JP6101532B2 - ワーク洗浄方法及びワーク洗浄装置 - Google Patents

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本発明は、車両用トルクコンバータのブレードなどのように複雑な形状を有するワークを効率よく清浄に洗浄することができるワーク洗浄方法及びワーク洗浄装置に関する。
近年、環境問題から自動車の低燃費化が強く要望されており、これに対応するためオートマチックトランスミッションでは、on/off制御やフィードバック/フィードフォワード制御などの高精度でのバルブ制御が行われている。高精度化されたバルブ制御の際、制御バルブ内に異物が混入して噛み込むと、ヒステリシスの増加や制御が不安定となる虞がある。ヒステリシスの増加や制御不安定は、燃費性能の低下及びドライバビリティの低下に繋がる。
例えば、オートマチックトランスミッションのトルクコンバータに使用されるブレード(例えば、特許文献1)などのように、複雑な形状を有するワークを洗浄する従来のワーク洗浄装置は、自動搬入出を行うことのできるコンベア式の洗浄装置が用いられていた。このコンベア式の洗浄装置は、搬送方向と直交する方向に延びる複数のローラーが搬送方向に複数配置され、ローラーコンベアの下方に多数(例えば、縦横合わせて100個以上)のノズルが配置されていた。
この従来のコンベア式のワーク洗浄装置では、図7に示すように、洗浄部を下に向けた状態でワーク100をローラーコンベア(図示せず)に搭載し、ノズル102からワーク100に向けて加圧された洗浄液103を吐出して、洗浄液103の化学的な洗浄力と吐出圧の物理的な洗浄力とにより、ワーク100に付着している切粉や溶接スパッタなどの異物を除去して洗浄していた。
特開2001‐132818号公報
しかしながら、ローラーコンベアで搬送されるワーク100に対してノズル102から洗浄液103を吐出して洗浄する従来のワーク洗浄装置によると、吐出された洗浄液103がワーク100の搬送方向と直交するように配置された複数のローラーによって妨げられる等の理由で複雑な形状の細部まで洗浄液103が供給されない場合があった。従って従来のワーク洗浄装置では、切粉などの細かい異物に対する洗浄力が必ずしも十分ではなく、多数の異物がワーク100に残ってしまう虞があった。
なお、複雑な形状を有するワーク100に対し、洗浄液を的確な角度で噴射するにはロボットアームを使用する方法も考えられるが、コストが嵩むとともに洗浄時間も長くなってしまう。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複雑な形状を有するワークに付着した異物を効率よく除去することができるワーク洗浄方法及びワーク洗浄装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は
ーク(例えば、後述の実施形態におけるブレード30)を回転可能に軸支した状態で、ノズル(例えば、後述の実施形態におけるノズル20)から前記ワークの接触点(例えば、後述の実施形態における接触点P)向けて洗浄液(例えば、後述の実施形態における洗浄液21)を吐出することで、前記ワークを回転させ、回転によって生じる遠心力を利用して前記ワークを洗浄するワーク洗浄方法であって、
前記ワークは、トルクコンバータのブレード(例えば、後述の実施形態におけるブレード30)であり、
前記接触点は、前記ブレードを構成する羽根部(例えば、後述の実施形態における羽根部34)であって、前記ブレードに設けられたコア(例えば、後述の実施形態におけるコア33)よりも径方向外側であり、
前記ノズルは、前記接触点よりも径方向外側に位置することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成に加えて、
吐出した洗浄液が前記接点から径方向内側に流れた後、洗浄液が前記ワークの回転により生じる遠心力により再度前記接触点を流れるように洗浄液を吐出することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2の構成に加えて、
