JP6098727B2 - ハット形断面部品の製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハット形断面とされた部品を製造するハット形断面部品の製造装置に関する。
自動車車体の骨格を構成する構造部材としては、例えばフロントサイドメンバのようにハット形断面とされた形状のプレス成形部品(本明細書では「ハット形断面部品」ともいう)が知られている。また、このようなハット形断面部品は、素材である金属板(例えば鋼板)にプレス加工(絞り加工)等が施されることによって形成される(例えば、特開2003−103306号公報、特開2004−154859号公報、特開2006−015404号公報及び特開2008−307557号公報参照)。
ところで、絞り加工を金属板に施すことによってハット形断面部品を形成する場合、離型時にハット型断面部品を可及的に変形させないで取り出すことが肝要である。
本発明は、上記事実を考慮し、離型時にハット型断面部品が変形することを抑制することができるハット型断面部品の製造装置を得ることが目的である。
上記課題を解決するハット型断面部品の製造装置は、金属板の両側部分を加圧する成形面を有すると共に開口を有するダイと、前記ダイの開口と対向配置されると共に型締時に前記開口内へ配置され、前記金属板の中央部分を加圧する成形面を有するパンチと、前記ダイに形成された開口内に配置され、型締時に前記金属板の中央部分を前記パンチとの間に加圧挟持する成形面が前記パンチの成形面と対応する成形面とされたパッドと、前記ダイと対向配置され、型締時に前記金属板の両側部分を前記ダイとの間に加圧挟持する成形面が前記ダイの成形面と対応する成形面とされたホルダと、成形された断面ハット形状のハット型断面部品が離型時に前記パッドと前記ホルダとの間で加圧されることを制限する加圧制限装置と、を備え、該加圧制限装置は、前記開口内に配置された前記パンチと前記ダイとを離す際に前記パンチに対する前記ホルダの前記ダイ側への相対移動を制限する。
上記課題を解決するハット型断面部品の製造装置は、パンチとパッドで金属板の中央部分を挟持させると共にダイとホルダで金属板の両側部分を挟持させて、ホルダ及びダイとパンチ及びパッドとを上下に相対移動させることで、断面ハット形状のハット型断面部品が形成される。そして、成形されたハット型断面部品が離型時にパッドとホルダとの間で加圧されることが加圧制限装置によって制限された状態で、ハット型断面部品が金型(ホルダ、ダイ、パンチ及びパッド)から取り出される。そのため、離型時にハット型断面部品が変形することが抑制される。
本発明のハット型断面部品の製造装置によれば、離型時にハット型断面部品が変形することを抑制することができる、という優れた効果を有する。
ハット形断面とされた湾曲部品の一例を示す斜視図である。 図1Aに示す湾曲部品を上方から見た平面図である。 図1Aに示す湾曲部品の正面図である。 図1Aに示す湾曲部品を一方の端部から見た側面図である。 凹状湾曲部及び凸状湾曲部に対応する部位の稜線を説明するための図1Aに対応する湾曲部品の斜視図である。 成形前の素材金属板を示す斜視図である。 絞りパネルを示す斜視図である。 絞りパネルにおいて割れやしわが発生し易い部位を示す図3Bに対応する斜視図である。 ハット型断面部品の製造装置の要部を分解して示す分解斜視図である。 図5に示すハット型断面部品の製造装置の加工開始時の段階を示す断面図である。 図5に示すハット型断面部品の製造装置において、ダイおよびパッドと、ホルダおよびパンチとの間に素材金属板が挟持および拘束された段階を示す断面図である。 図6Bに示す段階からパンチを押し込んだ段階を示す断面図である。 図6Cに示す段階からパンチをさらに押し込んで、パンチがダイに対して完全に押し込まれ状態を示す断面図である。 他のハット型断面部品の製造装置を分解して示す分解斜視図である。 図7に示すハット型断面部品の製造装置の加工開始時の段階を示す断面図である。 図7に示すハット型断面部品の製造装置における、ダイおよびパッドと、ホルダおよびパンチとの間に素材金属板が挟持および拘束された段階を示す断面図である。 図8Bに示す段階からパンチを押し込んだ段階を示す断面図である。 図8Cに示す段階からパンチをさらに押し込んで、パンチがダイに対して完全に押し込まれ状態を示す断面図である。 パンチをダイに完全に押し込み、素材金属板を湾曲部品に成形した後に、湾曲部品を金型から取り出す際に生じ得る不具合を説明するための金型を示す断面図である。 図9Aに示す状態からパンチをダイに対して後退させる段階における金型を示す断面図である。 図9Bに示す状態からパンチをダイに対して完全に後退させた段階における金型を示す断面図である。 パンチをダイに完全に押し込んだ状態の金型を示す断面図である。 図10Aに示す状態からパンチをダイに対して後退させる段階における金型を示す断面図である。 図10Bの状態からパンチをダイに対して完全に後退させた段階における金型を示す断面図である。 パンチをダイに完全に押し込んだ状態で示す金型を示す断面図である。 図11Aの状態からパンチをダイに対して後退させる段階における金型を示す断面図である。 図11Bの状態からパンチをダイに対して完全に後退させた段階における金型を示す断面図である。 湾曲部品を変形させずに金型から取り出すための加圧制限装置を含む金型の成形完了時の状態を示す説明図である。 加圧制限装置が機能している状態の金型を示す説明図である。 加圧制限装置が機能している状態の金型を示す説明図である。 加圧制限装置を含む金型の離形完了時の状態を示す説明図である。 湾曲部品を変形させずに金型から取り出すための加圧制限装置を含む金型の成形完了時の状態を示す説明図である。 加圧制限装置が機能している状態の金型を示す説明図である。 加圧制限装置が機能している状態の金型を示す説明図である。 加圧制限装置を含む金型の離形完了時の状態を示す説明図である。 加圧制限装置が機能している状態の金型を示す図12C及び図13Cに対応する説明図である。 