JP5920104B2 - 車両用音声制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車載機器で動作する外部アプリケーションと専用アプリケーションとによる音声出力を制御する、車両用の音声制御装置に関する。
車両用ナビゲーション装置等の車両用システムにおいて、基本機能として初めから実装されている専用アプリケーションに加え、外部で作成されたアプリケーション(以下、外部アプリケーション)を後から取込んで実装可能な仕組みを備えるものがある。ここでいう外部アプリケーションとは、システムに元々実装されておらず、外部の開発者にも開発可能な汎用的なアプリケーションであって、クラウドコンピューティング等から通信を介してダウンロードできるアプリケーションを指す。
このようなシステムにおいては、基本機能としての専用アプリケーションと、外部アプリケーションとの間で音声出力の競合を避けるため、音声出力の適切な切替制御が必要になる。例えば、車両用ナビゲーション装置における「交通情報」、「案内音声」、「クリアランスソナーによる警告音」等は重要な音声情報であるため、外部アプリケーションの音声に阻害される事なく音声出力される事が望ましい。ただし、外部アプリケーションの中に上記よりも重要な音声情報を出力する機能が存在する場合も考えられる。そのような場合、一義的なルールで音声出力の切替を実施してしまうと、ユーザにとって重要度の高い情報を聞き取れなくなる可能性がある。
一方、特定のルールによって複数のアプリケーション間の音声切替を行う仕組みについては、既存のナビゲーション装置に適用されている。例えば、専用の無線機(例えば、DCM:Data Communication Module)や携帯電話端末を用いて外部から特定のアプリケーションを取込み、そのアプリケーションによる表示や音声等の出力を行うことにより情報提供をする車両用ナビゲーション装置が開発されている(非特許文献1参照)。
"G−BOOK.com"、[online]、トヨタメディアサービス株式会社、[平成24年6月18日検索]、インターネット<URL:http://g-book.com/pc/default.asp>
しかしながら、従来技術では、車両用ナビゲーション装置における動作要件に合わせて専用開発されたアプリケーションとの連携が前提となっており、後発的に開発される汎用性の高い外部アプリケーションとの連携については考慮されていない。そのため、従来の車両用ナビゲーション装置では、専用開発されたアプリケーションとの連携を前提とした一義的なルールに基づいて複数のアプリケーション間で音声切替を実施している。
一方、外部アプリケーションは、様々なベンダーで独自に開発され、それをユーザが自由に導入できるものである性質上、導入される車両用システムでの動作要件を意識したものにはなっていない。このような事情により、従来の車両用ナビゲーション装置のような、一義的なルールに基づいてアプリケーションの音声切替を行うシステムにおいて、多様な外部アプリケーションを導入した場合、以下のような不都合が生じる可能性がある。
(1)専用アプリケーションと外部アプリケーションとで、双方の音声出力を単純に混合する制御を行う場合。例えば、専用アプリケーションであるハンズフリー電話機能による音声通話中に、外部アプリケーションであるスケジューラ機能による時刻アラーム音を出力するイベントが発生した状況を想定してみる。このような状況では、通話音声にアラーム音を混同してしまい、通話音声が聴き取りにくくなるという不都合がある。
(2)専用アプリケーションによる音声出力から、外部アプリケーションによる後発の音声出力に一義的に切替える場合。例えば、専用アプリケーションであるナビゲーション機能による経路案内音声を出力している途中で、外部アプリケーションであるスケジューラ機能による時刻アラーム音を出力するイベントが発生した状況を想定してみる。このような状況では、経路案内の途中で音声が切替わってしまうため、ユーザが案内ポイントを見落としてしまうおそれがある。
あるいは、専用アプリケーションであるオーディオ機能による音楽再生音を出力している最中に、外部アプリケーションであるカレンダー機能(音声出力なし)が起動するといったケースも考えられる。このケースでは、音声出力のない外部アプリケーションに音声出力が切替えられて無音状態になり、ユーザは音楽を聴くことができなくなる。このようなケースにおいては、たとえカレンダー機能が起動してもオーディオ機能による音楽再生音が出力されたままになることが、ユーザの観点からは望ましい。
(3)外部アプリケーションの起動時にユーザに音声出力を選択させる場合。例えば、専用アプリケーションによる音声出力を行っている最中に、新たに外部アプリケーションが起動した場合、外部アプリケーションへの音声出力の切替の可否をユーザに問合せるようにすることも考えられる。しかしながら、ユーザにとっての利便性の観点からは、操作の必要なしに違和感なく音声切替の制御が行われることが望ましい。
