JP2014082972A - ネギ類の処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】供給、搬送、根の切断、不要な葉の除去及び根部の洗浄を安価な構造で効率良く行うことが可能なネギ類の処理装置を提供する。
【解決手段】本発明のネギ類の処理装置は、水平に設置され、上面にネギ類1の葉部1aが搬送方向に対して直交するように載置される葉部搬送無端ベルト2と、この葉部搬送無端ベルト2の一側縁2c上面に設置される軟質ウレタンスポンジ製の葉部押え無端ベルト3と、この葉部押え無端ベルト3の上流側において側縁2cに対し所定の間隔をあけて葉部搬送無端ベルト2に併設されるローラーチェーン4と、葉部押え無端ベルト3の側方に設置される噴射ノズル12及び回転ブラシ13を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、不要な葉の除去や根の切断に用いられるネギ類の処理装置に係り、特に、無端ベルトにより葉部を保持した状態で搬送しつつ、各処理を行うネギ類の処理装置に関する。
一般に、圧縮空気や高圧水をねぎの葉鞘部(白根部)に吹き付けて、不要葉を除去する方法が知られている。しかし、この場合、葉を掴むようにしてねぎを保持する関係で、装置の振動が作業者の手に直接伝わってしまうなど、作業環境が好ましいものではなかった。また、圧縮空気を利用する場合には、作業効率が悪いことに加え、騒音が大きいという課題があった。このような課題に対処するべく、最近では、2つの無端ベルトで上下から葉を挟むようにして保持し、高圧水を吹き付けて不要葉を除去する方法が提案されている。そして、それに関し、既に幾つかの発明や考案が開示されている。
例えば、特許文献1には、「ねぎ類の皮むき装置」という名称で、高圧水を噴射して、青葉部分を損傷することなく、ねぎ類の枯葉や泥付きの外皮を効率良く除去することが可能な装置に関する発明が開示されている。
特許文献1に開示された発明は、水平に設置された搬送ベルト上に寝かせるようにして置いたねぎを押えベルトで挟持する構造であり、ねぎに対する押えベルトの押圧力を調節できるという特徴を有している。
このような構造によれば、中空で柔らかい葉部の圧潰や折れ曲がりを防ぐことができる。従って、特に葉ねぎの処理に有効である。
また、特許文献2には、「ねぎ類の皮むき装置及びこの装置で用いられるノズル」という名称で、エアーをねぎ類に向けて噴射するときに葉部の折れ曲がりを防いで不要葉を効率よく除去することができるとともに、高圧水を当てることで皮むきを良好に行うことが可能な装置とそれに用いられるノズルに関する発明が開示されている。
特許文献2に開示された発明である「ねぎ類の皮むき装置」は、葉部搬送無端ベルトが水平に設置され、この葉部搬送無端ベルトの一側縁に上下一対の根部搬送無端ベルトが設置され、二列の丸ベルトが上下一対の根部搬送無端ベルトの葉部側の空所部分に下流側上方に向けて斜め上向きに配置され、下側の根部搬送無端ベルトの流れ方向のほぼ中間位置に不要葉吹き飛ばし用エアー吹き出し口が二列の丸ベルトに向けて設けられ、ねぎ類の葉部を載せるとともにエアーを葉部に向けて案内するガイド板が不要葉吹き飛ばし用エアー吹き出し口の前側に配置され、上下からねぎ類の根部に向けて圧力液を噴射する複数の皮むきノズルが葉部搬送無端ベルトの茎部側の空所部分の上下に配置された構造となっている。
そして、ねぎ類の茎部側から次第に根部に向けて圧力水が噴射されるように、ねぎ類の搬送方向の下流側に向けて皮むきノズルが数個ずつ配置されている。
このような構造によれば、皮むきノズルで外皮を剥離されたねぎ類をガイド板で保持しながら、不要葉吹き飛ばし用エアーをねぎ類に向けて噴出することができる。従って、ねぎ類の茎部を安定して保持することができ、ねぎ類の葉部の折れ曲がりを防ぐことができる。また、茎部の全体に充分に不要葉吹き飛ばし用エアーを噴出して不要葉を確実に除去することが可能である。さらに、不要葉が除去された後の葉部が二列の丸ベルトで保持されるため、葉部の垂れ下がりや折れを防止することができる。さらに、ねぎ類の外皮を剥がし易い茎部側から根部に向けて圧力液でしだいに剥がすことができる。従って、外皮を効率良く簡単かつ確実に剥がすことができる。
特開平7−265032号公報 特開2001−245646号公報
