JP2017167846A - 表示装置、表示方法、表示プログラム - Google Patents

表示装置、表示方法、表示プログラム Download PDF

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教裕 植村
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Abstract

【課題】より柔軟なブラウジングが可能な表示方法等を実現する。【解決手段】表示方法であって、タッチ検出部により、ユーザによりタッチされるタッチ面へのタッチの有無を検出し、表示制御部により、前記タッチに基づく操作指示に応じて、表示部に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの前記表示部へ表示する領域を制御し、前記表示制御部は、前記タッチ面へのタッチ開始後のタッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値以上である場合には、前記タッチ位置の移動方向に応じて所定の表示単位で隣接する領域の前記コンテンツデータを表示し、前記タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値より小さい場合には、前記タッチ位置の移動に応じてスクロールさせた領域の前記コンテンツデータを表示することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置、表示方法、表示プログラムに関する。
例えば、下記特許文献1には、ユーザが触れたことを検知する検知手段と、当該検知手段により検知した検知箇所の移動距離と、移動時間から移動速度を算出する移動速度算出手段と、複数のデータを次々と送りながら表示するページ送り手段を備えたタッチパネルを用いて操作を行う携帯端末が開示されている。具体的には、当該装置においては、ページ送り手段は、予め決められたページ送り速度でデータを送りながら、表示し、移動速度算出手段で算出した移動速度を次第に減速しながら表示する。
国際公開第2010/055895号パンフレット
しかしながら、上記従来技術においては、ユーザの操作速度に応じて順にページが送られるのみであることから、例えば、スワイプ操作が行われた場合には当該スワイプ操作に応じた領域のコンテンツを表示するとともに、フリック操作が行われた場合には次のページに相当するコンテンツを表示する等のより柔軟なブラウジングを実現することができない。
そこで、本発明においては、上記従来技術と比較して、より柔軟なブラウジングを可能とする表示装置を実現することを目的とする。
本発明の表示方法は、タッチ検出手段により、ユーザによりタッチされるタッチ面へのタッチの有無を検出し、表示制御手段により、前記タッチに基づく操作指示に応じて、表示部に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの前記表示部へ表示する領域を制御し、前記表示制御手段は、前記タッチ面へのタッチ開始後、タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値以上である場合には、前記タッチ位置の移動方向に応じて所定の表示単位で隣接する領域の前記コンテンツデータを表示し、前記タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値より小さい場合には、前記タッチ位置の移動に応じてスクロールさせた領域の前記コンテンツデータを表示することを特徴とする。
本発明の表示装置は、ユーザによりタッチされるタッチ面へのタッチの有無を検出するタッチ検出手段と、前記タッチに基づく操作指示に応じて、表示部に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの前記表示部へ表示する領域を制御する表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記タッチ面へのタッチ開始後、タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値以上である場合には、前記タッチ位置の移動方向に応じて所定の表示単位で隣接する領域の前記コンテンツデータを表示し、前記タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値より小さい場合には、前記タッチ位置の移動に応じてスクロールさせた領域の前記コンテンツデータを表示することを特徴とする。
