JP6094304B2 - エンジン冷却装置の取付構造 - Google Patents

エンジン冷却装置の取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、エンジン内部に冷却水を流通させるエンジン冷却装置の取付構造に関する。
水冷式エンジンに用いられるウォータポンプのようなエンジン冷却装置は、ハウジングに軸受を介して支持された回転軸の一端にインペラを設け、インペラを回転させてエンジンに冷却水を流通させる。ウォータポンプから吐出された冷却水はエンジンのシリンダヘッド内のウォータジャケットを流通し、その流通過程でエンジンからの発熱を吸収して水温が上昇する。ウォータジャケットから流出した冷却水はラジエータで冷却され再びウォータポンプに流入する。冷却水の流路途中には水温に応じて流路を開閉するサーモスタット等の水温を検出するデバイスが備えられている場合もある。
特許文献1においては、エンジンのシリンダブロックにウォータポンプボディ(本願発明のポンプボディに相当する)が配設され、該ウォータポンプボディの前面においてフロントカバーにポンプハウジング(本願発明のポンプカバーに相当する)をボルトで固定してウォータポンプを形成すると共に、該ウォータポンプボディの裏面には、サーモスタットが介在されたサーモスタットケース(本願発明のインレットに相当する)がボルトで固定されたエンジンの冷却装置が開示されている。ポンプハウジングを固定するためのボルト穴とサーモスタットケースを固定するためのボルト穴とは異なっており、サーモスタットケースを固定するボルト穴は渦室の近傍に形成されている。
特許文献2においても特許文献1と同様に、ポンプハウジング(本願発明のポンプボディに相当する)の前面からポンプボディ(本願発明のポンプカバーに相当する)がボルトで固定されると共に、裏面からはサーモスタット(本願発明のインレットに相当する)がサーモスタット開口の近傍にある2箇所のボルトでポンプハウジングに固定された補機ユニットブロックが開示されている。
特開昭62−199921号公報 特開2002−174125号公報
特許文献1に開示されたエンジンの冷却装置においては、ポンプハウジングを固定するボルト穴とは別にサーモスタットケースを固定するためのフランジ及びボルト穴をウォータポンプボディの裏面に設けることが必要であった。そのため、ポンプハウジングを固定するボルト穴とサーモスタットケースを固定するためのボルト穴とを別々に加工する必要があり、その結果、ボルト穴の加工工数が増加しコスト増につながるおそれがあった。また、渦室に対して軸方向に沿う形でボルト穴が形成されているので、ウォータポンプボディの厚みが厚くなるという問題もあった。その結果、ウォータポンプボディを金属の鋳造で作った場合には鋳巣の問題が、樹脂の射出成形で作った場合にはひけの問題が生じるおそれがあった。
特許文献2に開示された補機ユニットブロックにおいても、ポンプボディを固定するボルト穴とは別にサーモスタットを固定するためのフランジ及びボルト穴をポンプハウジングの裏面に設けることが必要であった。そのため、ポンプボディを固定するボルト穴とサーモスタットを固定するためのボルト穴とを別々に加工する必要があり、その結果、ボルト穴の加工工数が増加しコスト増につながるおそれがあった。また、渦室に対して軸方向に沿う形でボルト穴が形成されているので、ポンプハウジングの厚みが厚くなるという問題もあった。その結果、ポンプハウジングを金属の鋳造で作った場合には鋳巣の問題が、樹脂の射出成形で作った場合にはひけの問題が生じるおそれがあった。
このように、ポンプボディにポンプカバーやインレットを取付ける構造には改善の余地があった。