しかしながら、上述の従来技術である特許文献1に開示された発明においては、水耕栽培による葉ねぎ等に対し、培地に付着した培養液の汚れを十分に除去できないという課題があった。また、上述の葉ねぎ等を出荷する際には、培地のウレタンスポンジ部分とともに根を少し残した状態に仕上げることが必要であるが、本発明では、葉ねぎが不安定な状態になり易い「圧力液噴射ノズルによる皮むき」の直後に回転カッターで根切りを行う構造となっていることから、切断位置が安定しないという課題があった。
また、特許文献2に開示された発明では、実際上、供給コンベアが必要であり、装置の構造が大掛かりになってコストが高くなってしまうという課題があった。また、根の切断には鋏を用いなければならないため、作業効率が低いという課題があった。
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたものであり、供給、搬送、根の切断、不要な葉の除去及び根部の洗浄を安価な構造で効率良く行うことが可能なネギ類の処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明であるネギ類の処理装置は、葉部が搬送方向に対して直交するように上面に載置されたネギ類を搬送する葉部搬送無端ベルトと、この葉部搬送無端ベルトとともに葉部を上下から挟むようにして保持しつつネギ類を搬送可能に葉部搬送無端ベルトの一側縁上面に設置される葉部押え無端ベルトと、この葉部押え無端ベルトの上流側において搬送方向に対して平行に、かつ、ネギ類の根部を上面に載置可能に葉部搬送無端ベルトの側縁に併設されて上流側の回転軸が葉部搬送無端ベルトの上流側の回転軸に連動して回転可能に設置されるローラーチェーンと、このローラーチェーンの下流側において葉部押え無端ベルトの側縁から突出するネギ類に対し葉部側から根部側に向けて高圧水を噴射する噴射ノズルと、を備え、ローラチェーンは、ネギ類の根部に対して係止可能に設けられる複数の突起部を有することを特徴とするものである。
このような構造のネギ類の処理装置においては、ローラーチェーンが上面に根部が載置された状態のネギ類を葉部搬送無端ベルトの搬送方向へ搬送するという作用を有する。その際、ローラーチェーンの突起部は根部がローラーチェーンの上面でスリップしないように保持するという作用を有する。加えて、突起部はネギ類を適量ごとに分けてローラーチェーンに載置する際の目安として機能する。
また、噴射ノズルから噴射される高圧水によって、ネギ類の根部に付着した土やスポンジ片等のゴミ若しくは不要な葉が洗い流されるとともに、葉鞘が反転させられるようにして茎部から剥がされるという作用を有する。
また、請求項2記載の発明は、請求項1に記載のネギ類の処理装置において、葉部押え無端ベルトの上流側の回転軸に設けられる第1の回転刃と、ローラーチェーンの下流側の回転軸に設けられる第2の回転刃と、を備え、第1の回転刃と第2の回転刃は側面視して刃面の一部が重なり合うように配置されることを特徴とするものである。
このような構造のネギ類の処理装置においては、請求項1記載の発明の作用に加えて、ローラーチェーンの上面に載置されて搬送されてきたネギ類の根部が回転する第1の回転刃と第2の回転刃の間に送り込まれ、所定の箇所で切断されるという作用を有する。また、ネギ類の根部が不安定な状態になり易い不要な葉の除去工程や根部の洗浄工程の前に、根が切断されるため、切断位置が安定するという作用を有する。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のネギ類の処理装置において、植設された複数の刷毛によって周面が形成される円柱状の回転ブラシを備え、この回転ブラシは、噴射ノズルの下流側において葉部押え無端ベルトの側縁から突出するネギ類の根部に対して刷毛の先端を接触可能に設置されることを特徴とするものである。
このような構造のネギ類の処理装置においては、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、回転する回転ブラシの周面が根部の表面に付着した汚れをこすり取るようにして除去するという作用を有する。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のネギ類の処理装置において、回転ブラシは、軸心が搬送方向に対して平行に配置され、軸心を回転させた場合に、根部の表面に接触する刷毛の先端の摺動方向が葉部押え無端ベルトの側縁から離れる方向であって、かつ、搬送方向の下流側へ向かうように、軸心に対して刷毛が螺旋状に植設されたことを特徴とするものである。
