JP6093111B2 - 席番表示付椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、ホール等で多数配列して使用される席番表示付椅子に関する。
従来、ホール等で多数配列して使用される椅子には、席の場所や順序等を明らかにするため、席毎に席番を表示するようになっている。この席番表示は、椅子の背もたれの上面や背面等に席番プレートを固着していたが、多目的に使用されるホール等では、イベント内容に応じて椅子の配列がその都度変わることが多く、このように席番プレートが固着された椅子では、規定の席順で椅子を設置する際、所定の席番の椅子を探し出さなければならず、大変煩わしい作業となっていた。
そこで、このような煩わしい作業を解消するため、特許文献1に示すように、席番プレートを椅子から着脱できる技術が提案されている。椅子から席番プレートが着脱できれば、椅子を設置してから、規定の席順になるよう、席番プレートを後から椅子に取り付ければよく、これにより作業効率を大幅に改善することができ、好適となる。
特許文献1の技術は、背もたれの下縁枠の後方へ突出する突条の下面に上向きの係合孔を設け、若しくは下面に上向きの係合孔を有する横長の取付杆を背もたれの裏面に突設し、又は背もたれの上縁枠の上面に下向きの係合孔を設け、これらの係合孔に席番プレートを係止した後回動させることで、椅子に席番プレートを着脱できるように構成されている。
実開平7−11947号公報
ところで、ホール等で多数配列して使用される椅子は、収納効率向上のため、座体の上面及び背もたれの前面に、他の椅子の座体の裏面及び背もたれの背面が重合して上方に積み上がる、複数の椅子を順次スタッキング可能としたものが用いられている。
しかしながら、上記特許文献1の技術では、席番プレートが背もたれの後方へ突出しているので、椅子を積み重ねたときに席番プレートが邪魔になってスタックピッチが大きくなり、その結果、椅子をたくさん積み上げることができず、収納効率が低下するという問題点がある。また、席番プレートを椅子に取り付けた状態では、席番プレートの席番表示面が傾斜状に配置されるので、特に立っている人からは、席番表示が見え辛いという問題点もある。
また、席番プレートを椅子に取り付けるには、係合孔に席番プレートを係止した後回動させるという2段階方式で煩わしい作業となり、さらに、席番プレートが背もたれに取り付けられているので、椅子を移動するとき等に、席番プレートを持ったり、握ったりして人の手に触れ易く、その結果、席番プレートが椅子から外れたり壊れたりしてしまうという問題点もある。
加えて、背もたれが樹脂で形成されている場合には、製造時の金型割り方向は、背もたれ面に対して垂直方向(椅子の前後方向)になるが、背もたれに上記したような上向き又は下向きの係合孔を形成するには、金型割り方向と直交する方向(椅子の上下方向)に当該金型のスライド機構が必要となり、その結果、製造コストが上昇し不経済になるという製造上の問題点もある。
本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、着脱作業が容易で、人の手に触れにくい場所でありながら席番表示が人から見え易い席番プレートを備え、しかも、スタッキングに影響を与えることなく、製造コストも抑えることのできる席番表示付椅子を提供することにある。
このような問題を解決するために、本発明の席番表示付椅子(椅子1)は、着座面(着座面11a)を有する座体(座体11)の後側であって、スタッキングに影響しない領域に、席番表示部材(席番プレートホルダー50)が着脱自在に取り付けられていることを要旨とする。
着座面を有する座体の後側は、椅子をスタッキングした場合であっても、他の椅子と干渉しない(接触しない)位置である。そして本発明は、この座体の後側で、席番表示部材がスタッキングに影響しない領域に取り付けられている。従って、このように構成される本発明においては、椅子に席番表示部材が取り付けられている状態であっても、椅子のスタッキング機能に支障することがなく、その結果、収納効率が低下することがない。
さらに、席番表示部材が座体の後側に取り付けられているので、椅子を移動するとき等に、席番表示部材を持ったり、握ったりして人の手に触れることが殆どなく、その結果、席番表示部材が椅子から外れたり壊れたりすることがない。