上記問題に鑑み、本発明は、締結孔の加工工数を低減すると共に、ポンプボディの厚みを薄くすることができるエンジン冷却装置の取付構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るエンジン冷却装置の取付構造の特徴構成は、流体を吸入し吐出する機構を有するポンプカバーと、前記ポンプカバーが取り付けられ、前記ポンプカバーに流体を供給する第1流路を有するポンプボディと、前記ポンプボディに取り付けられ、前記第1流路に流体を流入させる第2流路を有するインレットとを備え、前記ポンプボディと前記インレットの境界面には流体の漏出を防止する円環状のシール部材が前記第2流路の外周を囲むように取り付けられており、前記ポンプカバーと前記インレットとは、前記シール部材の円環の外側において前記ポンプボディに形成された複数の締結孔を共用して前記ポンプボディに固定され
隣接する前記締結孔の中心同士を結んだ仮想直線は前記シール部材の円環の内側を通らない点にある。
このような特徴構成とすれば、1本のボルトでポンプカバーとインレットとをポンプボディに固定する際には、ボルトの使用本数を減らし、コストダウンを図ることができる。また、別々のボルトでポンプカバーとインレットとをそれぞれポンプボディに固定する際には、共通のボルトを使用することにより管理するボルトの種類を減らすことができる。さらに、締結孔の形成箇所も従来の半分になり、しかも一方向からの加工で済むので、締結孔加工の工数低減につながり、コストダウンを図ることができる。
また、このような構成とすれば、締結孔を用いて締結されたエリアの内側にシール部材全体が存在することになるので、シール部材全体を押さえることができ、シール効果を高めることができる。
また、本発明に係るエンジン冷却装置の取付構造においては、前記締結孔は、前記ポンプカバーと前記ポンプボディとの境界に設けられた渦室よりも径方向外側に配置されていると好適である。
このような構成とすれば、渦室と締結部とが軸方向に沿う形で配置された従来の構造と比較してポンプボディの厚みを薄くすることができ、エンジン冷却装置全体の軸方向の長さを短くすることができる。また、渦室と締結部との物理的な距離を大きくして分離できるので、締結部材としてシールボルトを使用する必要はなく、普通のボルトを使用することができコストダウンを図ることができる。
また、本発明に係るエンジン冷却装置の取付構造においては、前記ポンプボディにおいて、前記シール部材の取付箇所と前記締結孔の形成箇所の間に前記境界面より窪んだ凹部を有し、前記シール部材の取付箇所は前記締結孔の形成箇所より突出していると好適である。
このようにポンプボディが凹部を備えて厚肉部をなくしているので、ポンプボディを金属の鋳造で製作したときに鋳巣の発生を抑制し、製品の歩留まりを上げることができる。また、ポンプボディを樹脂の射出成形で製作した場合にはひけを抑制することができ、寸法精度の高いポンプボディを得ることができる。
シール部材の取付箇所を前記締結孔の形成箇所より突出させることにより、シール部材より径方向外側にある締結孔でインレットをポンプボディに締結したときに、シール部材をポンプボディにより密着させることができ、シール効果をさらに高めることができる。
また、本発明に係るエンジン冷却装置の取付構造においては、前記締結孔が、前記ポンプボディに雌ねじとして形成され、前記ポンプカバーに形成された第1貫通孔に対し第1方向から挿通する第1ボルトを前記雌ねじに螺合して前記ポンプカバーを前記ポンプボディに締結し、前記インレットに形成された第2貫通孔に対し前記第1方向と反対向きとなる第2方向から挿通する第2ボルトを前記雌ねじに螺合して前記インレットを前記ポンプボディに締結すると好適である。
このようにポンプカバーとインレットとを異なる2つのボルトによって固定することにより、例えば、ポンプカバーだけを取り外す場合に、インレットを取り外す必要がなく、単独での取り外しが可能となる。
第1実施形態に係るエンジン冷却装置を表す分解斜視図である。 エンジン冷却装置の取付構造を表す縦断面図である。 図2のIII-III線断面図である。 第1実施形態の変形例に係るエンジン冷却装置の取付構造を表す縦断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図3を用いて詳細に説明する。第1実施形態に係るエンジン冷却装置1は、不図示の車両のエンジン及びラジエータに冷却水を循環させる装置である。冷却水は、ウォータジャケットを流通する間にエンジンで発生した熱によって温められてエンジンを冷却し、ラジエータで熱を放出することで冷却される。冷却水は本発明の流体の一例である。