このような構造のネギ類の処理装置においては、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明の作用に加えて、回転ブラシの回転によりネギ類が搬送されるという作用を有する。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のネギ類の処理装置において、回転ブラシの周面に対して刷毛の先端を接触可能に配置されるチャンネルブラシを備えたことを特徴とするものである。
このような構造のネギ類の処理装置においては、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の発明の作用に加えて、回転ブラシに付着した汚れがチャンネルブラシによって除去されるという作用を有する。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のネギ類の処理装置において、高圧水を捕集可能に噴射ノズルの周囲を覆うとともに、葉部押え無端ベルトの側縁から突出するネギ類の茎部を搬送方向へ案内可能に設置されるダクトを備えたことを特徴とするものである。
このような構造のネギ類の処理装置においては、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の発明の作用に加えて、噴射ノズルから噴射される水の圧力によって茎部が折れ曲がるなどの変形が生じないように、ダクトがネギ類を保持するという作用を有する。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のネギ類の処理装置において、側面視して葉部搬送無端ベルトの上面と葉部押え無端ベルトの下面によって形成される隙間を覆うとともに、搬送方向に対して平行に噴射ノズルの外側に設置されるすり抜け防止金具を備えたことを特徴とするものである。
このような構造のネギ類の処理装置においては、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の発明の作用に加えて、ネギ類が噴射ノズルから吹き付けられる高圧水の作用によって、その噴射方向へ押し流されそうになった場合に、すり抜け防止金具にネギ類の根部の先端が当接するという作用を有する。
以上説明したように、本発明の請求項1に記載のネギ類の処理装置によれば、葉部搬送無端ベルトの上流にさらに別の葉部搬送無端ベルトを設置する場合に比べて、装置が簡単な構造となるため、製造コストを安くすることができる。また、ネギ類を適量ごとに分けてローラーチェーンに載置する際にローラーチェーンの突起部を目安として利用できるため、当該作業の効率が向上する。さらに、噴射ノズルから噴射される高圧水によってネギ類から不要な葉を効率良く除去することができる。
本発明の請求項2に記載のネギ類の処理装置によれば、請求項1記載の発明の効果を奏することに加えて、ローラーチェーンによって葉部搬送無端ベルトの上流側の回転軸から回転駆動力が第2の回転刃に伝えられ、葉部押え無端ベルトの上流側の回転軸から回転駆動力が第1の回転刃に伝えられるため、装置が簡単な構造となり、装置の製造コストが安くなるという効果を奏する。また、根部の切断位置が安定するため、根の切断を効率良く行うことができる。
本発明の請求項3に記載のネギ類の処理装置によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果を奏することに加えて、噴射ノズルから吹き付けられる高圧水では除去されずに根部に残ったままの培地や培養液のような激しい汚れも落とすことができるという効果を奏する。
本発明の請求項4に記載のネギ類の処理装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明の効果を奏することに加えて、根部の洗浄工程において、葉部搬送無端ベルトや葉部押え無端ベルト以外に搬送手段を設ける必要がないため、安価に製造できるという効果を奏する。
本発明の請求項5に記載のネギ類の処理装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、回転ブラシの清掃のために装置を停止して作業を中断する必要がなく、作業効率が低下し難いという効果を奏する。
本発明の請求項6に記載のネギ類の処理装置によれば、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、ネギ類の搬送状態が安定するため、噴射ノズルによる不要な葉の除去処理の効率が向上するという効果を奏する。