なお、スタッキングとは、座体の上面及び背もたれの前面に、他の椅子の座体の裏面及び背もたれの背面が重合して、椅子が上方に順次積み上がることをいう。
ところで、席番表示部材はどのような状態で配置されると、席番表示が人から見易くなるかが問題となるが、これは次のようにするとよい。即ち、前記席番表示部材(席番プレートホルダー50)は、その席番表示の表示面がほぼ水平状に配置されていてもよい
従って、このように構成される本発明においては、席番表示の表示面がほぼ水平状に配置されるので、その結果、例えば席番表示の表示面が傾斜状に配置される場合に比して、特に立っている人から席番表示が極めて見え易くなる。
また、席番表示部材を椅子に取り付ける作業若しくは取り外す作業は、簡単なほど好ましく、これは次のようにするとよい。即ち、前記席番表示部材(席番プレートホルダー50)は、前記座体(座体11)側に略水平移動したときに該座体の所定部位と係合し、該席番表示部材を該座体に係止する係止部材(突起73)を備えていてもよい
従って、このように構成される本発明においては、席番表示部材を略水平方向に移動するだけのワンタッチ作業で座体に係止することができるので、席番表示部材の椅子への着脱作業が極めて容易となり、その結果、多目的に使用されるホール等で規定の席順で椅子を設置する作業や、逆に席番表示部材を椅子から取り外す作業の効率が極めてよくなる。
ここで、上述した席番表示付椅子において、前記座体(座体11)は、前記着座面(着座面11a)の外縁に周設される側板(側板41)を備え、該側板の後側は、少なくともその背面から下方に凸状に突出する係合片(第1係合片43)を備えた後側板(後側板41a)として構成され、前記席番表示部材(席番プレートホルダー50)は、前記後側板を嵌合可能な上面板(上面板60)、下面板(下面板70)及び該上面板と該下面板を連結する側面板(連結板80)からなる縦断面略コの字状の嵌合部材(席番プレートホルダー50)として形成され、前記下面板は、その内面(内面70a)から上方に凸状に突出する突起部材(突起73)を備え、前記席番表示部材を前記座体側に略水平移動したとき、前記係合片に前記突起部材が係止し、前記上面板と前記下面板とで前記後側板を挟み込むような状態で前記嵌合部材が前記後側板に嵌合することで、前記席番表示部材が前記座体に取り付けられるように構成されていてもよい
従って、このように構成される本発明においては、席番表示部材を略水平方向に移動するだけのワンタッチ作業で、席番表示部材の突起部材が座体の後側板の係合片に係止し、この後側板を席番表示部材の上面板と下面板とで挟み込むような状態で嵌合するので、簡単な構成で席番表示部材を座体に取り付けることができる
また、上記の席番表示付椅子において、前記後側板(後側板41a)は、さらに、前記係合片(第1係合片43)と所定間隔離れた位置に、その背面から下方に凸状に突出する第2係合片(第2係合片45)を備え、前記席番表示部材(席番プレートホルダー50)は、少なくともその一部が弾性部材で形成され、該席番表示部材を前記座体(座体11)側に略水平移動したとき、前記下面板(下面板70)は、前記後側板から下方に押圧されて弾性変形することにより、前記突起部材(突起73)が前記係合片と前記第2係合片との間で係止し、且つ、その内面(内面70a)が前記第2係合片の底面(底面45c)と当接するように構成されていてもよい
従って、このように構成される本発明においては、席番表示部材を略水平方向に移動するだけのワンタッチ作業であっても、席番表示部材の弾性変形により、席番表示部材の突起部材が座体の後側板の係合片と第2係合片との間で係止し、且つ、席番表示部材の下面板の内面が第2係合片の底面と当接するので、つまり、突起部材以外にも、下面板の内面と後側板(第2係合片)の底面との摩擦力が働き、その結果、席番表示部材を座体により強固且つ確実に取り付けることが可能になる。
ところで、座体が樹脂成型されている場合には、製造時の金型割り方向は、着座面に対して椅子の上下方向になるが、席番表示部材を取り付けるために座体の後側板の背面形状を複雑にすると、金型のスライド機構等が必要となって不経済となるので、これは次のようにするとよい。即ち、上記の席番表示付椅子において、前記座体(座体11)は、その背面が、前記係合片又は前記第2係合片を含んだ上下方向にのみ凸凹のある形状に樹脂成型されていてもよい