湾曲部品を変形させずに金型から取り出すための加圧制限装置を含む金型の成形完了時の状態を示す説明図である。 加圧制限装置が機能している状態の金型を示す説明図である。 加圧制限装置が機能している状態でダイを上昇させている過程の金型を示す説明図である。 加圧制限装置を含む金型の離形完了時の状態を示す説明図である。 縦壁に生じる応力を模式的に示す湾曲部品の斜視図である。 縦壁に生じる剪断じわを示す湾曲部品の斜視図である。 縦壁に生じる剪断じわを示す湾曲部品の側面図である。 剪断じわの発生を防止するための各部の寸法等を説明するためのハット型断面部品の製造装置を示す断面図である。 剪断じわの発生を防止するための各部の寸法等を説明するための湾曲部品の断面を示す断面図である。 剪断じわの発生を防止するための各部の寸法等を説明するためのハット型断面部品の製造装置を示す断面図である。 剪断じわの発生を防止するための各部の寸法等を説明するための湾曲部品の断面を示す断面図である。 図5に示されたハット型断面部品の製造装置によって製造された湾曲部品を示す斜視図である。 図17Aに示された湾曲部品を上方から見た平面図である。 図17Aに示された湾曲部品の側面図である。 図17Aに示された湾曲部品を一方の端部から見た正面図である。 図18は、表1におけるクリアランスbを示す金型の断面図である。 本発明の実施形態に係るハット型断面部品の製造装置により製造された他の湾曲部品を示す斜視図である。 図19Aに示す湾曲部品を上方から見た平面図である。 図19Aに示す湾曲部品の側面図である。 図19Aに示す湾曲部品を一方の端部から見た正面図である。 本発明の実施形態に係るハット型断面部品の製造装置により製造された他の湾曲部品を示す斜視図である。 図20Aの湾曲部品を上方から見た平面図である。 図20Aの湾曲部品の側面図である。 図20Aの湾曲部品を底面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るハット型断面部品の製造装置により製造された他の湾曲部品を示す斜視図である。 図21Aに示す湾曲部品を上方から見た平面図である。 図21Aに示す湾曲部品の側面図である。 図21Aに示す湾曲部品を左側から見た正面図である。 本発明の実施形態に係るハット型断面部品の製造装置により製造された他の湾曲部品を示す斜視図である。 図22Aの湾曲部品を上方から見た平面図である。 図22Aの湾曲部品の側面図である。 図22Aの湾曲部品を左側から見た正面図である。 本発明の実施形態に係るハット型断面部品の製造装置により製造された他の湾曲部品を示す斜視図である。 図23Aの湾曲部品を上方から見た平面図である。 図23Aの湾曲部品の側面図である。 図23Aの湾曲部品を底面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るハット型断面部品の製造装置により製造された他の湾曲部品を示す斜視図である。 図24Aの湾曲部品を上方から見た平面図である。 図24Aの湾曲部品の側面図である。 図24Aの湾曲部品を底面側から見た斜視図である。 予加工が施される前の素材金属板を示す斜視図である。 予加工が施された素材金属板を示す斜視図である。 予加工が施された素材金属板から成形された湾曲部品を示す斜視図である。 図25Cに示された湾曲部品をトリムした状態を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るハット型断面部品の製造装置について説明する。以下、先ずハット型断面部品の構成について説明し、次いでハット型断面部品の製造装置について説明する。
(ハット型断面部品の構成)
図1A〜図1D及び図2には、本実施形態のハット型断面部品の製造装置500(図5参照)で絞り加工が施されることによって製造されたハット型断面部品としての湾曲部品10が示されている。これらの図に示されるように、湾曲部品10は、長手方向へ延びる天板11と、天板11の短手方向の両側からそれぞれ天板11の厚み方向一方側に向けて屈曲して延びる縦壁12a,12bと、を備えている。また、湾曲部品10は、縦壁12aの天板11とは反対側の端から縦壁12bと離間する側に向けて屈曲して延びる外向きフランジ13aと、縦壁12bの天板11とは反対側の端から縦壁12aと離間する側に向けて屈曲して延びる外向きフランジ13bと、を備えている。
天板11と縦壁12a,12bのそれぞれとの間には、湾曲部品10の長手方向に沿って延びる稜線14a,14bが形成されている。また、縦壁12a,12bそれぞれと外向きフランジ13a,13bとの間には湾曲部品10の長手方向に沿って延びる凹線15a,15bが形成されている。
稜線14a,14bと凹線15a,15bとは略平行に延設されている。すなわち、縦壁12a,12bそれぞれの外向きフランジ13a,13bからの高さは、湾曲部品10の長手方向に沿って略一定となっている。
図2に示されるように、天板11の一部には、ハット形の横断面の外側、すなわち天板11の外表面側に弧状に湾曲する凸状湾曲部11aが形成されており、天板11の他の一部には、ハット形の横断面形状の内側、すなわち天板11の内表面側に弧状に湾曲する凹状湾曲部11bが形成されている。凸状湾曲部11a,凹状湾曲部11bでは、天板11と縦壁12a,12bとがなす稜線14a,14bも凸状湾曲部11a,凹状湾曲部11bに対応する部位16a,16bおよび17a,17bで弧状に湾曲する。ここで「弧状」は、完全な円の一部に限定されるものではなく、例えば、楕円、双曲線、正弦曲線その他の曲線の一部であってもよい。
以上説明した湾曲部品10は、図3Aに示された金属板としての矩形状の素材金属板201に絞り加工が施されることによって図3Bに示された絞りパネル301が形成され、この絞りパネル301の不要部分がトリミングされることによって形成される。
