JP6096322B2 - パネルを支持体に締め付けるためのクリップ、および結果として得られるアセンブリ - Google Patents

Description

本発明は、一般に、たとえばパネルを支持体に締め付けるためのファスナクリップに関する。

このタイプのファスナクリップは、特に、装飾的なカバーまたは「トリム」パネルを車両の内部構造に締め付けるために自動車産業で使用される。また、これらのファスナクリップは、パネルまたは任意の他の要素を支持体に締め付けるために任意の他の技術分野で使用され得る。

欧州特許第２１７５１４６号明細書は、オリフィスが設けられる固定脚を含むパネルを、オリフィスが設けられる支持体に締め付けるためのこのようなファスナクリップを記載している。ファスナクリップは、第１の弾性変形可能なフラップがその分岐の間に設けられるＵ字形状中空本体がそこから延在するＯ字形状を有するヘッドを含み、フラップは、Ｕ字形状の開口の第１の側に配置され、２つの第２の弾性変形可能なフラップが、Ｕ字形状の開口の第２の側に配置される。第１および第２のフラップは、Ｕ字形状の基部をファスナクリップのヘッドに接続する。第１のフラップには、Ｕ字形状内に挿入される固定脚のオリフィスに受け入れられ、かつパネルをファスナクリップにロックするための内側フックが設けられる。中空本体の中への固定脚のこの挿入中に、第１のフラップは、オリフィスに受け入れられ固定脚をクリップにロックするために、内側に向かって弛緩する前に中空本体の外側に向かって弾性変形される。第１および第２のフラップのそれぞれには、本体が挿入されるオリフィスの周縁部に、支持体の下に当たるための外側フックが設けられる。支持体オリフィス内へのファスナクリップのこの挿入中に、第１および第２のフラップは、ヘッドと外側フックとの間に支持体をロックするために、本体の内側に向かって弾性変形されてから外側に向かって弛緩する。

欧州特許第２１７５１４６号明細書

本発明の目的は、適度な組立力で適切な場所に設置することが容易であり、効果的な締め付けが確保できる、代替のファスナクリップを提案することである。

このために、本発明は、支持体のオリフィスに収容されることになり、支持体に締め付けるためのパネルの固定脚を受け入れることになる中空本体によって延長されるヘッドを有するファスナクリップにして、本体は、第１および第２の弾性変形可能なフラップを有するファスナクリップであって、本体は、Ｕ字形状の内側の方へ前記分岐の輪郭から離れて変形されるのに適した第１および第２のフラップを収容する凹部を含む分岐を備えるＵ字形状を有し、第１および第２のフラップのそれぞれには、固定脚をＵ字形状にロックする目的でＵ字形状の内側に突出する少なくとも１つの内側フックと、外側フックとヘッドとの間に支持体をロックする目的でＵ字形状の外側に突出する外側フックとが設けられることを特徴とする、ファスナクリップを提供する。

本発明が基礎とする考えは、最初にパネルをファスナクリップに、次にファスナクリップを支持体に締め付ける機能を第１および第２のフラップに集中させることである。また、本発明が基礎とする考えは、フラップによって行われる締め付け機能によって影響されることなく、フラップを、組立中に案内を行うように十分作用し得る分岐に対して離して置くことができるようにすることである。

本発明の装置は、次の特徴を有し得ることが有利である：
第１および第２のフラップのそれぞれには、Ｕ字形状の基部に固定される第１の端部と、ヘッドの方へ方向付けられる屈曲自在な第２の端部とが設けられる。したがって、フラップは、自由に屈曲することができ、それによって、ファスナクリップ内へのパネルの挿入、および支持体内へのファスナクリップの挿入を容易にし、
内側フックは、Ｕ字形状の中央面において互いからオフセットされ、それらのそれぞれが中央面を横切る状態で静止して重なり合うように配置され、
第１および第２のフラップのそれぞれには、他方の第２または第１のフラップに向かってそれぞれ面するセットバックが設けられ、第１および第２のフラップが互いに対して弾性変形される場合に、他方のフラップの内側フックを受け入れるように他方のフラップの内側フックがそれぞれ位置合わせされ、
第２のフラップは、第２のフラップの第２の内側フックの間の隙間に少なくとも面して配置される第２の内側フックを含み、
外側フックは、Ｕ字形状の基部に近づくと互いに向かって収束するように傾斜する外側摺動面によってそれらを担持する第１および第２のフラップに接続され、内側フックは、Ｕ字形状の基部に近づくと互いに向かって収束するように傾斜する内側摺動面を介してそれらを担持する第１および第２のフラップに接続され、
ヘッドは、Ｕ字形状の分岐の端部のどちらの側にも延在する２つの互いに交わりを持たないリムによって形成され、各リムは、Ｃ字形状凹部を有し、
各内側フックは、Ｕ字形状の基部に向かって面し、かつＵ字形状の基部のそばにＵ字形状の中央面Ａと角度αを形成する肩部を画定し、その角度αは９０°よりも大きく、
Ｕ字形状の基部は、分岐の間で相対的な屈曲を促す可撓性オリフィスによって互いから分離される２つのクロスメンバによって形成される。

