JP6094350B2 - 車載制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザ操作に応じて、制御対象機器にコマンドを送信する車載制御装置に関するものである。
従来、ショートカット機能を果たすプログラマブル・ボタンを備えたナビゲーションシステムが商品化されている(例えば、BMW社製 商品名:iDrive)。このナビゲーションシステムでは、ユーザの好みの機能をプログラマブル・ボタンに割り当てるように登録しておくことで、1回のプログラマブル・ボタンの操作で、登録しておいた機能を実行することが可能となっている。
また、ユーザの行った操作を操作履歴データファイルに記録し、該操作履歴ファイルに基づくマクロプログラムを作成するとともに、マクロ実行命令の入力に応じて、その操作履歴ファイルに記録された画面切り替え等の操作を自動実行するナビゲーション装置もある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−221470号公報
ところで、車両には、ナビゲーションシステム、エアコン、ハンズフリーフォン、車両窓開閉システム等、様々な車載機器が搭載されている。また、ナビゲーションシステムには、携帯電話やスマートフォン等の携帯端末と通信接続する機能を有し、ナビゲーションシステムと車両内に持ち込まれた携帯端末との間で各種データの授受を行うことも可能となっている。
しかし、上記した車載機器や携帯端末に対する各種設定を行うためには、制御対象機器毎に各操作部を操作する必要があり、1回のタスク実行操作で各種設定を行うことができない。上記プログラマブル・ボタンを備えたシステムや上記特許文献1に記載された装置についても、異なる制御対象機器に対する複数の設定を、1回のタスク実行操作で実行できないので、利便性がよくないといった問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、異なる制御対象機器に対する複数の設定を、1回のタスク実行操作で実行できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ユーザ操作に応じて、複数の異なる制御対象機器(12、13、20〜22、2、30)を制御対象とする複数の操作を規定したショートカットを記憶媒体に記憶させるショートカット記憶手段と、ユーザの操作部(10b)に対する1回のショートカット実行指示に応じてショートカットに規定された複数の操作を実行するための複数のコマンドを複数の制御対象機器に送信する第1コマンド送信手段と、複数のコマンドが送信される前の設定状態を記憶する設定状態記憶手段と、ショートカットに、指定時間が経過すると複数の操作を実行する前の状態に戻すタイマー設定が規定されている場合、第1コマンド送信手段により複数のコマンドが送信されてから指定時間が経過すると、複数のコマンドが送信される前の設定状態に戻すためのコマンドを複数の制御対象機器に送信する第2コマンド送信手段と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、ユーザ操作に応じて、複数の異なる制御対象機器(12、13、20〜22、2、30)を制御対象とする複数の操作を規定したショートカットを記憶媒体に記憶させ、ユーザの操作部(10b)に対する1回のショートカット実行指示に応じてショートカットに規定された複数の操作を実行するための複数のコマンドが複数の制御対象機器に送信されるので、異なる制御対象機器に対する複数の設定を、1回のタスク実行操作で実行することができる。また、複数のコマンドが送信される前の設定状態を記憶し、ショートカットに、指定時間が経過すると複数の操作を実行する前の状態に戻すタイマー設定が規定されている場合、複数のコマンドが送信されてから指定時間が経過すると、複数のコマンドが送信される前の設定状態に戻すためのコマンドが複数の制御対象機器に送信されるので、より高度な操作を行うことが可能である。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係る車載制御装置のブロック構成を示す図である。 ステアリングに設けられた設定スイッチについて説明するための図である。 ショートカットで設定可能な操作内容を示す図である。 ショートカット登録処理のフローチャートである。 ショートカットの登録時の画面表示について説明するための図である。 ショートカットの登録時の画面表示について説明するための図である。 コマンド送信処理のフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る車載制御装置のブロック構成を図1に示す。本車載制御装置は、設定スイッチ10、タッチスイッチ11、カメラ12、マイク13、ボデーECU20、エアコンECU21、オーディオ装置22、近距離無線通信部24、表示部30および制御部40を備えている。本車載制御装置は、設定スイッチ10の操作に応じて、制御対象機器の制御を行うものである。