ところで、ハット形断面とされた湾曲部品10を絞り加工を経て製造する場合、図4に示されるように、絞りパネル301を成形する段階で、絞りパネル301の凹状湾曲部の天板301aおよび凸状湾曲部のフランジ301bでは材料が余りしわが発生し易い。しわの発生を抑制するためには、ブランクホルダの加圧力を高めたり、あるいはブランクホルダにドロービードを形成する部位を追加する等により、成形過程における素材金属板201の周囲の拘束を高め、素材金属板201のブランクホルダ内への流入を抑制することが有効であることが知られる。
しかし、素材金属板201のブランクホルダ内への流入の抑制を強化すると、絞りパネル301の凸状湾曲部の天板301c、凹状湾曲部のフランジ301d、長手方向の両端部301e,301e等の各部において板厚が大きく減少し、素材金属板201が伸び性の特に低い材料(例えば高張力鋼)の場合には、これら各部において割れが発生することが考えられる。
このため、車体の骨格の一部を構成するフロントサイドメンバ等のようなハット形断面とされた湾曲部品を、絞り成形によるプレス成形により、しわおよび割れを発生しないで製造するためには、伸び性の低い高強度材料を素材金属板201として使用することは困難であり、伸び性の高い低強度材料を用いざるを得なかった。
しかしながら、本実施形態のハット型断面部品の製造装置500を用いて後述する湾曲部品の製造工程を経ることによって、上記しわや割れの発生を抑制することができる。
(ハット型断面部品の製造装置の構成)
図5には、ハット型断面部品としての湾曲部品501を製造するために用いられるハット型断面部品の製造装置500の分解斜視図が示されている。なお、湾曲部品501の構成は上記湾曲部品10(図1A参照)と略同一の構成である。また、図6Aは、図5に示す製造装置の加工開始時を示す断面図であり、図6Bは、図5に示す製造装置において、ダイ502およびパッド503と、ホルダ505およびパンチ504との間に素材金属板601が挟持および拘束された段階を示す断面図であり、図6Cは、図6Bに示す段階からパンチ504を押し込んだ段階を示す断面図であり、さらに、図6Dは、図6Cに示す段階からパンチ504をさらに押し込んで、パンチ504がダイ502に対して完全に押し込まれ状態を示す断面図である。
図5に示されるように、ハット型断面部品の製造装置500は、湾曲部品501の縦壁501a,501b及び外向きフランジ501d,501eそれぞれの外表面側の形状を含む形状を有するダイ502と、天板501cの外表面側の形状を含む形状を有するパッド503と、ダイ502およびパッド503に対向するように配置されて湾曲部品501の天板501c,縦壁501a,501bそれぞれの内表面側の形状を含む形状を有するパンチ504と、外向きフランジ501d,501eの内表面側の形状を含む形状を有するホルダとしてのブランクホルダ505と、を備えている。
図6A〜図6Dに示されるように、ダイ502は、パンチ504の上方側に配置されており、このダイ502の短手方向(紙面左右方向)の中央部分には、パンチ504側が開放された開口502aが形成されている。また、ダイ502の開口502aの内壁は、湾曲部品501の縦壁501a,501b(図5参照)の外表面の形状を含む成形面とされている。さらに、ダイ502の短手方向の両側部分におけるブランクホルダ505側の端面は、湾曲部品501の外向きフランジ501d,501eの縦壁501a,501b(図5参照)側の面の形状を含む成形面とされている。また、ダイ502に形成された開口502aの閉止端(上端)には、後述するパッド加圧装置506が固定されている。さらに、ダイ502は、例えばガスクッション,油圧装置,ばね,電動駆動装置等の移動装置509に結合されている。そして、移動装置509が作動することによってダイ502が上下方向に移動することが可能となっている。
パッド503は、ダイ502に形成された開口502a内に配置されており、このパッド503は、例えばガスクッション,油圧装置,ばね,電動駆動装置等のパッド加圧装置506に結合されている。また、パッド503のダイ502側の面は、湾曲部品501の天板501c(図5参照)の外表面の形状を含む成形面とされている。そして、パッド加圧装置506が作動することによって、パッド503がパンチ504側に向けて押圧されて、素材金属板601の短手方向(紙面左右方向)の中央部分601aがパッド503とパンチ504との間に加圧挟持されるようになっている。
パンチ504は、下型においてパッド503と上下方向に対向する部位がパッド503側に向けて凸状とされることによって形成されており、このパンチ504の側方には、後述するブランクホルダ加圧装置507が固定されている。また、パンチ504の外面は、湾曲部品501の縦壁501a,501b及び天板501c(図5参照)の内表面の形状を含む成形面とされている。
ブランクホルダ505は、例えばガスクッション,油圧装置,ばね,電動駆動装置等のホルダ加圧装置としてのブランクホルダ加圧装置507に結合されている。また、ブランクホルダ505におけるダイ502側の端面は、湾曲部品501の外向きフランジ501d,501eの縦壁501a,501b(図5参照)とは反対側の面の形状を含む成形面とされている。そして、ブランクホルダ加圧装置507が作動することによって、ブランクホルダ505がダイ502側に向けて押圧されて、素材金属板601の短手方向の両側部分601b,601cが加圧挟持されるようになっている。
次に、上記ハット型断面部品の製造装置500によって素材金属板601をプレスする工程について説明する。
はじめに、図6Aに示されるように、素材金属板601が、ダイ502およびパッド503とパンチ504およびブランクホルダ505との間に配置される。
次に、図6Bに示されるように、素材金属板601の中央部分601aが、即ち、素材金属板601における天板501c(図5参照)に成形される部分が、パッド503によりパンチ504に押し付けられ、両者間で加圧および挟持される。さらに、素材金属板601の両側部分601b,601cが、即ち、素材金属板601における縦壁501a,501b及び外向きフランジ501d,501e(図5参照)にそれぞれ成形される部分が、ブランクホルダ505によりダイ502に押し付けられ、両者間で加圧および挟持される。
