JP6095371B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置の消費電力を削減する技術に関する。
従来、画像形成装置においては待機電力を削減するために、必要な制御回路のみに通電し、モータや駆動回路などに電力を供給する大容量電源を停止する電力節約モードが提案されている(特許文献1、2)。特許文献1では、待機状態において、ホスト装置とのインタフェース制御部に電力を供給する効率の良い電源のみを動作させ、他の電源を停止させる電力節約モードが提案されている。特許文献2では電力節約モードにおいて大容量電源の出力電圧を下げることで電力の節約を図っている。
特開平9−200954号公報 特開2002−19232号公報
ところで、電源装置の電源ラインにはノイズを低減するためのラインフィルタが挿入される(特許文献2)。また、電力節約モードであってもPC等のホスト装置と通信する必要があるため、制御回路には商用交流電源から常に電力を供給しなければならない。つまり、従来技術では、たとえ電力節約モードであっても、商用交流電源から電力の供給を受ける限り、ラインフィルタで電力ロスが発生してしまう。
一般的なラインフィルタは、ライン間コンデンサであるXコンデンサと、コモンモードチョークコイルと、ラインバイパスコンデンサであるYコンデンサとで構成される。画像形成装置の電源回路に用いられるスイッチング電源においては、1[μF]を超えるような大容量のXコンデンサも使用される。Xコンデンサに関しては、電源プラグをコンセントから引き抜いてから1秒以内に、電源プラグ間の残留電圧が規制電圧以下になることを、安全規格によって要求されている。これを実現するためには、Xコンデンサに蓄電された電荷を速やかに放電させるための放電抵抗を2本の電源ライン間に挿入する必要がある。しかし、放電抵抗は、電源装置が商用交流電源に接続されている間中、抵抗値と入力電圧によって決定される電力を消費してしまう。放電抵抗により電力ロスは、ラインフィルタにおける電力ロスの主要部分を占めてしまう。
たとえば容量が1[μF]のXコンデンサについて放電時定数を1秒以下にするためには、放電抵抗の抵抗値を1[MΩ]以下にしなければならない。つまり、ノイズ対策のためのXコンデンサの容量を増やせば増やすほど、反対に、放電抵抗を小さくする必要がある。1[MΩ]の放電抵抗の消費電力は、交流入力が240[V]のときに以下の式から算出される。
消費電力= 240×240/1000000 = 0.0576 [W]
このように、消費電力は、放電抵抗の抵抗値が小さくなればなるほど(つまり、Xコンデンサの容量が増えるほど)、大きくなる。
この放電抵抗による消費電力は、待機電力が数ワットの電源装置であれば、無視できる程度である。しかし、市場の低消費電力化の要望や近年の各国の待機電力量規制の強化に伴って、待機電力が1[W]を下まわるような製品も出てきている。よって、放電抵抗による消費電力を無視できなくなりつつある。
そこで、本発明は、電力節約モードで動作している画像形成装置の消費電力をさらに削減することを目的とする。
本発明は、たとえば、
通常電力モードと前記通常電力モードよりも消費電力の少ない電力節約モードとを有する画像形成装置であって、
商用交流電源に接続され、前記商用交流電源からの交流電圧が入力される第1電源ライン及び第2電源ラインと、
前記第1電源ラインおよび前記第2電源ラインとの間に接続されたラインフィルタと、
前記ラインフィルタに並列に接続され、かつ、前記ラインフィルタに蓄積された電荷を放電する放電抵抗と、
前記ラインフィルタおよび前記放電抵抗よりも前記商用交流電源側において前記第1電源ラインに挿入された第1スイッチと、
前記ラインフィルタおよび前記放電抵抗よりも前記商用交流電源側において前記第2電源ラインに挿入された第2スイッチと、
前記ラインフィルタおよび前記放電抵抗よりも前記商用交流電源側において前記第2電源ラインに挿入され、かつ、前記第2スイッチに対して並列に接続され、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチとは独立にオンオフ制御される第3スイッチと、
前記ラインフィルタおよび前記放電抵抗よりも前記商用交流電源とは反対側に接続され、前記商用交流電源の交流電圧が入力され、前記交流電圧を整流してコンデンサにより平滑する整流平滑回路と、
前記整流平滑回路に接続され、前記整流平滑回路の出力から所定の直流電圧を生成する直流電圧生成回路と、
前記直流電圧生成回路により生成された直流電圧により動作し、画像形成装置が前記通常電力モードから前記電力節約モードに移行すると、前記第2スイッチをオフに切り替えるコントローラと
を有し、
前記直流電圧生成回路は、前記コントローラによって前記第2スイッチがオフに切り替えられると前記コンデンサから供給される電圧によって動作し、
前記コントローラは、前記コンデンサの両端電圧が前記直流電圧生成回路の動作下限電圧を下回る前に前記コンデンサを充電するように所定時間ごとに前記第3スイッチを一時的にオンに切り替えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明によれば、画像形成装置が電力節約モードに移行しているときは、コントローラが、入力される交流電流をオン/オフすることで、消費電力のさらなる節約を達成する。なお、入力される交流電流をオフしてしまうと、通常は、コントローラが動作できなくなってしまう。そこで、本発明では、交流電流が供給されていない期間では平滑用のコンデンサに蓄積された電荷を、直流電圧生成回路を介してコントローラに供給することで、コントローラが動作できる。また、コンデンサの両端電圧が直流電圧生成回路の動作下限電圧を下回る前にスイッチをオンに切り替えるため、コンデンサが再充電される。つまり、交流電流の供給を断続的に遮断したとしてもコントローラは継続して動作可能となる。
実施例1の電源装置と画像形成装置の一部を示すブロック図。 実施例1の制御信号等の動作タイミングを示すタイミングチャート。 実施例1の制御方法を示すフローチャート。 実施例2の電源装置と画像形成装置の一部を示すブロック図。 実施例3の電源装置と画像形成装置の一部を示すブロック図。 実施例3の制御信号等の動作タイミングを示すタイミングチャート。 実施例3の制御方法を示すフローチャート。 実施例3の主電源スイッチがオフされたときの双安定リレーの制御方法を示すフローチャート。 画像形成装置の概略断面図。