前記ワークに対し、下方から洗浄液を吐出することを特徴とする。
請求項に係る発明は、
ワークに向けて洗浄液を吐出して前記ワークを洗浄するワーク洗浄装置(例えば、後述の実施形態におけるワーク洗浄装置10)であって、
前記ワークを回転可能に支持するワーク支持台(例えば、後述の実施形態におけるワーク支持台11)と、
前記ワーク支持台に支持された前記ワークの接触点(例えば、後述の実施形態における接触点P)に向けて洗浄液を吐出し、洗浄液の吐出圧により前記ワークに回転力を付与するノズル(例えば、後述の実施形態におけるノズル20)と、を備え
前記ワークは、トルクコンバータのブレード(例えば、後述の実施形態におけるブレード30)であり、
前記接触点は、前記ブレードを構成する羽根部(例えば、後述の実施形態における羽根部34)であって、前記ブレードに設けられたコア(例えば、後述の実施形態におけるコア33)よりも径方向外側であり、
前記ノズルは、前記接触点よりも径方向外側に位置することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項の構成に加えて、
前記ワークから除去された異物を回収する異物回収部をさらに備えることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項又はの構成に加えて
記接触点から径方向内側に流れた洗浄液が前記ワークの回転により生じる遠心力により再度前記接触点を流れることで、前記ワークから異物を除去することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項の構成に加えて、
前記ノズル及び前記異物回収部は、前記ワークの下方に配置されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、回転可能に軸支したワークに洗浄液を吐出することでワークを回転させ、回転によって生じる遠心力を利用してワークを洗浄するので、洗浄液の吐出圧による洗浄、及び遠心力を利用した洗浄を行うことができ、複雑な形状を有するワークに付着した異物を効率よく除去することができる。また、形状が複雑なトルクコンバータのブレードを効率的に洗浄することができる。
請求項2の発明によれば、吐出した洗浄液は、ワークとの接触点から径方向内側に流れた後、ワークの回転により生じる遠心力により再度接触点を流れるので、洗浄液の圧力により1回目の洗浄を行った後、遠心力で流れる洗浄液による2回目の洗浄を行い、ワークを2回洗浄することができる。また、これによって、単位時間当たりの洗浄力が向上すると共に、洗浄液の使用量を低減することができる。
請求項3の発明によれば、洗浄液は、ワークに対して下方から吐出するので、洗浄後の洗浄液を効率的に排出することができる。
請求項の発明によれば、ワークを回転可能に支持するワーク支持台と、ワーク支持台に支持されたワークに向けて洗浄液を吐出し、洗浄液の吐出圧によりワークに回転力を付与するノズルと、を備えるので、洗浄液の吐出圧による洗浄に加えて、遠心力を利用した洗浄を行うことができ、ワークに付着した異物を効率的に除去することができる。また、複雑な形状を有するトルクコンバータのブレードを効率的に洗浄することができる。
請求項の発明によれば、ワークから除去された異物を回収する異物回収部をさらに備えるので、異物を確実に回収して除去することができる。
請求項の発明によれば、ノズルは、吐出した洗浄液がワークに当たる接触点に対して外側に配置されている。従って、洗浄液は、ワークの接触点から径方向内側に流れた後、ワークの回転により生じる遠心力により径方向外側に流れて再度接触点を流れることでワークから異物を除去するので、ワークを2回洗浄することができる。これによって、単位時間当たりの洗浄力が向上すると共に、洗浄液の使用量を低減することができる。
請求項の発明によれば、ノズル及び異物回収部は、ワークの下方に配置されるので、異物を洗浄液と共に効率的に排出することができる。
