JP6096620B2 - 農作業機の姿勢制御装置 - Google Patents

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本発明は、トラクタ等の作業車両に牽引されたロータリ耕耘機等の対地作業機の姿勢を制御するための装置に係り、より詳しくは、ロータリ耕耘機の左右傾斜等を自動制御する農作業機の姿勢制御装置に関するものである。
対地作業機としてのロータリ耕耘機は、圃場の耕盤を水平に形成するため、作業車両に対して左右傾斜可能に連結されている。作業車両の左右傾動を検出して、前記ロータリ耕耘機の左右傾斜角度が水平になるように、ロータリ耕耘機の左右傾斜を制御する水平自動制御を行い、耕耘作業を実行していた(例えば、特許文献1) 。
特開2008−187982号公報
前記従来技術では、ロータリ耕耘機の左右傾斜角度を制御する油圧ローリングシリンダと、油圧ローリングシリンダを作動制御する油圧ローリングバルブを備え、対地水平センサの検出結果に基づいて油圧ローリングバルブを切換え、前記ロータリ耕耘機の左右傾斜角度を水平に維持する水平自動制御を行う。また、油圧ローリングシリンダのピストンロッドの進出動作と退入動作を均等に保つためのチェックバルブと油圧絞り弁を備え、油圧ローリングバルブにそれらのチェックバルブと油圧絞り弁を設けるから、仕様が異なる複数の機種毎に、各仕様に応じて性能が最適化された油圧ローリングバルブを特別に構成する必要があり、水平自動制御構造の簡略化または製造コストの低減などを容易に達成できない等の問題がある。
そこで、本願発明は、これらの現状を検討して改善を施した農作業機の姿勢制御装置を提供しようとするものである。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明の農作業機の姿勢制御装置は、前車輪及び後車輪にて走行自在に支持された作業車両に、リンク機構を介して対地作業機を昇降可能に装着すると共に、前記対地作業機を水平制御する油圧ローリングシリンダと、前記対地作業機の左右傾斜を検出するローリングセンサを備えてなる農作業機の姿勢制御装置において、前記ローリングシリンダのシリンダヘッドにチェックバルブと油圧絞り弁を設けたものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の農作業機の姿勢制御装置において、前記ローリングシリンダのシリンダヘッドに、前記チェックバルブ及び油圧絞り弁を内蔵させると共に、前記ローリングシリンダのピストンロッドが配置されるロッド側シリンダ室に圧油を出入させるロッド側ポートを備え、前記ローリングシリンダのシリンダヘッドに前記ロッド側ポートを設けたものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の農作業機の姿勢制御装置において、作業車両のリフトアームに前記ローリングシリンダを連結させ、前記リンク機構に向けて前記ローリングシリンダのピストンロッドを下向きに突出させると共に、前記ローリングシリンダのピストンロッドが配置されるロッド側シリンダ室に圧油を出入させるロッド側ポートと、前記ローリングシリンダのボトム側シリンダ室に圧油を出入させるボトム側ポートを、前記ローリングシリンダのシリンダヘッドに配置させる一方、前記ロッド側シリンダ室に油路パイプの一端側を連通させ、前記シリンダヘッドに内設される前記チェックバルブと油圧絞り弁に、前記油路パイプの他端側を連通させるように構成したものである。
請求項1に係る発明によれば、前車輪及び後車輪にて走行自在に支持された作業車両に、リンク機構を介して対地作業機を昇降可能に装着すると共に、前記対地作業機を水平制御する油圧ローリングシリンダと、前記対地作業機の左右傾斜を検出するローリングセンサを備えてなる農作業機の姿勢制御装置において、前記ローリングシリンダのシリンダヘッドにチェックバルブと油圧絞り弁を設けたものであるから、前記ローリングシリンダ毎に、前記チェックバルブと油圧絞り弁の性能を確保できる。油路構造を低コストに構成できる。前記対地作業機の自然降下をシリンダ仕組みで保障できる。仕様が異なる複数の機種毎に、各仕様に応じて性能が最適化された油圧ローリングバルブを特別に構成する必要がなく、水平自動制御構造の簡略化または製造コストの低減などを容易に達成できる。
