JP6099745B2 - 加熱装置及びこれを含む連続金属板加熱機構 - Google Patents

加熱装置及びこれを含む連続金属板加熱機構 Download PDF

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Description

本発明は、金属板等の平板素材を誘導加熱により加熱する加熱装置に関し、より詳細には、空間活用が確保されることにより、特に、空間の狭い圧延ライン等における装置の構築を容易にし、素材(金属板)の幅方向の均一加熱を可能にし、ポール部とヘッド部等のコイルの巻線構造を改善することにより、最終的には素材(金属板)の最適加熱を可能にする加熱装置及びこれを含む連続金属板加熱機構に関する。
平板素材、例えば、金属板又は連続進行する連続金属板等の圧延板の加熱時に用いられる垂直フラックス誘導コイル(Transverse Flux Induction Coil;以下、「TFIC」という。)は、ソレノイド加熱コイル(Longitudinal Flux Induction Coil;以下、「LFIC」という。)から開発された誘導加熱技術の一つである。
図1及び図2は、上記のようなLFIC及びLFICより改善されたTFICによる平板素材、例えば、金属板の加熱原理を示している。
例えば、LFICの場合は、図1aに示されているように、LFICによって発生する磁場が金属板に水平に作用し、金属板の垂直断面に渦電流(Eddy current)を発生させ、図1bに示されているように、渦電流による金属板の効率的な加熱のために金属板の厚さを磁場の浸透深さ(δ=√(1/πfμσ))の3倍以上にする。これは、金属板の上部と下部に逆に流れる渦電流が互いに衝突して相殺(「A」領域)されることを防止するためである。
したがって、公知のLFIC誘導加熱の場合は、金属板の厚さが薄くなるほど浸透深さも低くする必要があるため、材料の高透磁率(μ)又は装置の高運転周波数(f)が必要とされる。
透磁率は、金属の固有物性値で、制御が不可能であり、キュリー温度以上では空気のように低い値となる。したがって、高運転周波数でしか装置を運転できないため、大容量の電力設備を具現するのが困難となる。このため、LFICによる非磁性金属板の誘導加熱には構造的な限界があった。
TFICの場合は、図2aに示されているように、金属板に垂直に貫通する磁場を発生させ、浸透深さが金属板の厚さより大きく設計されるため、誘導される渦電流の相殺現象がなくなり、図2bに示されているように、金属板の上部及び下部に流れる渦電流が同じ方向に流れながら互いに重なって(「B」領域)電流密度を上昇させるため、加熱効果(P=I^2×R)を高くすることができる。
したがって、非磁性金属板又は薄板の誘導加熱では加熱効率を向上させる効果を期待することができる。
なお、図示されてはいないが、上記TFICの初期モデルは巻線の形態が単なる長方形であるため、鋼板に誘導される渦電流密度は金属板のエッジ付近で幅方向のバラツキが大きくなってしまう。
これは、巻線の形態が単なる長方形の場合に生じる一般の問題である。しかしながら、本発明で説明するように、コイルヘッド(Head)を湾曲状にし、その湾曲の具合を最適化すると、(金属板の幅方向の)バラツキを最小化することができる。
一方、上下にそれぞれ一対のTFIC加熱(誘導)コイルを用いる誘導加熱技術が米国特許5,401,941号に開示されている。
図示されてはいないが、上記米国特許は、上下に配置されたTFICを用いるもので、それぞれのTFICの駆動のためのマッチング部(コンデンサ、トランス等)と、位置制御のための運送部(運送機構)を必要とする。
例えば、上記米国特許は、金属板の幅の変化等に対応して二対のTFICを用いて位置の制御を具現したもので、誘導コイルと連結されるマッチング部と運送部の空間確保等を考慮して各対のTFICをそれぞれ反対の方向に配列している。
このように、上記米国特許は、電流印加のためのマッチング部及び誘導コイルの位置制御のための運送部(駆動機構、駆動フレーム等)をそれぞれ反対側に位置させて用いる方式を用いるため、装置稼働のための空間を多く必要とする。しかしながら、このような空間確保には制約があるため、特定の工程、特に、周辺装置の設置空間が非常に狭い圧延ライン等に適用することが困難であるという問題がある。
