JP6089570B2 - 表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム - Google Patents
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Description
一般的に、人間の視覚は図1に示すように、中心窩とよばれる中心部分のみ解像度が高く、その周辺の周辺視野とよばれる領域では解像度が低い。中心窩の範囲がとても狭く、ページ内の全ての文字を捉えることはできない。一方、周辺視野では解像度が小さいために文字を「文字」としては認識できない。そのため、文字を「読む」ためには、中心窩を移動させることが必要となる。
[数2]
書換時間=t(x, y)−t(x, y−1) ・・・(2)式
但し、y=1(視点位置が最初の行)の場合には、書換時間=t(x, y)−t(x, ymax)
上記実施形態では、ユーザによるなぞり読みを一文字ずつ追う場合について説明したが、ここで、図8に示すように、ユーザの指Fが文字の配置方向(本実施形態では横(右)方向)に対して垂直の方向(本実施形態では縦(下)方向)に移動した場合、すなわち、行単位でなぞった場合の変形例について説明する。本変形例では、制御部11は、1行単位で書き換えを実行する。具体的には、タッチ位置(タッチ座標)から算出される視点座標が(∀x, y)となるため、書き換える処理が実行される文字群はユーザの視点位置がページの下部にある場合であれば(∀x, y−ymax/2)、ユーザの視点位置がページの上部にある場合であれば(∀x, y+ymax/2)といったようなルールを設定し、書き換え所要時間は「t(∀x, y)−t(∀x, y−1)」、すなわち、指Fを一行分動かすのに要した時間とすることになる。なお、書き換え時の効果としてワイプ効果が設定された場合には、上から下へと文字画像を書き換えるようにしてもよい。
図10に示すように、書き換えが開始された後に、電子書籍リーダ装置1の向き(縦横)が変更される場合の変形例について説明する。本変形例において、制御部11は、電子書籍リーダ装置1のジャイロスコープ(図示しない)からの信号に基づいて、電子書籍リーダ装置1の向きが変更された場合には、書き換え処理を中断し、書き換えた文字を元に戻す(リセットする)。具体的には、制御部11は、電子書籍リーダ装置1の向きが変更される直近に取得した視点座標に基づいて、ユーザが読んでいたページをディスプレイ14bに表示させる。その後、制御部11は、電子書籍リーダ装置1の向きに応じて文字を再配置し、視点座標を取得するといった、ステップS12及びステップS13の処理を再度実行した後、ステップS14からステップS21の処理を繰り返す。
上記実施形態では、各ページが文字のみで構成されている場合について説明したが、電子書籍コンテンツに画像を含む場合がある。ここでいう画像は、上述したイメージデータとは異なる概念であって、挿絵や説明図などの画像を意味する。この場合、制御部11は、図11に示すように、文字組みする枠に位置する部分を文字と同様に扱い、書き換えを実行する。図11の例では、1ページ目は画像が無く文字列のみで構成されており、2ページ目は画像Pと文字列で構成されている。画像Pを含むページについては、書き換えを実行する前に画像Pを1文字分の部分毎に分割しておく。このとき、分割された各分割画像は文字と同様に格子座標が割り当てられる。制御部11は、分割画像と同じ座標をもつ前ページの文字が書き換え対象となった場合には、当該書き換え対象となった文字を同じ座標をもつ分割画像で書き換える。図11の例では、制御部11は、1ページ目における座標(1,1)の文字が書き換え対象となった場合には、当該書き換え対象の文字を、2ページ目の座標(1,1)が割り当てられた分割画像により書き換えを実行する。これにより、画像Pを含むページについても書き換えを行うことができる。
上記実施形態では、各文字の位置を格子座標(一座標につき一文字)で管理することとしたが、これに代えて、各ページを1枚のイメージデータとして扱い、これを複数のイメージデータに分割して各分割イメージデータの位置を格子座標で管理する変形例を採用することもできる。当該変形例では、変形例3と同様に、制御部11は、分割イメージデータ単位で書き換えを実行することとなる。上記実施形態では、図4に示したように、各文字を格子状に配置しなければならなかったが、当該変形例によれば、必ずしも各文字を格子状に配置しなくてもよく、文字のサイズやフォントを文字毎に自由に設定することができる。
上記実施形態では、設定値(sxとsy)または設定関数s(x, y)を用いてタッチ座標からユーザの視点座標を求め(図7のステップS15)、視点座標に基づいて各処理を実行することとしたが、ステップS15の処理においてタッチ座標から視点座標を求めることなく、タッチ座標に基づいて各処理を実行することとしてもよい。具体的には、視点座標時刻情報204の代わりに、タッチ座標時刻情報を設け、タッチ座標と時刻とを対応付けて記憶させる。また、ステップS18の処理では、制御部11は、設定値(sxとsy)または設定関数s(x, y)を用いてタッチ座標から視点座標(x, y)を算出して(1)式の条件を充足しているか否かを判定する。そして、制御部11は、ステップS18の処理で「NO」と判定した場合には、ステップS18の処理で算出した視点座標(x, y)のy座標に「ymax/2」を加算した座標の文字に書換時間を設定し(ステップS19)、ステップS21の処理を実行する。一方、制御部11は、ステップS18の処理で「YES」と判定した場合には、ステップS18の処理で算出した視点座標(x, y)のy座標から「ymax/2」を減算した座標の文字に書換時間を設定し(ステップS20)、ステップS21の処理を実行する。なお、ステップS19又はステップS20の処理において、制御部11は記憶部12のタッチ座標時刻情報を参照して、下記(3)式を用いて、書換時間を算出する。
