JP2015076068A - 表示装置とその表示制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な移動操作を行うことなく、コンテンツデータの表示対象部位を規定された順序で表示できるようにして、操作性のさらなる向上を図る。【解決手段】コンテンツデータの一部領域が拡大表示された状態でスワイプ操作が行われた場合に、このスワイプ操作の操作方向及びその操作量を検出すると共に、移動経路情報記憶部52から移動経路情報を読み出す。そして、この読み出された移動経路情報と、上記検出されたスワイプ操作の操作方向及びその操作量をもとに、上記コンテンツデータの拡大表示領域の移動方向と移動量を計算し、この計算された移動方向と移動量に応じて上記コンテンツデータの拡大表示領域を移動制御する。【選択図】図1

Description

この発明は、コンテンツデータをスクロール又はスワイプ操作しながら順次表示する機能を備えた表示装置とその表示制御方法及びプログラムに関する。
近年、パーソナルコンピュータやタブレット型端末、スマートフォン等の情報端末のように、Webサーバからダウンロードするか又は記録媒体から読み込んだコンテンツの電子データを表示する機能を備えた表示装置が増えている。この表示装置を用いると、小説な漫画、新聞記事等のコンテンツを書店等に出向くことなく手軽にかつ迅速に取得して読むことができ、大変便利である。
ところで、書籍コンテンツの電子データを表示画面に表示させる場合、一般にはページ単位で表示させ、スクロール又はスワイプ操作によりページ送りするようになっている。しかし、一般にスクロールバーは表示画面の辺に沿って設けられており、片手の指では操作し難い場合がある。そこで従来では、スクロールバーに代わるスライダを情報端末の角部に近い位置に設け、このスライダの操作情報をスクロールバーの操作情報に変換して表示を制御する機能を備えた端末が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特表2012−521583号公報
しかしながら、特許文献1に記載された端末には以下のような課題があった。すなわち、小説や漫画等のコンテンツデータを表示させる場合、ページ単位で表示させると文字やコマが小さくなり見にくくなる場合がある。そこで、1ページ内の一部の領域を拡大表示させ、この拡大表示させた部位をスクロール又はスワイプ操作により移動させる技術が実用化されている。しかし、コンテンツを拡大表示させた状態で表示対象部位を移動させるには、縦方向だけでなく横方向にもスクロール又はスワイプ操作をする必要があり、しかもこの縦方向及び横方向の操作はコンテンツの表示順序に応じてその都度選択しながら行わなければならない。ところが、前記特許文献1に記載された技術は、単に縦方向のスクロールバーに代えてスライダを設けたたけのものとなっているため、上記したように縦方向の操作と横方向の操作、つまり二次元方向の操作を選択しながら行う必要がある場合には、ユーザの操作性は依然として改善されない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、複雑な移動操作を行うことなく、コンテンツデータの表示対象部位を規定された順序で表示できるようにし、これによりユーザの操作性をさらに高めた表示装置とその表示制御方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一つの観点は、表示順序が規定されたコンテンツデータを予め設定したサイズの表示対象部位ごとに表示画面に表示する表示装置にあって、上記表示画面に表示されるコンテンツデータの表示対象部位を移動させるための操作が行われた場合に、当該操作の操作方向及びその操作量を検出する。そして、この検出された操作の操作方向及びその操作量と、上記コンテンツデータの表示対象部位の表示順序を表す移動経路情報とに基づいて、前記コンテンツデータの表示対象部位の移動方向とその移動量を算出し、この算出された移動方向とその移動量に基づいて、上記表示画面におけるコンテンツデータの表示対象部位を移動制御するようにしたものである。
また、この発明の一観点は以下のような各種態様を備えることも特徴とする。
第1の態様は、上記移動操作を受け付ける手段により、上記コンテンツデータの表示対象部位を移動させるための一次元方向の移動操作を受け付け、上記算出手段により、上記操作量を検出する手段が検出した一次元方向の移動操作の操作方向及びその操作量と、上記移動経路情報とに基づいて、上記コンテンツデータの表示対象部位の二次元方向における移動方向とその移動量を算出するようにしたものである。