例えば、連続鋳造後に続いて圧延を行う薄板の連連続圧延ラインに上記米国特許のTFICを適用することは事実上不可能である。
また、上記米国特許のようにヘッド部(Head Design)が直線(巻線の形態が全体的には四角形)状の場合は、十分なコイル間隔(Pole Pitch)を確保して初めて幅方向の温度分布を均一にすることができるが、圧延ラインのように誘導コイルを設置するための十分な空間を確保することが困難なような空間上の制約があるときは、特に、金属板の中心からエッジ側への幅方向の温度分布を均一に制御することが困難であるという問題がある。
本発明の目的は、金属板又は圧延板のような連続金属板を加熱し、加熱駆動のための(電流印加のための)マッチング部と、金属板の幅の可変による加熱(誘導)コイルの位置制御のための運送部(駆動機構)と連結される別個の(長さを有して伸びる)リード部を備えるため、空間活用(確保)を可能にする。したがって、空間の狭い圧延ライン等における装置の構築を容易にし、素材(金属板)の幅方向の均一加熱を具現し、ポール部とヘッド部等のコイルの巻線構造を改善することにより、最終的には素材(金属板)の最適加熱を可能にする加熱装置及びこれを含む連続金属板加熱機構を提供することである。
上記のような課題を解決するために、本発明の一実施形態によれば、平板素材を加熱するように磁場を発生させ、平板素材の少なくとも一面に離隔して配置されるポール部と、上記ポール部と連結されて電流が印加され、空間活用を容易にするように設けられるリード部と、を含んで構成される加熱装置が提供される。
好ましくは、上記ポール部とリード部は、平板素材である金属板の長さ方向や連続金属板の進行方向に設けられる第1及び第2のポール部と第1及び第2のリード部をそれぞれ含み、上記リード部は、電流印加のためのマッチング部と装置の位置制御のための運送部と連結され、金属板の一側に整列される。
より好ましくは、上記加熱装置は、上記第1及び第2のポール部に設けられ金属板の第1及び第2のエッジに対応して位置が整列される第1及び第2のヘッド部をさらに含むことにより金属板の幅方向の均一加熱を可能にするように構成される。
上記第1及び第2のヘッド部は、均一加熱を可能にするように少なくとも一部が曲がる。
好ましくは、上記第1及び第2のヘッド部の反対側に設けられ且つ第1及び第2のポール部に設けられる、金属板の第2及び第1のエッジ側の第3及び第4のヘッド部をさらに含む。
より好ましくは、上記第1のリード部を構成する電流引き込み及び引き出しリードは互いに隣接してマッチング部と運送部に連結されるように伸び且つ上記第1のヘッド部を形成するように連続して曲がって離隔し、続いて第1のポール部が形成され、上記第1のポール部の端部に連結される上記第3のヘッド部が形成され、少なくとも一つの単位コイルが巻き取られる。
上記第1のポール部と第1及び第3のヘッド部は、リードと連結され、少なくとも2列以上の単位コイルが重なって配列されて一体に形成され、第2のヘッド部側に設けられる連結コイルをさらに含む。
上記第2のリード部を構成する電流引き込み及び引き出しリードは互いに離隔してマッチング部と運送部に連結されるように伸び、続いて第2のポール部と第2のヘッド部が形成され、上記リード部側に第4のヘッド部が形成され、少なくとも一つの単位コイルが巻き取られる。
好ましくは、上記第2のポール部と第2及び第4のヘッド部は、少なくとも2列以上の単位コイルが重なって配列されて一体に形成され、第4のヘッド部側にリードと連結される段差コイルをさらに含む。
また、本発明の他の実施形態によれば、少なくとも一対の上記加熱装置が連続金属板の上側と下側に対向配置され、上記加熱装置の両側に金属板の進行のために設けられる金属板進行ロールを含み、上記加熱装置のポール部の中心間の間隔tはt<L×0.75を満たし、L=X−Dであり、Lは進行ロール間の間隔、Xは進行ロールの中心間の間隔、Dは進行ロールの直径である、加熱装置を含む連続金属板加熱機構が提供される。
