JP6091153B2 - 溶接ロボットシステム及び溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法 - Google Patents

溶接ロボットシステム及び溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法 Download PDF

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本発明は、溶接対象ワークを溶接するための溶接ロボットシステム及び溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法に関する。
溶接ロボットを用いて溶接対象ワークを溶接する際には、CAM(Computer Aided Manufacturing)で作成した溶接加工プログラムを用いて溶接作業を実行させる。CAMとはコンピュータを用いたプログラム作成装置である。溶接加工プログラムを用いて溶接作業を実行させる際には、溶接対象ワークを、溶接加工プログラムが示す定盤上の正確な位置に配置する必要がある。
溶接対象ワークを定盤上の正確な位置に配置するために、複数のジグを、溶接対象ワークを位置決めする基準として定盤上に配置する。オペレータは、ジグの配置が記載された指示書または定盤上に配置されたジグの絵を参考にして、メジャー等で定盤の基準位置からの距離を測定してジグを配置する。複数のジグを定盤上に配置したら、溶接対象ワークをジグに合わせて配置する。溶接対象ワークを先に定盤上に位置決めして配置し、位置を確定するよう複数のジグを溶接対象ワークの周囲に配置することもある。
特開2011−45898号公報
上記のように、従来においては、オペレータが指示書等を参考にして距離を測定しながらジグを配置しているため、定盤上にジグを配置してさらに溶接対象ワークを配置するまでの作業時間が多くかかってしまう。
また、オペレータによる人為的な作業であるため、距離の測定が正確でない場合にはジグの位置がずれ、溶接対象ワークの位置がずれてしまう。オペレータが指示書を読み間違える可能性がある。オペレータが、定盤が初期の位置から回転した状態であることに気付かずジグを配置して、溶接対象ワークの溶接を失敗したり、溶接ロボットを故障させたりする可能性もある。
そこで、溶接対象ワークまたはジグである配置対象物を定盤上に配置する作業時間を短縮することができ、配置対象物を定盤上に正確に配置することができる溶接ロボットが望まれている。
本発明はこのような要望に対応するため、配置対象物を定盤上に配置する作業時間を短縮することができ、配置対象物を定盤上に正確に配置することができる溶接ロボットシステム及び溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、ロボット本体と、前記ロボット本体に取り付けられた溶接ヘッドと、前記溶接ヘッドに取り付けられたカメラと、前記ロボット本体を制御するロボット制御装置と、溶接対象ワークまたは溶接対象ワークを位置決めするためのジグである配置対象物を配置する定盤と、前記カメラによって前記定盤を撮影した撮影画像をモニタに表示する第1の表示手段と、前記配置対象物を前記定盤上に配置する際に用いられる配置画像をモニタに表示する第2の表示手段とを備え、前記配置対象物を前記定盤上に配置する位置が定められ、前記配置対象物のいずれかの箇所が目標点として設定され、前記配置対象物を前記定盤上の定められた位置に配置したときの前記目標点と一致する位置に前記溶接ヘッドを移動させる配置位置指示プログラムが予め作成されており、前記配置画像は、前記モニタの画面の中心を示す第1のターゲットを含み、前記目標点が前記画面の中心に位置するように配置された前記配置対象物を、前記カメラによって撮影した撮影画像を前記モニタに表示させた状態に相当し、前記配置対象物を前記画面内にどのように配置するかを示す画像であり、前記配置画像を示す配置画像データが予め作成されており、前記ロボット制御装置は、前記配置位置指示プログラムに基づいて、前記溶接ヘッドを、前記定盤の上方で、前記配置対象物を前記定盤上の定められた位置に配置したときの前記目標点と一致する位置に移動させ、前記第1の表示手段は、前記カメラによって前記定盤を撮影した撮影画像に前記第1のターゲットを重畳した画像を前記モニタに表示し、前記第2の表示手段は、前記配置画像データに基づいて前記配置画像を前記モニタに表示することを特徴とする溶接ロボットシステムを提供する。
