JP6830066B2 - 無線接続管理 - Google Patents

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Description

本開示は、異なる無線プロトコルを使用してコンピューティング・デバイスへの無線接続を管理することに関する。
モバイル・コンピューティング・デバイスは、Wi−Fi、Wi−Fi Direct、Bluetooth(登録商標)、NFC、及び他の無線インタフェースなどの、複数の無線インタフェースを介してネットワーク接続を維持することができる。しかしながら、いくつかの実施形態で、2つ以上のインタフェースを介する同時接続は、インタフェース・ハードウェアの能力により禁止される、または推奨されない可能性がある。たとえば、モバイル・デバイスは、Wi−FiまたはWi−Fi Directを介するが、同時に両方ではない、アクセス・ポイント/グループ・オーナに接続することのみが可能であってもよい。
アクセス・ポイント/グループ・オーナ、及び1つ以上のモバイル・デバイス間の無線接続を管理するための実施形態を開示する。1つの例示的な実施形態で、車載コンピューティング・システムは、物理的なネットワーク・インタフェースに結合されるソフト無線アクセス・ポイント/グループ・オーナを含む無線通信インタフェースを備え、第1デバイスの第1無線クライアントを介して通信を開始する第1要求を第1デバイスから受信すること、第1無線クライアントを介して通信中に、第2無線クライアントを介して通信を開始する第2要求を受信すること、及び第2無線クライアントの一意識別子を識別することをプロセッサにより実行可能であるインストラクションを格納するネットワーク、プロセッサ、及びストレージ・デバイスへのアクセスを提供する。インストラクションは、第2無線クライアントの一意識別子が車載コンピューティング・システムによりアクセス可能であるマップ内でデバイスと関連しないと判定することに応答して、第1無線クライアントを含む1つ以上の関連した無線クライアントを介して1つ以上のデバイスへの接続を切断すること、第2無線クライアントを介して通信を開始すること、及び1つ以上の関連した無線クライアントを介して通信を選択的に再確立することをさらに実行可能である。
さらに例示的な実施形態で、車載コンピューティング・システム内の無線接続を管理する例示的な方法は、第1デバイスの第1無線クライアントを介して通信を開始する第1要求を第1デバイスから受信すること、第1無線クライアントを介して通信中に、第2無線クライアントを介して通信を開始する第2要求を受信すること、第2無線クライアントの一意識別子を識別すること、及び第2無線クライアントの一意識別子が車載コンピューティング・システムによりアクセス可能であるマップ内でデバイスと関連しないと判定することに応答して、1つ以上の関連した無線クライアントを介して1つ以上のデバイスへの接続を切断することを備える。例示的な方法は、第2無線クライアントを介して通信を開始すること、1つ以上の関連した無線クライアントを介して通信を選択的に再確立すること、選択的に再確立することを行った後に第1無線クライアントを介する第1デバイスとの通信が再確立されないと判定すること、及びマップ内で第1デバイスの識別子を第2無線クライアントと関連付けることをさらに備える。
さらなる例示的な実施形態で、通信システムは、ネットワークへの接続を提供するための無線インタフェース、第1一意識別子を含む第1無線クライアントを介してネットワーク及び車載コンピューティング・システムに接続される第1モバイル・デバイス、ならびに第2一意識別子を含む第2無線クライアントを介してネットワーク及び車載コンピューティング・システムに接続される第2モバイル・デバイスを含む車載コンピューティング・システムを備える。例示的な通信システムで、車載コンピューティング・システムは、第3一意識別子を含む第3無線クライアントを介してネットワークへの接続を開始する要求を受信すること、デバイス識別子にマッピングされる一意識別子を含むマップと第3一意識別子を比較すること、ならびに第3一意識別子がマップ内に含まれないと判定することに応答して、無線インタフェースから第1無線クライアント及び第2無線クライアントを切断し、第3無線クライアントとの接続を確立し、第1無線クライアント及び第2無線クライアントへの接続を選択的に再確立することをプロセッサにより実行可能であるインストラクションを備える。
本明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
車載コンピューティング・システムであって、
ネットワークへのアクセスを提供するために物理的なネットワーク・インタフェースに結合されるソフト無線アクセス・ポイント/グループ・オーナを含む無線通信インタフェース、
プロセッサ、及び
ストレージ・デバイス
を備え、
前記ストレージ・デバイスは、
第1デバイスから、前記第1デバイスの第1無線クライアントを介して通信を開始する第1要求を受信し、
前記第1無線クライアントを介して通信中に、第2無線クライアントを介して通信を開始する第2要求を受信し、
前記第2無線クライアントの一意識別子を識別し、
前記第2無線クライアントの前記一意識別子が前記車載コンピューティング・システムによりアクセス可能であるマップ内のデバイスと関連しないと判定することに応答して、前記第1無線クライアントを含む1つ以上の関連した無線クライアントを介して1つ以上のデバイスへの接続を切断し、
前記第2無線クライアントを介して通信を開始し、
前記1つ以上の関連した無線クライアントを介して通信を選択的に再確立する
ことを前記プロセッサにより実行可能であるインストラクションを格納する、前記車載コンピューティング・システム。
(項目2)
前記インストラクションは、前記選択的に再確立することを行った後に通信が前記第1デバイスと再確立されないと識別することをさらに実行可能であり、応答して、前記マップ内で前記第2無線クライアントの前記一意識別子を前記第1デバイスの識別子と関連付ける、項目1の前記車載コンピューティング・システム。
(項目3)
前記インストラクションは、前記車載コンピューティング・システムに接続される各デバイスから受信信号強度インディケーション(RSSI)を監視し、前記RSSIに基づき各デバイス及び前記車載コンピューティング・システム間の推定距離を測定することをさらに実行可能である、項目1の前記車載コンピューティング・システム。
(項目4)
前記インストラクションは、前記第2無線クライアントのRSSIに基づき前記第2無線クライアント、及び前記車載コンピューティング・システム間の推定距離を測定し、前記第2無線クライアントの前記推定距離の閾値距離内にあるデバイスを決定することをさらに実行可能である、項目3の前記車載コンピューティング・システム。
(項目5)
前記第1無線クライアントを含む1つ以上の関連した無線クライアントを介して1つ以上のデバイスへの接続を切断することは、前記第2無線クライアントの前記推定距離の前記閾値距離内にあると判定される前記デバイスのみを切断することを備える、項目4の前記車載コンピューティング・システム。
(項目6)
前記インストラクションは、前記車載コンピューティング・システムに接続される各デバイスから位置情報を受信することをさらに実行可能であり、前記第1無線クライアントを含む1つ以上の関連した無線クライアントを介して1つ以上のデバイスへの接続を切断することは、前記受信した位置情報に基づき前記第2無線クライアントの閾値距離内にあると判定される前記デバイスのみを切断することを備える、項目1の前記車載コンピューティング・システム。
(項目7)
前記位置情報は、GPS/IZAT/IPSデータを含む、項目6の前記車載コンピューティング・システム。
(項目8)
前記第2無線クライアントの前記一意識別子は、前記第2無線クライアントのMACアドレスを備える、項目1の前記車載コンピューティング・システム。
(項目9)
前記マップは、デバイスのテーブルを備え、各デバイスは、前記デバイスの無線クライアントの1つ以上のMACアドレスにマッピングされている、項目1の前記車載コンピューティング・システム。
(項目10)
前記テーブルは、前記車載コンピューティング・システムにローカルに格納され、及び/または前記車載コンピューティング・システムからリモートに格納され、ネットワーク経由で前記車載コンピューティング・システムによりアクセス可能である、項目9の前記車載コンピューティング・システム。
(項目11)
前記ソフト・アクセス・ポイントは、第1ネットワークへ接続を提供し、前記無線インタフェースは、第2ネットワークへ接続を提供するために無線アクセス・ポイントに通信可能に接続されるWi−Fiクライアントをさらに備える、項目1の前記車載コンピューティング・システム。
(項目12)
前記第1無線クライアントは、Wi−Fiクライアントを備え、前記第2無線クライアントは、Wi−Fi Directクライアントを備える、項目1の前記車載コンピューティング・システム。
(項目13)
車載コンピューティング・システム内の無線接続を管理する方法であって、
第1デバイスから、前記第1デバイスの第1無線クライアントを介して通信を開始する第1要求を受信し、
前記第1無線クライアントを介して通信中に、第2無線クライアントを介して通信を開始する第2要求を受信し、
前記第2無線クライアントの一意識別子を識別し、
前記第2無線クライアントの前記一意識別子が前記車載コンピューティング・システムによりアクセス可能であるマップ内のデバイスと関連しないと判定することに応答して、1つ以上の関連した無線クライアントを介して1つ以上のデバイスへの接続を切断し、
前記第2無線クライアントを介して通信を開始し、
前記1つ以上の関連した無線クライアントを介して通信を選択的に再確立し、
前記選択的に再確立することを行った後に、前記第1無線クライアントを介する前記第1デバイスとの通信が再確立されないと判定し、
前記マップ内で前記第1デバイスの識別子を前記第2無線クライアントと関連付ける
ことを備える、前記方法。
(項目14)
前記車載コンピューティング・システムに接続される各デバイスから受信信号強度インディケーション(RSSI)を監視し、前記RSSIに基づき各デバイス、及び前記車載コンピューティング・システム間の推定距離を測定することをさらに備える、項目13の前記方法。