本発明に係る一実施形態のワーク洗浄装置を説明する図である。 図1に示すワーク洗浄装置により洗浄されるワークの一例であるトルクコンバータのブレードの裏面図である。 図2に示すトルクコンバータのブレードの洗浄過程を説明する図である。 洗浄性能試験に用いたワーク洗浄装置の要部斜視図である。 洗浄性能試験の実施例1〜6の結果を示すグラフである。 洗浄性能試験の比較例1の結果を示すグラフである。 従来のワーク洗浄装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、洗浄対象物であるワークとしてトルクコンバータのブレードを洗浄する場合を例に説明する。
図1に示すように、本実施形態のワーク洗浄装置10は、トルクコンバータのブレード(以下、単にブレードと言う)30を回転可能に支持するワーク支持台11と、ワーク支持台11に支持されたブレード30に向けて洗浄液21を吐出するノズル20と、を備える。
ブレード30は、図2に示すように、中心に貫通孔31が設けられて円盤状に形成されており、椀状のシェル32と、シェル32に対して軸方向に対向配置された円板状のコア33と、周方向に整列配置されてシェル32及びコア33に結合された複数の羽根部34と、を備える。羽根部34は、他の羽根部34やコア33と重なって影となる部分の発生が避けられず、洗浄し難い形状となっている。
ワーク支持台11は、本体12と、本体12から突出形成された軸部13とを有し、軸部13の軸線CLを垂直方向に向けて設置されている。本体12の上面12aには、不図示の軸受が配設されている。軸部13は、ブレード30の貫通孔31に挿通し、軸受に載置されたブレード30を、軸線CLを中心として回転自在に保持する。ブレード30は、裏面であるコア33が見える面を下方に向けて保持される。
ノズル20は、ブレード30に向けて洗浄液21を吐出するノズルであり、不図示のポンプに接続されて、ポンプから圧送される洗浄液21を吐出する。ノズル20は、ワーク支持台11に支持されたブレード30の下方に少なくとも1つ配置され、コア33から露出する羽根部34の接触点Pに向けて洗浄液21を吐出する。
接触点Pは、ブレード30の回転中心から半径方向に離れた位置であって、コア33から径方向外側又は径方向内側に露出している羽根部34に設定されている。コア33から径方向外側又は径方向内側に露出している羽根部34に洗浄液21を当てることで、洗浄液21がコア33に覆われた羽根部34にも流れる。また、ノズル20から吐出する洗浄液21の吐出圧によってブレード30には回転力が付与され、ブレード30はワーク支持台11の軸部13を中心として回転する。
本実施形態では、1つのノズル20が、コア33から径方向外側に露出している羽根部34の接触点P(図3参照)に向けて洗浄液21を吐出するように、接触点Pよりも径方向外側且つ下方に設置されている。
また、ワーク洗浄装置10には、ワーク支持台11に支持されたブレード30の下方に、フィルタ等を備える不図示の異物回収部が配設されており、洗浄によりブレード30から除去された切粉などの異物を回収する。
次に、上記の構成を備えた本実施形態のワーク洗浄装置10の洗浄作用について、図3を参照して説明する。図3(a)に示すように、ノズル20から吐出した洗浄液21は、ワーク支持台11によって回転可能に支持されたブレード30の羽根部34の表面34aに当たる。即ち、洗浄液21が羽根部34の表面34aに当たる点が、洗浄液21の接触点Pとなる。
これにより、ブレード30は、洗浄液21の吐出圧により回転力が付与されてワーク支持台11の軸部13を中心として図中の矢印で示す方向に回転する。ブレード30が回転することで、洗浄液21は周方向に整列配置されたブレード30の羽根部34に対して均一に当たる。また、図3(d)に示すように、羽根部34の表面34aに当たった洗浄液21の一部は、隣り合う羽根部34の裏面34bにも飛散する。
図3(b)に示すように、羽根部34の表面34aに当たった洗浄液21は、吐出圧により羽根部34の表面34aを、径方向外側(接触点P)から径方向内側に向かって流れ、洗浄液21の吐出圧により物理的洗浄力と、洗浄液21の化学的洗浄力とにより、表面34aに付着する異物を除去する。これにより、1回目の洗浄が行われる。