(エンジン冷却装置の全体構成)
図1及び図2に示すように、エンジン冷却装置1は、ポンプカバー10と、ポンプボディ20と、インレット30とを備えている。ポンプボディ20は不図示のエンジンボディに固定されている。図2に示すように、ポンプカバー10とインレット30とはポンプボディ20を挟んで反対側に配置され、ボルト2とナット3によりポンプボディ20に固定されている。以下、ポンプカバー10とインレット30とをポンプボディ20に固定する構造を総称して、取付構造と称する。
図2に示すように、ポンプカバー10は、回転軸12と、プーリ13と、インペラ14と、メカニカルシール16と、ハウジング17と、玉軸受18とを備えている。回転軸12は2段階の太さを有しており、ポンプカバー10からポンプボディ20に向けて途中で外径が小さくなった後に突出し、その先端には回転軸12と同期回転するインペラ14が備えられている。回転軸12の軸心40に対してインペラ14より径方向外側且つポンプカバー10のハウジング17とポンプボディ20とが間隙を持って対向する空間には渦室4が形成されている。回転軸12の他端にはプーリ13が固定されている。プーリ13と回転軸12とは同期回転する。
回転軸12において、インペラ14とプーリ13との間には、軸受部としての玉軸受18と、メカニカルシール16とが配設されている。メカニカルシール16はインペラ14と玉軸受18との間に設けられている。玉軸受18の内輪は回転軸12に圧入されており、回転軸12のブレを抑制して、回転軸12の回転を滑らかにする。メカニカルシール16は、インペラ14側にある冷却水を回転軸12の隙間から漏出させないために備えられている。
玉軸受18の外輪はハウジング17の一端に圧入されている。ハウジング17の他端は、ポンプボディ20と対向するように軸心40に対して垂直に径方向外側に延在している。渦室4よりも径方向外側且つハウジング17とポンプボディ20の面20cとの境界には、冷却水の漏出を防止する第1シール部材5が備えられている。また、最外周近傍にはねじ加工されていない4個の貫通孔11が形成され、貫通孔11を貫くボルト2によりポンプボディ20に固定されている。この固定する構成は取付構造に含まれる。このような構成により、ポンプカバー10のうち、ハウジング17,メカニカルシール16、玉軸受18はポンプボディ20に対して固定され、プーリ13,回転軸12,インペラ14はポンプボディ20に対して回転自在となる。
ポンプボディ20は、図1に示すように、平板状の部材が直角に折れ曲がったL字状を有している。ポンプボディ20の一方の部材20aはポンプカバー10と対向し、他方の部材20bはボルト等によりエンジンに固定される。ポンプボディ20は、金属の鋳造または樹脂の射出成形により作られる。部材20aには、その中央に断面が円形の貫通孔である第1流路22が形成されている。第1流路22は、インレット30と対向する面20d側からポンプカバー10と対向する面20cに向かって内径が大きくなるテーパを有している。図2に示すように、第1流路22より径方向外側で面20dから面20cに向かって有底の凹部23が形成されている。さらに、部材20aの最外周には、ボルト2によりポンプカバー10,インレット30を締結するための4個の雌ねじ21が形成されている。雌ねじ21は本発明の締結孔の一例である。雌ねじ21は取付構造に含まれる。