(項目15)
前記第2無線クライアントのRSSIに基づき前記第2無線クライアント、及び前記車載コンピューティング・システム間の推定距離を測定し、前記第2無線クライアントの前記推定距離の閾値距離内にあるデバイスを決定することをさらに備える、項目14の前記方法。
(項目16)
前記第1無線クライアントを含む1つ以上の関連した無線クライアントを介して1つ以上のデバイスへの接続を切断することは、前記第2無線クライアントの前記推定距離の前記閾値距離内にあると判定される前記デバイスのみを切断することを備える、項目15の前記方法。
(項目17)
ネットワークへの接続を提供するための無線インタフェースを含むコンピューティング・システム、
第1一意識別子を含む第1無線クライアントを介して前記ネットワーク、及び前記コンピューティング・システムに接続される第1モバイル・デバイス、ならびに
第2一意識別子を含む第2無線クライアントを介して前記ネットワーク、及び前記コンピューティング・システムに接続される第2モバイル・デバイス
を備え、
前記コンピューティング・システムは、
第3一意識別子を含む第3無線クライアントを介して前記ネットワークへの接続を開始する要求を受信し、
デバイス識別子にマッピングされる一意識別子を含むマップと前記第3一意識別子を比較し、
前記第3一意識別子が前記マップ内に含まれないと判定することに応答して、前記第1無線クライアント、及び前記第2無線クライアントを前記無線インタフェースから切断し、前記第3無線クライアントとの接続を確立し、前記第1無線クライアント、及び前記第2無線クライアントへの接続を選択的に再確立する
ことをプロセッサにより実行可能であるインストラクションを備える、通信システム。
(項目18)
前記インストラクションは、前記マップ内で前記第3一意識別子、及び前記第1モバイル・デバイスの識別子間の関連を前記選択的に再確立すること、及びこれを格納することを行った後に、前記第1無線クライアントへの前記接続が再確立されないと判定することをさらに実行可能である、項目17の前記通信システム。
(項目19)
前記コンピューティング・システムは、車載コンピューティング・システムであり、前記第1無線クライアント、及び前記第2無線クライアントは、Wi−Fiクライアントであり、前記第3無線クライアントは、Wi−Fi Directクライアントである、項目17の前記通信システム。
(項目20)
前記インストラクションは、前記第1及び前記第2無線クライアントから受信する受信信号強度インジケータに基づき前記第1及び前記第2無線クライアントを選択的に切断することをさらに実行可能である、項目17の前記通信システム。
本開示は、添付の図面を参照して、非限定的な実施形態の以下の説明を読むことでより良く理解されることができる。
本開示の1つ以上の実施形態に従い車両キャビンの例示的な部分図を示す。 本開示の1つ以上の実施形態に従い例示的な車載コンピューティング・システムを示す。 本開示の1つ以上の実施形態に従い例示的な通信システムを示す。 本開示の1つ以上の実施形態に従い通信システム内の無線接続を管理する例示的な方法のフローチャートである。 本開示の1つ以上の実施形態に従い通信システムでモバイル・デバイスを無線通信要求と関連付ける例示的な方法のフローチャートである。 本開示の1つ以上の実施形態に従い無線接続管理についてのMACアドレス・テーブルにアクセスし、これを更新するための方法600a/600bのフローチャートを図示する。 本開示の1つ以上の実施形態に従い無線接続管理についてのMACアドレス・テーブルにアクセスし、これを更新するための方法600a/600bのフローチャートを図示する。
同時接続についてのサポートの欠如などの、複数の無線インタフェースを介して接続する試みから生じる問題を克服するために、本開示は、第1から第2無線プロトコルへ(たとえば、デバイス上で第1から第2無線クライアントへ)単一のデバイスについてのネットワーク接続を切り替えるための例示的なシステム及び方法を提供する。たとえば、デバイスがWi−Fiを介してアクセス・ポイント/グループ・オーナ(たとえば、車両内のヘッド・ユニットなどのソフト・アクセス・ポイント/グループ・オーナ)に接続され、同時にWi−Fi Directを介して接続しようとする場合に、一般的にシステムは、Wi−Fi Direct接続を単純に拒否することができる。これらのような実施例で、ユーザは、接続拒否の理由を通知されない可能性がある、またはWi−Fi接続を手動で切断し、Wi−Fi Direct接続を再試行することで拒否を回避することができる。
本開示は、アクセス・ポイント/グループ・オーナが第1無線接続(たとえば、Wi−Fi接続)から第2無線接続(たとえば、Wi−Fi Direct接続)へ選択されたデバイスのスイッチを自動的に操作することを可能にするための例示的な方法及びシステムを提供する。アクセス・ポイント/グループ・オーナは、第1無線プロトコル(たとえば、Wi−Fi)を介して接続を一時的に無効にし、第2無線プロトコル(たとえば、Wi−Fi Direct)を介して選択されたデバイスが接続することを可能にし、つぎに第1無線プロトコルを介して他のデバイスの接続を自動的に復帰することで、任意の他のデバイスへの接続を維持しながら、選択されたデバイスから接続する要求にサービスを提供することが可能であることを確保することができる。
本明細書で使用されるように、アクセス・ポイント/グループ・オーナは、クライアントからの接続を受け入れるマスタ・デバイスを含むことができる。アクセス・ポイント/グループ・オーナは、接続されたクライアントへインターネット・プロトコル(IP)接続を提供し、インターネット・アクセスを提供することもできる(たとえば、インターネット・ゲートウェイが利用可能である場合に)。いくつかの実施例で、アクセス・ポイントは、アクセス・ポイントがスリープ・モード(たとえば、クライアントを接続するか、しないか、データ転送を実行する、など)に入るように設定される(たとえば、これに入ることが可能である、またはこれに入るようにプログラムされる)ことができないことで、グループ・オーナと異なる可能性がある。グループ・オーナは、「不在通知」、または同様のメッセージ/ブロードキャストを介して接続されたクライアントに通知することでスリープ・モードに入ることが可能であってもよい。いくつかの実施例で、グループ・オーナは、Wi−Fiクライアント、及びWi−Fi Directクライアントの両方からの接続を受け入れることができるが、アクセス・ポイントは、Wi−Fiクライアントからの接続のみを受け入れることができる。その結果、本開示は、本明細書で示されるように、アクセス・ポイント、及び/またはグループ・オーナに等しく適用可能である、及び/またはこれらを含むことができる。
上記のように、通信システムを含むことができる例示的な環境は、車両または車である。しかしながら、このような例示的な通信システムを例示的な目的のために提供し、任意の適切な通信システム(複数可)、アクセス・ポイント(複数可)/グループ・オーナ(複数可)、及びクライアント(複数可)を本開示に記述される無線接続管理のために含む、及び/またはこれに関与することができることを理解するであろう。たとえば、車載コンピューティング・システム(たとえば、車両のヘッド・ユニット)は、ドライバの携帯電話、及び1つ以上の乗員の携帯電話などの、車両内に収容される(たとえば、一時的に)モバイル・デバイスについてのソフト・アクセス・ポイント/グループ・オーナを提供することができる。図1は、ドライバ及び/または1人以上の乗員が座ることができる、車両102のキャビン100の内部を含む、無線接続管理のための通信システムについての環境のこのタイプの例示的な部分図を示す。図1の車両102は、駆動輪(図示せず)、及び内燃機関104を含む自動車両であってもよい。内燃機関104は、吸気路を介して吸気を受容し、排気路を介して燃焼ガスを排気することができる、1つ以上の燃焼室を含むことができる。車両102は、他のタイプの車両の中でも、路上走行自動車であることができる。いくつかの実施例で、車両102は、車両運動及び/またはエンジンからエネルギーを吸収するように動作可能であるエネルギー変換装置を含むハイブリッド推進システムを含み、吸収されたエネルギーを蓄電デバイスによる蓄電に適切なエネルギー形態へ変換することができる。車両102は、車両に動力を供給するために燃料電池、太陽エネルギー捕捉要素、及び/または他のエネルギー貯蔵システムを組み込む、完全電気車両を含むことができる。
示されるように、インストルメント・パネル106は、車両102のドライバ(ユーザとも言われる)にアクセス可能なさまざまなディスプレイ及びコントロールを含むことができる。たとえば、インストルメント・パネル106は、車載コンピューティング・システム109(たとえば、インフォテインメント・システム)のタッチ・スクリーン108、オーディオ・システム制御パネル、及びインストルメント・クラスタ110を含むことができる。図1で示される例示的なシステムは、別のオーディオ・システム制御パネルなしでタッチ・スクリーン108などの、車載コンピューティング・システム109のユーザ・インタフェースを介して実行されることができるオーディオ・システム・コントロールを含み、他の実施形態で、車両は、ラジオ、コンパクト・ディスク・プレイヤ、MP3プレイヤなどのような従来の車両オーディオ・システムのためのコントロールを含むことができる、オーディオ・システム制御パネルを含むことができる。オーディオ・システム・コントロールは、車両スピーカ・システムのスピーカ112を介してオーディオ出力の1つ以上の態様を制御するための機能を有することができる。たとえば、車載コンピューティング・システム、またはオーディオ・システム・コントロールは、オーディオ出力のボリューム、車両スピーカ・システムの個々のスピーカ間の音の分配、オーディオ信号のイコライゼーション、及び/またはオーディオ出力の任意の他の態様を制御することができる。さらに実施例で、車載コンピューティング・システム109は、タッチ・スクリーン108を介して直接に受信するユーザ入力に基づき、または外部デバイス150及び/またはモバイル・デバイス128を介して受信するユーザについてのデータ(物理的な状態、及び/またはユーザ環境などの)に基づき、ラジオ放送局選択、プレイリスト選択、オーディオ入力(たとえば、ラジオまたはCDまたはMP3からの)ソースなどを調整することができる。