また、本発明は、固定脚が設けられるパネルと、オリフィスが設けられる支持体とを備えるアセンブリを提供し、そのパネルおよび支持体は、上記に説明したファスナクリップによって一緒に組み立てられ、Ｕ字形状の分岐は、ファスナクリップをオリフィスにおいて横方向に保持するためにオリフィスの縁部と接触しており、固定脚は、内側フックの同時作用によってファスナクリップにロックされ、ファスナクリップは、外側フックの同時作用によってオリフィスにロックされる。

下記で、用語「底部（ｂｏｔｔｏｍ）」および「頂部（ｔｏｐ）」は、非限定的に使用されている。明らかに、これらの用語の物理的実体は、ファスナクリップの本体のＵ字形状の向きに依存する。説明の目的で、Ｕ字形状は、図に示されるように、その開口が上方に向けて方向付けられると想定される。もちろん、Ｕ字形状は、説明に使用される用語「底部」および「頂部」が逆さにされる必要がある場合には、その開口が下方に向けて方向付けられると考えられることもできる。

本発明は、非限定的な例として挙げられ、添付の図面によって例示される実施形態の次の詳細な説明を読むとよりよく理解されることができ、他の利点が明らかになる。

本発明のファスナクリップの斜視図である。 本発明のファスナクリップの斜視図である。 本発明のファスナクリップを示す図１の平面Ｂによる断面図であり、その２つのフックが図面に示されている図である。 本発明のファスナクリップによって一緒に締め付けられることになるそのオリフィスを備えるその固定脚および支持体を備えるパネルの断面による斜視図である。 本発明のファスナクリップによって一緒に締め付けられることになるそのオリフィスを備えるその固定脚および支持体を備えるパネルの断面による斜視図である。 本発明のアセンブリを得るために、パネル、ファスナクリップ、および支持体を組み立てるステップを示す、部分的に断面による側面図である。 本発明のアセンブリを得るために、パネル、ファスナクリップ、および支持体を組み立てるステップを示す、部分的に断面による側面図である。 本発明のアセンブリを得るために、パネル、ファスナクリップ、および支持体を組み立てるステップを示す、部分的に断面による側面図である。 本発明のアセンブリを得るために、パネル、ファスナクリップ、および支持体を組み立てるステップを示す、部分的に断面による側面図である。

図１を参照して、本発明のファスナクリップ１は、中空本体３によって延長されるヘッド２を備える。本体３は、その中央面Ａにおいて横方向に開いているＵ字形状の形態である。中央面Ａのどちらの側にも、Ｕ字形状の分岐４には、それぞれの凹部４０が設けられる。したがって、本体３は、２つのＵ字形状の形態である。これらの２つのＵ字形状の分岐４の底端部は、図２に視認できる２つのそれぞれのクロスメンバ４１によってＵ字形状の基部で一緒に接続され、そのクロスメンバは、直線的であり、中央面Ａで一直線になって可撓性オリフィス４２によって互いから分離される。この可撓性オリフィス４２は、分岐４の間で柔軟性を与える働きをする。したがって、アセンブリを作る間、分岐４の間のスペーシングは、屈曲することによって調整され得る。Ｕ字形状の分岐４の各頂端部は、中央面Ａに直角に延在するＣ字形状リムによって他方のＵ字形状の対応する分岐４の頂端部に固定され、その中に、開口は中央面Ａに向かって面する。リム２０は、互いに交わりを持たず、これらは一緒に、ファスナクリップ１のヘッド２を画定する。