上記の溶接ロボットシステムにおいて、複数の配置対象物を前記定盤上に配置するそれぞれの位置が定められ、前記複数の配置対象物それぞれのいずれかの箇所が目標点として設定され、前記複数の配置対象物を前記定盤上の定められたそれぞれの位置に配置したときの前記目標点と一致する位置に前記溶接ヘッドを移動させる配置位置指示プログラムが予め作成されており、前記複数の配置対象物それぞれに対応する配置画像を示す配置画像データが予め作成されており、前記ロボット制御装置は、前記複数の配置対象物のうちのいずれかの配置対象物が選択されるごとに、前記配置位置指示プログラムに基づいて、前記溶接ヘッドを、前記定盤の上方で、前記配置対象物を前記定盤上の定められた位置に配置したときの前記目標点と一致する位置に移動させ、前記第2の表示手段は、前記複数の配置対象物のうちのいずれかの配置対象物が選択されるごとに、選択された配置対象物に対応する配置画像を前記モニタに表示することが好ましい。
上記の溶接ロボットシステムにおいて、前記配置対象物の上面には第2のターゲットが設けられており、前記第2のターゲットが前記目標点に設定されていることが好ましい。
上記の溶接ロボットシステムにおいて、前記第1のターゲットは互いに直交する2本の直線を交差させたクロスターゲットであり、前記2本の直線の交点が前記画面の中心を示すことが好ましい。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、溶接対象ワークまたは溶接対象ワークを位置決めするためのジグである配置対象物を定盤上に配置する位置が定められ、前記配置対象物のいずれかの箇所が目標点として設定され、前記配置対象物を前記定盤上の定められた位置に配置したときの前記目標点と一致する位置に溶接ヘッドを移動させる配置位置指示プログラムが予め作成されており、前記配置対象物を前記溶接ヘッドに取り付けられたカメラによって撮影した撮影画像をモニタの画面に表示させた状態に相当する画像であり、前記画面の中心を示す第1のターゲットと、前記目標点が前記画面の中心に位置するように配置された前記配置対象物を示す画像とを含む配置画像を示し、前記配置対象物を前記画面内にどのように配置するかを示す配置画像データが予め作成されており、前記配置位置指示プログラムに基づいて、前記溶接ヘッドを、前記定盤の上方で、前記配置対象物を前記定盤上の定められた位置に配置したときの前記目標点と一致する位置に移動させ、前記カメラによって前記定盤を撮影した撮影画像に前記第1のターゲットを重畳した画像を前記モニタに表示し、前記配置対象物を前記定盤上の前記溶接ヘッドの直下に配置し、前記配置画像を参照して、前記目標点を前記第1のターゲットが示す前記画面の中心に位置させ、かつ、前記モニタに表示されている前記配置対象物の配置状態を前記配置画像が示す状態と一致させることにより、前記配置対象物の前記定盤上の配置位置決定することを特徴とする溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法を提供する。
上記の溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法において、前記配置対象物の上面には第2のターゲットが設けられており、前記第2のターゲットが目標点として設定され、前記第1のターゲットは互いに直交する2本の直線を交差させたクロスターゲットであり、前記第2のターゲットを前記2本の直線の交点に一致させ、かつ、前記モニタに表示されている前記配置対象物の配置状態を前記配置画像が示す状態と一致させることにより、前記配置対象物の前記定盤上の配置位置を決定することが好ましい。
上記の溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法において、前記配置対象物の角部が目標点として設定され、前記第1のターゲットは互いに直交する2本の直線を交差させたクロスターゲットであり、前記配置対象物の角部を前記2本の直線の交点に一致させ、かつ、前記モニタに表示されている前記配置対象物の配置状態を前記配置画像が示す状態と一致させることにより、前記配置対象物の前記定盤上の配置位置を決定することが好ましい。
本発明の溶接ロボットシステム及び溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法によれば、配置対象物を定盤上に配置する作業時間を短縮することができ、配置対象物を定盤上に正確に配置することができる。