第2の態様は、上記コンテンツデータごとに、表示画面のサイズと上記表示対象部位のサイズに基づいて、当該コンテンツデータのページ内における表示対象部位の表示順序を表す移動経路情報を設定する機能を備えるようにしたものである。
第3の態様は、表示画面におけるコンテンツデータの表示向きが縦長であるか横長であるかを判定する判定手段と、上記縦長及び横長のそれぞれに対応して設定された、コンテンツデータの表示対象部位の表示順序を表す情報を記憶する記憶手段とを備え、一次元方向の操作が検出された場合に、上記判定手段による判定結果に基づいて上記記憶手段から縦長又は横長に対応する移動経路情報を読み出し、上記検出された一次元方向の操作の操作方向及びその操作量と、上記読み出された移動経路情報とに基づいて、コンテンツデータの表示対象領域の二次元方向における移動方向とその移動量を算出するようにしたものである。
第4の態様は、上記表示画面を第1及び第2の表示領域に分割し、この分割された第1及び第2の表示領域にそれぞれ第1及び第2のコンテンツデータを表示させる場合に、上記第1及び第2の表示領域のうち領域選択操作により指定された表示領域に表示されるコンテンツデータについて、その表示対象部位の二次元方向における移動方向とその移動量を算出するようにしたものである。
第5の態様は、コンテンツデータの表示対象部位の表示順序を表す移動経路情報を、表示画面上で定義される二次元座標により表すようにしたものである。
この発明の一観点によれば、コンテンツデータの表示対象部位を移動させるための操作が行われると、この移動操作の操作方向及び操作量と、上記コンテンツデータの表示対象部位の表示順序を表す移動経路情報に基づいて、当該コンテンツデータの表示対象部位の移動方向とその移動量が算出され、この算出された移動方向とその移動量に基づいて上記コンテンツデータの表示対象部位が移動制御される。したがって、ユーザは、何らかの移動操作を行うだけで、コンテンツデータの表示対象部位をその表示順序に応じた移動経路に沿って移動させて順次表示させることが可能となる。この結果、ユーザ自身が縦方向の移動操作と横方向の移動操作とを選択的に組み合わせて行わなければならなかった従来の表示装置に比べ、ユーザの操作性を大幅に向上させることが可能となる。
第1の態様によれば、ユーザが一次元方向の移動操作を行うだけで、コンテンツデータの表示対象部位をその表示順序に応じた移動経路に沿って二次元方向に移動させて順次表示させることが可能となる。このため、ユーザの操作性を更に向上させることが可能となる。
第2の態様によれば、コンテンツデータごとに、そのページ内における表示対象部位の表示順序を表す移動経路情報が設定される。このため、コンテンツデータごとにそのページ内における表示対象部位の移動方向を正確に算出し制御することが可能となる。
第3の態様によれば、コンテンツデータの表示向きが縦長の場合であっても、また横長の場合であっても、それぞれの場合に応じて設定されたコンテンツデータの表示対象部位の表示順序を表す移動経路情報に基づいて、コンテンツデータの表示対象部位の移動方向を適切に算出し制御することが可能となる。
第4の態様によれば、表示画面を複数の表示領域に分割して複数のコンテンツデータを並べて表示させた場合に、選択操作により指定された表示領域に表示されたコンテンツデータに対してのみその表示対象部位の移動制御が行われる。したがって、表示領域別にコンテンツデータの表示対象領域を移動制御することができる。
第5の態様によれば、コンテンツデータの表示対象部位に対し設定される表示順序を表す移動経路情報は、表示画面上で定義される二次元座標により表される。このため、座標を用いた既存の表示制御技術をそのまま適用して、この発明に係る表示制御を実現できる利点がある。
すなわちこの発明の一観点によれば、複雑な移動操作を行うことなく、コンテンツデータの表示対象部位を規定された順序で表示できるようにし、これによりユーザの操作性をさらに高めた表示装置とその表示制御方法及びプログラムを提供することができる。
この発明の第1の実施形態に係る表示装置の機能構成を示すブロック図。 図1に示した表示装置による表示制御手順と制御内容を示すフローチャート。 図2に示した表示制御動作の第1の過程を説明するための図。 図2に示した表示制御の第2の過程を説明するための図。 図2に示した表示制御の第3の過程を説明するための図。 図2に示した表示制御の説明に使用する図。 この発明の第2の実施形態に係る表示装置の構成を示す図。 この発明の第3の実施形態に係る表示装置の表示制御動作を説明するための図。 この発明の第4の実施形態に係る表示装置の表示制御動作を説明するための図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
