JP2011017504A - グロープラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】熱サイクルによる接点部分での断線を避けることが可能なグロープラグを提供する。
【解決手段】グロープラグ(1)は、発熱体(5)と、発熱体の一方の端に接続された負極側電極(5a)と、他方の端に接続され発熱体に接続されていない端面(5d)に接続孔(5c)が形成されたセラミックの正極側電極(5b)と、略円柱形状を有し、負極側電極の端を側面に露出し接続孔を底面に露出した状態で発熱体と負極側及び正極側電極とを内部に収納するセラミックヒータ(4)と、負極側電極に電気的に接続し、発熱体の収納位置に対応するセラミックヒータの発熱部(4a)を外部に露出した状態でセラミックヒータを保持する金属製外筒(8)と、接続孔に挿入され端面にろう付け接合される金属製の電極取り出し部材(10)とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明はセラミックヒータのグロープラグに関する。
ディーゼルエンジンの強度確保のためにシリンダヘッドを厚くすることがある。これに伴い、ディーゼルエンジンに採用されるグロープラグを長尺化、細径化する要請がある。これには、グロープラグ内のセラミックヒータから電極を取り出す電極取り出し部の構造を改良する必要がある。
グロープラグの電極取り出し部に関する公報開示の技術として、例えば、セラミックス発熱体からの一方のリード部端部と電極取り出し金具の一端とをセラミックヒータ内部で電気的に接続するために、発熱体の後端部にセラミックス成形体またはセラミックス焼結体による接続子を埋設し、この接続子の電極取り出し金具挿入孔に電極取り出し金具の一端を挿入して、電極取り出し金具の他端をセラミックス発熱体の後端面から後方に延設させる技術がある(特許文献1参照)。
特開2000−121055号公報
ところで、セラミックス発熱体からのリード部や電極取り出し金具には、通常、鉄線やニッケル線等の金属線が用いられる。接続子の電極取り出し金具挿入孔内において、セラミックス発熱体のリード部端部と電極取り出し金具の一端との間は、銀ろう等のろう材で埋められて電気的に接続される。ここで、リード部や電極取り出し金具を構成する金属線及びろう材は、接続子を構成するセラミックよりも一般に線膨張係数が高い。このため、ろう付け後に金属部分が収縮することにより接合部の界面に引張り応力が形成される恐れがあった。また、この電極取り出し金具に熱サイクルが作用するとき接合部の界面に亀裂が生じれば、接点抵抗が増加して発熱により接点部分で断線を引き起こす恐れがあった。
本発明は、金属とセラミックとが接合する箇所を極力減らし、或いは、接合箇所の形状を工夫して、製造時に引張り応力が形成されることを避け、製造後に熱サイクルによる接点部分での断線を避けることが可能なグロープラグを提供することを目的とする。
以下、本発明について上記課題を解決するための手段を説明する。尚、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
上記課題を解決するために、本発明にかかるグロープラグ(1)は、発熱体(5)と、発熱体(5)の一方の端に接続された第1の端子(5a)と、発熱体(5)の他方の端に接続された第2の端子であって、発熱体(5)に接続されていない端面(5d)に接続孔(5c)が形成された、セラミックの第2の端子(5b)と、略円柱形状を有し、第1の端子(5a)の発熱体(5)に接続されていない端を略円筒形状の側面に露出し、第2の端子(5b)の接続孔(5c)を略円筒形状の底面に露出した状態で、発熱体(5)と第1及び第2の端子(5a,5b)とを内部に収納するセラミックヒータ(4)と、第1の端子(5a)に電気的に接続し、発熱体(5)の収納位置に対応するセラミックヒータ(4)の発熱部(4a)を外部に露出した状態でセラミックヒータ(4)を保持する金属製外筒(8)と、第2の端子(5b)の接続孔(5c)に挿入され、第2の端子(5b)の端面(5d)にろう付け接合される、金属製の電極取り出し部材(10)とを有することを特徴とする。
