JPH0569355A - 台車等に対するボビン自動交換機の位置決め方法 - Google Patents

台車等に対するボビン自動交換機の位置決め方法

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JPH0569355A
JPH0569355A JP5322791A JP5322791A JPH0569355A JP H0569355 A JPH0569355 A JP H0569355A JP 5322791 A JP5322791 A JP 5322791A JP 5322791 A JP5322791 A JP 5322791A JP H0569355 A JPH0569355 A JP H0569355A
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JP
Japan
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bobbin
dolly
image processing
cart
automatic
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Application number
JP5322791A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Kobayashi
紀行 小林
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 余分な付加装置を床面に設けず、確実で迅速
な位置検出が可能な、自動玉揚装置のボビン台車等に対
する位置決め方法を提供する。 【構成】 台車7 が停止した後、自動玉揚装置1 のハン
ド2 に取り付けた画像処理用のCCD カメラ3 が底板6 に
対してほぼ垂直な位置に姿勢をとり(2点鎖線) 、タ−ゲ
ツト6a,6bを撮像し矢印の方向で画像処理を行い、座標
軸 X,Y ,θの各方向の位置ずれ補正値を計算する。次
にCCD カメラ3 は実線で示すように水平な姿勢を取って
4本のペグ51〜54の先端に設けたタ−ゲツト51a 〜54a
の各々を撮像、画像処理をして座標軸 x,z 各方向の位
置ずれ補正値を計算する。この後、カ−トの各ペグ51〜
54の位置ずれを補正し自動玉揚装置 1のボビン移載を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボビン自動交換機の位置
決め方法、特に移動式カ−トのペグに巻取機から繊維巻
取用ボビンを移載する自動玉揚装置のカ−トのペグの位
置認識用画像処理装置によるカ−トの停止位置の3次元
座標方向のずれを認識する位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】繊維巻取製品の台車やカ−トへの受渡し
に際して自動玉揚装置の普及は著しいが、巻取ボビンを
受取るためにその受取地点で移動式カ−トを高精度で停
止させるのは非常に困難であった。
【0003】自動玉揚装置の受取側に対する位置ずれ許
容範囲は微々たるものであり、移動式カ−ト側の停止精
度を向上させるためには停止位置の床面に大型の機械式
ストツパ−を設けなければならず、装置の大型化や安全
面での問題があつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題を解消し、余分な付加装置を床面に設け
ずに、確実で迅速な位置検出が可能な、画像処理による
自動玉揚装置の、移動式カ−トに対する位置決め方法を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はカ−
トあるいは台車等のペグにボビン自動交換機を介して繊
維巻取用のボビンを移載するに際し、台車等に複数のタ
−ゲツトを設けるとともにボビン自動交換機に画像処理
用のCCDカメラを設置し、該CCDカメラを介して台
車等に取り付けたタ−ゲツトを撮像し、画像処理装置を
介して該タ−ゲツト位置とボビン自動交換機における基
準位置とを比較し、両者間のずれを認識して補正値を算
出し、該補正値に基いてボビン自動交換機の動作を修正
することを特徴とする台車等対するボビン自動交換機の
位置決め方法である。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に基いて説明する。図1
は本発明を実施するに好適な装置の概略斜視図、図2
(a)は図1のカ−ト正面と座標軸との関係の説明図、
図2(b)は図1のカ−ト平面と座標軸との関係の説明
図、図3は図1の操作を説明するためのブロツク図であ
る。
【0007】図において、1は玉揚装置であり、ガイド
レ−ル8に沿って玉揚すべき巻取機の前面に移行し、所
定位置に停止すると、玉揚動作に先立って、玉揚した巻
糸体(巻取ボビン)を移載するカ−ト4との間の位置決
めを行う。
【0008】巻糸体を載せるカ−ト4は4本の巻糸体支
持用のペグ51,52,53,54が上下2段に4角形
状に突設された直立した台枠5を有する底板6を含んで
構成され、台車7の上に載置されて台車7により移動す
るようにさてれおり、玉揚装置1の停止と同時或いはそ
の前後の時間に台車7が移行して巻糸体を受取るべき所
定の位置に停止する。
【0009】この際、台車7の停止精度性能範囲内で停
止のずれが生じるが、巻糸体をカ−ト4に渡す自動玉揚
装置は従来、その渡し位置は基準となる1カ所のみ記憶
しているだけなので、台車7の停止毎の位置ずれにその
ままでは対応できないが、本発明では以下の方法を取る
ことによつて正確な位置決めを可能にしている。
【0010】すなわち、台車7が停止した後、自動玉揚
装置1の(ロボツト)ハンド2に取り付けられた画像処
理用のCCDカメラ3がハンド2の動きにより底板6に
対してほぼ垂直な位置に姿勢をとり(図1の2点鎖
線)、底板6に設けられたタ−ゲツト6a,6bを撮像
し矢印の方向で画像処理を行い、座標軸X、Y、θの各
方向の位置ずれ補正値を計算する。
【0011】ここで、座標軸は図に示すように3次元座