いくつかの実施形態で、タッチ・スクリーン108、ディスプレイ・スクリーン、さまざまな制御ダイヤル、つまみ及びボタン、メモリ、プロセッサ(複数可)、ならびに任意のインタフェース要素(たとえば、コネクタまたはポート)のような車載コンピューティング・システム109の1つ以上のハードウェア要素は、車両のインストルメント・パネル106内に設置される一体型ヘッド・ユニットを形成することができる。ヘッド・ユニットは、インストルメント・パネル106内に固定して、または取り外し可能に取り付けられることができる。追加の、または代替の実施形態で、車載コンピューティング・システムの1つ以上のハードウェア要素は、モジュール方式であることができ、車両の複数の位置に設置されることができる。
キャビン100は、車両、ユーザ、及び/または環境を監視するために1つ以上のセンサを含むことができる。たとえば、キャビン100は、ユーザの存在を判定するためにシートに加えられる圧力を測定するように設定される1つ以上のシート設置型圧力センサ、ドアのアクティビティを監視するように設定されるドア・センサ、キャビンの湿度含有量を測定する湿度センサ、音声コマンドの形式でユーザ入力を受信するための、ユーザが電話をかけることを可能にするための、及び/またはキャビン100内の周囲雑音を測定するためのマイクロフォンなどを含むことができる。上記のセンサ、及び/または1つ以上の追加の、または代替のセンサを車両の任意の適切な位置に配置することができることを理解するであろう。たとえば、車両の動作、車両の周囲条件、車両のユーザなどについての情報を提供するために、エンジン・コンパートメント内に、車両の外面上に、及び/または他の適切な位置にセンサを配置することができる。車両の周囲条件、車両状態、または車両ドライバについての情報は、外部デバイス150及び/またはモバイル・デバイス128に結合されるセンサのような、車両の外部の(すなわち、車両システムの部分ではない)/車両から離れたセンサから受信することもできる。
またキャビン100は、走行前、走行中、及び/または走行後に車両内に格納される、モバイル・デバイス128などの1つ以上のユーザ・オブジェクトを含むことができる。モバイル・デバイス128は、スマートフォン、タブレット、ラップトップ・コンピュータ、ポータブル・メディア・プレイヤ、及び/または任意の適切なモバイル・コンピューティング・デバイスを含むことができる。モバイル・デバイス128は、通信リンク130を介して車載コンピューティング・システムに接続されることができる。通信リンク130は、有線(たとえば、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)、モバイル・ハイデフニション・リンク(MHL)、ハイデフニション・マルチメディア・インタフェース(HDMI(登録商標))、イーサネット(登録商標)などを介する)、または無線(たとえば、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi、Wi−Fi Direct、Wi−Fiアクセス・ポイント、近接場通信(NFC)、セルラ接続などを介する)であることができ、モバイル・デバイス、及び車載コンピューティング・システム間の双方向通信を提供するように設定されることができる。モバイル・デバイス128は、1つ以上の通信リンク(たとえば、上記で説明される例示的な通信リンクのうちの1つ以上)に接続するために1つ以上の無線通信インタフェースを含むことができる。無線通信インタフェースは、送信した、または受信したデータを搬送するためのデータ線に結合されるアンテナ(複数可)、またはポート(複数可)などの1つ以上の物理的なデバイス、及びモバイル・デバイス内の他のデバイスに従い物理的なデバイスを操作するために1つ以上のモジュール/ドライバを含むことができる。たとえば、通信リンク130は、さまざまな車両システム(車両オーディオ・システム、温度調節システムなどのような)、及びタッチ・スクリーン108からモバイル・デバイス128へセンサ及び/または制御信号を提供することができ、モバイル・デバイス128から車載システム、及びタッチ・スクリーン108へ制御及び/または表示信号を提供することができる。また通信リンク130は、モバイル・デバイスの内部バッテリに充電するために、車内電源からモバイル・デバイス128へ電力を供給することができる。
また車載コンピューティング・システム109は、1つ以上の外部デバイス150などの、ユーザにより操作される、及び/またはアクセスされるが、車両102の外部に設置される追加のデバイスに通信可能に結合されることができる。描写された実施形態で、外部デバイスを車両102の外側に設置するが、代替の実施形態で外部デバイスをキャビン100の内側に設置することができることを理解するであろう。外部デバイスは、サーバ・コンピューティング・システム、パーソナル・コンピューティング・システム、ポータブル電子機器、電子リスト・バンド、電子ヘッド・バンド、ポータブル・ミュージック・プレイヤ、電子アクティビティ追跡装置、歩数計、スマートウォッチ、GPSシステムなどを含むことができる。外部デバイス150は、通信リンク130を参照して考察されるように、有線または無線であることができる、通信リンク136を介して車載コンピューティング・システムに接続され、外部デバイス及び車載コンピューティング・システム間の双方向通信を提供するように構成されることができる。たとえば、外部デバイス150は、1つ以上のセンサを含むことができ、通信リンク136は、外部デバイス150から車載コンピューティング・システム109、及びタッチ・スクリーン108へセンサ出力を送信することができる。また外部デバイス150は、コンテキスト・データ、ユーザ・ビヘイビア/嗜好、操作規則などについての情報を格納する、及び/または受信することができ、これらのような情報を外部デバイス150から車載コンピューティング・システム109、及びタッチ・スクリーン108へ送信することができる。
車載コンピューティング・システム109は、外部デバイス150、モバイル・デバイス128、及び/または他の入力ソースから受信する入力を分析すること、さまざまな車載システム(温度調節システム、またはオーディオ・システムなどの)についての設定を選択すること、タッチ・スクリーン108、及び/またはスピーカ112を介して出力を提供すること、モバイル・デバイス128、及び/または外部デバイス150と通信すること、及び/またはアセスメントに基づき他のアクションを実行することができる。いくつかの実施形態で、このアセスメントのすべて、または部分をモバイル・デバイス128、及び/または外部デバイス150により実行することができる。
いくつかの実施形態で、1つ以上の外部デバイス150は、モバイル・デバイス128、及び/または外部デバイス150の別のものを介して、間接的に車載コンピューティング・システム109に通信可能に結合されることができる。たとえば、通信リンク136は、外部デバイス150からの出力をモバイル・デバイス128へ中継するように、外部デバイス150をモバイル・デバイス128へ通信可能に結合することができる。つぎに外部デバイス150から受信するデータをモバイル・デバイス128でモバイル・デバイス128により収集されるデータと集約し、つぎに通信リンク130を介して集約されたデータを車載コンピューティング・システム109、及びタッチ・スクリーン108へ送信することができる。同様のデータ集約は、サーバ・システムで発生し、つぎに通信リンク136/130を介して車載コンピューティング・システム109、及びタッチ・スクリーン108に送信されることができる。
図2は、車両201の内側に構成される、及び/または一体化される車載コンピューティング・システム200のブロック図を示す。車載コンピューティング・システム200は、図1の車載コンピューティング・システム109の実施例であることができる、及び/またはいくつかの実施形態で本明細書に記述される1つ以上の方法を実行することができる。いくつかの実施例で、車載コンピューティング・システムは、オペレータの車内体験を強化するために、車両ユーザへ情報に基づくメディア・コンテンツ(エンターテイメント・コンテンツ、ナビゲーション・サービスなどを含む、オーディオ及び/またはビジュアル・メディア・コンテンツ)を提供するように構成される車両インフォテインメント・システムであることができる。車両インフォテインメント・システムは、ドライバ及び/または乗員のための車内体験を強化するために車両201に一体化される、または一体化可能である、さまざまな車両システム、サブシステム、ハードウェア・コンポーネント、ならびにソフトウェア・アプリケーション及びシステムを含む、またはこれらに結合されることができる。
車載コンピューティング・システム200は、オペレーティング・システム・プロセッサ214、及びインタフェース・プロセッサ220を含む、1つ以上のプロセッサを含むことができる。オペレーティング・システム・プロセッサ214は、車載コンピューティング・システム上でオペレーティング・システムを実行し、車載コンピューティング・システムの入出力、表示、再生、及び他の動作を制御することができる。インタフェース・プロセッサ220は、車載システム通信モジュール222を介して車両制御システム230とインタフェースで接続することができる。
車載システム通信モジュール222は、他の車両システム231、及び車両制御要素261へデータを出力し、たとえば、車両制御システム230を用いて、他の車両コンポーネント及びシステム231、261から入力されたデータを受信することもできる。データを出力するときに、車載システム通信モジュール222は、車両の任意の状態、車両周辺、または車両に接続される任意の他の情報源の出力に対応するバスを介して信号を提供することができる。車両データ出力は、たとえば、アナログ信号(現在の速度のような)、個々の情報源(時計、温度計、全地球測位システム(GPS)・センサのような位置センサなどのような)により提供されるデジタル信号、車両データ・ネットワーク(エンジン関連情報を通信することができるエンジン・コントローラ・エリア・ネットワーク(CAN)・バス、温度調節関連情報を通信することができる温度調節CANバス、及びマルチメディア・データを車両内のマルチメディア・コンポーネント間で通信するマルチメディア・データ・ネットワークのような)を介して伝播するデジタル信号を含むことができる。たとえば、車載コンピューティング・システムは、エンジンCANバスからホイール・センサにより推定される車両の現在の速度、車両のバッテリ及び/または配電システムを介する車両の電力状態、車両の点火状態などを取得することができる。加えて、本開示の範囲から逸脱することなく、同様にイーサネット(登録商標)のような他のインタフェース手段を使用することができる。