ここで、電極取り出し部材(10)は、第2の端子(5b)の端面(5d)の全体にろう付け接合される。これにより、接合面積が大きくなるので電極取り出し部材(10)と第2の端子(5b)との電気的接合を更に確実にできる。
また、第2の端子(5b)の接続孔(5c)に挿入された電極取り出し部材(10)は更に、接続孔(5c)の内側面にろう付け接合される。これにより、電極取り出し部材(10)と第2の電極(5b)との間の空隙を埋めて、機械的接合を確実にできる。
更に、グロープラグ(1)は、第2の端子(5b)の接続孔(5c)が露出したセラミックヒータ(4)の底面に小径部(5e)が形成される。これにより、第2の端子(5b)の端面(5d)のろう付け接合部と金属製外筒(8)との沿面距離を確保できる。
更にまた、グロープラグ(1)は、第2の端子(5b)の接続孔(5c)が露出したセラミックヒータ(4)の底面にテーパ(5f)が形成される。これにより、第2の端子(5b)の端面(5d)と金属製外筒(8)との沿面距離を確保できる。
本発明によれば、製造時におけるろう付け後の引張り応力の形成を避け、熱サイクルによる接点部分での断線を避けることができる。
本実施形態に係るグロープラグの縦断面図である。 図1に示すグロープラグの要部であるアセンブリの拡大断面図である。 図1に示すグロープラグのセラミックヒータの後端部分の変形例を示す拡大図である。
以下、本発明を実施するための形態(実施形態)を詳細に説明する。
図1は、本発明に係るグロープラグの一例としてのディーゼルエンジン用のセラミックヒータ型グロープラグ1の縦断面図、図2は、その要部であるアセンブリ2の拡大断面図である。
(構成)
図1に示すように、グロープラグ1はアセンブリ2と外部接続端子14とハウジング16と絶縁ブッシュ24とアルミニウム製のナット26とを有して構成される。アセンブリ2は金属製外筒8とセラミックヒータ4と電極取り出し線10と電極取り出しロッド12とが一体になって構成される。
図2に示すように、金属製外筒8は例えばSUS430等のステンレス鋼が円筒形状になって構成される。金属製外筒8の内壁には発熱体5の一方の電極5aが接続される(後述)。
セラミックヒータ4は、本体を構成するセラミックス絶縁体6の先端に発熱体5を収納し、発熱部4aを形成する。発熱体5は通電を行う一対の電極5a,5bに接続し、焼結されて形成される。発熱体5は例えば窒化珪素と炭化タングステンを成分とした導電性セラミック(発熱体粉末)がU字形状になって構成される。本発明に係る第1の電極の一例としての負極側電極5aと第2の電極の一例としての正極側電極5bとはいずれも、発熱体5を構成する導電性セラミック(発熱体粉末)よりも低抵抗の導電性セラミックにより構成される。セラミックス絶縁体6は例えば窒化珪素と珪化モリブデンを成分とした非導電性セラミック等で構成される。尚、発熱体5は高融点金属材であっても良い。例えば、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、ハフニウム(Hf)、レニウム(Re)等、融点が2000℃以上の金属が好ましく用いられる。
負極側電極5aは発熱体5の一方の端(負極)に接続され、セラミックス絶縁体6の外周面(側面)に露出して形成される。セラミックヒータ4が金属製外筒8に銀ろう等を用いてろう付けにより固定されるとき、セラミックヒータ4の外周面に露出する負極側電極5aは同時に、金属製外筒8の内壁にろう付け接合されて、金属製外筒8に電気的に接続される。
一方、正極側電極5bは発熱体5の他方の端(正極)に接続される。正極側電極5bはセラミックヒータ4の後端(底面)までセラミックス絶縁体6の内部を伸びる。セラミックヒータ4の後端には、例えば成形型によって接続孔5cが形成される。接続孔5cには本発明に係る電極取り出し部材の一例としての電極取り出し線10が挿入される。この電極取り出し線10が正極側電極5bの端面5dに銀ろう等のろう材9でろう付け接合される。このとき、ろう材9が端面5dの全体を覆うようにろう付け接合されると、接合面積が大きくなって好ましい。
