JP6094944B2 - シートクッショントリムの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、
シートクッションフレームにシートクッションパッドが載置され、
前記シートクッションパッドにシートクッショントリムが被され、
前記シートクッショントリムの端部に固定された係止フックが、前記シートクッションフレームのワイヤー材に係止し、
前記ワイヤー材は平面視で屈曲したコーナー部を有し、
前記係止フックは前記ワイヤー材の被係止部に沿う方向に連続して設けられているシートクッションに関する。
上記のシートクッションのワイヤー材は平面視で屈曲したコーナー部を有する(特許文献1参照)。従って、前記係止フックも前記コーナー部に沿わせて屈曲変形させることが考えられる。
しかしながら、前記係止フックをコーナー部に沿わせて屈曲変形させると、図3(a),図3(b),図4に示すように、このコーナー部41Aにおける前記係止フック41の湾曲部42の開口幅bが、非コーナー部(直線状の係止フック部分)の開口幅aに比べて短くなる。
これは、前記湾曲部42の内側開口端K2と外側開口端K1との周長の違いにより断面が変形し、外側開口端K1と内側開口端K2の幅が狭まることによる。その結果、係止フックのコーナー部をワイヤー材のコーナー部に係止しにくくなり、ワイヤー材への係止フックの係止作業の作業性が低下する。
この問題を解消する手段として、従来、前記ワイヤー材にコーナー部を設けずに、ワイヤー材を複数の直線状の部分だけで構成する第1の技術があった。
また、前記係止フックのコーナー部に、前記ワイヤー材のコーナー部との干渉を回避する切り欠きを形成する第2の技術もあった。
特開平11−89663号公報
上記従来の第1の技術によれば、ワイヤー材の数や、ワイヤーの曲げ点数が増加し、部品点数や製造工数が増加していた。
また、従来の第2の技術によれば、係止フックに切り欠きを形成することで係止フックの強度が低下し、係止フックのコーナー部でシートクッショントリムにしわが生じやすかった。
本発明の目的は、ワイヤー材への係止フックの係止作業を向上させることができる構造でありながら、部品点数や製造工数を少なくすることができ、シートクッショントリムにしわが生じにくくすることができるシートクッションを提供する点にある。
本発明の特徴は、
シートクッションフレームにシートクッションパッドが載置され、
前記シートクッションフレームは、前記シートクッションパッドの下方に延設するワイヤー材を有し、
前記シートクッションフレームと前記シートクッションパッド、前記ワイヤー材を覆うシートクッショントリムが設けられ、
前記ワイヤー材は平面視で屈曲したコーナー部を有し、
係止フックは前記ワイヤー材沿う方向に連続して設けられ
前記シートクッショントリムの前記ワイヤー材側に向いている裏面に、前記係止フックが固定され、
前記係止フックの係止部は、前記ワイヤー材の被係止部に係止されるシートクッショントリムの取付構造において、
前記係止フックは、前記ワイヤー材への係止時に前記ワイヤー材の軸心に直交する断面において、前記ワイヤー材に下方から巻回される湾曲部と、前記湾曲部の一端から連接し直線状に形成され、前記シートクッショントリムの裏面との固定部を形成しているストレート部と、から成る断面Jの字状にあり、
前記ワイヤー材のコーナー部では、前記係止フックが前記ワイヤー材のコーナー部に係止しないように、前記ワイヤー材上方に凸となる凸部状に折曲され、かつ、前記係止フックの湾曲部の他端には、前記ワイヤー材の凸部状に当接する当接部を有している点にある。(請求項1)
この構成によれば、前記ワイヤー材のコーナー部が、上方に凸となる凸部状に折曲されて、係止フックのコーナー部から上方に逃げている。従って、開口幅が短い係止フックのコーナー部にワイヤー材のコーナー部を係止しなくてもよくなる。その結果、直線状のワイヤー材部分に直線状の係止フック部分を係止するだけで済み、ワイヤー材への係止フックの係止作業の作業性を向上させることができる。
そして、ワイヤー材を直線状の2つの部分に分割する必要がないので、部品点数や製造工数を少なくすることができる。
また、ワイヤー材のコーナー部との干渉を回避する切り欠きを係止フックのコーナー部に形成する必要がないので、係止フックの強度低下を防ぐことができる。従って、係止フックのコーナー部付近に縫着されたシートクッショントリムがしっかりと張られる。これにより、係止フックのコーナー部がワイヤー材のコーナー部に係止していなくても、シートクッショントリムにしわが発生するのを防ぐことができる。(請求項1)
本発明において、
前記ワイヤー材のコーナー部は上方に凸となる三角形状に折曲されていると、次の作用を奏することができる。