不揮発性形式でプロセッサ214及び220により実行可能なインストラクションのようなデータを格納する、不揮発性ストレージ・デバイス208を車載コンピューティング・システム200内に含むことができる。ストレージ・デバイス208は、車載コンピューティング・システム200がクラウド・ベースのサーバに接続するために、及び/またはクラウド・ベースのサーバへの送信用の情報を収集するためにアプリケーションを実行することを可能にするアプリケーション・データを格納することができる。アプリケーションは、車両システム/センサ、入力デバイス(たとえば、ユーザ・インタフェース218)、車載コンピューティング・システムと通信するデバイス(たとえば、Bluetooth(登録商標)リンクを介して接続されるモバイル・デバイス)などにより集められる情報を取得することができる。さらに車載コンピューティング・システム200は、揮発性メモリ216を含むことができる。揮発性メモリ216は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)であってもよい。不揮発性ストレージ・デバイス208、及び/または揮発性メモリ216のような、非一時的なストレージ・デバイスは、プロセッサ(たとえば、オペレーティング・システム・プロセッサ214、及び/またはインタフェース・プロセッサ220)により実行されるときに、本開示に記述されるアクションのうちの1つ以上を実行するように車載コンピューティング・システム200を制御するインストラクション及び/またはコードを格納することができる。
ユーザから音声コマンドを受信する、車両内の周囲雑音を測定する、車両のスピーカからのオーディオを車両の音響環境に従いチューニングするかどうかを判定する、などを行うマイクロフォン202を車載コンピューティング・システム200内に含むことができる。音声処理装置204は、マイクロフォン202から受信する音声コマンドのような、音声コマンドを処理することができる。いくつかの実施形態で、車載コンピューティング・システム200は、車両のオーディオ・システム232内に含まれるマイクロフォンを使用して、音声コマンドを受信し、周囲の車両ノイズをサンプリングすることが可能であることもできる。
1つ以上の追加のセンサを車載コンピューティング・システム200のセンサ・サブシステム210に含むことができる。たとえば、センサ・サブシステム210は、車両を駐車する際にユーザを支援するためのリア・ビュー・カメラ、及び/またはユーザを識別する(たとえば、顔認識及び/またはユーザ・ジェスチャを使用して)ためのキャビン・カメラなどの、カメラを含むことができる。車載コンピューティング・システム200のセンサ・サブシステム210は、さまざまな車両センサと通信し、これらからの入力を受信することができ、さらにユーザ入力を受信することができる。たとえば、センサ・サブシステム210により受信する入力は、温度調節システム・センサ(伝熱流体温度、不凍液温度、ファン速度、乗員室温度、所望の乗員室温度、周囲湿度などのような)、ユーザが発する音声コマンドを検出するオーディオ・センサ、車両のフォブの地理的位置/近接からコマンドを受信し、任意選択で追跡するフォブ・センサなどからの入力だけではなく、トランスミッション・ギア位置、トランスミッション・クラッチ位置、アクセル・ペダル入力、ブレーキ入力、トランスミッション・セレクタ位置、車両速度、エンジン速度、エンジンを通過する吸気量、周囲温度、吸気温度などを含むことができる。特定の車両システム・センサは、センサ・サブシステム210のみと通信することができるが、他のセンサは、センサ・サブシステム210、及び車両制御システム230の両方と通信することができる、または車両制御システム230を介して間接的にセンサ・サブシステム210と通信することができる。車載コンピューティング・システム200のナビゲーション・サブシステム211は、位置情報(たとえば、センサ・サブシステム210からGPSセンサ及び/または他のセンサを介して)、経路案内、交通情報、ポイントオブインタレスト(POI)識別のようなナビゲーション情報を生成する、及び/または受信する、及び/またはドライバのために他のナビゲーション・サービスを提供することができる。
車載コンピューティング・システム200の外部デバイス・インタフェース212は、車両201の外部に設置される1つ以上の外部デバイス240に結合可能である、及び/またはこれらと通信することができる。車両201の外部に設置されているように外部デバイスを図示するが、ユーザが車両201を操作しながら外部デバイスを操作しているときなどに、それらが車両201内に一時的に収容されることができることを理解するであろう。換言すれば、外部デバイス240は、車両201に不可欠ではない。外部デバイス240は、モバイル・デバイス242(たとえば、Bluetooth(登録商標)、NFC、Wi−Fi Direct、または他の無線接続を介して接続される)、または代替のBluetooth(登録商標)対応デバイス252を含むことができる。モバイル・デバイス242は、有線及び/または無線通信を介して車載コンピューティング・システムと通信することができる携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル・デバイス/センサ、または他のポータブル電子機器(複数可)であることができる。他の外部デバイスは、外部サービス246を含む。たとえば、外部デバイスは、車両から離れて、車両の外部に設置される余分な車両用デバイスを含むことができる。さらに他の外部デバイスは、ソリッドステート・ドライブ、ペン・ドライブ、USBドライブなどのような、外部ストレージ・デバイス254を含む。外部デバイス240は、本開示の範囲から逸脱することなく、無線で、またはコネクタを介してのいずれか一方で車載コンピューティング・システム200と通信することができる。たとえば、外部デバイス240は、ネットワーク260、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)接続、直接有線接続、直接無線接続、及び/または他の通信リンク経由で外部デバイス・インタフェース212を介して車載コンピューティング・システム200と通信することができる。
外部デバイス・インタフェース212は、車載コンピューティング・システムが車両の着座乗員(たとえば、ドライバ/乗員)の連絡先と関連するモバイル・デバイスと通信することを可能にする通信インタフェースを提供することができる。たとえば、外部デバイス・インタフェース212は、通話を確立することを可能にする、及び/またはテキスト・メッセージ(たとえば、SMS、MMSなど)をドライバ/乗員の連絡先と関連するモバイル・デバイスへ送信する(たとえば、セルラ通信ネットワークを介して)ことを可能にすることができる。外部デバイス・インタフェース212は、以下でより詳細に記述されるように、Wi−Fi Directを介して車両内の1つ以上のデバイス(たとえば、ドライバの/乗員のモバイル・デバイス)とデータを車載コンピューティング・システムが同期させることを可能にする無線通信インタフェースを追加で、または代替に提供することができる。
1つ以上のアプリケーション244は、モバイル・デバイス242上で動作可能であってもよい。実施例として、モバイル・デバイス・アプリケーション244は、モバイル・デバイスとユーザのインタラクションについてユーザ・データを集約するように操作されることができる。たとえば、モバイル・デバイス・アプリケーション244は、モバイル・デバイス上でユーザが聴いた音楽プレイリスト、通話ログ(ユーザが受け入れる通話の頻度及び持続時間を有する)、ユーザが頻繁に行く位置及び各位置で費やした時間を含む位置情報などについてのデータを集約することができる。収集されたデータは、ネットワーク260経由で外部デバイス・インタフェース212へアプリケーション244により転送されることができる。加えて、特定のユーザ・データ要求は、外部デバイス・インタフェース212を介して車載コンピューティング・システム200からモバイル・デバイス242で受信することができる。特定のデータ要求は、ユーザが地理的にいる位置、ユーザの位置での周囲雑音レベル及び/または音楽ジャンル、ユーザの位置で周囲気象条件(温度、湿度など)などを判定するための要求を含むことができる。モバイル・デバイス・アプリケーション244は、モバイル・デバイス242のコンポーネント(たとえば、マイクロフォンなど)、または他のアプリケーション(たとえば、ナビゲーション・アプリケーション)へ、要求されたデータをモバイル・デバイス上で収集することを可能にする制御インストラクションを送信することができる。つぎにモバイル・デバイス・アプリケーション244は、収集された情報を中継して車載コンピューティング・システム200へ返すことができる。
同様に、1つ以上のアプリケーション248は、外部サービス246上で動作可能であってもよい。実施例として、外部サービス・アプリケーション248は、複数のデータ・ソースからのデータを集約する、及び/または分析するように動作することができる。たとえば、外部サービス・アプリケーション248は、ユーザの1つ以上のソーシャル・メディア・アカウントからのデータ、車載コンピューティング・システムからのデータ(たとえば、センサ・データ、ログ・ファイル、ユーザ入力など)、インターネット・クエリからのデータ(たとえば、気象データ、POIデータ)などを集約することができる。収集されたデータは、別のデバイスへ送信され、及び/またはアプリケーションにより分析され、ドライバ、車両及び環境のコンテキストを測定し、このコンテキスト(たとえば、データを他のデバイスへ要求する/送信する)に基づきアクションを実行することができる。
