JP2009139527A - 反射型センサ、画像形成装置 - Google Patents

反射型センサ、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】トナー付着量測定時と位置ずれ量測定時とで照射スポット径を最適化し、ひとつの反射型センサによりトナー付着量と位置ずれ量の両方を精度良く検知可能とする。
【解決手段】実装基板8にLED6aとフォトトランジスタ7aを実装し、センサケース5aで覆う。発光手段であるLED6aと照射対象物である像担持体1との間の光路上にはセンサケース5aの下面に取り付けたガイドプレートPを介して照射用光学レンズ9を配置し、ガイドプレートPごと照射用光学レンズ9が動き、センサ本体部分と照射用光学レンズ9との相対位置を可変とする。トナー付着量測定時には照射用光学レンズ9を光路上から逃がして照射スポット径を大きくし、位置ずれ量測定時には照射用光学レンズ9で照射スポット径を小さくすることで、それぞれ最適な照射スポット径で測定ができ、検知精度が向上する。
【選択図】図6

Description

本発明は、照射対象物に対して照射した光の反射光を受光する反射型センサ及びこの反射型センサを用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置において、所望の画像濃度を得るために中間転写体などの像担持体表面にトナーに代表される現像剤(以下トナーとする)検出用のトナーパッチを作成し、そのパッチのトナー付着量を光学センサにより検出するものがある。画像形成装置はこの光学センサによる検出結果に基づき、潜像形成用の書き込み光強度、帯電バイアス、現像バイアスなどを調節したりするような画像濃度制御を行う。この光学センサは、発光手段と受光手段とを備えた反射型光学センサが一般的に用いられる。発光手段から照射された光は像担持体表面では正反射するのに対し、トナー上ではほとんど正反射しない。したがって、トナー付着量に反比例して受光手段の出力は減少する(図1)。前記の光学センサはこれを利用してトナー付着量を測定している。
また、フルカラーの複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置においては、一般的にイエロー、マゼンダ、シアン、黒などの各色トナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する。このような画像形成装置では機内の温度変化などにより各色トナー像の相対位置がずれるため、ずれ量の補正が行われる。そのため、各色の相対位置ずれ量を検知するための検知パターンを中間転写体などの像担持体表面に作成し、前記光学センサと同様の構成の光学センサで位置ずれ量を測定することが行われている(図2)。図中1は像担持体、2は位置ずれ量測定センサ、3は位置ずれ量測定センサの照射スポット、4は位置ずれ量検知パターンである。
前記のトナー付着量を測定するセンサと図2の位置ずれ量測定センサ2とでは、望ましい照射スポット径が異なる。位置ずれ量測定センサ2では照射スポット3の径が小さい方が望ましい。照射スポット3の径が大きいと、検知パターン4・・・が並列しているので、図3(b)に示すように検知対象の検知パターン4aの隣にある検知パターン4bにも光が掛かり、その拡散反射光Lを受光手段(図示せず)により受光してしまうため、検知精度に悪影響を及ぼす。それに対して、トナー付着量測定センサ5では照射スポット3の径がある程度大きい方が望ましい。照射スポット3の径が小さい場合は、図4(a)のように検知距離Dが変動すると正反射光が受光手段へ届かなくなる。それに対し照射スポット3の径が大きい場合は、図4(b)のように検知距離Dの変動が発生しても反射光を受光できるため出力変動が小さくなり、検知精度が向上する。なお図中6は発光手段、7は受光手段である。
このため、画像形成装置にこれらのセンサを用いる場合、トナー付着量測定センサ5と位置ずれ量測定センサ2をそれぞれ用いるか、どちらかのセンサだけ用いてトナー付着量と位置ずれ量を測定することになる。トナー付着量測定センサ5と位置ずれ量測定センサ2をそれぞれ用いる場合は部品数増加及びコスト増加となり、どちらかのセンサだけ用いる場合は、トナー付着量測定精度または位置ずれ量測定精度のどちらかが低い状態で検知をしなければならない、という課題があった。