一実施形態の溶接ロボットを含む溶接ロボットシステムを示す図である。 図1中のモニタ25に表示されているクロスターゲットを説明するための図である。 溶接ロボットシステムを用いて溶接対象ワークを溶接する際に図1中のCAM11で実行される処理を示すフローチャートである。 図3に示すステップS12の具体的な手順を示すフローチャートである。 一実施形態の溶接ロボットで用いる配置対象物であるジグの例を示す斜視図である。 (a)はジグの中心点を目標点とした場合、(b)はジグの角部を目標点とした場合のジグの位置決め方法を説明するための図である。 図1中のNC装置12及びロボット制御装置28で実行される配置段取りの手順を示すフローチャートである。 配置段取りの際に図1中のモニタ14に表示される配置段取り情報画面を示す図である。 図1中のNC装置12及びロボット制御装置28で実行される溶接対象ワークを溶接する手順を示すフローチャートである。
以下、一実施形態の溶接ロボットシステム及び溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法について、添付図面を参照して説明する。図1は、一実施形態の溶接ロボット20を含んで構成されている溶接ロボットシステムを示している。図1において、CAM11は、溶接対象ワークを溶接ロボット20によって溶接する際に用いる溶接加工プログラムと、溶接対象ワークを位置決めするためのジグまたは溶接対象ワークを定盤27上に配置する際に用いる配置位置指示プログラムとを作成する。NC装置12は、CAM11によって作成された溶接加工プログラム及び配置位置指示プログラムをデータベース13に書き込んで登録する。
NC装置12は、データベース13に登録されている溶接加工プログラム及び配置位置指示プログラムを、溶接ロボット20を制御するロボット制御装置28に転送する。NC装置12には、モニタ14と操作部15が接続されている。操作部15は、例えばキーボードとマウスを含む。
溶接ロボット20は、多関節のロボット本体21を有する。ロボット本体21の先端部には、溶接ヘッド22が取り付けられている。溶接ヘッド22にはレーザ発振器23が接続されており、レーザ発振器23はレーザ光を溶接ヘッド22に供給する。溶接ヘッド22は、カメラ24を内蔵している。カメラ24は、溶接ヘッド22がレーザ光を射出する方向と同じ方向に向けられている。カメラ24を溶接ヘッド22の外側に取り付けてもよい。但し、カメラ24を溶接ヘッド22の内部に取り付ける方が好ましい。
ロボット本体21は、ロボット制御装置28による制御に基づいて、レール26上を移動するようになっている。レール26の側面近傍には、ジグ及び溶接対象ワークを配置する定盤27が設置されている。なお、レール26がない溶接ロボット20も存在する。この場合、ロボット本体21の位置は固定である。溶接ヘッド22が下に向けられていれば、カメラ24は定盤27や定盤27上に配置されたジグまたは溶接対象ワークを撮影する。カメラ24による撮影画像は、ロボット本体21に取り付けられたモニタ25に供給されて表示される。また、カメラ24による撮影画像はNC装置12に供給されて、モニタ14にも表示される。
図2に示すように、カメラ24による撮影画像には、2本の直線を交差させた十字状のクロスターゲット(第1のターゲット)25ctの画像が重畳されている。クロスターゲット25ctの交点は、モニタ25の中心点25ctrを示している。中心点25ctrは、カメラ24による撮影画像の中心点でもある。溶接ヘッド22からは、中心点25ctrと一致する位置からレーザ光が射出されるようになっている。
次に、以上説明した溶接ロボットシステムを用いて溶接対象ワークを溶接する一連の工程について説明する。図3は、CAM11によるプログラム作成処理を示している。CAM11は、ステップS11にて、溶接加工プログラムを作成する。CAM11は、ステップS12にて、配置位置指示プログラムを作成する。後述のように、CAM11は、ステップS12にて配置位置指示プログラムを作成するのに併せて、配置位置指示プログラムを実行させる際に用いる各種の画像データを生成する。CAM11は、ステップS13にて、溶接加工プログラム及び配置位置指示プログラム(画像データを含む)をデータベース13に書き込んで登録する。