車両制御システム230は、異なる車載機能に関わるさまざまな車両システム231の態様を制御するためのコントロールを含むことができる。これらは、たとえば、車両乗員へオーディオ・エンターテイメントを提供するための車両オーディオ・システム232の態様、車両乗員のキャビン冷房または暖房ニーズを満たすための温度調節システム234の態様、及び車両乗員が他の人とテレコミュニケーション・リンケージを確立することを可能にするためのテレコミュニケーション・システム236の態様を制御することを備えることができる。
オーディオ・システム232は、スピーカのような電磁変換器を含む1つ以上の音響再生装置を含むことができる。車両オーディオ・システム232は、たとえば、パワーアンプを含むことで、パッシブまたはアクティブであることができる。いくつかの実施例で、車載コンピューティング・システム200は、音響再生装置についてオーディオ・ソースのみであることができる、またはオーディオ再生システム(たとえば、携帯電話のような外部デバイス)に接続される他のオーディオ・ソースがあることができる。任意のこれらのような外部デバイスのオーディオ再生装置への接続は、アナログ、デジタル、またはアナログ及びデジタル技術の任意の組み合わせであることができる。
温度調節システム234は、車両201のキャビンまたは乗員室内の快適な環境を提供するように構成されることができる。温度調節システム234は、エア・ベント、ヒータ、空調装置、一体化されたヒータ及び空調システムなどのような制御された換気を可能にするコンポーネントを含む。暖房及び空調セットアップへリンクされる他のコンポーネントは、フロントガラスを透明にすることが可能であるフロントガラス除霜及び除曇システム、ならびに新鮮な空気の吸気口を介して乗員室に入る外気をきれいにするための換気エア・フィルタを含むことができる。
また車両制御システム230は、ステアリング・ホイール・コントロール262(たとえば、ステアリング・ホイールに取り付けられたオーディオ・システム・コントロール、クルーズ・コントロール、フロントガラス・ワイパ・コントロール、ヘッドライト・コントロール、ウィンカ・コントロールなど)、インストルメント・パネル・コントロール、マイクロフォン(複数可)、アクセル/ブレーキ/クラッチ・ペダル、ギア・シフト、ドライバまたは乗員ドア内に配置されるドア/窓コントロール、シート・コントロール、キャビン・ライト・コントロール、オーディオ・システム・コントロール、キャビン温度コントロールなどのような、車両のキャビン内のエンジン及び/または軸方向の要素に関連するさまざまな車両コントロール261(または車両システム制御要素)の設定を調整するためのコントロールを含むことができる。また車両コントロール261は、エンジン、排気系、トランスミッション、及び/または他の車両システムのうちの1つ以上の動作を変更するインストラクションを車両のCANバスを介して受信するように構成される内部エンジン、及び車両動作コントロール(たとえば、エンジン・コントローラ・モジュール、アクチュエータ、バルブなど)を含むことができる。また制御信号は、車両のオーディオ・システム232の1つ以上のスピーカでオーディオ出力を制御することができる。たとえば、制御信号は、ボリューム、イコライゼーション、オーディオ・イメージ(たとえば、1つ以上の所定の位置から発生するようにユーザにみえるオーディオ出力を生成するオーディオ信号の設定)、複数のスピーカ間のオーディオ分配などのようなオーディオ出力特性を調整することができる。同様に、制御信号は、温度調節システム234のベント、空調装置、及び/またはヒータを制御することができる。たとえば、制御信号は、キャビンの特定の部分へ冷却した空気の供給を増加させることができる。
また、車両外側に配置される制御要素(たとえば、セキュリティ・システムのためのコントロール)は、通信モジュール222を介するような、コンピューティング・システム200に接続されることができる。車両制御システムの制御要素は、ユーザ入力を受信するために車両上に、及び/または車両内に物理的、かつ永続的に配置されることができる。車載コンピューティング・システム200から制御インストラクションを受信することに加えて、車両制御システム230は、モバイル・デバイス242からのような、ユーザが操作する1つ以上の外部デバイス240から入力を受信することもできる。これは、車両システム231、及び車両コントロール261の態様を外部デバイス240から受信するユーザ入力に基づき制御することを可能にする。
さらに車載コンピューティング・システム200は、アンテナ206を含むことができる。アンテナ206を単一のアンテナとして示すが、いくつかの実施形態で1つ以上のアンテナを備えることができる。車載コンピューティング・システムは、アンテナ206を介してブロードキャスト無線インターネット・アクセスを得ることができ、さらにラジオ、テレビ、天気、交通、及び同様のもののようなブロードキャスト信号を受信することができる。車載コンピューティング・システムは、1つ以上のアンテナ206を介してGPS信号などの位置決め信号を受信することができる。また車載コンピューティング・システムは、アンテナ(複数可)206を介してなどのRFを介して、または適切な受信デバイスを通して赤外線若しくは他の手段を介して、無線コマンドを受信することができる。いくつかの実施形態で、オーディオ・システム232、またはテレコミュニケーション・システム236の部分としてアンテナ206を含むことができる。加えて、アンテナ206は、外部デバイス・インタフェース212を介して外部デバイス240へ(たとえば、モバイル・デバイス242へ)AM/FMラジオ信号を提供することができる。
ユーザは、ユーザ・インタフェース218を介して車載コンピューティング・システム200の1つ以上の要素を制御することができる。ユーザ・インタフェース218は、図1のタッチ・スクリーン108のような、タッチ・スクリーン上に提示されるグラフィカル・ユーザ・インタフェース、及び/またはユーザ作動ボタン、スイッチ、つまみ、ダイヤル、スライダなどを含むことができる。たとえば、ユーザ作動要素は、ステアリング・ホイール・コントロール、ドア及び/または窓コントロール、インストルメント・パネル・コントロール、オーディオ・システム設定、温度調節システム設定、及び同様のものを含むことができる。またユーザは、ユーザ・インタフェース218を介して、車載コンピューティング・システム200、及びモバイル・デバイス242の1つ以上のアプリケーションとインタラクトすることができる。ユーザ・インタフェース218上にユーザの車両設定嗜好を受信することに加えて、車載制御システムにより選択される車両設定をユーザ・インタフェース218上でユーザへ表示することができる。ナビゲーション支援と同様に、通知及び他のメッセージ(たとえば、受信したメッセージ)をユーザ・インタフェースのディスプレイ上でユーザへ表示することができる。ユーザ嗜好/情報、及び/または提示されたメッセージへの応答をユーザ・インタフェースへのユーザ入力を介して実行することができる。
図3は、モバイル・デバイス内の無線接続を管理するための例示的な通信システム300のブロック図である。たとえば、通信システム300は、図1の車両102の1つ以上の要素を含む、及び/またはこれらに含まれることができる。通信システム300は、1つ以上の車両コンポーネント(たとえば、車両のオーディオ・システム、車両の温度調節など)へインタフェースを提供する、車両のヘッド・ユニットであることができる、ヘッド・ユニット302を含む。たとえば、ヘッド・ユニット302は、図1の車載コンピューティング・システム109を含む、及び/またはこれに含まれることができる。1つ以上のネットワークへ無線接続を提供するために使用される1サブセットの要素のみを含むような簡略化された方式で、図3で図示されるようなヘッド・ユニット302を図示することを理解するであろう。たとえば、ヘッド・ユニット302は、図2に関して上記で記述される車載コンピューティング・システム200内の要素のうちの任意の1つ以上を追加で、または代替に含むことができる。
ヘッド・ユニット302は、別のアクセス・ポイントまたはホットスポット308に(たとえば、車両の外側に、または内側に)接続するために無線ネットワーク、及びWi−Fiクライアント・モジュール306へソフト・アクセス・ポイントを提供するためにグループ・オーナ・モジュール304を含むことができる。アクセス・ポイントまたはホットスポット308は、いくつかの実施例で無線ルータ(たとえば、車両近くの会社または自宅の)を含むことができる。他の実施例で、アクセス・ポイントまたはホットスポット308は、モバイル・デバイスAまたはB(310/312)のうちの1つ以上に含まれることができる。たとえば、モバイル・デバイスA及び/またはBは、3G/4Gについてのホットスポット、またはヘッド・ユニット302がWi−Fiクライアント・モジュール306を介して接続することができる他の適切なセルラ・ネットワークを提供することができる。