この課題に対し、カラートナー付着量、黒トナー付着量、トナー位置ずれ検出のために回路定数を最適化した3つの増幅回路を持ち、それらの出力を選択して使用するということが知られている(例えば特許文献1)。
しかし、特許文献1においては、例えば照射スポット3の径が大きいセンサで位置ずれ量測定を行った場合、図3(b)のように隣の検知パターンの拡散反射光が受光手段へ入射すると、その拡散反射光の成分まで増幅してしまうため、増幅率の最適化では検知誤差は小さくならない。また、照射スポットが小さいセンサでトナー付着量測定を行った場合、図4(a)のように検知距離変動により受光手段への入射光量が減少してしまうが、やはりこの減少分も増幅してしまうため、増幅率の最適化では検知誤差は小さくならない。
このような課題に対して、トナー付着量測定時と位置ずれ量測定時とで照射スポット径を可変にすることで、トナー付着量測定と位置ずれ量測定とでそれぞれに最適化された照射スポット径での測定を可能にし、低コストで検知精度を向上させることが考えられ、照射スポット径を可変にするために、レンズの位置を光軸方向に可動にすることが知られている(例えば特許文献2)。しかしながら、特許文献2においては、焦点距離が一定のレンズが移動するだけであるため照射スポット径の可変量を大きくできないという課題があった。
特開2002-229280 特開平10-207167
本発明は、トナー付着量測定時と位置ずれ量測定時とで照射スポット径を最適化し、ひとつの反射型センサによりトナー付着量と位置ずれ量の両方を精度良く検知でき、これにより低コストと検知精度の両立が可能であるようにすることを目的としている。
本発明の反射型センサのうち、請求項1に係るものは、実装基板と、前記実装基板に実装され、照射対象物へ光を照射する発光手段、前記実装基板に実装され、前記照射対象物により反射した反射光を受光する少なくとも一つの受光手段、外部からの光を略遮断する機能と照射光と反射光の光路を規制する機能をあわせ持つケース部材からなるセンサ本体部分と、前記発光手段と照射対象物との間の光路上に配置され、前記発光手段から照射対象物へ照射された照射光を集光する照射用光学レンズと、を有し、前記センサ本体部分と前記照射用光学レンズとの相対位置が光軸に対して略垂直に可変であることを特徴とする。
請求項2に係るものは、請求項1の反射型センサにおいて、前記照射用光学レンズが、焦点距離の異なる複数の光学レンズを有することを特徴とする。
請求項3に係るものは、請求項1または2の反射型センサにおいて、前記反射光を集光する受光用光学レンズを有し、前記受光用光学レンズが前記照射対象物と前記受光手段との間の光路上に配置されていることを特徴とする。
請求項4に係るものは、請求項3の反射型センサにおいて、前記受光用光学レンズが前記照射用光学レンズとともに、前記センサ本体部分との相対位置が可変であることを特徴とする。
請求項5に係るものは、請求項4の反射型センサにおいて、前記受光用光学レンズが、焦点距離の異なる複数の光学レンズを有することを特徴とする。
請求項6に係るものは、請求項1から5のいずれかの反射型センサにおいて、前記センサ本体部分と前記照射用光学レンズまたは前記受光用光学レンズとの相対位置の移動方向が、前記発光手段と前記受光手段とを結ぶ線分と略平行方向であり、前記ケース部材と前記光学レンズにガイド形状を有し、前記ガイド形状が前記相対位置の移動におけるガイド及び位置決めをすることを特徴とする。
請求項7に係るものは、請求項6の反射型センサにおいて、前記センサ本体部分と前記照射用光学レンズ及び前記受光用光学レンズとの相対位置の移動方向が、発光手段と受光手段とを結ぶ線分と略垂直方向であることを特徴とする。
請求項8に係るものは、請求項6または7の反射型センサにおいて、前記ケース部材のガイド部分に突起形状を有し、前記照射用光学レンズ及び前記受光用光学レンズのガイド部分に凹形状を有することを特徴とする。
請求項9に係るものは、請求項1から5のいずれかの反射型センサにおいて、前記照射用光学レンズ及び前記受光用光学レンズが前記照射光の光軸に対して略垂直平面で回転することを特徴とする。