ブレード30が回転しているので、羽根部34の表面34aを径方向内側に向かって流れる洗浄液21には、遠心力が作用する。図3(c)に示すように、径方向内側に向かって流れる洗浄液21は、やがて流れ方向が逆転して、羽根部34の表面34aを径方向内側から径方向外側に向かって流れ、表面34aに付着する異物を除去する。これにより2回目の洗浄が行われる。
また、図3(d)に示すように、羽根部34の表面34aに当たって、隣り合う羽根部34の裏面34bに飛散した洗浄液21は、遠心力の作用により羽根部34の裏面34bを径方向内側から径方向外側に向かって流れ、裏面34bに付着する異物を除去して洗浄する。
以上説明したように、本実施形態に係るワーク洗浄装置10によれば、回転可能に軸支したブレード30に洗浄液21を吐出することでブレード30を回転させ、回転によって生じる遠心力を利用してブレード30を洗浄するので、洗浄液21の吐出圧による洗浄、及び遠心力を利用した洗浄を行うことができ、効率的にブレード30に付着した異物を効率よく除去することができる。
また、吐出した洗浄液21は、ブレード30との接触点Pから径方向内側に流れた後、ブレード30の回転により生じる遠心力により再度接触点Pを流れるので、洗浄液21の圧力により1回目の洗浄を行った後、遠心力で流れる洗浄液21により2回目の洗浄を行い、ブレード30を2回洗浄することができる。また、これによって、単位時間当たりの洗浄力が向上すると共に、洗浄液21の使用量を低減することができる。
また、洗浄液21は、ブレード30に対して下方から吐出するので、洗浄後の洗浄液21を効率的に排出することができる。
また、ワーク洗浄装置10は、ブレード30を回転可能に支持するワーク支持台11と、ワーク支持台11に支持されたブレード30に向けて洗浄液21を吐出し、洗浄液21の吐出圧によりブレード30に回転力を付与するノズル20と、を備えるので、洗浄液21の吐出圧による洗浄に加えて、遠心力を利用した洗浄を行うことができ、ブレード30に付着した異物を効率的に除去することができる。
また、ブレード30から除去された異物を回収する異物回収部をさらに備えるので、異物を確実に回収することができる。
また、ノズル20は、吐出した洗浄液21がブレード30に当たる接触点Pに対して径方向外側に配置されている。洗浄液21は、ブレード30の接触点Pから径方向内側に流れた後、ブレード30の回転により生じる遠心力により径方向外側に流れて再度接触点Pを流れることでブレード30から異物を除去するので、ブレード30を2回洗浄することができる。また、これによって、単位時間当たりの洗浄力が向上すると共に、洗浄液21の使用量を低減することができる。
また、ノズル20及び異物回収部は、ブレード30の下方に配置されるので、異物を洗浄液21と共に効率的に排出することができる。
本発明の効果を確認するため、本発明のワーク洗浄装置に係る実施例と、従来のワーク洗浄装置に係る比較例について説明する。比較例のワーク洗浄装置は、図7に示すコンベアで搬送されるブレードの下方に配置した縦横70個のノズルから洗浄液を吐出する従来の洗浄装置を用いた。
また、実施例のワーク洗浄装置は、図4に示すように、ワーク支持台に回転可能に支持されたブレードに向けて、下方に配置したノズルから洗浄液を吐出して洗浄した。なお、ノズル20A〜20Dは、接触点がコアに対し径方向外側及び径方向内側から露出する羽根部となるようにコアの径方向外側及び径方向内側にそれぞれ2個ずつ、合計4個を配置し、不図示のバルブで適宜開閉して使用ノズル個数を変更した。
ノズル20A,20Bからの洗浄液の接触点はコアよりも径方向内側に位置する羽根部の部分であり、ノズル20C,20Dからの洗浄液の接触点はコアよりも径方向外側に位置する羽根部の部分である。
ワーク洗浄装置の洗浄効果は、洗浄終了後にブレードに残留する異物の個数を計数して評価した。
実施例及び比較例のワーク洗浄装置で使用したノズルの個数及び使用ノズル位置を表1に、また洗浄結果を図5及び図6に示す。図5(a)〜(f)は、それぞれ洗浄性能試験の実施例1〜6の結果を示すグラフであり、図6は、洗浄性能試験の比較例1の結果を示すグラフである。
Figure 0006101532
