JP6094304B2 - エンジン冷却装置の取付構造 - Google Patents
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Description
隣接する前記締結孔の中心同士を結んだ仮想直線は前記シール部材の円環の内側を通らない点にある。
また、このような構成とすれば、締結孔を用いて締結されたエリアの内側にシール部材全体が存在することになるので、シール部材全体を押さえることができ、シール効果を高めることができる。
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図3を用いて詳細に説明する。第1実施形態に係るエンジン冷却装置1は、不図示の車両のエンジン及びラジエータに冷却水を循環させる装置である。冷却水は、ウォータジャケットを流通する間にエンジンで発生した熱によって温められてエンジンを冷却し、ラジエータで熱を放出することで冷却される。冷却水は本発明の流体の一例である。
図1及び図2に示すように、エンジン冷却装置1は、ポンプカバー10と、ポンプボディ20と、インレット30とを備えている。ポンプボディ20は不図示のエンジンボディに固定されている。図2に示すように、ポンプカバー10とインレット30とはポンプボディ20を挟んで反対側に配置され、ボルト2とナット3によりポンプボディ20に固定されている。以下、ポンプカバー10とインレット30とをポンプボディ20に固定する構造を総称して、取付構造と称する。
ポンプカバー10のプーリ13と不図示のエンジンのクランクシャフトとの間には不図示のベルトが備えられており、クランクシャフトが回転すると、その回転がベルトを介してプーリ13に伝達され、プーリ13が回転する。プーリ13が回転することにより、回転軸12を介してインペラ14が回転する。インペラ14が回転することによりインペラ14の近傍の冷却水が渦室4に圧送され、ウォータジャケットに向けて吐出される。吐出された冷却水は、ウォータジャケットを流通し、エンジンの熱を吸収してラジエータに流入する。ラジエータで冷却されて流出した冷却水は、第2流路32から第1流路22を流通してポンプカバー10の回転軸12に到達し、再度インペラ14の回転力により渦室4に圧送されてウォータジャケットに向けて吐出される。
次に、エンジン冷却装置1の取付構造の詳細について説明する。ポンプカバー10は、貫通孔11とポンプボディ20の雌ねじ21とを対向させ、ボルト2を貫通孔11を通して雌ねじ21に締結することにより、ポンプボディ20に固定される。図2に示すように、ポンプカバー10をポンプボディ20に固定した状態で、ボルト2の先端は雌ねじ21を突き抜けているので、ボルト2の先端にインレット30の貫通孔31を嵌入し、裏面からナット3で締結することにより、インレット30はポンプボディ20に固定される。以下、取付構造を構成するボルト2,ナット3,貫通孔11,雌ねじ21,貫通孔31等が配置されている箇所を総称して締結部7と称する。
次に、本発明の第1実施形態の変形例を図4に基づいて説明する。以下の変形例の説明においては、第1実施形態と同じ構成の箇所には同じ符号を付し、同様の構成に関する説明は省略する。本変形例のエンジン冷却装置1の取付構造においては、ボルト2の長さが短く、インレット30をポンプボディ20に固定するときに、ポンプカバー10をポンプボディ20に固定するボルト2とは異なるボルト8を使用する点が第1実施形態と異なっており、その他の構成は同じである。
6 第2シール部材(シール部材)
10 ポンプカバー
20 ポンプボディ
21 雌ねじ(締結孔)
22 第1流路
23 凹部
30 インレット
32 第2流路
Claims (4)
- 流体を吸入し吐出する機構を有するポンプカバーと、
前記ポンプカバーが取り付けられ、前記ポンプカバーに流体を供給する第1流路を有するポンプボディと、
前記ポンプボディに取り付けられ、前記第1流路に流体を流入させる第2流路を有するインレットとを備え、
前記ポンプボディと前記インレットの境界面には流体の漏出を防止する円環状のシール部材が前記第2流路の外周を囲むように取り付けられており、
前記ポンプカバーと前記インレットとは、前記シール部材の円環の外側において前記ポンプボディに形成された複数の締結孔を共用して前記ポンプボディに固定され、
隣接する前記締結孔の中心同士を結んだ仮想直線は前記シール部材の円環の内側を通らないエンジン冷却装置の取付構造。 - 前記締結孔は、前記ポンプカバーと前記ポンプボディとの境界に設けられた渦室よりも径方向外側に配置されている請求項1に記載のエンジン冷却装置の取付構造。
- 前記ポンプボディにおいて、前記シール部材の取付箇所と前記締結孔の形成箇所の間に前記境界面より窪んだ凹部を有し、前記シール部材の取付箇所は前記締結孔の形成箇所より突出している請求項1又は2に記載のエンジン冷却装置の取付構造。
- 前記締結孔が、前記ポンプボディに雌ねじとして形成され、
前記ポンプカバーに形成された第1貫通孔に対し第1方向から挿通する第1ボルトを前記雌ねじに螺合して前記ポンプカバーを前記ポンプボディに締結し、前記インレットに形成された第2貫通孔に対し前記第1方向と反対向きとなる第2方向から挿通する第2ボルトを前記雌ねじに螺合して前記インレットを前記ポンプボディに締結している請求項1〜3の何れか一項に記載のエンジン冷却装置の取付構造。
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