本発明では、画像形成モードから電力節約モードへ移行すると、商用交流電源からの電力を断続することで、常に商用交流電源から電力を供給し続ける従来技術よりも消費電力を削減する。なお、商用交流電源からの電力を遮断しているときは、コンデンサなどの蓄電装置に蓄積していた電力でコントローラを駆動する。また、コンデンサの電荷が不足する前に、商用交流電源に再接続してコンデンサを充電する。
<実施例1>
図1を用いて画像形成装置の電源制御に関与するブロックについて説明する。商用交流電源100には、画像形成装置の交流電源プラグ101が接続される。交流電源プラグ101からはホットラインHとニュートラルラインNといった2本の交流電源ラインは、直流電源103に接続されている。交流電源プラグ101と直流電源103との間には、主電源スイッチSW1および交流遮断回路104が挿入されている。主電源スイッチSW1および交流遮断回路104は、商用交流電源100から入力される交流電流を遮断することができる。直流電源103は、入力された交流電圧を整流および平滑して直流電圧Vccを生成する。直流電圧Vccは、画像形成装置の動作を制御するコントローラ部112に供給される。直流電圧Vccは、たとえば3.3V等の制御ICに適した電圧である。なお、図示は省略しているが、直流電源103は、DCDCコンバーターを備えていてもよい。DCDCコンバーターは、たとえば3.3Vを24Vに変換したり、24Vを12V、5V、3.3Vなどに変換したりする電圧変換器である。プリンタ機構部113には、モータやアクチュエータ、ソレノイドなどの負荷が含まれており、これらはコントローラ部112の動作電圧よりも高い動作電圧(例:24V)を要求することがある。よって、様々な直流電圧が必要となることがある。
主電源スイッチSW1は操作者の操作によって切り替えられる。主電源スイッチSW1は、ホットラインHに対して直列に接続された第1のスイッチ接点SW1aと、ニュートラルラインNに対して直列に接続された第2のスイッチ接点SW1bとを有している。なお、スイッチ接点はメカニカルスイッチの一例であり、半導体スイッチとは区別される概念である。操作者が主電源スイッチSW1を手動で切り替えることによって、第1のスイッチ接点SW1aと第2のスイッチ接点SW1bとがオン/オフする。とりわけ、本実施例ではホットラインHを第1のスイッチ接点SW1aのみでオン/オフする。ニュートラルラインNには第2のスイッチ接点SW1bと交流遮断回路104とが並列に接続されているため、どちらか一方からでも商用交流電源100から交流を直流電源103に供給できる。第2のスイッチ接点SW1bは、コントローラ部112からのスイッチオフ信号SWoffによって導通状態から遮断状態に切り替えられる。導通状態は、オン状態や通電状態、閉状態と呼ばれてもよい。遮断状態は、オフ状態や切断状態、開状態とよばれてもよい。
交流遮断回路104は、コントローラ部112からの交流オン/オフ制御信号ACon/offにより商用交流電源100からの交流を直流電源103に通電したり遮断したりする。操作者が主電源スイッチSW1をオンに切り替えると、交流遮断回路104のオン/オフによらず、第2のスイッチ接点SW1bを通じて直流電源103に商用交流電源100からの交流が供給される。交流遮断回路104は、たとえば、フォトトライアックにより構成できる。フォトトライアックは、直流電源103が生成した直流電圧Vccで駆動できるため、電磁リレーなどよりも消費電力を削減しやすい。
直流電源103は、ラインフィルタとして機能する入力フィルタ回路105、交流を整流および平滑する整流回路106および定電圧源として機能する直流電圧生成回路107を有している。入力フィルタ回路105は、たとえば、XコンデンサCx、コモンモードチョークコイルLおよびYコンデンサCy1、Cy2などから構成される。入力フィルタ回路105は、画像形成装置から発生した電気的ノイズを交流電源プラグ101側に伝播させないようにする。
入力フィルタ回路105の前段には放電抵抗Rが配置されている。交流電源プラグ101が商用交流電源100のコンセントから操作者により抜かれると、XコンデンサCxに充電された電荷が放電され、交流電源プラグ101の両端に電圧が発生する。そこで、放電抵抗RがXコンデンサCxから放電される電荷を消費することで、操作者が感電しにくくなる。
整流回路106は、交流を整流するダイオードブリッジDと、整流された電圧を平滑する平滑コンデンサCsとを有している。直流電圧生成回路107は、整流回路106から出力された直流電圧を所望の直流電圧Vccに変換する。
コントローラ部112は、プリンタ駆動回路部110への直流電圧Vccを印加したり、遮断したりするプリンタ電源遮断回路109を制御する。コントローラ部112は、たとえば、画像形成装置の動作モードに応じて、プリンタオン/オフ信号Pon/offをプリンタ電源遮断回路109に出力する。動作モードとしては、画像形成装置が画像形成を実行可能な画像形成モードと、画像形成装置が画像形成を実行可能でない電力節約モードとがある。電力節約モードの消費電力は、画像形成モードの消費電力よりも少ない。画像形成装置が画像形成モードから電力節約モードに移行すると、コントローラ部112は、ローレベルのプリンタオン/オフ信号Pon/offをプリンタ電源遮断回路109に出力する。プリンタ電源遮断回路109は、ローレベルのプリンタオン/オフ信号Pon/offを入力されると、直流電源103からプリンタ駆動回路部110へ供給されていた直流電圧Vccを遮断する。一方で、画像形成装置が電力節約モードから画像形成モードに復帰すると、コントローラ部112は、ハイレベルのプリンタオン/オフ信号Pon/offをプリンタ電源遮断回路109に出力する。プリンタ電源遮断回路109は、ハイレベルのプリンタオン/オフ信号Pon/offを入力されると、直流電源103からの直流電圧Vccをプリンタ駆動回路部110へ印加する。
