要である。
また、上記実施形態では、複数の受光部の配列ピッチが1mmの場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、複数の光スポットの形成ピッチが1mmの場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、複数の照明用レンズと1個の受光用レンズとが一体化されている場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、複数の発光部を個別に順次点灯させる場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、複数の発光部を同時に点灯させても良い。この場合は、1つの発光部に対して1つの受光部が対応することとなる。
また、上記実施形態において、反射型光学センサ2245に処理装置を設け、表面状態チェック処理におけるプリンタ制御装置2090での処理の少なくとも一部を、該処理装置が行っても良い。
また、上記実施形態において、一例として図35(A)及び図35(B)に示されるように、遮光機構100の駆動装置100bは、遮光部材100aを巻上げることによって遮光部材100aを「開状態」にしても良い。この場合は、遮光機構100の配置スペースを小さくすることができる。
また、上記実施形態では、遮光機構100が遮光部材100a及び駆動装置100bを有する場合について説明したが、これに限定されるものではない。要するに、反射型光学センサ2245から射出され定着ベルト502で反射された光を反射型光学センサ2245に入射させる第1状態と、反射型光学センサ2245から射出された光の反射光を反射型光学センサ2245に入射させない第2状態を、択一的に選択可能であれば良い。
また、上記実施形態では、遮光部材100aのy軸方向に関する長さが、定着ベルト502の幅(y軸方向に関する長さ)と同じ、もしくは若干長い場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、熱遮蔽効果よりも小型化が優先される場合は、遮光部材100aのy軸方向に関する長さが、定着ベルト502の幅よりも短くても良い。但し、この場合であっても、遮光部材100aのy軸方向に関する長さは、反射型光学センサ2245のy軸方向に関する長さよりも長いことが好ましい。
また、上記実施形態において、枠部材46が4枚の側板から構成されていても良い。
また、上記実施形態では、複数の発光部がy軸方向に沿って配置されている場合について説明したが、これに限定されるものではなく、複数の発光部がy軸方向に対して傾斜した方向に沿って配置されても良い。
例えば、図36に示されるように、複数の発光部がy軸方向に沿って配置されている場合の検出範囲をA、複数の発光部がy軸方向に対して45°傾斜した方向に沿って配置されている場合の検出範囲をA’とすると、検出範囲A’は検出範囲Aの1/√2倍と小さくなるが、定着ベルト502における傷の位置及び傷の状態(傷の深さパラメータ、傷の幅)を求める際の位置分解能を高くすることができる。
また、上記実施形態では、反射型光学センサ2245が1個設けられる場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図37に示されるように、+y側の傷発生部位に対向する位置にも反射型光学センサ2245が設けられても良い。また、数多くのサイズの記録紙に対応し、傷発生部位が3以上ある場合は、傷発生部位毎に反射型光学センサ2245が設けられても良い。
また、上記実施形態において、プリンタ制御装置2090のCPUによるプログラムに従う処理の少なくとも一部をハードウェアによって構成することとしても良いし、あるいは全てをハードウェアによって構成することとしても良い。
また、上記実施形態では、反射型光学センサ2245を用いて、定着ベルト502の表面における傷の位置と傷の深さパラメータと傷の幅とを検出する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、傷の位置、傷の深さパラメータ、及び傷の幅の少なくともいずれかを検出しても良い。
また、上記実施形態では、反射型光学センサ2245を用いて、定着ベルト502の表面における縦筋状の傷を検出する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、分離爪506や温度センサとの接触に起因する傷を、反射型光学センサ2245を用いて検出しても良い。
縦筋状の傷の幅は数100μm〜数mmであるのに対し、分離爪506や温度センサとの接触に起因する傷の幅は数10μm〜数100μmである。また、分離爪506や温度センサとの接触に起因する傷の発生位置はほぼ決まっている。そこで、縦筋状の傷と分離爪506や温度センサとの接触に起因する傷とを区別するのは容易である。
また、反射型光学センサ2245を用いて、定着ベルト502の表面に付着している異物(例えば、トナー)を検出しても良い。
また、反射型光学センサ2245を用いて、定着ベルト502以外の移動体の表面状態を検出しても良い。
また、上記実施形態では、画像形成装置として、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタの場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、更に補助色を用いる多色カラープリンタであっても良いし、単色の画像を形成するプリンタであっても良い。
また、上記実施形態では、画像形成装置として、カラープリンタの場合について説明したが、これに限らず、プリンタ以外の画像形成装置、例えば、複写機、ファクシミリ、又は、これらが集約された複合機であっても良い。
また、画像形成装置以外の装置において、反射型光学センサ2245を用いて、対象物の表面状態を検出しても良い。
45…基板、46…枠部材、47…開口部材、100…遮光機構(光入射調整機構)、100a…遮光部材(板部材)、100b…駆動装置、501…加圧ローラ、502…定着ベルト(移動体、対象物)、503…定着ローラ、504…加熱ローラ、505…テンションローラ、2000…カラープリンタ(画像形成装置)、2010…光走査装置、2030a〜2030d…感光体ドラム、2040…中間転写ベルト、2050…定着装置、2090…プリンタ制御装置(処理装置)、2245…反射型光学センサ(センサ)、D1〜D28…受光部、DL…受光用レンズ、E11〜E74…発光部、EL1〜EL7…照明用レンズ。
特開平5−113739号公報 特許第4632820号公報

