JP6567340B2 - セラミックヒータ及びその製造方法、並びにグロープラグ及びその製造方法 - Google Patents
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[形態1]本発明の一形態によれば、絶縁性セラミックを含有し、軸線方向に延設する基体と、前記基体の内部に埋設され、導電性セラミックを含有する導電部であり、互いに前記軸線方向に沿って延設された2つのリード部、及び前記2つのリード部の一方の端部同士を接続する連結部、を含む導電部と、を有するセラミックヒータの製造方法が提供される。このセラミックヒータの製造方法は、(a)2つの焼成前リード部と、焼成前連結部と、前記2つの焼成前リード部において前記焼成前連結部が配置されている側とは反対側の端部同士を接続する折り返し形状の導電端部と、を備える前記導電部の中間成形体を作成する工程と、(b)前記導電部の中間成形体が前記基体の中間成形体に埋設された前記セラミックヒータの中間成形体を作製する工程と、(c)前記セラミックヒータの中間成形体を焼成する工程と、(d)前記焼成後の前記セラミックヒータの中間成形体を加工することにより、前記セラミックヒータを作製する工程と、を備え、前記工程(b)は、前記工程(c)後の前記セラミックヒータの中間成形体のうち、前記導電端部の前記2つのリード部と接続する接続部位近傍における前記軸線方向に垂直な断面を見たときに、前記断面に現われる前記導電端部の2つの断面部の間の最小距離が0.7mm以上となるように、前記セラミックヒータの中間成形体を作製してなり、前記工程(b)は、前記断面を見たときの前記2つの断面部のそれぞれの重心同士を結ぶ方向が、前記セラミックヒータの前記2つのリード部のそれぞれの軸線を結ぶ方向と交差するように、前記セラミックヒータの中間成形体を作製してなることを特徴とする。
[形態2]本発明の他の形態によれば、絶縁性セラミックを含有し、軸線方向に延設する基体と、前記基体の内部に埋設され、導電性セラミックを含有する導電部であり、互いに前記軸線方向に沿って延設された2つのリード部、及び前記2つのリード部の一方の端部同士を接続する連結部、を含む導電部と、を有するセラミックヒータの製造方法が提供される。このセラミックヒータの製造方法は、(a)2つの焼成前リード部と、焼成前連結部と、前記2つの焼成前リード部において前記焼成前連結部が配置されている側とは反対側の端部同士を接続する折り返し形状の導電端部と、を備える前記導電部の中間成形体を作成する工程と、(b)前記導電部の中間成形体が前記基体の中間成形体に埋設された前記セラミックヒータの中間成形体を作製する工程と、(c)前記セラミックヒータの中間成形体を焼成する工程と、(d)前記焼成後の前記セラミックヒータの中間成形体を加工することにより、前記セラミックヒータを作製する工程と、を備え、前記工程(b)は、前記工程(c)後の前記セラミックヒータの中間成形体のうち、前記導電端部の前記2つのリード部と接続する接続部位近傍における前記軸線方向に垂直な断面を見たときに、前記断面に現われる前記導電端部の2つの断面部の間の最小距離が0.7mm以上となるように、前記セラミックヒータの中間成形体を作製してなり、前記工程(a)は、前記断面を見たときの前記2つの断面部のそれぞれの重心間の距離が、前記セラミックヒータの前記2つのリード部のそれぞれの軸線間の距離よりも長くなるように、前記導電部の中間成形体を作製してなることを特徴とする。
[形態3]本発明の他の形態によれば、絶縁性セラミックを含有し、軸線方向に延設する基体と、前記基体の内部に埋設され、導電性セラミックを含有する導電部であり、互いに前記軸線方向に沿って延設された2つのリード部、及び、前記2つのリード部の一方の端部同士を接合する連結部、を含む導電部と、を備えるセラミックヒータであり:前記導電部は、さらに前記2つのリード部において前記連結部が配置されている側とは反対側の端部にそれぞれ自身の一端が接続され、自身の他端のそれぞれが前記基体の外表面に露出している2つの導電突出部を有し;前記2つの導電突出部の間の前記外表面に沿った最小距離は、0.7mm以上であり;前記2つの導電突出部のそれぞれの重心同士を結ぶ方向が、前記セラミックヒータの前記2つのリード部のそれぞれの軸線を結ぶ方向と交差することを特徴とする。