本発明の請求項7に記載のネギ類の処理装置によれば、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、葉部搬送無端ベルトと葉部押え無端ベルトの間からのネギ類の葉部のすり抜けを防止できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るネギ類の処理装置の一部を示す斜視図である。 (a)は本実施例のネギ類の処理装置の正面図であり、(b)はローラーチェーンの一部を拡大した図である。 本実施例のネギ類の処理装置の平面図である。 図3のA−A線矢視断面の一部を拡大した図である。 図3のB−B線矢視断面の一部を拡大した図である。 図3のC−C線矢視断面の一部を拡大した図である。 (a)回転ブラシの一部を拡大した図であり、(b)は回転ブラシの作用を説明するための模式図である。 本実施例のネギ類の処理装置の動作を説明するための図である。
本発明のネギ類の処理装置は、ネギ類の葉部を保持した状態で搬送しながら、根の切断と不要葉の除去及び根部の洗浄を行うものである。以下、図1〜図8を参照しながら、その構造や作用・効果について具体的に説明する。
図1は本実施例のネギ類の処理装置の一部を示す斜視図である。なお、図1ではタンク11及びダクト14を破線で示している。また、図2(a)は図1に示したネギ類の処理装置の正面図であり、図2(b)にはローラーチェーン4の一部を拡大して示している。
図3は図1に示したネギ類の処理装置の平面図である。ただし、ブラシ駆動モータ17や機枠5の一部の図示を省略している。また、図4〜図6は図3におけるA−A線矢視断面、B−B線矢視断面及びC−C線矢視断面の一部を拡大した図である。
図1〜図6に示すように、本発明のネギ類の処理装置は、水平に設置され、上面にネギ類1の葉部1aが搬送方向に対して直交するように載置される葉部搬送無端ベルト2と、この葉部搬送無端ベルト2の一側縁2c(図3参照)上面に設置される軟質ウレタンスポンジ製の葉部押え無端ベルト3と、この葉部押え無端ベルト3の上流側において側縁2cに対し所定の間隔をあけて葉部搬送無端ベルト2に併設されるローラーチェーン4を備えている。そして、ローラーチェーン4には、上面に載置されたネギ類1の根部1cに係止する複数の突起部4aが所定の間隔をあけて略均一に設けられている(図2(b)参照)。
葉部搬送無端ベルト2及び葉部押え無端ベルト3は、機枠5により回転自在に支持される回転ドラム2a,2b及び回転ドラム3a,3bの間にそれぞれ掛け回されており、回転ドラム2a,2b及び回転ドラム3a,3bは、それぞれ同径で互いに平行かつ水平に配置されている。
回転ドラム2a,2bの回転軸6a,6bと回転ドラム3a,3bの回転軸7a,7bは、ローラーチェーン4が設置されている側にそれぞれ延設されており、ローラーチェーン4は、回転軸6aの端部に取り付けられたスプロケット8aと、回転軸6cの端部に取り付けられたスプロケット8b(図4参照)の間に掛け回されている。なお、スプロケット8a,8bはローラーチェーン4の走行速度が葉部搬送無端ベルト2の搬送速度と略一致するように歯数が選定されており、回転軸6cは回転軸7aの下方に配置されるとともに、回転軸6aに対して平行かつ水平となるように機枠5によって回転自在に支持されている。
また、回転軸7a及び回転軸6cの端部には、それぞれ円盤状の回転刃9a,9bが側面視して刃面の一部が重なり合うように取り付けられている(図4参照)。
このような構造によれば、ネギ類1の根部1cが不安定な状態になり易い不要な葉の除去工程や根部1cの洗浄の前に、根が切断されるため、切断位置が安定するという作用を有する。従って、根の切断を効率良く行うことができる。
葉部搬送無端ベルト2の下方には循環ポンプ10とタンク11が設置されており、葉部押え無端ベルト3の側方には、回転軸6c,7aに近い側に噴射ノズル12が設置されるとともに、回転軸6b,7bに近い側に回転ブラシ13が設置されている。タンク11には、開放された上部を覆うようにパンチングメタルからなる水切り板11aが設置されている。
タンク11と噴射ノズル12はそれぞれ配管10a,10b(図2(a)参照)を介して循環ポンプ10に接続されており、タンク11の上部には、噴射ノズル12から噴射される高圧水を捕集可能にダクト14が噴射ノズル12の周囲を覆うように設置されている。
また、図2又は図3に示すように、葉部搬送無端ベルト2の上流側には、葉部搬送無端ベルト2と上面が略同一平面を形成するように作業板22が機枠5に固定されており、作業板22の下方には、循環ポンプ10とブラシ駆動モータ17とベルト駆動モータ20を操作するための操作盤23が設置されている。