ワイヤー材のコーナー部が傾斜して上方に向かう為、ワイヤー材のコーナー部を次第に係止フックから外れさせながら係止フックのコーナー部の上方に逃がすことができる。これにより、ワイヤー材への係止フックの係止作業をスムーズに行うことができて、前記係止作業の作業性を向上させることができる。
本発明において、
前記係止フックは断面Jの字状に形成されて、断面において湾曲した湾曲部と、断面において直線状のストレート部とから成り、
前記ストレート部が前記湾曲部よりも前記シートクッショントリムの端縁側に位置する状態に、前記ストレート部の背面が前記シートクッショントリムの端部の裏面に重ねられ、
前記ストレート部が前記シートクッショントリムの端部に固定され、
前記シートクッショントリムの端部が前記ワイヤー材にシート外方側から巻回されて、前記係止フックの湾曲部が前記ワイヤー材に係止し、
前記湾曲部の周方向の先端面が、前記ワイヤー材の凸部状のコーナー部に受け止められて、前記ワイヤー材の軸芯周りの前記係止フックの回転が阻止されていると、次の作用を奏することができる。
前記シートクッショントリムの端部が前記ワイヤー材にシート外方側から巻回されて、前記係止フックの湾曲部が前記ワイヤー材の被係止部に係止する。そして、前記湾曲部の周方向の先端面が、前記ワイヤー材の凸部状のコーナー部に受け止められて、前記ワイヤー材の軸芯周りの前記係止フックの回転が阻止される。これにより、係止フックがワイヤー材から係止解除すること(外れること)や、シートクッショントリムにしわが発生することを防止することができる。
本発明において、
前記湾曲部の当接部のは、前記湾曲部の径方向外方側に突出する突出片が設けられていると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
前記突出片の端面が、ワイヤー材の凸部状のコーナー部に受け止められて、ワイヤー材の軸芯周りの係止フックの回転が阻止される。前記突出片の端面を、ワイヤー材の凸部状のコーナー部で受け止めるから、ワイヤー材の軸芯周りの係止フックの回転をより確実に阻止することができる。(請求項2)
本発明によれば、
ワイヤー材への係止フックの係止作業を向上させることができる構造でありながら、部品点数や製造工数を少なくすることができ、シートクッショントリムにしわが生じにくくすることができるシートクッションを提供することができた。
自動車用のリアシートの分解斜視図 (a)は図1のA−A断面図、(b)は、ワイヤー材の非コーナー部(直線状のワイヤー材部分)と係止フックの非コーナー部(直線状の係止フック部分)との係止構造の断面図、(c)は、ワイヤー材のコーナー部と係止フックのコーナー部との断面図 (a)は、シートクッションフレームの平面図、(b)は、図3(a)のV部の拡大図 係止フックのコーナー部と非コーナー部の比較を示す断面図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1に、自動車に搭載されるリアシートのシートクッションの分解斜視図を示してある。前記シートクッションは、シートクッションフレーム2と、シートクッションフレーム2に載置されるシートクッションパッド3(図2(a)参照)と、シートクッションパッド3に被されるシートクッショントリム4(表皮材)とを備えている。
図1,図2(a),図2(b)に示すように、シートクッショントリム4の端部4Tには樹脂製の係止フック41が縫着固定されている。この係止フック41は、シートクッションフレーム2の第1ワイヤー材31〜第6ワイヤー材36(図1参照)に係止する。
[シートクッションフレーム2の構造]
図1に示すように、シートクッションフレーム2は横長の長方形環状のパイプ材21を備えている。パイプ材21は、前側パイプ部21Fと後側パイプ部21Rと左側パイプ部21Bと右側パイプ部21Aとから成る。図1の符号Frはシート前方側(前側)を示し、Rrはシート後方側(後側)を示している。
前記前側パイプ部21Fと後側パイプ部21Rに、衝撃を吸収する複数のS字ばね22が架け渡されている。複数のS字ばね22はシート幅方向に間隔を空けて並んでいる。
前記第1ワイヤー材31〜第6ワイヤー材36は、前側パイプ部21Fの左端部・中央部・右端部・右側パイプ部21A・後側パイプ部21R・左側パイプ部21Bに各別に設けられている。
[第1ワイヤー材31の構造]
図1に示すように、第1ワイヤー材31は、幅広のU字状のワイヤー素材の両上端部を前側パイプ部21Fの左端部に溶接固着して構成されている。前記第1ワイヤー材31の右側ワイヤー部31Bの上端部31B1はシート後方側Rrに屈曲している。そして、前側パイプ部21Fからシート前方側Frに突出する支持ブラケット30に前記上端部31B1が下側から支持されている。