コントローラ部112は、外部インタフェース140が受信した画像形成要求にしたがって所望の画像形成動作を実行するよう、プリンタ駆動回路部110を制御する。プリンタ駆動回路部110は、コントローラ部112からの制御データ信号115に基づいて動作制御信号114を生成して出力し、プリンタ機構部113を制御する。プリンタ機構部113は、トナー像を形成する画像形成部、給紙ユニット、中間転写ユニット、定着ユニット、クリーニングユニットなど、様々な負荷を有する。
コントローラ部112は、たとえば、所定期間tbにわたり外部インタフェース140から動作要求を受信しない場合に、電力節約モードに移行するよう画像形成装置を制御する。この所定期間tbは、図示しない操作部等からユーザーにより設定されてもよいし、工場出荷時に設定された固定値であってもよい。なお、コントローラ部112は、所定期間tbをカウントするためのタイマー152を有している。
上述したように、画像形成装置を電力節約モードに移行させるために、コントローラ部112は、ローレベルのプリンタオン/オフ信号Pon/offをプリンタ電源遮断回路109に出力する。その一方で、コントローラ部112は、スイッチオフ信号SWoffを第2のスイッチ接点SW1bに出力する。第2のスイッチ接点SW1b104は、スイッチオフ信号SWoffによって、通電状態から遮断状態に切り替わる。このように、電力節約モードにおいては、第2のスイッチ接点SW1bがオフになっている。よって、交流電源プラグ101がコンセントから外されたとしても、入力フィルタ回路105に充電されている電荷が第2のスイッチ接点SW1bを介して交流電源プラグ101に現れることはない。
本実施例では電力節約モードに移行するときに第2のスイッチ接点SW1bを遮断状態に切り替える例について説明するが、第2のスイッチ接点SW1bを遮断状態に切り替えてから電力節約モードに移行してもよい。なぜなら、コントローラ部112が交流オン/オフ制御信号ACon/offをオン状態に維持し続けるため、交流遮断回路104が導通状態に維持されるからである。つまり、商用交流電源100からのニュートラルラインNは、交流遮断回路104を通じて直流電源103に接続されている。このように、第2のスイッチ接点SW1bの遮断タイミングは電力節約モードへの移行前であってもよいし、移行後であってもよい。
電力節約モードに移行した後で、コントローラ部112は、交流オン/オフ制御信号ACon/offによって交流遮断回路104を所定時間taごとにオン/オフする。これにより、商用交流電源100から電力の供給は断続的に実行されることになる。つまり、商用交流電源100から電力の供給を一時的に停止することで、画像形成装置の消費電力を削減できるようになる。従来の構成では、商用交流電源100からの電力の供給を停止してしまうと、コントローラ部112が動作できなくなってしまっていた。一方で、本実施例では、平滑コンデンサCsの電荷が直流電圧生成回路107を介してコントローラ部112に供給されるため、商用交流電源100からの電力の供給が停止していても、コントローラ部112は継続して動作できる。
交流遮断回路104をオン/オフするタイミングは、電力節約モードにおけるコントローラ部112の消費電力と平滑コンデンサCsの容量からあらかじめ決定することが可能である。オフからオンするまでの間隔(所定時間ta)は、平滑コンデンサCsに蓄電された電力のみで直流電圧Vccを供給可能な時間を越えないように設定されなければならない。たとえば、直流電源103が平滑コンデンサCsに蓄電された電力を使用して2分30秒の期間にわたって直流電圧Vccを供給可能と仮定する。また、コンデンサや回路の個体差を吸収するためのマージンとして30秒を採用する。この場合、交流遮断回路104は、2分間隔でオンすればよい。入力される交流電圧に依存して平滑コンデンサCsに蓄えられる電荷量は変化する。画像形成装置の仕向け地ごと交流電圧に応じて、オン/オフする間隔を調整してもよい。オン/オフする間隔は、工場出荷時にROMなどの不揮発性の記憶装置に記憶され、コントローラ部112に読み出されて使用される。なお、コントローラ部112は、タイマー151を用いて所定時間taをカウントする。
図2を用いて電力節約モードへの移行と、電力節約モードにおける動作を説明する。図2において上から順番に、平滑コンデンサCsの両端電圧Vcs、第1のスイッチ接点SW1aの状態、第2のスイッチ接点SW1bの状態、プリンタ部電源オン/オフ信号Pon/off、スイッチオフ信号SWoff、交流オン/オフ制御信号ACon/off、直流電圧Vccおよび画像形成装置の動作状態が示されている。
タイミングt0で、画像形成装置は主電源スイッチSW1がオフであるため、商用交流電源100から画像形成装置に電力は供給されていない。
タイミングt1で、操作者が主電源スイッチSW1をオンに切り替えると、主電源スイッチSW1の第1のスイッチ接点SW1aと第2のスイッチ接点SW1bがともに導通する。これにより、商用交流電源100から供給された交流電圧が直流電源103の入力部に印加され、平滑コンデンサCsへの蓄電が開始される。平滑コンデンサCsの両端電圧Vcsが直流電圧生成回路107の動作下限電圧Vlimit以上になると、直流電圧生成回路107が動作を開始する。直流電圧生成回路107が直流電圧Vccを出力すると、コントローラ部112が動作を開始する。コントローラ部112はプリンタオン/オフ信号Pon/offを出力することで、プリンタ電源遮断回路109を制御し、プリンタ駆動回路部110へ直流電圧Vccを供給させる。直流電圧Vccを供給されたプリンタ駆動回路部110は、プリンタ機構部113の制御を開始する。このとき、平滑コンデンサCsの両端電圧Vcsは、商用交流電源100のピーク電圧Vmaxまで上昇する。
タイミングt2で、コントローラ部112は、画像形成装置が所定時間tbにわたって継続して使用されていないと判断すると、画像形成モードから電力節約モードへの移行を開始する。この所定時間tbとは、最後に画像形成が終了した時点を起点としてコントローラ部112のタイマーによりカウントされる。最後に画像形成が終了した時点から所定時間tbが経過するまでに、画像形成要求がなく、かつ、操作部に対する操作者の操作もなかったときに、画像形成装置は電力節約モードに移行する。所定時間tbは、たとえば1分間〜数時間などであり、操作者によって指定されてもよい。