従って、このように構成される本発明においては、席番表示部材を座体に取り付ける場合であっても、座体を金型のスライド機構等の設備は必要なく樹脂成型することができるので、その結果、製造コストが安価にすみ経済的となる。
ここで、席番表示部材は、一体的に構成されていてもよいが、次のようにしてもよい。即ち、上記の席番表示付椅子において、前記席番表示部材は、席番プレートホルダー(席番プレートホルダー50)と、該席番プレートホルダーに挿脱自在の席番プレート(席番プレート90)とから構成されていてもよい。このように席番表示部材を、席番プレートホルダーと席番プレートとに分けて構成すれば、これらを種々組み合わせることにより、椅子のデザインに合わせて様々な意匠の席番表示部材を取り付けることができる。また、席番表示部材を椅子に取り付けたまま席番プレートを交換できるので、席数や配列構成に合わせて、適宜列番号や席番号に変えた席番表示が可能になる。
本実施形態に係わる椅子1を左上斜め後方から見た全体斜視図である。 本実施形態に係わる椅子1の三面図(正面図、平面図、右側面図)である。 本実施形態に係わる図2(右側面図)における椅子1のA−A断面の詳細図である。 本実施形態に係わる図2(平面図)における椅子1のC−C断面のスタッキング状態を説明する説明図である。 本実施形態に係わる席番プレートホルダー50の六面図(正面図、平面図、底面図、左側面図、右側面図、背面図)である。 本実施形態に係わる図5(正面図)における席番プレートホルダー50のA−A断面図、及び図5(右側面図)における席番プレートホルダー50のB−B断面図である。 本実施形態に係わる席番プレートホルダー50を座体11の後側板41aに取り付けるときの状態を説明する説明図である。 他の実施形態の上面板60A、60B、60Cを用いた席番プレートホルダー50A、50B、50Cの平面図である。
1.椅子1の全体構成
以下に、本発明を実施するための形態を図と共に説明する。まず、図1〜3を参照しながら、椅子1の全体構成について説明する。本実施形態の椅子1は、図1、2に示すように、使用者が着席する着座面11aを有する樹脂製の座体11と、背もたれ13と、座体11及び背もたれ13を支持する金属製の脚部材15を備えている。なお、図1は、本実施形態に係わる椅子1を左上斜め後方から見た全体斜視図であり、図2は、本実施形態に係る椅子1の三面図(正面図、平面図、右側面図)である。
脚部材15は、着席者から見て左側に配置される左フレーム21と、右側に配置される右フレーム23と、左フレーム21と右フレーム23を連結する前後の架橋部25、27からなる。左右のフレーム21、23は、金属製のパイプを曲げ加工して形成されるものであり、床面に接触する底部や座体11及び背もたれ13を支持する支持部などを有する。なお、右フレーム23と左フレーム21は、左右対称の形状となっており、また、左フレーム21と右フレーム23の間隔は、椅子1のスタッキング(後述の図4参照)が可能なように、左右の前フレームの幅よりも左右の後フレームの幅の方が広く形成されている。
座体11は、その着座面11aが防炎処理されたポリエステルメッシュからなり、座体11の外縁には、着座面11aの周りを囲むように樹脂成型された側板41が形成されている。座体11は、平面視したとき略矩形の板状に形成され、その後端部を形成する後側板41aの左右方向の略中央箇所(後述の席番プレートホルダー50が取り付けられる箇所)が、左右のフレーム21、23の後脚から所定区間(ほぼ後側板41aの幅)だけ突出するようになっている。そして、座体11は、その後端部から前端部に向かって僅かに上り勾配の傾斜面が延在されると共に、その前端部は下方向に垂れ下がるようになっており、右側面視したとき略「へ」の字状に形成されている。
なお、座体11の側板41の下側には、左右のフレーム21、23の架橋部25、27や支持部が対向するように位置しており、側板41と左右のフレーム21、23を図示しない固定手段にて固定することにより、座体11は、脚部材15に固着されるようになっている。また、後側板41aの左右両端には、固定部31が設けられており、この固定部31は、後述する背もたれ13の支柱37と連結されるようになっている。