(構成)
図1はこの発明の第1の実施形態に係る表示装置の機能構成を示すブロック図である。本実施形態の表示装置は、タブレット型端末又はスマートフォンからなり、制御ユニット1と、通信インタフェース部2と、タブレット型表示ユニット4と、記憶ユニット5を備えている。
通信インタフェース部2はアンテナ3を備え、図示しないWebサーバから無線ネットワークを介してコンテンツデータを受信する機能を有する。タブレット型表示ユニット4は、液晶又は有機ELを用いた表示デバイス41の表示面に、感圧又は静電容量式のシートを用いた入力デバイス42を配置したものである。
記憶ユニット5は、記憶媒体として例えばSSD(Solid State Drive)を使用したもので、本実施形態を実現する上で必要な記憶部として、コンテンツ記憶部51と、表示順序指定情報記憶部52を備えている。コンテンツ記憶部51は、Webサーバからダウンロードしたコンテンツデータを記憶するために使用される。
表示順序指定情報記憶部52には、コンテンツデータの表示対象部位の移動経路を表す情報が記憶される。この移動経路情報は、表示デバイス41の表示画面においてコンテンツデータをページ単位にその一部を拡大して表示する際に、コンテンツデータの1ページ内における表示対象部位の表示順序を表すもので、具体的には表示画面上に定義した二次元座標値により表される。なお、この二次元座標値はコンテンツデータの1ページのサイズと表示対象部位のサイズとから計算により求められる。
制御ユニット1は、CPU(Central Processing Unit)を備え、本実施形態を実現するために必要な制御機能として、コンテンツ取得制御部11と、操作受付制御部12と、コンテンツ画像表示制御部13を備えている。なお、これらの制御機能はいずれも図示しないプログラムメモリに格納された制御プログラムを上記CPUに実行させることにより実現される。
コンテンツ取得制御部11は、通信インタフェース部2を制御してWebサーバに対しアクセスし、当該Webサーバからコンテンツデータをダウンロードして上記コンテンツ記憶部51に格納する処理を行う。コンテンツデータは、例えば小説、漫画、新聞や雑誌の記事からなり、テキストデータ又は画像データにより構成される。
操作受付制御部12は、上記入力デバイス42においてユーザが指でタッチ操作、スクロール又はスワイプ操作を行った場合に、そのタッチ位置の座標値、スクロール又はスワイプ操作の操作方向と操作量を検出する処理を行う。
コンテンツ画像表示制御部13は、コンテンツデータを表示するための以下の制御機能を有する。
(1)表示向きとして縦長モードが指定されているか横長モードが指定されているかを判定し、その判定結果に応じて表示デバイス41の表示画面におけるコンテンツデータの表示方向を制御する機能。なお、上記表示向きは、入力デバイス42における表示向きの指定操作、又は図示しない三次元加速度センサの検出データをもとに判定する。
(2)表示モードとして、通常表示モードが指定されているか又は拡大表示モードが指定されているかを判定する。そして、通常表示モードが指定されている場合には、コンテンツデータをページ単位でコンテンツ記憶部51から読み出して表示デバイス41に表示させる。これに対し拡大表示モードが指定されている場合には、上記コンテンツ記憶部51から読み出した1ページ分のコンテンツデータの一部領域を表示対象部位として拡大して表示デバイス41に表示させる機能。
(3)上記拡大表示モードが指定されている状態で、入力デバイス42において一次元方向のスワイプ操作が行われた場合に、その操作方向と操作量を上記操作受付制御部12から取り込むと共に、表示経路情報記憶部52から現在指定されている表示向き(縦長モード/横長モード)に対応する移動経路情報を読み込む。そして、この移動経路を表す二次元座標値と、上記取り込んだスワイプ操作の操作方向とその操作量に基づいて、上記コンテンツデータの表示対象部位の移動方向(コンテンツの送り方向/戻り方向)と移動量を算出し、この算出された移動方向と移動量に相当する表示対象部位のデータを表示デバイス41に拡大表示させる機能。
(動作)
次に、以上のように構成された装置の表示制御動作を説明する。
表示デバイス41に表示されたメニューにおいて表示モードが指定され、表示対象のコンテンツデータが選択されると、制御ユニット1の制御の下で以下のようにコンテンツの表示制御が実行される。図2はその制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