請求項10に係る画像形成装置は、光を正反射させる表面を有する像担持体と、該像担持体上に現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、前記像担持体表面での反射光量と前記現像剤像形成手段により前記像担持体上に現像剤を付着させた現像剤像上での反射光量とを検出するための反射型センサと、前記反射型センサの検出結果に基づいて画像濃度制御を行う画像濃度制御手段、ならびに前記反射型センサの検出結果に基づいて各色現像剤の相対位置ずれ制御を行う位置ずれ制御手段とを備えた画像形成装置において、前記反射型センサとして前記請求項1から9のいずれかの反射型センサを用いることを特徴とする。
本発明によれば、位置ずれ量測定時には照射用光学レンズで照射スポット径を小さくし、トナー付着量測定時には照射用光学レンズを光路上から逃がして照射スポット径を大きくすることで、それぞれ最適な照射スポット径で測定ができる。そのため低コストで検知精度の高い反射型センサならびに画像形成装置を提供できる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図5は、本発明の実施対象となり得るプリンタの概略構成を示す断面図である。このプリンタ10は、装置本体の下部に給紙部11が設けられ、その上方に作像部12を配置した構成となっている。装置上面には排紙トレイ13が形成されている。図中破線は、記録材としての記録紙の搬送経路を示している。記録紙は、給紙部11から給紙され、作像部12にて形成した画像が表面に転写された後、定着装置14で定着され、排紙トレイ13に排紙される。なお、図中符号hで示すように、装置側面からは手差し給紙が可能となっている。また、装置本体の側面には両面装置15が装着されている。記録紙の両面に画像を形成する場合、片方の面に画像を形成し、定着後、その記録紙を図中破線rで示すように搬送し、両面装置15を介して記録紙の表裏を反転させた後、再搬送部16を経て再給紙され、他方の面に画像が形成される。
作像部12には、給紙側を下に、排紙側を上となるように傾斜して配置された転写搬送ベルト装置17が配設されている。この転写搬送ベルト装置17の上部走行面に沿って、下から順にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(Bk)用の4つの作像ユニット12Y、12M、12C、12Bkが並んで配置されている。各作像ユニット12Y、12M、12C、12Bkの構成は同じである。なおもちろん、本発明の実施対象となり得る画像形成装置は、図示のプリンタのようなものには限定されず、種々の複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置を対象とできる。
図6は本発明に係る反射型センサの第1の実施例を示す概念的断面図であり、実装基板8に発光手段となるLED6aと受光手段となるフォトトランジスタ7aを実装した図である。発光手段の例としては他にレーザーダイオードなど、受光手段の例としては他にフォトダイオード、フォトダーリントンなどが挙げられる。発光手段となるLED6aと受光手段となるフォトトランジスタ7aはセンサケース5aで覆われている。このセンサケース5aで覆われた部分(センサケース5aを含む)をセンサ本体部分とする。発光手段となるLED6aと受光手段となるフォトトランジスタ7aとの間は遮光壁となる部分5b(センサケース5aの一部で形成しても、またはセンサケース5aとは別体の部材で構成してもよい)により遮られている。発光手段であるLED6aと照射対象物である像担持体1との間の光路上にはセンサケース5aの下面に取り付けたガイドプレートPを介して照射用光学レンズ9が配置されており、ガイドプレートPごと照射用光学レンズ9が動くことで、センサ本体部分と照射用光学レンズ9との相対位置が可変となっている。なお移動するのは、センサ本体部分側、照射用光学レンズ9側のどちらでも良い。またはその両方でも良い。これにより、トナー付着量測定時には図6(a)のように照射用光学レンズ9を光路上から逃がして照射スポット径を大きくし、位置ずれ量測定時には図6(b)のように照射用光学レンズ9で照射スポット径を小さくすることで、それぞれ最適な照射スポット径で測定ができ、検知精度が向上する。
