JP6101145B2 - ヒータモジュールの製造方法、および、グロープラグの製造方法 - Google Patents
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Description
金属外筒と、前記金属外筒に圧入されたセラミックヒータと、を備えるヒータモジュールを製造する製造方法であって、
金属外筒に、ダミー部材を圧入し、
前記圧入されたダミー部材を、前記金属外筒から取り外し、
前記ダミー部材が取り外された後に、前記金属外筒に、セラミックヒータを圧入する、
製造方法。
適用例1に記載の製造方法であって、
前記ダミー部材のうち前記圧入によって前記金属外筒の内周面と接触する部分を含む同一外径部の長さは、前記セラミックヒータの同一外径部のうち前記圧入後に前記金属外筒の前記内周面と接触している部分の長さよりも短い、製造方法。
適用例1または2に記載の製造方法であって、
前記ダミー部材の外径は、前記ダミー部材が圧入される前の前記金属外筒の内径よりも大きく、かつ、前記セラミックヒータの外径以下である、製造方法。
適用例1ないし3に記載の製造方法であって、
前記ダミー部材の硬さは、前記金属外筒の硬さよりも大きい、製造方法。
適用例4に記載の製造方法であって、
前記ダミー部材の硬さは、セラミックの硬さ以上である、製造方法。
グロープラグを製造する製造方法であって、
適用例1ないし5のいずれかに記載の製造方法に従って、ヒータモジュールを製造し、
前記製造されたヒータモジュールを、主体金具に固定する、
製造方法。
A1.グロープラグの構成:
本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、本発明の一実施例としてのグロープラグを示す説明図である。グロープラグ10は、図示しない内燃機関(例えば、ディーゼルエンジン)の始動補助等のための熱源として機能する。図1(A)は、グロープラグ10の縦断面図であり、図1(B)は、グロープラグ10の一部分(ヒータモジュール740を含む部分)を示す拡大断面図である。図示されたラインCLは、グロープラグ10の中心軸を示している。以下、中心軸CLのことを「軸線CL」とも呼び、中心軸CLと平行な方向を「軸線方向」とも呼ぶ。図中の第1方向D1と第2方向D2とは、軸線CLと平行であり、第2方向D2は、第1方向D1と反対の方向である。後述するように、通電によって発熱するヒータモジュール740は、グロープラグ10の第1方向D1側の端部を形成している。以下、このような第1方向D1側を「先端側」とも呼び、第2方向D2側を「後端側」とも呼ぶ。また、グロープラグ10の種々の部材の第1方向D1側の端を「先端」とも呼び、第2方向D2側の端を「後端」とも呼ぶ。
図2は、グロープラグ10の製造方法のフローチャートである。図2のフローチャートは、セラミックヒータ40と外筒70と用いてヒータモジュール740を製造する方法を詳細に示している。図3は、ヒータモジュール740の製造方法を示す概略図である。図中には、ダミー部材40dと、外筒70と、セラミックヒータ40との断面図が示されている。製造工程は、図3(A)〜図3(E)の順番に、進行する。
次に、種々のダミー部材を用いた評価試験の結果について説明する。以下の表1は、1番から7番までの7つの試験の結果を示している。
外筒70(図3(A))の第1内径D70 :3.0mm
薄肉部71、79の第1外径D71 :4.4mm
厚肉部75の第2外径D75 :8.0mm
セラミックヒータ40(図3(D))の外径D40 :3.1mm
なお、ダミー部材40dの外径D40dの数値は、実測値であり、他の寸法D70、D71、D75、D40の数値は、いずれも、設計値である。
(1)セラミックヒータ40の構成としては、図1で説明した構成に限らず、種々の構成を採用可能である。例えば、発熱素子220の材料としては、導電性セラミックに限らず、他の導電性材料を採用可能である。例えば、高融点金属(例えば、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、ハフニウム(Hf)、レニウム(Re)等の融点が摂氏2000度以上の金属)を採用してもよい。
Claims (6)
- 金属外筒と、前記金属外筒に圧入されたセラミックヒータと、を備えるヒータモジュールを製造する製造方法であって、
金属外筒に、ダミー部材を圧入し、
前記圧入されたダミー部材を、前記金属外筒から取り外し、
前記ダミー部材が取り外された後に、前記金属外筒に、セラミックヒータを圧入する、
製造方法。 - 請求項1に記載の製造方法であって、
前記ダミー部材のうち前記圧入によって前記金属外筒の内周面と接触する部分を含む同一外径部の長さは、前記セラミックヒータの同一外径部のうち前記圧入後に前記金属外筒の前記内周面と接触している部分の長さよりも短い、製造方法。 - 請求項1または2に記載の製造方法であって、
前記ダミー部材の外径は、前記ダミー部材が圧入される前の前記金属外筒の内径よりも大きく、かつ、前記セラミックヒータの外径以下である、製造方法。 - 請求項1ないし3に記載の製造方法であって、
前記ダミー部材の硬さは、前記金属外筒の硬さよりも大きい、製造方法。 - 請求項4に記載の製造方法であって、
前記ダミー部材の硬さは、セラミックの硬さ以上である、製造方法。 - グロープラグを製造する製造方法であって、
請求項1ないし5のいずれかに記載の製造方法に従って、ヒータモジュールを製造し、
前記製造されたヒータモジュールを、主体金具に固定する、
製造方法。
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