本発明の表示プログラムは、ユーザによりタッチされるタッチ面へのタッチの有無を検出するタッチ検出部、及び、前記タッチに基づく操作指示に応じて、表示部に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの前記表示部へ表示する領域を制御する表示制御部としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記表示制御部は、前記タッチ面へのタッチ開始後、タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値以上である場合には、前記タッチ位置の移動方向に応じて所定の表示単位で隣接する領域の前記コンテンツデータを表示し、前記タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値より小さい場合には、前記タッチ位置の移動に応じてスクロールさせた領域の前記コンテンツデータを表示することを特徴とする。
本発明の実施の形態における表示装置の一例を示す図である。 表示装置のハードウェア構成の概要について説明するための図である。 図2に示す制御部の機能的構成の一例について説明するための図である。 スクロール表示の一例を説明するための図である。 スクロール表示の他の一例を説明するための図である。 スクロール表示の他の一例を説明するための図である。 フリック操作が行われた場合の表示の一例を説明するための図である。 フリック操作が行われた場合の表示の他の一例を説明するための図である。 フリック操作が行われた場合の表示の他の一例を説明するための図である。 フリック操作が行われた場合の表示の他の一例を説明するための図である。 フリック操作が行われた場合の表示の他の一例を説明するための図である。 本実施の形態における処理のフローの概要の一例を示す図である。 変形例における表示の一例を説明するための図である。 変形例における表示の一例を説明するための図である。 変形例における表示の一例を説明するための図である。 本実施の形態における表示の他の一例を説明するための図である。 本実施の形態における表示の他の一例を説明するための図である。 本実施の形態における表示の他の一例を説明するための図である。 本実施の形態における表示の他の一例を説明するための図である。 本実施の形態における表示の他の一例を説明するための図である。 本実施の形態における表示の他の一例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施の形態における表示装置の一例を示す図である。当該表示装置100は表示部101(タッチパネル)を有する。そして、表示部101に、例えば、ユーザが指等により接触操作(以下、「タッチ」という。)をすることにより、表示装置100に情報を入力することができる。具体的には、当該表示装置100は、PDA(Personal Digital Assistance)や携帯端末などのモバイル用電子機器に相当する。なお、当該表示部101の方式としては、例えば、タッチされた部分の容量変化を検出する静電容量結合方式、抵抗値変化を検出する抵抗膜方式、または、タッチにより遮蔽された部分の光量変化を検出する光センサ方式等を用いる。
図2は、表示装置のハードウェア構成の概要について説明するための図である。図2に示すように、表示装置100は、制御部201、記憶部202、操作部203、表示部101、通信部204を含む。なお、各部201乃至204及び表示部101は内部バスにより互いに、接続される。
制御部201は、例えば、CPUであって、記憶部202に格納されたプログラムに従って動作する。記憶部202は、例えば、ROMやRAM、ハードディスク等の情報記録媒体で構成され、制御部201によって実行されるプログラムを保持する情報記録媒体である。また、記憶部202は、制御部201のワークメモリとしても動作する。
なお、当該プログラムは、例えば、ネットワークを介して、ダウンロードされて提供されてもよいし、または、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータで読み取り可能な各種の情報記録媒体によって提供されてもよい。
操作部203は、ユーザによりタッチされるタッチ面を含み、例えば、後述する表示部101と一体として、いわゆるタッチパネルとして構成され、ユーザの指示操作に応じて、当該指示操作の内容を制御部201に出力する。表示部101は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等であって、制御部201からの指示に従い、情報を表示する。通信部205は、コントローラ102と接続される。なお、図2においては、操作部203と表示部101とを別々に示すが、本実施の形態においては、例えば、操作部203と表示部101がタッチパネルとして一体的に形成される。ただし、本実施の形態において、操作部203は、いわゆるタッチパッド等として表示部101とは別個に構成し、タッチ面を表示部101から離れた位置に設けてもよい。また、本実施の形態において、タッチパネル以外の操作部203として、例えば、ボタン等を有するように構成してもよい。
図3は、図2に示す制御部の機能的構成の一例について説明するための図である。図3に示すように、制御部201は、例えば、表示単位情報取得部301、表示データ生成部302、タッチ検出部303、タッチ位置情報取得部304、変位情報取得部305、方向情報取得部306、表示制御部307、移動量情報取得部308、移動量判定部309を含む。