電極取り出し線10は例えば軟鋼線材等の金属線で構成される。本実施形態ではΦ0.5mmの軟鋼線材SWRM6を用いた。電極取り出し線10は発熱体5の正極側電極5bに電気的に接続する。電極取り出し線10は他方の端(後端部)にコイル状のコイル部10bが形成される。電極取り出し線10のコイル部10b内には電極取り出しロッド12(図1)の先端部12aが挿入される。
金属製外筒8内の内部空間には絶縁性の耐熱絶縁粉体20が充填される。これにより、電極取り出し線10は金属製外筒8内に固定される。耐熱絶縁粉体20は、例えばマグネシア(MgO)等で構成される。
図1に戻って説明を続ける。
電極取り出しロッド12の後端部12bは、外部接続端子14の先端部14aにバット溶接等により固定される。
電極取り出しロッド12は例えばニッケルやステンレス、炭素鋼等の導電性金属の剛体で構成される。電極取り出し線10及び電極取り出しロッド12が金属製外筒8の内部を通って延びる本構成により、発熱体5(図2)の正極側電極5b(図2)は外部接続端子14の先端部14aに電気的に接続している。
金属製外筒8の開口部8bには、例えばシリコンゴム、フッ素ゴム等のゴム製のシール部材22が挿入されている。このシール部材22が金属製外筒8の開口部8b内に挿入されるので、絞り加工により縮径するスエージング加工時に耐熱絶縁粉体20がこぼれることを防止できる。また、電極取り出しロッド12が金属製外筒8に接触することも防止できる。
図1に示すように、以上の構成を有するアセンブリ2がハウジング16に挿入されてグロープラグ1が形成される。
外部接続端子14は、電極取り出しロッド12の後端部12bが固定される先端部14aと、先端部14aとは反対側の後端に設けられたバッテリ接続用のねじ部14bとを有する。
ハウジング16の外面のほぼ中間部には、エンジン(不図示)のシリンダヘッド(不図示)への取り付け用ねじ部16eが形成され、後端部16cの外面には、このねじ部16eを締め付けるための六角ナット部が設けられている。
セラミックヒータ4は、金属製外筒8内にろう付け等により接合され、この金属製外筒8を介してエンジンのシリンダヘッド(図示せず)への取付け金具である円筒状のハウジング16に固定されている。
以上の構成を有するグロープラグ1におけるセラミックヒータ4の後端部分の形状を以下に説明する。図3は、セラミックヒータ4の後端部分の拡大図である。図3(a)はセラミックヒータ4の後端部分の第1の変形例、図3(b)は第2の変形例を示し、図3(c)は図2に示したアセンブリ2におけるセラミックヒータ4の後端部分の拡大図を比較参照のために示す。
図3(a)に示すように、セラミックヒータ4の底面に小径部5eが形成される。小径部5eは、セラミックヒータ4の底面が金属製外筒8の内壁から離間して形成され、図示のように、内部に正極側電極5bを備える。小径部5eの端面には正極側電極5bの端面5dの中央に接続孔5cが露出し、電極取り出し線10が挿入されて、端面5dと電極取り出し線10とがろう付け接合される。図3(c)に示すセラミックヒータ4の後端部分の形状に比して、ろう付け接合部と金属製外筒8の内壁とは沿面距離が確保される。
図3(b)に示すように、セラミックヒータ4の底面にテーパ5fが形成される。テーパ5fは、セラミックヒータ4の底面が金属製外筒8の内壁から離間して形成され、図示のように、内部に正極側電極5bを備える。テーパ5fの端面には正極側電極5bの端面5dの中央に接続孔5cが露出し、電極取り出し線10が挿入されて、端面5dと電極取り出し線10とがろう付け接合されている。後述する組立時において、テーパ5fが形成されることで、ろう付け接合部と金属製外筒8の内壁との沿面距離を確保できる。
(製造方法)
以上の構成を有するグロープラグ1の製造方法を、図1及び図2を用いて以下に説明する。始めに、アセンブリ2の製造方法を説明する。
発熱体粉末の射出成形により発熱体5を作成する。低抵抗の導電性セラミックにより電極5a,5bを射出成形で作成する。このとき、正極側電極5bの後端側に、接続孔5cを形成するための高融点金属線(不図示)を挿入しておく。高融点金属線として、例えばモリブデン(Mo)が挙げられる。