モバイル・デバイスA及びBは、別の一意のメディア・アクセス・コントロール(MAC)・アドレスを各割り当てられることができる、Wi−Fiクライアント314a/b、及びWi−Fi Directクライアント316a/bを各含むことができる。それぞれのWi−Fiクライアント、及びWi−Fi Directクライアント(また無線インタフェースと本明細書で言われる)は、ヘッド・ユニット302のグループ・オーナ304を介してネットワークへ接続する(たとえば、インターネットへ接続する)ことができる。グループ・オーナ304は、接続されるクライアントと関連するプロトコルにより接続されたモバイル・デバイスからのデータ(たとえば、Wi−Fiクライアント314a/bからのWi−Fiデータ、及びWi−Fi Directクライアント316a/bからのWi−Fi Directデータ)を受信し、イーサネット(登録商標)・モジュール318へこのデータを渡すことができる。グループ・オーナ304は、イーサネット(登録商標)・モジュール318からデータを追加で、または代替に受信し、受信したイーサネット(登録商標)・データをWi−Fiクライアント314a/b、及びWi−Fi Directクライアント316a/bのうちの1つ以上に渡すことができる。イーサネット(登録商標)・モジュール318は、いくつかの実施例で専門ネットワーク・サービス(たとえば、ONSTAR)へのアクセスを提供することができる、リモート通信サービス320(たとえば、図2のアンテナ206などのアンテナ、またはイーサネット(登録商標)・ケーブルなどのハードワイヤ接続を介して)へ接続されることができる。他の実施例で、リモート通信サービス320は、インターネット・サービス・プロバイダ、または他のネットワーク・サービス・プロバイダに対応することができる。リモート通信サービス320は、ヘッド・ユニット302からリモートに、及び/またはヘッド・ユニット302を設置する車両からリモートにあることができる。いくつかの実施例で、ヘッド・ユニット302、及びモバイル・デバイスA/B間で交換されるデータ(たとえば、Wi−Fiクライアント314a/bからのWi−Fiデータ、及びWi−Fi Directクライアント316a/bからのWi−Fi Directデータ)は、イーサネット(登録商標)・モジュール318へ渡されない可能性がある、及び/またはヘッド・ユニット302内で消費される/生成される/処理されることができる。たとえば、モバイル・デバイスからのデータは、ヘッド・ユニット302、及び/またはヘッド・ユニット302に通信可能に結合される車両システム(たとえば、車両内のディスプレイ、車両の動作、車両内のスピーカなど)を制御するためにWi−Fi Direct経由で受信することができる。
破線の矢印で図示されるように、グループ・オーナ304、ならびに各モバイル・デバイスA及びB間の同時接続は、可能であるが、所与のモバイル・デバイスのWi−Fiクライアント314a/b、及びWi−Fi Directクライアント316a/bのうちの1つのみを1回グループ・オーナ304に接続することができる。たとえば、Wi−Fiクライアント314bを介してグループ・オーナ304にモバイル・デバイスBを接続する場合に、Wi−Fiクライアント314bを介する接続を無効にしない限り、Wi−Fi Directクライアント316bを介するグループ・オーナ304への接続を許可しないことができる。図3でWi−Fi及びWi−Fi Directクライアントを図示するが、任意の競合する無線または有線プロトコルを介して試行された同時接続を管理するために本明細書に記述されるシステム及び方法を適用することができることを理解するであろう。加えて、2つより多い、または2つより少ないデバイスをヘッド・ユニットに接続する通信システムに本明細書に記述されるシステム及び方法を適用することができることをさらに理解するであろう。このような接続スワップを管理する例示的な方法を図4及び5に関して以下に記述する。
図4は、通信システム内の無線接続を管理する例示的な方法400である。たとえば、図3のヘッド・ユニット302などの、車両のヘッド・ユニットにより、方法400を実行することができる。他の実施例で、異なる無線クライアントを介して任意の他のデバイスへアクセス・ポイントを提供する任意のコンピューティング・デバイスにより、方法400を実行することができる。例示的な目的のために、車両のヘッド・ユニットが実行するように、方法400を記述する。402で、方法は、第1Wi−Fiクライアント(たとえば、図3のWi−Fiクライアント314a)を介してヘッド・ユニットに接続する要求を第1モバイル・デバイスから受信することを備える。404で示されるように、ヘッド・ユニットは、第1モバイル・デバイスと関連するような第1Wi−FiクライアントのMACアドレスを格納することができる。たとえば、ヘッド・ユニットは、ヘッド・ユニットに接続するモバイル・デバイスへMACアドレスをマッピングするテーブルまたは他の要素を含むことができる(たとえば、ヘッド・ユニットにローカル、及び/またはリモートであるがヘッド・ユニットによりアクセス可能であるストレージ・デバイス内に)。第1モバイル・デバイスのMACアドレス及び/または識別子は、接続する要求の部分として(たとえば、接続を要求するパケットのヘッダ内の)ヘッド・ユニットへ送信されることができる、及び/またはヘッド・ユニットによりクエリを行われることができる。ヘッド・ユニットは、リンクされたデータとして(たとえば、MACアドレスをモバイル・デバイス識別子にマッピングするテーブルのエントリとして)第1モバイル・デバイスのMACアドレス、及び識別子を格納することができる。車載コンピューティング・システムにローカルに、及び/または車載コンピューティング・システムからリモートにテーブルを格納することができる(たとえば、ネットワーク/インターネット経由で車載コンピューティング・システムによりアクセスされるストレージ・デバイスに)。たとえば、同一のドライバが2台以上の車両を含むときに、車載コンピューティング・システムは、インターネット経由でテーブルを同期する、及び/またはこれにアクセスすることができ、クラウド・ベース・サービスを介して各車両についてのテーブルを同期することができる。
406で、方法は、第2モバイル・デバイスから、第2Wi−Fiクライアント(たとえば、図3のWi−Fiクライアント314b)を介して接続する要求を受信することを備える。408で示されるように、またヘッド・ユニットは、第1モバイル・デバイスに関して上記で記述されるように、第2モバイル・デバイスの識別子と関連するような、第2Wi−FiクライアントのMACアドレスを格納することもできる。410で、方法は、Wi−Fi Directクライアント(たとえば、図3のWi−Fi Directクライアント316aまたは316b)を介して接続する、第3MACアドレス(たとえば、第1及び第2モバイル・デバイスのMACアドレスと異なる)と関連する要求を受信することを備える。ヘッド・ユニットにすでに接続されるモバイル・デバイス(たとえば、第1モバイル・デバイス、または第2モバイル・デバイス)内にWi−Fi Directクライアントを一体化する場合に、ヘッド・ユニットは、直ちに要求に従うことができない可能性がある。その結果、412で示されるように、方法は、MACアドレスが不明である(たとえば、ヘッド・ユニットに格納される/ヘッド・ユニットによりアクセス可能であるマップ内のデバイスと関連しない)かどうかを判定することを備える。たとえば、Wi−Fi Direct要求がWi−Fiクライアントと競合する接続によりサービスを提供されることが不可能である場合に、方法は、MACアドレスのチェックのみを実行することができる(たとえば、接続を提供しようとするときにエラーに基づき決定されるように)。以下でより詳細に記述される、図6A及び6Bは、競合する接続を識別する、及び/またはこれらに応答する例示的な方法を提供する。
第3MACアドレスが既知(たとえば、412で「いいえ」)である場合に、方法は、414に進み、その既知のMACアドレスに接続されるモバイル・デバイスへのWi−Fi接続を切断する。第3MACアドレスに接続されるモバイル・デバイスへのWi−Fi接続を切断した後に、方法は、416で示されるように、Wi−Fi Directを介してモバイル・デバイスに接続することに続く。
一方で、第3MACアドレスが不明(412で「はい」)である場合に、方法は、418に進行し、一部の、またはすべてのWi−Fi接続を一時的に(たとえば、10秒などの所定の期間)切断する。たとえば、ヘッド・ユニットは、グループ・オーナに接続される一部の、またはすべてのモバイル・デバイスへのリンクを一時的に終了することができる。いくつかの実施形態で、ヘッド・ユニットは、期間が終了した後に接続を再確立するために進行中の無線接続に関連する情報を格納することができる。他の実施形態で、モバイル・デバイスは、モバイル・デバイスのWi−Fiクライアントからの新規の接続要求を受信すると、接続を自動的に再確立することを可能にする、再接続を連続的に(たとえば、定期的に)試行することができる。
420で、方法は、第3MACアドレスと関連するWi−Fi Directクライアントに正常に接続することを備える。422で、方法は、他のモバイル・デバイスへWi−Fi接続を再度有効にすることを備える。Wi−Fi接続を切断する前に受信し、ヘッド・ユニット駆動の切断(たとえば、第1及び第2モバイル・デバイスの識別子)前に切断されなかったWi−Fi接続要求と、Wi−Fi接続を再度有効にした後に(たとえば、グループ・オーナに接続する一時的な禁止を撤回した後に)受信した、受信したWi−Fi接続要求の比較に基づき、424で示されるように、Wi−Fiを介してもはや接続されないモバイル・デバイスを識別することができる。426で、方法は、第3MACアドレスを格納し、そのMACアドレスを、Wi−Fiを介してもはや接続されないような424で識別されるモバイル・デバイスと関連付けることを備える。いくつかの実施例で、モバイル・デバイスの識別は、各デバイスが再接続することを可能にするために、閾値期間後に起こることができる。第3MACアドレスを関連付けるモバイル・デバイスを識別することで、そのモバイル・デバイスのWi−Fi Directクライアントを介して接続する今後の試行は、他の接続されたモバイル・デバイスを切断することなく(たとえば、そのMACアドレスと関連するWi−Fi Directクライアントを含むモバイル・デバイスのみを切断することで)、Wi−Fi Direct接続要求にサービスを提供することを可能にする、414及び416に続くことが可能であってもよい。
Wi−Fi Directを介する接続を要求するモバイル・デバイスの識別をさらに向上させるために、ヘッド・ユニットは、接続の追加の特徴を分析することができる。たとえば、図5は、Wi−Fi Direct接続を要求するモバイル・デバイスを識別し、その結果、無線接続を管理する例示的な方法500を図示する。図4に関して上記に記述されるように、方法500は、無線接続を提供する任意の適切なコンピューティング・デバイスにより実行されることができるが、方法は、例示的な目的のためにヘッド・ユニット(たとえば、図3のヘッド・ユニット302)により実行されるように記述される。502で、方法は、複数のデバイスと進行中のWi−Fi接続を維持することを備える。504で、方法は、Wi−Fi Directクライアントを介して接続する新規のMACアドレスからの要求を受信することを備える。
