JP2506762Y2 - ウォ―タポンプ - Google Patents

ウォ―タポンプ

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JP2506762Y2
JP2506762Y2 JP3782490U JP3782490U JP2506762Y2 JP 2506762 Y2 JP2506762 Y2 JP 2506762Y2 JP 3782490 U JP3782490 U JP 3782490U JP 3782490 U JP3782490 U JP 3782490U JP 2506762 Y2 JP2506762 Y2 JP 2506762Y2
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JP
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water
cooling water
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suction
pump
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雅彦 加藤
利幸 田中
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンの冷却水系へラジエータからの冷
却水あるいはバイパスからの温水を、あるいはルームヒ
ータへ温水を循環給送するウォータポンプに関し、特に
エンジンの冷却水が低温時におけるラジエータ流路系の
サーモスタット閉成時において、吸込室内におけるラジ
エータ冷却水とバイパス温水あるいはルームヒータ温水
との熱交換を防止することにより、エンジンの冷却水温
あるいはルームヒータ水温の維持効率化を図るものに関
する。
〔従来の技術〕
車両等のエンジンにおいては、エンジンの全長制限等
のエンジンのコンパクト化が強く要求され、ウォータポ
ンプおよびオイルポンプ等をギヤケースに内装すること
によりエンジンのコンパクト化が図られている。このよ
うにウォータポンプおよびオイルポンプ等をギヤケース
に内装するにあたっては、ギヤケースへの冷却水通路お
よび潤滑油通路等の配設レイアウト、ならびにギヤ室ス
ペースを考慮したウォータポンプおよびオイルポンプ等
の配設レイアウトにより、ウォータポンプの吸込室にお
けるラジエータの冷気水吸込口とエンジン冷却水系のバ
イパスあるいはルームヒータ等の温水吸込口とを近接位
置に配設せざるを得ない場合が生ずる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来のウォータポンプの場合においては、ウォー
タポンプの吸込室に配設されるラジエータの冷却水吸込
口とエンジン冷却水系のバイパスあるいはルームヒータ
等の温水吸込口とは近接配置されるものであるから、エ
ンジンの冷却水が低温時におけるラジエータ流路系のサ
ーモスタットの閉成時においては、ラジエータからの冷
却水は循環されないのであるが、吸込室には多量の冷却
水が残留しているため、バイパス温水あるいはルームヒ
ータ温水の循環により吸込室内全体に亘り冷却水と温水
とが混合され、熱交換により温水の温度低下をきたし、
その結果としてシリンダの過冷却によるエンジンの出力
低下あるいはルームヒータの効率低下を招くという問題
があった。
本考案は上記従来技術の問題点を解決するもので、吸
込室における温水吸込口を案内仕切壁によりポンプ室の
吸込孔近傍に連通させることにより、エンジンの冷却水
が低温時におけるラジエータ流路系のサーモスタット閉
成時において、吸込室内におけるラジエータ冷却水とバ
イパス温水あるいはルームヒータ温水との熱交換を防止
し、もってエンジンの冷却水温あるいはルームヒータ水
温の維持効率化を図ることができるウォータポンプを提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のウォータポンプ
においては、ポンプ室と吸込孔により連通されている吸
込室にはラジエータの冷却水吸込口とルームヒータ等の
温水吸込口とがそれぞれ連通されており、該温水吸込口
は案内仕切壁によりポンプ室の吸込孔近傍に連通されて
いるものである。
〔作用〕
上記のように構成されたウォータポンプは、ポンプ室
と吸込孔により連通されている吸込室にはラジエータの
冷却水吸込口とルームヒータ等の温水吸込口とがそれぞ
れ連通されているものであるから、エンジンの冷却水が
高温時におけるラジエータ流路系のサーモスタット閉成
時においては、吸込室に連通されているラジエータの冷
却水およびルームヒータ等の温水は共に吸込孔からポン
プ室を経てシリンダのウォータジャケットおよびルーム
ヒータ等へ循環給送され、またエンジンの冷却水が低温
時におけるラジエータ流路系のサーモスタット閉成時に
おいては、ラジエータの冷却水は循環されず、エンジン
冷却水系のバイパス温水あるいはルームヒータ温水が吸