図5に矢印Cで示すように、循環ポンプ10から供給されて噴射ノズル12から噴射された高圧水は、ダクト14によって集められ、水切り板11aによってゴミなどが除去された後、タンク11へ貯留される。そして、タンク11内の水は、再び循環ポンプ10によって噴射ノズル12へと供給される。
また、ダクト14の開口部14aは、水平方向に長く、かつ、ネギ類1の根部1cを収納可能な高さを有するとともに、葉部搬送無端ベルト2と葉部押え無端ベルト3から突出するネギ類1の茎部1bを保持可能な高さに形成されている。すなわち、ダクト14は葉部押え無端ベルト3の側縁から突出するネギ類1の茎部1bを搬送方向へ案内可能に設置されている。
噴射ノズル12は、葉部搬送無端ベルト2側と葉部押え無端ベルト3側に、それぞれ6個ずつ上下で対をなすとともに、葉部搬送無端ベルト2の側縁2cから離れる方向、すなわち、ネギ類1の葉部1a側から根部1c側に向けて高圧水を噴射可能に、かつ、ネギ類1の搬送方向に沿って葉部搬送無端ベルト2の端縁2cから漸次遠ざかるように設置されている。また、上側の噴射ノズル12は斜め下方に向けて配置され、下側の噴射ノズル12は斜め上方に向けて配置されている。
さらに、ダクト14の内部には、側面視して葉部搬送無端ベルト2の上面と葉部押え無端ベルト3の下面によって形成される隙間を覆うとともに、ネギ類1の搬送方向に対して平行に、すり抜け防止金具15が噴射ノズル12の外側に設置されている。
このような構造によれば、噴射ノズル12から噴射される高圧水の吹き付け箇所がネギ類1の搬送に伴って茎部1bから根部1cへと漸次移動するという作用を有する。その結果、高圧水によって、根部1cに付着した土やスポンジ片等のゴミ若しくは不要な葉が洗い流されるとともに、葉鞘が反転させられるようにして茎部1bから剥がされるという作用を有する。これにより、不要な葉を効率良く除去することができる。
また、ダクト14は噴射ノズル12から噴射される水の圧力によって茎部1bが折れ曲がるなどしてネギ類1が変形してしまうことがないように保持するという作用を有する。その結果、ネギ類1の搬送状態が安定するため、噴射ノズル12による不要な葉の除去処理の効率を高めることができる。さらに、ネギ類1が茎部1bに吹き付けられる高圧水の作用によって、その噴射方向へ押し流されそうになった場合、すり抜け防止金具15が根部1cの先端に当接するため、葉部搬送無端ベルト2と葉部押え無端ベルト3の間からの葉部1aのすり抜けを防ぐことができる。
回転ブラシ13は円柱状をなし、植設された複数の刷毛13c(図7参照)によって周面13bが形成されている。そして、軸心13aがネギ類1の搬送方向に対して平行に、かつ、周面13bが葉部搬送無端ベルト2の側縁2cから突出するネギ類1の根部1cに対して接触するように設置されている。
図6に示すように、回転ブラシ13の上方に設置されるブラシ駆動モータ17の駆動軸17aとの間に掛け回された駆動チェーン17bを介して軸心13aが駆動される構造となっている。
また、回転ブラシ13の周面13bに対して刷毛の先端を接触させるようにしてチャンネルブラシ16が設置されている。さらに、回転ブラシ13の下方には、葉部搬送無端ベルト2の上面と略同一平面をなすように、パンチングメタルからなる支持板18が設置されている。
すなわち、葉部搬送無端ベルト2の側縁2cから突出するネギ類1の茎部1bや根部1cは支持板18で支持されるとともに、表面に回転ブラシ13の周面13bが接触する構造となっている。このような構造によれば、回転ブラシ13を矢印Dの向きに回転駆動することにより、根部1cの表面に付着した汚れを回転ブラシ13の周面13bがこすり取るようにして除去するという作用を有する。従って、噴射ノズル12から吹き付けられる高圧水では除去されずに根部1cに残ったままの培地や培養液のような激しい汚れも落とすことができる。特に、本発明のネギ類の処理装置においては、噴射ノズル12によって吹き付けられる高圧水によって根部1cに付着した汚れが表面から浮き上がるなど、除去され易い状態となっているため、上述の回転ブラシ13による洗浄作用がより一層発揮される。
また、回転ブラシ13に付着した汚れはチャンネルブラシ16によって除去されるという作用を有する。この場合、回転ブラシ13の清掃のためにわざわざ装置を停止して作業を中断するという事態が発生しないため、作業効率が低下するおそれがない。