図4は、図3のステップS12の具体的な手順を示している。図4に示すフローチャートは、CAM11を操作するオペレータによる作業も含む。図4において、CAM11は、ステップS121にて、ジグまたは溶接対象ワークである配置対象物を示す3次元CADモデル(以下、3D CADモデル)を定盤27に相当する領域に配置する。本実施形態では、配置対象物がジグである場合を中心に説明する。ステップS121では、溶接加工プログラムで使用する全てのジグを示す3D CADモデルを定盤27に相当する領域に配置する。
溶接加工プログラムで溶接する溶接対象ワークに対応させて、ジグを定盤27上のどの位置に配置するのかが決定し、ジグは定盤27の定められた位置に配置されることになる。溶接加工プログラムで使用する全てのジグを示す3D CADモデルは、定盤27に相当する領域の定められた位置に配置されて表示される。
オペレータは、ステップS122にて、全てのジグを示す3D CADモデルのうちからいずれか1つを選択する。オペレータは、ステップS123にて、配置対象物の目標点を指定する。図5は、ジグ31を示している。ジグには種々の形状があり、ジグ31は一例の形状を示している。ジグ31の上面には2本の直線を交差させた十字状のクロスターゲット(第2のターゲット)31ctが設けられている。クロスターゲット31ctはジグ31の上面に刻印によって設けてもよいし、印刷またはシール状部材の貼付によって設けてもよい。
図5に示すクロスターゲット31ctを有するジグ31の場合、クロスターゲット31ctの交点であるジグ31の上面の中心点31ctrを目標点とすることができる。中心点31ctrの代わりに、ジグ31の角部31cnrを目標点とすることができる。中心点31ctrや角部31cnrは目標点の例であり、目標点はこれらに限定されるものではない。ジグを位置決めする際の目標となる任意の箇所を目標点とすることができる。
なお、配置対象物が溶接対象ワークである場合には、溶接対象ワークにクロスターゲット31ctと同様の目標点を設けることができないことが多い。配置対象物が溶接対象ワークの場合には、溶接対象ワークの角部等を目標点とすればよい。
CAM11は、ステップS124にて、溶接ヘッド22を、ジグ31を定盤27上の定められた位置に配置したときの目標点と一致する位置に移動させる配置位置指示プログラムを作成する。ジグ31の中心点31ctrを目標点とする場合、ジグ31を定盤27上の定められた正しい位置に配置したとき、カメラ24による撮影画像の中心を中心点31ctrと一致させる。そして、実際にジグ31がカメラ24に撮影されるように定盤27上に配置し、ジグ31をカメラ24で撮影した撮影画像が図6の(a)の状態であれば、ジグ31は定盤27上の正しい位置に配置されていることになる。
図6の(a)の場合、中心点31ctrを中心点25ctrに一致させて、クロスターゲット31ctがクロスターゲット25ctに重なるようにすれば、ジグ31は定盤27上の正しい位置に配置された状態となる。
ジグ31の角部31cnrを目標点とする場合、ジグ31を定盤27上の定められた正しい位置に配置したとき、カメラ24による撮影画像の中心を角部31cnrと一致させる。そして、実際にジグ31がカメラ24に撮影されるように定盤27上に配置し、ジグ31をカメラ24で撮影した撮影画像が図6の(b)の状態であれば、ジグ31は定盤27上の正しい位置に配置されていることになる。図6の(b)の場合、角部31cnrを中心点25ctrに一致させて、ジグ31の上面の2辺をクロスターゲット25ctに合わせるようにすれば、ジグ31は定盤27上の正しい位置に配置された状態となる。
CAM11は、ステップS125にて、配置画像データを作成する。配置画像データとは、図6の(a)または(b)に相当する、ジグをモニタ25の画面内にどのように配置するかを示す画像データである。CAM11は、その他各種の画像データを作成する。
オペレータは、ステップS126にて、溶接ヘッド22を目標点に移動させる配置位置指示プログラムを作成していない配置対象物が残っているか否かを判断する。配置対象物が残っていれば(YES)、オペレータは、ステップS122に戻ってステップS122〜S126を同様に繰り返す。配置対象物が残っていなければ(NO)、CAM11は、ステップS127にて、全ての配置対象物に対して溶接ヘッド22を目標点に移動させる配置位置指示プログラムとそれぞれの配置対象物の配置画像データとを関連付けて、配置位置指示プログラムの作成を終了する。
