JP5650979B2 - 椅子 - Google Patents

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本発明は、背凭れの上部に把手を有する椅子に関する。
この種の背凭れの上部に把手を有する椅子の中には、例えば特許文献1に記載されているように、背板の上端部の中央部に、手が挿入可能な把手(取っ手穴)を設けたものや、特許文献2に記載されているように、背フレームにおける上端部の横連結杆の中央部を、背板の上端部後面より離間するように後方に折曲させ、この折曲部を把手としたものがある。
実用新案登録第3163124号公報 特開2006−136570号公報
前記特許文献1に記載されている椅子においては、単に背板の上端部に穴を開けて把手を形成しただけであるので、把手の開口縁(切り口)の前後寸法(断面積)が小さく、把手に手を差し入れて椅子を持ち運ぶ際に、手に部分的に大きな荷重が加わり、手が痛くなるという問題がある。特に、特許文献1のようなスタッキング可能な椅子においては、背板の厚さが小さいので、複数の椅子を積み重ねて持ち運ぶ際に、手に大きな荷重負荷が加わる。
一方、特許文献2に記載の椅子においては、把手は、丸棒状の横連結杆に形成され、全体を握ることができるので、前述した椅子の把手に比して、手に加わる荷重は小さい。しかしながら、把手は、背板とは別体の背フレームの横連結杆に形成されており、しかも横連結杆の中央部を後方に折曲しなければならないので、部品点数や製作工数が増え、コスト高となる。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、手に大きな荷重が加わらない把手とするとともに、背板に特別な部材を取り付けたりすることなく、把手を簡単に形成することができるようにした、持ち運びが楽で安価な椅子を提供することを目的としている。
前記課題を解決するために、本発明の椅子は、
背板の上端に、該背板の左右寸法としい左右寸法の後方を向く折曲片を連設し、この折曲片の前端部及びそれに連続する前記背板の上端部に、手が挿入可能な開口部を形成することにより、この開口部より後方の前記折曲片を把手としたことを特徴としている。
この特徴によれば、把手の前後寸法(断面積)が比較的大きくなるので、把手に手を差し入れて椅子を持ち運ぶ際に、把手の下面を幅の広い面で支持することができる。従って、手に大きな荷重が加わることがないので、手が痛くなるということがなく、椅子の持ち運びが楽に行える。
また、開口部や把手は、合成樹脂等により背板を成形する際に一体的に形成しうるので、背板に別部材の把手を取り付けたりする必要がなく、安価な椅子を提供することができる。さらに、折曲片が、背板の上端部を補強する補強部材としての機能を有するので、背板に凭れ掛けたときに、その上端部が後方に必要以上に撓むのが防止される。また、椅子を前後に並べて使用する際、前部の椅子の把手を後部の椅子の着座者が把持しうるので、立ち上るときなどに便利である。
本発明の椅子は、
背板の上端に、該背板の左右寸法としい左右寸法の後方を向く折曲片を連設し、この折曲片の直下における前記背板の上端部に、手が挿入可能な開口部を形成することにより、この開口部より後方の前記折曲片を把手としたことを特徴としている。
この特徴によれば、把手の前後寸法(断面積)が比較的大きくなるので、把手に手を差し入れて椅子を持ち運ぶ際に、把手の下面を幅の広い面で支持することができる。従って、手に大きな荷重が加わることがないので、手が痛くなるということがなく、椅子の持ち運びが楽に行える。さらに、把手の前後寸法(断面積)がより大きくなるので、把手の下面を、より幅の広い面で支持することができ、椅子の持ち運びがさらに楽に行える。
本発明の椅子は、
背板の上端に、該背板の左右寸法としい左右寸法の後方を向く、背板を成形して当該背板と一体的に形成された折曲片を連設し、この折曲片の前端部に、手が挿入可能な開口部を形成することにより、この開口部より後方の前記折曲片を把手としたことを特徴としている。
この特徴によれば、把手の前後寸法(断面積)が比較的大きくなるので、把手に手を差し入れて椅子を持ち運ぶ際に、把手の下面を幅の広い面で支持することができる。従って、手に大きな荷重が加わることがないので、手が痛くなるということがなく、椅子の持ち運びが楽に行える。さらに、背板の上端部に開口部を形成していないので、背板の上端部の撓み剛性が大となり、背板に凭れ掛けたときに、その上端部が過度に後方に撓むことがなくなる。また、背板に凭れ掛かったときに、開口部の縁が背中にあたらないので不快感が発生しない。加えて、開口部や把手は、背板を合成樹脂等により成形する際に一体的に形成しうるので、背板に別部材の把手を取り付けたりする必要がなく、安価に実施することができる。