506で、方法は、Wi−Fi Direct接続を要求するデバイスと同様に、ヘッド・ユニットに接続される各デバイスから受信信号強度インディケーション(RSSI)を監視することを備える。いくつかの実施形態で、要求の発信元を知るために閾値期間、それぞれ接続されたデバイスのRSSIを監視することができる。508で示されるように、方法は、利用可能なデバイスから位置情報を受信することを備えることができる。たとえば、いくつかのデバイスは、ヘッド・ユニットへ位置データ(たとえば、ヘッド・ユニットに関する、1つ以上の他のデバイスに関する位置データ、及び/またはGPS/IZAT/屋内測位システム(IPS)・データなどの絶対位置データ)を送信することが可能であってもよい。このような位置データを使用して、監視されたRSSIデータを増補し、及び/または置換し、各デバイス及びヘッド・ユニット間の距離の推定値を提供することができる。
510で、方法は、第3MACアドレスに関するWi−Fi Directクライアントを介して要求を提供するデバイスの推定距離から閾値距離内にあるデバイスを決定することを備える。この方式で、方法は、Wi−Fi Direct接続を要求するデバイスに同様の位置内にあると推定されるデバイスを識別することができる。512で、方法は、510で閾値距離内にあると判定されるデバイスのWi−Fiクライアントから切断することを備える。たとえば、ヘッド・ユニットは、Wi−Fi接続を介してヘッド・ユニットに接続される1つ、または1サブセットのデバイス(たとえば、図3のグループ・オーナ304)からのみ切断することができる。514で、方法は、MACアドレスと関連するWi−Fi Directクライアントに接続することを備える。516で、方法は、512で切断されたWi−Fi接続を再度有効にすることを備える。たとえば、Wi−Fi Directクライアントを接続しながら他のデバイスがヘッド・ユニットへの接続を維持したため、ヘッド・ユニットは、上記で記述される1つの、または1サブセットのデバイスにのみ再接続することができる。換言すれば、Wi−Fi Direct接続を要求するデバイス近くにあるデバイスを識別することで、Wi−Fi Direct接続にサービスを提供するように試行する、要求するWi−Fi Directクライアント近くにある(したがって、Wi−Fi Directクライアントを含む高確率を有する)デバイスのみを切断することができ、Wi−Fi Direct接続要求にサービスを提供する、Wi−Fi Directクライアントの推定距離から閾値距離外にある他のデバイスをヘッド・ユニットから切断することができない。
図6A及び6Bは、無線接続管理のためのMACアドレス・テーブルにアクセスし、これを更新するための方法600a/600bのフローチャートを図示する。たとえば、図3のグループ・オーナ304、及び/またはヘッド・ユニット302のような、通信システム、及び/または関連したコンピューティング・デバイスのグループ・オーナ/アクセス・ポイントにより、方法600a/600bを実行することができる。無線接続を管理するための任意の適切なコンピューティング・デバイス、またはコンピューティング・デバイスの組み合わせが方法600a/600bを実行することができることを理解するであろう。図6Aで開始し、方法600aは、602で、モバイル・デバイス(たとえば、要求するモバイル・デバイス)から接続要求を受信することを備える。604で、方法は、モバイル・デバイスのWi−Fiクライアント、またはモバイル・デバイスのWi−Fi Directクライアントから接続が要求されるかどうかを判定することを備える。
モバイル・デバイスのWi−Fiクライアント(たとえば、604で「Wi−Fiクライアント」)により接続が要求される場合に、方法は、606に進行し、Wi−Fiクライアント・メディア・アクセス・コントロール(MAC)・アドレスに対応するマップ・テーブルにモバイル・デバイスをルックアップする。608で、方法は、要求するモバイル・デバイスのMACアドレスがマップ・テーブル内にあるかどうかを判定することを備える。MACアドレスがある(たとえば、608で「はい」)場合に、方法は、610に進行し、Wi−Fi接続を許可する(たとえば、Wi−Fiを介して要求するモバイル・デバイスを接続する)。一方、MACアドレスがない(たとえば、608で「いいえ」)場合に、方法は、612に進行し、新規のエントリを要求するモバイル・デバイスに対応するマップ・テーブルに加える。たとえば、接続要求を示す任意の他の適切な識別子、及び/またはログ情報に加えて、要求するモバイル・デバイスのMACアドレスをテーブルに加えることができる。テーブルの例示的な値は、<Wi−Fi MAC,Wi−Fi Direct MAC>=<要求するクライアントのMAC,不明>を備えることができる。612で新規のエントリをマップ・テーブルに加えた後に、方法は、610に進行し、Wi−Fi接続を許可する。
604に戻り、モバイル・デバイスのWi−Fi Directクライアント(たとえば、604で「Wi−Fi Directクライアント」)が接続を要求する場合に、方法は、614に進行し、マップ・テーブル内にモバイル・デバイスをルックアップする。616で、方法は、モバイル・デバイスのMACアドレスがマップ・テーブル内にあるかどうかを判定することを備える。モバイル・デバイスのMACアドレスがマップ・テーブル内にある(たとえば、616で「はい」)場合に、方法は、618に進行し、そのモバイル・デバイスについてマップ・テーブル・エントリから要求するモバイル・デバイスのWi−Fi MACアドレスを取得する。620で、方法は、要求するモバイル・デバイスのWi−Fi MACアドレスが現在接続されているWi−Fiクライアント(たとえば、無線接続を管理するコンピューティング・デバイスに現在接続されているWi−Fiクライアント)のリスト内にあるかどうかを判定することを備える。要求するモバイル・デバイスのWi−Fi MACアドレスがリスト内にない場合に(たとえば、そのWi−Fiクライアントを介して要求するモバイル・デバイスをまだ接続していない、620で「いいえ」の場合に)、方法は、622に進行し、Wi−Fi Direct接続を行うことを可能にする。一方、要求するモバイル・デバイスのWi−Fi MACアドレスがリスト内にある場合に(たとえば、そのWi−Fiクライアントを介して要求するモバイル・デバイスをすでに接続している、620で「はい」の場合に)、方法は、624に進行し、622でWi−Fi Direct接続を行うことを可能にする前に、モバイル・デバイスへの(たとえば、モバイル・デバイスのWi−Fiクライアントへの)Wi−Fi接続を切断する。
616に戻り、要求するモバイル・デバイスについてのMACアドレスがマップ・テーブル内にない(たとえば、616で「いいえ」)場合に、方法600aは、図6Bの方法600bの626に進行する。626で、方法は、Wi−Fi DirectのMACアドレスが不明であるマップ・テーブルからモバイル・デバイスのリストを識別することを備える。このリストは、要求するモバイル・デバイスに対応することが可能である可能なモバイル・デバイス(マップ・テーブル内のそのWi−FiクライアントのMACアドレスにより識別されるような)を絞り込むことができる。628で、方法は、不明なWi−Fi DirectのMACアドレスに関するすべての識別されたモバイル・デバイスへのWi−Fi接続を切断することを備える。この方式で、潜在的な競合を有するモバイル・デバイス(たとえば、識別されないWi−Fi DirectクライアントのMACアドレスを有するこれら)のみを切断する。630で、方法は、要求するモバイル・デバイスについてのWi−Fi Direct接続を行うことを可能にすることを備える。632で、方法は、切断されたモバイル・デバイスについてそれぞれのWi−Fi接続を再度有効にすることを備える。モバイル・デバイスについてのWi−Fi接続を再度有効にすることが不可能である(そのモバイル・デバイスのWi−Fi Directクライアントの接続により)場合に、632で再度有効にされなかったWi−Fiクライアントを含むマップ・テーブル内の単一のモバイル・デバイスに対応するような、要求するモバイル・デバイスを識別することができる。その結果、634で、方法は、再有効化に基づき要求するモバイル・デバイスを識別する(たとえば、Wi−Fiを介して再接続しなかった1つのモバイル・デバイスを識別する)ことを備える。636で、方法は、Wi−Fi DirectのMACアドレスを含むために要求するモバイル・デバイスについてのマップ・テーブル・エントリを更新することを備える。たとえば、<Wi−Fi MAC,Wi−Fi Direct MAC>=<既存の値,現在のWi−Fi Direct接続要求のMAC>として、マップ・テーブル内の要求するモバイル・デバイスについての値を設定することができ、「既存の値」は、既存の、既知の、要求するモバイル・デバイスのWi−FiクライアントについてのMACアドレスに対応する。
実施形態の説明を図解及び説明のために提示している。実施形態への適切な修正形態及び変形形態は、上記の説明に照らして実行されることができる、またはこれらの方法を実施することから取得されることができる。たとえば、特に言及されない限り、記述された方法のうちの1つ以上は、図1及び3を参照して記述される車載コンピューティング・システム109、及び/またはヘッド・ユニット302などの、適切なデバイス、及び/またはデバイスの組み合わせにより実行されることができる。ストレージ・デバイス、メモリ、ハードウェア・ネットワーク・インタフェース/アンテナ、スイッチ、アクチュエータ、クロック回路などのような、1つ以上の追加のハードウェア要素と組み合わせて1つ以上のロジック・デバイス(たとえば、プロセッサ)で格納されたインストラクションを実行することで、方法を実行することができる。また本出願で記述された順序に加えて、並行して、及び/または同時に、さまざまな順序で記述された方法及び関連したアクションを実行することができる。記述されたシステムは、本質的に例示であり、追加の要素を含む、及び/または要素を省略することができる。本開示の主題は、さまざまなシステム及び構成の、すべて新規の、及び非自明の組み合わせ、及び副組み合わせ、ならびに開示された他の特徴、機能、及び/または特性を含む。