画像形成装置を電力節約モードに移行させるために、コントローラ部112は、プリンタオン/オフ信号Pon/offをローレベルに切り替える。プリンタ電源遮断回路109は、プリンタオン/オフ信号Pon/offにしたがって、プリンタ駆動回路部110への直流電圧Vccの供給を遮断する。その後、コントローラ部112は、スイッチオフ信号SWoffを出力することによって第2のスイッチ接点SW1bをオフ(遮断状態)に切り替える。
この時点で、交流オン/オフ制御信号ACon/offはオフレベル(ローレベル)に制御されている。第2のスイッチ接点SW1bおよび交流遮断回路104の双方が商用交流電源100から電力を遮断しているため、画像形成装置に対する商用交流電源100から電力の供給は完全に遮断される。つまり、商用交流についての消費電力が0[W]になる。商用交流電源100から電力の供給が停止している間、直流電圧生成回路107への電力供給は、平滑コンデンサCsによって実行される。平滑コンデンサCsの両端電圧Vcsは、商用交流電源100から電力の供給によって、最大値Vmax近辺になっている。図2に示すように平滑コンデンサCsの電圧Vcsは、第2のスイッチ接点SW1bを遮断した後に徐々に低下してゆく。電力節約モードへ移行すると同時に、コントローラ部112は、所定時間taごとに交流オン/オフ制御信号ACon/offを出力するために、タイマー152の計時をスタートする。前述したようにこのタイマー152が計測する所定時間taは、コントローラ部112および直流電圧生成回路107が消費する電力量と平滑コンデンサCsに蓄えられた電荷量とから決定される。図2に示すように、所定時間taは、直流電圧生成回路107の動作下限電圧Vlimitを下回らないような時間に設定すればよい。ここでは、タイミングt2からタイミングt3までの時間が所定時間taとなっている。
このように、コントローラ部112は、スイッチをオフに切り替えてからの時間を計時するタイマー152を有している。コントローラ部112は、スイッチをオフに切り替えてからコンデンサの両端電圧がコントローラ部112に電力を供給する直流電圧生成回路107の動作下限電圧Vlimitを下回るタイミングまでの時間よりも短い所定時間taをタイマー152に計時させる。これは、コントローラ部112が、タイマー152が所定時間を計時し終えるとスイッチをオンに切り替えるためである。その結果、コンデンサの両端電圧がコントローラ部112に電力を供給する直流電圧生成回路107の動作下限電圧Vlimitを下回る前に当該コンデンサへの充電が再開されることになる。
タイミングt3で、コントローラ部112は、交流オン/オフ制御信号ACon/offをオンレベルに切り替え、交流遮断回路104を導通状態に切り替える。これにより、再度、平滑コンデンサCsの両端電圧Vcsが最大値Vmaxとなるように、平滑コンデンサCsを充電する。ここで交流遮断回路104は、電磁リレーにより構成してもよいが、フォトトライアックで構成してもよい。上述したように、フォトトライアックは、電磁リレーと比較して、導通状態において大きな電力を必要としない利点がある。フォトトライアックは、正弦波である商用交流電源100の交流電圧が0[V](ゼロクロス点)になったときにオンレベルの駆動信号(交流オン/オフ制御信号ACon/off)を与えることにより、次のゼロクロス点までオン状態を継続できる。そのため、フォトトライアックは、ゼロクロス周期(正弦波の半周期)に相当する時間よりも短い継続時間のオンレベルの信号によって、ゼロクロス周期に相当する期間にわたってオンし続けることが可能となる。よって、電力を節約できる。また、フォトトライアックの駆動電圧は、直流電圧生成回路107で生成された直流電圧Vccである。フォトトライアックの駆動電圧をさらに低圧化すれば、さらに消費電力を抑えることが可能となろう。
交流オン/オフ制御信号ACon/offをオンレベルに維持する所定時間tcは、両端電圧Vcsが最大値Vamxになるまで平滑コンデンサCsを十分に充電できる時間に設定される。時間tcの長さ次第で平滑コンデンサCsへの突入電流が大きくなることがある。突入電流を防止するために、たとえば、サーミスタ等の突入電流防止回路を平滑コンデンサCsの充電経路に付加してもよい。所定時間tcもコントローラ部112が備えるタイマーやカウンタなどにより計時される。
タイミングt3から所定時間tcが経過すると、平滑コンデンサCsは十分に充電される。このタイミングで、コントローラ部112は所定時間taを計時するためのタイマー151を初期化して計時を開始させる。タイマー151により計時された時間が所定時間taに一致したタイミングがタイミングt4である。
タイミングt4で、コントローラ部112は、タイミングt3で実行した処理と同様の処理を実行する。つまり、画像形成装置の動作モードが電力節約モードから他のモードに遷移するまで、コントローラ部112は、タイミングt3に関して説明した処理を繰り返し実行する。他のモードとしては、たとえば、主電源スイッチSW1がオフに切り替えられる主電源スイッチオフモードや画像形成モードなどがある。
図2に示した一例では、タイミングt5で、主電源スイッチオフモードへ画像形成装置が移行している。タイミングt5で、操作者が主電源スイッチSW1をオフに切り替えると、主電源スイッチSW1の第1のスイッチ接点SW1aが遮断状態に切り替えられる。これにより、画像形成装置への商用交流電源100からの電力の供給が、交流オン/オフ制御信号ACon/offに依存することなく、停止される。そのため、平滑コンデンサCsの両端電圧Vcsは徐々に低下する。タイミングt6で、両端電圧Vcsが直流電圧生成回路107の動作下限電圧Vlimit未満になると、直流電圧生成回路107からの直流電圧Vccの出力が停止する。主電源スイッチSW1がオフに切り替えられてから直流電圧Vccの出力が停止するまで、コントローラ部112は動作可能である。図2において破線で表記したように、タイマー151はカウントを継続でき、コントローラ部112は、交流オン/オフ制御信号ACon/offを出力することもできる。しかし、主電源スイッチSW1がオフされているため、平滑コンデンサCsへの充電は行われない。