図7(a)は回転ブラシ13の一部を拡大した図であり、図7(b)は回転ブラシ13の作用を説明するための模式図である。
回転ブラシ13は、ネギ類1の搬送方向(矢印X)を上流側から下流側に見て右回り(図6に示した矢印Dを参照)に軸心13aを回転させた場合に、刷毛13cの先端が根部1cの表面を摺動する方向(矢印E)が上記搬送方向の下流側へ向かうように、刷毛13cが軸心13aに対して螺旋状に植設されている。
この場合、刷毛13cの先端と根部1cの表面との摩擦力は、矢印Xで示す方向の成分Eと、矢印Xに直交する方向の成分Eに分解できる。そして、上記摩擦力のうち、成分Eはネギ類1の根部1cを矢印Xの方向へ搬送するように作用し、成分Eは根部1cに付着した汚れをこすり取るように作用する。
すなわち、回転ブラシ13の回転によりネギ類1が搬送されるという作用を有するため、根部1cの洗浄工程において、葉部搬送無端ベルト2や葉部押え無端ベルト3以外に搬送手段を設ける必要がない。従って、上記構造によれば、装置の製造コストを安くすることができる。
図8は本実施例のネギ類の処理装置の動作を説明するための図である。なお、図1〜図7に示した構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
図8に示すように、回転軸6b,7bの端部にはプーリ19a,19bがそれぞれ取り付けられており、回転軸6b,7bの下方にはベルト駆動モータ20(図2参照)が設置されている。そして、ベルト駆動モータ20の駆動軸20aにはプーリ19cが取り付けられ、プーリ19b,19cの間に掛け回された駆動ベルト21にはプーリ19aが係合している。
上記構造のネギ類の処理装置において、ベルト駆動モータ20を作動させると、駆動軸20a及び回転軸7bが矢印Fで示す方向に回転し、回転軸6bが矢印Gで示す方向に回転する。従って、葉部搬送無端ベルト2及び葉部押え無端ベルト3はそれぞれ矢印F及び矢印Gで示す方向に回転する。その結果、ネギ類1は葉部搬送無端ベルト2及び葉部押え無端ベルト3によって葉部1aを挟持された状態で矢印Xで示す方向へ搬送される。
また、葉部搬送無端ベルト2の回転に伴って回転軸6aが矢印Gで示す方向に回転するため、回転軸6aに取り付けられたスプロケット8aに係合するローラーチェーン4も矢印Gで示す方向に回転する。なお、既に述べたように、ローラーチェーン4は、走行速度が葉部搬送無端ベルト2の搬送速度に略一致するように調整されている。従って、ローラーチェーン4は上面に根部1cが載置された状態でネギ類1を葉部搬送無端ベルト2とともに矢印Xで示す方向へ搬送するという作用を有する。その際、突起部4aは根部1cがローラーチェーン4の上面でスリップしないように保持するという作用を有する。加えて、突起部4aはネギ類1を適量ごとに分けてローラーチェーン4に載置する際の目安となるため、作業効率が向上する。
そして、上記構造によれば、ローラーチェーン4の代わりに葉部搬送無端ベルト2の上流に別の葉部搬送無端ベルトを設置する場合に比べて、装置が簡単な構造となるため、製造コストを安くすることができる。
さらに、葉部押え無端ベルト3の回転に伴って回転軸7aが矢印Fで示す方向に回転するため、回転軸7aに取り付けられた回転刃9aも矢印Fで示す方向に回転する。一方、ローラーチェーン4の回転に伴ってスプロケット8b(図4参照)とともに回転軸6cを介して接続される回転刃9bは矢印Gで示す方向に回転する。その結果、ローラーチェーン4の上面に載置されて搬送されてきたネギ類1の根部1cは回転する2枚の回転刃9a,9bの間に送り込まれ、所定の箇所で切断されるという作用を有する。この場合、ローラーチェーン4が根部1cを搬送するとともに、葉部搬送無端ベルト2の回転軸6aから回転駆動力を回転刃9bに伝えるという作用を有するため、装置が簡単な構造となる。従って、装置の製造コストを安くすることができる。
なお、本発明のネギ類の処理装置は、上記実施例に示した構造に限定されるものではない。例えば、チャンネルブラシ16を回転ブラシ13と同様の円柱状として、回転ブラシ13と対向するように回転する構造であっても良い。また、回転ブラシ13において刷毛13cを螺旋状に植設せずに、軸心13aをネギ類1の搬送方向に対して所定の角度をなすように配置することもできる。ただし、この場合には、ネギ類1の搬送に伴って回転ブラシ13の刷毛13cが根部1cに接触する箇所が変化するため、本実施例の構造の方が好ましい。