図5及び図6に示すように、比較例、実施例共に、0.35mm以上の大きさの残留異物はなかったが、0.3mm以下の残留異物が洗浄後に認められた。従来のワーク洗浄装置によると約40個の異物が残留しているのに対して、本実施例のワーク洗浄装置では、いずれの条件でも大幅に残留異物の個数が低減しており、本実施例のワーク洗浄装置の効果が顕著に認められた。
尚、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。上記実施形態では、ワークとしてトルクコンバータのブレードについて説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、特に形状が複雑なワークに対して同様の洗浄効果を奏する。
また、上記実施形態では、コア33から径方向外側に露出している羽根部34の接触点Pに向けて洗浄液21を吐出するように、1つのノズル20を接触点Pよりも径方向外側且つ下方に設置したが、接触点Pはコア33から径方向内側に露出している羽根部34であってもよく、1つのノズル20を接触点Pよりも径方向内側且つ下方に設置してもよい。また、2つ以上のノズル20を配置して、少なくとも一つのノズル20の接触点Pをコア33から径方向外側に露出している羽根部34とし、残りのノズル20の接触点Pをコア33から径方向内側に露出している羽根部34とするなど、適宜設定することができる。
また、ノズル20は、接触点Pの真下に配置してもよく、接触点Pに対して径方向外側又は径方向内側に配置し、ノズル20の角度を調整してもよい。
また、上記実施形態では、ブレード30の裏面(コア33が見える面)を下方に向けて配置し、下方からブレード30に向けて洗浄液を吐出するようにノズル20を配置したが、これに限らず、裏面を上方に向けて配置し、上方からブレード30に向けて洗浄液を吐出するようにノズル20を配置してもよい。
10 ワーク洗浄装置
11 ワーク支持台
20 ノズル
21 洗浄液
30 ブレード(ワーク)
P 接触点

Claims (7)

  1. ークを回転可能に軸支した状態で、ノズルから前記ワークの接触点向けて洗浄液を吐出することで、前記ワークを回転させ、回転によって生じる遠心力を利用して前記ワークを洗浄するワーク洗浄方法であって、
    前記ワークは、トルクコンバータのブレードであり、
    前記接触点は、前記ブレードを構成する羽根部であって、前記ブレードに設けられたコアよりも径方向外側であり、
    前記ノズルは、前記接触点よりも径方向外側に位置することを特徴とするワーク洗浄方法。
  2. 吐出した洗浄液が前記接触点から径方向内側に流れた後、洗浄液が前記ワークの回転により生じる遠心力により再度前記接触点を流れるように洗浄液を吐出することを特徴とする請求項1に記載のワーク洗浄方法。
  3. 前記ワークに対し、下方から洗浄液を吐出することを特徴とする請求項1又は2に記載のワーク洗浄方法。
  4. ワークに向けて洗浄液を吐出して前記ワークを洗浄するワーク洗浄装置であって、
    前記ワークを回転可能に支持するワーク支持台と、
    前記ワーク支持台に支持された前記ワークの接触点に向けて洗浄液を吐出し、洗浄液の吐出圧により前記ワークに回転力を付与するノズルと、を備え
    前記ワークは、トルクコンバータのブレードであり、
    前記接触点は、前記ブレードを構成する羽根部であって、前記ブレードに設けられたコアよりも径方向外側であり、
    前記ノズルは、前記接触点よりも径方向外側に位置することを特徴とするワーク洗浄装置。
  5. 前記ワークから除去された異物を回収する異物回収部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のワーク洗浄装置。
  6. 記接触点から径方向内側に流れた洗浄液が前記ワークの回転により生じる遠心力により再度前記接触点を流れることで、前記ワークから異物を除去することを特徴とする請求項又はに記載のワーク洗浄装置。
  7. 前記ノズル及び前記異物回収部は、前記ワークの下方に配置されることを特徴とする請求項に記載のワーク洗浄装置。
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