[数3]
書換時間=t(xtouch, ytouch)−t(xtouch, ytouch−1) ・・・(3)式
上記実施形態では文書が横書きの電子書籍である場合について説明したが、縦書きの電子書籍についても適用することができる。
11 制御部
12 記憶部
13 インターフェース部
14 タッチパネル
14a タッチセンサ
14b ディスプレイ
Claims (6)
- 表示データを複数のページに分けて表示する表示手段と、
前記表示手段に表示されているページにおいてユーザの指示位置を取得する指示位置取得手段と、
設定値又は設定関数を用いて、前記指示位置を変換位置に変換する変換手段と、
前記指示位置が移動する度に、前記変換位置を書き換え対象部分として特定し、当該表示されているページの次ページにおける未だ表示されていない部分に書き換える表示制御手段と、
を備えることを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置であって、
前記表示制御手段は、前記ページ毎に、当該ページを構成する各部分と、前記表示手段において表示させる際の位置を対応付けて記憶する記憶手段を参照して、前記取得された前記指示位置から所定の距離離れた位置と対応付けられている部分を前記書き換え対象部分として特定し、前記表示手段により表示されているページの次ページにおける当該書き換え対象部分と同じ位置に対応付けられている部分に書き換えることを特徴とする表示装置。 - 請求項2に記載の表示装置であって、
前記表示制御手段は、前記指示位置取得手段により取得された指示位置の移動速度に基づいて、前記書き換え対象部分を書き換えるための書換時間を設定することを特徴とする表示装置。 - 請求項3に記載の表示装置であって、
前記表示制御手段は、前記指示位置取得手段により取得された指示位置が一行分移動するのに要した時間を前記書換時間とすることを特徴とする表示装置。 - 表示データを複数のページに分けて表示する表示手段を備える表示装置による表示制御方法であって、
前記表示手段に表示されているページにおいてユーザの指示位置を取得する指示位置取得工程と、
設定値又は設定関数を用いて、前記指示位置を変換位置に変換する変換工程と、
前記指示位置が移動する度に、前記変換位置を書き換え対象部分として特定し、当該表示されているページの次ページにおける未だ表示されていない部分に書き換える表示制御工程と、
を含むことを特徴とする表示制御方法。 - 表示データを複数のページに分けて表示する表示手段を備える表示装置に含まれるコンピュータを、
前記表示手段に表示されているページにおいてユーザの指示位置を取得する指示位置取得手段、
設定値又は設定関数を用いて、前記指示位置を変換位置に変換する変換手段と、
前記指示位置が移動する度に、前記変換位置を書き換え対象部分として特定し、当該表示されているページの次ページにおける未だ表示されていない部分に書き換える表示制御手段、
として機能させることを特徴とする表示制御プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2012230135A JP6089570B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-10-17 | 表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012218645 | 2012-09-28 | ||
JP2012218645 | 2012-09-28 | ||
JP2012230135A JP6089570B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-10-17 | 表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014081836A JP2014081836A (ja) | 2014-05-08 |
JP6089570B2 true JP6089570B2 (ja) | 2017-03-08 |
Family
ID=50785961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012230135A Active JP6089570B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-10-17 | 表示装置、表示制御方法及び表示制御プログラム |
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