さらに、本実施例では駆動ベルト21を介してベルト駆動モータ20の回転駆動力を回転軸7bに伝達しているが、これ以外の回転軸にベルト駆動モータ20の回転駆動力を伝達する構造であっても良い。
そして、噴射ノズル12や回転ブラシ13の個数は、本実施例に示した場合に限らず、適宜変更可能である。
請求項1乃至請求項7に記載された発明は、ネギ類に限らず、例えば、長芋等の長尺の根菜類の切断や洗浄を行う際にも適用可能である。
1…ネギ類 1a…葉部 1b…茎部 1c…根部 2…葉部搬送無端ベルト 2a,2b…回転ドラム 2c…側縁 3…葉部押え無端ベルト 3a,3b…回転ドラム 4…ローラーチェーン 4a…突起部 5…機枠 6a〜6c…回転軸 7a,7b…回転軸 8a,8b…スプロケット 9a,9b…回転刃 10…循環ポンプ 10a,10b…配管 11…タンク 11a…水切り板 12…噴射ノズル 13…回転ブラシ 13a…軸心 13b…周面 13c…刷毛 14…ダクト 14a…開口部 15…すり抜け防止金具 16…チャンネルブラシ 17…ブラシ駆動モータ 17a…駆動軸 17b…駆動チェーン 18…支持板 19a〜19c…プーリ 20…ベルト駆動モータ 20a…駆動軸 21…駆動ベルト 22…作業板 23…操作盤

Claims (7)

  1. 葉部が搬送方向に対して直交するように上面に載置されたネギ類を搬送する葉部搬送無端ベルトと、
    この葉部搬送無端ベルトとともに前記葉部を上下から挟むようにして保持しつつ前記ネギ類を搬送可能に前記葉部搬送無端ベルトの一側縁上面に設置される葉部押え無端ベルトと、
    この葉部押え無端ベルトの上流側において前記搬送方向に対して平行に、かつ、前記ネギ類の根部を上面に載置可能に前記葉部搬送無端ベルトの前記側縁に併設されて上流側の回転軸が前記葉部搬送無端ベルトの上流側の回転軸に連動して回転可能に設置されるるローラーチェーンと、
    このローラーチェーンの下流側において前記葉部押え無端ベルトの側縁から突出する前記ネギ類に対し前記葉部側から前記根部側に向けて高圧水を噴射する噴射ノズルと、
    を備え、
    前記ローラチェーンは、前記ネギ類の前記根部に対して係止可能に設けられる複数の突起部を有することを特徴とするネギ類の処理装置。
  2. 前記葉部押え無端ベルトの上流側の回転軸に設けられる第1の回転刃と、
    前記ローラーチェーンの下流側の回転軸に設けられる第2の回転刃と、
    を備え、
    前記第1の回転刃と前記第2の回転刃は側面視して刃面の一部が重なり合うように配置されることを特徴とする請求項1記載のネギ類の処理装置。
  3. 植設された複数の刷毛によって周面が形成される円柱状の回転ブラシを備え、
    この回転ブラシは、前記噴射ノズルの下流側において前記葉部押え無端ベルトの前記側縁から突出する前記ネギ類の前記根部に対して前記刷毛の先端を接触可能に設置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のネギ類の処理装置。
  4. 前記回転ブラシは、軸心が前記搬送方向に対して平行に配置され、前記軸心を回転させた場合に、前記根部の表面に接触する前記刷毛の前記先端の摺動方向が前記葉部押え無端ベルトの前記側縁から離れる方向であって、かつ、前記搬送方向の下流側へ向かうように、前記軸心に対して前記刷毛が螺旋状に植設されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のネギ類の処理装置。
  5. 前記回転ブラシの周面に対して刷毛の先端を接触可能に配置されるチャンネルブラシを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のネギ類の処理装置。
  6. 前記高圧水を捕集可能に前記噴射ノズルの周囲を覆うとともに、前記葉部押え無端ベルトの前記側縁から突出する前記ネギ類の茎部を前記搬送方向へ案内可能に設置されるダクトを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のネギ類の処理装置。
  7. 側面視して前記葉部搬送無端ベルトの上面と前記葉部押え無端ベルトの下面によって形成される隙間を覆うとともに、前記搬送方向に対して平行に前記噴射ノズルの外側に設置されるすり抜け防止金具を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のネギ類の処理装置。
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