なお、主電源スイッチSW1のオン/オフの状態を検出する検出回路を付加してもよい。これにより、コントローラ部112は、主電源スイッチSW1がオフのときには交流オン/オフ制御信号ACon/offを出力せず、主電源スイッチSW1がオンのときには交流オン/オフ制御信号ACon/offを出力してもよい。
図2では電力節約モードから主電源スイッチオフモードに移行する際の動作を説明した。タイミングt5で電力節約モードから画像形成モードに移行するには、コントローラ部112は、交流オン/オフ制御信号ACon/offをオンレベルに固定すればよい。これにより平滑コンデンサCsは交流遮断回路104を通じて充電される。この状態は、主電源スイッチSW1の第2のスイッチ接点SW1bが導通している状態と等価である。その後、コントローラ部112は、タイミングt1で説明した処理と同様の処理を実行すればよい。すなわち、コントローラ部112は、プリンタオン/オフ信号Pon/offをオンレベルに切り替え、画像形成装置を動作可能状態とする。
図3を用いて、コントローラ部112が実行する制御処理について説明する。ここでは、画像形成動作が終了して画像形成装置がスタンバイ状態に移行していることを前提としている。この制御処理には、電力節約モードへの移行や、電力節約モードからの復帰に関する処理が含まれている。
S301で、コントローラ部112は、モード移行タイミングを決定するモード移行タイマー(タイマー152)の数値を初期化する。たとえば、操作者が画像形成モードにおけるスタンバイ状態から電力節約モードへの移行するための猶予時間(所定時間tb)を5分に設定したと仮定する。この場合、コントローラ部112のタイマー152は、5分を計時することになる。このタイマー152は、コントローラ部112を構成するCPUや、専用のタイマー回路を用いて実現されてもよい。初期化が終了すると、S302に進む。
S302で、コントローラ部112は、タイマー152の計時を開始させる。S303で、コントローラ部112は、外部インタフェース140によって画像形成要求(JOB)を受信したかどうかを判定する。コントローラ部112がJOBを検知した場合は、S315に進む。S315で、コントローラ部112は、プリンタ駆動回路部110を通じてプリンタ機構部113を制御し、画像形成を実行する。その後、コントローラ部112は、S301に戻る。このように、S303の処理はスタンバイ状態の一部に相当する。一方で、JOBがない場合、S304に進む。
S304で、コントローラ部112は、タイマー152の計時時間が所定時間tbに達したかどうかを判定する。タイマー152の計時時間が所定時間tbに達していない場合、S303に戻る。一方で、タイマー152の計時時間が所定時間tbに達した場合、S305に進む。
S305で、コントローラ部112は、電力節約モードへの移行を開始する。すなわち、コントローラ部112は、プリンタ駆動回路部110への直流電圧Vccの供給を遮断し、画像形成装置を電力節約モードに移行させる。可能な限り消費電力を低減するために、コントローラ部112は、その内部の不要な回路への電力の供給を遮断してもよい。コントローラ部112は、画像形成装置を電力節約モードへ移行させると、商用交流電源100からの交流の入力を間欠的にオフ/オンする動作を実行する。
S306で、コントローラ部112は、主電源スイッチSW1の第2のスイッチ接点SW1bにスイッチオフ信号SWoffを出力することで、第2のスイッチ接点SW1bを開放状態に安定させる。これにより直流電源103への交流電圧の供給は停止され、画像形成装置の消費電力は0となる。ただし、コントローラ部112は、整流回路106の平滑コンデンサCsに蓄電された電力によって引き続き動作できる。
S307で、コントローラ部112は、交流供給タイマー(タイマー151)を初期化する。タイマー151は、スイッチをオフに切り替えてからの時間を計時するタイマーとして機能している。S308で、コントローラ部112は、タイマー151に計時を開始させる。このタイマー151もタイマー152と同様にコントローラ部112に内蔵されている。
S309で、コントローラ部112は、タイマー151が計時した時間が所定時間taに達したかどうかを判定する。タイマー151が計時した時間が所定時間taに達すると、S310に進む。S310で、コントローラ部112は、パルス継続時間がtcであるパルス状の交流オン/オフ制御信号ACon/offを出力する。これにより、一時的に商用交流電源100から電力の供給が再開されるため、平滑コンデンサCsが充電される。その後、S307に戻る。
S309で、タイマー151の計時時間が所定時間taに達していなければ、S311に進む。S311で、コントローラ部112は、外部インタフェース140から復帰要求を受信したかどうかを判定する。復帰要求がなければ、S309に戻る。復帰要求があればS312に進む。
S305ないしS311までの動作によって、画像形成装置への商用交流電源100から電力の供給は、通常オフとなる。また、コントローラ部112の動作電源は、平滑コンデンサCsの蓄電電力によって実現される。よって、商用交流電源100から電力の供給を停止しない従来技術と比較して、本実施例は、消費電力を削減できるようになる。
また、平滑コンデンサCsに蓄電された電荷量が少なくなる前(両端電圧Vcsが直流電圧生成回路107の動作下限電圧Vlimitである50[V]以下になる前)に、コントローラ部112は、交流遮断回路104を遮断状態から通電状態に切り替える。これにより、平滑コンデンサCsが再度充電される。本実施例は、これらの動作を繰り返すことで、画像形成装置の低消費電力状態を維持することができる。
なお、平滑コンデンサCsの充電時間を制御するためには、たとえば、トライアックのような半導体スイッチを交流遮断回路104に採用できる。トライアックであれば、パルス状のトリガ信号の継続時間の長さによって、商用交流電源100からの交流周期だけオンすることが可能となる。フォトトライアックは直流電圧Vccで駆動できるため、消費電力の観点から有利である。