[形態4]本発明の他の形態によれば、絶縁性セラミックを含有し、軸線方向に延設する基体と、前記基体の内部に埋設され、導電性セラミックを含有する導電部であり、互いに前記軸線方向に沿って延設された2つのリード部、及び、前記2つのリード部の一方の端部同士を接合する連結部、を含む導電部と、を備えるセラミックヒータであり:前記導電部は、さらに前記2つのリード部において前記連結部が配置されている側とは反対側の端部にそれぞれ自身の一端が接続され、自身の他端のそれぞれが前記基体の外表面に露出している2つの導電突出部を有し;前記2つの導電突出部の間の前記外表面に沿った最小距離は、0.7mm以上であり;前記2つの導電突出部のそれぞれの重心間の距離が、前記セラミックヒータの前記2つのリード部のそれぞれの軸線間の距離よりも長いことを特徴とする。
この形態のセラミックヒータの製造方法によれば、工程(c)後、すなわち焼成後のセラミックヒータの中間成形体のうち、導電端部の2つのリード部と接続する接続部位近傍における軸線方向に垂直な断面を見たときに、断面に現われる導電端部の2つの断面部の間の最小距離が0.7mm以上となるように、セラミックヒータの中間成形体を作製してなるので、工程(c)および(d)を実行する際に、2つの断面部の間の距離を、比較的大きくできる。このため、2つの断面部に挟まれた部分において、熱膨張率の差に起因する残留応力の作用点が近接することを抑制でき、工程(d)において焼成後のセラミックヒータの中間成形体を加工する際にクラックが生じることを抑制できる。
この形態のセラミックヒータによれば、2つの導電突出部の間の前記外表面に沿った最小距離は、0.7mm以上であるので、セラミックヒータの製造時においてセラミックヒータの中間成形体を加工する際に、2つの導電突出部に挟まれた部分において、熱膨張率の差に起因する残留応力の作用点が近接することを抑制でき、かかる部分においてクラックが生じることを抑制できる。
A1.装置構成:
図1は、本発明の一実施形態としてのセラミックヒータを適用したグロープラグの構成を示す説明図である。グロープラグ100は、棒状の外観形状を有し、主体金具2と、中軸3と、絶縁部材5と、ピン端子8と、外筒7と、ヒータ4と、電極リング18とを備えている。なお、図1では、グロープラグ100の軸線C1と平行にX軸が設定され、X軸と垂直にY軸およびZ軸が設定されている。以降では、グロープラグ100において軸線C1に沿ってヒータ4が設けられている側(−X方向側)を、「先端側」と呼び、軸線C1に沿って中軸3が配置されている側(+X方向側)を、「後端側」と呼ぶ。
図4は、本発明の一実施形態としてのセラミックヒータの製造方法を含むグロープラグ100の製造手順を示す工程表である。まず、導電部22の成形材料が作製され(工程S105)、基体21の成形材料が作製される(工程S110)。本実施形態において、導電部22の成形材料は、セラミック及びタングステンカーバイドを主成分とする粉状体であり、例えば、セラミック原料とタングステンカーバイトとバインダと水等をニーダーを用いて混練し、その後スプレードライ法によって造粒して作製することができる。本実施形態では、セラミック原料として窒化珪素を用いるが、窒化珪素に代えて、又は、窒化珪素に加えて、サイアロンや窒化アルミニウムなどを用いることもできる。また、本実施形態では、バインダは、特に限定されるものではなく、例えば、ポリプロピレン等の可塑剤、ワックス及び分散剤等を、1種又は2種以上を混合して用いることができる。導電部22の成形材料の熱膨張率は、3.5ppm/K以上且つ4.0ppm/K以下である。本実施態様において、基体21の成形材料は、セラミックを主成分とする粉状体であり、例えば、セラミック原料とバインダと水等を、ニーダー(混練機)を用いて混練し、その後スプレードライ法によって造粒して作製することができる。基体21の成形材料の熱膨張率は、3.0ppm/K以上且つ3.5ppm/K以下である。なお、セラミック原料およびバインダの種類としては、導電部22の成形材料と同様な種類を用いてもよい。