インレット30は不図示のラジエータの出口から流出した冷却水をポンプボディ20やポンプカバー10に還流させるために設けられる。インレット30の内部には冷却水を流通させる第2流路32が形成されており、ポンプボディ20の第1流路22と連通している。第2流路32の周囲には、冷却水の漏出を防止する環状の第2シール部材6が備えられている。第2シール部材6は本発明のシール部材の一例である。また、インレット30のポンプボディ20と対向する側にはねじ加工されていない4個の貫通孔31が形成されている。この貫通孔31は取付構造に含まれる。図3に示すように、4個の貫通孔31の中心を結んだ仮想の二点鎖線は第2シール部材6の外側を通っており、内側を通っていない。本実施形態においては、二点鎖線は第2シール部材6と接していないが、仮に第2流路32の内径が大きく第2シール部材6の径が大きい場合であっても、二点鎖線が第2シール部材6の径方向内側を通らなければ良く、二点鎖線が第2シール部材6と接していても良い。
(エンジン冷却装置の動作)
ポンプカバー10のプーリ13と不図示のエンジンのクランクシャフトとの間には不図示のベルトが備えられており、クランクシャフトが回転すると、その回転がベルトを介してプーリ13に伝達され、プーリ13が回転する。プーリ13が回転することにより、回転軸12を介してインペラ14が回転する。インペラ14が回転することによりインペラ14の近傍の冷却水が渦室4に圧送され、ウォータジャケットに向けて吐出される。吐出された冷却水は、ウォータジャケットを流通し、エンジンの熱を吸収してラジエータに流入する。ラジエータで冷却されて流出した冷却水は、第2流路32から第1流路22を流通してポンプカバー10の回転軸12に到達し、再度インペラ14の回転力により渦室4に圧送されてウォータジャケットに向けて吐出される。
(エンジン冷却装置の取付構造)
次に、エンジン冷却装置1の取付構造の詳細について説明する。ポンプカバー10は、貫通孔11とポンプボディ20の雌ねじ21とを対向させ、ボルト2を貫通孔11を通して雌ねじ21に締結することにより、ポンプボディ20に固定される。図2に示すように、ポンプカバー10をポンプボディ20に固定した状態で、ボルト2の先端は雌ねじ21を突き抜けているので、ボルト2の先端にインレット30の貫通孔31を嵌入し、裏面からナット3で締結することにより、インレット30はポンプボディ20に固定される。以下、取付構造を構成するボルト2,ナット3,貫通孔11,雌ねじ21,貫通孔31等が配置されている箇所を総称して締結部7と称する。
本実施形態に係るエンジン冷却装置1の取付構造においては、締結部7としてポンプカバー10の貫通孔11と、ポンプボディ20の雌ねじ21と、インレット30の貫通孔31とを同一軸心上に形成し共用するようにしたので、4本のボルト2と4個のナット3でポンプカバー10とインレット30とをポンプボディ20に固定することができる。この結果、ボルト2の使用本数を減らし、コストダウンを図ることができる。また、雌ねじ21の形成箇所も従来の半分の4箇所形成するだけでよく、しかも一方向からの加工で済むので、雌ねじ加工の工数低減につながり、コストダウンを図ることができる。
締結部7が軸心40に対して渦室4よりも径方向外側に配置されているので、軸心40に沿って渦室4と締結部7とが配置された従来の構造と比較してポンプボディ20の厚みを薄くすることができ、エンジン冷却装置1全体の軸方向の長さを短くすることができる。また、渦室4と締結部7との物理的な距離を大きくして分離できるので、ボルト2にシールボルトを使用する必要はなく、普通のボルトを使用することができコストダウンにつながる。さらに、従来のインレット30は2点締結だったため、第2シール部材6を十分に押さえることができず、シール効果が不十分となる場合があったが、本実施形態の取付構造においては4点(3点以上)で締結するため、第2シール部材6を十分に押さえることができる。そのため、十分なシール効果を得ることができ、冷却水の漏出を防止することができる。また、製品により渦室4の形状や第1流路22,第2流路32の位置が変更になった場合でも、締結部7の位置や形状を変更する必要はない。
ポンプボディ20は凹部23を備えており厚肉部をなくしているので、ポンプボディ20を金属の鋳造で製作したときに鋳巣の発生を抑制し、製品の歩留まりを上げることができる。また、ポンプボディ20を樹脂の射出成形で製作した場合にはひけを抑制することができ、寸法精度の高いポンプボディ20を得ることができる。