請求項2に係る発明によれば、前記ローリングシリンダのシリンダヘッドに、前記チェックバルブ及び油圧絞り弁を内蔵させると共に、前記ローリングシリンダのピストンロッドが配置されるロッド側シリンダ室に圧油を出入させるロッド側ポートを備え、前記ローリングシリンダのシリンダヘッドに前記ロッド側ポートを設けたものであるから、前記ローリングシリンダの外観形状をシンプルに形成できるものでありながら、前記ローリングシリンダ毎に、前記チェックバルブと油圧絞り弁の性能を確保できる。
請求項3に係る発明によれば、作業車両のリフトアームに前記ローリングシリンダを連結させ、前記リンク機構に向けて前記ローリングシリンダのピストンロッドを下向きに突出させると共に、前記ローリングシリンダのピストンロッドが配置されるロッド側シリンダ室に圧油を出入させるロッド側ポートと、前記ローリングシリンダのボトム側シリンダ室に圧油を出入させるボトム側ポートを、前記ローリングシリンダのシリンダヘッドに配置させる一方、前記ロッド側シリンダ室に油路パイプの一端側を連通させ、前記シリンダヘッドに内設される前記チェックバルブと油圧絞り弁に、前記油路パイプの他端側を連通させるように構成したものであるから、前記ローリングシリンダの外観形状をシンプルに形成できるものでありながら、前記ローリングシリンダ毎に、前記チェックバルブと油圧絞り弁の性能を確保できる。特に、前記ローリングシリンダからピストンロッドを下向きに突出させる構造では、前記ローリングシリンダ上端側のシリンダヘッド側に集中させて油圧ホースを配管でき、作業車両のリフトアーム側の高位置に油圧ホースを簡単に支持できる。
第1実施形態を示す農用トラクタの側面図である。 同平面図である。 作業機用昇降機構の左側面図である。 同右側面図である。 同平面図である。 油圧ローリングシリンダの断面図である。 油圧ローリングシリンダの拡大断面図である。 油圧ローリングシリンダの部分断面図である。 油圧回路である。 姿勢制御回路図である。 図10のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は農用トラクタ及びロータリ耕耘機の側面図、図2は同平面図である。なお、以下の説明では、走行機体1の前進方向に向かって左側を単に左側と称し、同じく前進方向に向かって右側を単に右側と称する。図1、図2に示す如く、作業車両としてのトラクタ1における走行機体2は左右一対の前車輪3と左右一対の後車輪4とで支持されている。走行機体2の前部に搭載したディーゼルエンジン5にて後車輪4及び前車輪3を駆動して、トラクタ1は前進走行または後進走行する。ディーゼルエンジン5の上方側は、開閉可能なボンネット6にて覆われる。また、走行機体2の上面のうちボンネット6の後方には運転部7が設置される。オペレータが座乗する操縦座席8と、前車輪3を操向操作する操縦ハンドル9とが運転部7に設置されている。また、運転部7には、オペレータが搭乗する搭乗ステップ10が設けられている。オペレータが乗降する乗降ステップ11を、搭乗ステップ10の左側に設けている。
また、図1〜図4に示す如く、前記走行機体2は、前バンパ12及び前車軸ケース13を有するエンジンフレーム14と、ディーゼルエンジン5の後部に固定するクラッチハウジング15と、ミッションケース16により構成される。ディーゼルエンジン5の回転をミッションケース16にて変速して、後車輪4または前車輪3に伝達する。加えて、ミッションケース16の左右側面から外向きに後車軸ケース17を突出させ、後車軸ケース17に後車輪4を取付ける。後車軸ケース17にロプスフレーム18を立設させると共に、ミッションケース16前部上面の操縦座席8とロプスフレーム18の間に燃料タンク19を搭載する。