上述の実施形態のグロープラグの製造方法のうち、ヒータの製造方法(工程S105〜S145)に従って、複数のセラミックヒータ(以下、「試料」とも呼ぶ)を製造した。これらの複数の試料は、断面部、すなわち、一対の導電突出部41,42の後端側の端面に相当する部分の大きさ又は形状において互いに異なるように製造された。より具体的には、各試料の製造時において、導電端部350の大きさおよび形状が互いに異なるように、導電部の中間成形体300を作製した。そして、得られた試料における残留応力の測定試験およびクラックの有無の確認試験(以下、これらの試験を単に「評価試験」と呼ぶ)を行った。また、比較例として、複数の試料(セラミックヒータ)を製造した。これら比較例の試料も、断面部、すなわち、一対の導電突出部41,42の後端側の端面に相当する部分の大きさ又は形状において互いに異なるように製造された。比較例の試料は、突出部間距離daが上記実施形態の範囲(0.7mm以上)から外れた値であった。
C1.変形例1:
上記実施形態および実施例では、図3に示すように、導電突出部41の重心cg1と導電突出部42の重心cg2とを結ぶ方向は、リード部31の軸線C11とリード部32の軸線C12とを結ぶ方向と一致していたが、これらの方向が互いに交差してもよい。
上記実施形態では、ヒータ4の後端側の端面を見たときに、導電突出部41は、リード部31の後端側の端部の輪郭の内部に位置していたが、本発明はこれに限定されない。図14は、変形例2におけるヒータ4bの後端近傍の構成を示す説明図である。図14(a)は、ヒータ4bの軸線C1に沿ったヒータ4bの後端近傍の断面を示す。図14(b)は、ヒータ4bの後端近傍における軸線C1と垂直な断面を示す。図14(a)に示すように、変形例2の一対の導電突出部41a,41bは、湾曲しており、一対のリード部31,32との接合部分から後端に向かうにつれて次第に基体21の外周表面に近づく。このため、一対の導電突出部41a,41bと一対のリード部31,32との接続位置は、上記実施形態と同じであるが、ヒータ4bの後端における一対の導電突出部41a,41b(2つの断面部)は、上記実施形態と比べてより外周表面側に位置し、一部がリード部31の後端側の端部の輪郭の外部に位置する。以上の構成によれば、突出部間距離daをより大きくすることができる。なお、この場合であっても、一対の導電突出部41a,41bの外周表面が、基体21の外周表面に露出しないことを要する。
上記実施形態では、ヒータ4は、一対の導電突出部41,42を備えていたが、一対の導電突出部41,42のうちの少なくとも一方を備えていない構成としてもよい。但し、ヒータ4の製造方法において導電端部350を備えることを要する。工程S145における研磨の精度ばらつきによっては、一対の導電突出部41,42のうちの少なくとも一方が研磨により失われる可能性がある。このような構成においても、導電部の中間成形体300において導電端部350が形成されていることにより、上述の工程S125における導電部の中間成形体300の搬送や取り回しの際に、導電部の中間成形体300が破損することを抑制できる。また、この場合であっても、研磨加工前において、焼成後の導電端部350の2つのリード部31,32と接続する接続部位近傍における軸線C1方向に垂直な断面を見たときに、かかる断面に現われる導電端部350の2つの断面部間の最小距離が0.7mm以上となるように、工程S115において導電部22の中間成形体300を作製しておくことで、研磨の際に2つの断面部に囲まれた部分(接続部位近傍の部分)においてクラックが生じることを抑制できる。