上述のように、従来技術で適用されてきた音声切替の一義的なルールには、後発的に開発されるアプリケーションについて考慮されていなかったため、外部アプリケーションを追加する場合には、取込み先の動作要件を考慮して個別にソフトウェアを書換える必要があった。しかしながら、そのような仕組みは多大な開発資源を必要とし、現実的ではない。そのため、車両用システムの基本機能部分の音声切替の仕組みを崩す事なく、新しく開発されていく外部アプリケーションに対して適切な音声切替を実施できる仕組みが必要となる。
本発明は、上記課題を解決するものである。
上記目的を達成するためになされた本発明における車両用音声制御装置は、記憶手段と、出力制御手段と、音声管理手段とを備える。記憶手段は、インストールされている外部アプリケーションごとの、音声出力の優先度を示す優先度情報を記憶する。出力制御手段は、所定の音声出力開始条件を満たす1又は複数の外部アプリケーションのうち、記憶手段に記憶されている優先度情報で示される優先度が最も高い外部アプリケーションに関する音声の出力開始要求を、音声管理手段に通知する。音声管理手段は、出力制御手段から通知された出力開始要求に係る外部アプリケーションに該当の音声出力の優先度と、所定の音声出力条件を満たす専用アプリケーションについて定義されている音声出力の優先度とを比較し、比較の結果、優先度の高い方のアプリケーションによる音声を、車両に備えられた音声出力手段から出力させる。
本発明によれば、インストールされている外部アプリケーションごとに個別に保有する音声出力の優先度に応じて、複数のアプリケーション間における音声出力の切替えを動的に実施できる。ここで、音声出力の優先度は、外部アプリケーションによって提供される音声情報の重要性等の性質を反映して決められたものとすることが考えられる。このような仕組みより、本発明では、外部アプリケーションをインストールする際に、インストール先の動作要件に応じてソフトウェアを個別に改変する必要がなく、その外部アプリケーションの性質に応じた動的な音声切替えを実施できる。
(a)車両用ナビゲーションシステムの概略構成を示すブロック図。(b)ソフトウェアシステムの概略構成を示すブロック図。 管理ファイルの内容を示す説明図。 車両用ナビゲーションシステムによる処理の手順を示すシーケンス図。 属性情報管理部による処理の手順を示すフローチャート。 出力制御部による処理の手順を示すフローチャート。 音声管理部による処理の手順を示すフローチャート。 音声出力の状態遷移の一例を示す説明図。 音声出力の状態遷移の一例を示す説明図。 音声出力の状態遷移の一例を示す説明図。 音声制御部による処理の手順を示すフローチャート。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は下記の実施形態に何ら限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[車両用ナビゲーションシステム1の構成の説明]
本実施形態の車両用ナビゲーションシステム1は、車両に搭載されるナビゲーションシステムであり、図1(a)に示すように、制御装置10と、外部制御装置20と、音声出力部30と、表示部40とを備える。
制御装置10は、CPU11やメモリ12等を中心に構成される情報処理装置である。この制御装置10は、車両用ナビゲーションシステム1の基本機能を司るブロックとして、専用アプリケーションを動作させるための仕組みを備え、映像と音声の出力制御を行う。CPU11は、プログラムに従って制御装置10の各部構成を制御する演算処理装置である。CPU11は、メモリ12から読込んだ専用アプリケーションのプログラムに基づく処理を実行する。専用アプリケーションは、車両用ナビゲーションシステム1の基本機能として初めから実装されているアプリケーションである。CPU11が実行する専用アプリケーションとしては、ナビゲーション機能、オーディオ機能、ハンズフリー電話機能等が例示される。なお、ここで例示した専用アプリケーションは、ほんの一例であり、その他の専用アプリケーションが実装されていてもよい。
ナビゲーション機能は、車両向けの経路案内を行うアプリケーションであり、地図表示や経路探索、経路案内等が実行される。地図表示は、現在地付近の地図や車両の現在地を示すマーク等を表示する機能である。また、経路探索は、現在地から目的地までの最適な経路を自動的に算出する機能である。経路案内は、前述の経路探索によって求めた経路に沿った走行案内を行う機能である。ナビゲーション機能による画像は、表示制御部15を通じて表示部40に表示される。また、走行案内には、ガイド音声の出力も併用する。ガイド音声は、音声制御部14を通じて音声出力部30から出力される。
オーディオ機能は、例えば、テレビチューナや、CDドライブ、DVDドライブ、デジタルオーディオプレーヤ、ラジオチューナ等の各種映像・音声ソースに基づいて各種映像や音声の出力を行うアプリケーションである。オーディオ関係の機能としては、選択可能な複数の映像・音声ソースのうち、ユーザによって指定された映像・音声ソースからの映像・音声信号に基づく映像や音声を、表示部40及び音声出力部30により出力する。