設定スイッチ10は、図2に示すように、車両のステアリング1に設けられている。設定スイッチ10は、後述するショートカットスイッチ設定画面の表示指示等を行うためのショートカット表示スイッチ10aと、ショートカットスイッチの登録画面に従って選択操作等を行うための選択スイッチ10bを有している。
選択スイッチ10bは、上選択を指示するための上スイッチと、下選択を指示するための下スイッチと、上スイッチと下スイッチの間に配置されたエンタースイッチから成る。設定スイッチ10および選択スイッチ10bは、それぞれユーザの押下操作に応じた信号を制御部40へ出力する。
タッチスイッチ11は、表示部30のディスプレイの前面に重ねて設けられるもので、ディスプレイに対するタッチ操作に応じた信号を制御部40へ出力する。
カメラ12は、車両前方を撮影するもので、例えば、車室内のフロントウィンドウの上部に取り付けられる。カメラ12は、車両前方を撮影した画像を制御部40へ出力する。
マイク13は、車室内の音を集音し、集音した音に応じた音声信号を制御部40へ出力する。
ボデーECU20は、車両の運転席窓、助手席窓、後席左窓、後席右窓およびサンルーフの開閉を制御する。ボデーECU20は、CPU、メモリ、I/O等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUはメモリに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。
エアコンECU21は、車室内の暖房、冷房等の空調制御を行うものである。エアコンECU21は、CPU、メモリ、I/O等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUはメモリに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。
エアコンECU21の処理としては、内気循環と外気循環の切替を行う内外気切替処理、エアコンのオンオフの設定を行うエアコン作動処理、フェイスモード、バイレベルモード、フットモード、フット+デフモード、デフモード等の吹出し口モードの設定を行う吹出し口モード設定処理、車室内温度の設定を行う温度設定処理等がある。
なお、エアコンECU21およびボデーECU20は、車両LANを介して制御部40と接続されている。
近距離無線通信部24は、スマートフォン2などの携帯端末とブルートゥース通信規格やWi−Fi規格、NFC通信規格などに基づく通信を行うものである。
スマートフォン2は、着信のあった相手の電話番号に電話をかける電話自動返信機能、通信網を介してSNS(Social Networking Service)通知を受信するSNS通知機能、通信網を介してSNSに投稿するSNS投稿機能、通信網を介して電子メールを受信するメール受信機能、現在位置を周期的に特定し、現在位置周辺の地図上に現在位置マークと走行軌跡を重ねて表示する走行軌跡表示機能、自宅等の地点情報を保存する地点情報保存機能等がある。
オーディオ装置22は、CD、DVD等の記憶媒体に録音された楽曲の再生、ラジオ放送の受信等を行うものである。オーディオ装置22は、制御部40からのコマンドに応じてスピーカの音量の変更、音楽の再生開始、再生中の音楽の一時停止等を行うことが可能となっている。
表示部30は、液晶等のディスプレイを有し、制御部40より入力される画像信号に基づく画像をディスプレイに表示させる。本実施形態における表示部30は、インストルメントパネルの左右中央に配置され、車両のセンターディスプレイを構成している。
制御部40は、CPU、メモリ、I/O等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUはメモリに記憶されているプログラムに従って各種処理を実施する。
本車載制御装置は、複数の異なる制御対象機器を制御対象とする複数の設定内容を規定したショートカットを登録しておき、このショートカットの実行を指示する操作を行うと、ショートカットに規定された複数の操作を実行するための複数のコマンドが各制御対象機器へ送信されるようになっている。