さらに、図1〜図5に示す如く、ミッションケース16の後部上面には、対地作業機としてのロータリ耕耘機24を昇降動するための油圧昇降機構20が搭載される。ミッションケース16の後部に、一対の左右ロワーリンク21及びトップリンク22からなる3点リンク機構23を設け、3点リンク機構23を介してミッションケース16にロータリ耕耘機24を昇降可能に装着させる。左右ロワーリンク21の前端側は、ミッションケース16の後部の左右側面にロワーリンクピン25を介して回動可能に連結している。トップリンク22の前端側は、油圧昇降機構20の後部のトップリンクヒッチ26にトップリンクピン27を介して連結している。さらに、ロータリ耕耘機24にPTO駆動力を伝達するPTO軸28を備え、ミッションケース16の後側面から後向きに突出するようにPTO軸28を設けている。
加えて、油圧昇降機構20には、1対の左右リフトアーム29が設置されている。進行方向に向かって左側のロワーリンク21とリフトアーム29とが、左リフトロッド30を介して連結されている。油圧昇降機構20にて左右リフトアーム29を昇降駆動して、ロータリ耕耘機24を昇降動させるように構成している。また、進行方向に向かって右側のロワーリンク21とリフトアーム29とは、右リフトロッドを形成する複動形の油圧ローリングシリンダ32及びピストンロッド33を介して連結されている。油圧ローリングシリンダ32を作動制御して、ロータリ耕耘機24の左右傾斜角度を調節して水平に支持するように構成している。
図1、図2に示す如く、ロータリ耕耘機24は、横長筒状のメインビーム36と、メインビーム36の左右側端部にそれぞれ上端側が連結されたチェンケース37及び軸受板38と、チェンケース37及び軸受板38の下端側に左右両端部が回転自在に軸支された耕耘爪軸39と、耕耘爪軸39に放射状にて着脱可能に取付く複数の耕耘爪40と、耕耘爪40の回転軌跡の上方を覆うように配置された耕耘上面カバー41と、耕耘爪40の回転軌跡の左右側方を覆うように配置された左右耕耘サイドカバー42と、耕耘爪40の回転軌跡の後方を覆うように配置された耕耘リヤカバー43と、メインビーム36に前端側が取付けられて後方に長く伸びる耕深調節フレーム44等を有する。PTO軸23からの動力が耕耘爪軸39に伝えられ、耕耘爪40を反時計方向に回転させて、圃場の耕土を耕起すると共に、耕耘爪40から耕耘リヤカバー43の後方に排出される耕土量が制限され、耕土表面が耕耘リヤカバー43にて均平に均される。なお、耕深調節ハンドル45の手動操作にて、ロータリ耕耘機24の対地姿勢を、前傾姿勢または後傾姿勢に変化させて、耕耘爪40による耕耘深さを変更可能に構成している。
また、図1及び図2に示す如く、操縦ハンドル9が配置される操縦コラム60を備え、操縦コラム60の右側下方に左右ブレーキペダル61が配置される。また、操縦コラム60の左側下方に走行クラッチペダル62が配置される。操縦座席8の右側方には、作業機昇降レバー63と、走行主変速レバー64が配置される。操縦座席8の左方には、走行副変速レバー65が配置される。操縦座席8の右側前方には、左右後車輪4の差動駆動をロックするデフロックペダル66が配置される。操縦座席8の後方側で、油圧昇降機構20の上面側には、走行機体2の左右傾動を検出する振り子構造のローリングセンサ67が配置される。
次いで、図6〜図9を参照して、油圧ローリングシリンダ32と油圧回路の構造を説明する。図9に示す如く、油圧昇降機構20は、左右リフトアーム29を昇降駆動する昇降シリンダ71と、昇降シリンダ71を作動制御する昇降バルブ81を備える。作業機昇降レバー63の操作にて昇降バルブ81を切換えて、昇降シリンダ71を作動させ、ロータリ耕耘機24を昇降動させるように構成している。また、ローリングシリンダ32を作動制御する電磁式の油圧ローリングバルブ181を備える。ローリングバルブ181は、左傾ソレノイド182と右傾ソレノイド183を有する。ローリングセンサ67の検出結果に基づき、左傾ソレノイド182または右傾ソレノイド183を励磁して、ローリングバルブ181を切換え、ローリングシリンダ32を作動し、ロータリ耕耘機24を対地水平に支持するように構成している。
さらに、図9に示す如く、ディーゼルエンジン5にて駆動される油圧ポンプ184に、分流弁185を介して、昇降バルブ81と、ローリングバルブ181を油圧接続させる。加えて、ローリングシリンダ32のロッド側シリンダ室186とボトム側シリンダ室187に油路188,189を介してローリングバルブ181を油圧接続させると共に、ローリングバルブ181とロッド側シリンダ室186間の油路188に、並列に設けるチェックバルブ190と油圧絞り弁191を組込み、チェックバルブ190と油圧絞り弁191にて油路188の油圧流量を調節して、ピストンロッド33が下向きに設けられたローリングシリンダ32の往動と復動の性能を最適化するように構成している。