より好ましくは、上記金属板の上側と下側に配列される加熱装置は対向して配列され、上側と下側の加熱装置のポール部間の間隔hは60〜150mmであり、上記加熱装置に備えられた第1及び第2のポール部間の幅aは0.5t<a<0.75tを満たすように構成される。
本発明は、金属板又は圧延板のような連続金属板を加熱し、加熱駆動のためのマッチング部と位置制御のための運送部(駆動機構)と連結される(長さを有する)リード部を備える。
したがって、空間確保を可能にし、特に、空間の狭い圧延ライン等における装置の構築を容易にする。
また、板の幅方向の均一加熱も可能にする。
特に、ポール部とヘッド部等のコイルの巻線構造を改善することにより、最終的には金属板の最適加熱を可能にする。
図1aは、従来のLFICを示した構成図及び作動状態図である。図1bは、従来のLFICを示した構成図及び作動状態図である。 図2aは、従来のTFICを示した構成図及び作動状態図である。図2bは、従来のTFICを示した構成図及び作動状態図である。 本発明による平板素材(金属板、薄板)加熱装置を示した概略平面図である。 図3の本発明の加熱装置の好ましい実施例を示した斜視図である。 図4の本発明の加熱装置の実施例において各TFICコイル(Aコイル、Bコイル)のみの出側温度分布とこれらを合わせた温度分布を示したグラフである。 本発明の加熱装置の上・下部コイルを連続金属板に適用した連続金属板加熱機構を示した側面構成図である。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図3及び図4は、本発明による平板素材、例えば、金属板10を上記垂直フラックス誘導加熱方式(TFIC)で加熱する加熱装置1を示し、図6は、一対の上記加熱装置1が、連続移動する連続金属板10’(例えば、連続鋳造後に続いて圧延工程を行う連連続圧延板(薄板))の上側及び下側に配列された連続金属板加熱機構1’を示している。
以下の本実施例では、図3〜図4の本発明の加熱装置1を説明し、これに基づいて図6の本発明の連続金属板加熱機構1’を説明する。
以下の本実施例において、第1〜第4のヘッド部70、170、90、190は、金属板10の第1のエッジ12(例えば、金属板の長さ方向や連続金属板の進行方向を基準に右側のエッジ)と第2のエッジ14(例えば、金属板の長さ方向や連続金属板の進行方向を基準に左側のエッジ)に対応して位置するか又はエッジ側付近に設けられるもので、第1及び第2のポール部30、130の間隔(pole pitch)を決定し、金属板のエッジを加熱するのに重要な要素である。
但し、本実施例では、図4に示されているように、少なくとも一部が曲がっているヘッド部を第1及び第2のヘッド部70、170、ポール部の間に連結される直線状(四角形)のヘッド部を第3及び第4のヘッド部90、190に区分して説明する。
また、以下の実施例では、単なる平板素材である金属板10及び連続進行する連続金属板10’の図面符号を区分して説明するが、前述したように本発明の加熱装置1は金属板10又は連続金属板10’のすべてに適用可能である。
以下では、本発明の好ましい実施例を説明する。
図3に示されているように、本発明の加熱装置1は、構成の一例として、金属板10を加熱するように磁場を発生させ、金属板10の少なくとも一面に離隔して配置されるポール部3と、上記ポール部3と連結されて装置の空間活用を容易にするように設けられるリード部5と、を含んで構成されることができる。
したがって、本発明の加熱装置1は、図3に示されているように、延長可能な別個のリード部5を備えるため、リード部の伸びによって所望の空間活用の環境を提供することができる。
例えば、電流印加と位置制御(金属板の幅の可変による位置制御)のためのマッチング部と運送部M/Tとリード部が連結されることから、図3のようにリード部5を金属板10の一側のエッジを基準に同一線上に整列させても、マッチング部と運送部M/T間の連結と装置の運用には問題がないため、空間の狭い圧延ライン等に本発明の装置を適用することが容易となる。
この際、上記マッチング部は電流印加のための構成部であり、上記運送部は駆動機構として知られた構成部である。