標であり、原点をOとして縦軸がZ、台車7の進行方向
でカ−トペグに垂直な軸がX、カ−トペグに平行な軸が
Yにされている。尚、θはXY面におけるX軸からのず
れ角度である。
【0012】この段階でX、Y方向の距離ずれ及びY方
向の基準点を起点とする角度ずれの認識、補正値の計算
が行われる。
【0013】次にCCDカメラ3は所定の動作に従って
今度は図1に実線で示すように水平な姿勢を取って4本
のペグ51,52,53,54の先端に設けられたタ−
ゲツト51a,52a,53a,54aの各々を順次撮
像、画像処理を行って座標軸X、Z各方向の位置ずれ補
正値を計算する。この段階でX、Z各方向の位置ずれの
認識、補正値の計算が行われる。
【0014】この後、カ−トの各ペグ51,52,5
3,54の位置ずれが補正された上での自動玉揚装置1
によるボビンの移載が行われる。
【0015】この場合、画像処理および位置ずれの補正
値計算は以下の通りに行われる。すなわちCCDカメラ
3により基準位置におけるタ−ゲツトの画像を予め取り
込んで記憶させ、玉揚時に巻取機前に位置ずれを起こし
た状態で停止したカ−ト4のタ−ゲツト画像を取り込ん
で、すでにメモリ−内にある基準位置における画像デ−
タとを比較し位置ずれを認識する。画像は2極化による
画素デ−タとして比較され、位置ずれの度合は数値化さ
れて自動玉揚装置のコントロ−ラに送信され計算され
て、玉揚装置1の動作、ハンドの動きをどの程度補正す
るかの判断が行われる。
【0016】以下、更に図3に示すブロツク図に基づい
て更に詳しく説明すると、玉揚作業の初期設定として自
動玉揚装置1のカ−ト4の、例えばペグ51に対する基
準位置をCCDカメラ3によつてタ−ゲツト51aを取
り込むことにより画像処理装置に記憶させておく。図4
(a)がその基準位置を示す。すなわち、モニタ−デイ
スプレイ14のモニタ−画面15の中心に設定されたタ
−ゲツト像15aが基準位置として記憶される。
【0017】次に、実際の玉揚作業に入り、例えば先に
所定位置に停止している自動玉揚装置の前の基準位置を
狙ってカ−ト4を載荷した台車7は停止しようとする
が、停止精度性能範囲内において位置ずれを起こす。こ
のため予め設定して記憶させていた基準位置のデ−タと
は違った画像が新たにCCDカメラ3によつて取り込ま
れる。
【0018】その例を図4(b)に示す。この例ではタ
−ゲツト像15bは基準位置より横方向ずれe1、縦方向
ずれe2が発生していることが判る。このずれの値を画素
デ−タの変化として画像処理装置11が認識し、その具
体的数値デ−タをコンピユ−タ12の制御によつて算出
して自動玉揚装置1のコントロ−ラ13に送信する。1
6はCRTモニタ−である。
【0019】コントロ−ラ13ではそのデ−タはコント
ロ−ラ自身の座標系に変換、計算され、例えば自動玉揚
装置1のボビン把持器2aを設けたハンドをどの方向
に、どの程度の位置補正をすればよいかを判断し実行す
る。その実行位置とは基準位置であり、すなわち図4
(a)である。この作業によりいかなる場合でも確実な
玉揚が可能となる。
【0020】このような一連の動作はペグの先端のタ−
ゲツト、カ−トの底板のタ−ゲツト等について同様に行
われる。このため前述のように迅速かつ正確な玉揚作業
が効率よく行われるのである。
【0021】尚、ボビン把持器2aは、通常CCDカメ
ラが取り付けられたハンドに設けられるが、これに限定
されることなくその他の部位に設けてもよい。また、位
置補正はハンド或いはボビン把持器の修正のみでなく、
必要に応じてその他の機構や部位を操作することによつ
て修正できるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上に説明の如く、本発明によれば従来
の玉揚装置のように余分な付加装置を床面に設けるよう
なことなく、迅速かつ正確な位置決めが可能となり、き
わめて効率よくボビン交換あるいは玉揚作業が行えると
いう顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するに好適な装置を説明するため
の概略斜視図である。
【図2】(a) 図1のカ−ト正面と座標軸との関係の
説明図である。 (b) 図1のカ−ト平面と座標軸との関係の説明図で
ある。
【図3】図1の操作を説明するためのブロツク図であ
る。
【図4】(a) 基準位置のタ−ゲツト像を示す説明図
である。 (b) ずれ位置のタ−ゲツト像を示す説明図である。
【符号の説明】
1 自動玉揚装置 2 ハンド 3 CCDカメラ 4 カ−ト 6a,6b タ−ゲツト 7 台車 11 画像処理装置 12 コンピユ−タ 13 コントロ−ラ 51〜54 ペグ 51a〜54a タ−ゲツト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カ−トあるいは台車等のペグにボビン自
    動交換機を介して繊維巻取用のボビンを移載するに際
    し、台車等に複数のタ−ゲツトを設けるとともにボビン
    自動交換機に画像処理用のCCDカメラを設置し、該C
    CDカメラを介して台車等に取り付けたタ−ゲツトを撮
    像し、画像処理装置を介して該タ−ゲツト位置とボビン
    自動交換機における基準位置とを比較し、両者間のずれ
    を認識して補正値を算出し、該補正値に基いてボビン自
    動交換機の動作を修正することを特徴とする台車等対す
    るボビン自動交換機の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 ボビン自動交換機の動作修正が台車等の
    停止位置の3次元座標方向のずれを認識して行われる請
    求項1記載の台車等に対するボビン自動交換機の位置決
    め方法。
JP5322791A 1991-02-26 1991-02-26 台車等に対するボビン自動交換機の位置決め方法 Pending JPH0569355A (ja)

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