ここで、図3の図2(右側面図)における椅子1のA−A断面の詳細図に示すように、座体11の左右のフレーム21、23の後脚から突出している後側板41aの中央(左右方向の中央)箇所には、席番プレートホルダー50が着脱自在に取り付けられている。この席番プレートホルダー50が取り付けられている後側板41aの領域は、図4に示すように、椅子1をスタッキングした場合であっても、他の椅子の座体の裏面と干渉しない(接触しない)位置となっている。なお、図4は、本実施形態に係わる図2(平面図)における椅子1のC−C断面のスタッキング状態を説明する説明図である。また、図4においては、後側板41aの断面は、説明容易のため模式的に記載され、後述の図7とは相違したものとなっている。なお、席番プレートホルダー50の構成や取り付け状態等については、後に詳述する。
背もたれ13は、使用者の背中に合わせて円弧状に湾曲された背もたれ部13aを有し、その上端には、背もたれ部13aから後方に突出する板状の上板33が突設され、これにより背もたれ部13aの上方において、背もたれ部13aと上板33で囲まれる一条の溝状の上空間35を形成している。
背もたれ部13aの左右下端には、支柱37が下向きに延びて立設され、座体11の後側板41aの左右の固定部31と連結されている。背もたれ部13は、この固定部31及び支柱37の内部を通る左右のフレーム21、23の支持部と、図示しない固定手段にて固定することにより、脚部材15に固着されるようになっている。そして、背もたれ部13aの下方には、背もたれ部13a、支柱37及び座体11で囲まれる、上空間35より大きな下空間39が形成されている。これら上空間35と下空間39は、椅子1を移動するとき等に人が手を差し込んだりして利用されるようになっている。なお、背もたれ13を構成する背もたれ部13a、支柱37及び上板33は、樹脂成型で形成されている。
2.席番プレートホルダー50の構成
次に、席番プレートホルダー50の構成について、図5を参照しながら説明する。図5は、席番プレートホルダー50の六面図(正面図、平面図、底面図、左側面図、右側面図、背面図)である。席番プレートホルダー50は、合成樹脂等の弾性部材で成型され、席番プレート90が挿入されると共に、座体11の後側板41aに着脱自在に取り付けられて、椅子1の席番を表示する機能を有する。なお、席番プレートホルダー50は、後述する後側板41aの形状に合わせて、適宜設計されるものである。
席番プレートホルダー50は、右側面視したとき略「コ」の字状に形成され、上面を形成する上面板60と、下面を形成する下面板70と、上面板60と下面板70を連結する連結板80を有し、これら上面板60、下面板70及び連結板80は、それぞれ矩形板状に形成されている。
上面板60は、下面板70及び連結板80よりも肉厚の水平状に形成され、右側面側に席番プレート90を挿入するための挿入口61が穿設されている。また、上面板60の表面側には、図5の平面図及び図6の断面図に示すように、切欠凹部63が形成されている。切欠凹部63は、平面視したとき席番プレート90よりも一回り小さく形成された矩形窓状の開口であって、これにより席番プレート80の席番表示を視認することができるようになっている。なお、図6は、図5(正面図)における席番プレートホルダー50のA−A断面図、及び図5(右側面図)における席番プレートホルダー50のB−B断面図である。また、上面板60の内面側は、後側板41aの後述の基板47と当接する内面60aとなっている。
下面板70は、上面板60の略半分の肉厚に形成され、且つ、上面板60よりも椅子1の前後方向に長く形成されている。つまり、下面板70は、その左右方向の長さは上面板60と整合しており、その前後方向の長さは上面板60の略2倍程度の長さに形成されている。下面板70の前端には、左右全長に渡って短小の誘導片71が下方向に垂れ下がるように形成され、一方下面板70の後端の近傍であって、左右両端付近を除く所定区間には、席番プレートホルダー50の内部上方側に向かって突出する略蒲鉾状の突起73が一連状に突設されている。
さらに、下面板70は、その後端部から前端部に向かって僅かに上り勾配の傾斜面が延在されており、即ち、誘導片71は、この傾斜面の終端から下方向に垂れ下がるように形成され、突起73は、この傾斜面の始端近傍に突設されていることになる。図中、93は、上面板60と下面板70とで形成される開口であり、この開口93から、席番プレートホルダー50を後側板41aに取り付けるようになっている。なお、下面板70の内面側は、後側板41aの後述の第1係合片43及び第2係合片45と当接する内面70aとなっている。