本出願で使用されるように、単数形で列挙され、単語「a」または「an」が続く要素またはステップは、このような除外が定められない限り、複数の要素またはステップを除外しないと理解されるであろう。さらに、本開示の「1つの実施形態」、または「1つの実施例」への参照は、列挙された特徴も組み込む追加の実施形態の存在を除外すると解釈されることを意図されない。用語「第1」、「第2」、及び「第3」などは、単にラベルとして使用され、それらの対象物に数値的な要件、または特定の位置秩序を課すことを意図されない。以下の特許請求の範囲は、新規かつ非自明とみなされる上記の開示から主題を特に指摘する。

Claims (20)

  1. 車載コンピューティング・システムであって、前記車載コンピューティング・システムは、
    ネットワークへの接続を提供するための無線通信システムであって、前記無線通信システムは、ソフト・アクセス・ポイントを提供するためのグループ・オーナ・モジュールを含む、無線通信システム、
    プロセッサ、及び
    ストレージ・デバイス
    を備え、
    前記ストレージ・デバイスは、
    第1デバイスから、前記第1デバイスの第1無線クライアントを介して通信を開始する第1要求を受信することと、
    前記第1無線クライアントを介した通信中に、第2無線クライアントを介して通信を開始する第2要求を受信することと、
    前記第2無線クライアントの一意識別子を識別することと、
    前記第2無線クライアントの前記一意識別子が前記車載コンピューティング・システムによりアクセス可能であるマップ内のデバイスと関連しないと判定することに応答して1つ以上の無線クライアントを介して1つ以上のデバイスへの接続を切断することであって、前記1つ以上の無線クライアントは、前記1つ以上のデバイスと関連しており、前記第1無線クライアントは、前記1つ以上の無線クライアントに含まれ、前記第2無線クライアントは、前記1つ以上の無線クライアントに含まれない、ことと、
    前記第2無線クライアントを介して通信を開始することと、
    前記1つ以上の無線クライアントを介して通信を自動的に再確立することと
    を前記プロセッサにより実行可能であるインストラクションを格納する、車載コンピューティング・システム。
  2. 前記インストラクションは、前記自動的に再確立することを行った後に通信が前記第1デバイスと再確立されないと識別することと、前記自動的に再確立することを行った後に通信が前記第1デバイスと再確立されないと識別されたことに応答して、前記マップ内で前記第2無線クライアントの前記一意識別子を前記第1デバイスの識別子と関連付けることとをさらに実行可能である、請求項1に記載の車載コンピューティング・システム。
  3. 前記インストラクションは、前記車載コンピューティング・システムに接続される各デバイスから受信信号強度インディケーション(RSSI)を監視することと、前記RSSIに基づき各デバイス及び前記車載コンピューティング・システム間の推定距離を測定することとをさらに実行可能である、請求項1に記載の車載コンピューティング・システム。
  4. 前記インストラクションは、前記第2無線クライアントのRSSIに基づき前記第2無線クライアント及び前記車載コンピューティング・システム間の推定距離を測定することと、前記第2無線クライアントの前記推定距離の閾値距離内にあるデバイスを決定することとをさらに実行可能である、請求項3に記載の車載コンピューティング・システム。
  5. 記1つ以上の無線クライアントを介して前記1つ以上のデバイスへの接続を切断することは、前記第2無線クライアントの前記推定距離の前記閾値距離内にあると決定される前記デバイスのみを切断することを含む、請求項4に記載の車載コンピューティング・システム。
  6. 前記インストラクションは、前記車載コンピューティング・システムに接続される各デバイスから位置情報を受信することをさらに実行可能であり、前記1つ以上の無線クライアントを介して前記1つ以上のデバイスへの接続を切断することは、前記受信された位置情報に基づき前記第2無線クライアントの閾値距離内にあると決定される前記デバイスのみを切断することを含む、請求項1に記載の車載コンピューティング・システム。
  7. 前記位置情報は、GPS/IZAT/IPSデータを含む、請求項6に記載の車載コンピューティング・システム。
  8. 前記第2無線クライアントの前記一意識別子は、前記第2無線クライアントのMACアドレスを備える、請求項1に記載の車載コンピューティング・システム。
  9. 前記マップは、デバイスのテーブルを備え、各デバイスは、前記デバイスの無線クライアントの1つ以上のMACアドレスにマッピングされている、請求項1に記載の車載コンピューティング・システム。
  10. 前記テーブルは、前記車載コンピューティング・システムにローカルに格納され、及び/または前記車載コンピューティング・システムからリモートに格納され、ネットワーク経由で前記車載コンピューティング・システムによりアクセス可能である、請求項9に記載の車載コンピューティング・システム。
  11. 前記ソフト・アクセス・ポイントは、第1ネットワークへの接続を提供し、前記無線通信システムは、第2ネットワークへの接続を提供するために無線アクセス・ポイントに通信可能に接続されるWi−Fiクライアント・モジュールをさらに備える、請求項1に記載の車載コンピューティング・システム。
  12. 前記第1無線クライアントは、Wi−Fiクライアントを備え、前記第2無線クライアントは、Wi−Fi Directクライアントを備える、請求項1に記載の車載コンピューティング・システム。
  13. 車載コンピューティング・システム内の無線接続を管理する方法であって、前記方法は、
    第1デバイスから、前記第1デバイスの第1無線クライアントを介して通信を開始する第1要求を受信することと、
    前記第1無線クライアントを介した通信中に、第2無線クライアントを介して通信を開始する第2要求を受信することと、
    前記第2無線クライアントの一意識別子を識別することと、
    前記第2無線クライアントの前記一意識別子が前記車載コンピューティング・システムによりアクセス可能であるマップ内のデバイスと関連しないと判定することに応答して、1つ以上の無線クライアントを介して1つ以上のデバイスへの接続を切断することであって、前記1つ以上の無線クライアントは、前記1つ以上のデバイスと関連している、ことと、
    前記第2無線クライアントを介して通信を開始することと、
    前記1つ以上の無線クライアントを介して通信を自動的に再確立することと、
    前記自動的に再確立することを行った後に、前記第1無線クライアントを介する前記第1デバイスとの通信が再確立されないと判定することと、
    前記マップ内で前記第1デバイスの識別子を前記第2無線クライアントと関連付けることと
    を含む、方法。
  14. 前記車載コンピューティング・システムに接続される各デバイスから受信信号強度インディケーション(RSSI)を監視することと、前記RSSIに基づき各デバイス及び前記車載コンピューティング・システム間の推定距離を測定することとをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第2無線クライアントのRSSIに基づき前記第2無線クライアント及び前記車載コンピューティング・システム間の推定距離を測定することと、前記第2無線クライアントの前記推定距離の閾値距離内にあるデバイスを決定することとをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 記1つ以上の無線クライアントを介して前記1つ以上のデバイスへの接続を切断することは、前記第2無線クライアントの前記推定距離の前記閾値距離内にあると決定される前記デバイスのみを切断することを含み、前記第1無線クライアントは、前記1つ以上の無線クライアントに含まれ、前記第2無線クライアントは、前記1つ以上の無線クライアントに含まれない、請求項15に記載の方法。
  17. ネットワークへの接続を提供するための無線インタフェースを含むコンピューティング・システム、
    第1一意識別子を含む第1無線クライアントを介して前記ネットワーク及び前記コンピューティング・システムに接続される第1モバイル・デバイス、ならびに
    第2一意識別子を含む第2無線クライアントを介して前記ネットワーク及び前記コンピューティング・システムに接続される第2モバイル・デバイス
    を備える通信システムであって、
    前記コンピューティング・システムは、
    第3一意識別子を含む第3無線クライアントを介して前記ネットワークへの接続を開始する要求を受信することと、
    デバイス識別子にマッピングされる一意識別子を含むマップと前記第3一意識別子を比較することと、
    前記第3一意識別子が前記マップ内に含まれないと判定することに応答して、前記第1無線クライアント及び前記第2無線クライアントを前記無線インタフェースから切断し、前記第3無線クライアントとの接続を確立し、前記第1無線クライアント及び前記第2無線クライアントへの接続を自動的に再確立することと
    をプロセッサにより実行可能であるインストラクションを備える、通信システム。
  18. 前記インストラクションは、前記自動的に再確立することならびに前記マップ内で前記第3一意識別子及び前記第1モバイル・デバイスの識別子間の関連を格納することを行った後に、前記第1無線クライアントへの前記接続が再確立されないと判定することをさらに実行可能である、請求項17に記載の通信システム。
  19. 前記コンピューティング・システムは、車載コンピューティング・システムであり、前記第1無線クライアント及び前記第2無線クライアントは、Wi−Fiクライアントであり、前記第3無線クライアントは、Wi−Fi Directクライアントである、請求項17に記載の通信システム。
  20. 前記インストラクションは、前記第1及び前記第2無線クライアントから受信される受信信号強度インジケータに基づき前記第1及び前記第2無線クライアントを選択的に切断することをさらに実行可能である、請求項17に記載の通信システム。
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