ハンズフリー電話機能は、移動電話による車内でのハンズフリー通話機能を提供するアプリケーションである。このハンズフリー電話機能では、外部からの電話の着信があったときに、着信を運転者に知らせるための画面を表示する。ハンズフリー電話機能による着信音声は、音声制御部14を通じて音声出力部30から出力される。また、ハンズフリー電話機能による画像は、表示制御部15を通じて表示部40に表示される。
メモリ12は、ハードディスクドライブや書換え可能な不揮発性半導体メモリ等で具現化される記憶装置である。このメモリ12には、制御装置10が動作するためにCPU11が実行するシステムプログラムや、アプリケーションプログラム等の各種データが記憶されている。上述のナビゲーション機能や、オーディオ機能、ハンズフリー電話機能等の専用アプリケーションのプログラムもここに記憶されている。
音声管理部13は、制御装置10で実行される専用アプリケーションによる音声と、外部制御装置20で実行される外部アプリケーションによる音声とのどちらを出力するかを判断する音声出力調停を行う機能的構成である。音声管理部13は、制御装置10で音声出力可能な状態にある専用アプリケーションにおける優先度と、外部制御装置20から通知される外部アプリケーションの属性情報で示される優先度との比較結果に応じて、音声出力の切替制御を行う。
音声制御部14は、音声管理部13により指示された音声データに基づく音声出力信号を音声出力部30に出力し、音声を出力させる音声出力用のインタフェースユニットである。表示制御部15は、各アプリケーションからの表示出力信号を表示部40に出力し、映像を表示させる表示出力用のインタフェースユニットである。
外部制御装置20は、CPU21やメモリ22等を中心に構成される情報処理装置である。この外部制御装置20は、車両用ナビゲーションシステム1における拡張機能を司るブロックとして、外部アプリケーションを動作させるための仕組みを備える。
CPU21は、プログラムに従って外部制御装置20の各部構成を制御する演算処理装置である。CPU21は、メモリ22から読込んだ外部アプリケーションのプログラムに基づく処理を実行する。外部アプリケーションは、車両用ナビゲーションシステム1に元々実装されておらず、ユーザの任意によりインターネットを中心とするクラウドコンピューティングを構成するサーバ群からデータ通信を介して導入される汎用的なアプリケーション等が想定される。このような外部アプリケーションにより、クラウドコンピューティングや、スマートフォン等の高機能携帯端末との連携により、広い分野での情報やユーザインタフェースの相互利用が可能となる。これらの各汎用アプリケーションによって、車両の走行に関するものに限らず多様性に富む音声情報や画像情報が提供される。汎用アプリケーションからの音声情報や画像情報は、制御装置10を通じて音声出力部30及び表示部40から出力される。
メモリ22は、ハードディスクドライブや書換え可能な不揮発性半導体メモリ等で具現化される記憶装置である。このメモリ22には、外部制御装置20が動作するためにCPU21が実行するシステムプログラムや、外部から導入された外部アプリケーションのプログラム等の各種データが記憶されている。
属性情報管理部23は、メモリ22にインストールされている外部アプリケーションの音声出力方法に関する属性情報の管理を行う機能的構成である。属性情報管理部23は、外部アプリケーションのインストール時に、その外部アプリケーションの音声出力方法に関する属性情報を、記憶領域24に記憶されている管理ファイルに記録する。また、属性情報管理部23は、外部アプリケーションのアンインストール時に、記憶領域24の管理ファイルから、その外部アプリケーションの属性情報を削除する。記憶領域24は、メモリ22にインストールされている全ての外部アプリケーションに関する属性情報をまとめて記録した管理ファイルを記憶するための記憶領域である。
ここで、外部アプリケーションの属性情報の詳しい内容について、図2を参照しながら説明する。
図2に示すとおり、メモリ22にインストールされている外部アプリケーションA,B,Cうち、外部アプリケーションAのデータには、音声出力方法を規定する属性情報Aが含まれているものと想定する。この属性情報Aは、外部アプリケーションAの開発元において予め付加されたものであり、外部アプリケーションAのプログラムと一緒にメモリ22にインストールされたものである。一方、メモリ22内の外部アプリケーションB,Cには、属性情報は付属していないものと想定する。
記憶領域24内の管理ファイルには、メモリ22にインストールされている外部アプリケーションA,B,Cに関する属性情報A,B,Cが記録されている。この内、属性情報Aは、属性情報管理部23によってメモリ22にインストールされている外部アプリケーションAのデータから読出され、管理ファイルに記録されたものである。一方、属性情報が付加されていない外部アプリケーションB,Cに対応する属性情報B,Cは、属性情報管理部23によって所定の値として独自に定義されたものである。