ショートカットで規定することが可能な設定項目と設定内容の例を図3に示す。「運転席窓開閉」、「助手席窓開閉」、「後席左窓開閉」、「後席右窓開閉」、「サンルーフ開閉」の設定項目は、ボデーECU20に対する操作項目である。また、「音量」は、オーディオ装置22に対する操作項目である。また、「内外気切替」、「エアコン作動」、「吹出し口」、「設定温度」は、エアコンECU21に対する操作項目である。
また、「SNS通知」、「メール通知」、「連絡先表示」、「検索履歴表示」、「タイムライン詳細表示」、「走行軌跡表示」は、制御部40がスマートフォン2から各種情報を取得し、取得した情報に基づく画像を表示部33に表示させるものである。
また、「写真撮影」は、カメラ12に対する操作項目である。また、「地点情報保存(スマホへ転送)」、「友人タグ付け」、「定型文添付」、「SNS投稿」は、スマートフォン2に対する操作項目である。
また、「ボイスメモ録音(スマホへ転送)」は、マイク13をオン状態として、ユーザの音声を録音し、録音データをスマートフォン2へ転送するものである。
本実施形態では、例えば、ボデーECU20に対する設定項目である「運転席窓開閉」について「少し空ける」または「全開」を設定し、更に、「助手席窓開閉」について「少し空ける」または「全開」を設定することが可能となっている。
また、例えば、ボデーECU20に対する設定項目である「運転席窓開閉」について「少し空ける」または「全開」を設定し、更に、エアコンECU21に対する設定項目である「内外気切替」について「内気循環」または「外気導入」を設定し、更に、スマートフォン2に対する設定項目である「メール通知」について「オン」または「オフ」を設定することも可能となっている。
制御部40は、ユーザ操作に応じて、カメラ12、マイク13、ボデーECU20、エアコンECU21、オーディオ装置22、スマートフォン2、表示部30等の複数の異なる制御対象機器を制御対象とする複数の設定内容を規定したショートカットを記憶媒体に記憶させるショートカット登録処理と、ショートカットに規定された複数の操作を実行するための複数のコマンドを、ユーザ操作によるショートカット実行指示に応じて送信するコマンド送信処理を実施する。
図4に、制御部40によるショートカット登録処理のフローチャートを示す。制御部40は、ショートカット表示スイッチ10aよりユーザの押下操作に応じた信号が入力されると、図4に示す処理を実施する。
まず、ショートカットスイッチ設定画面を表示部30に表示させる(S100)。このショートカットスイッチ設定画面の表示例を図5に示す。図に示すように、ショートカットスイッチ設定画面には、設定画面に戻すための設定スイッチS11と、ショートカットスイッチを新規に設定するための新規スイッチS12と、ショートカットスイッチの詳細設定を行うための設定スイッチS13と、ショートカットスイッチを削除するための削除スイッチS14が選択可能に表示されている。
また、ショートカットスイッチ設定画面には、既に登録されている複数のショートカットスイッチが表示されている。具体的には、「1.換気モード」、「2.SNS投稿モード」、「3.プライバシーモード」、「4.急速暖気モード」、「5.急速冷房モード」、「6.曇りとりモード」が表示されている。なお、スクロール操作することで、表示画面に表示されていないショートカットスイッチを表示させることも可能となっている。
図5中では、走行中でも操作することができる1〜4のショートカットスイッチをハッチングで示し、走行中には操作することのできない5、6のショートカットスイッチをハッチングなしで示してあるが、実際には、1〜4のショートカットスイッチと5、6のショートカットスイッチとが互いに異なる色で表示される。
なお、ユーザの選択スイッチ10bの操作によりショートカットスイッチ設定画面に表示された新規スイッチS12が選択操作されると、図6に示すマルチタスクコマンド設定画面が表示される。このマルチタスクコマンド設定画面に従ってショートカットスイッチの新規登録を行うことが可能となっている。
このマルチタスクコマンド設定画面には、ショートカットスイッチ設定画面に戻すためのSC設定スイッチS21と、ショートカットスイッチを登録するための登録スイッチS22が選択可能に表示されている。
また、マルチタスクコマンド設定画面には、「運転席窓開閉」、「助手席窓開閉」、「後席左窓開閉」、・・「タイマー」の各設定項目と設定内容が表示されており、設定項目毎に設定内容を選択するようになっている。
例えば、「運転席窓開閉」の表示の左にあるチェックボックスを有効にすると、「運転席窓開閉」の表示の右にある「少し開ける」または「全開」のいずれかの選択が可能となり、「少し開ける」または「全開」のいずれかを選択するようになっている。なお、「運転席窓開閉」の表示の左にあるチェックボックスを無効にすると、「運転席窓開閉」の表示の右にある「少し開ける」または「全開」の選択も無効となる。
