JP6095314B2 - ウエーハの加工方法 - Google Patents

ウエーハの加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6095314B2
JP6095314B2 JP2012220032A JP2012220032A JP6095314B2 JP 6095314 B2 JP6095314 B2 JP 6095314B2 JP 2012220032 A JP2012220032 A JP 2012220032A JP 2012220032 A JP2012220032 A JP 2012220032A JP 6095314 B2 JP6095314 B2 JP 6095314B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
sic wafer
raised portion
surface protection
grinding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012220032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014072503A (ja
Inventor
拓也 神長
拓也 神長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Corp filed Critical Disco Corp
Priority to JP2012220032A priority Critical patent/JP6095314B2/ja
Publication of JP2014072503A publication Critical patent/JP2014072503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6095314B2 publication Critical patent/JP6095314B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Description

本発明は、外周余剰領域の外周縁に盛り上がり部を有したウエーハの加工方法に関する。
ウエーハ上にエピタキシャル成長を行うと、ウエーハの外周縁にエピクラウンと呼ばれるエピタキシャル膜の盛り上がり部が発生してしまう。そこで、特開平7−226349号公報には、シリコンウエーハなどのウエーハの外周縁に面取りを施す必要があることが開示されている。
しかし、ウエーハの種類によっては面取り部が小さかったり、面取りが全く施されていないものもあり、このようなウエーハでは、エピタキシャル成長によってエピタキシャル膜の盛り上がり部が形成されてしまう。例えばSiC(炭化ケイ素)ウエーハが典型的である。
特開平7−226349号公報
この盛り上がり部がウエーハの表面の外周縁に形成されると、ウエーハを薄化するために裏面を研削する際にウエーハを保持テーブルに平坦に保持できず、ウエーハを平坦に研削できないという問題が生じる。
本発明の目的は、上記に鑑みてなされたものであって、外周縁に盛り上がり部が形成されたウエーハを平坦に研削しうるウエーハの加工方法を提供することである。
本発明によると、表面に複数のデバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領を囲続する外周余剰領域とを有し、該表面にエピタキシャル膜を有し、該外周余剰領域に該エピタキシャル膜の盛り上がり部が形成されたSiCウエーハを加工するウエーハの加工方法であって、SiCウエーハの該デバイス領域を覆うと共に該盛り上がり部には至らない長さの直径を有し、該盛り上がり部の高さよりも厚い厚みを有した表面保護プレートSiCウエーハの該デバイス領に貼着し、該盛り上がり部を露出させる表面保護プレート貼着ステップと、該表面保護プレートを介してSiCウエーハを保持テーブルで保持してSiCウエーハの裏面を露出させる保持ステップと、該保持ステップを実施した後、SiCウエーハの裏面を研削手段で研削して所定の厚みへと薄化させる薄化ステップと、を備え、該保持テーブルは、該表面保護プレートと同等または該表面保護プレートよりも小さい吸引領域を有するウエーハの加工方法が提供される。
本発明によると、外周縁に盛り上がり部が形成されたウエーハを平坦に研削しうるウエーハの加工方法が提供される。
本発明の加工方法では、デバイス領域を覆うと共に盛り上がり部には至らない長さの直径を有し、盛り上がり部の高さよりも厚い厚みを有した表面保護部材が、ウエーハのデバイス領域に表面保護部材の中心とウエーハのデバイス領域の中心とが一致するように貼着される。ウエーハの研削時には、平坦な表面保護部材を介してウエーハを保持テーブルに保持するためウエーハを平坦に保持でき、ウエーハを平坦に研削することができる。
本発明の加工方法を実施するのに適した研削装置の外観斜視図である。 表面にエピタキシャル膜を有するSiCウエーハの外観斜視図である。 表面にエピタキシャル膜を有するSiCウエーハの断面図である。 表面保護部材粘着ステップを説明する斜視図である。 表面にエピタキシャル膜を有するSiCウエーハの表面に表面保護部材を貼着した状態を示す一部断面側面図である。 保持ステップを説明する一部断面側面図である。 薄化ステップを説明する一部断面側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明の研削方法を実施するのに適した研削装置2の外観斜視図が示されている。4は研削装置2のベースであり、ベース4の後方にはコラム6が立設されている。コラム6には、上下方向に伸びる一対のガイドレール8が固定されている。
この一対のガイドレール8に沿って研削ユニット(研削手段)10が上下方向に移動可能に装着されている。研削ユニット10は、スピンドルハウジング12と、スピンドルハウジング12を保持する支持部14を有しており、支持部14が一対のガイドレール8に沿って上下方向に移動する移動基台16に取り付けられている。
研削ユニット10は、スピンドルハウジング12中に回転可能に収容されたスピンドル18と、スピンドル18を回転駆動するモータ20と、スピンドル18の先端に固定されたホイールマウント22と、ホイールマウント22に着脱可能に装着された研削ホイール24とを含んでいる。研削ホイール24の下面に複数の研削砥石28が環状に貼着されている。