後に詳述するが、席番プレートホルダー50を座体11の後側板41aに取り付ける際、誘導片71は、席番プレートホルダー50の間口を広げて取り付け易いようにするための機能を有し、突起73は、後側板41aの後述の第1係合片43と係合して席番プレートホルダー50を係止する機能を有している。そして下面板70が、上記したように上面板60よりも薄く、且つ長い形状に形成された傾斜面としている一因は、これら誘導片71及び突起73の作用により弾性変形し易いようにするためである。
連結板80は、ほぼ上面板60と同じ肉厚に形成され、上面板60の後端と下面板70の後端を連結するように形成されている。つまり、連結板80は、その左右方向の長さは上面板60及び下面板70と整合しており、その高さは座体11の後側板41aの高さとほぼ一致している。
即ち、連結板80は、後に詳述するが、席番プレートホルダー50を座体11の後側板41aに取り付ける際、席番プレートホルダー50の内形状が後側板41aの外形状と略一致するように、上面板60及び下面板70の後端同士を連結しており、連結板80が前寄りに傾斜しているのは(上面板60よりも下面板70の後端が後ろ側に位置するのは)、後側板41aが同様の傾斜面(後述の第1係合片43)を有しているからである。図中、83は、下面板70と連結板80の連結箇所となる連結部であり、この連結部83は、後に詳述するが、下面板70が下方に弾性変形するときの支点となる箇所である。なお、連結板80の内面側は、後側板41aの後述の第1係合片43と当接する内面80aとなっている。
3.席番プレートホルダー50の着脱
次に、席番プレートホルダー50を座体11の後側板41aに、着脱自在に取り付ける場合について図7を参照しながら説明する。図7は、席番プレートホルダー50を座体11の後側板41aに取り付けるときの状態を説明する説明図である。なお、図7においては、席番プレートホルダー50及び後側板41aは、図3におけるB−B断面で示されている。ここで、まず、後側板41aの構成について説明する。
後側板41aは、図7に示すように断面略「横F」字状に形成され、水平板状の基板47と、基板47の後端に設けられる第1係合片43と、基板47の略中程に設けられ、第1係合片43と所定間隔離れた第2係合片45を有している。第1係合片43は、基板47から斜め下向きに延在し、連結板80の内面80a及び下面板70の内面70aと当接する外側面43a及び底面43cと、突起73と係合する内側面43bを有している。なお、第1係合片43の底面43cは、席番プレートホルダー50の突起73と対称状の略逆蒲鉾状に形成されている。この理由は、後述する。
第2係合片45は、基板47から垂直下向きに延在し、下面板70の内面70aと当接する底面45cを有している。なお、基板47は、その上面が、上面板60の内面60aと当接する外面47aとなっている。即ち、後側板41aは、席番プレートホルダー50が取り付けられる際、基板47の外面47aと、第1係合片43の外側面43a及び底面43cと、第2係合片45の底面45cが、席番プレートホルダー50の内面60a、70a、80aとそれぞれ当接し、第1係合片43の内側面43bが、席番プレートホルダー50の突起73と係合するようになっている。
後側板41aは、上記したように構成されており、側板41全体も、後側板41aと同様に構成されている。従って、着座面11aと、着座面11aに周設された側板41からなる樹脂成型された座体11は、製造時の金型割り方向は、図2(右側面図)の矢印Vに示すように着座面11aに対して垂直方向(椅子1の上下方向)になり、席番プレートホルダー50を取り付ける場合であっても、何らその他の方向に対する当該金型のスライド機構は必要なく成型することができるので、その結果、製造コストが安価にすむ。
このように構成される後側板41aに席番プレートホルダー50を取り付けるには、まず、席番プレートホルダー50を、後側板41aに対して、図7(A)の矢印Dに示すように略水平方向に移動させて、席番プレートホルダー50の開口93に第1係合片43を嵌合させる。席番プレートホルダー50には誘導片71が設けられ、これにより席番プレートホルダー50の間口が広くなっているので、後側板41aの第1係合片43をスムーズに席番プレートホルダー50の開口93箇所まで侵入させることができる。