上記実施形態では、一対の導電突出部41,42の断面(断面部)の形状は、楕円であったが、真円、矩形、三角形など任意の形状であってもよい。なお、断面部の形状を、長方形のような長手方向と短手方向とを有する形状とすることにより、上記実施形態において楕円形状を採用した場合の効果と同様な効果を得ることができる。
上記実施形態および実施例では、導電部22の成形材料における導電性材料は、タングステンカーバイドであったが、これに代えて、珪化モリブデンや珪化タングステン等の、任意の導電性材料を用いることができる。
上記実施形態では、ヒータ4は、グロープラグ100に用いられるセラミックヒータであったが、グロープラグ100に代えて、バーナーの着火用のヒータ、ガスセンサの加熱用ヒータ、DPF(Diesel particulate filter)に使用されるセラミックヒータであってもよい。
3…中軸
4,4a,4b…ヒータ
5…絶縁部材
6…フランジ部
7…外筒
8…ピン端子
9,10…軸孔
11…雄ねじ部
12…工具係合部
13…筒状部
14…フランジ部
15…厚肉部
16…係合部
17…小径部
18…電極リング
19…リード線
21…基体
22…導電部
27,28…電極部
31,32…リード部
33…連結部
41,41a,42…導電突出部
100…グロープラグ
300…導電部の中間成形体
311…焼成前リード部
327…焼成前電極部
328…焼成前電極部
330…焼成前連結部
350…導電端部
400…半割り基体の中間成形体
410…キャビティ
417,418…電極収容部
450,450a…導電端部収容部
451,452…溝
500…ヒータの中間成形体
C1,C11,C12…軸線
S1…端面
b11…長軸
b12…短軸
b21…長軸
b22…短軸
cg1,cg2…重心
da,dc…突出部間距離
Claims (7)
- 絶縁性セラミックを含有し、軸線方向に延設する基体と、前記基体の内部に埋設され、導電性セラミックを含有する導電部であり、互いに前記軸線方向に沿って延設された2つのリード部、及び前記2つのリード部の一方の端部同士を接続する連結部、を含む導電部と、を有するセラミックヒータの製造方法であって、
(a)2つの焼成前リード部と、焼成前連結部と、前記2つの焼成前リード部において前記焼成前連結部が配置されている側とは反対側の端部同士を接続する折り返し形状の導電端部と、を備える前記導電部の中間成形体を作成する工程と、
(b)前記導電部の中間成形体が前記基体の中間成形体に埋設された前記セラミックヒータの中間成形体を作製する工程と、
(c)前記セラミックヒータの中間成形体を焼成する工程と、
(d)前記焼成後の前記セラミックヒータの中間成形体を加工することにより、前記セラミックヒータを作製する工程と、
を備え、
前記工程(b)は、前記工程(c)後の前記セラミックヒータの中間成形体のうち、前記導電端部の前記2つのリード部と接続する接続部位近傍における前記軸線方向に垂直な断面を見たときに、前記断面に現われる前記導電端部の2つの断面部の間の最小距離が0.7mm以上となるように、前記セラミックヒータの中間成形体を作製してなり、
前記工程(b)は、前記断面を見たときの前記2つの断面部のそれぞれの重心同士を結ぶ方向が、前記セラミックヒータの中間成形体の前記2つのリード部のそれぞれの軸線を結ぶ方向と交差するように、前記セラミックヒータの中間成形体を作製してなることを特徴とする、セラミックヒータの製造方法。 - 絶縁性セラミックを含有し、軸線方向に延設する基体と、前記基体の内部に埋設され、導電性セラミックを含有する導電部であり、互いに前記軸線方向に沿って延設された2つのリード部、及び前記2つのリード部の一方の端部同士を接続する連結部、を含む導電部と、を有するセラミックヒータの製造方法であって、