本発明の椅子は、
開口部を、折曲片の両側端部近傍まで形成したことを特徴としている。
この特徴によれば、開口部の後方に左右方向に長い把手が形成されるので、把手を左右方向の任意の位置で把持したり、両手で把持したりすることができ、椅子の持ち運びが容易となる。
本発明の実施例1の椅子の斜視図である。 図1のII−II線に沿う拡大縦断端面図である。 本発明の実施例2の椅子における背板部の斜視図である。 図3のIV−IV線に沿う拡大縦断端面図である。 本発明の実施例3の椅子における背板部の斜視図である。 図5のVI−VI線に沿う拡大縦断端面図である。
本発明に係る椅子を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明の実施例1の椅子、すなわち請求項1に記載の発明の椅子の斜視図を示すもので、この椅子は、上端の対向面同士が前後複数の横連結材(図示略)により連結された側面視上向きコ字状の左右1対のパイプ製脚フレーム1、1と、この両脚フレーム1の上面に固定された合成樹脂等よりなる座板2と、この座板2の左右の後端部より起立する左右1対の起立部2a、2aの上端に、左右両側部の下向き突部3a、3aの下端が連結された合成樹脂等よりなる背板3とを備えている。なお、この実施例1の椅子は、複数積み重ねることができるスタッキング可能なものとされている。
前述した座板2の起立部2aと背板3の下向き突部3aとは、それらを、両脚フレーム1の後部の縦フレーム1aの上端に突設された上向杆(図示略)に嵌合し、ねじ等により固定することにより連結されている。背板3の中央部は、後方に円弧状に湾曲され、かつ背板3の下端と座板2の後端部との対向部には、横長の開口部4が形成されている。
背板3の上端には、その左右寸法と等しい左右寸法の後方を向く折曲片5が連設されている。なお、折曲片5の後方への突出寸法は、背板3の板厚より長い例えば3〜5cm程度とするのが好ましい。
図2の拡大縦断端面図にも示すように、折曲片5の前端部及びそれに連続する背板3の上端部には、手が挿入可能な左右方向に長い開口部6が、背板3及び折曲片5の両側端部近傍まで形成され、開口部6より後方の折曲片5が、把手7とされている。
前記実施例1の椅子のように、背板3の上端に後方を向く折曲片5を連設し、この折曲片5の前端部及び背板3の上端部に手が挿入可能な開口部6を形成して、この開口部6より後方の折曲片5を把手7とすると、把手7の前後寸法(断面積)が比較的大きくなる。その結果、把手7に手を差し入れて椅子を持ち運ぶ際に、把手7の下面を幅の広い面で支持することができ、手に大きな荷重が加わることがないので、手が痛くなるということがなく、椅子の持ち運びが楽に行える。この効果は、複数の椅子を積み重ねて持ち運ぶ際に特に大きくなる。
開口部6を、背板3及び折曲片5の両側端部近傍まで左右方向に長く形成してあるので、開口部6の後方に左右方向に長い把手7が形成され、従って、把手7を左右方向の任意の位置で把持したり、両手で把持したりすることができるので、椅子の持ち運びが容易となる。
また、開口部6や把手7は、背板3を合成樹脂等により成形する際に一体的に形成しうるので、背板3に別部材の把手を取り付けたりする必要がなく、安価に実施することができる。
さらに、折曲片5が、背板3の上端部を補強する補強部材としての機能を有するので、背板3に凭れ掛けたときに、その上端部が後方に必要以上に撓むのが防止される。
椅子を前後に並べて使用する際、前部の椅子の把手7を後部の椅子の着座者が把持しうるので、立ち上るときなどに便利である。
図3及び図4は、本発明の実施例2の椅子、すなわち請求項2に記載の発明の椅子における背板部の斜視図を示すもので、この実施例2においては、開口部6を、前記実施例と同様の折曲片5の直下における背板3の上端部に形成し、折曲片5全体を把手7としたものである。
この実施例2においても、前記実施例1の椅子と同様の作用効果を奏することができるとともに、把手7の前後寸法(断面積)が前記実施例1のものより大きくなるので、把手7の下面を、より幅の広い面で支持することができ、椅子の持ち運びがさらに楽に行える。また、把手7、すなわち折曲片5の前後寸法が大となることにより、背板3の上端の補強効果が高まる。
図5及び図6は、本発明の実施例3の椅子、すなわち請求項3に記載の発明の椅子における背板部の斜視図を示すもので、この実施例3においては、開口部6を、折曲片5の前端部に形成し、この開口部6の後方の折曲片5を把手7としたものである。なお、この実施例3の折曲片5の後方への突出寸法は、前記実施例1のそれよりも若干長くしてある。
この実施例3においても、前記実施例1の椅子と同様の作用効果を奏することができるとともに、背板3の上端部に開口部6を形成していないので、背板3の上端部の撓み剛性が大となり、背板3に凭れ掛けたときに、その上端部が過度に後方に撓むことがなくなる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記各実施例では、いずれも、開口部6を背板3及び折曲片5の両側端部近傍まで、左右方向に長く形成し、把手7を左右方向に長いものとしてあるが、例えば、手が挿入可能な左右寸法の小さな開口部6を、背板3の上端部や折曲片5の前端部の左右方向の中央部に形成したり、左右2箇所に形成するなどして、それらの開口部6の後方の折曲片5を把手7としてもよい。
1 脚フレーム
1a 縦フレーム
2 座板
2a 起立部
3 背板
3a 下向き突部
4 開口部
5 折曲片
6 開口部
7 把手

Claims (4)

  1. 背板の上端に、該背板の左右寸法としい左右寸法の後方を向く折曲片を連設し、この折曲片の前端部及びそれに連続する前記背板の上端部に、手が挿入可能な開口部を形成することにより、この開口部より後方の前記折曲片を把手としたことを特徴とする椅子。
  2. 背板の上端に、該背板の左右寸法としい左右寸法の後方を向く折曲片を連設し、この折曲片の直下における前記背板の上端部に、手が挿入可能な開口部を形成することにより、この開口部より後方の前記折曲片を把手としたことを特徴とする椅子。
  3. 背板の上端に、該背板の左右寸法としい左右寸法の後方を向く、背板を成形して当該背板と一体的に形成された折曲片を連設し、この折曲片の前端部に、手が挿入可能な開口部を形成することにより、この開口部より後方の前記折曲片を把手としたことを特徴とする椅子。
  4. 開口部を、折曲片の両側端部近傍まで形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の椅子。
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