図7,図8を用いて、NC装置12及びロボット制御装置28で実行される配置段取りの手順について説明する。図7に示すフローチャートは、オペレータによる作業も含む。図7において、NC装置12は、ステップS21にて、操作部15による操作によって配置段取り情報をモニタ14に表示させる指示があったか否かを判定する。配置段取り情報を表示させる指示があれば(YES)、NC装置12は、ステップS22にて、図8に示すような配置段取り情報を示す画面(配置段取り情報画面)40をモニタ14に表示させる。配置段取り情報を表示させる指示がなければ(NO)、NC装置12はステップS21を繰り返す。
図8に示すように、配置段取り情報画面40は、一例として、配置対象物のリスト情報41、図6の(b)に相当する、ジグをモニタ25の画面内にどのように配置するかを示す配置画像42、ジグの形状を立体的に示すジグ画像43を含む。リスト情報41に示すマグネット01〜03及びストップバー01は、ジグの例である。また、配置段取り情報画面40は、ジグや溶接対象ワークを定盤27上にどのように配置するかを立体的に示す配置画面44、転送ボタン45、戻りボタン46を含む。
配置画面44は、定盤27を示す3D CADモデルCm27、溶接対象ワークを示す3D CADモデルCmW、リスト情報41で選択されている配置対象物のマグネット01を示す3D CADモデルCmM01、マグネット02を示す3D CADモデルCmM02、マグネット03を示す3D CADモデルCmM03、ストップバー01を示す3D CADモデルCmS01を含む。マグネット01を示す3D CADモデルCmM01は、リスト情報41で選択されている配置対象物であるので、輝度を明るくするとか色を異ならせる等によって強調表示されている。ここで、溶接対象ワークを示す3D CADモデルCmWを表示しているのは、マグネット01等の配置対象物が溶接対象ワークに対してどの位置に配置されるのかを理解することができるからである。
NC装置12は、ステップS23にて、配置位置指示プログラムをロボット制御装置28に転送する指示がなされたか否かを判定する。オペレータは、転送ボタン45を操作部15のマウスによってクリックすることによって、配置位置指示プログラムをロボット制御装置28に転送することができる。配置位置指示プログラムを転送する指示がなされたら(YES)、NC装置12は、ステップS25にて、配置位置指示プログラムをロボット制御装置28に転送する。
配置位置指示プログラムを転送する指示がなされなかったら(NO)、NC装置12は、ステップS24にて、戻り指示がなされたか否かを判定する。オペレータは、戻りボタン46をマウスによってクリックすることによって、配置段取りを終了することができる。戻り指示がなされたら(YES)、NC装置12は、配置段取りを終了する。戻り指示がなされなかったら(NO)、NC装置12は、処理をステップS23に戻す。
配置位置指示プログラムがロボット制御装置28に転送されたら、ロボット制御装置28は、ステップS26にて、溶接ヘッド22をいずれか1つの配置対象物の配置位置に移動させる。この状態でカメラ24は、定盤27のみを撮影している。モニタ25には、定盤27を撮影している画像にクロスターゲット25ctが重畳された画像が表示されている。
オペレータは、配置対象物を定盤27上の溶接ヘッド22の直下に配置する。オペレータは、モニタ25に表示されている画像を見ながら、配置対象物の目標点がクロスターゲット25ctに合うように配置対象物の位置を修正しながら、配置対象物を正しい位置に配置する。図8に示すリスト情報41内のマグネット01を例とすれば、マグネット01を、配置画像42に示すように、角部を目標点とし、角部を中心点25ctrに一致させて、マグネット01の上面の2辺をクロスターゲット25ctに合わせるように定盤27上に配置すればよい。
オペレータは、ステップS28にて、配置対象物が残っているか否かを判断して、残っていれば(YES)、次の配置対象物を選択して、ステップS26〜S28を同様に繰り返す。配置対象物が残っていなければ(NO)、配置段取りを終了する。
以上のようにして、配置対象物であるジグを全て定盤27上に配置したら、オペレータは、溶接対象ワークをジグに合わせて定盤27上に配置する。前述のように、溶接対象ワークを先に定盤上に位置決めして配置し、溶接対象ワークの位置を確定させるために複数のジグを溶接対象ワークの周囲に配置することもある。この場合には、配置対象物は溶接対象ワークとなる。