また、「タイマー」の表示の左にあるチェックボックスを有効にすると、「タイマー」の表示の右にある時間入力部の入力が可能となる。ここで、例えば、10分(min)と入力すると、10分間のタイマー機能が有効となる。
図4の説明に戻り、次に、ユーザ操作の受付を行う(S102)。具体的には、図6に示したマルチタスクコマンド設定画面に従って行われるユーザ操作の入力受付を行う。具体的には、マルチタスクコマンド設定画面に表示された設定項目の設定と、名称欄へのショートカットスイッチ名の入力を受け付ける。なお、ショートカットスイッチ名の入力は、タッチスイッチ11を用いて入力することが可能となっている。
次に、マルチタスクコマンド設定画面に表示された登録スイッチS22が選択操作されると、S102にて入力受付した設定内容をメモリに記憶させる(S104)。具体的には、名称欄に入力したショートカットスイッチ名で、マルチタスクコマンド設定画面で有効とした複数の制御対象機器のみを制御対象とする複数の設定内容を規定したショートカットをメモリに記憶させる。このようにして、新たなショートカットスイッチがメモリに記憶されると、図5に示したショートカットスイッチ設定画面に新たなショートカットスイッチが追加して表示されるようになる。
図7に、制御部40によるコマンド送信処理のフローチャートを示す。制御部40は、ユーザによりショートカット表示スイッチ10aが押下操作されると、図7に示す処理を実施する。
まず、ショートカットスイッチ設定画面を表示部30に表示させる(S100)。なお、このショートカットスイッチ設定画は、図5に示したものと同じである。
次に、ユーザによる選択スイッチ10bの操作に応じて特定のショートカットの実行が指示されると、このショートカットのショートカット情報の読み込みを行う(S202)。例えば、図5に示したショートカットスイッチ設定画面に従い、ユーザが選択スイッチ10bの上スイッチまたは下スイッチを操作して「1.換気モード」を選択し、選択スイッチ10bのエンタースイッチを操作することにより「1.換気モード」のショートカット実行指示が行われると、「1.換気モード」のショートカット情報がメモリから読み込まれる。
次に、現状設定の情報要求を行う(S204)。具体的には、選択されたショートカットに規定された設定項目について現状設定の情報要求を行う。例えば、「1.換気モード」のショートカットが選択されている場合には、「1.換気モード」のショートカット情報に規定されている設定項目についての現状設定の情報の送信要求を各制御対象機器に対して行う。
次に、現状設定の情報を取得する(S206)。具体的には、S204にて送信した現状設定の情報の送信要求に応答して、各制御対象機器より送信される現状設定の情報を取得する。
次に、選択されたショートカットの実行が可能か否かを判定する(S208)。すなわち、選択されたショートカットに規定されている全ての設定内容の実行が可能か否かを判定する。車両から各種情報を取得し、取得した情報に基づいて予め定められた判定条件を満たしているか否かに基づいてショートカットに規定されている全ての設定内容の実行が可能か否かを判定する。
ここで、例えば、選択されているショートカットにカメラ13による写真撮影が含まれているのに、カメラ13が取り外されてカメラ13からの信号入力がなく、上記判定条件を満たしてない場合、S208の判定はNOとなり、ショートカットに規定されている操作の実行が不可である旨をユーザに通知する(S210)。具体的には、表示部30に、「マルチタスクコマンドを送出できません。」といったメッセージを表示させ、本処理を終了する。
また、上記判定条件を満たしており、選択されているショートカットの全ての設定内容の実行が可能な場合、S208の判定はYESとなり、次に、S206にて取得した現状設定の情報をメモリに記憶させる(S212)。例えば、ボデーECU20から送信される現状設定の情報に、車両の運転席窓が閉まっていることを示す情報が含まれる場合、車両の運転席窓が閉まっていることを示す情報をメモリに記憶させる。また、エアコンECU21から送信される現状設定の情報に、内気循環を示す情報が含まれる場合、内気循環を示す情報をメモリに記憶させる。
次に、コマンドを送信する(S214)。具体的には、選択されたショートカットに規定されている全ての設定、操作を実行するための複数のコマンドを複数の制御対象機器に送信する。