(a)2つの焼成前リード部と、焼成前連結部と、前記2つの焼成前リード部において前記焼成前連結部が配置されている側とは反対側の端部同士を接続する折り返し形状の導電端部と、を備える前記導電部の中間成形体を作成する工程と、
(b)前記導電部の中間成形体が前記基体の中間成形体に埋設された前記セラミックヒータの中間成形体を作製する工程と、
(c)前記セラミックヒータの中間成形体を焼成する工程と、
(d)前記焼成後の前記セラミックヒータの中間成形体を加工することにより、前記セラミックヒータを作製する工程と、
を備え、
前記工程(b)は、前記工程(c)後の前記セラミックヒータの中間成形体のうち、前記導電端部の前記2つのリード部と接続する接続部位近傍における前記軸線方向に垂直な断面を見たときに、前記断面に現われる前記導電端部の2つの断面部の間の最小距離が0.7mm以上となるように、前記セラミックヒータの中間成形体を作製してなり、
前記工程(a)は、前記断面を見たときの前記2つの断面部のそれぞれの重心間の距離が、前記セラミックヒータの中間成形体の前記2つのリード部のそれぞれの軸線間の距離よりも長くなるように、前記導電部の中間成形体を作製してなることを特徴とする、セラミックヒータの製造方法。 - 請求項1または請求項2に記載のセラミックヒータの製造方法において、
前記工程(a)は、前記断面を見たときに、前記2つの断面部の形状が、長手方向と前記長手方向に直交する短手方向とを有する形状となるように、前記導電部の中間成形体を作製してなることを特徴とする、セラミックヒータの製造方法。 - 絶縁性セラミックを含有し、軸線方向に延設する基体と、
前記基体の内部に埋設され、導電性セラミックを含有する導電部であり、互いに前記軸線方向に沿って延設された2つのリード部、及び、前記2つのリード部の一方の端部同士を接合する連結部、を含む導電部と、
を備えるセラミックヒータであって、
前記導電部は、さらに前記2つのリード部において前記連結部が配置されている側とは反対側の端部にそれぞれ自身の一端が接続され、自身の他端のそれぞれが前記基体の外表面に露出している2つの導電突出部を有し、
前記2つの導電突出部の間の前記外表面に沿った最小距離は、0.7mm以上であり、
前記2つの導電突出部のそれぞれの重心同士を結ぶ方向が、前記セラミックヒータの前記2つのリード部のそれぞれの軸線を結ぶ方向と交差することを特徴とする、セラミックヒータ。 - 絶縁性セラミックを含有し、軸線方向に延設する基体と、
前記基体の内部に埋設され、導電性セラミックを含有する導電部であり、互いに前記軸線方向に沿って延設された2つのリード部、及び、前記2つのリード部の一方の端部同士を接合する連結部、を含む導電部と、
を備えるセラミックヒータであって、
前記導電部は、さらに前記2つのリード部において前記連結部が配置されている側とは反対側の端部にそれぞれ自身の一端が接続され、自身の他端のそれぞれが前記基体の外表面に露出している2つの導電突出部を有し、
前記2つの導電突出部の間の前記外表面に沿った最小距離は、0.7mm以上であり、
前記2つの導電突出部のそれぞれの重心間の距離が、前記セラミックヒータの前記2つのリード部のそれぞれの軸線間の距離よりも長いことを特徴とする、セラミックヒータ。 - 請求項4または請求項5に記載のセラミックヒータを備えることを特徴とする、グロープラグ。
- セラミックヒータを有するグロープラグの製造方法であって、
前記セラミックヒータは、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のセラミックヒータである、グロープラグの製造方法。
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