図9を用いて、NC装置12及びロボット制御装置28で実行される溶接対象ワークを溶接する手順について説明する。図9において、NC装置12は、ステップS31にて、溶接加工プログラムをロボット制御装置28に転送する。溶接加工プログラムが転送されたロボット制御装置28は、ステップS32にて、溶接加工プログラムを実行させる。ロボット制御装置28は、ステップS33にて、溶接加工プログラムによる溶接が完了したか否かを判定する。
溶接が完了していなかったら(NO)、ロボット制御装置28は、処理をステップS32に戻して溶接加工プログラムの実行を継続させる。溶接が完了したら(YES)、ロボット制御装置28は、溶接の処理を終了する。
以上より分かるように、本実施形態の溶接ロボット及び溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法によれば、配置位置指示プログラムに基づいて溶接ヘッド22を移動させ、モニタ25の画面を見ながら、図6で説明したように配置対象物の目標点を中心点25ctrに一致させるように配置するだけで、配置対象物を定盤27上に正確に配置することができる。オペレータが指示書等を参考にして距離を測定しながら配置対象物を配置するのと比較して、配置対象物を定盤27上に配置する作業時間を大幅に短縮することができる。
本実施形態の溶接ロボットシステム及び溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法によれば、オペレータによる人為的な作業が少なくなり、実質的には、配置対象物の目標点を中心点25ctrに一致させて配置する作業のみであるので、溶接対象ワークの位置がずれてしまう可能性を大幅に低減させることができる。本実施形態の溶接ロボット及び溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法によれば、溶接対象ワークの溶接を失敗したり、溶接ロボットを故障させたりする可能性も大幅に低減させることができる。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
11 CAM
12 NC装置
13 データベース
14,25 モニタ
15 操作部
20 溶接ロボット
21 ロボット本体
22 溶接ヘッド
23 レーザ発振器
24 カメラ
26 レール
27 定盤
28 ロボット制御装置
31 ジグ(配置対象物)

Claims (7)

  1. ロボット本体と、
    前記ロボット本体に取り付けられた溶接ヘッドと、
    前記溶接ヘッドに取り付けられたカメラと、
    前記ロボット本体を制御するロボット制御装置と、
    溶接対象ワークまたは溶接対象ワークを位置決めするためのジグである配置対象物を配置する定盤と、
    前記カメラによって前記定盤を撮影した撮影画像をモニタに表示する第1の表示手段と、
    前記配置対象物を前記定盤上に配置する際に用いられる配置画像をモニタに表示する第2の表示手段と、
    を備え、
    前記配置対象物を前記定盤上に配置する位置が定められ、前記配置対象物のいずれかの箇所が目標点として設定され、前記配置対象物を前記定盤上の定められた位置に配置したときの前記目標点と一致する位置に前記溶接ヘッドを移動させる配置位置指示プログラムが予め作成されており、
    前記配置画像は、前記モニタの画面の中心を示す第1のターゲットを含み、前記目標点が前記画面の中心に位置するように配置された前記配置対象物を、前記カメラによって撮影した撮影画像を前記モニタに表示させた状態に相当し、前記配置対象物を前記画面内にどのように配置するかを示す画像であり、
    前記配置画像を示す配置画像データが予め作成されており、
    前記ロボット制御装置は、前記配置位置指示プログラムに基づいて、前記溶接ヘッドを、前記定盤の上方で、前記配置対象物を前記定盤上の定められた位置に配置したときの前記目標点と一致する位置に移動させ、
    前記第1の表示手段は、前記カメラによって前記定盤を撮影した撮影画像に前記第1のターゲットを重畳した画像を前記モニタに表示し、
    前記第2の表示手段は、前記配置画像データに基づいて前記配置画像を前記モニタに表示する
    ことを特徴とする溶接ロボットシステム