一方、図4、図6〜図8に示す如く、リフトアーム29にリフトピン192を介してローリングシリンダ32の吊下げ部193を連結させ、ロワーリンク21(リンク機構23)に向けてローリングシリンダ32のピストンロッド33を下向きに突出させる。ローリングシリンダ32のシリンダチューブ194にピストン本体195を摺動可能に内挿させ、ピストン本体195の一側にピストンロッド33の一端側(上端側)を締結固定させる。シリンダチューブ194内部に、ピストン本体195を介して、ロッド側シリンダ室196とボトム側シリンダ室197を形成している。
また、ローリングシリンダ32のシリンダヘッド223に吊下げ部193を一体的に固着すると共に、ロッド側シリンダ室196に圧油を出入させるロッド側ポート221と、ボトム側シリンダ室197に圧油を出入させるボトム側ポート222を、シリンダヘッド223に配置させる。ロッド側ポート221とボトム側ポート222に、油圧ホースジョイント体224,225をそれぞれ設け、油圧ローリングバルブ181の各油路188,189に各油圧ホースジョイント体224,225をそれぞれ接続させる。
さらに、ロッド側シリンダ室196のシリンダポート体226に油路パイプ227の一端側を連結させ、ロッド側シリンダ室196に油路パイプ227の一端側を連通させる。一方、シリンダヘッド223に油路パイプ227の他端側を連結させると共に、シリンダヘッド223に、プラグ228を介して圧力調整弁体229を内設する。圧力調整弁体229にて、チェックバルブ190と、チェックバルブ190に開設する油圧絞り弁191を形成する。チェックバルブ190の背圧側に、連絡油路230を介して油路パイプ227の他端側を連通させ、油圧ポンプ184の圧油を、油圧ローリングバルブ181とチェックバルブ190を介して、ロッド側シリンダ室186に供給させる一方、ロッド側シリンダ室の圧油を、油圧絞り弁191と油圧ローリングバルブ181を介して、作動油タンクであるミッションケース16に戻すように構成している。
次いで、図10に示す如く、マイクロコンピュータにて形成する姿勢制御コントローラ234を備える。ロータリ耕耘機24の対地傾斜角度を設定する傾斜設定ダイヤル235と、トラクタの移動速度を検出する車速センサ236と、PTO軸28の回転速度を検出するPTO回転センサ237と、リフトアームの昇降角度を検出するリフト角センサ238と、前記ローリングセンサ67を、姿勢制御コントローラ234に入力接続させる。一方、左傾ソレノイド182と右傾ソレノイド183を、姿勢制御コントローラ234に出力接続させる。
そして、図11のフローチャートに示す如く、ローリングセンサ67が検出する傾斜角を読み込むと共に、傾斜設定ダイヤル235値と、車速センサ236値と、PTO回転センサ237値と、リフト角センサ238値を読み込む。傾斜設定ダイヤル235値と、車速センサ236値と、PTO回転センサ237値と、リフト角センサ238値に基づき、ロータリ耕耘機24の対地傾斜角度を演算し、ロータリ耕耘機24の対地傾斜角度が傾斜設定ダイヤル235値と一致しないとき、ロータリ耕耘機24の左傾または右傾を判断して、左傾ソレノイド182または右傾ソレノイド183を励磁し、油圧ローリングバルブ181を切換え、ロータリ耕耘機24の対地傾斜角度(左右傾斜角度)を修正する。
図1、図5〜図9に示す如く、前車輪3及び後車輪4にて走行自在に支持された作業車両としてのトラクタ1に、リンク機構23を介して対地作業機としてのロータリ耕耘機24を昇降可能に装着すると共に、ロータリ耕耘機24を水平制御する油圧ローリングシリンダ32と、ロータリ耕耘機の左右傾斜を検出するローリングセンサ67を備えてなる農作業機の姿勢制御装置において、ローリングシリンダ32のシリンダヘッド223にチェックバルブ190と油圧絞り弁191を設けている。したがって、ローリングシリンダ32毎に、チェックバルブ190と油圧絞り弁191の性能を確保できる。油路構造を低コストに構成できる。ロータリ耕耘機24の自然降下をシリンダ仕組みで保障できる。仕様が異なる複数の機種毎に、各仕様に応じて性能が最適化された油圧ローリングバルブ181を特別に構成する必要がなく、水平自動制御構造の簡略化または製造コストの低減などを容易に達成できる。