S312で、コントローラ部112は、交流オン/オフ制御信号ACon/offをオン状態に保持する。これにより、主電源スイッチSW1の第2のスイッチ接点SW1bが遮断状態であっても、交流遮断回路104を通じて直流電源103に電力を供給することが可能となる。
S313で、コントローラ部112は、タイマー151を停止する。S314で、コントローラ部112は、プリンタ駆動回路部110への通電を再開し、スタンバイ状態に戻る。
以上説明したように、本実施例では、電力節約モードにおいて商用交流電源100からの電力の供給を所定時間taごとにオン/オフすることで、画像形成装置の消費電力を従来よりも削減できる。商用交流電源100からの電力が供給されている間は放電抵抗Rで電力が消費されるが、商用交流電源100からの電力の供給を遮断することで放電抵抗Rでの電力の消費を従来よりも削減できる。たとえば、2分毎に1秒間オンするような構成を採用した場合、放電抵抗Rの消費量は従来技術と比較して1/120となり、消費電力を大幅に低減できる。なお、従来技術とは、常に、商用交流電源100からの電力が放電抵抗Rに供給される画像形成装置のことである。
商用交流電源100からの交流をオン/オフする交流遮断回路104にフォトトライアックを採用すれば、交流遮断回路104を直流電圧Vccで駆動できる。交流遮断回路104としては、電磁リレーを採用してもよいが、フォトトライアックの方が消費電力の点でさらに有利である。直流電圧Vccに代えて、平滑コンデンサCsの両端電圧Vcsなどの一次側の電源を使用してもよい。しかし、両端電圧Vcsよりも直流電圧Vccは低いため、交流遮断回路104の消費電力を抑える観点からは、直流電圧Vccを利用したほうが有利であろう。
図1では、コントローラ部112により通電/遮断を制御可能な第2のスイッチ接点SW1bが交流遮断回路104と並列に接続されている。しかし、本発明はこの構成にのみ限定されるわけではなく、主電源スイッチSW1と同様な機能を有した主電源スイッチであれば採用できる。主電源スイッチSWの他の例については実施例2、3においてさらに説明する。
本実施例では、交流遮断回路104をニュートラルラインNに挿入したが、ホットラインHに挿入してもよい。この点は他の実施例も同様である。
<実施例2>
図4を用いて実施例2について説明する。本実施例では、上述した第2のスイッチ接点SW1bを、主電源スイッチSW2の1つのスイッチ接点と、交流遮断リレーRLで構成している。
本実施例では、主電源スイッチSW2における2つの接点のうち、ニュートラルラインNに対して直列に接続された接点に対して、交流遮断回路104が直列に接続されている。交流遮断回路104と並列に交流遮断リレーRLが接続されている。つまり、交流遮断リレーRLは、ニュートラルラインNに対して直列に接続された接点に対しては直列に接続されている。交流遮断リレーRLは、操作者が主電源スイッチSW2をオンに切り替えたときに、機械的な連動動作によりオンに切り替わる。また、交流遮断リレーRLは、スイッチオフ信号SWoffを供給されることによってオフに切り替わる。よって、実施例2は、実施例1と同様に動作することになる。よって、実施例2に関するタイミングチャートやフローチャート、効果に関しては、実施例1と同様であるため、ここではその説明を省略する。
<実施例3>
図5を用いて実施例3について説明する。実施例3では、実施例1で説明した第2のスイッチ接点SW1bを、第2のスイッチ接点SW3bと双安定リレーRLbで構成している。また、本実施例では、主電源スイッチSW3がオンであるのか、それともオフであるのかを検出する回路素子を設けることで、主電源スイッチSW3がオフにされるときに双安定リレーRLbを確実にオンに切り替えることを特徴としている。
図5が示すように、主電源スイッチSW3は3つの接点を有している。第1のスイッチ接点SW3aおよび第2のスイッチ接点SW3bは、商用交流電源100からの電源ラインであるホットラインHとニュートラルラインNとを遮断する接点である。第1のスイッチ接点SW3aは、ホットラインHに対して直列に接続されている。第2のスイッチ接点SW3bは、ニュートラルラインNに対して直列に接続されている。第2のスイッチ接点SW3bは、交流遮断回路104に対しても直列に接続されている。
第3のスイッチ接点SW3cは、主電源スイッチSW3が操作者によりオフされことを検出する接点である。つまり、第3のスイッチ接点SW3cは、主電源スイッチSW3の状態を検出する回路素子である。第1のスイッチ接点SW3a、第2のスイッチ接点SW3bおよび第3のスイッチ接点SW3cは、機械的に連動して動作する。主電源スイッチSW3がオン状態であれば、第3のスイッチ接点SW3cが閉じる。よって、直流電圧Vccが第3のスイッチ接点SW3cを介してコントローラ部112のポートに印加される。一方で、主電源スイッチSW3がオフ状態であれば、第3のスイッチ接点SW3cが開くため、コントローラ部112のポートには直流電圧Vccが印加されない。第3のスイッチ接点SW3cの一端は直流電圧Vccに接続しており、他端はコントローラ部112のポートとプルダウン抵抗Rpdの一端とに接続している。プルダウン抵抗Rpdの他端は接地されている。よって、主電源スイッチSW3がオフ状態になると、当該ポートは、ローレベルとなる。なお、ポートに入力される信号を主電源スイッチ検知信号Sdetと呼ぶことにする。このように、主電源スイッチ検知信号Sdetは、主電源スイッチSW3がオフ状態になるとローレベルとなり、主電源スイッチSW3がオン状態になるとハイレベルとなる。
交流遮断回路104と並列に双安定リレーRLbが接続されている。なお、双安定リレーRLbは第2のスイッチ接点SW3bに対しては直列に接続されている。双安定リレーRLbは、オンとオフとの2つの状態をそれぞれ維持するために電力を必要としないリレーである。双安定リレーRLbの鉄心、ヨーク、鉄片の材料は半硬質磁性材料であり、操作コイルを2つ備えている。半硬質磁性材料は磁束が残留するため、一方の操作コイルによって接点をオンにすれば、その状態が残留磁束によって維持される。また、双安定リレーRLbは、他方の操作コイルによってよって接点をオフにすることができる。この双安定リレーRLbは、コントローラ部112が出力するセット信号Ssetにより導通し、リセット信号Sresetによって遮断される。双安定リレーRLbが備える操作コイルを駆動する電源としては直流電圧Vccが使用される。