すなわち、先ずステップS11により表示モードとして縦長モードが指定されたか横長モードが指定されたかが判定される。そして、ステップS12においてコンテンツ記憶部51から例えば最初の1ページ分のコンテンツデータが読み出され、この読み出されたコンテンツデータのページC1が、上記判定された表示モード(縦長モード/横長モード)に応じて、例えば図3(a)に示すように表示デバイス41の表示画面に表示される。
次にステップS14において、表示サイズを拡大させる操作が行われたか否かが判定される。そして、拡大表示モードが指定されなければ、続いてステップS15においてスワイプ操作が監視される。この状態で入力デバイス42においてスワイプ操作が行われると、ステップS16において、操作受付制御部12により検出されたスワイプ操作の操作方向から、上記表示中のページの表示位置の移動方向、つまりページ送り方向かページ戻り方向かが判定される。またそれと共に、上記スワイプ操作の操作量から表示位置の移動量が算出される。この移動量は、例えばスワイプ操作量に予め設定された定数を乗ずることにより算出できる。なお、スワイプ操作量をそのまま表示位置の移動量として用いてもよい。続いてステップS21において、上記移動方向の判定結果と、上記移動量の算出結果に基づいて、表示中のページの表示位置の移動制御が行われる。かくして、コンテンツデータのページ送り又はページ戻しが行われる。
一方、上記コンテンツデータの1ページが表示された状態で、ユーザが入力デバイス42において拡大表示モードを指定したとする。そうするとステップS17において、例えば図3(b)に示すように予め設定されたサイズの拡大領域W1に含まれる表示対象部位のデータが拡大処理され、図3(c)のD1に示すように表示デバイス41の表示画面に表示される。
上記拡大表示モードが設定されると、ステップS18により移動経路情報記憶部52から現在指定されている表示向き(縦長モード/横長モード)に対応する移動経路情報が読み出される。そして、ステップS19においてスワイプ操作が監視される。この状態で入力デバイス42においてスワイプ操作が行われると、ステップS20において、上記操作受付制御部12により検出されたスワイプ操作の操作方向及びその操作量と、上記読み出された移動経路情報とをもとに、上記拡大表示する表示対象部位の移動方向(コンテンツの送り方向/戻り方向)と移動量が算出される。そして、この算出された移動方向と移動量に従い、コンテンツデータの拡大表示領域が移動制御される。
例えば、いま図4(a)のQ1に示すように表示画面41上の入力デバイス42において左から右の方向にスワイプ操作が行われ、かつ図4(b)のPaに示すような移動経路情報が移動経路情報記憶部52から読み出されたとする。この場合、上記スワイプ操作Q1の方向からコンテンツの送り方向であると判定される。またそれと共に、上記スワイプ操作の過程においてその操作量をもとにコンテンツの移動量が算出される。そして、この算出された移動量と上記移動経路情報PaのP1に基づいて拡大表示対象の領域が選択され、この選択された領域のデータが拡大処理されて表示デバイス41の表示画面に表示される。すなわち、スワイプ操作Q1の過程において、拡大表示されるデータが操作量の変化に応じて領域W1から領域W2に向けて連続的に移動する。そして、上記スワイプ操作Q1の操作量が移動経路情報のP1により規定された量に達すると、領域W2に含まれるデータが選択されて図4(c)のD2に示すように拡大表示される。
上記領域W2に含まれるデータが拡大表示された状態で、ユーザがさらに図4(c)のQ2に示すように左から右方向へスワイプ操作したとする。そうすると、このスワイプ操作Q2の操作方向からコンテンツの送り方向であると判定される。またそれと共に、今度は移動経路情報PaのP2に基づいて図4(d)に示すように拡大表示対象の領域W3が選択され、この選択された領域W3に含まれるデータが拡大処理されて表示デバイス41の表示画面に表示される。すなわち、拡大表示領域が表示画面の左端に達した場合には、拡大表示の対象領域が上記領域W2からW3にステップ的に移動し、この領域W3に含まれるデータが拡大表示される。