研削装置2は、研削ユニット10を一対のガイドレール8に沿って上下方向に移動するボールねじ30とパルスモータ32とから構成される研削ユニット送り機構34を備えている。パルスモータ32を駆動すると、ボールねじ30が回転し、移動基台16が上下方向に移動される。
ベース4の上面には凹部4aが形成されており、この凹部4aに保持テーブル機構36が配設されている。保持テーブル機構36は保持テーブル(チャックテーブル)38を有し、図示しない移動機構によりウエーハ着脱位置Aと、研削ユニット10に対向する研削位置Bとの間でY軸方向に移動される。40,42は蛇腹であり、ベース4の前方側には、オペレータが研削条件等を入力する操作パネル44が配設されている。
図2及び図3を参照すると、表面11aにエピタキシャル膜15を有するSiCウエーハ11の外観斜視図及び表面11aにエピタキシャル膜15を有するSiCウエーハ11の断面図がそれぞれ示されている。
SiC(炭化ケイ素)ウエーハ11は、SiCバルクウエーハ(SiC基板)13上に単結晶SiC薄膜からなるエピタキシャル膜15(図3参照)がエピタキシャル成長により形成されている。
SiCウエーハ11では、通常CVD(Chemical Vapor Deposition)等によりエピタキシャル膜15が成膜される。SiCウエーハ11の外周縁11eは表面11a及び裏面11bに概略垂直に形成されている。即ち、このSiCウエーハ11の外周縁11eには面取り部が形成されていない(図3参照)。
SiCウエーハ11は、表面11aに複数のストリートS(図2参照)が格子状に形成されているとともに、複数のストリートSによって区画された各領域にIC、LSI等のデバイスDが形成されている。
このように構成されたSiCウエーハ11は、デバイスDが形成されているデバイス領域17と、デバイス領域17を囲繞する外周余剰領域19をその表面11aに備えている。
このような面取り部を有しないSiCウエーハ11にエピタキシャル膜15が成膜されると、外周縁11e近傍に盛り上がり部21が形成される。具体的には、SiCウエーハ11の表面11aに、例えば数十〜五十μm程度の高さの盛り上がり部21が形成される。
図4を参照すると、表面保護部材粘着ステップを説明する斜視図が示されている。平坦な表面保護部材46に接着剤やワックス等を塗布して、SiCウエーハ11の表面11aに、SiCウエーハ11の中心と表面保護部材46の中心が一致するように、平坦な表面保護部材46を貼着する。
表面保護部材46の直径はSiCウエーハ11のデバイス領域17を覆うと共に盛り上がり部21には至らない長さであり、表面保護部材46の厚みは盛り上がり部21の高さよりも厚い厚みである。本実施形態では、表面保護部材46として、厚み1mmのガラスプレートを用いる。
図5を参照すると、表面11aにエピタキシャル膜15を有するSiCウエーハ11の表面11aに表面保護部材46を貼着した状態を示す一部断面側面図が示されている。上述の表面保護部材粘着ステップを実施した結果、SiCウエーハ11の表面11aに形成されたデバイス領17は表面保護部材46が貼着されて表面保護部材46によって覆われ、外周余剰領域19にある盛り上がり部21は露出している。
次に、図6を参照すると、保持ステップを説明する一部断面側面図が示されている。SiCウエーハ11に貼着されている表面保護部材46を表面保護部材46の表面積と同等の、又は表面保護部材46の表面積よりも小さい吸引領域を有する保持テーブル38の吸引部48に載置する。
即ち、SiCウエーハ11は表面保護部材46を介して、保持テーブル38に載置されている。保持テーブル38の吸引部48に連通する吸引源50を作動させ、表面保護部材46を介してSiCウエーハ11を保持テーブル38に吸引保持する。
吸引部48の吸引領域が表面保護部材46の表面積と同等であるか、又は表面保護部材46の表面積よりも小さいため、吸引部48は表面保護部材46によって完全に覆われ吸引部48と表面保護部材46の間から負圧が漏れるのを防止できる。
更に、表面保護部材46は盛り上がり部21の高さよりも厚い厚みを有するため、表面保護部材46を介して保持テーブル38に吸引保持されたSiCウエーハ11の盛り上がり部21は保持テーブル38の保持面に接触することがないので、SiCウエーハ11を保持テーブル38に平坦に吸引保持することが出来る。
次に、図7を参照すると、薄化ステップを説明する一部断面側面図が示されている。保持テーブル機構36の図示しない移動機構を駆動して保持テーブル38をY軸方向に移動し、SiCウエーハ11をウエーハ着脱位置Aから研削ホイール24に対向する研削位置Bに位置づける(図1参照)。
研削ホイール24を保持テーブル38で吸引保持されたSiCウエーハ11の裏面11bに当接した状態で、研削ホイール24を矢印b方向に例えば1000rpmで回転させるとともに、保持テーブル38で保持されたSiCウエーハ11を矢印a方向に例えば300rpmで回転させて、SiCウエーハ11の研削を実施する。
本実施形態の研削ステップ(薄化ステップ)では、SiCウエーハ11は盛り上がり部21を避けて平坦な表面保護部材46を介して、保持テーブル38に平坦に保持されているため、SiCウエーハ11を平坦に研削加工を実施することができる。
以上の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。上述した実施形態では、本発明の加工方法を外周縁11eに面取り部を有しないSiCウエーハ11に適用した例について説明したが、被加工物はSiCウエーハ11に限定されるものではなく、外周縁11eに面取り部を有しない又は面取り部が小さい他のウエーハにも同様に適用することができる。
また、以上に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以上に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
2 研削装置
11 SiCウエーハ
11a 表面
11b 裏面
11e 外周縁
15 エピタキシャル膜
17 デバイス領域
19 外周余剰領域
24 研削ホイール
38 保持テーブル
21 盛り上がり部
46 表面保護部材
D デバイス