込孔からポンプ室を経てシリンダのウォータジャケット
およびルームヒータ等へ循環給送されるのであるが、吸
込室に連通されている温水吸込口は案内仕切壁によりポ
ンプ室の吸込孔近傍に連通されているものであるから、
エンジン冷却水が低温時におけるラジエータ流路系のサ
ーモスタット閉成時において、バイパス温水あるいはル
ームヒータ温水は案内仕切壁によりポンプ室の吸込孔へ
誘導されるため、吸込室におけるラジエータ冷却水と混
合されることなく熱交換が防止され、エンジンの冷却水
温あるいはルームヒータ水温を維持することができる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、1は一端
にインペラ2が装着され、かつ他端に伝動車3が装着さ
れたポンプ軸で、該ポンプ軸1はインペラ2が内装され
たケーシング4の一側部と一体に形成された軸受部5に
ベアリング6を介して回動自在に枢着されている。ケー
シング4の他側部は開放されており、ケーシング4はそ
の開放側がシリンダブロック7に取付金具8により装着
されたギヤケース9の外壁10に取付金具8により装着さ
れて、ケーシング4とギヤケース9の外壁10とによりポ
ンプ室11が形成されていると共に、ギヤケース9は仕切
壁12によりギヤ室13と仕切られポンプ室11に隣接して吸
込室14が形成されており、ポンプ室11と吸込室14とはポ
ンプ軸1に対応した位置に穿設された吸込孔15により連
通されている。ギヤケース9のシリンダブロック7への
装着側は開放されており、シリンダブロック7の外壁に
穿設された冷却水吸込口16は連通路17を介して吸込室14
と連通され、同じくシリンダブロック7の外壁に冷却水
吸込口16と並設された吐出口18は連通路19を介してポン
プ室11と連通されていると共に、吸込室14におけるギヤ
ケース9の外壁10に穿設された温水吸込口20は環流管21
を介して図示しないルームヒータあるいはシリンダの冷
却水バイパスに連通されている。
しかして、吸込室14にはシリンダブロック7の外壁に
穿設された冷却水吸込口16の連通路17の出口と温水吸込
口20とを仕切る案内仕切壁22が吸込室14の周壁沿いにポ
ンプ室11の吸込孔15の近傍まで形成され、温水吸込口20
は案内仕切壁22によりポンプ室11の吸込孔15の近傍に連
通されている。
なお、ギヤケース9の外壁10に穿設された温水吸込口
20はレイアウト上から吸込室14に連通するシリンダブロ
ック7の外壁に配設してもよい。
実施例は以上のように構成されているものであるか
ら、エンジン冷却水が低温時におけるラジエータ流路系
のサーモスタット閉成時においては、還流管21により還
流されたエンジン冷却水系のバイパス温水あるいはルー
ムヒータ温水は温水吸込口20から案内仕切壁22によりポ
ンプ室11の吸込孔15へ誘導されるため、吸込室14におけ
るラジエータ冷却水と混合されることなく熱交換が防止
され、エンジンの冷却水温あるいはルームヒータ水温を
維持することができる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているもので
あり、ポンプ室と吸込孔により連通された吸込室に連通
されているラジエータの冷却水吸込口とルームヒータ等
の温水吸込口とは、案内仕切壁により仕切られ、かつ温
水吸込口は案内仕切壁によりポンプ室の吸込孔近傍に連
通されているものであるから、エンジン冷却水が低温時
におけるラジエータ流路系のサーモスタット閉成時にお
いて、エンジン冷却水系のバイパス温水あるいはルーム
ヒータ温水は案内仕切壁によりポンプ室の吸込孔へ誘導
されるため、吸込室におけるラジエータ冷却水と混合さ
れることなく熱交換が防止され、エンジンの冷却水温あ
るいはルームヒータ水温の維持効率化を図ることがで
き、もってシリンダの過冷却によるエンジンの出力低下
あるいはルームヒータの効率低下を防止することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はウォータ
ポンプの要部を第2図におけるA-A線断面で示すウォー
タポンプの側面図、第2図は第1図のB-B線におけるウ
ォータポンプの背面図である。 11……ポンプ室、14……吸込室、15……吸込孔 16……ラジエータの冷却水吸込口 20……ルームヒータ等の温水吸込口 22……案内仕切壁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプ室と吸込孔により連通されている吸
    込室にはラジエータの冷却水吸込口とルームヒータ等の
    温水吸込口とがそれぞれ連通されており、該温水吸込口
    は案内仕切壁によりポンプ室の吸込孔近傍に連通されて
    いるウォータポンプ。
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JPH03129723U JPH03129723U (ja) 1991-12-26
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