また、ファスナクリップ１は、第１および第２のフラップ５および６を有し、それぞれは、凹部４０のそれぞれに配置される。第１および第２のフラップ５および６は、Ｕ字形状の分岐４に実質的に平行に延在する。第１および第２のフラップ５および６は、中央面Ａのどちらの側でも互いに離れていくことができ、かつ中央面Ａの方へ互いに近づくことができるように弾性変形可能である。第１および第２のフラップ５、６のそれぞれの（底部）第１の端部５０、６０は、Ｕ字形状の基部おいて対応するクロスメンバ４１に固定される。（頂部）第２の端部５１、６１は、自由であり、すなわち、これは独立しており、本体３の残りの部分に対して屈曲自在である。したがって、第１および第２のフラップ５および６は、容易に屈曲することができる。

第１のフラップ５は、Ｕ字形状の内壁を越えて突出する内側肩部５３を備える内側フック５２を有する。静止時に（第１のフラップ５のいかなる屈曲もなしで）、内側フック５２は、中央面Ａを横切り、内側肩部５３は、Ｕ字形状の基部のそばに、Ｕ字形状の中央面に対して角度αを形成し、それは、図３で視認でき、９０°よりも大きい。第２のフラップ６は、２つの内側フック６２を有し、それぞれは、Ｕ字形状の内壁から突出する内側肩部６３を有する。静止時に（第２のフラップ６の屈曲なしで）、内側フック６２は、中央面Ａを横切り、内側肩部５３は、Ｕ字形状の基部のそばにＵ字形状の中央面に対して角度αを形成し、それは、図３で見られることができ、９０°よりも大きい。したがって、図３に詳細に示されているように、静止時に、内側フック５２および６２は重なり合う。内側フック５２および６２は、静止時に、第１のフラップ５の内側フック５２が第２のフラップ６の２つの内側フック６２の間の隙間にあるように配置される。第１および第２のフラップ５および６が中央面Ａから離れるように屈曲されると、第１のフラップ５の内側フック５２は、第２のフラップ６の２つの内側フック６２の間の隙間に面する。このインタリーブ構成は、締め付けが安定であることを保証する働きをする。内側肩部５３および６３は、Ｕ字形状の基部に近づくと互いに向かって収束するように傾斜する内側摺動面５４および６４を介してそれらを担持する第１および第２のフラップ５および６にそれぞれ接続される。

また、それぞれの第１および第２のフラップ５、６には、他方のフラップ６、５、すなわち第２または第１のフラップに向かってそれぞれ面するセットバック５５、６５が設けられる。第１のフラップ５のセットバック５５は、第２のフラップ６の内側フック６２に面する。第２のフラップ６のセットバック６５は、第１のフラップ５の内側フック５２に面する。したがって、第１および第２のフラップ５および６が互いに対して弾性変形される場合には、各セットバック５５、６５は、対応する内側フック６２、５２を受け入れるのに適する。

最後に、第１および第２のフラップ５および６のそれぞれにはまた、Ｕ字形状の外壁を越えて突出する外側肩部５７、６７を含む外側フック５６、６６が設けられる。外側肩部５７、６７は、中央面Ａのどちらの側にも互いに面して設けられ得る。外側肩部５７、６７は、Ｕ字形状の基部に近づくと互いに向かって収束するように傾斜する外側摺動面５８、６８を介してそれらを担持する第１および第２のフラップ５、６に接続される。

本発明のアセンブリを得るために、下記に説明されるようにファスナクリップ１、パネル７、および支持体８が使用される。

図４を参照して、パネル７は、たとえば実質的に平面であり、実質的に平面でありパネル７に直角に延在する固定脚７０が設けられる。固定脚７０は、その剛性を増大させるためのリブ７１によってパネル７に接続される。また、固定脚７０は、開口７２によって貫通される。

図５を参照して、支持体８には、たとえば矩形形状の貫通オリフィス８０が設けられる。ファスナクリップ１の本体３の幅よりも僅かに小さい幅の貫通オリフィス８０を選択することが好ましい。

アセンブリは、下記に説明されるような手順によって得られる。

最初は、図６を参照して、パネル７が、ファスナクリップ１に固定される。これを行うために、固定脚７０が、ファスナクリップ１のＵ字形状のスロットの中に並進移動されることによって挿入される。この挿入中に、固定脚７０の自由端は、第１および第２のフラップ５および６の内側摺動面５４および６４に当たっている。内側摺動面５４および６４の傾斜は、第１および第２のフラップ５および６を、矢印Ｏ１によって示されるように開方向に互いから離隔するように促す。第１および第２のフラップ５および６は、内側フック５２および６２が固定脚７０の開口７２と位置合わせされるまで固定脚７０が内側フック５２および６２の間を通過できるように、十分遠くに離隔されるように十分に屈曲する。