そして、この状態からさらに席番プレートホルダー50を後側板41a側に略水平移動させると、図7(B)に示すように、第1係合片43が完全に開口93を封鎖して、基板47の外面47aと上面板60の内面60aが当接し、第1係合片43の底面43cと下面板70の内面70aが当接した状態となる。さらに、この状態では、第2係合片45の底面45cと下面板70の内面70aも当接した状態となっている。
ここで、この第1係合片43が開口93を封鎖するとき、下面板70は、後側板41a(第1係合片43及び第2係合片45)からの下向きの押圧力により、図7(B)の二点鎖線で示すように、連結部83を支点として反時計回り(図7(B)の矢印E方向)に回動して弾性変形し、この弾性変形した状態では、下面板70は、ほぼ水平状態を維持している。
そして、図7(B)に示す状態から、第1係合片43及び第2係合片45の底面43c及び底面45cに対して、下面板70の内面70aを摺動させるようにして、且つ、基板47の外面47aに対して、上面板60の内面60aを摺動させるようにして、席番プレートホルダー50を後側板41a側にさらに略水平移動させると、席番プレートホルダー50は後側板41aと完全に嵌合し、図7(C)に示した状態となる。
この図7(C)に示す状態では、第1係合片43の外側面43aと連結板80の内面80aが当接し、第1係合片43の内側面43bの下端部と下面板70の突起73が係合した状態となる。さらに、この状態では、基板47の外面47aと上面板60の内面60aが当接し、第1係合片43の底面43cと下面板70の内面70a及び第2係合片45の底面45cと下面板70の内面70aも当接した状態となっている。これにより、席番プレートホルダー50の後側板41aへの取り付けは、完了したことになる。そして、この状態では、席番プレートホルダー50に挿入された席番プレート90は、座体11と平行の略水平状に配置された状態となっている。
ここで、図7(B)に示す状態から図7(C)に示す状態へ移行する過程で、突起73により席番プレートホルダー50は次のように作用する。即ち、第1係合片43の底面43cに対して下面板70の内面70aが摺動し、突起73が第1係合片43の外側面43aと当接する位置まで移動する。つまり、この状態では、略水平移動してきた席番プレートホルダー50は、一旦、突起73が第1係合片43の外側面43aと当接することで停止する。そして、この状態からさらに席番プレートホルダー50を略水平移動させると、第1係合片43の底面43cが、突起73上に載置し、換言すれば、突起73が第1係合片43の底面43cの下に潜り込み、これにより、下面板70は、第1係合片43からの下向きの押圧力により、ほぼ水平状態からさらに連結部83を支点として反時計回り(図7(B)の矢印E方向)に回動して、略弓なり状に弾性変形する。
第1係合片43の底面43cが突起73上に載置する(突起73が第1係合片43の底面43cの下に潜り込む)際、突起73は蒲鉾状に形成されており、一方第1係合片43の底面43cは、突起73と対称状の略逆蒲鉾状に形成されていることにより、あまり大きな力を要することなく、底面43cと突起73は、互いに滑り合うようにスムーズに移動する。
そして、第1係合片43の底面43cが突起73を乗り越えると、上面板60の内面60aが基板47の外面47aに、連結板80の内面80aが第1係合片43の外側面43aに、それぞれピッタリと当接し、突起73が第1係合片43を係止する。それと共に、略弓なり状に弾性変形していた下面板70は、弾性復帰して再びほぼ水平状態を維持し、第2係合片45の底面45cに下面板70の内面70aが再び当接する。これにより、席番プレートホルダー50は、しっかりと嵌合し、後側板41aに装着される。つまり、この状態では、席番プレートホルダー50は、突起73以外にも、内面60a、70a、80aによる摩擦力が働き、これらによっても後側板41aに強固且つ確実に装着されることになる。
なお、席番プレートホルダー50を後側板41aから取り外すには、席番プレートホルダー50を後側板41aと反対側に略水平移動すればよい。これにより、席番プレートホルダー50が上述した説明と反対に作用し、その結果、容易に席番プレートホルダー50を後側板41aから取り外すことができる。