各外部アプリケーションの属性情報には、「音声出力」、「出力方法」、「優先度」、「音声出力の開始条件」、「音声出力の終了条件」といった情報項目が含まれる。「音声出力」の情報項目には、その外部アプリケーションが音声出力を行うか否かを示す情報が記述されている。「出力方法」の情報項目には、音声出力時に他のアプリケーションの音声出力を排他するか、他のアプリケーションの音声出力と混合するかを示す情報が記述されている。「優先度」の情報項目には、その外部アプリケーションにより出力される音声情報の重要度に応じて定義された、音声出力の優先度を示す情報が記述されている。
「音声出力の開始条件」の情報項目には、その外部アプリケーションが音声出力を開始したと判断するための条件を示す情報が記述されている。具体的な開始条件としては、外部アプリケーションの起動や、動作中に音声出力を開始したこと等が例示される。また、「音声出力の終了条件」の情報項目には、その外部アプリケーションが音声出力を終了したと判断するための条件を示す情報が記述されている。具体的な終了条件としては、外部アプリケーションの終了や、動作中に音声出力を終了したこと等が例示される。これらの開始条件及び終了条件は、外部アプリケーションの仕様や動作要件に応じて自由に定義できる。なお、管理ファイルに記録されている属性情報は、外部アプリケーション側で予め定義されている・いないに関わらず、ユーザが任意に内容を変更できるものとする。
図1(a)のブロック図の説明に戻る。起動管理部25は、外部アプリケーションのインストール、起動、動作終了、アンインストールの管理を行う機能的構成である。出力制御部26は、動作中の外部アプリケーションによる音声出力の制御を行う機能的構成である。出力制御部26は、起動管理部25から外部アプリケーションの起動が通知されると、記憶領域24の管理ファイルを参照する。そして、管理ファイルにおける属性情報で示される音声出力条件を満たす場合に、外部アプリケーションによる音声出力の開始を示す開始トリガと、外部アプリケーションから出力される音声データとを、制御装置10へ送信する。また、音声終了条件を満たした場合、外部アプリケーションによる音声出力を終了することを示す終了トリガを、制御装置10へ送信する。
なお、出力制御部26による音声データの出力形式は、外部制御装置20側の仕組みに依存する。例えば、複数のアプリケーションが動作している場合に音声データをミキシングして出力するか、アクティブなアプリケーションの音声のみを出力するかは、外部制御装置20側で判断される。本実施形態では、前記の判断後に出力された音声データを扱うものとする。
音声出力部30は、専用アプリケーションや外部アプリケーションによる音声出力を行うための出力装置である。表示部40は、液晶ディスプレイ等の表示面を有するカラー表示装置であり、専用アプリケーションや外部アプリケーション等により出力される画像を表示するための出力装置である。
制御装置10及び外部制御装置20によって実現されるソフトウェアシステムについて、図1(b)を参照しながら説明する。制御装置10及び外部制御装置20では、プラットフォーム50及び外部アプリケーション管理部51と、それらに依存して動作する専用アプリケーション及び外部アプリケーションからなるソフトウェアシステムが構成されている。
プラットフォーム50は、コンピュータシステムのハードウェアを抽象化したインタフェースをアプリケーションに提供するオペレーティングシステム(OS)であり、車両用ナビゲーションシステム1の基本動作に必要な機能を提供する。ナビゲーション機能や、オーディオ機能、ハンズフリー電話機能等の専用アプリケーションは、プラットフォーム50に依存して動作する。
外部アプリケーション管理部51は、標準化された規格に準拠したオープンプラットフォームであり、その標準規格に則って作られた様々な外部アプリケーションを動作させることができる。外部アプリケーション管理部51は、外部制御装置20にインストールされた外部アプリケーションの管理及び制御を行う仕組みを備え、外部アプリケーション管理部51自体がプラットフォーム50上で動作するソフトウェアとして構成されている。
これにより、オープンプラットフォームの標準規格に準拠したアプリケーションであれば、車両用ナビゲーションシステム1本体のベンダーとは直接の関係がないサードパーティにより開発された外部アプリケーションであっても、これらの外部アプリケーションによる音声出力や映像出力を車両用ナビゲーションシステム1で実現できるようになっている。
[音声出力切替シーケンスの説明]
つぎに、制御装置10及び外部制御装置20の各機能により実行される音声出力切替シーケンスの概要について、図3を参照しながら説明する。