Claims (1)

  1. 表面に複数のデバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領を囲続する外周余剰領域とを有し、該表面にエピタキシャル膜を有し、該外周余剰領域に該エピタキシャル膜の盛り上がり部が形成されたSiCウエーハを加工するウエーハの加工方法であって、
    SiCウエーハの該デバイス領域を覆うと共に該盛り上がり部には至らない長さの直径を有し、該盛り上がり部の高さよりも厚い厚みを有した表面保護プレートSiCウエーハの該デバイス領に貼着し、該盛り上がり部を露出させる表面保護プレート貼着ステップと、
    該表面保護プレートを介してSiCウエーハを保持テーブルで保持してSiCウエーハの裏面を露出させる保持ステップと、
    該保持ステップを実施した後、SiCウエーハの裏面を研削手段で研削して所定の厚みへと薄化させる薄化ステップと、を備え、
    該保持テーブルは、該表面保護プレートと同等または該表面保護プレートよりも小さい吸引領域を有する
    ことを特徴とするウエーハの加工方法。
JP2012220032A 2012-10-02 2012-10-02 ウエーハの加工方法 Active JP6095314B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012220032A JP6095314B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-02 ウエーハの加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012220032A JP6095314B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-02 ウエーハの加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014072503A JP2014072503A (ja) 2014-04-21
JP6095314B2 true JP6095314B2 (ja) 2017-03-15

Family

ID=50747404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012220032A Active JP6095314B2 (ja) 2012-10-02 2012-10-02 ウエーハの加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6095314B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5320619B2 (ja) * 2009-09-08 2013-10-23 三菱電機株式会社 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014072503A (ja) 2014-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5877663B2 (ja) ウエーハの研削方法
JP6385131B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP6095325B2 (ja) バンプ付きデバイスウェーハの加工方法
TWI759469B (zh) 晶圓加工方法
JP5946260B2 (ja) ウエーハの加工方法
KR102216978B1 (ko) 서포트 플레이트, 서포트 플레이트의 형성 방법 및 웨이퍼 가공 방법
JP5184250B2 (ja) 切削装置
JP6824583B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP2015220303A (ja) ウェーハの加工方法及び中間部材
JP2009158648A (ja) ウエーハの分割方法
JP2012146889A (ja) ウエーハの研削方法
KR102243872B1 (ko) 피가공물의 연삭 방법
JP2011040631A (ja) 硬質ウエーハの研削方法
JP2009130315A (ja) ウエーハの切削方法
JP2016219757A (ja) 被加工物の分割方法
KR102379433B1 (ko) 피가공물의 절삭 가공 방법
JP5686570B2 (ja) ウエーハ支持プレートの使用方法
JP6095314B2 (ja) ウエーハの加工方法
US20150093882A1 (en) Wafer processing method
JP6045426B2 (ja) ウェーハの転写方法および表面保護部材
JP2013243311A (ja) 表面保護テープ
JP5313022B2 (ja) 被加工物の切削方法
JP2010074003A (ja) 研削装置およびウエーハ研削方法
JP2012190930A (ja) ウエーハ及びウエーハの搬送方法
JP2012074659A (ja) 研削方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6095314

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250