図７を参照して、内側フック５２および６２が開口７２に面する場合には、第１および第２のフラップ５および６は、矢印Ｆ１によって示される閉方向に互いに向かって弛緩し戻る。次いで、内側フック５２、６２は、それらが通過する開口７２に受け入れられる。内側フック５２および６２の重なり合う部分は、固定脚７０とファスナクリップ１との間の締め付けを強固にする働きをする。

その後、図８を参照して、パネル７とファスナクリップ１との間に得られたアセンブリが支持体８に固定される。これを行うために、パネル７を担持するファスナクリップ１は、支持体８のオリフィス８０の中に並進移動されることによって挿入される。この挿入中に、オリフィス８０の周縁部は、第１および第２のフラップ５および６の外側摺動面５８および６８に当たっている。外側摺動面５８および６８の傾斜は、第１および第２のフラップ５および６を矢印Ｆ２によって示される閉方向に互いに近づくように促す。第１および第２のフラップ５および６は、外側フック５６および６６がオリフィス８０を越えて通過できるように、互いに接近して屈曲されたままである。したがって、この挿入中に、第１および第２のフラップは、Ｕ字形状の輪郭とせいぜい同じ平面にあり、それによって、分岐はオリフィス８０と接触することができる。したがって、この挿入中に、オリフィス８０はファスナクリップ１の本体３と同じくらい幅広ではないので、オリフィス８０の周縁部と接触している分岐４は、互いに対して少し変形される。したがって、分岐４は、これが支持体８と組み立てられている間に正確にファスナクリップ１を案内する働きをする。

図９を参照して、外側フック５６および６６がオリフィス８０を越えた場合には、第１および第２のフラップ５および６は、矢印Ｏ２によって示される開方向に互いに弛緩し離れていく。ファスナクリップ１のヘッド２は、オリフィス８０の周りの支持体８の頂部に当たっており、外側フック５６および６６は、ヘッド２と対向して、オリフィス８０の周りの支持体８の下に当たっている。したがって、アセンブリは、パネル７、支持体８、およびファスナクリップ１の間で終結される。

パネル７、支持体８、およびファスナクリップ１は、逆の操作を行うことによって互いから分離され得る。

本発明により、上述の目的を達成することができる。第１および第２のフラップ５および６は、固定脚７０をファスナクリップ１の中に挿入している間、かつファスナクリップ１を支持体８の中に挿入している間は容易に変形可能である。したがって、アセンブリは、適度の力を用いて得られる。そのうえ、内側フック５２および６２の重なり合う部分は、アセンブリをより確実にする。

加えて、第１および第２のフラップ５および６のそれぞれが外側フック５６、６６と１つまたは複数の内側フック５２、６２との両方を有することにより、締め付けを確実にすることができる。

加えて、本体３の分岐４はいかなる内側または外側フックも有さないので、これらは、組立中にオリフィス８０内へのファスナクリップ１の確実な案内を行う働きをすることができる。締め付け機能は、ファスナフラップ５および６によって担持される外側フック５６、６６および内側フック５２、６２によって行われ、したがって、これらは、２つのファスナ機能、すなわちパネル７との１つ機能、および支持体８とのもう１つの機能を行う。したがって、ほとんど変形を受けない分岐４は、それらの案内の役割を果たす際十分に作用することができる。

もちろん、本発明は、その実施形態のうちの１つの上記の説明に限定されるべきではなく、この実施形態は、それによって本発明の範囲を逸脱することなく変更され得る。

Claims (8)