したがって、本発明の加熱装置1は、特に、空間活用が困難な圧延ライン、例えば、連続鋳造後に続いて圧延工程を行う薄板(圧延板)の連連続圧延時にも、最適の環境で薄板の加熱を均一で適正に行い、且つ前述した米国特許(US5,401,941号)のような空間上の制約を除去することができる。
また、以下に図4で詳述する本発明のリード部5を構成する第1及び第2のリード部50、150は、実質的に金属板の幅が変わる場合において、幅方向の均一加熱のために金属板のエッジに対応して設けられる加熱装置と、電流印加と位置制御のために設けられるマッチング部と運送部(図3のM/T)との間で伸びる長さを調整すると、所望の空間配列に基づいて適正な環境で連結されることができる。
また、図3に示されているように、本発明の加熱装置1において、リード部5は金属板10の第1のエッジ12又は第2のエッジ14側のみに位置するように配列されることが好ましい。これは、例えば、金属板の第1のエッジ12と第2のエッジ14にそれぞれリード部5が配列される場合はそれだけの空間が金属板の両側に必要とされるためである。
図4は、図3で説明した本発明の加熱装置1の好ましい実施例を示している。
即ち、図4に示されているように、本発明の加熱装置1は、金属板10の長さ方向(又は連続金属板(例えば、圧延板)10’の進行方向)に設けられる少なくとも一対のポール部3を構成する第1及び第2のポール部30、130と、リード部5を構成する第1及び第2のリード部50、150で構成されることができる。この際、上記第1及び第2のリード部50、150は、前述したように、金属板10の一側、例えば、マッチング部と運送部M/T(図3)と連結される一側、本実施例では第1のエッジ12側のみに配置されることが好ましい。
但し、以下の本実施例では、金属板10のエッジのうちマッチング部と運送部(図3のM/T)側のエッジを第1のエッジ12、その反対側のエッジを第2のエッジ14に区分して説明する。
上記第1及び第2のポール部30、130と第1及び第2のリード部50、150は、実質的に単位コイルCが折り曲げ、湾曲等により巻き取られて連続して形成され、且つ複数の単位コイルCが重なって形成されることができる。
なお、図示されてはいないが、金属板の幅の変化に対応して加熱装置1の位置制御が行われている間に、金属板の上側と下側に一定の間隔を置いて水平に位置する本発明の加熱装置のコイルCはガイド手段等によりその移動が案内されることができる。
また、図4に示されているように、本発明の加熱装置1は、金属板の上下面の加熱を考慮して金属板10の上側と下側にそれぞれ対応して整列されることが好ましいが、加熱条件により金属板の上側又は下側のみに配列されてもよい。
好ましくは、本発明の加熱装置1は、図4に示されているように、上記第1及び第2のポール部30、130に設けられ金属板10の第1及び第2のエッジ12、14にそれぞれ対応して位置する第1及び第2のヘッド部70、170をさらに含むことにより、金属板のエッジの加熱環境を適正にし、金属板10の幅方向の均一加熱を可能にする。
また、リード部と連結された運送部によって、上記第1及び第2のヘッド部70、170の位置は、金属板の幅の変化時に位置が変わる第1及び第2のエッジ12、14の位置に対応して調整されることができる。
上記第1及び第2のヘッド部70、170は、図4に示されているように、少なくとも一部が曲がることが好ましい。
即ち、上記第1及び第2のヘッド部70、170の少なくとも一部が曲がるように形成する理由は、第1及び第2のヘッド部70、170による金属板の幅方向の均一加熱のためである。例えば、少なくとも一部が湾曲状、最も好ましくは円形の第1及び第2のヘッド部70、170を形成する場合、金属板の幅方向の均一加熱が可能となる。
このような第1及び第2のヘッド部70、170の湾曲の具合は、金属板のエッジ付近の幅方向の温度を均一にするように数値解析法により最適の条件で決まればよい。
図5は、最適の湾曲状に設計した場合の、本発明の加熱装置1において一対の垂直フラックス誘導コイル(TFIC)A、Bの金属板の幅方向における個別的な温度分布、及びこの温度分布を合算した温度分布A+Bをグラフで示している。