Claims (8)

  1. 移動体に向けて光を射出する発光部及び受光部を有するセンサと、
    前記センサから射出され前記移動体で反射された光を前記センサに入射させる第1状態と、前記センサから射出される光の反射光を前記センサに入射させない第2状態を、択一的に選択可能な光入射調整機構と、
    前記センサから光を射出させ、前記光入射調整機構が前記第2状態のときの前記センサの出力に基づいて、前記光入射調整機構が前記第1状態のときの前記センサの出力を補正し、前記補正された前記センサの出力に基づいて前記移動体の移動方向にのびる筋状の傷情報を求める処理装置と、を備える画像形成装置。
  2. 前記発光部を点灯させたときの光の一部は、前記センサの内部で散乱されて前記受光部で受光されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記処理装置は、前記光入射調整機構が前記第1状態のときの前記センサの出力から前記光入射調整機構が前記第2状態のときの前記センサの出力を減算することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記傷情報は、傷の位置及び傷の深さの少なくとも一方に関する情報であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記移動体は定着ベルトであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 移動体に向けて光を射出する発光部及び受光部を有するセンサを用いたセンシング方法であって、
    前記センサでは、前記発光部を点灯させたときの光の一部は、前記センサの内部で散乱されて前記受光部で受光され、
    前記センサから射出され前記移動体で反射された光を前記センサに入射させ、前記センサの出力を第1出力値として求める工程と、
    前記センサから射出された光の反射光が前記センサに入射されない状態とし、前記センサから光を射出し、前記センサの出力を第2出力値として求める工程と、
    前記第2出力値に基づいて前記第1出力値を補正する工程と、
    前記補正された第1出力値に基づいて前記移動体の移動方向にのびる筋状の傷情報を求める工程と、を含むセンシング方法。
  7. 移動体に向けて光を射出する発光部及び受光部を有するセンサを備える装置に用いられるプログラムであって、
    前記センサでは、前記発光部を点灯させたときの光の一部は、前記センサの内部で散乱されて前記受光部で受光され、
    前記センサから射出され前記移動体で反射された光を前記センサに入射させ、前記センサの出力を第1出力値として求める手順と、
    前記センサから射出された光の反射光が前記センサに入射されない状態とし、前記センサから光を射出し、前記センサの出力を第2出力値として求める手順と、
    前記第2出力値に基づいて前記第1出力値を補正する手順と、
    前記補正された第1出力値に基づいて前記移動体の移動方向にのびる筋状の傷情報を求める手順とを、前記装置の制御用コンピュータに実行させるプログラム。
  8. 請求項に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

JP2013020015A 2013-02-05 2013-02-05 画像形成装置、センシング方法、プログラム及び記録媒体 Active JP6102294B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013020015A JP6102294B2 (ja) 2013-02-05 2013-02-05 画像形成装置、センシング方法、プログラム及び記録媒体
US14/164,552 US9052668B2 (en) 2013-02-05 2014-01-27 Image forming apparatus, sensing method, and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013020015A JP6102294B2 (ja) 2013-02-05 2013-02-05 画像形成装置、センシング方法、プログラム及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014153373A JP2014153373A (ja) 2014-08-25
JP6102294B2 true JP6102294B2 (ja) 2017-03-29

Family

ID=51259302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013020015A Active JP6102294B2 (ja) 2013-02-05 2013-02-05 画像形成装置、センシング方法、プログラム及び記録媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9052668B2 (ja)
JP (1) JP6102294B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014074897A (ja) 2012-09-11 2014-04-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP6187073B2 (ja) 2013-09-17 2017-08-30 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
JP2015163929A (ja) 2014-01-28 2015-09-10 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
US9431445B2 (en) 2014-08-01 2016-08-30 Ricoh Company, Ltd. Reflective optical sensor, image forming apparatus, and surface information detecting method
JP6406543B2 (ja) * 2014-10-16 2018-10-17 株式会社リコー 画像形成装置及び物体処理装置。
US10166786B2 (en) 2016-06-07 2019-01-01 Ricoh Company, Ltd. Device including movable head and head control method
US10682870B2 (en) 2016-06-09 2020-06-16 Ricoh Company, Ltd. Conveyed object detector, conveyance device, device including movable head, conveyed object detecting method, and non-transitory recording medium storing program of same
US10336063B2 (en) 2016-07-25 2019-07-02 Ricoh Company, Ltd. Liquid discharge apparatus, liquid discharge system, and liquid discharge method
US10632770B2 (en) 2017-02-17 2020-04-28 Ricoh Company, Ltd. Conveyance device, conveyance system, and head control method
US10334130B2 (en) 2017-03-15 2019-06-25 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image forming system, and position adjustment method
US10744756B2 (en) 2017-03-21 2020-08-18 Ricoh Company, Ltd. Conveyance device, conveyance system, and head unit control method
US10639916B2 (en) 2017-03-21 2020-05-05 Ricoh Company, Ltd. Conveyance device, conveyance system, and head unit position adjusting method