表示単位情報取得部301は、表示部101への表示単位を表す表示単位情報を取得する。ここで、表示単位とは、表示部101に表示されているコンテンツの単位に相当し、例えば、コンテンツの1ページ毎であれば1ページ単位であり、2ページ毎であれば2ページ単位、1ページの一部であればその一部(例えば、半ページ、大譜表、小節)、複数ページの一部(例えば、1ページ目の一部と2ページ目の一部)が表示単位である。なお、当該表示部101への表示単位は、例えば、ユーザの表示単位の設定指示に応じて取得されるように構成してもよいし、画像認識等により取得されるように構成してもよい(例:大譜表、小節)。
表示データ生成部302は、表示単位情報取得部301により取得された表示単位情報に応じて、コンテンツを表すコンテンツデータに基づいて、表示領域に表示される表示データを生成する。具体的には、例えば、表示単位が1ページであれば1ページ毎に縦または横に並んだ表示データを生成する。また、表示単位が4ページ単位であれば、コンテンツの4ページが表示部101の1ページに縦または横向きに順に並んだ表示データを生成する等である。なお、コンテンツデータとは、例えば、コンテンツ(例えば楽譜や本)等の画像データに相当する。
タッチ検出部303は、例えば1フレーム期間等の所定期間毎に表示部101(タッチパネル)へのタッチの有無を検出する。
そして、タッチ位置情報取得部304は、タッチ検出部303がタッチを検出した場合に、タッチパネルにおけるタッチされた位置を表すタッチ位置情報を取得する。記憶部202は、当該タッチ位置情報を記憶する。
変位情報取得部305は、取得されたタッチ位置情報と、記憶部202に記憶された前のタッチ位置情報に基づき、タッチ位置の変位を表す変位情報を取得する。具体的には、例えば、変位情報取得部305は、1フレーム期間前のタッチ位置を表す座標と検出されたタッチ位置を表す座標に基づいてタッチ位置の変位を表す変位情報を取得する。
方向情報取得部306は、取得されたタッチ位置情報と、記憶部202に記憶された前のタッチ位置情報に基づき、タッチ位置の変位の方向を表す方向情報を取得する。具体的には、例えば、方向情報取得部306は、1フレーム期間前のタッチ位置を表す座標と検出されたタッチ位置を表す座標に基づいてタッチ位置の方向を表す方向情報を取得する。
表示制御部307は、タッチに基づく操作指示に応じて、タッチパネルに表示するコンテンツを表すコンテンツデータの前記タッチパネルへ表示する領域を制御する。具体的には、表示制御部307は、タッチ開始後、タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定の値以上である場合には、タッチ位置の移動方向に応じて所定の表示単位で隣接する領域のコンテンツデータを表示し(送り表示)、タッチ開始後、タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定の値より小さい場合には、前記タッチ位置の移動に応じてスクロールさせた領域のコンテンツデータを表示する(以下、「スクロール表示」という)。
まず、本実施の形態におけるスクロール表示について具体例とともに説明する。表示制御部307は、取得された変位情報及び方向情報に基づいて、スクロールさせた領域の表示を行う。
図4は、表示部の表示単位がコンテンツの1ページ単位である場合におけるスクロール表示の一例について説明するための図である。図4において、400は、表示データとして生成されたコンテンツデータの一部を表す。また、401は、楽譜や本等のコンテンツの1ページに相当する。例えば、表示部101に表示される表示単位が1ページサイズである場合であって、現在表示されている表示領域が402で示す領域の場合において、左方向へタッチ位置を移動させる場合、表示制御部307は、当該402で示す領域から、上記変位情報及び方向情報に基づいて403で表す領域までをスクロールさせつつ表示部101に表示する。
図5は、表示部に、コンテンツの1ページの一部が拡大表示されている場合におけるスクロール表示の一例について説明するための図である。図5において、401は、楽譜や本の1ページに相当する。また、501は、スクロール表示前に表示部101に表示されている領域を表し、502はスクロール表示後に表示部101に表示される領域を表す。例えば、現在表示されている表示領域が501で示す領域の場合において、左下方向へタッチ位置を移動させる場合、表示制御部307は、当該501で示す領域から、上記変位情報及び方向情報に基づいて502で表す領域までをスクロールさせつつ表示部101に表示する。