4.本実施形態の効果
(1)本実施形態の椅子1は、席番プレートホルダー50が座体11の後側板41aに着脱自在に取り付けられ、席番プレートホルダー50が装着された状態であっても座体11のスタッキングに影響する形状は殆ど変化しない(特に席番プレートホルダー50の上面板60が座体11の重合部分に干渉しない)ので、椅子1のスタッキング機能に支障することがなく、その結果、収納効率が低下することがない。
(2)席番プレートホルダー50を椅子1に取り付けた状態では、席番プレート90が座体11と平行の略水平状に設置されるので、その結果、特に立っている人から席番表示が見え易くなる。
(3)席番プレートホルダー50は、略水平方向に移動するだけのワンタッチ作業で座体11の後側板41aに着脱自在に取り付けることができるので、席番プレートホルダー50の椅子1への着脱作業が極めて容易となり、その結果、多目的に使用されるホール等で規定の席順で椅子1を設置する作業や、逆に席番プレートホルダー50を椅子1から取り外す作業の効率が極めてよくなる。
(4)席番プレートホルダー50が座体11に取り付けられているので、椅子1を移動するとき等に、席番プレートホルダー50を持ったり、握ったりして人の手に触れることが殆どなく(さらに、本実施形態の椅子1では、移動用に人が手を差し込んだりする上空間35や下空間39が形成されている)、その結果、席番プレートホルダー50が椅子1から外れたり壊れたりすることがない。
(5)座体11は、製造時の金型割り方向は、着座面11aに対して垂直方向(椅子1の上下方向)になり、席番プレートホルダー50を取り付ける場合であっても、何らその他の方向に対する当該金型のスライド機構は必要なく成型することができるので、その結果、製造コストが安価にすみ経済的となる。
以上、本発明の実施形態に係わる椅子1を図面に基づいて説明してきたが、具体的な構成は実施形態に示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加などがあっても本発明に含まれる。
例えば、上述した実施形態においては、席番プレートホルダー50の席番プレート90を挿入する上面板60の形状は、矩形状に形成したものを用いたが、これは、図8(A)に示す前側両端が円弧状の上面板60Aを用いた席番プレートホルダー50Aや、図8(B)に示す略半円状の上面板60Bを用いた席番プレートホルダー50Bや、図8(C)に示す左右側の半円状部が下面板70から突出した上面板60Cを用いた席番プレートホルダー50Cとしてもよい。なお、図8は、他の実施形態の上面板60A、60B、60Cを用いた席番プレートホルダー50A、50B、50Cの平面図である。また、図示していないが、下面板70や席番プレート90も矩形状に限らず、半円状や三角形、多角形等、種々の形状のものを用いるようにしてもよいし、連結板80の側面視形状も、直線状に限らず、円弧状や曲線、波線等、種々の線状のものを用いるようにしてもよい。このようにすれば、椅子1のデザインに合わせて、様々な意匠の席番プレートホルダーや席番プレートを取り付けることができる。
また、下面板70に設けた突起73は、左右両端付近を除く所定区間に一連状に1個形成したが、この突起73は、一連状でなく、複数の突起を一連状に列設するように形成してもよい。また、突起73は、第1係合片43に係合するものを示したが、さらに第2係合片45に係合する突起を加えるようにしてもよい。このようにすれば、より強固に席番プレートホルダー50を座体11(後側板41a)に取り付けることが可能になる。
また、上面板60の表面側には、切欠凹部63を形成して席番プレートホルダー50Cに挿入した席番プレート90が直に見られるようにしたが、これは、切欠凹部63の表面に席番プレート90を覆って保護する透明板(例えばセルロイド等のプラスチック)を介在させるようにしてもよい。
また、座体11を構成する樹脂成型の側板41やポリエステルメッシュの着座面11aは、その他の材質を用いるようにしてもよい。例えば、金属や木を使用してもよいし、クッションなどを組み合わせてもよい。また、席番プレート90の材質も、合成樹脂や金属、木等を使用してもよく、その他の材質も種々用いるようにしてもよい。さらに、脚部材15も金属製に限らず、硬質樹脂や木を使用してもよく、背もたれ13についても樹脂成型に限らず、座体11と同様に、金属や木を使用してもよいし、クッションなどを組み合わせてもよい。