即ち、図5を参照すると、符号A+Bは、A TFICコイルとB TFICコイルのそれぞれの幅方向の温度分布を合わせたものを示し、幅方向にほぼ均一(flat)な温度分布を示していることが分かる。
特に、図5のグラフを参照すると、X軸の金属板の幅が400〜620mm又は−400〜−620mmの範囲にあるときの金属板の幅方向の温度分布の和A+Bは、金属板のエッジ付近に配置され且つ適切に曲がっている第1及び第2のヘッドによって、エッジ部分を除いては金属板の幅方向にほぼ均一な温度分布を示していることが分かる。
したがって、少なくとも一部が曲がっている第1及び第2のヘッド部70、170を含む本発明の加熱装置は金属板(圧延板)の幅方向の均一加熱を可能にすることが分かる。
上記第1及び第2のヘッド部70、170はそれぞれ金属板の長さ方向(進行方向)に第1のエッジ12と第2のエッジ14に対応して位置が制御されて加熱を具現する。したがって、第1及び第2のポール部30、130と第1及び第2のヘッド部70、170、及び金属板の第2及び第1のエッジ14、12に沿って隣接して配置された第3及び第4のヘッド部90、190によって金属板の幅方向の均一加熱が可能となる。
即ち、本発明の加熱装置1は、より好ましくは、単位コイルが巻き取られて全体的に閉端の誘導コイルを形成するように上記第1及び第2のヘッド部70、170の反対側に設けられ且つ第1及び第2のポール部30、130に設けられる、金属板10の第2及び第1のエッジ14、12付近の第3及び第4のヘッド部90、190をさらに含む。
この場合、上記第3及び第4のヘッド部90、190は、金属板のエッジから外れて金属板の幅の可変を補償する余分の空間に設けられるように位置する。
図4に示されているように、本発明の加熱装置1の第1のポール部30と第1のリード部50及び第1及び第3のヘッド部70、90を含み且つ金属板の長さ方向に上側に配置される加熱部において、上記第1のリード部50は電流の引き込み及び引き出しを行う引き込み及び引き出しリード50a、50bを含み、上記リードは互いに隣接してマッチング部と運送部(図3のM/T)に連結されるように伸びる。
また、上記リードは金属板10の第1のエッジ12に対応して位置する上記第1のヘッド部70を形成するように曲がって離隔し、上記リードに続いて第1のポール部30が形成され、上記第1のポール部の端部に連結される第3のヘッド部90が形成される。
この際、適正な加熱環境を作るために、上記第1のポール部30と第1及び第3のヘッド部70、90は、リードと連結され、少なくとも2列以上の単位コイルCが重なって一体に巻き取られる形で設けられることができる。
単位コイルが2列に巻き取られてそれぞれ第1のポール部30を形成する場合、最外側の引き込みリード50aとの連結のために段差を補償する第2のヘッド部90側に設けられる連結コイルC’を含む。
上記連結コイルC’は溶接等により単位コイルCに接合されて設けられることができる。しかしながら、溶接時に問題が発生することを防止するために、上記コイルを予め折り曲げ、湾曲及び段差成形により一体に形成してもよい。
金属板の長さ方向に下側の第2のポール部130と第2のリード部150及び第2及び第4のヘッド部170、190を有する加熱部の場合にも、図4に示されているように、第2のリード部150の電流引き込み及び引き出しリード150a、150bは互いに離隔してマッチング部と運送部M/Tと連結されるように伸び、続いて第2のポール部130と湾曲状の第2のヘッド部170が形成され、上記リード側に第4のヘッド部190が形成されることができる。
即ち、第2のポール部130と第2及び第4のヘッド部170、190は、少なくとも2列以上の単位コイルCが重なって巻き取られて一体に形成され、第4のヘッド部190側に電流引き込みリード150aと連結される段差コイルC’’を備えることができる。上記段差コイルも、リードと一体に連結される場合のコイルの厚さを補償するためのものである。
一方、本発明の加熱装置1において金属板10の長さ方向(進行方向)における前方及び後方の加熱部の配列においては、金属板10の長さ方向(又は図6の連続金属板10’の進行方向)へ、第1及び第2のヘッド部70、170は金属板の第1及び第2のエッジ12、14に対応して位置し且つ金属板のエッジの加熱を順次精密に行い、第3及び第4のヘッド部90、190は金属板のエッジと間隔をおいて隣接して配置され且つ少なくとも金属板を通過する位置に整列されることが好ましい。