図6は、表示部に、コンテンツの4ページ単位で表示されている場合であって、かつ、その一部が拡大表示されている場合におけるスクロール表示の一例について説明するための図である。図6において、401は、コンテンツの1ページに相当する。また、601は、スクロール表示前に表示部101に表示されている領域を表し、602はスクロール表示後に表示部101に表示される領域を示す。例えば、現在表示されている表示領域が601で示す領域の場合において、左下方向へタッチ位置を移動させると、表示制御部307は、当該601で示す領域から、上記変位情報及び方向情報に基づいて602で表す領域までをスクロールさせつつ表示部101に表示する。また、図6においては、コンテンツのページの配置は一例であって、例えば、他の配置であってもよい。また、図6については4ページ単位で配置されている場合を示すが、6ページ単位、8ページ単位等異なるページ数単位であってもよい。また、図6において番号はページ番号を示す。なお、送り表示については後述する。
移動量情報取得部308は、タッチ検出部303によりタッチが検出された後タッチが検出されなくなった場合に、記憶部202に記憶されたタッチ位置情報に基づいて、所定期間のタッチ位置の移動量を表す移動量情報を取得する。具体的には、例えば、移動量情報取得部308は、上記タッチが検出されなくなった時点から所定期間経過前(例えば、5フレーム期間経過前)のタッチ位置を表す座標と、タッチが検出されなくなった直前のタッチ位置を表す座標に基づいて移動量情報を取得する。
移動量判定部309は、取得された移動量情報が表す移動量が所定値以上か否かを判定する。そして、移動量判定部309が取得された移動量が所定値以上と判定した場合には、表示制御部307は、上記取得された方向に応じて、コンテンツの所定の表示単位(例えば1ページ単位)で隣接する領域(例えば、次のページ)を表示する制御(以下、「送り表示」という)を行う。なお、上記のように移動量判定部309が取得された移動量が所定値以上と判定する場合が、ユーザがいわゆるフリック操作を行った場合に相当する。一方、移動量判定部309が取得された移動量が所定値より小さいと判定する場合が、ユーザがいわゆるスワイプ操作を行った場合に相当する。また、フリック操作とは、指等を画面においてすばやくはらうように行う操作をいい、スワイプ操作とは、指等で画面において一定の方向に掃くように動かす操作であって、指等を離す際に指等を止める動作を含む操作をいう。以下送り表示について、具体例を用いて、説明する。
図7は、表示単位が1ページ単位である場合におけるフリック操作が行われた場合の表示の一例について説明するための図である。図7において、表示制御部307は、701が現在表示されている表示単位(例えば、3ページ目)とした場合、左向へのフリック操作が行われると、例えば、右方向に隣接する表示単位(例えば、4ページ目)を表示する。
図8は、表示単位が1ページ単位である場合におけるフリック操作が行われた場合の表示の他の一例について説明するための図である。図8において801が現在表示されている表示単位(例えば、2ページ目の一部と3ページ目の一部)とした場合、左向へのフリック操作が行われると、例えば、右方向に隣接する表示単位(例えば、3ページ目の一部と4ページ目の一部)を表示する。
図9は、表示単位が2ページ単位である場合におけるフリック操作が行われた場合の表示の他の一例について説明するための図である。図9において901が現在表示されている表示単位(例えば、2ページ目と3ページ目)とした場合、左向へのフリック操作が行われると、例えば、右方向に隣接する表示単位である902で示す領域(例えば、4ページ目と5ページ目)を表示する。
図10は、表示単位が4ページ単位である場合におけるフリック操作が行われた場合の表示の他の一例について説明するための図である。図10において102が現在表示されている表示単位(例えば、5ページ目乃至8ページ目)とした場合、左方向へのフリック操作が行われると、例えば、右方向に隣接する表示単位103で示す領域(例えば、9ページ目から12ページ目)を表示する。なお、図10における番号はコンテンツのページを表す番号であって、コンテンツ自体の内容ではない。また、図10においては、1表示単位の中のコンテンツのページの配置は一例であって、他の配置であってもよい。また、図10においては4ページ単位で配置されている場合を示すが、6ページ単位、8ページ単位等異なるページ数単位であってもよい。
図11は、表示単位が半ページ単位である場合におけるフリック操作が行われた場合の表示の他の一例について説明するための図である。図11において111が現在表示されている表示単位(例えば、2ページ目の半ページ)とした場合、左向へのフリック操作が行われると、例えば、右方向に隣接する表示単位である112で示す領域(例えば、3ページ目の半ページ)を表示する。なお、図11においては、半ページ単位である場合について説明したが、1ページの一部の拡大表示に適用してもよい。
なお、上記図4乃至図11においては、主に横向きにコンテンツデータを配置した表示データを例として説明したが、本実施の形態は、コンテンツの内容に応じて、縦向きにする配置した表示データについても適用してもよい。また、上記においては、右方向等左右に一定の方向にフリック操作が行われる場合について説明したが、例えば、当該上または下方向への操作が含まれている場合であってもその範囲が所定の範囲内であれば、左右方向へのフリック操作と同様の表示を行うように構成することが好ましい。なお、例えば、1ページの一部の拡大表示の場合において、例えば、左下方向へのフリック操作が行われた場合、右方向の領域の表示を抑制して上のみの領域を表示するように構成してもよいし、フリック操作におけるタッチ開始後タッチ終了までの距離に応じて、右上の領域を表示するように構成してもよい。