図7は、本発明に係る反射型センサの第2の実施例を示す概念的断面図であり、照射用光学レンズとして焦点距離の異なる複数の光学レンズ9a、9bを備えたものである。これによりトナー付着量を測定する場合でも任意の照射スポット径に制御することが可能である。
図8は、本発明による反射型センサの第3の実施例を示す概念的断面図であり、反射光の光路上に、受光用光学レンズ9cを備えたものである。これにより像担持体1上の受光範囲を任意の大きさに制御することが可能である。
図9は、本発明による反射型センサの第4の実施例を示す概念的断面図であり、受光用光学レンズ9cを照射用光学レンズ9a、9bとともに可動としたものである。これによりトナー付着量測定時と位置ずれ量測定時とで、照射スポット径と同時に像担持体1上の受光範囲も切り換えることが可能である。
図10は、本発明による反射型センサの第5の実施例を示す概念的断面図であり、焦点距離の異なる複数の受光用光学レンズ9c、9dを備えたものである。これによりトナー付着量測定時と位置ずれ量測定時とで、照射スポット径と同時に像担持体上の受光範囲も任意の大きさに切り換えることが可能である。
図11は、本発明による反射型センサの第6の実施例を示す概念的断面図であり、センサケース5aにガイド部5cを備えており、これによって光学レンズ9a〜9dの移動がガイドされているものである。ガイド方向は発光手段であるLED6aと受光手段であるフォトトランジスタ7aを結ぶ線分と略平行になっている。これによりLED6aと光学レンズ9a、9bとの距離の精度を良く保って移動させることができるため、検知精度が向上する。
図12は、本発明による反射型センサの第7の実施例を示す概念的断面図であり、ガイド部5cによるガイド方向が発光手段となるLED6aと受光手段となるフォトトランジスタ7aを結ぶ線分と略垂直(図12(a)において図の紙面と垂直方向)になっている。これにより、実施例4や実施例5のような受光用光学レンズ9c、9dも移動可能である場合でも、移動距離が短くて済むために、切り換え時間の短縮が可能である。
図13は、本発明による反射型センサの第8の実施例を示す概念的断面図であり、センサケース5aのガイド部5cに突起形状部5dを有し、光学レンズ9a〜9dのガイドプレートPに凹形状部Prを有するものである。これにより、発光手段であるLED6aと光学レンズ9a、9bとの移動方向の位置決めが精度良くできる。また、センサケース5aのガイド部5cに凹形状部を、光学レンズ9a〜9dのガイドプレートPに突起形状部を有する構成としても良い。また、実施例7のような移動方向が発光手段であるLED6aと受光手段であるフォトトランジスタ7aとを結ぶ線分に対し既述のような略垂直な場合でも同様である。
図14は、本発明による反射型センサの第9の実施例を示す概念的断面図であり、照射用光学レンズ9a、9bがセンサケース5aの下部に設けた円盤Pc上に配置されており、発光手段であるLED6aの光軸に対して略垂直な平面で円盤Pcを回転させることで、照射用光学レンズ9a、9bを回転移動させるものである。これにより省スペースでレンズの切り換えが可能となる。また、照射用光学レンズ9a、9bだけでなく受光用光学レンズ9c、9dも円盤Pc上に配置しても良い。図中Peは円盤Pcの軸である。
すなわち、本発明による反射型センサでは、実装基板と、実装基板に実装され、照射対象物へ光を照射する発光手段、実装基板に実装され、照射対象物により反射した反射光を受光する少なくとも一つの受光手段、外部からの光を略遮断する機能と照射光と反射光の光路を規制する機能をあわせ持つケース部材からなるセンサ本体部分と、発光手段と照射対象物との間の光路上に配置され、発光手段から照射対象物へ照射された照射光を集光する照射用光学レンズとを有し、センサ本体部分と照射用光学レンズとの相対位置が光軸に対して略垂直に可変であるようにすることで、位置ずれ量測定時には照射用光学レンズで照射スポット径を小さくし、トナー付着量測定時には照射用光学レンズを光路上から逃がして照射スポット径を大きくすることで、それぞれ最適な照射スポット径で測定ができる。そのため低コストで検知精度の高い反射型センサを提供できる。
また照射用光学レンズが、焦点距離の異なる複数の光学レンズを有する構成とすることで、トナー付着量を測定する場合でも任意の照射スポット径に制御することが可能である。そのため、検知精度が向上する。