図3に示すシーケンス図は、外部アプリケーションが外部制御装置20にインストールされるところから始まる。外部アプリケーションのインストールが完了すると、起動管理部25が、属性情報管理部23に対してインストールの完了を通知する。属性情報管理部23は、起動管理部25からインストールの完了を通知されると、インストールされた外部アプリケーションのデータに付属する属性情報を参照する。そして、属性情報管理部23は、参照した属性情報を記憶領域24の管理ファイルに記録する。この属性情報管理部23による一連の処理の詳細な手順については、後述する(図4、フロー1)。属性情報の記録後、属性情報管理部23は、起動管理部25に対して登録の完了を通知する。
つぎに、インストールされている外部アプリケーションが起動したことを起動管理部25が検知すると、起動管理部25は、出力制御部26に対して外部アプリケーションの起動通知を送信する。出力制御部26は、起動管理部25から起動通知を受信すると、記憶領域24の管理ファイルから起動した外部アプリケーションの属性情報を参照する。そして、外部アプリケーションの音声出力開始時条件が成立している場合、外部アプリケーションの音声出力を開始することを示す開始トリガと、属性情報で示される優先度とを音声管理部13へ送信する。この出力制御部26による一連の処理の詳細な手順については、後述する(図5、フロー2)。
音声管理部13は、出力制御部26から外部アプリケーションに関する開始トリガと優先度とを受信すると、優先度に基づく音声切替条件の成否を判断する。判断の結果、音声切替条件を満たす場合、音声管理部13は、音声出力を現在の状態から外部アプリケーションに切替えるための音声切替指示を音声制御部14に通知する。この音声管理部13による一連の処理の詳細な手順については、後述する(図6、フロー4)。音声制御部14は、音声管理部13から音声切替指示を受信すると、音声出力を現在の状態(例えば、専用アプリケーションによる音声を出力している状態)から外部アプリケーションに切替える。
一方、動作中の外部アプリケーションは、音声データを随時出力する。出力制御部26は、外部アプリケーションから出力された音声データを音声管理部13へ送信する。音声管理部13は、出力制御部26から受信した音声データを音声制御部14に出力する。音声制御部14は、音声出力が外部アプリケーションに切替わっている条件下において、音声管理部13から受信した外部アプリケーションの音声データを音声出力部30から出力させる。
その後、動作中であった外部アプリケーションの終了を起動管理部25が検知すると、起動管理部25は、出力制御部26に対して外部アプリケーションの終了通知を送信する。出力制御部26は、起動管理部25から終了通知を受信すると、音声出力終了条件の成否を判断する。判断の結果、音声出力終了条件を満たす場合、外部アプリケーションの音声出力を終了することを示す終了トリガを音声管理部13へ送信する。この出力制御部26による一連の処理の詳細な手順については、後述する(図5、フロー3)。
音声管理部13は、出力制御部26から外部アプリケーションに関する終了トリガを受信すると、音声出力を現在の状態から専用アプリケーションに切替えるための音声切替指示を音声制御部14に通知する。音声制御部14は、音声管理部13から音声切替指示を受信すると、音声出力を現在の状態(外部アプリケーションによる音声を出力している状態)から専用アプリケーションに切替える。
一方、属性情報管理部23は、ユーザから属性情報変更指示を受付けた場合、記憶領域24の管理ファイルにおける属性情報の内容を、与えられた指示に沿った内容に更新する。なお、属性情報変更指示の入力は、例えば、車両に設けられた操作スイッチ等の入力装置や、車両用ナビゲーションシステム1に外部接続して用いられる操作端末(何れも図示なし)を通じて行われるものとする。
一方、インストール済みの外部アプリケーションがアンインストールされたことを起動管理部25が検知すると、起動管理部25は、属性情報管理部23に対してアンインストールの完了を通知する。属性情報管理部23は、起動管理部25からアンインストールの完了を通知されると、アンインストールされた外部アプリケーションに該当の属性情報を、記憶領域24の管理ファイルから削除する。
[属性情報管理部の制御フロー]
属性情報管理部23が実行する処理の手順について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
(フロー1.属性情報登録処理)
属性情報管理部23は、外部アプリケーションのインストールが完了したことを条件に、属性情報登録処理を実行する。S100では、属性情報管理部23は、インストールされた外部アプリケーションのプログラムに付属する属性情報を参照する。そして、S102では、参照先の外部アプリケーションに属性情報が存在するか否かに応じて処理を分岐する。参照先の外部アプリケーションに属性情報が存在する場合(S102:YES)、S106に進む。このS106では、参照先の外部アプリケーションに付属する属性情報を読出し、それを当該外部アプリケーションの属性情報として記憶領域24の管理ファイルに記録する。記録後、本処理を終了する。