したがって、図4に示されているように、金属板10の第1のエッジ12は第1のヘッド部70と第1のポール部30を、金属板10の第2のエッジ14は第2のヘッド部170と第2のポール部130を順次通過しながら、金属板の幅方向の均一加熱を行う。
この際、図4に示されているように、本発明のコイルに印加される周波数は3kHz以下であることが好ましく、装置の形態を決める単位コイルCの巻線数は5以下であることが好ましい。これは、巻線数が増加するほど巻線間の間隔や冷却構造が複雑となり、製作コストや維持管理の面で問題が発生する可能性があるためである。
図6には、前述した本発明の加熱装置1を基にした連続金属板加熱機構1’のうち1つのTFICコイルの上下断面が示されている。例えば、一対の単位加熱装置1は連続進行する金属板10’(例えば、連連続圧延ラインの箔圧延板)の上側と下側にそれぞれ対向して配列され、加熱装置の上側及び下側にはそれぞれ金属板進行ロール2が設けられている。
また、上記加熱装置1はそれぞれチャンバー4の内部に配置されて熱放散及び磁束の漏れを遮断する加熱空間を形成し、上記金属板進行ロール2はチャンバー4の両側に且つ金属板の引き込み及び引き出し空間に配置されることができる。
図6において、Xは進行ロール2の中心間の間隔、Lは進行ロール間の間隔、Dは進行ロールの直径、tは前方の加熱装置と後方の加熱装置との中心間の距離、dは金属板の厚さ、Hは上側と下側に対向配置される加熱装置の単位コイルC間の高さの差を示す。
一方、上記のような本発明の連続金属板加熱機構1’において、上記tはt<L×0.75を満たし、L=X−Dであり、Lは進行ロール間の間隔、Xは進行ロールの中心間の間隔、Dは進行ロールの直径である。
即ち、上記tは、進行ロール間の間隔(距離)に対応してLの75%より小さいことが好ましい。これは、結果的に、一対の加熱装置1の中心間の間隔が進行ロールの間隔に対比して上記条件を外れる場合は所定の間隔内に所望のコイルを配置することが困難となるためである。
また、図6に示されているように、上側と下側の一対の加熱装置1の第1及び第2のポール部30、130の単位コイルC間の間隔hは60〜150mmであることが好ましい。上記条件を外れて60mm以下の場合は加熱装置の単位コイルが金属板に近接し過ぎて衝突によるコイルの破損が発生し、150mmより大きい場合は加熱の効率性が顕著に低下する可能性がある。
また、加熱装置1に備えられた第1及び第2のポール部30、130間の単位コイルCの最大幅aは0.5t<a<0.75tを満たすことがより好ましい。上記条件を外れて0.5tより小さい場合は誘導コイルの幅が小さくなりすぎて加熱能力が低下し、0.75tより大きい場合は空間上の制約があるため実際に製作することが困難となる。
以上のように、前述した本発明の加熱装置及びこれを含む連続金属板加熱機構は、マッチング部と運送部と連結される別個のリード部を含み、特に、巻線の形態による第1〜第4のヘッド部の形成構造により、金属板、特に、連続進行する圧延板のような連続金属板の最適加熱を具現するものである。
例えば、本発明の加熱装置と連続金属板機構は、TFIC方式であり、薄型の素材及び非磁性体の加熱時に低周波で運転できるように設計が可能であり、素材の厚さの変動が大きくても電気的加熱効率が既存のLFICに比べて高くなり、板の中央部よりも冷却が容易な金属板のエッジの過熱特性も提供することができるため、別個のエッジ加熱機を備える必要がない。
したがって、このような本発明の加熱装置の特性は、連連続圧延(CEM)のように薄板を連連続圧延するミニミル工程において更なるエッジ加熱機の設置による空間の占有を防止し、エッジの温度の損失を補償するため、最終製品の均一化を具現することができる。
また、素材がLFICのようなソレノイドコイルを貫通しないことから、非加熱時の所望の位置への移動も容易にするため、ライン整備や緊急事故に備えて適切な装置稼働を可能にする。