また反射光を集光する受光用光学レンズを有し、受光用光学レンズが照射対象物と受光手段との間の光路上に配置されていることで、反射光の光路上に受光用光学レンズを備えたため、像担持体上の受光範囲を任意の大きさに制御することが可能である。そのため、検知精度が向上する。
また受光用光学レンズが照射用光学レンズとともに、センサ本体部分との相対位置が可変であることで、受光用光学レンズが照射用光学レンズとともに可動であるため、トナー付着量測定時と位置ずれ量測定時とで、照射スポット径と同時に像担持体上の受光範囲も切り換えることが可能である。そのため、検知精度が向上する。
また受光用光学レンズが、焦点距離の異なる複数の光学レンズを有することで、トナー付着量測定時と位置ずれ量測定時とで、照射スポット径と同時に像担持体上の受光範囲も任意の大きさに切り換えることが可能である。そのため、検知精度が向上する。
またセンサ本体部分と照射用光学レンズまたは受光用光学レンズとの相対位置の移動方向が、発光手段と受光手段とを結ぶ線分と略平行方向であり、ケース部材と光学レンズにガイド形状を有し、ガイド形状が相対位置の移動におけるガイド及び位置決めをすることで、センサケースにガイド形状を備えており、光学レンズの移動がガイドされているため、発光手段と光学レンズとの距離の精度を保ちながら移動できる。そのため、検知精度が向上する。
またセンサ本体部分と照射用光学レンズ及び受光用光学レンズとの相対位置の移動方向が、発光手段と受光手段とを結ぶ線分と略垂直方向であることで、受光用光学レンズも移動可能である場合でも移動距離が短くて済み、切り換え時間の短縮が可能である。
またケース部材のガイド部分に突起形状を有し、照射用光学レンズ及び受光用光学レンズのガイド部分に凹形状を有することで、発光手段とレンズとの移動方向の位置決めが精度良くできる。そのため、検知精度が向上する。
照射用光学レンズ及び受光用光学レンズが照射光の光軸に対して略垂直平面で回転することで、光軸に対して略垂直な平面でレンズが回転移動するため、省スペースでレンズの切り換えが可能となる。
さらに、光を正反射させる表面を有する像担持体と、像担持体上に現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、像担持体表面での反射光量と現像剤像形成手段により像担持体上に現像剤を付着させた現像剤像上での反射光量とを検出するための反射型センサと、反射型センサの検出結果に基づいて画像濃度制御を行う画像濃度制御手段、ならびに反射型センサの検出結果に基づいて各色現像剤の相対位置ずれ制御を行う位置ずれ制御手段とを備えた画像形成装置において、反射型センサのいずれかの反射型センサを用いることで、低コストで画像濃度制御と位置合わせの精度を向上することができる。
トナー付着量に反比例して受光手段の出力は減少する例をグラフで示す図 光学センサで位置ずれ量を測定する反射型センサの概略構成を示す斜視図(a)とセンサ出力を示す図(b) 拡散反射光が検知精度に悪影響を及ぼす例を示す概念的構成とセンサ出力を示す図 検知距離変動状態でのトナー付着量測定センサによる検知状態を示す概念図 本発明の実施対象となり得るプリンタの概略構成を示す断面図 本発明に係る反射型センサの第1の実施例を示す概念的断面図 本発明に係る反射型センサの第2の実施例を示す概念的断面図 本発明に係る反射型センサの第3の実施例を示す概念的断面図 本発明に係る反射型センサの第4の実施例を示す概念的断面図 本発明に係る反射型センサの第5の実施例を示す概念的断面図 本発明に係る反射型センサの第6の実施例を示す概念的断面図 本発明に係る反射型センサの第7の実施例を示す概念的断面図 本発明に係る反射型センサの第8の実施例を示す概念的断面図 本発明に係る反射型センサの第9の実施例を示す概念的断面図
符号の説明
1:像担持体
2:位置ずれ量測定センサ
3:照射スポット
4、4a:検知パターン
5a:センサケース
5b:遮光壁となる部分
5c:ガイド部
5d:突起形状部
6:発光手段
6a:LED(発光手段)
7:受光手段
7a:フォトトランジスタ(受光手段)
8:実装基板
9、9a、9b:照射用光学レンズ
9c、9d:受光用光学レンズ
10:プリンタ
11:給紙部
12:作像部