また、パッド加圧装置506及びブランクホルダ加圧装置507が作動することによって、素材金属板601の中央部分601a及び両側部分601b,601cが所定の押圧力で加圧及び挟持される。この結果、素材金属板601の中央部分601a及び両側部分601b,601cは、加圧湾曲面の湾曲形状に沿った湾曲形状に形成される。
この状態で、移動装置509が作動して、ブランクホルダ505およびダイ502が、ダイ502からブランクホルダ505へ向かう方向へ(下方側へ)相対的に動かされることにより、湾曲部品501が成形される。また、ダイ502が下降するにつれてパッド加圧装置506及びブランクホルダ加圧装置507は上下方向に縮む。パッド加圧装置506及びブランクホルダ加圧装置507が上下方向に縮む際においても、素材金属板601の中央部分601a及び両側部分601b,601cは所定の押圧力で加圧されている。
図6Cに示されるように、ブランクホルダ505およびダイ502が移動するにしたがって、ダイ502とブランクホル505との間に挟持された素材金属板601が、パンチ504とブランクホルダ505との間の開口502a内に流入して縦壁501a,501b(図5参照)が形成されていく。
そして、図6Dに示されるように、ブランクホルダ505およびダイ502が所定の距離を移動して、縦壁501a,501bの高さが所定の高さとなった時点で成形が完了する。
ここで、図6A〜図6Dに示された例では、パンチ504及びパッド503が移動しない状態で、ブランクホルダ505及びダイ502を移動させることによって湾曲部品501を成形した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、下記のように湾曲部品501を成形してもよい。
図7には、湾曲部品501を製造するための他の実施形態に係るハット型断面部品の製造装置600が示されている。また、図8Aは、図7に示す製造装置の加工開始時の段階を示す断面図であり、図8Bは、図7に示す製造装置のダイ602およびパッド603と、ホルダ605およびパンチ604との間に素材金属板601が挟持および拘束された段階を示す断面図であり、図8Cは、図8Bに示す段階からパンチ604を押し込んだ段階を示す断面図であり、図8Dは、図8Cに示す段階からパンチ704をさらに押し込んで、パンチ604がダイ602に対して完全に押し込まれた状態を示す断面図である。
ハット型断面部品の製造装置600は、図5及び図6A〜図6Dに示されたハット型断面部品の製造装置500とは異なり、ブランクホルダ605及びパンチ604がダイ602及びパッド603の上方側に設けられている。ハット型断面部品の製造装置600では、ダイ602を固定するととともに、ブランクホルダ605もダイ602に素材金属板601を押し付けて移動しない状態で、パッド603及びパンチ604を移動させる(下降させる)ことによって湾曲部品501を形成する。なお、ハット型断面部品の製造装置600とハット型断面部品の製造装置500とでは、金型の相対的な動きは同じであり、どちらのハット型断面部品の製造装置500,600を用いても素材金属板601を湾曲部品501に成形することができる。
次に、素材金属板601をプレスした後に、即ち、湾曲部品501を成形した後に、湾曲部品501をハット型断面部品の製造装置500(金型)から取り出す工程について説明する。
ところで、図9A〜図9Cに示されるように、湾曲部品501をハット型断面部品の製造装置500(金型)から離型するには、図6Dの状態からパンチ504からダイ502を上方へ離して金型の間に隙間を空ける必要がある。この際、図9B及び図9Cに示されるように、パッド503とブランクホルダ505がそれぞれパッド加圧装置506とブランクホルダ加圧装置507により加圧されていると、湾曲部品501は、離型の際に、パッド503とブランクホルダ505とから互いに反対方向へ向けた加圧力を受けることになるため、この反対方向へ向けた加圧力によって図9Cに示されるように湾曲部品501が変形して潰れてしまう。
そこで、図10A〜図10Cに示されるように、素材金属板601を湾曲部品501に成形した後に、ブランクホルダ505がパンチ504と相対的に移動しないようにして、ブランクホルダ505が成形した湾曲部品をダイ502に押し付けないようにした状態で、ダイ502とパッド加圧装置506をブランクホルダ505から離す。すると、パッド加圧装置506がストロークエンドに伸びるまでパッド503は湾曲部品を加圧しているものの、パッド加圧装置506が一定以上の距離を移動してパッド加圧装置506がストロークエンドまで伸び切った後は、パッド503がパンチ504より離れる。これにより、湾曲部品501がパッド503とブランクホルダ505から同時に加圧を受けることなく、ダイ502およびパッド503と、ブランクホルダ505およびパンチ504とを離すことができ、湾曲部品501を変形させずに金型から取り出すことができる。
他の実施形態としては、図11A〜図11Cに示されるように、素材金属板を湾曲部品501に成形した後に、パッド503がダイ502と相対的に移動しないようにして、パッド503が成形した湾曲部品501をパンチ504に押し付けないようにする。この状態で、パッド503とダイ502を、ブランクホルダ505およびパンチ504から離すと、ブランクホルダ加圧装置507がストロークエンドまで伸びるまで、ブランクホルダ505は湾曲部品を加圧している。そして、ダイ502が一定以上の距離を移動してブランクホルダ加圧装置507がストロークエンドまで伸び切るとその後はブランクホルダ505がダイ502より離れる。これにより、湾曲部品501がパッド503とブランクホルダ505から同時に加圧を受けることなく、ダイ502およびパッド503と、ブランクホルダ505およびパンチ504を離すことができ、湾曲部品501を金型から取り出すことができる。