一方、セラミックヒータ4を形成する原料粉末(上述の非導電性セラミック)を金型プレス成形して、上下別体に形成された分割成形体(不図示)を用意する。これら分割成形体には合わせ面に、発熱体5及び電極5a,5bの配置に対応した形状の凹部(不図示)を予め形成する。
先に作成された発熱体5及び電極5a,5bを分割成形体の凹部に収容して、合わせ面において嵌め合わせる。更に、プレス・圧縮して、一体化された複合成形体を得る。得られた複合成形体を脱バインダ処理後、ホットプレス等により1700℃以上、好ましくは約1800℃前後で焼成して焼成体とし、更に外周面を円筒状に研磨してセラミックヒータ4を得る。
セラミックヒータ4の先端部側を半球状に研削加工する。続いて、正極側電極5bの後端側の高融点金属線をケミカル溶解により除去して、接続孔5cを形成する。例えば王水と硫酸との混合液にセラミックヒータ4を浸漬し、モリブデン線を溶解させる。24時間の浸漬で0.5mmのモリブデン線を完全に溶解できることを確認している。
セラミックヒータ4の後端部側を、金属製外筒8の先端部8a内に挿入してろう付け等により固定する。このとき、セラミックヒータ4の外周面に露出した負極側電極5aは、金属製外筒8の内面にろう材等により接合される。
セラミックヒータ4の後端の接続孔5cに、電極取り出し線10の先端を挿入する。そして、電極取り出し線10を正極側電極5bの後端面にろう付けして、電極取り出し線10と正極側電極5bとを電気的に接続する。
金属製外筒8の内部で電極取り出し線10を電極取り出しロッド12に連結する。
金属製外筒8の内部空間内で電極取り出し線10及び電極取り出しロッド12の周囲に耐熱絶縁粉体20を充填する。そして、金属製外筒8の開口部8bに、シール部材22を挿入する。
その後、電極取り出し線10と電極取り出しロッド12との接続部が収容されている金属製外筒8の後部側をスエージング加工して、金属製外筒8の後部側の外径を縮径する。このスエージング加工を行うことにより、耐熱絶縁粉体20を高密度化して電極取り出し線10及び電極取り出しロッド12を金属製外筒8内に固定する。
スエージング加工により金属製外筒8に固定された電極取り出しロッド12の後端部12bに、外部接続端子14の先端14aをバット溶接等により固定する。
以上に説明した方法により製造されたアセンブリ2がハウジング16に挿入されてグロープラグ1が製造される。続いて、グロープラグ1の製造方法を説明する。
アセンブリ2を、外部接続端子14の後端のねじ部14b側を先にしてハウジング16の先端部16aから内部孔16b内に挿入する。アセンブリ2をハウジング16の内部まで挿入し金属製外筒8の後部側からハウジング16の内部孔16b内に圧入して、この金属製外筒8をハウジング16に固定する。なお、金属製外筒8のハウジング16への固定手段は圧入に限らずその他の方法で固定しても良い。
アセンブリ2をハウジング16内に挿入して固定すると、外部接続端子14の後端に形成されたバッテリ接続用のねじ部14bがハウジング16の後端部16cから突出した状態になる。このねじ部14bの外方からシール部材(Oリング)28及び絶縁ブッシュ24を嵌合させて、ハウジング16の後端の大径孔16d内に挿入し、その外側からアルミ製のナット26を螺合して外部接続端子14をハウジング16に固定する。
以上により、グロープラグ1が製造される。
(作用及び効果)
以上に説明したように、グロープラグ1は、発熱体5と、発熱体5の負極に接続された負極側電極5aと、発熱体5の正極に接続され端面5dに接続孔5cが形成された正極側電極5bと、負極側電極5aを側面に露出し正極側電極5bの接続孔5cを底面に露出した状態で発熱体5と負極側電極5a及び正極側電極5bとを内部に収納するセラミックヒータ4と、負極側電極5aに電気的に接続しセラミックヒータ4の発熱部4aを外部に露出した状態でセラミックヒータ4を保持する金属製外筒8と、正極側電極5bの接続孔5cに挿入され正極側電極5bの端面5dにろう付け接合される電極取り出し線10とを有する。正極側電極5bの端面5dにおいて、金属製の電極取り出し線10は側面がセラミック(正極側電極5b)とろう付け接合される。よって、製造時におけるろう付け後の降温で電極取り出し線10は収縮するが、径方向の収縮量は小さいのでろう付け接合部分に形成される引張り応力は接合に影響を与えるほど大きくはない。また、このろう付け接合個所は例えばセラミックヒータ4の発熱部4aから離れているので、製造後において熱サイクルの影響が少なく、接点部分での断線を避けることができる。