図1,図3(a),図3(b)に示すように、第1ワイヤー材31の左側ワイヤー部31Aと右側ワイヤー部31Bの下端部同士を連結する下側ワイヤー部31Cは、平面視で屈曲したコーナー部31C1を備えている。このコーナー部31C1はシート幅方向外側ほどシート後方側Rrに位置するように傾斜し、下側ワイヤー部31Cの左端部側に形成されている。
また、前記係止フック41の後述のコーナー部41A(図1,図3(a),図3(b)参照)が、下側ワイヤー部31Cのコーナー部31C1に係止しないように(図2(c)参照)、下側ワイヤー部31Cのコーナー部31C1が、上方に凸となる三角形の凸部状に折曲されている。
[第2ワイヤー材32の構造]
第2ワイヤー材32は、幅広のU字状のワイヤー素材の両上端部を前側パイプ部21Fの中央部に溶接固着して構成されている。前記第2ワイヤー材32の左側ワイヤー部32Aの上端部32A1と、右側ワイヤー部32Bの上端部32B1とはシート後方側Rrに屈曲している。そして、前側パイプ部21Fからシート前方側Frに突出する支持ブラケット30に、各上端部32A1,32B1が下側から支持されている。左側ワイヤー部32Aの下端部と右側ワイヤー部32Bの下端部を連結する下側ワイヤー部32Cは一直線状に形成されている。
[第3ワイヤー材33の構造]
第3ワイヤー材33は、前記第1ワイヤー材31と左右対称に形成されている。第3ワイヤー材33の左側ワイヤー部33Bの上端部33B1はシート後方側Rrに屈曲している。そして、前側パイプ部21Fからシート前方側Frに突出する支持ブラケット30に前記上端部33B1が下側から支持されている。
図1,図3(a),図3(b)に示すように、第3ワイヤー材33の左側ワイヤー部33Bと右側ワイヤー部33Aの下端部同士を連結する下側ワイヤー部33Cは、平面視で屈曲したコーナー部33C1を備えている。このコーナー部33C1はシート幅方向外側ほどシート後方側Rrに位置するように傾斜し、下側ワイヤー部33Cの右端部側に形成されている。
また、前記係止フック41の後述のコーナー部41B(図1参照)が、下側ワイヤー部33Cのコーナー部33C1に係止しないように、下側ワイヤー部33Cのコーナー部33C1が、上方に凸となる三角形の凸部状に折曲されている。
[第4ワイヤー材34〜第6ワイヤー材36の構造]
図1に示すように、右側パイプ部21Aに設けられた第4ワイヤー材34と、左側パイプ部21Bに設けられた第6ワイヤー材36とには、シート前後方向に沿うワイヤー部34C,36Cが設けられている。さらに、前記シート前後方向に沿うワイヤー部34C,36Cに、上方に凸となる三角形の凸部34C1,36C1が形成されている。前記後側パイプ部21Aに設けられた第5ワイヤー材35には、シート幅方向に沿うワイヤー部35Cが設けられている。
第1ワイヤー材31〜第3ワイヤー材33の下側ワイヤー部31C〜33Cと、第4ワイヤー材34と第6ワイヤー材36のシート前後方向に沿うワイヤー部34C,36Cと、第5ワイヤー材35のシート幅方向に沿うワイヤー部35Cとは、前記係止フック41が係止する被係止部Kを構成する。
[係止フック41の構造]
図1に示すように、前記係止フック41は前記被係止部Kに沿う方向に連続して設けられている。従って、前記係止フック41は、第1ワイヤー材31の下側ワイヤー部31のコーナー部31C1に対応するコーナー部41A(図1,図3(a),図3(b)参照)と、第3ワイヤー材33の下側ワイヤー部33Cのコーナー部33C1に対応するコーナー部41B(図1参照)とを備えている。
図2(a)〜図2(c)に示すように、前記係止フック41は断面Jの字状に形成され、断面において湾曲した湾曲部42と、断面において直線状のストレート部43とから成る。そして、ストレート部43が湾曲部42よりもシートクッショントリム4の端縁4T1側に位置する状態に、ストレート部43の背面がシートクッショントリム4の端部4Tの裏面に重ねられている。さらに、ストレート部43が前記端部4Tに縫着固定されている。符号Aは縫着部である。
前記シートクッショントリム4の端部4Tは、前記第1ワイヤー材31〜第6ワイヤー材36の被係止部Kにシート外方側から巻回されている。前記被係止部Kには係止フック41の湾曲部42が外嵌係止する。
図2(c)に示すように、前記湾曲部42の周方向の先端部に、湾曲部42の径方向外方側に突出する突出片42Aが設けられている。突出片42Aの端面42A1(湾曲部の周方向の先端面に相当)は、第1ワイヤー材31の下側ワイヤー部31Cのコーナー部31C1(図1参照)と、第3ワイヤー材33の下側ワイヤー部33Cのコーナー部33C1と、第4ワイヤー材34の凸部34C1と、第6ワイヤー材36の凸部36C1とに受け止められている。