  2. 複数の配置対象物を前記定盤上に配置するそれぞれの位置が定められ、前記複数の配置対象物それぞれのいずれかの箇所が目標点として設定され、前記複数の配置対象物を前記定盤上の定められたそれぞれの位置に配置したときの前記目標点と一致する位置に前記溶接ヘッドを移動させる配置位置指示プログラムが予め作成されており、
    前記複数の配置対象物それぞれに対応する配置画像を示す配置画像データが予め作成されており、
    前記ロボット制御装置は、前記複数の配置対象物のうちのいずれかの配置対象物が選択されるごとに、前記配置位置指示プログラムに基づいて、前記溶接ヘッドを、前記定盤の上方で、前記配置対象物を前記定盤上の定められた位置に配置したときの前記目標点と一致する位置に移動させ、
    前記第2の表示手段は、前記複数の配置対象物のうちのいずれかの配置対象物が選択されるごとに、選択された配置対象物に対応する配置画像を前記モニタに表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の溶接ロボットシステム
  3. 前記配置対象物の上面には第2のターゲットが設けられており、
    前記第2のターゲットが前記目標点に設定されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の溶接ロボットシステム
  4. 前記第1のターゲットは互いに直交する2本の直線を交差させたクロスターゲットであり、前記2本の直線の交点が前記画面の中心を示すことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の溶接ロボットシステム
  5. 溶接対象ワークまたは溶接対象ワークを位置決めするためのジグである配置対象物を定盤上に配置する位置が定められ、前記配置対象物のいずれかの箇所が目標点として設定され、前記配置対象物を前記定盤上の定められた位置に配置したときの前記目標点と一致する位置に溶接ヘッドを移動させる配置位置指示プログラムが予め作成されており、
    前記配置対象物を前記溶接ヘッドに取り付けられたカメラによって撮影した撮影画像をモニタの画面に表示させた状態に相当する画像であり、前記画面の中心を示す第1のターゲットと、前記目標点が前記画面の中心に位置するように配置された前記配置対象物を示す画像とを含む配置画像を示し、前記配置対象物を前記画面内にどのように配置するかを示す配置画像データが予め作成されており、
    前記配置位置指示プログラムに基づいて、前記溶接ヘッドを、前記定盤の上方で、前記配置対象物を前記定盤上の定められた位置に配置したときの前記目標点と一致する位置に移動させ、
    前記カメラによって前記定盤を撮影した撮影画像に前記第1のターゲットを重畳した画像を前記モニタに表示し、
    前記配置対象物を前記定盤上の前記溶接ヘッドの直下に配置し、前記配置画像を参照して、前記目標点を前記第1のターゲットが示す前記画面の中心に位置させ、かつ、前記モニタに表示されている前記配置対象物の配置状態を前記配置画像が示す状態と一致させることにより、前記配置対象物の前記定盤上の配置位置決定する
    ことを特徴とする溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法。
  6. 前記配置対象物の上面には第2のターゲットが設けられており、
    前記第2のターゲットが目標点として設定され、
    前記第1のターゲットは互いに直交する2本の直線を交差させたクロスターゲットであり、
    前記第2のターゲットを前記2本の直線の交点に一致させ、かつ、前記モニタに表示されている前記配置対象物の配置状態を前記配置画像が示す状態と一致させることにより、前記配置対象物の前記定盤上の配置位置を決定する
    ことを特徴とする請求項5記載の溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法。
  7. 前記配置対象物の角部が目標点として設定され、
    前記第1のターゲットは互いに直交する2本の直線を交差させたクロスターゲットであり、
    前記配置対象物の角部を前記2本の直線の交点に一致させ、かつ、前記モニタに表示されている前記配置対象物の配置状態を前記配置画像が示す状態と一致させることにより、前記配置対象物の前記定盤上の配置位置を決定する
    ことを特徴とする請求項5記載の溶接ロボットにおける定盤上への配置対象物の配置方法。
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