以下同様に、上記領域W3に含まれるデータが拡大表示された状態で、表示画面の左から右方向へさらにスワイプ操作が行われると、先に述べた領域W1からW2へ移動した場合と同様に、拡大表示対象領域が図5(a)に示すように移動経路情報P3に従いW3からW4へスワイプ操作量に応じて連続的に移動する。また、続いてスワイプ操作が行われると、先に述べた領域W2からW3へ移動した場合と同様に、拡大表示対象領域が図5(b)に示すように移動経路情報P4に従いW4からW5へステップ的に移動する。そして、さらにスワイプ操作が行われると、拡大表示対象領域が図5(c)に示すように移動経路情報P5に従いW5からW6へスワイプ操作量に応じて連続的に移動する。
なお、上記拡大表示対象領域W6に含まれるデータが拡大表示された状態で、さらに上記Q1,Q2と同一方向のスワイプ操作が行われると、コンテンツ記憶部51から次のページデータが読み出され、この読み出された次のページの拡大表示領域W1に含まれるデータが拡大表示される。
最後に、ステップS22ではコンテンツデータの表示終了操作が監視される。そして、この状態でユーザが表示デバイス42においてコンテンツの表示終了操作を行うと、この操作は操作受付制御部12により検出される。そして、この表示終了操作が検出されると、コンテンツ表示制御部13によりコンテンツデータの表示終了制御が行われる。
なお、表示向きが横長の場合には、例えば図6に示すように移動経路が上から下に移動したのち右下から左上方向に移動するように設定された移動経路情報Pbが移動経路情報記憶部52から読み出され、コンテンツデータの拡大表示領域の移動方向と移動量の計算処理に使用される。
(効果)
以上詳述したように第1の実施形態では、コンテンツデータの一部領域が拡大表示された状態でスワイプ操作が行われた場合に、このスワイプ操作の操作方向及びその操作量と、移動経路情報記憶部52から読み出した移動経路情報とをもとに、上記コンテンツデータの拡大表示領域の移動方向と移動量が算出され、この算出された移動方向と移動量に応じて上記コンテンツデータの拡大表示領域の移動制御が行われる。
したがって、一次元方向のスワイプ操作を行うだけで、コンテンツデータの拡大表示領域をその表示順序に応じた移動経路に沿って二次元方向に移動させて順次表示させることが可能となる。その結果、ユーザ自身が縦方向のスワイプ操作と横方向のスワイプ操作とを選択的に組み合わせて行う場合に比べ、操作性を大幅に向上させることが可能となる。
なお、移動経路情報を用いて、ユーザのスワイプ操作により指示された移動方向とは必ずしも一致しない方向へコンテンツデータの拡大表示領域の移動方向を設定することで、ユーザの操作性を向上させることが可能であれば、ユーザが入力するスワイプ操作は一次元方向の移動を指示するものに限られない。例えば、ユーザによる二次元方向の移動を指示するスワイプ操作に対して、その指示する移動方向と、移動経路情報とに基づいてコンテンツデータの拡大表示領域の移動方向が算出されるようにしてもよい。
また、表示向きが縦長であるか横長であるかを判定し、その判定結果に基づいて移動経路情報記憶部52から縦長又は横長に対応する移動経路情報を読み出して上記コンテンツデータの拡大表示領域の移動方向と移動量を算出するようにしているので、コンテンツデータの表示向きが縦長の場合であっても、また横長の場合であっても、それぞれの場合に応じて設定された移動経路情報に基づいて、コンテンツデータの拡大表示領域の移動方向を適切に算出し制御することが可能となる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、タブレット型表示ユニット4の入力面全域をスワイプ操作領域とした場合を例にとって説明したが、スワイプ操作領域はタブレット型表示ユニット4の限定された領域に配置するようにしてもよい。
図7(a),(b)は、この発明の第2の実施形態に係る表示装置における入力デバイスの構成を示す図である。同図(a)に示したものは、タブレット型表示ユニット4の入力面において、コンテンツ表示領域とは別の領域にスワイプ操作領域SE1を配置したものである。また、図7(b)に示したものは、タブレット型表示ユニット4の入力面において、コンテンツ表示領域の一部にスワイプ操作領域SE2を配置したものである。このようにすることで、スワイプ操作の検出処理をより簡素化することができる。
[第3の実施形態]
この発明の第3の実施形態は、タブレット型表示ユニット4の表示領域を横長にした状態で左右に2分割し、この分割された2つの表示領域EL,ERにそれぞれ異なるコンテンツを表示するようにし、さらに上記分割表示領域EL,ERごとに本発明に係るコンテンツの表示制御を実行するようにしたものである。