これにより、各ワイヤー材31,33,34,36の軸芯周りの係止フック41の回転(図2(a)の矢印B方向への回転)が阻止されている。その結果、係止フック41が各ワイヤー材31,33,34,36から係止解除すること(外れること)や、シートクッショントリム4にしわが発生することを防止することができる。
本発明の構成によれば、
(1) 第1ワイヤー材31の下側ワイヤー部31Cのコーナー部31C1と、第3ワイヤー材33の下側ワイヤー部33Cのコーナー部33C1とが、前記係止フック41のコーナー部41A,41Bから上方に逃げている(図2(c)参照)。従って、開口幅が短い係止フック41のコーナー部41A,41Bに、第1ワイヤー材31の下側ワイヤー部31Cのコーナー部33C1と、第3ワイヤー材33の下側ワイヤー部33Cのコーナー部33C1とを係止しなくてもよくなる。
その結果、直線状のワイヤー材部分に直線状の係止フック部分を係止するだけで済み、第1ワイヤー材31と第3ワイヤー材33の前記下側ワイヤー部31C,33Cへの係止フック41の係止作業の作業性を向上させることができる。
そして、ワイヤー材を直線状の2つの部分に分割する必要がないので、部品点数や製造工数を少なくすることができる。
また、第1ワイヤー材31と第3ワイヤー材33のコーナー部31C1,33C1との干渉を回避する切り欠きを係止フック41のコーナー部41A,41Bに形成する必要がないので、係止フック41の強度低下を防ぐことができる。
従って、係止フック41のコーナー部41A,41B付近に縫着されたシートクッショントリム4がしっかりと張られる。これにより、係止フック41のコーナー部41A,41Bが、第1ワイヤー材31と第3ワイヤー材33のコーナー部31C1,33C1に係止していなくても、シートクッショントリム4にしわが発生するのを防ぐことができる。
(2) 第1ワイヤー材31と第3ワイヤー材33の下側ワイヤー部31C,33Cのコーナー部31C1,33C1は上方に凸となる三角形状に折曲されているから、前記コーナー部31C1,33C1が傾斜して上方に向かう。従って、前記コーナー部31C1,33C1を次第に係止フック41から外れさせながら係止フック41のコーナー部41A,41Bの上方に逃がすことができる。これにより、前記下側ワイヤー部31C,33Cへの係止フック41の係止作業をスムーズに行うことができて、前記係止作業の作業性を向上させることができる。
2 シートクッションフレーム
3 シートクッションパッド
4 シートクッショントリム
4T シートクッショントリムの端部
4T1 シートクッショントリムの端縁
31 ワイヤー材(第1ワイヤー材)
31C1 ワイヤー材のコーナー部(第1ワイヤー材のコーナー部)
33 ワイヤー材(第3ワイヤー材)
33C1 ワイヤー材のコーナー部(第3ワイヤー材のコーナー部)
41 係止フック
41A 係止フックのコーナー部
41B 係止フックのコーナー部
42 湾曲部
42A 突出片
42A1 湾曲部の周方向の先端面(突出片の端面)
43 ストレート部
K 被係止部

Claims (2)

  1. シートクッションフレームにシートクッションパッドが載置され、
    前記シートクッションフレームは、前記シートクッションパッドの下方に延設するワイヤー材を有し、
    前記シートクッションフレームと前記シートクッションパッド、前記ワイヤー材を覆うシートクッショントリムが設けられ、
    前記ワイヤー材は平面視で屈曲したコーナー部を有し、
    係止フックは前記ワイヤー材沿う方向に連続して設けられ
    前記シートクッショントリムの前記ワイヤー材側に向いている裏面に、前記係止フックが固定され、
    前記係止フックの係止部は、前記ワイヤー材の被係止部に係止されるシートクッショントリムの取付構造において、
    前記係止フックは、前記ワイヤー材への係止時に前記ワイヤー材の軸心に直交する断面において、前記ワイヤー材に下方から巻回される湾曲部と、前記湾曲部の一端から連接し直線状に形成され、前記シートクッショントリムの裏面との固定部を形成しているストレート部と、から成る断面Jの字状にあり、
    前記ワイヤー材のコーナー部では、前記係止フックが前記ワイヤー材のコーナー部に係止しないように、前記ワイヤー材上方に凸となる凸部状に折曲され、かつ、前記係止フックの湾曲部の他端には、前記ワイヤー材の凸部状に当接する当接部を有しているシートクッショントリムの取付構造。
  2. 前記湾曲部の当接部のは、前記湾曲部の径方向外方側に突出する突出片が設けられている請求項1記載のシートクッショントリムの取付構造。
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