さらに他の実施形態としては、図示を省略するが、素材金属板を湾曲部品501に成形した後に、パッド503がブランクホルダ505と相対的に移動しないようにして、パッド503が成形した湾曲部品をパンチ504に押し付けないようにする。この状態で、パッド503とダイ502およびブランクホルダ505を、パンチ504から離すと、ブランクホルダ加圧装置507がストロークエンドまで伸びるまで、ブランクホルダ505は湾曲部品501を加圧している。そして、ダイ502が一定以上の距離を移動してブランクホルダ加圧装置507がストロークエンドまで伸び切るとその後はブランクホルダ505がダイ502より離れる。これにより、湾曲部品501がパッド503とブランクホルダ505から同時に加圧を受けることなく、ダイ502およびパッド503と、ブランクホルダ505およびパンチ504を離すことができ、湾曲部品501を金型から取り出すことができる。
このように、離型時における湾曲部品501の損傷を防止するためには、湾曲部品501がパッド503とブランクホルダ505から同時に加圧を受けることを防ぐことができる加圧制限装置をハット型断面部品の製造装置500に設ければよい。
以下、ハット型断面部品の製造装置500に設けられた加圧制限装置の具体的な構成について説明する。
(加圧制限装置の構成)
図12A〜図12Dに示された加圧制限装置508は、ブランクホルダ505に装着されてブランクホルダ505の型締め方向(上下方向)への動きを機械的に制限する図12Bに示されたホルダ側制限部508−1、もしくはブランクホルダ加圧装置507のストローク及び加圧力の少なくともいずれかを制御する図12Cに示された制御部508−2を含んで構成されている。離型時のブランクホルダ505のダイ502側への移動をホルダ側制限部508−1によって制御する、または、ブランクホルダ加圧装置507のストローク及び加圧力の少なくともいずれかを制御部508−2によって制御することにより、湾曲部品501がパッド503とブランクホルダ505から同時に加圧を受けることが防止されるようになっている。これにより、湾曲部品501の損傷が防止された状態で湾曲部品501を金型から取り出すことが可能となっている。
なお、湾曲部品501がパッド503とブランクホルダ505から同時に加圧を受けることが防止されるとは、製品として許容される変形の限度を超えて加圧されることを言うものである。
ホルダ側制限部508−1は、一例としてブランクホルダ505をパンチ504等に固定する固定具としてのボルトやピン等である。なお、当該ボルトやピンを手動で操作することによってブランクホルダ505をパンチ504等に固定してもよいし、ボルトやピンをアクチュエータを介して操作することによってブランクホルダ505をパンチ504に固定してもよい。また、制御部508−2は、一例としてブランクホルダ加圧装置507のガス圧又は油圧を調節する調圧弁を制御する、或いは、電動駆動装置を制御する。
図13A〜図13Dに示された加圧制限装置508は、パッド503に装着されてパッド503の型締め方向(上下方向)への動きを機械的に制限する図13Bに示されたパッド側制限部508−3、もしくはパッド加圧装置506のストローク及び加圧力の少なくともいずれかを制御する図13Cに示された制御部508−4を含んで構成されている。離型時のパッド503のパンチ504側への移動をパッド側制限部508−3によって制限する、または、パッド加圧装置506のストローク及び加圧力の少なくともいずれかを制御部508−4により制御することにより、湾曲部品501がパッド503とブランクホルダ505から同時に加圧を受けることが防止される。これにより、湾曲部品501の損傷が防止された状態で湾曲部品501を金型から取り出すことが可能となっている。パッド側制限部508−3は、一例としてパッド503をダイ502等に固定する固定具としてのボルトやピン等である。なお、当該ボルトやピンを手動で操作することによってパッド503をダイ502等に固定してもよいし、ボルトやピンをアクチュエータを介して操作することによってパッド503をダイ502に固定してもよい。また、制御部508−4は、一例としてパッド加圧装置506のガス圧又は油圧を調節する調圧弁を制御する、或いは、電動駆動装置を制御する。
なお、図13Eに示されるように、ブランクホルダ加圧装置507のストローク及び加圧力の少なくともいずれかを制御すると共に、パッド加圧装置506のストローク及び加圧力の少なくともいずれかを制御することによって、湾曲部品501がパッド503とブランクホルダ505から同時に加圧を受けることを防止してもよい。なお、上記制御を行うためには、ブランクホルダ加圧装置507及びパッド加圧装置506のストローク及び油圧等を検出するためのセンサを設ければよい。また、ダイ502及びパンチ504が成形後に型開きする前に、ブランクホルダ505又はパッド503を、ダイ502及びパンチ504の型開きストロークよりも大きく移動させることによって、湾曲部品501がパッド503とブランクホルダ505から同時に加圧を受けることを防止してもよい。