本実施形態においては、ポンプボディ20の面20dにおいて第2シール部材6と対向する面と雌ねじ21を形成した面とを同一平面にしたがこれに限られるものではない。面20dのうち第2シール部材6と対向する面を雌ねじ21を形成した面よりわずかにインレット30の側に突出させることにより、第2シール部材6より径方向外側にある締結部7でインレット30をポンプボディ20に締結したときに、第2シール部材6をポンプボディ20により密着させることができ、シール効果をさらに高めることができる。
本実施形態においては、冷却水を流通させるエンジン冷却装置1の取付構造について説明したが、これに限られるものではない。冷却オイルを流通させるオイルクーラー等の冷却装置の取付構造についても本取付構造を採用することができる。
〔第1実施形態の変形例〕
次に、本発明の第1実施形態の変形例を図4に基づいて説明する。以下の変形例の説明においては、第1実施形態と同じ構成の箇所には同じ符号を付し、同様の構成に関する説明は省略する。本変形例のエンジン冷却装置1の取付構造においては、ボルト2の長さが短く、インレット30をポンプボディ20に固定するときに、ポンプカバー10をポンプボディ20に固定するボルト2とは異なるボルト8を使用する点が第1実施形態と異なっており、その他の構成は同じである。
このように、ポンプカバー10とインレット30を異なるボルト2,8でポンプボディ20に固定することにより、ポンプカバー10を修理等の理由で取り外す場合にインレット30を取り外す必要がなく、ポンプカバー10単独での取り外しが可能になる。
第1実施形態及びその変形例においては、ポンプカバー10として、クランクシャフトの回転に同期してインペラ14が回転する機械式ウォータポンプを用いたが、これに限られるものではない。機械式ウォータポンプの代わりに電動ウォータポンプ用いて構成することもできる。
本発明は、エンジン内部に冷却水を流通させるエンジン冷却装置の取付構造に利用することが可能である。
4 渦室
6 第2シール部材(シール部材)
10 ポンプカバー
20 ポンプボディ
21 雌ねじ(締結孔)
22 第1流路
23 凹部
30 インレット
32 第2流路

Claims (4)

  1. 流体を吸入し吐出する機構を有するポンプカバーと、
    前記ポンプカバーが取り付けられ、前記ポンプカバーに流体を供給する第1流路を有するポンプボディと、
    前記ポンプボディに取り付けられ、前記第1流路に流体を流入させる第2流路を有するインレットとを備え、
    前記ポンプボディと前記インレットの境界面には流体の漏出を防止する円環状のシール部材が前記第2流路の外周を囲むように取り付けられており、
    前記ポンプカバーと前記インレットとは、前記シール部材の円環の外側において前記ポンプボディに形成された複数の締結孔を共用して前記ポンプボディに固定され
    隣接する前記締結孔の中心同士を結んだ仮想直線は前記シール部材の円環の内側を通らないエンジン冷却装置の取付構造。
  2. 前記締結孔は、前記ポンプカバーと前記ポンプボディとの境界に設けられた渦室よりも径方向外側に配置されている請求項1に記載のエンジン冷却装置の取付構造。
  3. 前記ポンプボディにおいて、前記シール部材の取付箇所と前記締結孔の形成箇所の間に前記境界面より窪んだ凹部を有し、前記シール部材の取付箇所は前記締結孔の形成箇所より突出している請求項1又は2に記載のエンジン冷却装置の取付構造。
  4. 前記締結孔が、前記ポンプボディに雌ねじとして形成され、
    前記ポンプカバーに形成された第1貫通孔に対し第1方向から挿通する第1ボルトを前記雌ねじに螺合して前記ポンプカバーを前記ポンプボディに締結し、前記インレットに形成された第2貫通孔に対し前記第1方向と反対向きとなる第2方向から挿通する第2ボルトを前記雌ねじに螺合して前記インレットを前記ポンプボディに締結している請求項1〜3の何れか一項に記載のエンジン冷却装置の取付構造。
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