12Y、12M、12C、12Bk:作像ユニット
13:排紙トレイ
14:定着装置
15:両面装置
16:再搬送部
17:転写搬送ベルト装置
L:拡散反射光
P:ガイドプレート
Pr:ガイドプレートの凹形状部
Pc:円盤

Claims (10)

  1. 実装基板と、
    前記実装基板に実装され、照射対象物へ光を照射する発光手段、
    前記実装基板に実装され、前記照射対象物により反射した反射光を受光する少なくとも一つの受光手段、
    外部からの光を略遮断する機能と照射光と反射光の光路を規制する機能をあわせ持つケース部材からなるセンサ本体部分と、
    前記発光手段と照射対象物との間の光路上に配置され、前記発光手段から照射対象物へ照射された照射光を集光する照射用光学レンズと、を有し、
    前記センサ本体部分と前記照射用光学レンズとの相対位置が光軸に対して略垂直に可変であることを特徴とする反射型センサ。
  2. 請求項1の反射型センサにおいて、
    前記照射用光学レンズが、焦点距離の異なる複数の光学レンズを有することを特徴とする反射型センサ。
  3. 請求項1または2の反射型センサにおいて、
    前記反射光を集光する受光用光学レンズを有し、前記受光用光学レンズが前記照射対象物と前記受光手段との間の光路上に配置されていることを特徴とする反射型センサ。
  4. 請求項3の反射型センサにおいて、
    前記受光用光学レンズが前記照射用光学レンズとともに、前記センサ本体部分との相対位置が可変であることを特徴とする反射型センサ。
  5. 請求項4の反射型センサにおいて、
    前記受光用光学レンズが、焦点距離の異なる複数の光学レンズを有することを特徴とする反射型センサ。
  6. 請求項1から5のいずれかの反射型センサにおいて、
    前記センサ本体部分と前記照射用光学レンズまたは前記受光用光学レンズとの相対位置の移動方向が、前記発光手段と前記受光手段とを結ぶ線分と略平行方向であり、
    前記ケース部材と前記光学レンズにガイド形状を有し、前記ガイド形状が前記相対位置の移動におけるガイド及び位置決めをすることを特徴とする反射型センサ。
  7. 請求項6の反射型センサにおいて、
    前記センサ本体部分と前記照射用光学レンズ及び前記受光用光学レンズとの相対位置の移動方向が、発光手段と受光手段とを結ぶ線分と略垂直方向であることを特徴とする反射型センサ。
  8. 請求項6または7の反射型センサにおいて、
    前記ケース部材のガイド部分に突起形状を有し、前記照射用光学レンズ及び前記受光用光学レンズのガイド部分に凹形状を有することを特徴とする反射型センサ。
  9. 請求項1から5のいずれかの反射型センサにおいて、
    前記照射用光学レンズ及び前記受光用光学レンズが前記照射光の光軸に対して略垂直平面で回転することを特徴とする反射型センサ。
  10. 光を正反射させる表面を有する像担持体と、該像担持体上に現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、前記像担持体表面での反射光量と前記現像剤像形成手段により前記像担持体上に現像剤を付着させた現像剤像上での反射光量とを検出するための反射型センサと、前記反射型センサの検出結果に基づいて画像濃度制御を行う画像濃度制御手段、ならびに前記反射型センサの検出結果に基づいて各色現像剤の相対位置ずれ制御を行う位置ずれ制御手段とを備えた画像形成装置において、前記反射型センサとして前記請求項1から9のいずれかの反射型センサを用いることを特徴とする画像形成装置。
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US9052668B2 (en) 2013-02-05 2015-06-09 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus, sensing method, and recording medium
CN110888308A (zh) * 2018-09-10 2020-03-17 佳能株式会社 图像形成装置和光学传感器

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