さらに、図14A〜図14Dに示された加圧制限装置508は、離型時にパンチ504とブランクホルダ505とを連結することによってパンチ504とブランクホルダ505との位置関係を固定する連結部としてのスぺーサブロック508−5と、スぺーサブロック508−5に挿入されたロックピン508−5a,508−5bと、を含んで構成されている。スぺーサブロック508−5は、湾曲部品501の成形途中には成形を阻害しない位置(原位置)に配置されている。そして、湾曲部品501の成形完了後に機械式,エアー式,油圧式,電動式等によりスペーサブロック508−5に挿入されたロックピン508−5a,508−5bを動かして、当該ロックピン508−5a,508−5bをパッド503及びブランクホルダ505にそれぞれ設けられた挿入孔に挿入する。これにより、離型中には、ブランクホルダ505の上昇とともにパッド503を押し上げることにより、湾曲部品501がパッド503とブランクホルダ505から同時に加圧を受けることが防止される。これにより、湾曲部品501の損傷が防止された状態で湾曲部品501を金型から取り出すことが可能となっている。なお、離型完了後には、ロックピン508−5a,508−5bがパッド503及びブランクホルダ505にそれぞれ設けられた図示しない挿入孔から抜け出して、スペーサブロック508−5が当初の原位置に復帰する。また、本実施形態では、パッド503の一部がダイ502の側方側に向けて延出されており、この延出された部分にロックピン508−5aが挿入されるようになっている。また、この延出された部分は、金型の外側に配置されている。なお、パッド503から延出された部分とスペーサブロック508−5とを連結一体化させ、ロックピン508−5bのみをブランクホルダ505に設けられた図示しない挿入孔に挿入させてもよい。または、ブランクホルダ505とスペーサブロック508−5とを連結一体化させ、ロックピン508−5aのみをパッド503から延出された部分に設けられた図示しない挿入孔に挿入させてもよい。
(本実施形態の作用並びに効果,各種パラメータの好適値等)
次に、本実施形態の作用並びに効果や各種パラメータの好適値等について説明する。
図12〜図14に示されるように、本実施形態では、前述の加圧制限装置508がハット型断面部品の製造装置500に設けられている。そのため、成形された湾曲部品501が、離型時にパッド503およびブランクホルダ505から同時に加圧されることが加圧制限装置508によって防止された状態で、湾曲部品501を金型(ブランクホルダ505、ダイ502、パンチ504及びパッド503)から取り出すことができる。
また、本実施形態では、図5〜図6Dに示されたハット型断面部品の製造装置500によって湾曲部品501の縦壁501a,501bを形成していく間に、素材金属板601における天板501cに成形される部分は、パッド503とパンチ504により加圧および挟持されている。そのため、加圧力が十分であれば、素材金属板601において天板501cに形成される部分は成形過程でその厚み方向に変形することができず、当該部分のしわの発生を抑制することができる。また、素材金属板601における外向きフランジ501d,501eに成形される部分もブランクホルダ505とダイ502とによって加圧および挟持されているので、加圧力が十分であれば、素材金属板601において外向きフランジ501d,501eに形成される部分はその厚み方向に変形することができず、当該部分のしわの発生を抑制することができる。
しかし、上記加圧力が不十分である場合には、素材金属板601のその厚み方向に変形を防止できず、素材金属板601における天板501cに成形される部分や外向きフランジ501d,501eに成形される部分にしわが発生してしまう。自動車車体の骨格を成す構造部材(例えばフロントサイドメンバ)で一般的に使用される板厚が0.8mm以上3.2mm以下で、さらに引張強度が200MPa以上1600MPa以下の鋼板を、図5〜図6Dに示されたハット型断面部品の製造装置500によって成形する場合には、上記加圧力は0.1MPa以上であることが望ましい。
図15Aには、湾曲部品501の縦壁501a,501bに生じる応力が示されている。また、図15B及び図15Cには、湾曲部品501の縦壁501a,501bに生じるせん断じわが示されている。
図15Aに示されるように、湾曲部品501の縦壁501a,501bの成形の前後では、素材金属板601における縦壁501a,501bに成形される部分が、せん断変形を主体とする変形を伴うことがわかる。せん断変形を主体とする変形を伴って湾曲部品501の縦壁501a,501bを成形することにより、縦壁501a,501bの板厚が素材金属板601の板厚に比して減少することが抑制される。これにより、縦壁501a,501bにしわや割れが発生することを抑制することができる。
また、縦壁501a,501bを成形していく間、素材金属板601において縦壁501a,501bに成形される部分は、剪断変形の最小主ひずみ方向に圧縮変形する。したがって、ダイ602とパンチ604とのクリアランスが大きくなると、図15Bおよび図15Cに示されるように、湾曲部品501の縦壁501a,501bに剪断じわWが発生する。この剪断じわWを抑制するためには、縦壁501a,501bの成形が成形される間、ダイ602とパンチ604とのクリアランスを小さくして、当該クリアランスを素材金属板601の板厚に近づけることが有効である。
図16A〜図16Dに示されるように、縦壁501a,501bと天板501cとの成す内角θは、成形時に金型の負角にならないように90°以上必要であるが、90°よりあまり大きいと成形初期のクリアランスが大きくなるので、90°以上でより90°に近い角度が有利である。また、自動車車体の骨格を成す構造部材で一般的に使用される、板厚:0.8mm以上3.2mm以下、引張強度:200MPa以上1600MPa以下の鋼板において縦壁501a,501bの高さが200mm以下の部品を成形する場合、天板501cと縦壁501a,501bとの成す内角が90°以上かつ92°以下であることが望ましく、また縦壁501a,501bの成形が完了した時点における、縦壁501a,501bに形成される部分でのダイ502とパンチ504とのクリアランスbは、素材金属板601の板厚の100%以上120%以下であることが望ましい。
次に、(1)縦壁501a,501bと天板501cとのなす角度、(2)金型クリアランス(一定のクリアランスbに対して板厚tを変更)、(3)パッド503に印加する圧力(パッド圧)、(4)ブランクホルダ505に印加する圧力(ホルダ圧)、(5)材料の引張強度、をパラメータとして、湾曲部品501に生じるしわの発生の有無の検証結果について説明する。