次に、図12を用いて本実施の形態における処理のフローの概要の一例について説明する。なお、下記処理のフローにおいては、図面の簡略化のため、既に表示単位の取得及び表示データの生成については行われているものとする。
まず、タッチ検出部303は、タッチの有無を検出する(S101)。タッチ位置情報取得部304は、タッチが検出された場合には、タッチ位置情報を取得する。当該タッチ位置情報は、記憶部202に記憶される(S102)。
次に、同様に、タッチ検出部303は、タッチの有無を検出する(S103)。タッチ位置情報取得部304は、タッチが検出された場合には、タッチ位置情報を取得する。当該タッチ位置情報は、記憶部202に記憶される(S104)。
変位情報取得部305は、記憶部202に記憶されたタッチ位置に基づき、タッチ位置の変位を表す変位情報を取得する(S105)。方向情報取得部306は、記憶部202に記憶されたタッチ位置に基づき、タッチ位置の変位の方向を表す方向情報を取得する(S106)。表示制御部307は、取得された変位及び方向に基づいて、スクロールさせた領域の表示を行う(S107)。
一方、S103でタッチが検出されなかった場合には、移動量情報取得部308は、記憶部202に記憶されたタッチ位置情報に基づいて、所定期間のタッチ位置の移動量を表す移動量情報を取得する(S108)。移動量判定部309は、移動量が所定値以上か否かを判定する(S109)。移動量判定部309が取得された移動量が所定値以上と判定した場合には、表示制御部307は、上記取得された方向に応じて、コンテンツの所定の表示単位で隣接する領域を表示する制御を行う(S110)。そして、処理を終了する。一方、移動量判定部309が取得された移動量が所定値より小さいと判定した場合には、処理を終了する。
本実施の形態によれば、例えばフリック操作が行われた場合には、次の表示単位に相当する領域を表示(例えば、次ページ)することができるとともに、スワイプ操作が行われた場合には、当該スワイプ操作の方向や距離に応じた位置にスクロールした領域を表示することができる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。
例えば、図13に示すように、表示単位情報取得部301が、表示単位131が2ページ単位(3ページ目と4ページ目)の表示単位を取得した場合において、所定のスワイプ操作が行われた場合(例えば、前記タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値より小さい場合)には、表示制御部307は、奇数ページと偶数ページを反転させて図14の132で示すように表示するように構成してもよい。また、この場合、表示データ生成部302がコンテンツの奇数ページと偶数ページを反転させた表示データを生成するように構成してもよい。
また、所定のスワイプ操作が行われた場合(例えば、前記タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値より小さい場合)には、日本語の縦書きの本やコミック等のように右側から左側にページが進む場合(例えば図15に示す場合)において、図13で示すように左側から右側にページが進むような順序を入れ替えた表示にするように構成してもよい。具体的には、例えば、この場合、図15の133で示す表示が、図13の131で示す表示となる。また、この場合、表示データ生成部302が順序を入れ替えた表示データを生成するように構成してもよい。
更に、上記における表示の具体例は一例にすぎず、上記実施形態は上記の具体例に限定されるものではない。上記実施形態は、例えば、図16Aに示すように楽譜の1ページの一部として1画面に大譜表の1から3段目が表示されている場合において、所定のフリック操作が行われると図16Bに示すように大譜表の4段目から6段目を表示し、所定のスワイプ操作が行われると図16Cに示すように大譜表の3段目から5段目を表示するような態様も含む。また、上記実施形態は、例えば、図17Aに示すように、楽譜の4ページが1画面に表示される4ページ表示(1ページ目から4ページ目が表示)の場合において、所定のフリック操作が行われると図17Bに示すように5ページ目から8ページ目を表示し、所定のスワイブ操作が行われると、図17Cに示すように3ページ目から6ページ目を表示するような態様も含む。更に、上記実施の形態は1画面に見開き2ページの表示で、奇数から始まる表示(1・2ページ、3・4ページ等という区切り)を偶数から始まる表示(1ページ、2・3ページ、4・5ページ等とする区切り)とするように構成する場合も含む。