一方、参照先の外部アプリケーションに属性情報が存在しない場合(S102:NO)、S104に進む。S104では、予め規定されているデフォルトの属性情報を作成する。そして、次のS106では、S104で作成したデフォルトの属性情報を、当該外部アプリケーションの属性情報として記憶領域24の管理ファイルに記録する。記録後、本処理を終了する。
[出力制御部の制御フロー]
出力制御部26が実行する処理の手順について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
(フロー2.開始トリガ送信処理)
出力制御部26は、外部アプリケーションが起動、又は、動作中の外部アプリケーションが音声出力開始条件を満たしたことを条件に、開始トリガ送信処理を実行する。S200では、属性情報管理部23は、外部アプリケーションが起動した場合、起動した外部アプリケーションに対応する属性情報を、記憶領域24の管理ファイルから取得し、起動リストに登録する。起動リストは、外部制御装置20において現在動作中の外部アプリケーションと、その属性情報の一覧である。
S202では、起動リストに登録されている各外部アプリケーションの属性情報の中から音声出力開始条件を検索する。S204では、音声出力開始条件を検索した結果において、現時点で音声出力開始条件を満たす外部アプリケーションが存在するか否かを判定する。音声出力開始条件を満たす外部アプリケーションが存在する場合(S204:YES)、S206に進む。一方、音声出力開始条件を満たす外部アプリケーションが存在しない場合(S204:NO)、本処理を終了する。
音声出力開始条件を満たす外部アプリケーションが存在する場合に進むS206では、外部アプリケーションによる音声出力を開始することを示す開始トリガと、音声出力開始条件を満たす外部アプリケーションの中で最も高い優先度の値とを、制御装置10に送信する。送信後、本処理を終了する。
(フロー3.終了トリガ送信処理)
出力制御部26は、外部アプリケーションの動作が終了、又は、動作中の外部アプリケーションが音声出力終了条件を満たしたことを条件に、終了トリガ送信処理を実行する。S300では、属性情報管理部23は、動作が終了、又は音声出力終了条件を満たした外部アプリケーションに対応する属性情報を、起動リストから削除する。
次のS302では、起動リストに登録されている各外部アプリケーションの属性情報の中から音声出力開始条件を検索する。S304では、音声出力開始条件を検索した結果において、現時点で音声出力開始条件を満たす外部アプリケーションが存在するか否かを判定する。音声出力開始条件を満たす外部アプリケーションが存在する場合(S304:YES)、S308に進む。一方、音声出力開始条件を満たす外部アプリケーションが存在しない場合(S304:NO)、S306に進む。
音声出力開始条件を満たす外部アプリケーションが存在しない場合に進むS306では、外部アプリケーションによる音声出力を終了すること示す終了トリガを、制御装置10に送信する。送信後、本処理を終了する。一方、音声出力開始条件を満たす外部アプリケーションが存在する場合に進むS308では、外部アプリケーションによる音声出力を開始することを示す開始トリガと、音声出力開始条件を満たす外部アプリケーションの中で最も高い優先度の値とを、制御装置10に送信する。送信後、本処理を終了する。
[音声管理部の制御フロー]
音声管理部13が実行する処理の手順について、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
(フロー4.音声出力開始処理)
音声管理部13は、外部制御装置20から外部アプリケーションに関する開始トリガと優先度とを受信したことを条件に、音声出力開始処理を実行する。S400では、制御装置10において現時点で音声出力可能な状態の専用アプリケーションの優先度と、開始トリガと共に受信した外部アプリケーションの優先度とを比較する。なお、専用アプリケーションの優先度は、個々の専用アプリケーションごとに予め制御装置10に登録されているものとする。次のS402では、優先度の比較の結果、外部アプリケーションの優先度の方が、専用アプリケーションの優先度よりも高いか否かによって処理を分岐する。外部アプリケーションの優先度の方が専用アプリケーションの優先度よりも高い場合(S402:YES)、S404に進む。一方、外部アプリケーションの優先度が専用アプリケーションの優先度以下である場合(S402:NO)、本処理を終了する。
外部アプリケーションの優先度の方が専用アプリケーションの優先度よりも高い場合に進むS404では、音声出力を外部制御装置20側の外部アプリケーションに切替えるための音声出力切替指示「外部制御装置」を、音声制御部14に送信する。その結果、音声制御部14において、音声出力が外部制御装置20側の外部アプリケーションに切替えられる。