図8(a),(b)はこの発明の第3の実施形態に係る表示装置の動作を説明するための図である。この実施形態に係る表示装置では、入力デバイス42上の上記2つの分割表示領域EL,ERに対応する領域を選択的にタッチ操作すると、当該操作された側の表示領域がアクティブ状態になる。そして、このアクティブ状態に設定された表示領域上において拡大表示モードが指定されると、予め設定された拡大表示領域W10に含まれるデータが図8(b)に示すように分割表示領域ERに拡大表示される。
続いて、上記コンテンツデータが拡大表示されている表示分割領域ERにおいてスワイプ操作Q10が行われると、このスワイプ操作Q10の操作方向とその操作量が検出され、さらに移動経路情報記憶部52から上記分割表示領域ERに表示されているコンテンツデータに対応する移動経路情報Pcが読み出される。そして、この読み出された移動経路情報Pcと、上記検出されたスワイプ操作Q10の操作方向および操作量に基づいて、分割表示領域ERに表示されているコンテンツデータの拡大表示領域が移動制御される。
なお、タッチ操作等により左側の領域ELがアクティブになった状態では、当該分割表示領域ELに表示されているコンテンツデータに対し、上記分割表示領域ERに対し行った表示制御と同様の表示制御が行われる。
このようにすると、分割表示領域EL,ERごとに、移動経路情報Pcとスワイプ操作Q10の操作方向および操作量に基づくコンテンツ表示制御が行われることになり、これにより任意の分割表示領域EL又はERに対しそれぞれ独立して表示制御を行うことが可能となる。
[第4の実施形態]
この発明の第4の実施形態は、タブレット型表示ユニット4の表示領域を縦長にした状態で、縦書きの書籍コンテンツのデータを上下2段組にして表示し、この上下2段組のデータの一部を拡大表示する。そして、この拡大表示された状態でスワイプ操作が行われた場合に、その操作方向及び操作量と、移動経路情報記憶部52に記憶されている移動経路情報とに基づいて、上記拡大表示領域を移動制御するようにしたものである。
図9(a)〜(d)はこの発明の第4の実施形態に係る表示装置の表示制御動作を説明するためのものである。図9(a)に示すように、表示向きを縦長にして縦書きの書籍コンテンツのデータを上下2段組にして表示した状態で、拡大表示モードを指定すると、拡大表示領域W21に含まれるデータが図9(b)に示すように拡大表示される。
そして、この状態で図9(b)のQ20に示すようにスワイプ操作が行われると、その操作方向及び操作量が検出されると共に、移動経路情報記憶部52から移動経路情報Pdが読み出される。そして、この読み出された移動経路情報Pdと、上記検出された操作方向及び操作量に基づいて、上記拡大表示領域が移動制御される。この移動制御の過程おいて、拡大表示領域が図9(c)のW221,W222に示すように上限2段に跨がった場合には、当該拡大表示領域W221,W222に含まれるデータが、図9(d)に示すように上下段間の区切りを示す線CLを挟んで一覧表示される。
この第4の実施形態においても、書籍コンテンツが拡大表示された状態で、一次元方向に図中Q20に示すようにスワイプ操作するだけで、上下二段組みのデータを連続的に拡大表示することが可能となる。また、この連続的に拡大表示する過程において、拡大表示領域が上下各段間に跨がる場合には、上下各段の書籍データが区切り線CLを挟んで一覧表示されるので、段間の区切りを認識することが可能となる。
[その他の実施形態]
前記各実施形態では、移動経路情報を予め設定して移動経路情報記憶部52に記憶させるようにした。しかし、それに限るものではなく、コンテンツデータの表示に先立ち、当該コンテンツデータについて表示デバイス41の表示画面のサイズと拡大表示領域のサイズをもとに拡大表示領域の移動順序を表す移動経路情報を計算し、この計算により得られた移動経路情報を用いて拡大表示領域の移動制御を行うようにしてもよい。
このようにすると、コンテンツデータごとに、そのページ内における拡大表示領域の移動経路情報が設定される。このため、コンテンツデータごとにそのページ内における拡大表示領域の移動方向を正確に算出し制御することが可能となる。
また前記各実施形態では、コンテンツデータの一部を拡大表示する場合を例にとって説明したが、拡大表示せずにコンテンツデータの一部を切り抜いて表示するようにしてもよい。
その他、表示デバイスの表示画面のサイズと拡大表示領域のサイズとの関係、表示画面領域を複数の領域に分割してそれぞれコンテンツデータを表示させる場合の分割数、コンテンツデータの段組の数、コンテンツデータの種類、表示装置が設けられる情報端末の種類や等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…制御ユニット、2…通信インタフェース部、3…アンテナ、4…タッチパネル型表示ユニット、5…記憶ユニット、11…コンテンツ取得制御部、12…コンテンツ画像表示制御部、12…操作受付制御部、41…表示デバイス、42…入力デバイス、51…コンテンツ記憶部、52…表示順序データ記憶部。