操作者が主電源スイッチSW3をオンしたときには、商用交流電源100からの交流が必ず直流電源103へ供給されなければならない。たとえば、双安定リレーRLbがオフになっていると、主電源スイッチSW3をオンしたとしても商用交流電源100からの交流が直流電源103へ供給されない。そのため、コントローラ部112は、主電源スイッチSW3がオフされたことを検出すると、セット信号Setを送出して双安定リレーRLbを必ず導通状態に切り替えておく。
図6のタイミングチャート用いて実施例3の動作を説明する。タイミングt0で、画像形成装置の動作状態は、スイッチオフ状態である。この状態では、双安定リレーRLbの接点は安定的にオンに維持されている。画像形成装置の出荷時に双安定リレーRLbの接点はオンに設定されてから出荷される。出荷後は、主電源スイッチSW3がオフされたことに応答して双安定リレーRLbの接点がオン状態に安定的に維持される。
タイミングt1で、主電源スイッチSW3は操作者によりオンに切り替えられる。これにより、直流電源103に第1のスイッチ接点SW3a、第2のスイッチ接点SW3bおよび双安定リレーRLbを介して商用交流電源100から交流が供給され、平滑コンデンサCsの蓄電が開始される。平滑コンデンサCsの両端電圧Vcsが直流電圧生成回路107の動作下限電圧Vlimitを超えると、直流電圧生成回路107が直流電圧Vccの出力を開始する。これにより、コントローラ部112が動作を開始する。また、第3のスイッチ接点SW3cが導通して直流電圧生成回路107から直流電圧Vccが出力されるため、主電源スイッチ検知信号Sdetがハイレベルとなる。コントローラ部112は、プリンタオン/オフ信号Pon/offを出力することでプリンタ電源遮断回路109をオンに切り替え、プリンタ駆動回路部110へ直流電圧Vccを供給する。これにより、プリンタ機構部113が動作を開始する。このとき、平滑コンデンサCsの両端電圧Vcsは商用交流電源100のピーク電圧であるVmaxまで上昇する。
タイミングt2で、コントローラ部112は、画像形成装置が所定時間tbにわたって使用されていないと判定し、実施例1と同様の動作で電力節約モードに移行する。なお、実施例3では、コントローラ部112がリレーリセット信号Rresetを出力し、双安定リレーRLbをオフ状態に移行させる。これにより、実施例3では、実施例1の第2のスイッチ接点SW1bを遮断した状態と等価な状態を作り出せる。
タイミングt3、t4では、実施例1と同様の処理を繰り返すことにより電力削減モードにおける消費電力を従来よりも低減できる。
タイミングt5で、主電源スイッチSW3が操作者によってオフされると、第3のスイッチ接点SW3cが遮断される。これにより主電源スイッチSW検知信号Sdetが即時にローレベルとなるため、コントローラ部112は、主電源スイッチSW3がオフされたことを認識する。主電源スイッチSW3のオフを認識したコントローラ部112は、リレーセット信号Ssetを出力することで、双安定リレーRLbをオン状態に移行させる。
この移行処理は、直流電圧Vccの出力が停止する前に行う必要があるため、コントローラ部112は主電源スイッチ検知信号Sdetを常に監視する。また、この移行処理は、たとえば割り込み等の優先順位の高い処理として扱うと、双安定リレーRLbをより確実にオン状態に移行させることができるだろう。
図6に示したように、電力節約モードにおいて平滑コンデンサCsの両端電圧Vcsは、交流オン/オフ信号ACon/offの駆動タイミングに応じて増減を繰り返す。そのため、平滑コンデンサCsの両端電圧Vcsが最小値となっても双安定リレーRLbを確実に駆動できるように、所定時間taを設定する必要がある。なお、両端電圧Vcsの最小値は、図6が示すように、タイマーのカウント値が所定時間taに一致したときの両端電圧Vcsのことである。所定時間taは、双安定リレーRLbのセットに必要な電力をあらかじめ直流電圧生成回路107の動作下限電圧Vlimitに加味して設定される。
以上の動作によって主電源スイッチSW3がオフにされたときは必ず双安定リレーRLbがオンに安定的に維持される。以降の制御は実施例1と同様である。
図7、図8を用いて実施例3の動作を説明する。図7は実施例3のメインシーケンスを示している。図7において図3と共通するステップには同一の参照符号を付与することで、説明の簡明化を図ることにする。図7を図3と比較すると、S306がS706に置換されている。コントローラ部112は、電力節約モードへの移行条件が満たされると、S706を実行する。
S706で、コントローラ部112は、双安定リレーリセット信号Rresetを出力することで、双安定リレーRLbの接点をオフ(遮断)に切り替える。このように、実施例3では、第2のスイッチ接点SW3bをオフに切り替える代わりに、双安定リレーRLbの接点をオフに切り替えることで、実施例1と同様の効果を発揮している。その後、S307に進む。
図8は実施例3におけるサブシーケンスを示している。このサブシーケンスは、コントローラ部112によって、図7に示したメインシーケンスと並行に実行される。上述したように、コントローラ部112は、常に主電源スイッチ検知信号Sdetを監視している。
S801で、コントローラ部112は、主電源スイッチ検知信号Sdetがハイレベルからローレベル(主電源スイッチSW3がオフ)になったかどうかを判定する。主電源スイッチ検知信号Sdetがハイレベルからローレベルになると、S802に進む。
S802で、コントローラ部112は、図7に示したいかなるステップよりも優先して、双安定リレーRLbをオンにセットするためのリレーセット信号Ssetを出力する。
S803で、コントローラ部112は、主電源スイッチ検知信号Sdetがローレベルからハイレベルになったかどうかを判定する。つまり、コントローラ部112は、主電源スイッチSW3が再びオンに切り替えられたかどうかを判定する。つまり、主電源スイッチSW3がオンにされたときは、図7に示したS301に進む。一方で、主電源スイッチSW3がオフに維持されたままであれば、S804に進む。S804は、コントローラ部112が実行するステップではないが、全体の処理の流れをわかりやすく説明するために記載している。