ここで、選択されたショートカットにおいてタイマー機能が有効となっているものとする。このように、タイマー機能が有効となっている場合、次に、タイマー機能で指定された時間(例えば、10分)のタイマカウントを開始する(S216)。
次に、再度、ショートカットスイッチが操作されたか否かを判定する(S218)。
ここで、ショートカットスイッチが操作されていない場合、S218の判定はNOとなり、タイマカウントが終了したか否かを判定し(S220)、タイマカウントが終了してない場合、S218へ戻る。
したがって、再度、ショートカットスイッチが操作されることなく、タイマー機能で指定された時間(例えば、10分)が経過して、タイマカウントが終了すると、S218の判定はNO、S220の判定はYESとなり、次に、変更前設定を読み出す(S222)。すなわち、S212にてメモリに記憶した現状設定の情報を読み出す。
次に、変更前設定のコマンドを送信する(S224)。具体的には、S222にてメモリから読み出した現状設定の情報に基づいて、変更前の設定に戻すためのコマンドを各制御対象機器に送信し、本処理を終了する。
また、タイマカウントが終了する前に、再度、ショートカットスイッチが操作された場合、S218の判定はYESとなり、次に、キャンセルするか否かを判定する(S226)。具体的には、再度、操作されたショートカットスイッチが、先に選択されていたショートカットスイッチと同じであるか否か基づいてキャンセルするか否かを判定する。
ここで、再度、操作されたショートカットスイッチが、先に選択されているショートカットスイッチと同じである場合、S226の判定はYESとなり、次に、変更前の設定に戻すことができるか否かを判定する(S228)。具体的には、車両から各種情報を取得し、取得した情報に基づいて予め定められた判定条件を満たしているか否かに基づいて変更前の設定に戻すことができるか否かを判定する。
ここで、上記判定条件を満たしており、変更前の設定に戻すことができる場合、S228の判定はYESとなり、S222へ進む。すなわち、タイマカウントが終了する前に、メモリから変更前設定が読み出され、S224にて設定変更前のコマンドが送信される。これにより、変更前の設定状態に戻る。
また、例えば、車速が一定値以上の場合に、先行車両との車間距離を一定に保つように走行制御を行う運転支援装置が制御対象となっている場合で、車速が上記判定条件を満たしていないような場合、S228の判定はNOとなり、変更前の設定に戻すことができない旨をユーザに通知する(S230)。例えば、「変更前の設定に戻すことことができません。」といったメッセージを表示部30に表示させ、本処理を終了する。
また、再度、操作されたショートカットスイッチが、先に選択されているショートカットスイッチと異なる場合には、S226の判定はNOとなり、S202へ進む。この場合、S202にて、再度、操作されたショートカットスイッチのショートカットスイッチ情報の読み込みが行われた後、S204以降の処理へと進む。これにより、再度、操作されたショートカットスイッチの実行が指示された場合と同様の動作となる。
なお、選択されたショートカットにおいてタイマー機能が有効となっていない場合には、S214にてコマンドを送信した後、本処理を終了する。
上記した処理により、例えば、図5に示したショートカットスイッチ設定画面で、「1.換気モード」に対するショートカット実行指示が行われると、運転席窓が少し開き、助手席窓が少し開き、内外気切替が外気導入となり、サンルーフがチルトアップする、といったことが可能である。
また、「2.SNS投稿モード」に対するショートカット実行指示が行われると、カメラ12に写真を撮影させ、この写真をスマートフォン2に送信してスマートフォン2に写真に定型文を添付して投稿準備するように指示する、といったことが可能である。
また、「3.プライバシーモード」に対するショートカット実行指示が行われると、表示部30への連絡先の表示が非表示となり、表示部30への検索履歴の表示も非表示となり、表示部30へのタイムライン詳細表示も非表示となり、スマートフォン2の電話自動返信機能がオンとなり、スマートフォン2のメール着信がオフとなり、スマートフォン2のSNS着信もオフとなる、といったことが可能である。
また、「4.急速暖房モード」に対するショートカット実行指示が行われると、内外気切替が内気循環となり、リアDEF(リアウィンドウに設けられた熱線)がオンとなり、吹出し口モードがフットモードとなり、ブロア風量の設定が2となり、ショートカット実行指示が行われてから10分が経過すると、ショートカット実行指示前の設定状態に戻る、といったことが可能である。