また、上記においては、移動量判定部309が取得された移動量が所定値以上と判定する場合が、ユーザがいわゆるフリック操作を行った場合に相当し、一方、移動量判定部309が取得された移動量が所定値より小さいと判定する場合が、ユーザがいわゆるスワイプ操作を行った場合に相当するとして説明したが一例にすぎず、その他の方法によりスワイプ操作及びフリック操作を判定し、表示制御部307が上記表示を行うように構成してもよい。また、上記については、主に、タッチパネルにコンテンツデータが表示される場合について説明したが、タッチパネルとは別の表示部に表示されるように構成してもよい。なお、特許請求の範囲における表示部は、タッチパネルを含む。
100 表示装置、101 表示部、201 制御部、202 記憶部、203 操作部、204 通信部、301 表示単位情報取得部、302 表示データ生成部、303 タッチ検出部、304 タッチ位置情報取得部、305 変位情報取得部、306 方向情報取得部、307 表示制御部、308 移動量情報取得部、309 移動量判定部。

Claims (7)

  1. タッチ検出部により、ユーザによりタッチされるタッチ面へのタッチの有無を検出し、
    表示制御部により、前記タッチに基づく操作指示に応じて、表示部に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの前記表示部へ表示する領域を制御し、
    前記表示制御部は、前記タッチ面へのタッチ開始後のタッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値以上である場合には、前記タッチ位置の移動方向に応じて所定の表示単位で隣接する領域の前記コンテンツデータを表示し、前記タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値より小さい場合には、前記タッチ位置の移動に応じてスクロールさせた領域の前記コンテンツデータを表示することを特徴とする表示方法。
  2. 前記表示制御部は、前記タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値以上である場合には、前記タッチ位置の移動に応じてスクロールさせた領域の前記コンテンツデータを表示した後に、前記タッチ位置の移動方向に応じて所定の表示単位で隣接する領域の前記コンテンツデータを表示することを特徴とする請求項1記載の表示方法。
  3. 前記所定の表示単位は、現在前記表示部に表示されている表示単位であることを特徴とする請求項1記載の表示方法。
  4. 前記表示方法は、更に、
    前記タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値より小さい場合には、前記表示制御部は、前記コンテンツの順序を入れ替えて表示することを特徴とする請求項1記載の表示方法。
  5. 前記表示方法は、更に、
    前記タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値より小さい場合には、前記コンテンツデータの順序を入れ替えたコンテンツデータを生成する、
    ことを特徴とする請求項4記載の表示方法。
  6. ユーザによりタッチされるタッチ面へのタッチの有無を検出するタッチ検出部と、
    前記タッチに基づく操作指示に応じて、表示部に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの前記表示部へ表示する領域を制御する表示制御部と、を有し、
    前記表示制御部は、前記タッチ面へのタッチ開始後のタッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値以上である場合には、前記タッチ位置の移動方向に応じて所定の表示単位で隣接する領域の前記コンテンツデータを表示し、前記タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値より小さい場合には、前記タッチ位置の移動に応じてスクロールさせた領域の前記コンテンツデータを表示することを特徴とする表示装置。
  7. ユーザによりタッチされるタッチ面へのタッチの有無を検出するタッチ検出部、及び、
    前記タッチに基づく操作指示に応じて、表示部に表示するコンテンツを表すコンテンツデータの前記表示部へ表示する領域を制御する表示制御部としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記表示制御部は、前記タッチ面へのタッチ開始後のタッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値以上である場合には、前記タッチ位置の移動方向に応じて所定の表示単位で隣接する領域の前記コンテンツデータを表示し、前記タッチ終了時から所定期間経過前のタッチ位置の移動量が所定値より小さい場合には、前記タッチ位置の移動に応じてスクロールさせた領域の前記コンテンツデータを表示することを特徴とする表示プログラム。
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