主電源スイッチSW3がオフになると、平滑コンデンサCsの電荷が使用され、直流電圧Vccが出力される。よって、平滑コンデンサCsの蓄電量が低下するにしたがって両端端電圧Vcsも低下する。S804で、両端端電圧VcsがVlimit未満になると、直流電圧生成回路107はもはや直流電圧Vccを出力できなくなる。よって、コントローラ部112も動作を停止する。また、直流電圧Vccを印加されている間、コントローラ部112は、S803を繰り返し実行することになる。たとえば、主電源スイッチSW3が瞬間的にオフにされたときは、S301に進むことができる。
以上説明したように、実施例3で説明した構成であっても実施例1と同様の効果を発揮できる。とりわけ、電源ラインを遮断するためのスイッチとして双安定リレーRLbを採用すると、主電源スイッチSW3をオフにするときには、双安定リレーRLbをオン状態に安定させなければならない。そこで、本実施例では、主電源スイッチSW3がオフになったことを検出する回路素子を設けることで、主電源スイッチSW3がオフにされたときに双安定リレーRLbを確実にオンに切り替えている。これにより、次回、主電源スイッチSW3がオンに切り替えられたときに、電源ラインが双安定リレーRLbによって導通することになり、直流電源103を起動できるようになる。
<画像形成装置>
図9は、実施形態に係る画像形成装置10の概略断面図である。給紙カセット90は、多数の記録媒体Pを収納している。記録媒体Pは、用紙、シート、転写材などと呼ばれることもある。給紙ローラ91は、プリンタ機構部113の一部である給紙ソレノイドによって駆動され、給紙カセット90に積載されている記録媒体Pを一枚ずつ分離して、搬送ローラ92へと給紙する。搬送ローラ92は、記憶媒体Pをさらに下流へ向けて搬送する。搬送ローラ92は、プリンタ機構部113の一部であるモータによって駆動される。
レジストローラ93は、記録媒体Pを搬送する搬送ローラの一種である。とりわけ、レジストローラ93は、画像形成部(転写ローラ94および感光ドラム95)へと記録媒体Pの先端を搬送するタイミングを調整するために使用される。レジストローラ93は、プリンタ機構部113の一部であるモータによって駆動される。
画像形成部において、現像剤(例:トナー)の像を転写された記録媒体Pは、定着装置96へと搬送される。定着装置96は、トナーを記録媒体Pに定着させるための加圧ローラ97と、定着フィルム08、セラミックヒータ99を含む。記録媒体Pは、加圧定着された後、排紙ローラ89によって機外に排紙される。加圧ローラ97および排紙ローラ89は、プリンタ機構部113の一部であるモータによって駆動される。
画像形成装置10の電源装置は実施例1ないし実施例3で説明したように制御されるため、画像形成装置10は全体として消費電力を削減できるようになる。

Claims (4)

  1. 通常電力モードと前記通常電力モードよりも消費電力の少ない電力節約モードとを有する画像形成装置であって、
    商用交流電源に接続され、前記商用交流電源からの交流電圧が入力される第1電源ライン及び第2電源ラインと、
    前記第1電源ラインおよび前記第2電源ラインとの間に接続されたラインフィルタと、
    前記ラインフィルタに並列に接続され、かつ、前記ラインフィルタに蓄積された電荷を放電する放電抵抗と、
    前記ラインフィルタおよび前記放電抵抗よりも前記商用交流電源側において前記第1電源ラインに挿入された第1スイッチと、
    前記ラインフィルタおよび前記放電抵抗よりも前記商用交流電源側において前記第2電源ラインに挿入された第2スイッチと、
    前記ラインフィルタおよび前記放電抵抗よりも前記商用交流電源側において前記第2電源ラインに挿入され、かつ、前記第2スイッチに対して並列に接続され、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチとは独立にオンオフ制御される第3スイッチと、
    前記ラインフィルタおよび前記放電抵抗よりも前記商用交流電源とは反対側に接続され、前記商用交流電源の交流電圧が入力され、前記交流電圧を整流してコンデンサにより平滑する整流平滑回路と、
    前記整流平滑回路に接続され、前記整流平滑回路の出力から所定の直流電圧を生成する直流電圧生成回路と、
    前記直流電圧生成回路により生成された直流電圧により動作し、画像形成装置が前記通常電力モードから前記電力節約モードに移行すると、前記第2スイッチをオフに切り替えるコントローラと
    を有し、
    前記直流電圧生成回路は、前記コントローラによって前記第2スイッチがオフに切り替えられると前記コンデンサから供給される電圧によって動作し、
    前記コントローラは、前記コンデンサの両端電圧が前記直流電圧生成回路の動作下限電圧を下回る前に前記コンデンサを充電するように所定時間ごとに前記第3スイッチを一時的にオンに切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定時間は、前記直流電圧生成回路及び前記コントローラが消費する電力量と前記コンデンサに蓄えられる電荷量とに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第3スイッチはフォトトライアックであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記コントローラによって制御され、前記直流電圧生成回路から負荷への電力を供給したり遮断したりする遮断回路をさらに有し、
    前記コントローラは、前記画像形成装置が前記電力節約モードに移行すると、前記遮断回路をオンからオフに切り替えて、前記直流電圧生成回路から前記負荷への電力を遮断することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置。
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