[音声出力の状態遷移の具体例]
本実施形態の車両用ナビゲーションシステム1における音声出力の状態遷移の具体例について、図7〜9を参照しながら説明する。
図7(a)は、制御装置10における専用アプリケーションの音声出力の状態遷移の一例である。ここでは、制御装置10が、AMラジオ(優先度:5)、FMラジオ(優先度:5)、CDプレーヤ(優先度:5)の各専用アプリケーションの間で、所定の操作ごとに音声出力を順次切替える状態遷移を持つシステムを想定する。なお、図7(a)に示す事例では、前提条件として、現時点でCDプレーヤが音声出力可能な状態となっている状況を想定する。
上述の前提において、外部制御装置20側で外部アプリケーションが起動、又は、外部アプリケーションの音声出力開始条件が成立した場合の制御例を、図7(b)に示す。ここでは、当該外部アプリケーションには音声出力があり、優先度が4であることを前提条件とする。
このとき、外部制御装置20の出力制御部26において、開始トリガ送信処理(図5、フロー2)が実行される。その結果、外部アプリケーションの開始トリガと、優先度が外部制御装置20から制御装置10へ送信される(S600)。これを受けて、制御装置10の音声管理部13では、音声出力開始処理(図6、フロー4)が実行される。その結果、現時点で音声出力中の専用アプリケーション(CDプレーヤ)の優先度「5」よりも、外部アプリケーションの優先度「4」の方が低いため、外部アプリケーションへの音声の切替えは行われず、専用アプリケーションによる音声出力の状態が維持される(S602)。
この事例では、外部アプリケーションの優先度が、音声出力中の専用アプリケーションの優先度よりも低いため、外部アプリケーションの開始トリガの発生に伴う強制的な音声切替は行われない。そして、制御装置10側の仕組みに従って、所定の操作ごとにAMラジオ、FMラジオ、CDプレーヤの各専用アプリケーション及び外部アプリケーションの間で、音声出力を順次切替える制御が行われる。
つぎに、図8(a)は、制御装置10における専用アプリケーションの音声出力の状態遷移の一例である。この事例は、図7(a)に示す前提と同様である。この前提において、外部制御装置20側で外部アプリケーションが起動、又は、外部アプリケーションの音声出力開始条件が成立した場合の制御例を、図8(b)に示す。なお、前提条件として、当該外部アプリケーションには音声出力がないものとする。外部アプリケーションからの音声出力がない場合、音声出力の状態遷移は、外部アプリケーションを飛ばして、次の専用アプリケーションによる音声出力状態に移る。
つぎに、図9(a)は、制御装置10における専用アプリケーションの音声出力の状態遷移の一例である。この事例は、図7(a)に示す前提と同様である。この前提において、外部制御装置20側で外部アプリケーションが起動、又は、外部アプリケーションの音声出力開始条件が成立した場合の制御例を、図9(b)に示す。ここでは、当該外部アプリケーションには音声出力があり、優先度が6であることを前提条件とする。
このとき、外部制御装置20の出力制御部26において、開始トリガ送信処理(図5、フロー2)が実行される。その結果、外部アプリケーションの開始トリガと、優先度が外部制御装置20から制御装置10へ送信される(S700)。これを受けて、制御装置10の音声管理部13では、音声出力開始処理(図6、フロー4)が実行される。その結果、現時点で音声出力中の専用アプリケーション(CDプレーヤ)の優先度「5」よりも、外部アプリケーションの優先度「6」の方が高いため、専用アプリケーションから外部アプリケーションへの音声の切替えが行われる(S702)。
この事例では、外部アプリケーションの優先度が、何れの専用アプリケーションの優先度よりも高いため、どの状態からでも外部アプリケーションの開始トリガに伴う強制的な音声切替が行われる。
その後、音声出力の現在状態が外部アプリケーションのときに、その外部アプリケーションの動作が終了、又は、音声出力終了条件が成立した場合、外部制御装置20の出力制御部26において、終了トリガ送信処理(図5、フロー3)が実行される。その結果、外部アプリケーションの終了トリガが外部制御装置20から制御装置10へ送信される(S800)。これを受けて、制御装置10の音声管理部13から、音声出力を専用アプリケーションに切替える音声出力切替指示が出され、音声出力が1つ前の状態(すなわち、CDプレーヤ)に切替えられる(S802)。
[音声制御部の制御フロー]
音声制御部14が実行する処理の手順について、図10のフローチャートを参照しながら説明する。
(フロー5.音声出力切替処理)
音声制御部14は、制御装置10において音声モード切替要求を受付けたことを条件に、音声出力切替処理を実行する。音声モード切替要求は、音声出力するアプリケーションを任意に切替えるための指示であり、例えば、ユーザからの操作によって制御装置10に入力されるものとする。S500では、音声制御部14は、音声モード切替要求に従って遷移すべき次の状態が、外部制御装置20(外部アプリケーション)からの音声出力であるか否かに応じて処理を分岐する。遷移すべき次の状態が外部制御装置20である場合(S500:YES)、S502に進む。一方、遷移すべき次の状態が外部制御装置20ではない場合(S500:NO)、S504に進む。