Claims (8)

  1. 表示順序が規定されたコンテンツデータを予め設定したサイズの表示対象部位ごとに表示画面に表示する手段と、
    前記表示画面に表示されるコンテンツデータの表示対象部位を移動させるための移動操作を受け付ける手段と、
    前記受け付けた移動操作の操作方向及びその操作量を検出する手段と、
    前記検出された移動操作の操作方向及びその操作量と、前記コンテンツデータの表示対象部位の表示順序を表す移動経路情報とに基づいて、前記コンテンツデータの表示対象部位の移動方向とその移動量を算出する算出手段と、
    前記算出された移動方向とその移動量に基づいて、前記表示画面におけるコンテンツデータの表示対象部位を移動制御する手段と
    を具備する表示装置。
  2. 前記移動操作を受け付ける手段は、前記コンテンツデータの表示対象部位を移動させるための一次元方向の移動操作を受け付け、
    前記算出手段は、前記操作量を検出する手段が検出した一次元方向の移動操作の操作方向及びその操作量と、前記移動経路情報とに基づいて、前記コンテンツデータの表示対象部位の二次元方向における移動方向とその移動量を算出することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記算出手段は、
    前記コンテンツデータごとに、前記表示画面のサイズと前記表示対象部位のサイズに基づいて、当該コンテンツデータのページ内における表示対象部位の表示順序を表す移動経路情報を設定する手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。
  4. 前記算出手段は、
    前記表示画面におけるコンテンツデータの表示向きが縦長であるか横長であるかを判定する判定手段と、
    前記縦長及び横長のそれぞれに対応して設定された、コンテンツデータの表示対象部位の表示順序を表す移動経路情報を記憶する記憶手段と、
    前記移動操作が検出された場合に、前記判定手段による判定結果に基づいて前記記憶手段から縦長又は横長に対応する移動経路情報を読み出し、前記検出された移動操作の操作方向及びその操作量と、前記読み出された移動経路情報とに基づいて、前記コンテンツデータの表示対象部位の移動方向とその移動量を算出する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記表示画面を第1及び第2の表示領域に分割し、この分割された第1及び第2の表示領域にそれぞれ第1及び第2のコンテンツデータを表示させる場合に、
    前記算出手段は、前記第1及び第2の表示領域のうち領域の選択操作により指定された表示領域に表示されるコンテンツデータについて、その表示対象部位の移動方向とその移動量を算出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記算出手段は、前記コンテンツデータの表示対象部位の表示順序を表す移動経路情報を、前記表示画面上で定義される二次元座標により表すことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 表示装置がコンテンツデータを表示する処理を実行する表示制御方法であって、
    表示順序が規定されたコンテンツデータを予め設定したサイズの表示対象部位ごとに表示画面に表示する過程と、
    前記表示画面に表示されるコンテンツデータの表示対象部位を移動させるための移動操作を受け付ける過程と、
    前記受け付けた移動操作の操作方向及びその操作量を検出する過程と、
    前記検出された移動操作の操作方向及びその操作量と、前記コンテンツデータの表示対象部位の表示順序を表す移動経路情報とに基づいて、前記コンテンツデータの表示対象部位の移動方向とその移動量を算出する過程と、
    前記算出された移動方向とその移動量に基づいて、前記表示画面におけるコンテンツデータの表示対象部位を移動制御する過程と
    を具備することを特徴とする表示制御方法。
  8. 請求項1乃至6のいずれかに記載の表示装置が備える各手段による処理を、前記表示装置が備えるコンピュータに実行させるプログラム。
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