1. 中空本体（３）によって延長されるヘッド（２）を有するファスナクリップ（１）であって、前記中空本体（３）が、支持体（８）のオリフィス（８０）に収容されることになり、かつ前記支持体（８）に締め付けるためのパネル（７）の固定脚（７０）を受け入れることになり、前記中空本体（３）は、弾性変形可能な第１のフラップ（５）および第２のフラップ（６）を有し、前記中空本体（３）は、凹部（４０）を含む分岐（４）を備えるＵ字形状を有し、前記凹部（４０）が、Ｕ字形状の内側の方へ前記分岐（４）の輪郭から離れて変形されるのに適した前記第１および第２のフラップ（５、６）を収容し、第１および第２のフラップ（５、６）のそれぞれには、前記Ｕ字形状に挿入される前記固定脚（７０）をロックする目的で前記Ｕ字形状の内側に突出する少なくとも１つの内側フック（５２、６２）と、外側フック（５６、６６）と前記ヘッド（２）との間に前記支持体（８）をロックする目的で前記Ｕ字形状の外側に突出する外側フック（５６、６６）とが設けられ、
   前記第２のフラップ（６）に第２の内側フック（６２）が設けられ、前記第１のフラップ（５）の第１の内側フック（５２）が、前記Ｕ字形状の中央面（Ａ）において前記第２のフラップ（６）の前記第２の内側フック（６２）からオフセットされ、前記第１のフラップ（５）の前記第１の内側フック（５２）が、前記第２のフラップ（６）の前記第２の内側フック（６２）間の隙間に面して配置され、前記第１および第２の内側フック（５２、６２）が、それぞれ前記中央面（Ａ）を横切る状態で静止して重なり合うように配置され、前記Ｕ字形状に前記固定脚（７０）の挿入の間、前記第１および第２のフラップ（５、６）が、前記分岐（４）の離隔する変形なしに互いから離れて移動することを特徴とする、ファスナクリップ（１）。
2. 第１および第２のフラップ（５、６）のそれぞれには、前記Ｕ字形状の基部に固定される第１の端部（５０、６０）と、前記ヘッド（２）の方へ方向付けられる屈曲自在な第２の端部（５１、６１）とが設けられることを特徴とする、請求項１に記載のファスナクリップ（１）。
3. 前記第１および第２のフラップ（５、６）のそれぞれには、前記他方の第２または第１のフラップ（５、６）に向かってそれぞれ面するセットバック（５５、６５）が設けられ、前記第１および第２のフラップ（５、６）が互いに対して弾性変形される場合に、前記第２のフラップ（６）の前記第２の内側フック（６２）および前記第１のフラップ（５）の前記第１の内側フック（５２）を受け入れるように、前記第２のフラップ（６）の前記第２の内側フック（６２）および前記第１のフラップ（５）の前記第１の内側フック（５２）がそれぞれ位置合わせされて設けられることを特徴とする、少なくとも請求項１に記載のファスナクリップ（１）。
4. 前記外側フック（５６、６６）が、前記Ｕ字形状の基部に近づくと互いに向かって収束するように傾斜する外側摺動面（５８、６８）によってそれらを担持する前記第１および第２のフラップ（５、６）に接続され、前記内側フック（５２、６２）は、前記Ｕ字形状の基部に近づくと互いに向かって収束するように傾斜する内側摺動面（５４、６４）を介してそれらを担持する前記第１および第２のフラップ（５、６）に接続されることを特徴とする、少なくとも請求項１に記載のファスナクリップ（１）。
5. 前記ヘッド（２）が、前記Ｕ字形状の分岐（４）の端部のどちらの側にも延在する２つの互いに交わりを持たないリム（２０）によって形成され、各リム（２０）はＣ字形状凹部を有することを特徴とする、少なくとも請求項１に記載のファスナクリップ（１）。
6. 前記Ｕ字形状の基部が、前記分岐（４）の間で相対的な屈曲を促す可撓性オリフィス（４２）によって互いから分離される２つのクロスメンバ（４１）によって形成されることを特徴とする、少なくとも請求項１に記載のファスナクリップ（１）。
7. 各内側フック（５２、６２）が、前記Ｕ字形状の基部に向かって面し、かつ前記Ｕ字形状の基部のそばに前記Ｕ字形状の中央面（Ａ）と角度（α）を形成する肩部（５３、６３）を画定し、その角度（α）は９０°よりも大きいことを特徴とする、少なくとも請求項１に記載のファスナクリップ（１）。
8. 固定脚（７０）が設けられるパネル（７）と、オリフィス（８０）が設けられる支持体（８）とを備え、パネルおよび支持体はファスナクリップ（１）によって一緒に組み立てられるアセンブリであって、アセンブリは、少なくとも請求項１に記載のファスナクリップ（１）を含み、Ｕ字形状の前記分岐（４）は、前記ファスナクリップ（１）を前記オリフィス（８０）において横方向に適切な位置に保持するために前記オリフィス（８０）の縁部と接触しており、前記固定脚（７０）は、前記内側フック（５２、６２）の同時作用によって前記ファスナクリップ（１）にロックされ、前記ファスナクリップ（１）は、前記外側フック（５６、６６）の同時作用によって前記オリフィス（８０）にロックされることを特徴とする、アセンブリ。

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