図17Aは、湾曲部品501を示す斜視図であり、図17Bは、図17Aの湾曲部品501を上方から見た平面図であり、図17Cは、図17Aの湾曲部品501の側面図であり、図17Dは、図17Cに示されたA−A線に沿って切断した湾曲部品501の断面を示す断面図である。また、図18は、金型の断面図である。
Figure 0006098727
また、上記表1における角度θは、図17Dに示されるように、縦壁501a,501bと天板501cとの成す内角θである。さらに、表1におけるクリアランスbは、図18に示されるように、パッド503とパンチ504との間、ダイ502とパンチ504との間、ダイ502とブランクホルダ505との間の隙間である。
表1における例1〜19はいずれも本実施形態の一例であって、表1における「若干発生」とは、許容される程度のしわが発生したことを示し、(1)No.1〜5は縦壁501a,501bと天板501cとのなす角度を変更した場合の事例であり、(2)No.6〜9は金型クリアランス、より詳細には一定のクリアランスbに対して板厚tを変更した場合の事例であり、(3)No.10〜13はパッド503に印加する圧力(パッド圧)を変更した場合の事例であり、(4)No.14〜16はブランクホルダ505に印加する圧力(ホルダ圧)変更した場合の事例であり、(5)No.17〜19は材料の引張強度を変更した場合の事例である。各々例において製造した湾曲部品にしわの発生の有無を検証した。
上記表に示されるように、検証を行ったパラメータの範囲においては、製品として許容されないしわが湾曲部品501に生じていないことがわかる。
(ハット型断面部品の変形例)
次に、ハット型断面部品の製造装置500のブランクホルダ505、ダイ502、パンチ504及びパッド503の設定(形状等)を変更することによって成形されたハット型断面部品について説明する。
図19A〜図19Dに示されたハット型断面部品としての湾曲部品100は、平面視において略S字形状に湾曲していると共に側面視では湾曲していないことに特徴がある。この湾曲部品100は、天板102と、天板102の稜線102a,102bに沿って互いに平行に延設された縦壁104,106と、縦壁104,106の先端に形成された外向きフランジ108a,108bと、を含んで構成されている。
図19Bに示されるように、天板102は、図19Bの紙面に平行な平面内で略S字状に湾曲した平板より成り、外向きフランジ108a,108bは、天板102に対して略平行に延設され、略S字状に湾曲した平板から成る。さらに、縦壁104,106は、当該縦壁104,106の厚み方向に略S字状に湾曲されていると共に互いに平行に配置された湾曲板からなる。
図20A〜図20Dに示されるように、ハット形断面部品としての湾曲部品110は、平面視において略S字形状に湾曲していると共に側面視においても略S字状に湾曲していることに特徴がある。この湾曲部品110は、天板112と、天板112の稜線112a,112bに沿って互いに平行に延設された縦壁114,116と、縦壁114,116の先端に形成された外向きフランジ118a,118bと、を含んで構成されている。また、天板112は、当該天板112の厚み方向に略S字状に湾曲された湾曲板から成る。外向きフランジ118a,118bは、天板112に対して略平行に延設され、天板112と同様に、フランジ118a,118bの厚み方向に略S字状に湾曲された湾曲板から成る。縦壁114,116もまた、当該縦壁114,116の厚み方向に略S字状に湾曲された湾曲板からなる。
図21A〜図21Dに示されるように、ハット形断面部品としての湾曲部品120は、側面視で長手方向の中間部が弧状に湾曲されていることに特徴がある。この湾曲部品120は、天板122と、天板122の稜線122a,122bに沿って互いに平行に延設された縦壁124,126と、縦壁124,126の先端に成形された外向きフランジ128a,128bと、を含んで構成されている。
天板122は、当該天板122の厚み方向に湾曲された湾曲板から成り、外向きフランジ128a,128bは、天板122に対して略平行に延設された湾曲板から成る。さらに、縦壁124,126は、図21Cの紙面に平行な平板より成る。
図22A〜図22Dに示されるように、ハット形断面部品としての湾曲部品130は、側面視で図21A〜図21Dの湾曲部品120とは反対に湾曲されていることに特徴がある。この湾曲部品130は、天板132と、天板132の稜線132a,132bに沿って互いに平行に延設された縦壁134,136と、縦壁134,136の先端に成形された外向きフランジ138a,138bと、を含んで構成されている。天板132は、当該天板132の厚み方向に湾曲された湾曲板より成り、外向きフランジ138a,138bは、天板132に対して略平行に延設された湾曲板より成る。縦壁134,136は、図22Cの紙面に平行な平板より成る。
図23A〜図23Dに示されるように、ハット形断面部品としての湾曲部品140は、天板142と、天板142の稜線142a,142bに沿って互いに平行に延設された縦壁144,146と、縦壁144,146の先端に成形された外向きフランジ148a,148bと、を含んで構成されている。天板142は、当該天板142の厚み方向に略S字状に湾曲された湾曲板から成る。外向きフランジ148a,148bは、天板142に対して略平行に延設された略S字状の湾曲板から成る。縦壁144,146もまた、当該縦壁144,146の厚み方向に略S字状に湾曲された湾曲板より成る。そして、本湾曲部品140では、フランジ148a,148bが縦壁144,146の全長に亘っては延設されていない。つまり、縦壁144,146はフランジ148a,148bを有していない部分を含んでいる。図23A〜図23Dでは、フランジ148a,148bの長さは湾曲部品140の一方の端部から縦壁144,146の下縁部沿いに縦壁144,146の長さよりも短い長さとされている。さらに、フランジ148aはフランジ148bよりも長い寸法とされている。