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2242976A (en) * 1990-04-12 1991-10-16 Rank Taylor Hobson Ltd Measuring surface characteristics
JPH05113739A (ja) 1991-03-15 1993-05-07 Canon Inc 画像形成装置
JP3410190B2 (ja) * 1993-12-29 2003-05-26 株式会社東芝 画像形成装置及び原稿読取り方法
JP2002318160A (ja) 2001-04-20 2002-10-31 Fuji Xerox Co Ltd 温度測定装置及び定着装置
US6922263B2 (en) * 2001-10-01 2005-07-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Image scanner for use in image forming apparatus
JP4632820B2 (ja) * 2005-03-09 2011-02-16 株式会社リコー 画像形成装置
JP4217990B2 (ja) 2006-11-27 2009-02-04 ソニー株式会社 ズームレンズ及び撮像装置
JP2009139527A (ja) 2007-12-05 2009-06-25 Ricoh Co Ltd 反射型センサ、画像形成装置
JP5262496B2 (ja) 2008-03-18 2013-08-14 株式会社リコー トナー濃度検出方法および反射型光学センサ装置および画像形成装置
JP5316003B2 (ja) 2008-07-09 2013-10-16 株式会社リコー トナー位置検出方法および反射型光学センサおよび画像形成装置
JP5531458B2 (ja) 2008-08-01 2014-06-25 株式会社リコー 速度検出装置及び多色画像形成装置
JP2010190685A (ja) 2009-02-17 2010-09-02 Ricoh Co Ltd 反射光量検知センサおよびそれを備えた画像形成装置
JP5413579B2 (ja) 2009-04-20 2014-02-12 株式会社リコー 画像形成装置及びトナー濃度検出方法
JP5477551B2 (ja) 2009-08-20 2014-04-23 株式会社リコー 反射型光学センサ及び画像形成装置
JP5477556B2 (ja) 2009-08-24 2014-04-23 株式会社リコー 反射型光学センサ及び画像形成装置
JP5534399B2 (ja) * 2009-08-27 2014-06-25 株式会社リコー 画像形成装置
FI124452B (fi) * 2010-07-09 2014-09-15 Teknologian Tutkimuskeskus Vtt Menetelmä ja laite pinnan värin ja muiden ominaisuuksien mittaamiseksi
JP2013190593A (ja) 2012-03-14 2013-09-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2013225085A (ja) 2012-03-19 2013-10-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US9128441B2 (en) 2012-05-18 2015-09-08 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus and image forming method
JP5742783B2 (ja) 2012-05-18 2015-07-01 株式会社リコー 画像形成装置
JP5754430B2 (ja) 2012-09-18 2015-07-29 株式会社リコー 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9052668B2 (en) 2015-06-09
US20140219670A1 (en) 2014-08-07
JP2014153373A (ja) 2014-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6102294B2 (ja) 画像形成装置、センシング方法、プログラム及び記録媒体
US20190186997A1 (en) Colorimetry apparatus and image forming apparatus
US8797600B2 (en) Image forming apparatus and gradation correction method with density unevenness detection
JP5062301B2 (ja) 画像形成装置および画像濃度適正化方法
US20170153564A1 (en) Image forming apparatus and image forming system
EP3088960A1 (en) Image forming device
JP6237101B2 (ja) 画像形成装置
US20130221205A1 (en) Light amount detector and image forming apparatus
JP6103912B2 (ja) 記録材判別装置及びそれを備えた画像形成装置
JP4402509B2 (ja) 画像形成装置
EP3309621B1 (en) An image forming apparatus and a recording medium
WO2013099668A1 (ja) 光ビーム検出回路、光ビーム走査ユニット及び画像形成装置
US9316963B2 (en) Image forming apparatus
US8995850B2 (en) Image forming apparatus with cartridge-replacement indicator
JP2007279165A (ja) 画像形成装置
JP4661142B2 (ja) カラー画像形成装置
JPH04156479A (ja) トナー粉像の厚さ測定器及びこれを用いたカラー印刷装置
JP2015197639A (ja) 画像形成装置
US8078076B2 (en) Image forming apparatus that controls width of correction pattern
JP2014153374A (ja) 画像形成装置、センシング方法、プログラム及び記録媒体
JP5636780B2 (ja) 画像形成装置
JP5954580B2 (ja) 画像形成装置
JP2012027138A (ja) 画像形成装置、およびプログラム
JP4801403B2 (ja) シート残量検知装置、給紙装置、および画像形成装置
JP6868519B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170213

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6102294

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151