電極取り出し線10は、正極側電極5bの端面5dの全体にろう付け接合される。接合面積が大きくなり、電極取り出し線10と正極側電極5bとの電気的接合を更に確実にできる。
また、正極側電極5bの接続孔5cに挿入された電極取り出し線10は更に、接続孔5cの内側面にろう付け接合される。接合面積が大きくなるので、電極取り出し線10と正極側電極5bとの間の空隙を埋めて、機械的接合を確実にできる。
更に、グロープラグ1は、正極側電極5bの接続孔5cが露出したセラミックヒータ4の底面に小径部5eが形成される。正極側電極5bの端面5dのろう付け接合部と金属製外筒8との沿面距離を確保できる。
更にまた、グロープラグ1は、正極側電極5bの接続孔5cが露出したセラミックヒータ4の底面にテーパ5fが形成される。正極側電極5bの端面5dのろう付け接合部と金属製外筒8との沿面距離を確保できる。
1…グロープラグ、2…アセンブリ、4…セラミックヒータ、4a…発熱部、5…発熱体、5a…負極側電極(第1の端子)、5b…正極側電極(第2の端子)、5c…接続孔、5d…端面、5e…小径部、5f…テーパ、6…セラミックス絶縁体、8…金属製外筒、9…ろう材、10…電極取り出し線(電極取り出し部材)、16…ハウジング、20…耐熱絶縁粉体

Claims (5)

  1. 発熱体(5)と、
    前記発熱体(5)の一方の端に接続された第1の端子(5a)と、
    前記発熱体(5)の他方の端に接続された第2の端子であって、当該発熱体に接続されていない端面(5d)に接続孔(5c)が形成された、セラミックの第2の端子(5b)と、
    略円柱形状を有し、前記第1の端子(5a)の前記発熱体(5)に接続されていない端を略円筒形状の側面に露出し、前記第2の端子(5b)の前記接続孔(5c)を略円筒形状の底面に露出した状態で、当該発熱体と当該第1及び第2の端子とを内部に収納するセラミックヒータ(4)と、
    前記第1の端子(5a)に電気的に接続し、前記発熱体(5)の収納位置に対応する前記セラミックヒータ(4)の発熱部(4a)を外部に露出した状態で当該セラミックヒータを保持する金属製外筒(8)と、
    前記第2の端子(5b)の前記接続孔(5c)に挿入され、当該第2の端子の前記端面(5d)にろう付け接合される、金属製の電極取り出し部材(10)と
    を有することを特徴とするグロープラグ(1)。
  2. 請求項1に記載のグロープラグにおいて、前記電極取り出し部材(10)は、前記第2の端子(5b)の前記端面(5d)の全体にろう付け接合されることを特徴とするグロープラグ。
  3. 請求項1又は2に記載のグロープラグにおいて、前記第2の端子(5b)の前記接続孔(5c)に挿入された前記電極取り出し部材(10)は更に、当該接続孔の内側面にろう付け接合されることを特徴とするグロープラグ。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のグロープラグにおいて、前記第2の端子(5b)の前記接続孔(5c)が露出した前記セラミックヒータ(4)の底面に小径部(5e)が形成されることを特徴とするグロープラグ。
  5. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のグロープラグにおいて、前記第2の端子(5b)の前記接続孔(5c)が露出した前記セラミックヒータ(4)の底面にテーパ(5f)が形成されることを特徴とするグロープラグ。
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