図5〜図9に示す如く、ローリングシリンダ32のシリンダヘッド223に、チェックバルブ190及び油圧絞り弁191を内蔵させると共に、ローリングシリンダ32のピストンロッド33が配置されるロッド側シリンダ室196に圧油を出入させるロッド側ポート221を備え、ローリングシリンダ32のシリンダヘッド223にロッド側ポート221を設けている。したがって、ローリングシリンダ32の外観形状をシンプルに形成できるものでありながら、ローリングシリンダ32毎に、チェックバルブ190と油圧絞り弁191の性能を確保できる。
図5〜図9に示す如く、トラクタ1のリフトアーム29にローリングシリンダ32を連結させ、リンク機構23に向けて前記ローリングシリンダ32のピストンロッド33を下向きに突出させると共に、ローリングシリンダ32のピストンロッド33が配置されるロッド側シリンダ室196に圧油を出入させるロッド側ポート221と、ローリングシリンダ32のボトム側シリンダ室197に圧油を出入させるボトム側ポート222を、ローリングシリンダ32のシリンダヘッド223に配置させる一方、ロッド側シリンダ室196に油路パイプ227の一端側を連通させ、シリンダヘッド223に内設される前記チェックバルブ190と油圧絞り弁191に、油路パイプ227の他端側を連通させるように構成している。したがって、ローリングシリンダ32の外観形状をシンプルに形成できるものでありながら、ローリングシリンダ32毎に、チェックバルブ190と油圧絞り弁191の性能を確保できる。特に、ローリングシリンダ32からピストンロッド33を下向きに突出させる構造では、ローリングシリンダ32上端側のシリンダヘッド223側に集中させて油圧ホースを配管でき、トラクタ1のリフトアーム29側の高位置に油圧ホースを簡単に支持できる。
1 トラクタ(作業車両)
3 前車輪
4 後車輪
23 3点リンク機構
24 ロータリ耕耘機(対地作業機)
32 ローリングシリンダ
33 ピストンロッド
67 ローリングセンサ
181 油圧ローリングバルブ
190 チェックバルブ
191 油圧絞り弁
196 ロッド側シリンダ室
197 ボトム側シリンダ室
221 ロッド側ポート
222 ボトム側ポート
223 シリンダヘッド
227 油路パイプ

Claims (3)

  1. 前車輪及び後車輪にて走行自在に支持された作業車両に、リンク機構を介して対地作業機を昇降可能に装着すると共に、前記対地作業機を水平制御する油圧ローリングシリンダと、前記対地作業機の左右傾斜を検出するローリングセンサを備えてなる農作業機の姿勢制御装置において、
    前記ローリングシリンダのシリンダヘッドにチェックバルブと油圧絞り弁を設けたことを特徴とする農作業機の姿勢制御装置。
  2. 前記ローリングシリンダのシリンダヘッドに、前記チェックバルブ及び油圧絞り弁を内蔵させると共に、前記ローリングシリンダのピストンロッドが配置されるロッド側シリンダ室に圧油を出入させるロッド側ポートを備え、前記ローリングシリンダのシリンダヘッドに前記ロッド側ポートを設けたことを特徴とする請求項1に記載の農作業機の姿勢制御装置。
  3. 作業車両のリフトアームに前記ローリングシリンダを連結させ、前記リンク機構に向けて前記ローリングシリンダのピストンロッドを下向きに突出させると共に、前記ローリングシリンダのピストンロッドが配置されるロッド側シリンダ室に圧油を出入させるロッド側ポートと、前記ローリングシリンダのボトム側シリンダ室に圧油を出入させるボトム側ポートを、前記ローリングシリンダのシリンダヘッドに配置させる一方、前記ロッド側シリンダ室に油路パイプの一端側を連通させ、前記シリンダヘッドに内設される前記チェックバルブと油圧絞り弁に、前記油路パイプの他端側を連通させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の農作業機の姿勢制御装置。
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