また、「5.急速冷房モード」に対するショートカット実行指示が行われると、内外気切替が内気循環となり、設定温度がローとなり、吹出し口モードがフェイスモードとなり、ブロア風量の設定が3となり、ショートカット実行指示が行われてから10分が経過すると、ショートカット実行指示前の設定状態に戻る、といったことが可能である。
また、「6.曇りとりモード」に対するショートカット実行指示が行われると、内外気切替が外気導入となり、吹出し口モードがデフモードとなり、エアコン作動がオンとなり、ショートカット実行指示が行われてから2分が経過すると、ショートカット実行指示前の設定状態に戻る、といったことが可能である。
また、「7.ドライブスルーモード」に対するショートカット実行指示が行われると、運転席窓が全開となり、音楽再生が一時停止となり、オーディオ装置22の音量設定がミュートとなる、といったことが可能である。
また、「8.ボイスメモ付地点登録」に対するショートカット実行指示が行われると、地点情報がメモリに保存され、マイク13をオン状態とし、動作ボイスメモの録音準備状態となり、ユーザ操作によりボイスメモの録音が指示されるとボイスメモを録音し、地点情報にボイスメモの録音データを付けてスマートフォン2へ送信する、といったことが可能である。
上記した構成によれば、ユーザ操作に応じて、複数の異なる制御対象機器(12、13、20〜22、2、30)を制御対象とする複数の操作を規定したショートカットを記憶媒体に記憶させ、ユーザの操作部(10b)に対する1回のショートカット実行指示に応じてショートカットに規定された複数の操作を実行するための複数のコマンドが複数の制御対象機器に送信されるので、異なる制御対象機器に対する複数の設定を、1回のタスク実行操作で実行することができる。
また、複数のコマンドが送信される前の設定状態を記憶し、ショートカットに、指定時間が経過すると複数の操作を実行する前の状態に戻すタイマー設定が規定されている場合、複数のコマンドが送信されてから指定時間が経過すると、複数のコマンドが送信される前の設定状態に戻すためのコマンドが複数の制御対象機器に送信されるので、より高度な操作を行うことが可能である。
また、複数のコマンドが送信されてから指定時間が経過する前にキャンセル操作が行われた場合、複数のコマンドが送信される前の設定状態に戻すことができるか否かを判定し、複数のコマンドが送信される前の設定状態に戻すことができないと判定された場合、複数のコマンドが送信される前の設定状態に戻すことができない旨をユーザに通知することができる。
また、メモリには複数のショートカットが記憶されるようになっており、複数のショートカットを表示部30に表示させ、表示部30に表示された複数のショートカットのうちユーザ操作により選択された1つのショートカットのショートカット実行指示に応じて複数のコマンドをが送信される。すなわち、ユーザは、表示部30に表示された複数のショートカットから、所望のショートカットを容易に選択して、ショートカット実行指示を行うことが可能である。
また、ユーザの選択スイッチ10bに対する1回のショートカット実行指示の後、ショートカットに規定された複数の操作を実行できる状況か否かを判定し、ショートカットに規定された複数の操作を実行できる状況でないと判定された場合、ショートカットに規定された複数の操作を実行できる状況でない旨をユーザに通知することもできる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、カメラ12、マイク13、ボデーECU20、エアコンECU21、オーディオ装置22、スマートフォン2および表示部30を制御対象機器として、各制御対象機器を制御対象とする複数の操作を規定したショートカットを記憶媒体に記憶させる例を示したが、これらの制御対象機器に限定されるものではなく、例えば、ナビゲーション装置、ヘッドアップディスプレイ、先行車両との車間距離を一定に保つように走行制御を行う運転支援装置等を制御対象機器に含むように構成してもよい。
また、上記実施形態では、選択スイッチ10に対する操作によりショートカット実行指示を行うようにしたが、ユーザにより発せられるコマンドを音声認識し、音声認識したコマンドに基づいてショートカット実行指示を行うようにしてもい。この場合、例えば、「換気モード実行」、「SNS投稿モード実行」等のコマンドに基づいてショートカット実行指示を行うことができる。