1…椅子、 11…座体、
11a…着座面、 13…背もたれ、
13a…背もたれ部、 15…脚部材、
21…左フレーム、 23…右フレーム、
25、27…架橋部、 31…固定部、
33…上板、 35…上空間、
37…支柱、 39…下空間、
41…側板、 41a…後側板、
43…第1係合片、 43a…外側面、
43b…内側面、 43c、45c…底面、
45…第2係合片、 47…基板、
47a…外面、 50、50A、50B、50C…席番プレートホルダー、
60、60A、60B、60C…上面板、 60a、70a、80a…内面、
61…挿入口、 63…切欠凹部、
70…下面板、 71…誘導片、
73…突起、 80…連結板、
83…連結部、 90…席番プレート、
93…開口。

Claims (8)

  1. スタッキング可能な椅子であって、
    着座面を有する座体を備え、
    当該椅子の上に、当該椅子と同一の構成である他の椅子を積上げた場合には、前記他の椅子の備える前記座体が、当該椅子の前記座体と上下に重なるように構成されており、
    前記座体のうち、前記他の椅子の備える前記座体と上下に重なる部分よりも後方の領域に、席番表示部材が着脱自在に取り付けられていることを特徴とする席番表示付椅子。
  2. 着座面を有する座体と、該座体の上方に位置する背もたれと、を備え、
    前記座体の後側であって、スタッキングに影響しない領域に、席番表示部材が着脱自在に取り付けられており、
    前記席番表示部材は、その席番表示の表示面がほぼ水平状に配置されていることを特徴とする席番表示付椅子。
  3. 前記席番表示部材は、前記座体を挟み込むようにして前記座体に取り付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の席番表示付椅子。
  4. 着座面を有する座体の後側であって、スタッキングに影響しない領域に、席番表示部材が着脱自在に取り付けられており、
    前記座体は、前記着座面の外縁に周設される側板を備え、該側板の後側は、少なくともその背面から下方に凸状に突出する係合片を備えた後側板として構成され、
    前記席番表示部材は、前記後側板を嵌合可能な上面板、下面板及び該上面板と該下面板を連結する側面板からなる縦断面略コの字状の嵌合部材として形成され、前記下面板は、その内面から上方に凸状に突出する突起部材を備え、
    前記席番表示部材を前記座体側に略水平移動したとき、前記係合片に前記突起部材が係止し、前記上面板と前記下面板とで前記後側板を挟み込むような状態で前記嵌合部材が前記後側板に嵌合することで、前記席番表示部材が前記座体に取り付けられること
    を特徴とする席番表示付椅子。
  5. 前記後側板は、さらに、前記係合片と所定間隔離れた位置に、その背面から下方に凸状に突出する第2係合片を備え、
    前記席番表示部材は、少なくともその一部が弾性部材で形成され、
    該席番表示部材を前記座体側に略水平移動したとき、前記下面板は、前記後側板から下方に押圧されて弾性変形することにより、前記突起部材が前記係合片と前記第2係合片との間で係止し、且つ、その内面が前記第2係合片の底面と当接すること
    を特徴とする請求項4に記載の席番表示付椅子。
  6. 前記座体は、その背面が、前記係合片又は前記第2係合片を含んだ上下方向にのみ凸凹のある形状に樹脂成型されていることを特徴とする請求項5に記載の席番表示付椅子。
  7. 前記席番表示部材は、前記座体側に略水平移動したときに該座体の所定部位と係合し、該席番表示部材を該座体に係止する係止部材を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項又に記載の席番表示付椅子。
  8. 前記席番表示部材は、席番プレートホルダーと、該席番プレートホルダーに挿脱自在の席番プレートとから構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の席番表示付椅子。
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