特に、本発明の加熱装置は、圧延ラインの適用に制約のあるマッチング部と運送部を片方に配置するため、誘導加熱の長所を最大限活用し、且つ空間活用によって金属板の幅方向の温度分布をできるだけ均一にすることができる特徴を有する。

Claims (1)

  1. 第1の加熱装置は、平板素材を加熱するように磁場を発生させ、平板素材の少なくとも一面に離隔して配置されるポール部(3)と、前記ポール部(3)と連結されて電流が印加され、空間活用を容易にするように設けられるリード部(5)と、を含み、
    前記ポール部とリード部は、平板素材である金属板(10)の長さ方向や連続金属板の進行方向に設けられる少なくとも一対の第1のポール部(30)と第1のリード部(50)をそれぞれ含み、前記リード部は、電流印加のための第1のマッチング部と装置の位置制御のための第1の運送部連結され、且つ金属板の第1のエッジ側に整列され、
    前記第1のポール部(30)に設けられ金属板の第1のエッジ(12)に対応して位置が整列される第1のヘッド部(70)をさらに含むことにより金属板の幅方向の均一加熱を可能にするように構成され、
    前記第1のヘッド部(70)の反対側に設けられ且つ第1のポール部に設けられる金属板の第2のエッジ(14)側の第3のヘッド部(90)をさらに含み、
    前記第1のリード部(50)を構成する電流引き込み及び引き出しリード(50a)(50b)は互いに隣接して前記第1のマッチング部と前記第1の運送部に連結されるように伸び且つ前記第1のヘッド部(70)を形成するように連続して曲がって離隔し、続いて第1のポール部(30)が形成され、前記第1のポール部の端部に連結される前記第3のヘッド部(90)が形成され、少なくとも一つの単位コイル(C)が巻き取られ、
    第2の加熱装置は、平板素材を加熱するように磁場を発生させ、平板素材の少なくとも一面に離隔して配置されるポール部(3)と、前記ポール部(3)と連結されて電流が印加され、空間活用を容易にするように設けられるリード部(5)とを含み、
    前記ポール部とリード部は、平板素材である金属板(10)の長さ方向や連続金属板の進行方向に設けられる少なくとも一対の第2のポール部(130)と第2のリード部(150)をそれぞれ含み、前記リード部は、電流印加のための第2のマッチング部と装置の位置制御のための第2の運送部が連結され、且つ金属板の前記第1のエッジ側に整列され、
    前記第2のポール部(130)に設けられ金属板の第2のエッジ(14)に対応して位置が整列される第2のヘッド部(170)をさらに含むことにより金属板の幅方向の均一加熱を可能にするように構成され、
    前記第2のヘッド部(170)の反対側に設けられ且つ第2のポール部に設けられる金属板第1のエッジ(12)側の第4のヘッド部(190)をさらに含み、
    前記第2のリード部(150)を構成する電流引き込み及び引き出しリード(150a)(150b)は互いに離隔して前記第2のマッチング部と前記第2の運送部に連結されるように伸び、続いて第2のポール部(130)と湾曲状の第2のヘッド部(170)が形成され、前記リード部側に第4のヘッド部(190)が形成され、少なくとも一つ単位コイル(C)が巻き取られ、
    前記第1の加熱装置と前記第2の加熱装置が一対の加熱装置の単位を構成するとき、前記一対の加熱装置の単位が連続金属板(10)の上側と下側に対向配置され、金属板の進行のために設けられる金属板進行ロール(R)の間で上側に2つの一対の加熱装置の単位が上下に配置され下側に2つの一対の加熱装置の単位が上下に配置され、
    前記一対の加熱装置の単位のポール部の中心間の間隔tはt<L×0.75を満たし、L=X−Dであり、Lは進行ロール間の間隔、Xは進行ロールの中心間の間隔、Dは進行ロールの直径であり、
    前記金属板の上側に配列される一対の加熱装置の単位と下側に配列される一対の加熱装置の単位が有するポール部間の間隔hは60−150mmであり、前記一対の加熱装置の単位に備えられた第1及び第2のポール部(30)(130)間の幅aは0.5t<a<0.75tを満たすように構成される、連続金属板加熱機構
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