遷移すべき次の状態が外部制御装置20である場合に進むS502では、音声管理部13から音声出力切替指示「外部制御装置」を受信済みであるか否かを判定する。音声出力切替指示「外部制御装置」を受信済みである場合(S502:YES)、S506に進む。一方、音声出力切替指示「外部制御装置」を受信していない場合(S502:NO)、S504に進む。
音声出力切替指示「外部制御装置」を受信済みである場合に進むS506では、音声出力部30への音声出力を外部制御装置20(外部アプリケーション)に切替える。切替後、本処理を終了する。一方、遷移すべき次の状態が外部制御装置20ではない場合、又は、音声出力切替指示「外部制御装置」を受信していない場合に進むS504では、音声出力部30への音声出力を次の遷移先の専用アプリケーションに切替える。切替後、本処理を終了する。
[効果]
実施形態の車両用ナビゲーションシステム1によれば、以下のような効果を奏する。
管理ファイル内に記録されている、外部アプリケーションの属性情報で示される優先度に基づいて、専用アプリケーションと外部アプリケーションとの音声出力の切替えを動的に実施できる。なお、管理ファイル内の属性情報は、外部アプリケーションが外部制御装置20にインストールされたときに、属性情報管理部23により記録することができる。
このような仕組みより、車両用ナビゲーションシステム1では、外部アプリケーションをインストールする際に、インストール先の動作要件に応じてソフトウェアを個別に改変する必要がなく、その外部アプリケーションの性質に応じた動的な音声切替えを実施できる。
[変形例]
上記の実施形態では、制御装置10と外部制御装置20とが、それぞれ個別のCPUとメモリとを備える事例について説明したが、同一のCPU上で動作する別々の制御ソフトウェアの仕組みで、制御装置10及び外部制御装置20の機能を実現してもよい。また、制御装置10と外部制御装置20とが、一体の装置として構成されていてもよいし、別体の装置として構成されていてもよい。なお、後者の場合、外部制御装置20は車載装置であってもよいし、車両用ナビゲーションシステムに通信接続される携帯型端末であってもよい。
1…車両用ナビゲーションシステム、10…制御装置、11…CPU、12…メモリ、13…音声管理部、14…音声制御部、15…表示制御部、20…外部制御装置、21…CPU、22…メモリ、23…属性情報管理部、24…記憶領域、25…起動管理部、26…出力制御部、30…音声出力部、40…表示部、50…プラットフォーム、51…外部アプリケーション管理部。

Claims (3)

  1. 基本機能として予め実装されている専用アプリケーションと、外部との情報通信を通じて後発的に導入される外部アプリケーションとが独立して動作し、それらのアプリケーションによる音声出力を行う機能を備える車両用音声制御装置(1)であって、
    インストールされている外部アプリケーションごとの、音声出力の優先度を示す優先度情報を記憶する記憶手段(24)と、
    所定の音声出力開始条件を満たす1又は複数の外部アプリケーションのうち、前記記憶手段に記憶されている優先度情報で示される優先度が最も高い外部アプリケーションに関する音声の出力開始要求を、音声管理手段(13)に通知する出力制御手段(26)と、
    前記出力制御手段から通知された出力開始要求に係る外部アプリケーションに該当の音声出力の優先度と、所定の音声出力条件を満たす専用アプリケーションについて定義されている音声出力の優先度とを比較し、比較の結果、優先度の高い方のアプリケーションによる音声を、車両に備えられた音声出力手段から出力させる音声管理手段(13)と、
    を備えることを特徴とする車両用音声制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用音声制御装置において、
    外部アプリケーションがインストールされたときに、インストールされた外部アプリケーションのデータに含まれる前記優先度情報を取得し、その取得した優先度情報を前記記憶手段に記録する取得手段を更に備えること
    を特徴とする車両用音声制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用音声制御装置において、
    前記出力制御手段は、前記音声出力開始条件として、外部アプリケーションが起動したことを条件に、前記優先度情報で示される優先度が最も高い外部アプリケーションに関する音声の出力開始要求を、音声管理手段に通知すること
    を特徴とする車両用音声制御装置。
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