また、上記実施形態では、S214にてショートカットに規定された複数の操作を実行するための複数のコマンドを送信してマクロを実行し、このマクロの実行中にユーザにより新たな別のショートカット実行指示が行われた場合、S226にてNOと判定され、S202へ進み、新たな別のショートカット実行指示に応じて新たな別のショートカット情報の読み込みを行う例を示したが、例えば、S202にて新たな別のショートカット実行指示に応じて新たな別のショートカット情報の読み込みを行う前に、実行中のショートカットに規定された複数の操作と、新たな別のショートカットに規定された複数の操作の間に、矛盾する操作項目があるか否かの判定を行うようにしてもよい。例えば、実行中のショートカットに運転席窓を全開にすることが規定されているのに対し、新たな別のショートカットに運転席窓を閉めることが規定されている場合、矛盾する操作項目があると判定し、ユーザに矛盾する操作項目がある旨を通知して、S202へ進むようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車両のステアリング1に設けられたショートカット表示スイッチ10aと選択スイッチ10bを用いてショートカットスイッチ設定画面の表示や、ショートカットの登録等を行うようにしたが、ショートカット表示スイッチ10aや選択スイッチ10bのようなスイッチに限定されるものではない。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、S102、S104がショートカット記憶手段に相当し、S214が第1コマンド送信手段に相当し、S204、S206、S212が設定状態記憶手段に相当し、S216、S220、S224が第2コマンド送信手段に相当し、S200がショートカット表示手段に相当し、S228が判定手段に相当し、S230が第1通知手段に相当し、S208が状況判定手段に相当し、S210が第2通知手段に相当する。
1 ステアリング
2 スマートフォン
10 設定スイッチ
11 タッチスイッチ
12 カメラ
13 マイク
20 ボデーECU
21 エアコンECU
22 オーディオ装置
30 表示部

Claims (4)

  1. ユーザ操作に応じて、複数の異なる制御対象機器(12、13、20〜22、2、30)を制御対象とする複数の操作を規定したショートカットを記憶媒体に記憶させるショートカット記憶手段と、
    ユーザの操作部(10b)に対する1回のショートカット実行指示に応じて前記ショートカットに規定された前記複数の操作を実行するための複数のコマンドを前記複数の制御対象機器に送信する第1コマンド送信手段と、
    前記複数のコマンドが送信される前の設定状態を記憶する設定状態記憶手段と、
    前記ショートカットに、指定時間が経過すると前記複数の操作を実行する前の状態に戻すタイマー設定が規定されている場合、前記第1コマンド送信手段により前記複数のコマンドが送信されてから前記指定時間が経過すると、前記複数のコマンドが送信される前の設定状態に戻すためのコマンドを前記複数の制御対象機器に送信する第2コマンド送信手段と、を備えたことを特徴とする車載制御装置。
  2. 前記記憶媒体には複数の前記ショートカットが記憶されるようになっており、
    前記複数のショートカットを表示部に表示させるショートカット表示手段を備え、
    前記第1コマンド送信手段は、前記表示部に表示された前記複数のショートカットのうちユーザ操作により選択された1つのショートカットのショートカット実行指示に応じて前記複数のコマンドを前記複数の制御対象機器に送信することを特徴とする請求項1に記載の車載制御装置。
  3. 前記複数のコマンドが送信されてから前記指定時間が経過する前にキャンセル操作が行われた場合、前記複数のコマンドが送信される前の設定状態に戻すことができるか否かを判定する判定手段を備え、
    前記複数のコマンドが送信される前の設定状態に戻すことができないと判定された場合、前記複数のコマンドが送信される前の設定状態に戻すことができない旨をユーザに通知する第1通知手段を備えたことを特徴とする請求項に記載の車載制御装置。
  4. 前記ユーザの操作部(10b)に対する1回のショートカット実行指示の後、前記ショートカットに規定された前記複数の操作を実行できる状況か否かを判定する状況判定手段と、
    前記ショートカットに規定された前記複数の操作を実行できる状況でないと判定された場合、前記ショートカットに規定された前記複数の操作を実行できる状況でない旨をユーザに通知する第2通知手段と、を備えたことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の車載制御装置。
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