図24A〜図24Dに示されるように、ハット型断面部品としての湾曲部品150は、側面視で略S字形に湾曲されていると共に平面視でその長手方向一方側に向かうにつれて次第に幅広となっていることに特徴がある。この湾曲部品150は、天板152と、天板152の稜線152a,152bに沿って互いに平行に延設された縦壁154,156と、縦壁154,156の先端に形成されたフランジ158a,158bと、を含んで構成されている。天板152は、当該天板152の厚み方向に略S字状に湾曲された湾曲板より成る。フランジ158a,158bは、天板152と略平行に延設された湾曲板より成る。縦壁154,156の各々は、図24Cに示されるように側面視で略S字状に湾曲する平板より成る。また、天板152の幅は、湾曲部品150の一方側の端部に向かうにつれて次第に拡幅している。さらに、縦壁154と縦壁156とは、湾曲部品150の一方側の端部に向かうにつれて次第に離間している。
図25Dに示されたハット型断面部品としての湾曲部品70は、素材金属板に予加工が施されることによって形成された予加工金属板がプレス加工された後トリミング加工が施されることによって形成されていることに特徴がある。
図25Aに示された矩形状の素材金属板72に、図25Bに示された複数の凸状部74が形成されることによって予加工金属板72−1が形成される。次いで、前述のハット型断面部品の製造装置500(図5参照)によって予加工金属板72−1にプレス加工が施されることによって、図25Cに示されるように、製品として不要な部分を含む湾曲部品70−1が形成される。そして、湾曲部品70−1の不要部分がトリミングされることによって図25Dに示された湾曲部品70が形成される。
ここで、図25Cに示されるように、凸状部74を有した予加工金属板72−1をハット型断面部品の製造装置500(図5参照)によって成形する際に、パッド503によって天板部分をパンチ504に押し付けるので、予加工した凸状部74が変形してしまうことが考えられる。このため、パッド503とパンチ504の各々に凸状部74に相当する形状を設けて、凸状部74を変形させずに加圧および挟持できるようにすることが好ましい。
なお、上記おいては、ハット型断面部品の製造装置500(図5参照)を用いて湾曲部品501等の湾曲したハット型断面部品を成形した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、長手方向に沿って一定の断面とされていると共に側面視及び平面視で湾曲していないハット型断面部品を前述のハット型断面部品の製造装置500によって成形することもできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
また、2013年9月24日に出願された日本国特許出願2013−197282号の開示は、その全体が参照により本明細書に取り込まれる。

Claims (3)

  1. 金属板の両側部分を加圧する成形面を有すると共に開口を有するダイと、
    前記ダイの開口と対向配置されると共に型締時に前記開口内へ配置され、前記金属板の中央部分を加圧する成形面を有するパンチと、
    前記ダイに形成された開口内に配置され、型締時に前記金属板の中央部分を前記パンチとの間に加圧挟持する成形面が前記パンチの成形面と対応する成形面とされたパッドと、
    前記ダイと対向配置され、型締時に前記金属板の両側部分を前記ダイとの間に加圧挟持する成形面が前記ダイの成形面と対応する成形面とされたホルダと、
    成形された断面ハット形状のハット型断面部品が離型時に前記パッドと前記ホルダとの間で加圧されることを制限する加圧制限装置と、
    を備え、
    該加圧制限装置は、前記開口内に配置された前記パンチと前記ダイとを離す際に前記パンチに対する前記ホルダの前記ダイ側への相対移動を制限するハット型断面部品の製造装置。
  2. 金属板の両側部分を加圧する成形面を有すると共に開口を有するダイと、
    前記ダイの開口と対向配置されると共に型締時に前記開口内へ配置され、前記金属板の中央部分を加圧する成形面を有するパンチと、
    前記ダイに形成された開口内に配置され、型締時に前記金属板の中央部分を前記パンチとの間に加圧挟持する成形面が前記パンチの成形面と対応する成形面とされたパッドと、
    前記ダイと対向配置され、型締時に前記金属板の両側部分を前記ダイとの間に加圧挟持する成形面が前記ダイの成形面と対応する成形面とされたホルダと、
    成形された断面ハット形状のハット型断面部品が離型時に前記パッドと前記ホルダとの間で加圧されることを制限する加圧制限装置と、
    を備え、
    該加圧制限装置は、前記パッドと前記ホルダとを連結することによって前記パッドと前記ホルダとの位置関係を固定する連結部を含んで構成されているハット型断面部品の製造装置。
  3. 金属板の両側部分を加圧する成形面を有すると共に開口を有するダイと、
    前記ダイの開口と対向配置されると共に型締時に前記開口内へ配置され、前記金属板の中央部分を加圧する成形面を有するパンチと、
    前記ダイに形成された開口内に配置され、型締時に前記金属板の中央部分を前記パンチとの間に加圧挟持する成形面が前記パンチの成形面と対応する成形面とされたパッドと、
    前記ダイと対向配置され、型締時に前記金属板の両側部分を前記ダイとの間に加圧挟持する成形面が前記ダイの成形面と対応する成形面とされたホルダと、
    成形された断面ハット形状のハット型断面部品が離型時に前記パッドと前記ホルダとの間で加圧されることを制限する加圧制限装置と、
    を備え、
    該加圧制限装置は、離型時に前記ホルダの前記ダイ側への移動を制限するホルダ側制限部で構成され、該ホルダ側制限部は、前記ホルダを前記パンチに固定する固定具であるハット型断面部品の製造装置。
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